JP2010016824A - 自動再送コントローラ及び再送ブロック再結合装置 - Google Patents

自動再送コントローラ及び再送ブロック再結合装置 Download PDF

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Abstract

【課題】先行技術における制約に起因する欠点を除去する、または少なくとも有利な選択肢を提供することを提案することである。
【解決手段】送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該送信器において用いる自動再送信コントローラである。該自動再送信コントローラは、受信器からフィードバックされた情報を受信する応答受信部と、応答受信部が受信した情報により、再送すべき符号化データブロックを決定する再送判断部と、送信すべき符号化データブロックの数が2以上であるとき、再結合するために再送判断部が判断した再送すべき各符号化データブロックの部分を取得し、再送符号化ブロックを構成するデータ取得部とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信システムにおける伝送技術に関し、具体的にはHARQ(Hybrid Automatic Retransmission reQuest)における自動再送コントローラ及び再送ブロック再結合装置に関する。
高速ワイヤレスマルチメディアサービスに対する需要の増大と、ワイヤレススペクトル資源の希少化に伴い、将来に向けた高効率のモバイル通信システムに関する研究の重要性がますます高まっている。信号送信におけるワイヤレスモバイルチャネルの時間的に変化するマルチパスフェージングの影響を克服するために、FEC(forward error correction)符号化と自動再送制御(ARC;automatic retransmission request)が導入され、システムのエラーレートを低減し、サービス品質を確保している。FEC方式での時間遅延は小さいが、符号に冗長性があるためシステムのスループットが低下する。ARQは、エラーレートが大きくないときには理想的なスループットを得られるが、生じる時間遅延が比較的大きいので、リアルタイムサービスを提供するには適していない。この2つの方式の欠点を克服するため、これらを組み合わせてHARQ(Hybrid Automatic Retransmission reQuest)が作られた。HARQは、FECサブシステムをARQシステムに含めたものである。FECのエラー訂正によりエラー訂正できるとき、ARQを使用せず、FECでエラー訂正できない場合のみ、ARQフィードバックチャネルにより間違った符号の再送を要求する。ARQをFECと効果的に組み合わせることにより、FEC単独のシステムよりも信頼性が高くなるだけでなく、ARQ単独のシステムよりもシステムスループットが高くなる。よって、データレートや信頼性が高いシステムの開発では、HARQがワイヤレス通信システムにおける基本的な技術になり、詳しく研究されている。

HARQ技術の分類
HARQは、分類のしかたに応じて、同期HARQ(synchronous HARQ)と非同期HARQ(asynchronous HARQ)、非アダプティブHARQ(non-adaptive HARQ)とアダプティブHARQ(adaptive HARQ)などに分類でき、さらに再送のタイプや再送メカニズムにより分類できる。
同期HARQ及び非同期HARQ:HARQは、再送を行うタイミングにより同期タイプと非同期タイプに分類できる。同期HARQでは、受信側には再送タイミングが事前に分かっているので、サブフレームナンバーからHARQプロセスのシリアルナンバーを求めることができる。非同期HARQプロセスの送信は任意のタイミングで行え、HARQプロセスの処理シリアルナンバー(processing serial number)をデータとともに送信しなければならない。スケジューリングに関しては、同期アダプティブHARQは同期非アダプティブHARQよりもフレキシビリティが高く、必要なシグナリングコストは同期非アダプティブHARQの方が小さい。
再送タイプ:再送内容の違いにより、HARQは主に3タイプのハイブリッド自動再送要求メカニズムを含んでいる。これらはそれぞれHARQ−I、HARQ−II、HARQ−IIIと呼ばれている。FECコーディングとCRCチェックは、3タイプすべてにおいて共通に行われる。FECコーディングとCRCチェックは、受信側で行われ、パケットにエラーが生じた場合に再送が要求される。3つのタイプの違いは次の通りである:HARQ−Iでは、エラーが生じたパケットは破棄され、再送されるパケットは送信済みパケットと同じである。コンビネーション復号(combination decoding)は行わない。
HARQ−IIでは、エラーが生じたパケットは破棄せず、再送されるパケットと組み合わせて復号される。再送されるパケットはフォーマットと内容が送信済みパケットとは異なることがある。
HARQ−IIIでは、CPC(complementary punctured convolutional)符号を利用するので、各送信パケットと再送パケットはそれ自体で復号できる。再送ごとに冗長度が異なる(ビットパンクチャリングがことなる)場合もあれば、冗長度が同じ(同じFEC)場合もある。冗長度が同じ場合は、HARQ−Iの動作と同様であるが、エラーが生じたパケットを受信側で記憶して、再送パケットとの組み合わせ(incorporation)を行わねばならない。
アダプティブ及び非アダプティブ:HARQは、再送中にデータ特性が変化するかどうかにより非アダプティブタイプとアダプティブタイプにさらに分類できる。データ特性には、リソースブロックの割り当て、変調モード、送信ブロックの長さ、送信時間が含まれる。アダプティブ送信(adaptive transmission)とは、送信側が、再送の各プロセスにおいて、実際のチャネル状態情報に応じて、送信パラメータを部分的に変更できることを意味する。従って、送信の各ラウンドにおいて、送信パラメータを含む制御シグナリング情報を送信しなければならないので、追加的にシグナリングコストが生じる。可変の送信パラメータには、変調モード、リソース単位の割り当て、送信時間等が含まれる。しかし、非アダプティブシステムでは、これらの送信パラメータは事前に受信側に分かっており、シグナリングは比較的単純である。
従来の自動送信要求(ARQ;automatic retransmission request)の3つの標準プロトコルは、SAW(stop-and-wait)ARQ、GBN(go-back-n)ARQ、SR(selective repeat)ARQである。ARQとHARQは両方ともFDDシステムやTDDシステムで利用できる。
一般的なHARQシステムでは、受信側がエラーが生じたデータパケットを検出すると、通常、間違ったビットはデータパケットの一部だけなので、データパケット全体を再送するとスループットの損失となる。3GPPのLTE(long term evolution)及び改良タイプのWiMAXシステム(IEEE802.16m)では、HARQ−IIとHARQ−IIIはオプションとされている。最初の復号が失敗すると、送信器は冗長情報やプロセスを追加して再送する。再送パケットは元の送信パケットとは完全には同一でなく、再送情報を前に受信したデータパケットと組み合わせる(incorporation)ことによりシステムスループットがよくなる。
図1は、HARQシステムの構成を示す図である。図1に示したように、HARQシステムは、送信部100と、ARQコントローラ101と、MCS(modulation and coding scheme)コントローラ102と、ワイヤレスチャネル103と、チャネル推定器104と、受信部105と、MCSセレクタ106と、ARQチェック107とを有する。また、通常はデータキャッシュと受信キャッシュが含まれる。データキャッシュは、送信するデータ、またはすでに送信したが正しさをチェックされていないデータを一時的に格納するために用いる。受信キャッシュは、受信データを一時的に格納するために用いる。図1に示したデータキャッシュ、送信部、ARQコントローラ、及びMCSコントローラがHARQシステムの送信器セクションを構成する。送信器は例えばワイヤレス通信システムにおける基地局(ノードB)であり、(インターネットやLANなどの)一般的なネットワークにおけるサーバであってもよい。図1に示したチャネル推定器104、受信部105、MCSセレクタ106、ARQチェック107及び受信キャッシュは、HARQシステムの受信器セクションを構成する。受信器は、例えばワイヤレス通信システムにおける基地局であってもよく、インターネットやLANなどのサーバに接続されたパーソナルコンピュータであってもよい。言い換えると、図1に示したHARQシステムは、ワイヤレス通信ネットワークに適用でき、有線ネットワークにも適用できる。HARQシステムは例えばTCP/IPネットワークに適用できる。
図1を参照して、HARQシステムの一般的な処理手順を説明する。
まず、最初の段階において、送信器セクション(送信側)の送信部100が、データキャッシュ中の送信データを、MCSコントローラ102から供給された変調・符号化情報に応じて、変調及び符号化する。そして、送信データを変調及び符号化して生成した新しいデータパケットをアンテナから送信する。
受信器セクション(受信側)の受信部105は、送信部100がチャネル103を介して送信したデータを受信する。受信データはARQチェック部107によりCRCチェックされる。チェックの結果正しく受信できたことが分かると、送信側では正しく受信できたデータビットは出力され、ACK信号がARQコントローラ101に返される。正しく受信できていない場合には、NACK(またはNAK)信号が返される。受信キャッシュには現在のデータパケットの情報(ビットソフト情報等)が保持される。同時に、受信側では、MCSセレクタ106が、チャネル推定の結果に応じて有効信号対雑音比等のパラメータを計算することによりMCS(modulation and coding scheme)を決定し、MCSコントローラ102にフィードバックする。MCS及びACK/NACK信号のフィードバックは2つの独立したブランチである。そのフィードバッ周波数は、システムの設定やチャネル環境に応じて、同一であっても相違していてもよい。受信器が最初の状態に戻ると、データはフィードバックされたMCSに応じて符号化及び変調される。
その後、送信器セクションでは、ARQチェック部から返されたACKフィードバックまたはNACKフィードバックを受信すると、ARQコントローラが、受信したフィードバックがACKかNACKかまず判断する。受信したのがACKの場合、最初の状態に戻り、フィードバックされたMCSによりデータを符号化及び変調し、新しいデータパケットの送信を続ける。受信したのがNACKの場合、再送回数に1を加算し、再送回数が所定の最大回数を超えなければ、最後に送信したデータパケットを再び送信する。再送するデータパケットのフォーマット(例えば、符号化及び変調モード、データパケットのサイズなど)は、最初の送信時と同じ(すなわち、Chase Combining)でも、最新のMCSフィードバックに応じた新しいパケットフォーマット(すなわち、HARQ−IIIタイプのIncremental Redundancyモード)でもよい。再送回数が上限に達すると、最初の状態に戻り、新しいデータパケットの送信を続ける。
受信器セクションは、再送されたデータパケットを受信すると、新しい情報を受信キャッシュに保持した情報と組み合わせて、再び復号する(再送されたデータ情報の保持情報との組み合わせにより、効果的にエラーレートの低減とスループットの向上をできる)。復号されたデータをCRCチェックし、チェック結果を(ACKまたはNACKとして)送信側にフィードバックする。
図から分かるように、送信側は、ARQコントローラ101がACK信号を受信したとき、または最大再送回数に達したときにのみ、新しいデータを送信する。このように、送信側と受信側は両方とも、正しく送信されなかったデータを記憶するキャッシュスペースを必要とする。
図2は、HARQデータフレームと再送の時間シーケンスとを示す図である。図2に示した例では、各データフレームは複数のデータパケット(図示した例では4つのデータパケット)を含む。受信側(受信器セクション)は送信側(送信機セクション)に、各データパケットに対して1つのCRCチェック結果をフィードバックする。図2に示した例では、最初に送信された4つのデータパケットP1、P2、P3及びP4のうち、例えば、P1とP4がCRCチェックにより正しく受信されたことが分かり、P1及びP4に関するフィードバックはACKである。一方、P2とP3のフィードバックは、正しく受信されなかったのでNACKである。その結果、図2に示したように、データパケットP2とP3が次のフレームで再送され、フレーム中の他の位置は、新しいデータパケット(図2に示した新しいデータパケットP5とP6)を送信するために用いられる。図2に示したTはデータフレームの長さであり、Tdはフレーム間スペースを示す。
図1と図2から分かるように、従来の技術では、HARQシステムはMACレイヤのデータパケット(PDU)全体に対して再送プロセスを行い、各再送が比較的大きなチャネルリソースを占めてしまう。
受信側において、一般的なHARQ再送メカニズムでデータパケットを全体としてCRCチェックする。しかし、現実のシステムではエラーが生じているビットは少なく、パケット全体(または一部)を再送すると大きなチャネルリソースを占有してしまう。HARQの性能をさらに改善する符号化ブロック(coded block)に基づく再送方法が提案されている。この方法では、1つのデータパケットは、それぞれ自分のチェックコードを担う複数の符号化ブロックよりなり、データ再送は符号化ブロックを最小単位として行う。
図3は、技術的ソリューションとして符号化ブロック再送によるデータパケットの構成を示す図である。図3に示したデータパケットの構成は説明を目的としたものであり、含まれる符号化ブロックの数はこれより多くても少なくてもよい。図3に示したように、フレーム中のデータパケット401(トランスポートブロックTBとも呼ぶ)は複数の符号化ブロック402を含む(図3の場合は4つ)。各符号化ブロックはCRCチェックコード403を担っている。符号化器を通った後、1つのソースデータサブパケットは、符号化ブロックとCRCチェックコードの組み合わせである。データパケットには、全体として最終的にCRCチェックコード404を付加してもよいし、付加しなくてもよい。受信側は、各符号化ブロックをチェックして、エラーがあれば、次のデータパケットではエラーが生じた符号化ブロックのみが再送され、他の符号化ブロックには新しいデータが入れられる。このようにして、一般的なHARQ技術において、データパケット全体を再送しなければならないという問題を解決している。
符号化ブロック再送に基づく技術的ソリューションでは、再送の最小単位としてデータパケット全体ではなく符号化ブロックを用い、システムスループットを大幅に改善できる。しかし、3GPPのLTEシステムでは、符号化ブロックは6,144ビットの大きさになり、再送による負荷は依然として大きい。
留意して欲しい点として、従来技術に関する上記の説明は、本発明の技術的ソリューションの説明を分かりやすく、完全なものとし、当業者に理解しやすくするものである。上記の技術的ソリューションは、本明細書の背景技術欄に説明してあるからといって、当業者に公知であると介してはならない。
本発明に関連する引用文献を以下に示し、本明細書に記載されているものとして、ここに参照援用する。
米国特許公報第7,152,196B2号 米国特許公開公報第2007/0061690A1号 米国特許公開公報第2007/0234186A1号 米国特許公開公報第2007/0280158A1号 3GPP TR25.835. Report on hybrid ARQ type II/III [S].2000 C. Bai, B. Mielczarek, W. A. Krzymie´n, and I. J. Fair, "Sub-block recovery scheme for iterative decoding of turbo codes" in Proc. IEEE VTC’05-Fall, Dallas, USA, Sept. 2005 Tao Shi; Lei Cao, "Combining techniques and segment selective repeat on turbo coded hybrid ARQ", in Proc. IEEE Conf. WCNC. 2004 IEEE, Vol.4, pp. 2115-2119, 21-25 March 2004
本発明は、従来技術にある上記の欠点を考慮して、先行技術における制約に起因する欠点を除去する、または少なくとも有利な選択肢を提供することを提案する。
上記の目的を達成するために、本発明は次の態様を提供する。
一実施形態による自動再送信コントローラは、送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該送信器において用いる自動再送信コントローラであって、前記送信器は複数のデータパケットを含むフレームを前記受信器に送信し、各データパケットは符号化データブロックを含み、各符号化データブロックはその符号化データブロック自体のチェックを有し、前記受信器は前記チェックに基づき前記符号化データブロックが正しく受信されたか判断し、前記符号化データブロックが正しく受信されたかどうかを示す情報をフィードバックし、前記自動再送信コントローラは、前記受信器からフィードバックされた情報を受信する応答受信部と、前記応答受信部が受信した情報により、再送すべき符号化データブロックを決定する再送判断部と、送信すべき符号化データブロックの数が2以上であるとき、再結合するために前記再送判断部が判断した再送すべき各符号化データブロックの部分を取得し、再送符号化ブロックを構成するデータ取得部とを有する。
他の実施形態による自動再送信コントローラは、送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該送信器において用いる自動再送信コントローラであって、前記送信器は複数のデータパケットを含むフレームを前記受信器に送信し、各データパケットはそのデータパケット自体のチェックを有し、前記受信器は前記チェックに基づき各データパケットが正しく受信されたか判断し、前記データパケットが正しく受信されたかどうかを示す情報をフィードバックし、前記自動再送信コントローラは、前記受信器からフィードバックされた情報を受信する応答受信部と、前記応答受信部が受信した情報により、再送すべきデータパケットを決定する再送判断部と、送信すべきデータパケットの数が2以上であるとき、結合するために前記再送判断部が判断した再送すべき各データパケットの部分を取得し、再送データパケットを構成するデータ取得部とを有する。
さらに他の実施形態による再送ブロック再結合装置は、送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該受信器において用いる再送信ブロック再結合装置であって、前記送信器は複数のデータパケットを含むフレームを前記受信器に送信し、各データパケットは符号化データブロックを含み、前記符号化データブロックは受信器が示した再送すべき各符号化データブロックの部分を含む再送符号化ブロックであり、前記受信器は前記送信器から送信された前記フレームを受信し、前記再送ブロック再結合装置は、受信したフレームのどの部分が前記指しそう符号化ブロックを含むか判断し、前記再送符号化ブロックの各部分が再送すべき符号化データブロックのどの部分に対応するか判断する再送部分判断部と、前記再送部分判断部の判断結果に基づき、前記再送信符号化ブロックの各部分を、記憶部に記憶された再送すべき符号化データブロックの対応する部分と組み合わせる組み込み部とを有する。
本発明の上記その他の態様及び特徴は、以下の説明と添付した図面を参照すれば明らかになる。以下の説明及び添付した図面では、本発明の具体的な実施形態を詳しく開示し、本発明の実施形態が適用できるモードを示す。留意すべき点として、これにより本発明の範囲が制限されるものではなく、添付した特許請求の範囲に含まれる精神と条件の範囲内の様々な修正、変形、均等物を包含する。
一実施形態に関して説明及び/または例示した特徴は、他の実施形態で同様に利用することができ、他の実施形態の特徴と組み合わせることができ、他の実施形態の特徴と置き換えることができる。
留意すべき点として、本出願書類において「含む」、「有する」との用語は、特徴、一体部分、段階、または構成部分があることを示すが、他の特徴、一体部分、段階、または構成部分があることを排除しない。
本発明の多くの態様を以下の図面を参照してよりよく理解できるであろう。図面中の構成部分は縮尺通りには描かれておらず、本発明の実施形態を示すだけである。本発明のあるセクションの例示及び説明を容易にするために、図面中の対応するセクションを拡大した。すなわち、本発明による実際に生産される装置の他の構成部分よりも大きくした。ある図面や実施形態に示した要素や特徴は、他の図面や実施形態に示した要素や特徴と組み合わせることができる。さらに、図面中の同じ参照数字は複数の図面に示した対応する構成部分を示し、2つ以上の実施形態で利用される対応する構成部分も示している。
本発明の好ましい実施形態を図面に示した。図面は本明細書の一部であり、言葉による記載とともに、本発明をさらに説明するものである。
HARQシステムの構成を示すブロック図である。 一般的なHARQシステムのデータフレームと再送の時間シーケンスとを示す図である。 技術的ソリューションとして符号化ブロック再送によるデータパケットの構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるHARQ送信器を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による送信器における再送処理方法を示すフローチャートである。 再送データがない場合のデータ取得及び符号化のプロセスを示す図である。 ソースデータのキャッシュからの再送データの取得と、その符号化プロセスとを示す図である。 符号化ブロックデータのキャッシュからの再送データの取得と、その符号化プロセスとを示す図である。 本発明の一実施形態による分割と再結合を示すブロック図である。 本発明の他の一実施形態による送信器における再送処理方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるHARQ受信器を示すブロック図である。 受信側における、分割され再送信された符号化ブロックの組み立てを示す図である。
添付した図面を参照しつつ、一般的な単一アンテナの通信システムを例にとって、以下に本発明による方法と装置を説明する。留意すべき点として、本発明は単一アンテナの通信システムに適用可能であり、同様に、MIMO−OFDMマルチアンテナシステムやCDMAシステムにも適用可能である。また、本発明は一般的なインターネットによるデータ再送信にも適用できる。
図4は、本発明の一実施形態による送信器を示すブロック図である。図4に示したように、一実施形態による送信器は次の構成要素を含む:ソースデータキャッシュ部201、符号化部202、CRC付加部203、変調部204、送信アンテナ(TX)207、符号化ブロックデータキャッシュ部208、MCSコントローラ206、及びARQコントローラ205。このうち、ARQコントローラ205はさらに次の構成要素を含む:応答受信部2051、再送判断部2052、データ取得部2053、及びフォーマット通知部2054。他の実施形態では、符号化ブロックデータキャッシュ部208及び/またはフォーマット通知部2054を省略してもよい。
図5は、本発明の一実施形態による送信器における再送処理方法を示すフローチャートである。本発明の一実施形態による送信器における処理を、図4と図5を参照して説明する。
まず、ステップ1101において、ARQコントローラ205の応答受信部2051は、受信器からのACK/NACKフィードバック情報を受信する。
ACK/NACKフィードバック情報のフォーマットは、送受信側により合意されているものとする。例えば、図2と図3に示したように、1つのフレームが4つのデータパケットを含み、各データパケットが4つのサブパケットを含む場合について、一実施形態によると、16ビットワードを用いて、ACK/NACK信号をフィードバックする。最初の4ビットは第1のデータパケットの4つのサブパケットを示し、次の4ビットは第2のデータパケットの4つのサブパケットを示し、次の4ビットは第3のデータパケットを示し、最後の4ビットは第4のデータパケットを示す。最初の4ビットに関して、最初のビットが1のとき、最初のデータパケットの最初のサブパケットがエラーであることを示し、最初のビットが0のとき、最初のデータパケットの最初のサブパケットが正しく受信されたことを示す。第2のビットが1のとき、最初のデータパケットの第2のサブパケットがエラーであることを示し、第2のビットが0のとき、最初のデータパケットの第2のサブパケットが正しく受信されたことを示す。
他の実施形態では、様々な状態を予め定義して番号付けしておくことができる。受信器は番号を送信し、送信器は、受信器から受信した番号に応じてエラーが生じたパケット及びサブパケットを判断することができる。
ステップ1101において応答受信部2051がACK/NACKフィードバック情報を受信すると、ステップ1102と1103において、再送信判断部2052が、再送すべき符号化ブロックがあるか、及び2つ以上の符号化ブロックがあるか判断する。再送すべき符号化ブロックがあるか決定し、及び上記の通り合意した情報フォーマットまたは番号に応じて、送信すべき符号化ブロックの位置と数を決定する。再送すべき符号化ブロックがないか、再送すべき符号化ブロックの数が1の場合、データ取得部2053は、ステップ1104において従来のデータ取得処理を行う。
図6は、再送すべき符号化ブロックがない場合のデータ取得及び符号化のプロセスを示す図である。図6には、対応するデータ構成を機能ブロック図の上に示し、毎回送信されるデータパケットが占めるリソースブロックは一定であり、4つの符号化ブロックを含む。図6に示したように、再送すべき符号化ブロックがないとき、データ取得部2053はソースデータキャッシュ201から新しいデータを取得する。取得したデータは複数のサブパケット(SP11−SP14、ここでSPijはi番目に送信されるj番目のサブパケットを示す、以下同様)に分割され、符号化器202に入力される。符号化器202は、MCSコントローラ206により選択された符号化方式によりサブパケットを符号化して、符号化ブロックを生成する(CB11−CB14、ここでCB11は符号化したSP11のビットシリアルナンバーであり、CBijはi番目に送信されるj番目の符号化ブロックを示す)。以下の説明では、サブパケットSPは符号化前のソースビットデータを意味し、符号化ブロックCBは符号化後のビットデータを意味する。1つのサブパケットは符号化器を通った後の1つの符号化ブロックに対応する。符号化ブロックは、場合によって符号化ブロックとそのCRCとの組み合わせを意味することもある。受信側では、データは符号化ブロック単位で復号される。CRC付加部は、各符号化ブロックにCRCチェックコード(CRC1−CRC4)を付加する。チェックコードが付加されたデータは変調器204に入力される。符号化ブロックデータキャッシュ部208がある場合、チェックコードが付加されたデータは同時に符号化ブロックデータキャッシュ部208に供給され、記憶される。変調器204は、MCSコントローラ206が決定した変調方式によりデータを変調し、変調されたシンボルシーケンスを生成する。変調されたシンボルシーケンスは、送信アンテナ207に送られ、送信処理される(ステップ1106)。この時、前に送信された符号化ブロックは、記憶されているが、符号化ブロックデータキャッシュ部208から取り出されない。
図7と図8は、再送すべきデータブロックがあるときの2つの再送データ生成方法を示す。これはすなわちステップ1105の2つの処理方法である。上記の通り、符号化ブロックデータキャッシュ部208は、現在のフレームの符号化データのビットシーケンス及びチェックコードを記憶している。したがって、符号化ブロックデータキャッシュ部208がある実施形態では、再送すべきデータがあるとき、符号化ブロックデータキャッシュ部208から対応するデータ符号化ブロックを取り出せば済む。符号化ブロックデータキャッシュ部208が無く、再送が必要な場合、送信側は、ソースデータキャッシュ部201から再送すべきソースサブパケットを再度読み出し、再び符号化する必要がある。図7と図8はそれぞれ、ソースデータキャッシュ部201と符号化ブロックデータキャッシュ部208から再送すべきデータを取り出す処理手順を示している。図7では、再送すべき2つのサブパケットSP12とSP13は、ソースデータキャッシュ201から再度取り出され、再び符号化され、CB12とCB13が生成される。CB12とCB13は、それぞれCRCを付加され、分割及び再結合され、新しい符号化ブロックCB22が形成される。図8では、これらのデータは符号化ブロックデータキャッシュ部208から取得される。これにより、再送すべきデータブロックの符号化手順が節約できるが、必要なキャッシュスペースが大きくなる。符号化ブロックデータキャッシュ部208は、変調されていない、正しく受信されたか決定されていない一連のデータブロックを記憶する。最後に送信されたすべてのデータに対してACK信号が返されたとき、符号化ブロックデータキャッシュ部208は記憶した対応データを削除する。
図8は、一実施形態による、符号化ブロックデータキャッシュ部208がある場合に、再送すべきデータ符号化ブロックが2つ以上あるときのデータ取得及び符号化プロセスを示す。図8に示したように、2つのデータブロックCB12とCB13(対応するソースデータサブパケットはそれぞれSP12とSP13である)が最初の送信で正しく送信されず、再送しなければならないとき、データ取得部2053は、ソースデータキャッシュ部201から3つのサブパケット(SP21、SP23、SP24)の新しいデータを取得し、符号化器203に供給し、CRCを付加し、符号化ブロックデータキャッシュ部208にこの新しい符号化データブロックを記憶する。再送すべき2つのブロックCB12とCB13及びそのCRCは、符号化ブロックデータキャッシュ部208から取り出され、それぞれの部分を取って新しい符号化ブロックCB22を形成する。CB12とCB13はCRCチェックコードを有するデータであり、これらがCB22を構成している場合、MCSは変更されず、符号化ブロックの長さも変更されない。分割と再構成によりCB12またはCB13のビットデータの一部がCB22のある位置に入れられるだけだからである。例えば、CB12={x1,x2,x3,x4}とCB13={y1,y2,y3,y4}が結合されてCB22={x1,y1,x3,y4}となる。分割され再送信されたブロックでは、CRCはデータビットの処理と同様に処理される。このように、第2のフレームで送信されるデータの4つの符号化ブロックは{CB21,CB22,CB23,CB24}である。ここで、CB21,CB23及びCB24は新しい符号化ブロックである。CB22は、エラーが生じた各ブロックCB12とCB13の部分を含む再送符号化ブロックである。
分割と再結合により、再送する符号化ブロックの数を減らして、受信側のフィードバックに応じて決定された正しく受信されなかった符号化ブロックの数より少なくすることができる。
図9は、上記のプロセスにおけるフィードバック情報とデータブロックの再送の時間シーケンスを示す図である。2つ以上のデータ符号化ブロックを送信するとき、(符号化ブロックデータキャッシュ部208に記憶されているか再度取得される)再送すべき符号化ブロックデータに対するデータ取得部2053の処理を、分割及び再結合と呼ぶ。これは図5のステップ1105に対応する。
再送すべきデータ符号化ブロックの数が1のとき、エラーとなったデータブロック全体を再送できる。これは一般的なHARQの場合と同じである。または、エラーとなったデータパケットの数が2以上となるまで待って、分割及び再結合を行い再送信してもよい。
データブロックの分割モードは受信側と送信側で合意してもよいし、送信側が決定して受信側に通知してもよい。フォーマット通知部2054は、符号化ブロックから取り出した部分、及びこれらの部分の組みを受信器に送る(ステップ1110)。フォーマット通知部2054とステップ1110はともに任意的であり、必須ではない。
上記とは異なる、再掃除のデータブロックの分割モードを以下に説明する。例えば、図9に示した場合、符号化ブロックCB12のビットシーケンスを{b10,b11,b12,b13,b14,b15}とし、符号化ブロックCB13のビットシーケンスを{b20,b21,b22,b23,b24,b25}とする。すると、分割され再結合されたCB22は、{b10,b11,b12,b23,b24,b25}か、{b10,b21,b12,b23,b14,b25}のいずれかである。すなわち、CB12の前半のビットとCB13の後半のビットが結合及び交差結合(cross-combined)される。他の分割及び結合モードも利用できる。例えば、{b13,b14,b15,b20,b21,b22}などである。
一実施形態では、チェックの結果エラーとなった符号化ブロックの数にかかわらず、チェックの結果エラーとなった符号化ブロックのデータの1/3を取って再送信する。すなわち、3つの符号化ブロックがチェックの結果エラーとなったとき、チェックの結果エラーとなった3つの符号化ブロックのそれぞれのデータのうち1/3を取り出し、再送する新しいサブパケットを形成する。明らかに、当業者は、チェックの結果エラーとなった符号化ブロックから取り出すデータと、実際に再送するデータとの比率を調整できる。例えば、1/2、1/4、または1/5を取り出すことができる。
さらに、チェックの結果エラーとなった符号化ブロックの各々から取り出すデータと、再送するデータとの比率は、互いに違っていてもよい。3つの符号化ブロックをチェックしてエラーとなった場合を例にとると、エラーとなった符号化ブロックのデータの1/2、1/3及び1/6を取ることができる。これは、受信側からフィードバックされた信頼性情報により決定できる。また、パケット中の符号化ブロックの長さが互いに異なるとき、長さの違いに応じた比率で取り出すことができる。例えば、長い符号化ブロックから取り出すデータは少なく、短い符号化ブロックから取り出すデータは多くする。この逆であってもよい。
他の実施形態では、受信側からフィードバックされるチェックの結果エラーとなった符号化ブロックの数にかかわらず、各回の再送は1つの符号化ブロックで行う。例えば、3つの符号化ブロックがチェックの結果エラーとなったとフィードバックされた場合、その符号化ブロックの各々のデータの1/3を取り出す。一方、4つの符号化ブロックがチェックの結果エラーとなったとフィードバックされた場合、その符号化ブロックの各々のデータの1/4を取り出す。以下同様である。
さらに、分割モードは、受信器からフィードバックされる信頼性情報を参照して決定できる。例えば、一実施形態では、受信器は復号する前に、符号化ブロックのビットソフト情報の値の大きさに基づいてどのビットセクションの信頼性が低いか判断し、その情報を送信側(送信器)にフィードバックする。ソフト情報(soft information)は、ソフト・イン、ソフト・アウト復号器の入力パラメータであり、符号化ブロックの各ビットの信頼性を実数で表している。その数の絶対値が大きい程、信頼性が高く、ソフト情報の長さは符号化器の出力ビット数と等しい。典型的なソフト情報の測定値は、例えば対数尤度比(log-likelihood ratio)LLR値である。コンステレーションの距離など他のモードでも表すことができるが、意味は同じである。送信側は、フィードバックされるソフト情報の位置情報により、分割及び再送信を行い、よりよい組み合わせゲイン(incorporation gain)を得る。しかし、もちろんこれによりフィードバックリンクのオーバーヘッドが増大する。上記の符号化ブロックを例にとると、CB12の最初の送信における前半のビットのソフト情報の信頼性が低く、一方、CB13の後半のビットのソフト情報の信頼性が低いと、{b10,b11,b12,b23,b24,b25}の送信モードが好ましい。この時、符号化ブロックが、ソフト情報の信頼性が低いビットが比較的多いとき、この符号化ブロックから取り出す部分の比率を大きくできる。
また、各再送信の際に再送信されるのは、チェックの結果エラーとなった符号化ブロックの一定のセクションではなく、実際の状況に応じて調整することもできる。例えば、奇数番目の再送信か偶数番目の再送信かにより、異なるセクションを選択することができる。2つの符号化ブロックがチェックの結果エラーとなったとフィードバックされた場合を例にとると、その2つのエラーとなった符号化ブロックの前半セクションを、奇数番目の再送信で再送信し、一方、2つのエラーとなった符号化ブロックの後半セクションを、偶数番目の再送信で再送信する。チェックの結果エラーとなった符号化ブロックがすでに何回も再送信されている場合を例にとると、その符号化ブロックの再送信すべきデータ量を多くしてもよい。
データブロックを分割及び再結合するモードは多数あり、これらのモードの要点は、再送されるデータブロックと最初に送信されたデータブロックの対応するビット位置で、同じ情報が送信されることにある。よって、前に送信された符号化ブロックに対応して送信された符号化ブロック中の各ビットの位置情報を受信側が知っている限り、ソフト情報を組み込んで、組み合わせ利得(incorporation gain)を得ることが可能である。したがって、MCSまたは符号化ブロックのサイズを変更すると、再送されるデータと前に送信されたデータの対応するビット位置を受信側が見つけられる限り、対応する位置のソフト情報を組み込むことができる。MCSまたは符号化ブロックの長さが変わると、再送信されるビットの位置情報の送信により、リンクのオーバーヘッドが大きくなり、システムスループットが改善できる。
ここで強調しておくが、上記の説明では(図9に示したように)符号化ブロックにおいてエラーとなったデータパケットが1つであるとしたが、本発明はこれに限定されない。上記の通り、チェックの結果エラーとなった符号化ブロックは、単一フレームの異なるデータパケットの符号化ブロックであってもよく、この場合、送信側はエラーとなった2つのデータ符号化ブロックに分割及び再送信を行うことができる。
他の場合には、受信器はフレーム中のデータパケットのチェック結果をフィードバックするだけである。この場合、フレーム中のデータパケットは、図2に示した場合のように、符号化ブロックにより符号化されなくてもよい。この時、送信側はパケット中のどのブロックがエラーとなったかを知ることはできない。この場合、分割及び再送は、データパケットを単位として行い、再送の粒度(particle size)を細かくすることができる。
図10は、本発明の他の一実施形態による送信器における再送処理方法を示すフローチャートである。
この時、図10に示したように、まずステップ1101′において、受信器からフィードバックされるACK/NACK情報を受信する。受信器からフィードバックされるACK/NACK情報は、フレーム中のデータパケットのチェック情報を含むだけである。ステップ1102′において、再送すべきデータパケットがあるか判断する。あれば(ステップ1102′においてYES)、再送が所定回数を超えたかさらに判断する(ステップ1103′)。再送が所定回数を超えた場合、ステップ1104′において従来の方法によりデータを取得する。すなわち、新しいデータを取得して、そのデータをパックする。再送が所定回数を超えていたら、ステップ1105′において、再送すべき各データパケットの部分を取得し、これらの部分を結合して、1つ以上の再送データパケットを構成する。ステップ1106′において、再送データパケットを変調し、他の新しいデータパケットとともに処理する。図7と図8の場合と同様に、ステップ1105′において、符号化再送データパケットを記憶する記憶部から再送すべきデータパケットの部分を直接取り出すか、まず再送すべきデータパケットのソースデータにより、再送すべきデータパケットを再び取得し、次に再送データパケットから部分を取り出す。
分割と再結合により、再送するデータパケットの数を減らして、受信側のフィードバックに応じて決定された正しく受信されなかったデータパケットの数より少なくすることができる。
ダウンリンク制御シグナリングにより、再送データの分割フォーマットと位置を受信側に通知する。この時まではアップリンクフィードバックリンクのオーバーヘッドは小さいが、ダウンリンクがあるリソースを占める。サービスの要求に応じて、柔軟に選択できる。例えば、TDDシステムでは、ダウンストリームデータのフレームは、シグナリング、パイロット周波数、及びロードデータを含む。一般的に、シグナリングセクションはデータの前に受信して復号される。分割フォーマットと再送データの位置は、予め合意されたシグナリング符号化方式により取得され、後続の対応データに分割及び組み込み(division and incorporation)の操作を行う。
例えば、送信器(例えば、フォーマット通知部2054)がダウンリンク制御シグナリング中の分割フォーマットと再送データの位置を受信側に通知するモードは、以下に説明する通りである。
図2と図3に示したように、1つのフレームが4つのデータパケットを有し、各データパケットが4つの符号化ブロックを含む場合を例に取ると、データの半分を符号化ブロックと組み合わせるエラーとなった各符号化ブロックから取り出す技術的ソリューションに関して、通知は例えば次のフィールドを利用できる:
Figure 2010016824
ソリューションがもっと複雑である場合、またはより多くのオプションを含む場合、対応するフィールドももっと複雑になる。当業者は実際の必要性に応じて通知のフォーマットを調性できる。
TDDシステムとFDDシステムの両方に同様の符号化フォーマットを利用できる。TDDシステムでは、ダウンリンク時間においてシグナリングとデータを異なるタイミングで送信できる。FDDシステムでは、専用の周波数帯域により、シグナリングをデータと同時に送信する。
さらに、受信側と送信側とで予め分割及び組み合わせモード(different dividing and incorporating modes)を合意しておき、一組のコード(stationary codes)を用いて、データパケットでの再送パケット位置と再送に対応する符号化方式(coding scheme)とを示す。例えば、図8に示した4つの符号化ブロックを分割及び再送するとき、4つのビットを用いて対応するデータブロックのACK/NACK信号を示すのに加えて、4つのフィードバックビットを加えて、受信側が望む分割フォーマットを示す。例えば、{1110}は、送信側が再送データを2つのブロックに配置し、エラーとなった2つの符号化ブロックの前半部分を奇数番目の再送信で再送し、エラーとなった2つの符号化ブロックの後半部分を偶数番目の再送信で再送することを示す。また、例えば{1101}は、再送データを最初のブロックに配置し、その他の動作は前のものと同じであることを示す。以下同様である。こうすれば、受信側は、再送データを受信した時に、シグナリング情報がなくても、分割と組み合わせ(division and incorporation)を完了することができる。この方法により、ダウンリンク制御シグナリングのリソースを節約できるが、アップリンクフィードバック情報のオーバーヘッドが比較的大きい。受信側が望む分割及び位置情報を示すためにより多くのフィードバックビットが必要だからである。
図11は、本発明の一実施形態による送信器の構成を示すブロック図である。図11に示すように、本発明の一実施形態による受信器セクションでは、受信アンテナ301がまずデータを受信し、チャネル推定部308がパイロット周波数またはトレーニングシーケンスによりチャネル推定を行い、MCSコントローラ309がチャネル情報に応じて適切なMCS(modulation and coding scheme)を計算し、送信側にフィードバックする。一方、復調部302がデータを復調する。復号器303が復調データを復号する前に、ARQ制御部307の再送データ判断部3071が、現在のデータが新しいデータか再送されたデータか判断する。これはダウンリンクシグナリングセクションの命令により、または受信側で記憶しているACK/NACKシーケンスにより行う。現在のデータが新しいデータの場合、そのデータは直接復号されCRCチェックされる。現在のデータが再送データの場合、位置判断部3072が再送の位置と符号化方式を決定し、データ組み込み部3073が受信キャッシュ306中の対応する位置のデータを見つけソフト情報を組み込み、復号器303に送る。復号器303が、受信した新しいデータまたは組み込みをしたデータを復号し、CRCチェック部304が、復号されたビットにCRCチェックをする。チェックの結果正しいと、ACK信号をフィードバックし、正しく受信したデータを出力する。正しくなければ、図11の制御スイッチ3074で示したように、NAK信号をフィードバックし、現在のデータブロックを復号する前にビットソフト情報を受信キャッシュシーケンスに格納する。
図12は、受信側における組み込み動作を示す。図9に示した再送状況に関して、再送された符号化ブロックCB22は、図12に示したように2つの部分CB22aとCB22bに分割され、サブブロックCB22aとCB12の対応するビット位置にソフト情報組み込み(soft information incorporation)を行い、サブブロックCB22bとCB13にソフト情報組み込みを行う。再送時、MCSは変更されず、対応するビットの組み込みも比較的単純である。すなわち、対応するビットのLLR値を加えればよい。組み込まれた符号化ブロックは、CB12′とCB13′と表し、復号器に送り復号する。図12では、CB22aとCB22bはそれぞれCB12とCB13の前半部分であり、その長さ完全な符号化ブロックを構成する長さである。このように組み込むことにより効果的にエラーレートを低減することができ、符号化ブロックの部分的な再送が実現できる。図2に示した、データパケット全体を再送するHARQと比較して、分割と再送を同じ時間帯に実行するので、より多くのデータを再送できる。
上記の組み込みモード(incorporating mode)はChase Combining(CC)法では明らかである。この方法はIncremental Redundancy(IR)法にも適用できる。再送すべき各符号化ブロックの冗長ビット情報を分割して再送できるからである。IRモードでは、この方法はコードレートを動的に調整する構成と同じである。分割の比率により再送の粒度(particle size)をさらによくすることができる。本発明の分割基準は、再送データとオリジナルデータのビット位置が互いに一対一に対応することであり、受信側においてソフト情報を組み込むとき、対応する位置のソフト情報を付加すれば十分である。
再送データがまだ正しく受信できないとき、データを複数回再送する。2回目に再送するデータのフォーマットは、受信側と送信側の合意により選択でき、送信側が受信側にシグナリングを介して通知することもできる。チャネル状態が非常に悪く、再送回数がある上限に達した場合、そのデータパケットを破棄する。
各符号化ブロックが送信側で独立の変調シーケンスを形成するとき、変調シンボルを単位として符号化ブロックに分割及び再送動作を行うことも可能である。この場合、受信側はシンボル合成(symbol incorporation)を行う。
HARQ符号化ブロック合成法では、ビットソフト情報(LLR)に基づき合成(incorporation)を実行し、変調シンボルにChase Combiningを実行することもできる。後者の場合、再送データは変調シンボルよりなり、受信側は復調前に合成を行う。
本発明は、データ符号化ブロック分割に基づきハイブリッド自動再送信(HARQ)を行う方法と装置を提案するものである。本方法は再送すべき符号化ブロックの冗長性を低減し、または分割して、再送用の新しい符号化ブロックを構成する。受信側は逆の動作を行い、合成及び受信をする。本方法は、HARQ再送データの粒度(granular size)を改善し、システムスループットをさらに改善し、受信器の処理及びシグナリングを容易にする。本明細書のデータ符号化ブロックのコードは、ターボ符号、畳み込み符号、LDPC符号(low density check codes)等である。
上記のHARQシステムのフィードバック情報は、各符号化ブロック及びデータパケット全体のACK/NACK信号であってもよい。また、送信側が再送データの選択的分割及び合成ができるように、ビットLLR値が所定の閾値より低い符号化ブロックの位置など、より多くの情報を含んでいてもよい。
上記のHARQ法は通信システムのアップリンク及びダウンリンクで動作でき、TDDモードとFDDモードの両方に適用可能である。
なお、以上説明したすべての実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該送信器において用いる自動再送信コントローラであって、前記送信器は複数のデータパケットを含むフレームを前記受信器に送信し、各データパケットは符号化データブロックを含み、各符号化データブロックはその符号化データブロック自体のチェックを有し、前記受信器は前記チェックに基づき前記符号化データブロックが正しく受信されたか判断し、前記符号化データブロックが正しく受信されたかどうかを示す情報をフィードバックし、前記自動再送信コントローラは、前記受信器からフィードバックされた情報を受信する応答受信部と、前記応答受信部が受信した情報により、再送すべき符号化データブロックを決定する再送判断部と、送信すべき符号化データブロックの数が2以上であるとき、再結合するために前記再送判断部が判断した再送すべき各符号化データブロックの部分を取得し、再送符号化ブロックを構成するデータ取得部とを有する自動再送信コントローラ。
(付記2) 前記データ取得部は前記再送符号化ブロックを構成するために、送信すべき各符号化データブロックから1/2,1/3,または1/4のデータを取得することを特徴とする付記1に記載の自動再送コントローラ。
(付記3) 再送すべき各符号化データブロックから前記データ取得部が取得するデータの対応するデータブロックに対する比率は互いに等しいことを特徴とする、付記1に記載の自動再送コントローラ。
(付記4) 前記受信器はさらに、正しく受信できず再送が必要な符号化ブロックの各部分の受信信頼性に関する情報をフィードバックし、前記データ取得部は再送符号化ブロックを構成するために前記受信信頼性に応じて、高い信頼性で受信されていない再送すべき符号化データブロックの部分を取得することを特徴とする、付記1に記載の自動再送コントローラ。
(付記5) 前記自動再送コントローラは、さらに、前記受信器に、取り出した符号化データブロックの部分とその結合モードを通知することを特徴とする、付記1に記載の自動再送コントローラ。
(付記6) 前記送信器と受信器はTDDモードまたはFDDモードで動作することを特徴とする、付記1に記載の自動再送コントローラ。
(付記7) 前記符号化データブロックはターボ符号、畳み込み符号、またはLDPC符号により符号化される、付記1に記載の自動再送コントローラ。
(付記8) 前記データ取得部は、再送すべき符号化データブロックの番号に応じて再送信すべき各符号化データブロックの異なる部分を取得する、付記1に記載の自動再送コントローラ。
(付記9) 前記データ取得部は、さらに、再送すべき新しいデータを取得し、前記送信器は、前記新しいデータを符号化して新しい符号化ブロックを構成し、前記新しい符号化ブロックと前記再送信符号化ブロックとを変調して送信する、付記1に記載の自動再送コントローラ。
(付記10) 前記データ取得部が、送信すべき各符号化データブロックのソースデータを取得し、前記送信器の符号化器が、前記ソースデータを符号化して再送すべき各符号化データブロックを再取得し、前記データ取得部が、再送すべき符号化データブロックの部分を取得するために、再取得した再送すべき各符号化データブロックを取り出す、付記1に記載の自動再送コントローラ。
(付記11) 前記データ取得部は、再送すべき符号化データブロックの部分を取得するために、記憶した再送すべき各符号化データブロックを取得する、付記1に記載の自動再送コントローラ。
(付記12) 送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該送信器において用いる自動再送信コントローラであって、前記送信器は複数のデータパケットを含むフレームを前記受信器に送信し、各データパケットはそのデータパケット自体のチェックを有し、前記受信器は前記チェックに基づき各データパケットが正しく受信されたか判断し、前記データパケットが正しく受信されたかどうかを示す情報をフィードバックし、
前記自動再送信コントローラは、
前記受信器からフィードバックされた情報を受信する応答受信部と、
前記応答受信部が受信した情報により、再送すべきデータパケットを決定する再送判断部と、
送信すべきデータパケットの数が2以上であるとき、結合するために前記再送判断部が判断した再送すべき各データパケットの部分を取得し、再送データパケットを構成するデータ取得部とを有する自動再送信コントローラ。
(付記13) 送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該受信器において用いる再送信ブロック再結合装置であって、前記送信器は複数のデータパケットを含むフレームを前記受信器に送信し、各データパケットは符号化データブロックを含み、前記符号化データブロックは受信器が示した再送すべき各符号化データブロックの部分を含む再送符号化ブロックであり、前記受信器は前記送信器から送信された前記フレームを受信し、前記再送ブロック再結合装置は、
受信したフレームのどの部分が前記指しそう符号化ブロックを含むか判断し、前記再送符号化ブロックの各部分が再送すべき符号化データブロックのどの部分に対応するか判断する再送部分判断部と、
前記再送部分判断部の判断結果に基づき、前記再送信符号化ブロックの各部分を、記憶部に記憶された再送すべき符号化データブロックの対応する部分と組み合わせる組み込み部とを有する再送ブロック再結合装置。
(付記14) 送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該送信器において用いる自動再送信方法であって、前記送信器は複数のデータパケットを含むフレームを前記受信器に送信し、各データパケットは符号化データブロックを含み、各符号化データブロックはその符号化データブロック自体のチェックを有し、前記受信器は前記チェックに基づき前記符号化データブロックが正しく受信されたか判断し、前記符号化データブロックが正しく受信されたかどうかを示す情報をフィードバックし、前記自動再送信方法は、
前記受信器からフィードバックされた情報を受信する応答受信段階と、
前記応答受信段階で受信した情報により、再送すべき符号化データブロックを決定する再送判断段階と、
送信すべき符号化データブロックの数が2以上であるとき、再結合するために前記再送判断段階で判断した再送すべき各符号化データブロックの部分を取得し、再送符号化ブロックを構成するデータ取得段階とを有する方法。

Claims (10)

  1. 送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該送信器において用いる自動再送信コントローラであって、前記送信器は複数のデータパケットを含むフレームを前記受信器に送信し、各データパケットは符号化データブロックを含み、各符号化データブロックはその符号化データブロック自体のチェックを有し、前記受信器は前記チェックに基づき前記符号化データブロックが正しく受信されたか判断し、前記符号化データブロックが正しく受信されたかどうかを示す情報をフィードバックし、前記自動再送信コントローラは、
    前記受信器からフィードバックされた情報を受信する応答受信部と、
    前記応答受信部が受信した情報により、再送すべき符号化データブロックを決定する再送判断部と、
    送信すべき符号化データブロックの数が2以上であるとき、再結合するために前記再送判断部が判断した再送すべき各符号化データブロックの部分を取得し、再送符号化ブロックを構成するデータ取得部とを有する自動再送コントローラ。
  2. 前記データ取得部は前記再送符号化ブロックを構成するために、送信すべき各符号化データブロックから1/2,1/3,または1/4のデータを取得することを特徴とする、請求項1に記載の自動再送コントローラ。
  3. 再送すべき各符号化データブロックから前記データ取得部が取得するデータの対応するデータブロックに対する比率は互いに等しいことを特徴とする、請求項1に記載の自動再送コントローラ。
  4. 前記受信器はさらに、正しく受信できず再送が必要な符号化ブロックの各部分の受信信頼性に関する情報をフィードバックし、
    前記データ取得部は再送符号化ブロックを構成するために前記受信信頼性に応じて、高い信頼性で受信されていない再送すべき符号化データブロックの部分を取得することを特徴とする、請求項1に記載の自動再送コントローラ。
  5. 前記自動再送コントローラは、さらに、前記受信器に、取り出した符号化データブロックの部分とその結合モードを通知することを特徴とする、請求項1に記載の自動再送コントローラ。
  6. 前記送信器と受信器はTDDモードまたはFDDモードで動作することを特徴とする、請求項1に記載の自動再送コントローラ。
  7. 前記符号化データブロックはターボ符号、畳み込み符号、またはLDPC符号により符号化される、請求項1に記載の自動再送コントローラ。
  8. 前記データ取得部は、再送すべき符号化データブロックの番号に応じて再送信すべき各符号化データブロックの異なる部分を取得する、請求項1に記載の自動再送コントローラ。
  9. 送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該送信器において用いる自動再送信コントローラであって、前記送信器は複数のデータパケットを含むフレームを前記受信器に送信し、各データパケットはそのデータパケット自体のチェックを有し、前記受信器は前記チェックに基づき各データパケットが正しく受信されたか判断し、前記データパケットが正しく受信されたかどうかを示す情報をフィードバックし、前記自動再送信コントローラは、
    前記受信器からフィードバックされた情報を受信する応答受信部と、
    前記応答受信部が受信した情報により、再送すべきデータパケットを決定する再送判断部と、
    送信すべきデータパケットの数が2以上であるとき、結合するために前記再送判断部が判断した再送すべき各データパケットの部分を取得し、再送データパケットを構成するデータ取得部とを有する自動再送信コントローラ。
  10. 送信器と受信器を含む自動再送信システムにおける該受信器において用いる再送信ブロック再結合装置であって、前記送信器は複数のデータパケットを含むフレームを前記受信器に送信し、各データパケットは符号化データブロックを含み、前記符号化データブロックは受信器が示した再送すべき各符号化データブロックの部分を含む再送符号化ブロックであり、前記受信器は前記送信器から送信された前記フレームを受信し、前記再送ブロック再結合装置は、
    受信したフレームのどの部分が前記指しそう符号化ブロックを含むか判断し、前記再送符号化ブロックの各部分が再送すべき符号化データブロックのどの部分に対応するか判断する再送部分判断部と、
    前記再送部分判断部の判断結果に基づき、前記再送信符号化ブロックの各部分を、記憶部に記憶された再送すべき符号化データブロックの対応する部分と組み合わせる組み込み部とを有する再送ブロック再結合装置。
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