JP2000244461A - 高い信頼度でパケットデータを伝送するための方法および装置 - Google Patents

高い信頼度でパケットデータを伝送するための方法および装置

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    • H04L1/1874Buffer management

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信装置からのディジタル情報を高信頼度で
受信する方法の実現。 【解決手段】 予め決められた数のサブユニットがスー
パーユニット200,300に対応するように、受信す
べき情報が個別のサブユニット201〜204,301
〜304に配置される。この情報は特定の誤り検出復号
化方法に対応する誤り検出符号で、またさらに特定の誤
り訂正復号化方法に対応する誤り訂正符号で符号化され
る(402,403)。ユニットは誤り訂正復号化され
(405)、次に誤り検出復号化され(406)て、誤
りの有無が検出される。一方、この誤り訂正復号化40
5の期間中に、スーパーユニットの各サブユニットの復
号化信頼度が推定される。これらの推定信頼度に基づ
き、復号化したスーパーユニットに対して部分的訂正ア
クションが行われる(407〜409,450,45
1)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に符号化、復号
化、およびノイズの多いチャネルで誤りのない通信を行
うための最終的再送の利用技術に関する。特に本発明は
パケットの形で伝送するデータ量についての、符号化と
復号化の選択と構成に関する。
【0002】
【従来の技術】誤り検出符号を通常用いて、ある一つの
受信デジタル情報中に誤りが含まれているかどうかを検
出する適切な手段がデジタル情報の受信装置に与えられ
る。この誤り検出符号の一例として、特定サイズの各デ
ータに対するCRC(巡回冗長検査) チェックサムの追
加がある。誤り訂正符号化は、ノイズの多い伝送チャネ
ル中に誤りが入っている疑いがある場合でも、デジタル
情報を正確に受信できる確率を高める目的で使用され
る。誤り訂正符号化の一例として、送信端での畳み込み
エンコーダおよび受信端でのビタビデコーダが使用され
る。誤り訂正符号化のさらに進んだ例として、送信端で
のターボエンコーダおよび受信端での反復ターボデコー
ダが使用される。誤り検出符号化と誤り訂正符号化の双
方が同じ伝送データに対して適用される符号化方式がハ
イブリッド符号化として一般に知られている。
【0003】図1は、フレーム100でパケットデータ
を伝送する周知の例を図示する。デジタル通信システム
では、通常一定継続時間(たとえば10ms) のフレーム
でデータ伝送が行われる。ビットでのフレーム容量は採
用する変調方法に依存するが、この容量は容易に数千ビ
ットのような非常に大きな容量になる。パケットデータ
の伝送時に、大きなパケット中へ伝送データを配置する
ことは不都合をきたし不十分なものになる場合が多い。
上記の大きなパケットの代わりに、より小さなパケット
サイズが使用され、いくつかの連続パケットとして単一
フレーム内で伝送される。図1にはフレーム100内に
4つのパケット101、102、103、104が図示
されている。これらのパケットはプロトコルデータユニ
ットすなわちPDUとしても知られている。
【0004】公知のハイブリッド符号化方式によれば、
送信装置は、誤り検出符号を用いて、次いで誤り訂正符
号を用いてパケット101、102、103、104の
符号化をまず行う。各パケットは別個に符号化される。
ハイブリッド符号化方式のこの2つの部分によってパケ
ットに若干の付加ビットが挿入される。誤り検出符号は
情報ビットに加えられるチェックサムの計算を通常必要
とする。誤り訂正符号がパケットの最後で所望の状態で
終了するように、誤り訂正符号によっていくつかのテー
ルビット(tail bit)が挿入される。図1に、符号化を
通じて挿入された付加ビットが、各パケットの最後に斜
線をつけたブロックとして概略的に図示されている。こ
れらの付加ビットは各パケットの最後にあることを必ず
しも必要としない。代表的な送信器は、連続するパケッ
トの符号化されたビットをさらに特定のインタリーブ長
にわたってインタリーブする。このインタリーブ長は最
も好適にはフレーム長と一致することが望ましい。
【0005】代表的な受信器は符号化されインタリーブ
されたフレーム全体をまず受信し、次いでそれをデイン
ターリーブし、各パケットが再び別個にアクセスできる
ようにする。その後受信器はビタビ復号化、反復復号化
または対応する誤り訂正復号化を各パケットに適用し、
誤り訂正符号を除去しパケット(まだ誤り検出符号化さ
れた形の) の再構成をできるだけ高い信頼度で行う。最
終的に受信器はこの誤り検出符号を除去しパケットに誤
りが含まれるかどうかのチェックを行う。誤りが検出さ
れたパケットは廃棄される。通信接続によって復路方向
にメッセージ処理を行うことが可能な場合には、受信器
は、誤りに感染したパケットについてARQすなわち自
動再送要求を送信器へ送る。
【0006】訂正するための再送については多数の様々
な実施例が知られている。効率的ではないが簡単な代替
例として最初に遭遇した誤りから伝送を再開始する例が
ある。さらに進んだ代替例として、誤りが検出されたフ
レームまたはパケットのみについて再送を行う選択的再
送がある。さらにずっとすすんだバージョンでは、上記
の選択的再送には、フレームのパケット全体の同一コピ
ーは含まれず、検出した誤りの訂正を受信器が行うのに
役立ついくつかの追加ビットのみが含まれる。この受信
器には、受信した再送の処理を行ういくつかの選択的方
法も設けられている。基本的には、再送された情報を利
用して元の情報を取り替えるか、いくつかの種類の最大
比合成を適用して元のパケットの再構成でこれまで受信
したほぼすべての情報を利用するかのいずれかを行うこ
とができる。
【0007】図1の構成の問題点として、符号化ステッ
プで挿入しなければならない比較的に多量のオーバーヘ
ッド情報がある。非常に自然な基本的規則として、オー
バーヘッドの量が直接的復号化の成功の確率に直接比例
し、利用可能な通信資源(時間、帯域幅) の利用効率に
逆比例するというものがある。例えば拘束長K(すなわ
ちメモリ長K−1)を持つ畳み込み符号は各々独立に符
号化した情報単位の最後にK−1個のテールビット(ta
il bit)を追加する必要があることがより詳細な分析に
よって示される。検出されなかった誤りの確率の上限は
-bのオーダーであることがCRC符号理論から判明し
ている。ここでbは追加されたCRCビット数である。
システム設計者のタスクは、ロバスト性と効率との間で
所望のバランスが得られるようにオーバーヘッドの量を
選択することである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】フレームでパケットデ
ータを伝送する方法に対して良好な効率並びに誤りに対
して許容可能なロバスト性を提供することが本発明の目
的である。このような方法を利用する送信器と受信器と
を提供することが本発明の更なる目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】ハイブリッド符号化方式
を使用することによって本発明の目的は達成される。こ
の符号化方式では、共通の誤り検出符号が第1の個数の
パケットに適用され、誤り訂正符号は第2の個数のパケ
ットの各グループに別個に適用され、前記第2の個数の
方が前記第1の個数より小さい。
【0010】本発明に基づく受信方法は、受信される情
報が、あらかじめ決められた数のサブユニットがスーパ
ーユニット(superunit)に対応するように個別のサブユ
ニットに配置され、特定の誤り検出復号化法に対応する
特定の誤り検出符号によって、さらに特定の誤り訂正復
号化法に対応する特定の誤り訂正符号によって符号化さ
れることを必要とする。この受信方法は、スーパーユニ
ットの誤り訂正復号化を行うステップと、該誤り訂正復
号化中、復号化すべきスーパーユニットの各サブユニッ
トの復号化の信頼度を別個に推定するステップと、誤り
訂正復号化されたスーパーユニットの誤り検出復号化を
行うステップと、誤り検出復号化中、復号化すべきスー
パーユニット中に誤りが存在したかどうかを検出するス
テップと、復号化したスーパーユニット中に誤りが検出
された場合、サブユニットの推定信頼度に基づいて、復
号化したスーパーユニットの部分的再送の手配を行うス
テップとを有することを特徴とする。
【0011】本発明はまた、伝送すべきデジタル情報を
個別のサブユニットの中に入れ、あらかじめ決められた
数のサブユニットからスーパーユニットを構成するステ
ップと、特定の誤り検出復号化方法に対応する特定の誤
り検出符号で前記スーパーユニットを連続して符号化す
るステップと、特定の誤り訂正復号化方法に対応する特
定の誤り訂正符号で前記スーパーユニットを連続して符
号化するステップと、送信装置から受信装置へ符号化さ
れたスーパーユニットを伝送するステップと、前記スー
パーユニットの誤り訂正復号化を行うステップと、該誤
り訂正復号化中、復号化するスーパーユニットの各サブ
ユニットの復号化の信頼度を別個に推定するステップ
と、該誤り訂正復号化を行ったスーパーユニットの誤り
検出復号化を行うステップと、該誤り検出復号化中、復
号化するスーパーユニット中に誤りが存在するかどうか
を検出するステップと、復号化したスーパーユニット中
に誤りが検出された場合、前記サブユニットの推定信頼
度に基づいて前記復号化したスーパーユニットの部分的
再送の手配を行うステップとからなる特徴的ステップを
有する伝送方法に対して適用される。
【0012】本発明は、あらかじめ規定された数の情報
サブユニットをスーパーユニット中へ結合するためのバ
ッファ手段と、伝送すべき情報の誤り検出を符号化する
ための誤り検出符号化手段と、伝送すべき情報の誤り訂
正符号化を行うための誤り訂正符号化手段と、伝送すべ
き情報の選択された部分に関して再送を行うための再送
手段とを有する送信装置に対して更に適用される。前記
送信装置は、誤り検出符号化手段と誤り訂正符号化手段
とが完全に結合したスーパーユニットを符号化するよう
に構成され、再送手段が、選択されたサブユニットに関
する再送を行うように構成され、前記送信装置が、符号
化され結合されたスーパーユニットと選択されたサブユ
ニットに関する再送との多重化を行って、伝送フレーム
中へ入れるための多重化手段とを更に有することを特徴
とする。
【0013】さらに本発明は、スーパーユニットを誤り
訂正復号化し、スーパーユニット内に含まれる各サブユ
ニットの復号化の信頼度を推定するための誤り訂正復号
化手段と、スーパーユニットの誤り検出復号化を行い、
またスーパーユニット中の誤りの有無を検出するための
誤り検出復号化手段と、復号化したスーパーユニット中
で検出されたゼロでない数の誤りに応じて、復号化した
スーパーユニット内のあらかじめ規定された数のサブユ
ニットを、サブユニットの推定信頼度に基づいて疑わし
いと特定するための、および、疑わしいと特定したサブ
ユニットに関する再送要求を行うための再送制御手段と
を有することを特徴とする受信装置に適用される。
【0014】本発明は、誤り訂正符号復号化を行うため
のデコーダが、特定の実行された復号化操作の信頼度を
示すいわゆる信頼度メトリック(reliability metric)
を生成するという事実に依っている。換言すれば、特定
の情報が復号化された後、復号化の結果が特定の確率で
元の情報を表わすことが誤り訂正符号デコーダによって
判明する。いくつかの択一の復号化結果とそれらの結果
と関連する信頼度メトリックまでも与えることができる
デコーダもある。
【0015】本発明によれば信頼度メトリックは次のよ
うに利用される。比較的多量の情報について単一の誤り
検出符号が存在する。誤り訂正符号を用いて同じ情報が
さらに符号化される。前記比較的多量の情報の中には、
より少ない副次的量の情報が存在する。復号化処理中、
各副次的量の情報について別個の信頼度メトリックが生
成される。多量の情報中に1つの誤りまたは複数の誤り
が含まれることが、誤り検出符号の復号化によって示さ
れた場合、それらの誤りが最低の信頼度メトリックを持
つ副次的量の情報中に現れたことをデコーダは期得す
る。それらの誤りが存在しそうな選択された数の副次的
量の情報を求めて再送を要求したり、誤ったデータを取
り替えるために別の正しい手段を採用する。
【0016】“疑わしい”副次的量の情報を選択するた
めに、いくつかの選択肢が利用可能である。受信器は、
信頼度メトリックの値の降順にすべての副次的量の情報
を配列し、誤り検出符号を使用して発生した伝送エラー
の数を推定し、リストの底部から等しい数の副次的量の
情報に関して再送を要求することができる。別の選択肢
として、受信器が信頼度メトリックの分布及び/又は発
生した伝送エラーの推定数を利用して(利用可能な場
合) 許容可能な信頼度メトリックの閾値を確立し、その
閾値以下になるすべての副次的量の情報に関して再送を
要求する選択肢がある。これらの択一の方法の種々の組
合せもまた利用可能である。
【0017】単一の副次的量の情報を求めるために、誤
り訂正デコーダが、相互に択一の復号化したシーケンス
のリストを、推定した復号化の信頼度の降順に提供する
タイプのデコーダである場合、本発明ではいくつかの操
作上の選択肢が可能となる。1つの自然な選択肢とし
て、各副次的量についての主要な情報を表すものとして
リストの先頭にあるシーケンスと、その副次的量の情報
に対する主要な信頼度メトリックとしてそのシーケンス
の信頼度メトリックとを選択することができる。多量の
情報の誤り検出復号化によってエラーの存在が示された
場合、上述のような主要な信頼度メトリックを使用する
ことによって疑わしい副次的量の情報が選択される。少
なくとも1つの選択された疑わしい副次的量の情報を求
めるために、再送を求める前にまずリストから得られる
いくつかの候補シーケンスを試すこともできる。
【0018】本発明の好適な実施例によれば、比較的多
量の情報は1つのフレームまたはパケットの別の適切な
集合(assemblage)に対応し、副次的量の情報は1つのパ
ケットに対応する。
【0019】本発明の特徴を示すものと考えられる新し
い特徴は特に添付の請求項に記載されている。しかし、
本発明の構成およびその操作方法の双方に関しては、添
付図面と関連して読むとき、本発明の追加目的および利
点と共に、特定の実施例についての以下の説明から本発
明自体を最も良く理解できるであろう。
【0020】
【発明の実施の態様】図2は本発明に基づいて伝送され
るデータの符号化された集合を図示する。一般化するた
めに、“スーパーパケット(superpacket) ”200とい
うコンセプトを導入して整数個(1より大きい) のほぼ
独立した部分すなわち“サブパケット”201、20
2、203及び204からなるデータの集合について説
明する。例示のために、各サブパケットはパケットデー
タ伝送ネットワークで伝送すべきPDUに対応し、スー
パーパケットは連続するPDUの集合であり、この集合
の結合した持続時間は伝送中の1フレームの持続時間に
対応すると仮定することができる。情報単位に関する周
知の定義を多くのパケットデータ伝送システムに適用す
ることが可能であるという理由で本発明のこのような実
施例は好適なものではあるものの、本発明はPDUとフ
レームの構成のみに限定されるものではない。2レベル
番号方式が最も好適に適用される。1つのレベルで明確
にスーパーパケットが示され、もう一方のレベルでその
スーパーパケット内にある単一サブパケットが示され
る。例えば、番号35/3によって知られるサブパケッ
トは35番目のスーパーパケットの第3番目のサブパケ
ットと見なされる。
【0021】図2はサブパケット201、202及び2
03がサブパケット内に直接含まれる付加ビットを持た
ないことを示す。最後のサブパケット204には斜線を
つけたブロック205として概略的に図示したいくつか
の付加ビットが含まれる。本発明は、これらの付加ビッ
トが最後のサブパケット内のその最後に配置されること
を必要とするものではない。同じ様に本発明を適用でき
る1つの実施例として、スーパーパケットが等しいサイ
ズの連続する整数個のサブパケットを有するような実施
例があり、これらのサブパケットのいずれにも付加ビッ
トは含まれない。さらに、最後のサブパケットの後のス
ーパーパケットの最後か、あるいは、サブパケットの境
界及び/又はその中央のいずれかに、いくつかの任意に
選ばれた配分方式(この方式は送信器と受信器の双方に
知られていなければならない) に従って配分されたいく
つかの付加ビットが位置する。本発明はスーパーパケッ
トに属するような付加ビットがサブパケットの内部に存
在するように配分された実施例さえもカバーするもので
ある。付加ビットの生成と目的は以下にさらに詳細に説
明するように従来技術とは異なるものの、そのような実
施例は図1の従来技術による構成に図形的には似ている
ものとなる。
【0022】本発明によれば、送信装置(符号化された
形でデジタル情報を出力することが可能であるようなす
べての装置をカバーすると一般的には理解されている)
は、あらかじめ決められた数のサブパケットを一緒にま
とめることによってスーパーパケットを構成する。これ
らのサブパケットは好適には、伝送すべき情報からなる
さらに大きなあるエンティティ(entity)のデジタル表
現から得られる連続パケットである。スーパーパケット
全体の長さにわたって特定のCRCチェックサムを計算
し、最後のサブパケットの後にあるスーパーパケットの
最後にそのCRCチェックサムを入れるなどの任意の公
知の方法によってこの送信装置は誤り検出符号化を行
う。例えば、畳み込みエンコーダやターボエンコーダな
どのような何らかの公知のエンコーダに誤り検出符号化
されたスーパーパケットを伝えることによりこの送信装
置は誤り訂正符号化をも行う。以上説明した例示的実施
例では誤り訂正符号化は符号化したスーパーパケットの
最後にテールビットを追加する必要がある場合もある。
これらのテールビットは、図2の符号化したスーパーパ
ケット200の最後にある斜線をつけたブロック205
の中に含まれる。本発明の最も好適な実施例によれば、
スーパーパケットの符号化操作で様々なサブパケット間
の境界に注意が払われることはない。
【0023】受信装置(符号化した形でデジタル情報の
入力を行うことが可能であるようなすべての装置である
と一般的には理解されている) によって、任意の数の伝
送エラーがスーパーパケットの任意の位置で生じた可能
性があると識別して符号化したスーパーパケット200
を受信する。誤り訂正符号を適用するために送信装置中
で使用されるエンコーダに対応する公知のデコーダによ
って誤り訂正符号を取り除くことにより、受信装置は、
受信し復調したスーパーパケットの復号化を開始する。
一例としてビタビデコーダについて述べる。他のいくつ
かの復号化方法を用いて誤り訂正復号化を復調と一体化
して行うことが可能である。ビタビ復号化のアイデア
は、復号を行う信号が許容されるいくつかの状態を通る
いわゆるトレリス・パスを構成して許容可能な状態間の
伝送確率が最大になるようにするものである。誤り訂正
符号を適用するために用いられる畳み込みエンコーダの
公知の構成によって、復号を行う信号の各状態から、次
に続く状態への特定数の許容遷移が存在し、それらの許
容遷移の各々が遷移確率の正確な値と関連させられると
いうことが決定される。復号を行う信号中で検出された
遷移を許容遷移およびその確率と比較することによっ
て、デコーダは、状態遷移の中を通って最も起りそうな
ルートを見つけるだけでなく、正しく再構成されている
特定の出力された情報の復号化部分の確率について表示
することもできる。本発明のために、この表示を情報の
復号化部分についての“信頼度メトリック”と呼ぶこと
にする。
【0024】特定の復号化された情報の信頼度メトリッ
クを確立するための従来知られている方法については、
例えば、H. Yamamoto 及びK. Itoh 著「繰り返し要求に
よる畳み込み符号のためのビタビ復号化アルゴリズム」
(情報理論に関するIEEEトランザクション、Vol.-IT-2
6、no. 5 、p.540-547 、1980年9月) の中で論じられ
ている。本論文は参考文献として本明細書に取り入れら
れている。同時係属中のフィンランド特許出願「信頼性
のある統計的シンボルを復号化する方法及び装置」
(“Menetelma ja laite dekoodatunsymbolisarjan luo
tettavuuden maarittamiseksi ”)によって、信頼度メ
トリック即ちシーケンスの信頼度を示す統計値を生み出
す新しくて非常に効率的な方法が紹介されている。前記
同時係属中のフィンランド特許出願も同様に本明細書に
参考文献として取り入れられている。やはり参考文献と
して本明細書に取り入れられている論文A. R. Raghavan
及びC. W. Baum著「ハイブリッドARQに適用した信頼
度出力ビタビ・アルゴリズム」(情報理論に関するIEEE
トランザクション、Vol. IT-44、no. 3 、p.1214-1216
、1980年5月) には別のアプローチが提案されてい
る。このアプローチでは、復号化シーケンス中のエラー
に対する条件つきの事後確率が計算されている。
【0025】いわゆるリスト(list)復号化すなわちル
ックアップ(look-up)復号化アプローチも知られてい
る。このアプローチでは、ビタビ復号化アルゴリズムは
対数尤度の感度で最高の信頼度を示す値を持つ単一の出
力シーケンスを出力せず、減少する推定信頼度の順序で
相互に択一のシーケンスのリストが出力される。このよ
うなアプローチは、たとえば特許公報EP0 606
724 A1及び論文Nill他著「リスト及びソフトシン
ボル出力ビタビ・アルゴリズム:拡張と比較」(通信に
関するIEEEトランザクション、Vol.43、No. 2/3/
4、1995年2/3/4月) によって公知である。本発明
の文脈の中でリスト復号化の適用については後述するこ
とにする。
【0026】図3は、4つの連続するサブパケット30
1、302、303及び304並びにCRCチェックサ
ム305からなる部分的に復号化されたスーパーパケッ
ト300を図示する。つまり、部分的復号化を行うこと
によって、スーパーパケットの誤り訂正符号が除去され
ている。誤り訂正符号が所望の状態で終了するように挿
入されたテールビットは誤り訂正復号化中に除去されて
スーパーパケットの最後に破線を付けたブロック306
である。誤り訂正復号化中、第1のサブパケットについ
て計算した信頼度メトリックは0〜100のある任意の
スケールで80であった。第2のサブパケット302、
第3のサブパケット303及び第4のサブパケット30
4の信頼度メトリックはそれぞれ75、40及び60で
あった。
【0027】誤り訂正符号を除去しサブパケットの信頼
度メトリックを確立した後、公知の方法で誤り検出復号
化を行うことによって受信装置はスーパーパケット中の
最終的誤りを検出しようと努める。例えば、CRCチェ
ックサムの計算を行い、スーパーパケットと共に伝送さ
れたCRCチェックサムとこのチェックサムとの比較を
行うによって、スーパーフレーム中に誤りが検出される
場合がある。さらに進んだいくつかの誤り検出復号化方
法によって、スーパーフレーム中で検出された誤り数の
推定値を出すことさえ可能である。高度に洗練された誤
り検出復号化の適用については後述する。
【0028】誤り検出復号化が検出した誤りの表示のみ
を行ったかあるいは誤りの数までも表示したかどうかに
かかわらず、この段階で受信装置は、検出された誤りが
どのサブパケットに存在するかを決定するいくつかのあ
らかじめ決められた規則を適用する。図3の例示的信頼
度メトリックが与えられたとき2つの最も起りそうな選
択肢が存在する。すなわち、第3のサブパケット303
が断然最低の信頼度メトリックを持っていることに起因
して、すべての検出された誤りが第3のサブパケット3
03内に存在するか、あるいは、第3と第4のサブパケ
ットが2つの最低の信頼度メトリックを持っていること
に起因して最初の数の誤りが第3のサブパケット303
内にあり、残りの誤りが第4のサブパケット304内に
あるかのいずれかの選択肢が生じることになる。推論規
則の選択については以下に後述する。本発明のために、
受信装置が“疑わしい”サブパケットを特定するいくつ
かの確定的手段(deterministic mean)を有するという
ことを知るだけで十分である。
【0029】本発明は、疑わしいデータパケットの特定
に対して反応する、受信装置が持っている可能性を限定
するものではない。通常、できるだけ広い範囲まですべ
ての伝送エラーを除去することがパケットデータ伝送の
目的である。この目的のために、受信装置は疑わしいパ
ケットに関して再送の要求を行うことが必要となる。こ
の再送は、伝送の再開から最も好適な選択的再送の適用
までの範囲に及ぶ現在または将来の再送の規則および最
大比合成法に従うことができる。1つの好適な再送の構
成は本発明を適用する電気通信システムのフレーム構成
の利用に関連する。以下このような構成についてさらに
詳細に説明する。当然のことであるが受信装置が誤りに
感染したものとして疑わしいサブパケットのみにマーク
をつけることもまた1つの選択肢である。それ以後、潜
在的誤りにもかかわらずデータを利用し、サブパケット
を無効であると宣言するか、あるいは補間法または他の
何らかの手段によって誤りを訂正するか隠そうとするか
のいずれかを行うことは、伝送データを利用するアプリ
ケーションの役割となる。
【0030】図4は、1つのスーパーパケットの符号
化、伝送および復号化を示す流れ図の形で表した本発明
による方法並びにその方法と関連する潜在的な再送を試
みる内容の概要である。本発明は単一のスーパーパケッ
トの容量よりはるかに大きい1つの情報の伝送に通常適
用されることに注意のこと。換言すれば、図4で図示さ
れるステップは通常の通信接続中多数回繰り返される。
特定スーパーパケットに関して再送中、次のスーパーパ
ケットの最初の伝送が既に起こっているので、この繰り
返しは時間的に一部オーバーラップする。
【0031】ステップ401で、送信装置は整数個のサ
ブパケットを一緒にまとめることによりスーパーパケッ
トを構成する。ステップ402と403は、それぞれス
ーパーパケットの誤り検出符号化と誤り訂正符号化とに
対応する。ステップ404で、送信装置から受信装置へ
符号化されたスーパーパケットが伝送される。ステップ
404は、変調、アップコンバージョン(upconversio
n)、ダウンコンバージョン(downconversion)および
復調ステップのようなすべてをカバーするものと理解さ
れる。これらのステップは無線通信または有線通信に代
表的なものであるが本発明の範囲にとって本質的なもの
ではない。ステップ405で、受信装置は誤り訂正符号
を除去し、様々なサブパケットに対応する信頼度メトリ
ックを記録する。リスト復号化法を使用する場合、ステ
ップ405には、各サブパケットについての、関連する
信頼度メトリックを有する相互に択一のシーケンスのリ
スト生成が含まれる。これによって各リストからのトッ
プ・シーケンスおよびそれに関連する信頼度メトリック
が次に考慮される。ステップ406で、受信装置は誤り
検出復号化を行い検出された誤りの回数までもおそらく
記録することになろう。もっと単純な実施例では検出さ
れた誤りが存在したかどうかを記録するだけで十分であ
る。ステップ407は疑わしいサブパケットの特定に対
応する。
【0032】まず、検出された誤りの個数についての表
示が利用できない、すなわち誤り検出復号化は誤り検出
の有無を示すものにすぎないと仮定する。ステップ40
7で疑わしいサブパケットの特定を行うためのいくつか
の好適な択一の規則は以下のような規則である。
【0033】1) 平均値または中央値をベースとする規
則:受信装置が信頼度メトリックの平均値または中央値
を計算しこれをMで表わす。信頼度メトリックがMのJ
%以下のすべてのサブパケットは疑わしい。この場合J
は例えば80または100あるいは実験やシミュレーシ
ョンを通じて得られる適切な他のあらかじめ規定された
値である。パーセンテージの定義の選択肢として、M値
の計算後、受信装置は、Mとは著しく異なる信頼度メト
リックを持つ1個または数個のサブパケットが存在する
かどうかを調べることができる。著しく低い信頼度メト
リックを持つサブパケットは疑わしいと宣言される場合
があり、一方それ以外のサブパケットは“汚染されてい
ない(clean) ”と見なされる。すなわち著しく高い信頼
度メトリックを持つサブパケットは疑いの余地がないと
宣言することができ、一方すべてのその他のサブパケッ
トは再送にかけられる。
【0034】2) 大きさの順をベースとする規則:受信
装置がサブパケットをそれ等の信頼度メトリック値の昇
順または降順に配列する。誤り検出復号化が誤りの存在
を示している場合、リストの低い方の端からの一定数の
サブパケットは常に疑わしいと見なされる。前記定数
は、スーパーパケット中のサブパケットの総数と同数ま
たはその1/2としてもよい。
【0035】3) 異なる再送ラウンド(round)に対して
疑わしいと宣言された様々な数のサブパケット。第1の
再送ラウンドに対して最低の信頼度メトリックを持つサ
ブパケットだけが疑わしい。第2の再送ラウンドを必要
とする場合、最低の信頼度メトリックを持つ2つのサブ
パケットが疑わしい。必要な場合、P番目の再送ラウン
ドになるまで同じようなやり方が続いて、すべてのサブ
パケットが疑わしい。但し、Pはスーパーパケット中の
サブパケットの総数である。
【0036】次に、検出された誤りの推定数に関する情
報が利用可能である場合、その利用について考察してみ
よう。検出された誤りの数をN、スーパーパケット中の
サブパケットの数を再びPと表わす。ステップ407で
疑わしいサブパケットの特定を行うためのいくつかの好
適な訂正規則は以下のようになる。
【0037】1) 平均値または中央値をベースとする規
則:受信装置が信頼度メトリックの平均値または中央値
を計算しこれをMで表わす。N≦P/2の場合、その信
頼度メトリックがMの80%以下であるようなすべての
サブパケットが疑わしい。P/2<N≦2Pの場合、そ
の信頼度メトリックがM以下であるようなすべてのサブ
パケットが疑わしい。N>2PまたはMがあらかじめ決
められた閾値未満である場合、すべてのサブパケットが
全く疑わしい。上記不等式中の限界値およびパーセンテ
ージは様々に選ぶことができる。適切な限界値はシミュ
レーション及び/又は実験を通じて最も好適に得られ
る。
【0038】2) 大きさの順をベースとする規則:受信
装置がサブパケットをそれ等の信頼度メトリック値の昇
順または降順に配列する。N≦P/2の場合、最低の信
頼度メトリックを持つサブパケットのみが疑わしい。P
/2<N≦2Pの場合、サブパケットリストの最低1/
2(信頼度メトリックから見て) が疑わしい。N>2P
の場合、すべてのサブパケットは全く疑わしい。繰り返
すが、上記限界値はシミュレーション及び/又は実験を
通じて決定することができる。
【0039】上記規則の様々な組合せが可能である。ま
た本発明の範囲から逸脱せずに他の規則を適用すること
もできる。ある種の限定が行われるケースで、誤り検出
符号の復号化が誤りの存在を示す度毎にすべてのサブパ
ケットを疑わしいと宣言する場合があるが、そのような
場合本発明を通じて得られる利点は非常に大きく失われ
る。
【0040】言うまでもなく、ステップ406で、受信
装置が、受信し復号化したスーパーパケット中にまった
く誤りを検出しない場合がある。その場合ステップ40
7は迂回され、破線の矢印によって示されるように復号
化処理の最後へ進む。
【0041】ステップ408で受信装置は再送要求を生
成し送信する。次いでステップ409で送信装置は前記
要求された再送を生成し、受信装置へそれを送信する。
これらのステップを実行するためのいくつかの選択肢が
ある。ここで2つの非常に異なる選択肢について説明を
行うことにする。この2つの選択肢をI型再送およびII
型再送と呼ぶ。
【0042】I型では、再送は、要求された再送につい
ての各サブパケットの正確なコピーを有する。次いで、
受信装置は、各々の前回受信したサブパケットを新規の
サブパケットと取り替えるか、ダイバーシティー合成
(たとえば最大比合成) を用いて最初に受信したサブパ
ケットとその後受信した1つのコピーまたは複数のコピ
ーの双方の情報内容を利用するかのいずれかの選択肢が
ある。後者の選択肢は、元の情報の再構成を成功させる
という点からはより効果的であるが、より大きな割り当
てメモリと処理電力とが必要となる。
【0043】II型では、再送は、受信装置が元の情報の
再構成を成功させるために役立つ追加パリティビットま
たは何らかの他の情報を有する。このアプローチは、い
わゆレート互換(rate compatible)パンクチャド畳み込
み符号(RCPCC)が使用される場合に特に適してい
る。すなわち、完全な畳み込み符号化が行われた(マザ
ーコード) 元の情報からいくつかのビットをパンクチャ
(puncture)すなわち省くことによって元の伝送が構成
され、要求された再送にはパンクチャされたビットから
なる選択されたサブセットが含まれることを意味する。
再送で伝送された追加情報量が少ない場合にこれらのII
型の再送は非常に具合よく行われるので、本発明はII型
の再送と共に非常に好適に適用される。
【0044】ステップ410は、再送を通じて受信され
て復号化処理に入る追加情報を取り込む受信装置に対応
する。I型の再送を使用するか、II型(または何らかの
他のタイプの) の再送を使用するかによってステップ4
10は様々な形、すなわち、前の情報のすべての部分を
取り替えたり、前の情報を用いてダイバーシティー合成
を行ったり、追加パリティビットを復号化処理の中へ取
り込んだりする形をとることになる。いずれの場合に
も、受信装置はステップ411でもう一度スーパーパケ
ットを復号し、ステップ412で残りの誤りを検出しよ
うとする。誤りがまだ検出される場合、新しい再送ラウ
ンドが始まる。この新規の再送ラウンド並びに潜在的な
更なる再送ラウンドは疑わしいサブパケットを特定する
新しいラウンドを各々有することができる。或いは前に
特定した疑わしいサブパケットを利用することができ
る。再送ラウンドはブロック413によって概略的に表
される。あるステップで誤りが検出されなかった場合、
検出された誤りの数は特定のあらかじめ決められた許容
レベル以下になる(検出された誤りの数が利用可能な場
合) か、あるいは現在のスーパーパケットの復号化を行
うためのタイムアウトに達し、この処理は、誤りのない
復号化されたスーパーパケットを出力するかあるいは誤
りを宣言するかのいずれかによってステップ414で終
わる。この選択肢の後者はタイムアウトの場合に適用さ
れる。
【0045】第3世代のデジタルセルラー通信システム
の文脈で提案されている広帯域符号分割多重接続(WC
DMA)環境に本発明を適用する特定の例を次に示す。
以下の仮定を設けることにする。すなわち、チップ・レ
ートは4. 096メガチップ/秒(Mchip/s)であり、
変調はQPSK(4相位相変調) 、短い拡散符号の長さ
は32ビット即ち128キロシンボル/秒(ksymbols/
s) である。この場合10msのフレームは1280QP
SKシンボル、すなわち2560ビットからなる。さら
に各フレームは16スロットからなるので、1スロット
当たり80QPSKシンボルとなる。パイロット、電力
制御、転送フォーマット指示のような制御情報およびパ
ケットヘッダ情報はシンボル容量の約10〜15%を占
める。割り当て可能なリソースの基本単位はスロットで
ある。
【0046】I型再送の適用をまず仮定する。スーパー
パケットはフレームの中にぴったり収まり16スロット
からなるとする。サブパケットは2つのスロットをカバ
ーし、1スーパーパケット当たり8つのサブパケットが
与えられるとする。元のスーパーパケットと再送サブパ
ケットとはフレーム構成の中へ連続的に入れられる。こ
のやり方は常に伝送対象のフレームを完全に満たそうと
するものである。このことは2つの連続フレームを用い
てスーパーパケットの元の伝送を実行できることを意味
し、未使用のままに残されたフレームの複数部分は再送
で満たされる。前述したサブパケットの2レベルの番号
方式によって、受信装置がスーパーパケットを正しく再
構成することが可能になる。各スーパーパケットは32
CRCビットを有し、これで検出されない誤りの確率の
上限が2. 3×10-10 として与えられ、また検出され
た誤りの正確な数(ゼロより大きい場合) についての情
報がないと仮定する。各スーパーパケットの最後には一
定数のテールビットが必要である。比較として、図1の
原理による従来型の構成ではテールビットの8倍が必要
であり、1パケット当たり16CRCビットと仮定する
と、CRCビットの4倍で、検出されなかった誤りの確
率の上限は8×1. 5×10-5すなわち1.2×10-4
と計算することができる。
【0047】II型再送及び同じ16スロット、8サブパ
ケットのスーパーパケットを仮定すると、追加パリティ
情報を運ぶことになる再送ブロックは例えば2スロット
をとることができる。追加パリティビット数が累積して
追加される8ブロックでの再送を行うこともできよう。
その結果、およそ0. 8889、0. 8、0. 727
3、0. 6667、0. 6154、0. 5714、0.
5333及び0. 5という効率の良い符号レートが得ら
れる。I型構成の場合のように、実際の物理層フレーム
構成を元のスーパーパケットと再送ブロックで連続的に
満たして、スーパーパケットの元の伝送を2つの連続フ
レームで行うことができるようになる。
【0048】図4のステップ406と407で疑わしい
サブパケットを特定するためにどの規則を使用するかに
かかわらず、ステップ405でリスト復号化を使用した
場合、リストチェックのラウンドがステップ407と4
08の間に入って来る可能性がある。これに関連する好
適な手段について図5を参照しながら簡単に説明する。
【0049】図5のステップ450は、疑わしいサブパ
ケットを表す少なくとも1つの復号化シーケンスを、リ
スト復号化方法によって生成された相互に択一の復号化
シーケンスのリストから採った代替シーケンスと取り替
えようとする受信装置に対応するステップである。ステ
ップ451は次の新しい誤り検出復号化ラウンドに対応
する。いくつかの次の取り替えが試みられることになっ
ている場合、ステップ451からステップ450へ戻る
1つのループが存在する場合もある。疑わしいと特定さ
れたいくつかのサブパケットが存在する場合、ステップ
450で取り替えを行うための多数の代替的方策を利用
することができる。それらの方策の第1は疑わしいと特
定したサブパケットがたった1つである場合に採られる
方策と同じものである。すなわち、正確に1つの疑わし
いサブパケット(最低の第1の信頼度メトリックを持つ
サブパケット) から開始し、該サブパケットを表す復号
化シーケンスを対応するリストの中から直後に続く候補
シーケンスと取り替え、次いで再度スーパーパケットの
誤り検出復号化を試みてこの取り替えによって誤りが訂
正されたかどうかを調べる。訂正されていなかった場
合、同じリストから次の候補シーケンスを1回に1つ採
って処理を継続する。リストから得たシーケンスのいず
れも誤り検出復号化において良好な結果を示さない場合
にのみ再送を適用する。第2の可能な方策は、まず最低
の信頼度メトリックを持ったサブパケットについて取り
替えを行い、それが役に立たなかった場合には、その取
り替えを取り消し、第2の最低の信頼度メトリックを持
ったサブパケットについて取り替えを試みる。疑わしい
と特定したサブパケットの数が1より大きく、リストに
多くの候補シーケンスが含まれる場合、取り替え可能な
順列の数はたやすく非常に大きなものになる。
【0050】リスト復号化は、再送を得るときの平均レ
ートと比較して受信装置の処理速度が高速の場合時間の
節約になることが多い。したがって、ステップ450と
451、およびそれらのステップ間の最終ループを、図
4のステップ407と408の間に配置することが好適
となる場合もある。しかし、この取り替え処理が誤りの
ないシーケンスを出力できない場合が生じ、依然として
再送を必要とする場合もある。そのような場合取り替え
に費やした時間は無駄になってしまう。これに対する1
つの可能な解決策として、誤りが検出された場合再送を
常に要求し、受信装置が再送の到着を待っている間、取
り替えを試みるという解決法がある。換言すれば、ステ
ップ450と451はステップ408と409(そして
おそらく413) と同時に起こるというものである。例
えば処理容量の大きな貯えを持つ最上級製品に対する拡
張としてこのような解決策は好適である。すべての製品
に適用されるシステム仕様では即座の再送要求が必要で
あるが、選択されたリスト復号化と取り替え方策により
再送を補うことによって、最上級製品では追加の受信速
度と信頼度とを与えることができる。
【0051】図6は本発明の好適な実施例による送信装
置500の略図である。FIFO(先入れ先出し) 型パ
ケット・バッファ501が使用され、伝送対象のサブパ
ケットが一時的に記憶される。スーパーパケット構成バ
ッファ502が設けられ、パケット・バッファ501か
ら読込まれたあらかじめ決められた数のサブパケットで
満たされ、その結果生じるスーパーパケットは、誤り検
出エンコーダ503と誤り訂正エンコーダ504とを通
じて伝送されるように構成される。再送バッファ505
が設けられ、各サブパケットに関する潜在的再送に必要
な情報のコピーが一時的に記憶される。フレーム・マル
チプレクサ506は元の伝送と必要とされる再送とを、
最適の方法で物理層フレーム構成のフレームに構成す
る。すなわち各フレームを満たしながら同時に許容伝送
遅延に関する規則に違反しないようにする。再送制御器
507は、要求された再送の記録を行い、再送バッファ
505とフレーム・マルチプレクサの動作を適宜制御す
る。送信器ユニット508が実際の伝送処理を行い、受
信器ユニット509が再送要求を受信し、その再送要求
を再送制御器507へ伝える。
【0052】本発明によれば、スーパーパケットは誤り
検出符号化と誤り訂正符号化に先立って構成され、送信
装置のエンコーダ503と504はサブパケット間の境
界に対して注意を払わないように構成される。しかし、
再送構成はサブパケットに基づいて作動するように構成
される。すなわち、サブパケット・レベルで再送要求が
認識され、フレーム・マルチプレクサ506と送信器ユ
ニット508とを通じて、送信装置の伝送に対して必要
なサブパケット・レベルの再送情報が導入される。
【0053】図7は、本発明の好適な実施例による受信
装置600の略図である。送信装置からの伝送を物理的
に受信し、それらの伝送を復号化に適した形に変換する
ように受信器ユニット601が構成される。内蔵型組合
せ論理回路(別個には図示されていない) を持つバッフ
ァメモリ602を用いて復号化されていないスーパーパ
ケットが一時的に記憶され、再送された追加情報の潜在
的挿入が準備され、元のスーパーパケットと再送された
追加情報との実際の再組み合わせ処理が行われる。バッ
ファメモリの出力部は誤り訂正デコーダ603と接続
し、この誤り訂正デコーダ603は誤り訂正復号化を行
い信頼度メトリックをメトリック・メモリ604の中へ
記憶するように構成される。誤り検出デコーダ605
は、誤り検出符号を復号し、誤りの検出(または検出さ
れた誤りの数までも) を再送制御ユニット606へ知ら
せるように更に構成される。誤り検出デコーダ605は
また誤りのないスーパーパケットをスーパーパケット分
解ブロック607中へ出力するための出力部を有する。
このスーパーパケット分解ブロック607は元のデータ
パケットを再組立するように構成される。再送制御ユニ
ット606は、ブロック605と604とから得る情報
に基づいて必要な場合に再送要求を生成し、送信器ユニ
ット608を通じて再送要求を送信するように構成され
る。再送制御ユニット606はまた、使用されなくなっ
た(復号化され、誤り無しと宣言されたものや期限切れ
のために使用しないと宣言された) スーパーパケットを
バッファメモリ602から削除する制御を行う。
【0054】リスト復号化方法を適用する受信装置にお
いて、誤り訂正デコーダ603は、相互に択一の復号化
シーケンスとそれらのシーケンスと関連する信頼度メト
リックのリストを一時的に記憶するためのメモリブロッ
クを有するかあるいはこのメモリブロックを自由に利用
できなければならない。同様に、再送要求の送信前か、
再送要求と同時かのいずれかの時点で選択した取り替え
の方策に従って取り替えを行うように再送制御ユニット
606を構成しなければならない。
【0055】以上上記の説明で検討した本発明の特定の
実施例は単に例示的なものにすぎず、添付の請求項の範
囲での本発明の応用の可能性を限定するものではない。
本発明に対する潜在的追加例として、疑わしいサブパケ
ットを特定するための単なる信頼度メトリックの計算以
外に他の測定値の同時利用がある。そのような追加を示
す一例として、一般的な信号対雑音比、搬送波対電波干
渉比または同様の広く知られている無線接続の品質評価
の利用がある。例えば、信号対雑音比が与えられた閾値
を超えた場合、CRCの不一致は常に単一の伝送エラー
として解釈され、その結果唯1つのサブパケットを疑わ
しいと特定することになると受信装置は決定することが
できる。次いで、あらかじめ規定された関数またはルッ
クアップ・テーブルに従って、信号対騒音比の低い方の
値により、CRCの不一致はより高く推定された数の誤
りを示したものと解釈され、それによって対応してより
大きな数のサブパケットが疑わしいと特定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】符号化されたパケットが1つのフレームになっ
ている公知の構成を示す図である。
【図2】本発明による符号化されたパケットの構成を示
す図である。
【図3】本発明による復号化段階の詳細を示す図であ
る。
【図4】本発明による方法の概要を示す図である。
【図5】図4への潜在的追加を示す図である。
【図6】本発明による送信器を示す図である。
【図7】本発明による受信器を示す図である。
【符号の説明】
200,300…スーパーパケット 201〜204,301〜304…サブパケット 205…ブロック(付加ビット) 305…CRCチェックサム 306…ブロック(テールビット) 402…誤り検出符号化 403…誤り訂正符号化 405…誤り訂正復号化 406…誤り検出復号化 407…疑わしいサブパケット特定 408…再送要求 409…再送 450…リストを使用して復号化シーケンス取り替え 451…誤り検出復号化

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置からデジタル情報を高い信頼度
    で受信するための方法であって、前記受信すべき情報
    が、 あらかじめ決められた数のサブユニットがスーパーユニ
    ット(200、300) に対応するように、個別のサブ
    ユニット(201、202、203、204、301、
    302、303、304) に配置され、 特定の誤り検出復号化方法に対応する特定の誤り検出符
    号を用いて符号化(402) され、さらに、特定の誤り
    訂正復号化方法に対応する特定の誤り訂正符号を用いて
    符号化(403) されるようになっている方法におい
    て、 スーパーユニットの誤り訂正復号化(405) を行うス
    テップと、 前記誤り訂正復号化(405) 中、復号化すべきスーパ
    ーユニットの各サブユニットの復号化の信頼度を別個に
    推定するステップと、 誤り訂正復号化を行ったスーパーユニットの誤り検出復
    号化(406) を行うステップと、 前記誤り検出復号化中、復号化すべきスーパーユニット
    中の誤りの有無を検出するステップと、 前記復号化したスーパーユニット中に誤りが検出された
    場合、前記サブユニットの推定信頼度に基づいて復号化
    したスーパーユニットに対して部分的訂正アクション
    (407、408、409、450、451) を行うス
    テップを有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記復号化したスーパーユニットに対し
    て部分的訂正アクションを行うステップが、再送の選択
    的要求に対応し、相互に択一のサブステップa)とb)
    を有し、サブステップa)とb)が、 a)前記復号化したスーパーユニットで検出された誤り
    の数に対する応答があらかじめ規定された限界値以下で
    ある時、再送が要求されないサブステップと、 b)前記復号化したスーパーユニットで検出された誤り
    の数に対する応答が前記あらかじめ規定された限界値よ
    り大きい時、 少なくとも1つのサブユニットが、その推定された復号
    化の信頼度と前記復号化したスーパーユニットで検出さ
    れた誤りの数とに基づいて疑わしいと特定され(40
    7) 、 疑わしいと特定されたサブユニットに関して再送が要求
    される(408) サブステップであることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記あらかじめ規定された限界値がゼロ
    であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 疑わしいサブユニットを特定するために
    中央値または平均値をベースとする規則が適用されて、 各推定された復号化の信頼度が数値で表された信頼度メ
    トリックとして表され、 前記信頼度メトリックの中央値または平均値が計算さ
    れ、 前記中央値または平均値の第1のあらかじめ規定された
    パーセンテージ以下の信頼度メトリックを持つサブユニ
    ットが疑わしいと特定されることを特徴とする請求項2
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記あらかじめ規定された限界値がゼロ
    より大きく、前記疑わしいサブユニットを特定するため
    に中央値または平均値をベースとする規則が適用され
    て、 各々推定された復号化の信頼度が数値で表された信頼度
    メトリックとして表され、 信頼度メトリックの中央値または平均値が計算され、 復号化したスーパーユニット中で検出された誤りの数と
    スーパーユニット中のサブユニット数との比率が誤り率
    として表され、 さらに相互に択一のサブステップとして、 c)第1の誤り閾値以下の誤り率に応じて、第1のメト
    リック閾値以下の信頼度メトリックを持つサブユニット
    が疑わしいと特定され、 d)前記第1の誤り閾値より大きく第2の誤り閾値以下
    である誤り率に応じて、前記第1のメトリック閾値より
    大きい第2のメトリック閾値以下である信頼度メトリッ
    クを持つサブユニットが疑わしいと特定され、 e)前記第2の誤り閾値より大きい誤り率に応じて、該
    スーパーユニットのすべてのサブユニットが疑わしいと
    特定されるようになっていることを特徴とする請求項2
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 疑わしいサブユニットを特定するために
    大きさの順をベースとする規則が適用されて、 各推定された復号化の信頼度が、数値で表された信頼度
    メトリックとして表され、 サブユニットが信頼度メトリックの値の降順に配列さ
    れ、 信頼度メトリックの最低値を持つあらかじめ規定された
    一定数のサブユニットが疑わしいと特定されることを特
    徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記あらかじめ規定された限界値がゼロ
    より大きく、大きさの順をベースとする規則が疑わしい
    サブユニットを特定するために適用されて、 各々の推定された復号化の信頼度が数値で表された信頼
    度メトリックとして表され、 復号化したスーパーユニット中に検出された誤りの数と
    スーパーユニットのサブユニット数との比率が誤り率と
    して表され、 さらに相互に択一のサブステップとして、 f)第1の誤り閾値以下の誤り率に応じて、最低の信頼
    度メトリックを持つサブユニットが疑わしいと特定さ
    れ、 g)前記第1の誤り閾値より大きく第2の誤り閾値以下
    である誤り率に応じて、最低の信頼度メトリックを持つ
    サブユニットの1/2が疑わしいと特定され、 h)前記第2の誤り閾値より大きい誤り率に応じて、ス
    ーパーユニットのすべてのサブユニットが疑わしいと特
    定されるようになっていることを特徴とする請求項2に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 疑わしいと特定されたスーパーユニット
    のサブユニットの数が現在のスーパーユニットに関して
    既に要求されている再送の数に依存することを特徴とす
    る請求項2に記載の方法。
  9. 【請求項9】 疑わしいと特定されるスーパーユニット
    のサブユニットの数が送信装置と受信装置間の接続品質
    を記述する別個に測定された計測値に依存することを特
    徴とする請求項2に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記復号化したスーパーユニットに対
    して部分的訂正アクションを行うステップが、再送すべ
    き少なくとも1つのサブユニットのコピーを設けるステ
    ップを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 疑わしいと以前特定されたサブユニッ
    トの要求された再送コピーを受信するステップと、 前記以前疑わしいと特定されたサブユニットを前記再送
    コピーと取り替えるステップとを更に有することを特徴
    とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記疑わしいと以前特定されたサブユ
    ニットの前記要求された再送コピーを受信するステップ
    と、 前記疑わしいと以前特定されたサブユニットと前記再送
    コピーとのダイバーシティー合成を行うステップとを更
    に有することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記復号化したスーパーユニットに対
    して部分的訂正アクションを行うステップが、追加パリ
    ティビットの伝送を行うステップを有することを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記追加パリティビットが、最初に受
    信したスーパーユニットからパンクチャされたビットの
    サブセットに対応することを特徴とする請求項13に記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 スーパーユニットの誤り訂正復号化
    (405) を行い、各サブユニットの復号化の信頼度を
    別個に推定するステップが、各サブユニットについて、
    推定された復号化の信頼度を降順に相互に択一の復号化
    ビット・シーケンスのリストを与えるサブステップを有
    し、前記復号化したスーパーユニットに対して部分的訂
    正アクションを行うステップが少なくとも1つの選択さ
    れた復号化されたビット・シーケンスを、対応するリス
    トからの別の復号化されたビット・シーケンスと取り替
    えるステップを有することを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 送信装置と受信装置との間でデジタル
    情報を高い信頼度で伝送するための方法であって、 個別のサブユニット(201、202、203、20
    4、301、302、303、304) の中へデジタル
    伝送すべき情報を配置し、あらかじめ決められた数のサ
    ブユニットからスーパーユニット(200、300) を
    構成するステップ(401) と、 特定の誤り検出復号化方法に対応する特定の誤り検出符
    号(503) を用いて、前記スーパーユニットを連続し
    て符号化するステップ(402) と、 特定の誤り訂正復号化方法に対応する特定の誤り訂正符
    号(504) を用いて、前記スーパーユニットを連続し
    て符号化するステップ(403) と、 送信装置から受信装置へ符号化されたスーパーユニット
    を伝送するステップ(404) と、 前記スーパーユニットの誤り訂正復号化を行うステップ
    (405、603) と、 前記誤り訂正復号化(405) 中、復号化すべきスーパ
    ーユニットの各サブユニットの復号化の信頼度を別個に
    推定するステップ(604) と、 前記誤り訂正復号化したスーパーユニットの誤り検出復
    号化を行うステップ(406、605) と、 前記誤り検出復号化中前記復号化すべきスーパーユニッ
    ト中の誤りの有無を検出するステップと、 前記復号化したスーパーユニット中に誤りが検出された
    場合、前記サブユニットの推定信頼度に基づいて復号化
    したスーパーユニットに対して部分的訂正アクションを
    行うステップ(407、408、409、450、45
    1、606、507、505) とを有することを特徴と
    する方法。
  17. 【請求項17】 伝送フレームでデジタル情報を高い信
    頼度で伝送するための送信装置(500) であって、 あらかじめ規定された数の情報サブユニットをスーパー
    ユニット中へ結合するためのバッファ手段(501、5
    02) と、 伝送すべき情報の誤り検出符号化するための誤り検出符
    号化手段(503) と、 伝送すべき情報の誤り訂正符号化を行うための誤り訂正
    符号化手段(504)と、 伝送すべき情報の選択された部分に関して再送を行うた
    めの再送手段(505、507) とを有する送信装置に
    おいて、 完全に結合したスーパーユニットを符号化するように誤
    り検出符号化手段と誤り訂正符号化手段とが構成され、 選択されたサブユニットに関する再送を行うように再送
    手段が構成され、 符号化され結合されたスーパーユニットと選択されたサ
    ブユニットに関する再送を伝送フレームに多重化するた
    めの多重化手段(506) を更に有することを特徴とす
    る送信装置。
  18. 【請求項18】 前記再送手段が、符号化され結合され
    たスーパーユニットの一部分を有する形で各サブユニッ
    トのコピーを一時的に記憶する(505) ように構成さ
    れ、そのサブユニットに関する再送として前記記憶され
    たコピーの複製(レプリカ)を与えることを特徴とする
    請求項17に記載の送信装置。
  19. 【請求項19】 前記誤り訂正符号化手段(503)
    が、伝送すべき情報の誤り訂正符号化中、特定のビット
    をパンクチャする1つのパンクチャされた符号を適用す
    るように構成され、前記再送手段が、パンクチャされた
    ビットのコピーを一時的に記憶し(505) 、そのサブ
    ユニットに関する再送として、特定のサブユニットのパ
    ンクチャされたビットのあらかじめ規定されたサブセッ
    トの複製を与えるように構成されていることを特徴とす
    る請求項17に記載の送信装置。
  20. 【請求項20】 あらかじめ規定された数のサブユニッ
    ト(201、202、203、204、301、30
    2、303、304) からなるスーパーユニット(20
    0、300) の形で符号化されたデジタル情報を高い信
    頼度で受信するための受信装置(600) であって、 スーパーユニットの誤り訂正復号化を行い、前記スーパ
    ーユニットに含まれる各サブユニットの復号化の信頼度
    を推定する(604)ための誤り訂正復号化手段(60
    3) と、 前記スーパーユニットの誤り検出復号化を行い、前記ス
    ーパーユニット中の誤りの有無を検出するための誤り検
    出復号化手段(605) と、 復号化したスーパーユニット中で検出されたゼロでない
    数の誤りに応じて、前記サブユニットの推定信頼度に基
    づいて、復号化したスーパーユニット内のあらかじめ規
    定された数のサブユニットを疑わしいと特定するため
    の、及び、疑わしいと特定されたサブユニットに関して
    再送要求を生成するための再送制御手段(606) とを
    有することを特徴とする受信装置。
  21. 【請求項21】 以前に受信したサブユニット内に含ま
    れる情報と、同じサブユニットの再送コピーのダイバー
    シティー合成を行うためのダイバーシティー合成手段を
    有することを特徴とする請求項20に記載の受信装置。
  22. 【請求項22】 以前に受信したサブユニット内に含ま
    れる情報と該サブユニットに追加するパリティビットの
    受信したサブセットを結合するためのパリティビット結
    合手段を有することを特徴とする請求項20に記載の受
    信装置。
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