JP2005039452A - 画像読み取り装置 - Google Patents

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利明 大嶋
Satoshi Oguchi
智 小口
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Abstract

【課題】透明板を介することなく読み取る透過原稿と透明板を介して読み取る反射原稿とのいずれの原稿にも簡素な構成で焦点を合わせることのできる画像読み取り装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像読み取り装置の透過原稿ホルダは、副走査手段に搬送されているとき読み取り対象平面上に透過原稿を支持する支持部を有し、反射原稿ホルダは、反射原稿の背面に当接する本体と、反射原稿の前面に当接する平坦面を有し本体とともに反射原稿を狭持する透明板とを備え、反射原稿ホルダが副走査手段に搬送されているとき、平坦面は、読み取り対象平面から所定距離離間した位置を通り、透明板を介してイメージセンサに鮮明に結像される位置に反射原稿を支持する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
透過原稿を読み取るときと反射原稿を読み取るときとで原稿と集光レンズとの間の光路長を調整する画像読み取り装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に開示されている画像読み取り装置は、ガラス板などの透明板で形成されている原稿台、原稿からの光をイメージセンサに結像する集光レンズ、原稿と集光レンズとの間の光路長を調整可能な光路長調整手段などを備えている。原稿がフィルムなどの透過原稿であるとき、透過原稿と原稿台との間で照射光の干渉が生じて画質が低下することや、透過原稿によって原稿台が傷つくという問題がある。特許文献1の画像読み取り装置は、透過原稿については原稿台の盤面から離れた位置で支持することによって上記の問題を解消している。しかしながら反射原稿については原稿台上に支持するため、透過原稿を原稿台の盤面から離れた位置で支持すると透過原稿と反射原稿とで焦点を合わせる位置が異なってくる。このため特許文献1の画像読み取り装置は、光路長調整手段により原稿と集光レンズとの間の光路長を調整して透過原稿であっても反射原稿であっても焦点が合うようにしている。
【0003】
また、フィルムなどの透過原稿を支持する着脱自在な透過原稿ホルダ、透過原稿ホルダを副走査方向に搬送する副走査手段などを備え、透過原稿ホルダに支持された透過原稿を透明板を介することなく読み取る画像読み取り装置も一般に知られている。フィルムなどの透過原稿は一般に余白があるため、透過原稿ホルダはフィルムの余白部分を狭持して読み取りの邪魔にならないようフィルムを支持している。透過原稿ホルダは副走査手段に搬送されているとき、イメージセンサに鮮明に結像される読み取り対象平面上に透過原稿を支持する。ここで読み取り対象平面とは、具体的には副走査方向と副走査方向に垂直な主走査方向とで規定される平面に平行な平面であって、イメージセンサの所定画角内に位置し、読み取り対象平面上の対象物がイメージセンサに鮮明に結像される平面である。これにより透過原稿に焦点の合った画像を出力している。また、こうした画像読み取り装置では透明板を用いないため照射光の干渉により画質が低下することもない。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−136456号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
透過原稿を支持する透過原稿ホルダを備える画像読み取り装置の場合、反射原稿用光源と反射原稿を支持する着脱自在な反射原稿ホルダとを別途備えれば、原稿ホルダを交換することで反射原稿を読み込むことが可能になる。しかしながら、反射原稿はフチ無し印刷などのように余白が無い場合もある。この場合、反射原稿を原稿ホルダと透明板とで挟んで支持するようにすると、フチ無しの反射原稿であっても原稿ズレをおこすことなくその全体を読み取ることが可能になる。
【0006】
しかしながら、反射原稿ホルダに反射原稿を狭持するための透明板を備えると、当該透明板の屈折率などの影響により透明板を介した場合の読み取り対象平面が透明板を介さない場合の読み取り対象平面とずれてしまうという問題がある。すなわち、透過原稿と反射原稿とで焦点を合わせる位置が異なるという問題がある。特許文献1の画像読み取り装置のように光路長を調整することでどちらの原稿にも焦点を合わせることは可能であるが、その場合は光路長調整手段を備えなければならないので画像読み取り装置のコストが増大するという問題がある。
本発明は、かかる問題に鑑みて創作されたものであって、透明板を介することなく読み取る透過原稿と透明板を介して読み取る反射原稿とのいずれの原稿にも簡素な構成で焦点を合わせることのできる画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像読み取り装置は、イメージセンサと、前記イメージセンサに所定画角内の読み取り対象平面上の対象物を鮮明に結像させる結像光学系と、透過原稿を支持する透過原稿ホルダと、反射原稿を支持する反射原稿ホルダと、前記透過原稿ホルダ及び前記反射原稿ホルダを着脱自在であって、前記透過原稿ホルダ及び前記反射原稿ホルダを搬送することにより、反射原稿及び透過原稿を前記イメージセンサの画角内に搬送する副走査手段とを備える画像読み取り装置であって、前記透過原稿ホルダは、前記副走査手段に搬送されているとき前記読み取り対象平面上に透過原稿を支持する支持部を有し、前記反射原稿ホルダは、反射原稿の背面に当接する本体と、反射原稿の前面に当接する平坦面を有し前記本体とともに前記反射原稿を狭持する透明板とを備え、前記反射原稿ホルダが前記副走査手段に搬送されているとき、前記平坦面は、前記読み取り対象平面から所定距離離間した位置を通り、前記透明板を介して前記イメージセンサに鮮明に結像される位置に前記反射原稿を支持することを特徴とする。この画像読み取り装置によると、透過原稿は透明板を介することなくイメージセンサに鮮明に結像される位置に支持され、反射原稿は透明板を介してイメージセンサに鮮明に結像される位置に支持される。このため光路長を調整する手段を備えることなく透過原稿と反射原稿とをイメージセンサに鮮明に結像させることができる。よって、この画像読み取り装置によると、透明板を介することなく読み取る透過原稿と透明板を介して読み取る反射原稿とのいずれの原稿にも簡素な構成で焦点を合わせることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施例に係る画像読み取り装置としてのイメージスキャナ10を示す模式図である。図1は反射原稿を支持する反射原稿ホルダを搬送する様子を示しており、図2は透過原稿を支持する透過原稿ホルダを搬送する様子を示している。反射原稿ホルダ及び透過原稿ホルダは脱着自在であって、イメージスキャナ10はユーザによりセットされたいずれかの原稿ホルダを搬送する。
【0009】
イメージセンサとしてのリニアイメージセンサ12は、イメージスキャナ10の内部に固定されており、所定画角内の読み取り対象平面上に位置する対象物の主走査線上を読み取る。所定画角とはリニアイメージセンサ12の画角のことであり、リニアイメージセンサ12には当該画角内にある対象物のみが結像される。また、ここで対象物とは具体的にはフィルムや写真などのような読み取り対象の原稿のことをいう。読み取り対象平面については後述する。リニアイメージセンサ12は、具体的には図1及び図2において紙面垂直方向(主走査方向)に直線状に並ぶフォトダイオード等の複数の画素を備え、可視光、赤外光、紫外光などの所定の波長領域の光を光電変換して得られる電荷を一定時間蓄積し、各画素について受光量に相関した出力信号をCCD(Charge Coupled Device)、MOSトランジスタスイッチ等を用いて出力する。
【0010】
結像光学系は、反射原稿用光源11a、透過原稿用光源11d、ミラー11b及びレンズ11cを備える。反射原稿用光源11a及び透過原稿用光源11dはキセノンランプ等の管照明装置から構成されており、その長手方向軸がリニアイメージセンサ12の長手方向軸と平行に延びる姿勢で図示しないハウジング内に配置されている。反射原稿用光源11a、ミラー11b及びレンズ11cは搬送される原稿ホルダよりリニアイメージセンサ12側に設けられ、透過原稿用光源11dは搬送される原稿ホルダを挟んでリニアイメージセンサ12と反対側に設けられている。ミラー11b及びレンズ11cは、透過原稿用光源11dによって照射された透過原稿の主走査線上の透過光をリニアイメージセンサ12に結像させる光路Tならびに反射原稿用光源11aに照射された反射原稿の主走査線上の反射光をリニアイメージセンサ12に結像させる光路Tを形成する。
【0011】
副走査手段としての副走査駆動部16は、透過原稿ホルダ及び反射原稿ホルダを搬送することにより、反射原稿及び透過原稿をリニアイメージセンサ12の画角内に搬送する。具体的には、透過原稿ホルダ20及び反射原稿ホルダ30を搬送する搬送ローラ16b、搬送ローラ16bと協働して透過原稿ホルダ20及び反射原稿ホルダ30を狭持して搬送する従動ローラ16a、透過原稿ホルダ20及び反射原稿ホルダ30を狭持して回転する従動ローラ16c及び16d、搬送ローラ16bを回転させるモータ、歯車列、駆動回路等で構成されて図示しないハウジング内に収容されている。搬送ローラ16bを回転させることで原稿ホルダに支持されている透過原稿及び反射原稿が所定画角内に搬送されるため2次元画像の走査が可能となる。
【0012】
図3は、イメージスキャナ10を示すブロック図である。
主走査駆動部15は、イメージスキャナ10に固定された基板に搭載される。主走査駆動部15はリニアイメージセンサ12を駆動するために必要な駆動パルスをリニアイメージセンサ12に出力する駆動回路である。主走査駆動部15は、例えば同期信号発生器、駆動用タイミングジェネレータ等から構成される。
【0013】
アナログフロントエンド(AFE)部13は、アナログ信号処理部、A/D変換器等から構成される。アナログ信号処理部は、リニアイメージセンサ12から出力された出力信号に増幅、雑音低減処理等を施して出力する。A/D変換器は、アナログ信号処理部から出力された出力信号を量子化して所定ビット長のディジタル表現の画素値を画素毎に出力する。
【0014】
ディジタル画像処理部14は、AFE部13から出力された画素値に対し、シェーディング補正、ガンマ補正、画素補間法による欠陥画素の補間、ホワイトバランスの補正、画像信号の鮮鋭化等の処理を行ってディジタル画像を作成する。
制御部17は、CPU17a、ROM17b及びRAM17cを備える。CPU17aはROM17bに記憶されたコンピュータプログラムを実行してイメージスキャナ10の各部を制御する。ROM17bは各種のプログラムやデータなどを記憶しているメモリである。これら各種のプログラムやデータは所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして入力してもよいし、リムーバブルメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して入力してもよい。RAM17cはプログラムやデータを一時的に記憶するメモリである。
【0015】
次に、透過原稿ホルダについて説明する。
図4は、透過原稿ホルダを示す模式図である。透過原稿ホルダ20は支持部としての第一支持部材21及び第二支持部材22とホルダ本体23とを備えている。第一支持部材21と第二支持部材22とはともに開口部を有している。第一支持部材21と第二支持部材22とがフィルムなどの透過原稿Mの余白部分を狭持すると、透過原稿Mの原稿面は開口部に位置する。第一支持部材21と第二支持部材22とで狭持された透過原稿Mは、ホルダ本体23の開口部24に図示しない支持手段により支持される。ホルダ本体23は、白基準窓25及びガイド26を有している。白基準窓25はシェーディング補正を行なうための白基準データを設定するために設けられている開口部である。ガイド26は、透過原稿ホルダ20を副走査方向に案内するための溝である。
【0016】
次に反射原稿ホルダについて説明する。
図5は、カバー32が開いた状態の反射原稿ホルダ30を示す斜視図である。図6は、カバー32が閉じた状態の反射原稿ホルダ30を示す斜視図である。また、図7は、図5に示す反射原稿ホルダ30のVII−VII線の断面図である。反射原稿ホルダ30は、本体としてのホルダ本体31及びカバー32を備える。
【0017】
ホルダ本体31は、白基準板35、ガイド36及び原稿マット37(図7参照)を有している。白基準板35は、シェーディング補正を行うための白基準データを設定するために設けられている反射率の高い白色板である。ガイド36は、反射原稿ホルダ30を副走査方向に案内するための溝である。原稿マット37はプラスチックなどの平坦な白色の板で構成され、図7に示すように凹み部38に収容されている。ホルダ本体31は反射原稿が原稿マット37上に載置されることで反射原稿の背面に当接し、反射原稿の前面に後述する透明板33の平坦面33aが当接することにより反射原稿を狭持する。
【0018】
カバー32は、ガラス板や透明プラスチックなどの無色透明な板状の透明板33と、透明板33を支持する枠部材34とで構成されている。透明板33は板状に形成されているため平坦面33aを有している。枠部材34はホルダ本体31に揺動自在に連結されている。反射原稿が原稿マット37上に載置されている状態でカバー32を閉じることにより透明板33の平坦面33aが反射原稿の前面に当接する。
【0019】
次に、透過原稿ホルダ20が透過原稿を支持する位置と反射原稿ホルダ30が反射原稿を支持する位置とについて説明する。
図8は、透過原稿ホルダ20が透過原稿を支持する位置と反射原稿ホルダ30が反射原稿を支持する位置とを説明するための模式図である。始めに透過原稿ホルダ20について説明する。透過原稿ホルダ20は、前述した支持部により透過原稿を読み取り対象平面上に支持する。読み取り対象平面はその平面上に支持されている原稿が透明板を介さずにリニアイメージセンサ12に鮮明に結像される平面であって、リニアイメージセンサ12と結像光学系との位置関係に応じて一意に特定される平面である。透過原稿を読み取り対象平面上に支持した場合、当該透過原稿を読み取って作成したディジタル画像は当該透過原稿に焦点の合った鮮明な画像となる。透過原稿ホルダ20の第一支持部材21及び第二支持部材22は、図2に示すように透過原稿ホルダ20が副走査駆動部16に搬送されているとき透過原稿が読み取り対象平面に重なるように透過原稿を支持するよう形成されている。これにより透過原稿ホルダ20は副走査駆動部16に搬送されているとき透過原稿を読み取り対象平面上に支持する。次に反射原稿ホルダ30が反射原稿を支持する位置について説明する。反射原稿ホルダ30は、反射原稿を第二読み取り対象平面上に支持する。本実施例の反射原稿ホルダ30は透明板33が下側になる姿勢で副走査駆動部16に搬送されるため、具体的には透明板33の平坦面33aで反射原稿を第二読み取り対象平面上に支持する。第二読み取り対象平面はその平面上に支持されている原稿が透明板33を介してリニアイメージセンサ12に鮮明に結像される平面であって、リニアイメージセンサ12と結像光学系との位置関係、及び透明板33に応じて一意に特定される平面である。例えばリニアイメージセンサ12と結像光学系との位置関係が既に固定されているとする。この場合、透明板33の平坦面33aに反射原稿を載置して透明板33の位置を調整すると、当該反射原稿に焦点が合う位置、すなわちリニアイメージセンサ12に鮮明に結像される位置が一意に特定される。第二読み取り対象平面は、反射原稿がリニアイメージセンサ12に鮮明に結像される位置にある透明板33の平坦面33aに重なる平面として特定される。図8に示すように第二読み取り対象平面は透明板33の厚みと屈折率との影響で読み取り対象平面とはずれた平面となる。このため反射原稿ホルダ30は、図1に示すように副走査駆動部16に搬送されているとき透明板33の平坦面33aが読み取り対象平面から所定距離離間した位置を通るようホルダ本体31の厚みが調整されている。ここでいう所定距離とはすなわち読み取り対象平面と第二読み取り対象平面との間の距離に相当する。読み取り対象平面と第二読み取り対象平面との間の距離Lは、具体的には次式(1)で示される。
L=(1−1/n)×t (1)
ここで、nは透明板33の屈折率、tは透明板33の光路方向の厚さである。この結果、反射原稿は反射原稿ホルダ30が副走査駆動部16に搬送されているとき第二読み取り対象平面上に支持されることになる。
【0020】
次に、イメージスキャナ10の作動について説明する。
透過原稿Mを対象物として読み取る場合、ユーザは読み取る透過原稿Mを透過原稿ホルダ20に支持させ、イメージスキャナ10に設けられた開口部に白基準窓25側から挿入する。これにより透過原稿ホルダ20をセットする。
イメージスキャナ10は、透過原稿用光源11dを点灯させ、セットされた透過原稿ホルダ20を副走査駆動部16によって副走査線方向に搬送させつつ透過原稿を読み取る。この間、透過原稿は読み取り対象平面上を通過するので、透過原稿Mがリニアイメージセンサ12に鮮明に結像され、透過原稿Mに焦点のあった鮮明なディジタル画像が出力される。透過原稿Mの読み取りが終了すると、イメージスキャナ10は反射原稿ホルダ30を開口部側に搬送する。
【0021】
反射原稿Mを対象物として読み取る場合、ユーザは読み取る反射原稿Mを反射原稿ホルダ30に狭持させ、イメージスキャナ10に設けられた開口部に透明板33を下向きにして白基準板35側から挿入する。これにより反射原稿ホルダ30をセットする。
イメージスキャナ10は、反射原稿用光源11aを点灯させ、反射原稿ホルダ30を副走査駆動部16により副走査線方向に搬送させつつ反射原稿Mを読み取る。この間、反射原稿Mは第二読み取り対象平面上を通過するので、反射原稿Mの反射面がリニアイメージセンサ12に鮮明に結像され、反射原稿に焦点のあった鮮明なディジタル画像が出力される。
【0022】
以上説明した本発明の一実施例に係るイメージスキャナ10によると、透過原稿Mは透過原稿ホルダ20によって透明板33を介することなくリニアイメージセンサ12に鮮明に結像される位置に支持され、反射原稿Mは反射原稿ホルダ30によって透明板33を介してリニアイメージセンサ12に鮮明に結像される位置に支持される。従って光路長の調整を行わなくてもいずれの原稿にも焦点が合う。このため光路長を調整する手段を備える必要がない。よってこのイメージスキャナ10によると、透明板33を介することなく読み取る透過原稿Mと透明板33を介して読み取る反射原稿Mとのいずれの原稿にも簡素な構成で焦点を合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像読み取り装置の模式図。
【図2】本発明の一実施例に係る画像読み取り装置の模式図。
【図3】本発明の一実施例に係る画像読み取り装置のブロック図。
【図4】本発明の一実施例に係る透過原稿ホルダの模式図。
【図5】本発明の一実施例に係る反射原稿ホルダの斜視図。
【図6】本発明の一実施例に係る反射原稿ホルダの斜視図。
【図7】図5のVII−VII線断面図。
【図8】本発明の一実施例に係る読み取り対象平面の模式図。
【符号の説明】
10 イメージスキャナ(画像読み取り装置)、11a 反射原稿用光源(結像光学系)、11b ミラー(結像光学系)、11c レンズ(結像光学系)、11d 透過原稿用光源(結像光学系)、12 リニアイメージセンサ、16 副走査駆動部(副走査手段)、20 透過原稿ホルダ、21 第一支持部材(支持部)、22 第二支持部材(支持部)、30 反射原稿ホルダ、31 ホルダ本体、32 カバー、33 透明板、M 透過原稿、M 反射原稿

Claims (1)

  1. イメージセンサと、
    前記イメージセンサに所定画角内の読み取り対象平面上の対象物を鮮明に結像させる結像光学系と、
    透過原稿を支持する透過原稿ホルダと、
    反射原稿を支持する反射原稿ホルダと、
    前記透過原稿ホルダ及び前記反射原稿ホルダを着脱自在であって、前記透過原稿ホルダ及び前記反射原稿ホルダを搬送することにより、反射原稿及び透過原稿を前記イメージセンサの画角内に搬送する副走査手段とを備える画像読み取り装置であって、
    前記透過原稿ホルダは、前記副走査手段に搬送されているとき前記読み取り対象平面上に透過原稿を支持する支持部を有し、
    前記反射原稿ホルダは、反射原稿の背面に当接する本体と、反射原稿の前面に当接する平坦面を有し前記本体とともに前記反射原稿を狭持する透明板とを備え、
    前記反射原稿ホルダが前記副走査手段に搬送されているとき、前記平坦面は、前記読み取り対象平面から所定距離離間した位置を通り、前記透明板を介して前記イメージセンサに鮮明に結像される位置に前記反射原稿を支持することを特徴とする画像読み取り装置。
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