JP2009296182A - 無線通信システム、無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】IR方式のHARQを用いる構成において、受信側における受信品質が劣化した場合であっても、再送時におけるデータパケットのサイズを増大させることなく、誤り訂正能力の低下を防止する。
【解決手段】本発明に係る無線基地局100は、冗長データを含むデータパケットを無線端末に複数回送信し、データパケットの送信毎に異なる内容の冗長データをデータパケットに含める。無線基地局100は、無線端末が受信したデータパケットの受信品質を示す受信品質情報を受信する品質情報受信部107と、受信品質情報に基づき、無線端末において受信されたデータパケットの受信品質が劣化しているか否かを判定する劣化判定部108と、受信品質が劣化していると判定された場合、受信品質が劣化していると判定されたデータパケットの少なくとも一部を無線端末に再送する送信制御部103とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】本発明に係る無線基地局100は、冗長データを含むデータパケットを無線端末に複数回送信し、データパケットの送信毎に異なる内容の冗長データをデータパケットに含める。無線基地局100は、無線端末が受信したデータパケットの受信品質を示す受信品質情報を受信する品質情報受信部107と、受信品質情報に基づき、無線端末において受信されたデータパケットの受信品質が劣化しているか否かを判定する劣化判定部108と、受信品質が劣化していると判定された場合、受信品質が劣化していると判定されたデータパケットの少なくとも一部を無線端末に再送する送信制御部103とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、ハイブリッド自動再送制御を用いる無線通信システム、無線通信装置および無線通信方法に関する。
一般的に、無線通信システムでは、有線通信システムと比較して伝送誤りが頻繁に発生する。このような無線通信システムにおいて通信の信頼性を向上させるために、近年では、自動再送制御(ARQ)および前方誤り訂正(FEC)を併用するハイブリッド自動再送制御(HARQ)が広く用いられている。
HARQの1つとして、インクリメンタル・リダンダンシー合成方式(以下、IR方式)が知られている。HARQでは、送信側は、送信対象である情報データを含むデータパケットを送信した後、情報データの誤り訂正用の冗長データを含むデータパケットを繰り返し送信(再送)する。再送時には、前回までの冗長データと異なる内容の冗長データが送信される。
受信側は、受信した各冗長データを蓄積し、蓄積した冗長データを用いて、初回に受信した情報データの誤り訂正を行う。つまり、IR方式では、再送が行われる度に冗長データ(冗長性)が受信側で増加(インクリメント)され、再送回数が多いほど、誤り訂正能力が向上する仕組みになっている。
さらに、IR方式において、再送時に送信される冗長データの量を変化させる手法が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の手法では、受信側は、送信側から受信したデータパケットの受信品質を測定し、測定した受信品質に応じて、送信側が送信する冗長データの量を指定する。具体的には、受信側は、受信品質が劣化した場合に、送信側が送信する冗長データの量を増やすよう指定する。送信側は、再送時において、受信側から指定された量の冗長データを送信する。
このように、特許文献1に記載の手法では、データパケットの受信品質が劣化した場合、送信する冗長データの量を増やすことによって誤り訂正能力の低下を防止している。
特表2002−527939号公報([0026]−[0028]段落、第4図)
しかしながら、特許文献1に記載の手法には、次のような問題がある。具体的には、特許文献1に記載の手法では、受信品質が劣化した場合に、再送時における冗長データの量を増やすため、再送時において、大量の冗長データを含むデータパケットが送信される。このため、受信品質が劣化した場合の再送時において、データパケットのサイズが増大し、無線通信リソースの消費量が増大する問題があった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、IR方式のHARQを用いる構成において、受信側における受信品質が劣化した場合であっても、再送時におけるデータパケットのサイズを増大させることなく、誤り訂正能力の低下を防止できる無線通信システム、無線通信装置および無線通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような側面を有している。まず、本発明の第1の側面は、送信対象である情報データの誤り訂正に用いられる冗長データを含むデータパケットを複数回送信し、前記データパケットの送信毎に異なる内容の前記冗長データを前記データパケットに含める第1無線通信装置(例えば、無線基地局100)と、前記第1無線通信装置から前記データパケットを複数回受信し、受信した複数のデータパケットのそれぞれに含まれる前記冗長データを蓄積し、蓄積した前記冗長データを用いて前記誤り訂正を行う第2無線通信装置(例えば、無線端末200)とを含む無線通信システム(無線通信システム10)であって、前記第2無線通信装置は、前記第1無線通信装置から受信した前記データパケットの受信品質を示す受信品質情報を生成するとともに、生成した前記受信品質情報を前記第1無線通信装置に送信する品質情報送信部(品質情報送信部207)を備え、前記第1無線通信装置は、前記第2無線通信装置から前記受信品質情報を受信する品質情報受信部(品質情報受信部107)と、前記品質情報受信部が受信した前記受信品質情報に基づき、前記第2無線通信装置において受信された前記データパケットの前記受信品質が劣化しているか否かを判定する劣化判定部(劣化判定部108)と、前記劣化判定部によって前記受信品質が劣化していると判定された場合、前記受信品質が劣化していると判定された前記データパケットの少なくとも一部を前記第2無線通信装置に再送する再送処理部(送信制御部103)とを備えることを要旨とする。
このような無線通信システムによれば、再送処理部は、受信品質が劣化していると判定されたデータパケットの少なくとも一部を第2無線通信装置に再送する。これにより、第2無線通信装置では、再送されたデータパケットに含まれる冗長データを蓄積するとともに、蓄積された冗長データを用いて再度誤り訂正を実行することができ、誤り訂正能力の低下を防止することができる。また、従来の方法のように冗長データの量を増やしていないため、再送時におけるデータパケットのサイズを増大させることがない。
したがって、本発明の第1の側面に係る無線通信システムによれば、IR方式のHARQを用いる構成において、受信側における受信品質が劣化した場合であっても、再送時におけるデータパケットのサイズを増大させることなく、誤り訂正能力の低下を防止できる。
本発明の第2の側面は、送信対象である情報データの誤り訂正に用いられる冗長データを含むデータパケットを他の無線通信装置(例えば、無線端末200)に複数回送信し、前記データパケットの送信毎に異なる内容の冗長データを前記データパケットに含める無線通信装置(例えば、無線基地局100)であって、前記他の無線通信装置が受信した前記データパケットの受信品質を示す受信品質情報を前記他の無線通信装置から受信する品質情報受信部(品質情報受信部107)と、前記品質情報受信部が受信した前記受信品質情報に基づき、前記他の無線通信装置において受信された前記データパケットの前記受信品質が劣化しているか否かを判定する劣化判定部(劣化判定部108)と、前記劣化判定部によって前記受信品質が劣化していると判定された場合、前記受信品質が劣化していると判定された前記データパケットの少なくとも一部を前記他の無線通信装置に再送する再送処理部(送信制御部103)とを備えることを要旨とする。
本発明の第3の側面は、本発明の第2の側面に係り、前記データパケットは、複数のブロックによって構成され、前記受信品質情報は、前記データパケットを構成する前記ブロックそれぞれの受信品質を示し、前記劣化判定部は、前記受信品質情報に基づき、前記他の無線通信装置において受信された前記データパケットを構成する少なくとも1つのブロックの前記受信品質が劣化しているか否かを判定し、前記再送処理部は、前記劣化判定部によって前記受信品質が劣化していると判定されたブロックを再送することを要旨とする。
本発明の第4の側面は、本発明の第2の側面に係り、前記劣化判定部は、前記品質情報受信部が受信した前記受信品質情報を閾値と比較し、前記受信品質情報が前記閾値を下回る場合に、前記他の無線通信装置において受信された前記データパケットの前記受信品質が劣化していると判定することを要旨とする。
本発明の第5の側面は、本発明の第2の側面に係り、前記受信品質情報は、前記他の無線通信装置において前記誤り訂正の実行時に算出される尤度の情報であることを要旨とする。
本発明の第6の側面は、本発明の第3の側面に係り、前記再送処理部は、前記受信品質が劣化していると判定された前記ブロックを再送する際に、再送される前記ブロックを特定可能なブロック特定情報(送信開始ポインタ)を前記他の無線通信装置に送信することを要旨とする。
本発明の第7の側面は、送信対象である情報データの誤り訂正に用いられる冗長データを含むデータパケットを複数回送信し、前記データパケットの送信毎に異なる内容の前記冗長データを前記データパケットに含める第1無線通信装置と、前記第1無線通信装置から前記データパケットを複数回受信し、受信した複数のデータパケットのそれぞれに含まれる前記冗長データを蓄積し、蓄積した前記冗長データを用いて前記誤り訂正を行う第2無線通信装置とを用いる無線通信方法であって、前記第2無線通信装置が、前記第1無線通信装置から受信した前記データパケットの受信品質を示す受信品質情報を生成するステップ(ステップS15)と、前記第2無線通信装置が、前記生成するステップにおいて生成された前記受信品質情報を前記第1無線通信装置に送信するステップ(ステップS16)と、前記第1無線通信装置が、前記第2無線通信装置から前記受信品質情報を受信するステップ(ステップS17)と、前記第1無線通信装置が、前記受信するステップにおいて受信した前記受信品質情報に基づき、前記第2無線通信装置が受信した前記データパケットの前記受信品質が劣化しているか否かを判定するステップ(ステップS17、ステップS18)と、前記判定するステップにおいて前記受信品質が劣化していると判定された場合、前記第1無線通信装置が、前記受信品質が劣化していると判定された前記データパケットの少なくとも一部を前記第2無線通信装置に再送するステップ(ステップS20)とを備えることを要旨とする。
本発明によれば、IR方式のHARQを用いる構成において、受信側における受信品質が劣化した場合であっても、再送時におけるデータパケットのサイズを増大させることなく、誤り訂正能力の低下を防止できる無線通信システム、無線通信装置および無線通信方法を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態に係る無線通信システムについて説明する。具体的には、(1)無線通信システムの全体概略構成、(2)無線基地局の構成、(3)無線端末の構成、(4)再送処理の具体例、(5)無線通信システムの動作例、(6)作用および効果、(7)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。
図1に示すように、無線通信システム10は、無線基地局100および無線端末200を含む。無線通信システム10には、HARQが採用されている。以下の実施形態では、無線基地局100から無線端末200へ送信されるデータパケットについてHARQが採用される一例について説明する。
無線基地局100は、送信対象である情報データを含むデータパケットを初回送信パケットとして送信する。無線端末200は、無線基地局100から受信したデータパケットを誤り無く復号できた場合に、肯定応答(ACK)を無線基地局100に送信する。復号結果が誤りである場合には、無線端末200は、否定応答(NACK)を無線基地局100に送信する。なお、以下の実施形態では、無線端末200がNACKの送信を省略し、データパケットを誤り無く復号できた場合にACKを無線基地局100に送信するものとする。
無線基地局100は、無線端末200からACKを受信できるまでの間、情報データの誤り訂正用の冗長データを含むデータパケットを繰り返し送信(再送)する。具体的には、無線基地局100は、再送時には、前回までの冗長データと異なる内容の冗長データを送信する。
無線端末200は、受信した各冗長データを蓄積し、蓄積した冗長データを用いて、初回に受信した情報データの誤り訂正を行う。このように、無線基地局100および無線端末200は、原則として、上述したIR方式に従ったHARQ動作を実行する。
本実施形態では、無線端末200は、無線基地局100からデータパケットを受信すると、無線基地局100から受信したデータパケットの受信品質を示す受信品質情報を生成し、生成した受信品質情報を無線基地局100に送信する。ただし、無線端末200は、ACKを送信すべき時は、無線基地局100への受信品質情報の送信を省略可能である。
ここで、受信品質が劣化したデータパケットは、無線端末200における復調結果が正しくないものと考えられる。受信品質が劣化したデータパケットに含まれる冗長データについても、無線端末200において正しく復調されていないため、誤り訂正復号が有効に機能せず、誤り訂正能力が低下する。
そこで、無線基地局100は、無線端末200から受信した受信品質情報に基づき、IR方式に従ったHARQ動作を取り止め、受信品質が劣化した送信済みデータパケット、または受信品質が劣化した送信済みデータパケットの一部分を無線端末200へ再送する。
無線端末200は、受信品質が劣化したデータパケットに含まれる冗長データを改めて受信し、当該冗長データを正しく復調できれば、誤り訂正復号が有効に機能し、誤り訂正能力の低下が回避される。
(2)無線基地局の構成
図2は、無線基地局100の構成を示すブロック図である。なお、図2では、本発明に関連する構成のみを図示している。
図2は、無線基地局100の構成を示すブロック図である。なお、図2では、本発明に関連する構成のみを図示している。
図2に示すように、無線基地局100は、符号化部101、バッファ部102、送信制御部103(再送処理部)、送受信部104、アンテナ105、応答受信部106、品質情報受信部107、および劣化判定部108を含む。
符号化部101は、情報データ(情報ビット系列)を符号化率R’で符号化する(図5(a)参照)。例えば、符号化部101は、情報データをターボ符号化する。この結果、冗長データ(冗長ビット系列)が生成される。バッファ部102は、情報データと、符号化により得られた冗長データとを保持する。
送信制御部103は、バッファ部102に保持されている情報データおよび冗長データから、情報データ、冗長データ、または冗長データの一部を取得し、取得したデータを含むデータパケットを生成する。
送受信部104は、送信制御部103によって生成されたデータパケットを変調した後、アップコンバートおよび増幅し、アンテナ105を介して、データパケットを含む無線信号を無線端末200へ送信する。
また、送受信部104は、アンテナ105を介して、無線端末200から無線信号を受信し、受信した無線信号をダウンコンバートおよび増幅した後に復調する。
応答受信部106は、送受信部104によって復調された無線信号から、ACKを抽出し、当該ACKを送信制御部103に通知する。送信制御部103は、ACKが通知されると、再送処理を終了する。
品質情報受信部107は、送受信部104によって復調された無線信号から、受信品質情報を抽出し、抽出した受信品質情報を劣化判定部108に通知する。劣化判定部108は、通知された受信品質情報に基づき、無線端末200が受信したデータパケットの受信品質が劣化しているか否かを判定する。
例えば、受信品質情報がデータパケット全体の受信品質を示す場合には、劣化判定部108は、無線端末200が受信したデータパケット全体の受信品質が劣化しているか否かを判定する。
一方、受信品質情報がデータパケットを構成するブロック毎の受信品質を示す場合には、劣化判定部108は、無線端末200が受信したデータパケットを構成するブロック毎の受信品質が劣化しているか否かを判定する。ここで、ブロックとは、1ビット〜10ビット程度のビット系列であり、例えば誤り訂正の1単位となるものである。
劣化判定部108による判定結果は、送信制御部103に通知される。送信制御部103は、劣化判定部108による判定結果に応じて、再送対象を選択する。具体的には、送信制御部103は、劣化判定部108による判定結果が劣化無しである場合には、IR方式に従った送信順序の冗長データを再送対象とする。
一方、劣化判定部108により、無線端末200が受信したデータパケット全体の受信品質が劣化していると判定された場合、送信制御部103は、当該データパケットの全体を再送する。
あるいは、劣化判定部108により、無線端末200が受信したデータパケットを構成する特定のブロックの受信品質が劣化していると判定された場合には、送信制御部103は、当該特定のブロックのみを再送する。
(3)無線端末の構成
図3は、無線端末200の構成を示すブロック図である。なお、図3では、本発明に関連する構成のみを図示している。
図3は、無線端末200の構成を示すブロック図である。なお、図3では、本発明に関連する構成のみを図示している。
図3に示すように、無線端末200は、アンテナ201、送受信部202、バッファ部203、復号部204、誤り判定部205、応答送信部206、および品質情報送信部207を含む。
送受信部202は、アンテナ201を介して、無線基地局100から無線信号を受信し、受信した無線信号をダウンコンバートおよび増幅した後に復調する。ここで、復調結果としては、軟判定値が出力される。また、送受信部202は、無線信号に含まれるデータパケットを抽出する。
バッファ部203は、抽出されたデータパケットを保持する。ここで、抽出されたデータパケットに冗長データが含まれる場合には、バッファ部203は、当該冗長データを蓄積(インクリメント)する。また、初回に送信された情報データもバッファ部203に保持される。
復号部204は、バッファ部203が蓄積した冗長データを用いて情報データの誤り訂正復号(例えば、ターボ復号)を行う。本実施形態では、復号部204は、誤り訂正復号の結果得られる尤度(すなわち、判定結果の信頼度)を表す対数尤度比(LLR)を受信品質情報として品質情報送信部207に通知する。なお、LLRは、ビット単位あるいはシンボル単位で生成される。
品質情報送信部207は、復号部204より得られたLLRから、平均化などの手法により、ブロック毎またはパケット毎の受信品質情報を生成し、送受信部202を介して、当該受信品質情報を無線基地局100へ送信する。
誤り判定部205は、復号部204の復号結果をCRCチェックすることにより、復号結果に誤りが含まれるか否かを判定する。誤り判定部205は、誤りが含まれるか否かの判定結果を応答送信部206に通知する。応答送信部206は、復号結果に誤りが含まれないと判定された場合、送受信部202を介して、ACKを無線基地局100へ送信する。
(4)再送処理の具体例
図4は、送信制御部103によって実行される再送処理の概略を示す図である。上述したように、送信制御部103は、劣化判定部108による判定結果が劣化無しである場合には、IR方式に従った送信順序の冗長データを再送対象とする。
図4は、送信制御部103によって実行される再送処理の概略を示す図である。上述したように、送信制御部103は、劣化判定部108による判定結果が劣化無しである場合には、IR方式に従った送信順序の冗長データを再送対象とする。
具体的には、送信制御部103は、バッファ部102に保持されている符号化データから、図4(b)に示すように、送信対象である情報データを含むデータパケットを初回送信パケットとして送信する。符号化データは、例えば図4(a)に示すようなデータであり、5個のブロックからなる情報データと、20個のブロックからなる冗長データとによって構成されている。
図4(b)の例では、初回送信パケットには、5個のブロックからなる情報データに加え、5個のブロックからなる冗長データが含まれている。送信制御部103は、図4(a)に示す冗長データを所定周期で間引く(パンクチャする)ことにより、図4(a)に示す冗長データの一部のみを初回送信パケットに含めている。
送信制御部103は、図4(c)〜図4(e)に示すように、無線端末200からACKを受信できるまでの間、前回までの冗長データと異なる内容の冗長データを含むデータパケットを繰り返し送信(再送)する。すなわち、図4(a)に示す冗長データのパンクチャに適用される消去規則が再送毎に異なっている。受信側(本実施形態では、無線端末200)は、図4(f)に示すように、受信した各冗長データを蓄積することにより、冗長データの受信毎に、誤り訂正能力が向上する。
図5は、劣化判定部108による劣化判定処理を説明するための図である。ここでは、無線端末200からフィードバックされる受信品質情報が、データパケットを構成するブロック毎の受信品質を示す場合について説明する。
送信制御部103は、図5(b)に示すように、図5(a)に示す符号化データ(符号化率R’)をパンクチャし、初回送信パケット(符号化率R)として送信する。ここで、初回送信パケットの符号化率Rは、符号化データの符号化率R’よりも大きい。そして、品質情報受信部107は、無線端末200からフィードバックされる受信品質情報QI1を受信する。
また、送信制御部103は、初回送信パケットの送信後において、図5(c)に示すように、図5(a)に示す符号化データをパンクチャし、冗長データのみからなる再送パケットを送信する。そして、品質情報受信部107は、無線端末200からフィードバックされる受信品質情報QI2を受信する。
図5(b)に示すように、初回送信パケットに対してフィードバックされる受信品質情報QI1は、初回送信パケットを構成する各ブロックの受信品質情報Q1〜Q7を含む。劣化判定部108は、受信品質情報Q1〜Q7のそれぞれを、予め設定された閾値と比較し、比較結果を送信制御部103に通知する。そして、送信制御部103は、初回送信パケットのうち受信品質情報が閾値を下回るブロックを特定し、特定したブロックを無線端末200に再送する。
図5(c)に示すように、再送パケットに対してフィードバックされる受信品質情報QI2は、再送パケットを構成する各ブロックの受信品質情報Q1〜Q3を含む。劣化判定部108は、再送パケットについても初回送信パケットと同様に、受信品質情報Q1〜Q3のそれぞれを閾値と比較し、比較結果を送信制御部103に通知する。そして、送信制御部103は、再送パケットのうち受信品質情報が閾値を下回るブロックを特定し、特定したブロックを無線端末200に再送する。
このようにして、送信制御部103は、受信品質が劣化したブロックのみを再送する。ただし、受信品質が劣化したブロックのみを再送することにより、IR方式に従った再送内容とは異なる再送内容となるため、その旨を受信側(無線端末200)に通知する必要がある。例えば、送信制御部103は、受信品質が劣化したブロックのみを再送する際、符号化データのうちのどのブロックを再送するかを示す送信開始ポインタを送信する。受信側(無線端末200)では、当該送信開始ポインタに基づき、再送内容を特定することができる。
(5)無線通信システムの動作例
次に、無線通信システム10の動作例について説明する。図6は、無線通信システム10の動作例を示すフローチャートである。
次に、無線通信システム10の動作例について説明する。図6は、無線通信システム10の動作例を示すフローチャートである。
ステップS11において、無線基地局100の符号化部101は、情報データを符号化し、符号化データを生成する。生成された符号化データは、バッファ部102に保持される。
ステップS12において、無線基地局100の送信制御部103は、バッファ部102から一部の冗長データ(冗長データAと称する)を取得し、冗長データAを含むデータパケットを無線端末200へ送信する。
ステップS13において、無線端末200の送受信部202および復号部204は、上述した手順で、無線基地局100から受信したデータパケットを復調および復号する。
ステップS14において、無線端末200の誤り判定部205は、復号されたデータパケットに誤りが含まれるか否かを判定する。ここでは、復号されたデータパケットに誤りが含まれるものとする。
ステップS15およびステップS16において、無線端末200の品質情報送信部207は、受信品質情報を生成し、生成した受信品質情報を無線基地局100に送信する。送信された受信品質情報は、無線基地局100の品質情報受信部107によって受信される。
ステップS17において、無線基地局100の劣化判定部108は、品質情報受信部107が受信した受信品質情報を閾値と比較し、比較結果を送信制御部103に通知する。ここで、ステップS12において送信されたデータパケットにおいて、受信品質情報が閾値を下回るブロック(以下、劣化ブロック)が存在する場合には、当該ブロックの再送が必要となる。一方、ステップS12において送信されたデータパケットに劣化ブロックが存在しない場合には、当該ブロックの再送は不要である。
ステップS18において、送信制御部103は、劣化ブロックを再送する必要があるか否かを判定する。劣化ブロックを再送する必要がある場合には処理がステップS19に進み、劣化ブロックを再送する必要がない場合、すなわち劣化ブロックが存在しない場合には処理がステップS21に進む。
ステップS19およびステップS20において、送信制御部103は、送信済みの劣化ブロックをバッファ部102から取得し、取得した劣化ブロックを無線端末200に送信する。その際、送信制御部103は、符号化データのうちのどのブロックを再送するかを示す送信開始ポインタも送信する。
一方、ステップS21およびステップS22においては、通常のIR方式に従った再送処理が行われる。具体的には、送信制御部103は、ステップS12において送信された冗長データAとは異なる内容の冗長データBを含むデータパケットを無線端末200に送信する。
ステップS23およびステップS24において、無線端末200の送受信部202および復号部204は、無線基地局100から受信したデータパケットを復調および復号する。ここで、受信したデータパケットに送信開始ポインタが含まれる場合、復号部204は、劣化ブロックが再送されたと判断し、受信した劣化ブロックを用いた復号処理を実行する。劣化ブロックが再送された結果、当該劣化ブロックが正しく復調されれば、高い誤り訂正効果を得ることができる。
(6)作用および効果
以上説明したように、送信制御部103は、受信品質が劣化していると判定されたデータパケットの少なくとも一部を無線端末200に再送する。これにより、無線端末200では、再送されたデータパケットに含まれる冗長データを蓄積するとともに、蓄積された冗長データを用いて再度誤り訂正を実行することができ、誤り訂正能力の低下を防止することができる。また、従来の方法のように冗長データの量を増やしていないため、再送時におけるデータパケットのサイズを増大させることがない。
以上説明したように、送信制御部103は、受信品質が劣化していると判定されたデータパケットの少なくとも一部を無線端末200に再送する。これにより、無線端末200では、再送されたデータパケットに含まれる冗長データを蓄積するとともに、蓄積された冗長データを用いて再度誤り訂正を実行することができ、誤り訂正能力の低下を防止することができる。また、従来の方法のように冗長データの量を増やしていないため、再送時におけるデータパケットのサイズを増大させることがない。
したがって、本実施形態に係る無線通信システム10によれば、IR方式のHARQを用いる構成において、受信側(無線端末200)における受信品質が劣化した場合であっても、再送時におけるデータパケットのサイズを増大させることなく、誤り訂正能力の低下を防止できる。
本実施形態では、劣化判定部108は、無線端末200において受信されたデータパケットを構成する少なくとも1つのブロックの受信品質が劣化しているか否かを判定する。そして、送信制御部103は、受信品質が劣化していると判定されたブロックのみを再送する。このため、再送時におけるデータ量を低減することができ、無線通信リソースの消費量が削減可能となる。
本実施形態では、受信品質情報は、無線端末200において誤り訂正の実行時に算出されるLLRであるため、無線基地局100は、無線端末200における誤り訂正能力が低下しているか否かを判断可能となる。
本実施形態では、送信制御部103は、劣化ブロックを再送する際に、当該劣化ブロックを特定可能な送信開始ポインタを無線端末200に送信するため、無線端末200は、劣化ブロックが再送されたことを容易に検知することができる。
(7)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、下り無線通信に適用される再送処理について説明したが、当該再送処理は、上り無線通信に対しても適用可能であることは勿論である。
また、上述した実施形態では、受信品質情報としてLLRが用いられていたが、LLRに限定されない。例えば、図7に示すように、シンボル毎の受信電力の情報(エンベロープ)を受信品質情報として用いてもよい。
さらに、上述した実施形態では、データパケット全体、またはデータパケットを構成するブロック毎の受信品質に応じた再送処理を行っていたが、上り無線通信における無線通信リソースに余裕がある場合には、データパケットを構成するビット毎(あるいはシンボル毎)の受信品質に応じた再送処理を行ってもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
10…無線通信システム、100…無線基地局、101…符号化部、102…バッファ部、103…送信制御部、104…送受信部、105…アンテナ、106…応答受信部、107…品質情報受信部、108…劣化判定部、200…無線端末、201…アンテナ、202…送受信部、203…バッファ部、204…復号部、205…誤り判定部、206…応答送信部、207…品質情報送信部
Claims (7)
- 送信対象である情報データの誤り訂正に用いられる冗長データを含むデータパケットを複数回送信し、前記データパケットの送信毎に異なる内容の前記冗長データを前記データパケットに含める第1無線通信装置と、
前記第1無線通信装置から前記データパケットを複数回受信し、受信した複数のデータパケットのそれぞれに含まれる前記冗長データを蓄積し、蓄積した前記冗長データを用いて前記誤り訂正を行う第2無線通信装置と
を含む無線通信システムであって、
前記第2無線通信装置は、前記第1無線通信装置から受信した前記データパケットの受信品質を示す受信品質情報を生成するとともに、生成した前記受信品質情報を前記第1無線通信装置に送信する品質情報送信部を備え、
前記第1無線通信装置は、
前記第2無線通信装置から前記受信品質情報を受信する品質情報受信部と、
前記品質情報受信部が受信した前記受信品質情報に基づき、前記第2無線通信装置において受信された前記データパケットの前記受信品質が劣化しているか否かを判定する劣化判定部と、
前記劣化判定部によって前記受信品質が劣化していると判定された場合、前記受信品質が劣化していると判定された前記データパケットの少なくとも一部を前記第2無線通信装置に再送する再送処理部と
を備える無線通信システム。 - 送信対象である情報データの誤り訂正に用いられる冗長データを含むデータパケットを他の無線通信装置に複数回送信し、前記データパケットの送信毎に異なる内容の冗長データを前記データパケットに含める無線通信装置であって、
前記他の無線通信装置が受信した前記データパケットの受信品質を示す受信品質情報を前記他の無線通信装置から受信する品質情報受信部と、
前記品質情報受信部が受信した前記受信品質情報に基づき、前記他の無線通信装置において受信された前記データパケットの前記受信品質が劣化しているか否かを判定する劣化判定部と、
前記劣化判定部によって前記受信品質が劣化していると判定された場合、前記受信品質が劣化していると判定された前記データパケットの少なくとも一部を前記他の無線通信装置に再送する再送処理部と
を備える無線通信装置。 - 前記データパケットは、複数のブロックによって構成され、
前記受信品質情報は、前記データパケットを構成する前記ブロックそれぞれの受信品質を示し、
前記劣化判定部は、前記受信品質情報に基づき、前記他の無線通信装置において受信された前記データパケットを構成する少なくとも1つのブロックの前記受信品質が劣化しているか否かを判定し、
前記再送処理部は、前記劣化判定部によって前記受信品質が劣化していると判定されたブロックを再送する請求項2に記載の無線通信装置。 - 前記劣化判定部は、
前記品質情報受信部が受信した前記受信品質情報を閾値と比較し、
前記受信品質情報が前記閾値を下回る場合に、前記他の無線通信装置において受信された前記データパケットの前記受信品質が劣化していると判定する請求項2に記載の無線通信装置。 - 前記受信品質情報は、前記他の無線通信装置において前記誤り訂正の実行時に算出される尤度の情報である請求項2に記載の無線通信装置。
- 前記再送処理部は、前記受信品質が劣化していると判定された前記ブロックを再送する際に、再送される前記ブロックを特定可能なブロック特定情報を前記他の無線通信装置に送信する請求項3に記載の無線通信装置。
- 送信対象である情報データの誤り訂正に用いられる冗長データを含むデータパケットを複数回送信し、前記データパケットの送信毎に異なる内容の前記冗長データを前記データパケットに含める第1無線通信装置と、
前記第1無線通信装置から前記データパケットを複数回受信し、受信した複数のデータパケットのそれぞれに含まれる前記冗長データを蓄積し、蓄積した前記冗長データを用いて前記誤り訂正を行う第2無線通信装置と
を用いる無線通信方法であって、
前記第2無線通信装置が、前記第1無線通信装置から受信した前記データパケットの受信品質を示す受信品質情報を生成するステップと、
前記第2無線通信装置が、前記生成するステップにおいて生成された前記受信品質情報を前記第1無線通信装置に送信するステップと、
前記第1無線通信装置が、前記第2無線通信装置から前記受信品質情報を受信するステップと、
前記第1無線通信装置が、前記受信するステップにおいて受信した前記受信品質情報に基づき、前記第2無線通信装置が受信した前記データパケットの前記受信品質が劣化しているか否かを判定するステップと、
前記判定するステップにおいて前記受信品質が劣化していると判定された場合、前記第1無線通信装置が、前記受信品質が劣化していると判定された前記データパケットの少なくとも一部を前記第2無線通信装置に再送するステップと
を備える無線通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008146326A JP2009296182A (ja) | 2008-06-03 | 2008-06-03 | 無線通信システム、無線通信装置および無線通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009296182A true JP2009296182A (ja) | 2009-12-17 |
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ID=41543980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008146326A Pending JP2009296182A (ja) | 2008-06-03 | 2008-06-03 | 無線通信システム、無線通信装置および無線通信方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009296182A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016539529A (ja) * | 2013-10-04 | 2016-12-15 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 半永続スケジューリング(sps)のアクティブ化または解放の誤った検出に対する防御 |
US10560227B2 (en) | 2015-12-30 | 2020-02-11 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Downlink transmission method, base station, and terminal |
-
2008
- 2008-06-03 JP JP2008146326A patent/JP2009296182A/ja active Pending
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