JP2005038305A - 液圧制御装置および液圧制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電磁制御弁における応答性を向上させた液圧制御装置及び液圧制御方法を提供する。
【解決手段】 液圧制御装置は、目標液圧Prefの近辺で保持モードを維持する領域である不感帯の内側に、リニア弁へ準備電流を供給開始するための基準となる閾値Pl’及びPu’を設定する。液圧制御装置は、制御液圧Pwcが閾値Pl’を下回ったときは増圧弁に準備電流を供給開始し、制御液圧Pwcが閾値Pu’を上回ったときは減圧弁に準備電流を供給開始する。準備電流は、増圧弁又は減圧弁が開弁しない程度の値である。制御液圧Pwcが上限値Pu又は下限値Plを超えたときは、演算ユニット202は増圧弁又は減圧弁に指令電流を供給開始する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、液圧制御装置及び液圧制御方法に関し、特に液圧制御装置に含まれる電磁制御弁に対して供給すべき電流を制御する技術に関する。
自動車等の車両用の制動装置として、油圧導管の途中にモータ駆動されるオイルポンプを設け、そのオイルポンプの吐出側の作動液をアキュムレータに蓄積してアキュムレータ圧を高圧に保つものが知られている。この高圧の作動液は、運転者のブレーキペダル操作に応じ、各輪に対応して設けられた制御弁のうち増圧弁を介してホイールシリンダに導入され、所望の制動力が発揮される。こうした制動力を安定的かつ的確に発生するために、マイクロコンピュータが圧力センサによってホイールシリンダ圧を監視し、その圧力と目標の液圧との偏差が所定値を超えたときに、ホイールシリンダ圧を増圧又は減圧させている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−278764号公報
ここで、制御弁として用いられる電磁流量制御弁は、指令電流が供給されてから実際に制御弁に指令電流が流れて液圧が変化するまでに遅延が生ずるという特性を持つ。また、制御弁の応答特性や応答遅延の大きさはその時々の状況に応じてばらつきがあり、制御弁に供給する指令電流の値を単に大きくするだけでは却って制御弁の応答にハンチング等の振動が生じてしまう可能性もある。一方、車両用の制動装置に含まれる制御弁の応答特性に見られる遅延は、目標の液圧が急変したとき等にブレーキ制御遅れやオーバーシュートの原因となる可能性がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、電磁流量制御弁における応答性を向上させた液圧制御装置及び液圧制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様における液圧制御装置は、供給される指令電流の値に応じた電磁流量制御弁の開閉状態の変化により液圧を調圧する装置であって、目標の液圧と実際の液圧との偏差を検出する偏差検出手段と、前記偏差検出手段が検出した前記偏差が所定値以下の不感帯に属している場合に、前記液圧制御弁が開弁しない程度の値の前記指令電流を準備電流として前記液圧制御弁に供給する電流供給手段と、を有する。
本態様の液圧制御装置によれば、目標の液圧と実際の液圧との偏差(以下、液圧偏差ともいう)が不感帯を脱する直前に電磁流量制御弁への指令電流を準備電流として予備的に供給開始する。従って、液圧偏差が不感帯を脱したときには準備電流に指令電流との差を増加させるだけで電磁流量制御弁を開弁させることができるので、より応答性の速い電磁流量制御弁の開弁が実現され、液圧偏差をより小さくことができる。
本発明のある態様において、前記電流供給手段は、前記準備電流を供給している状態において、前記準備電流と実際に前記電磁流量制御弁へ流れる実電流との電流差から前記電磁流量制御弁の状態を検出してもよい。液圧制御装置は、電磁流量制御弁の状態を検出できればその状態に応じて指令電流の値をより適切な値に補正できるので、電磁流量制御弁の最適制御により液圧偏差をより小さくすることができる。
本発明のある態様において、前記電流供給手段は、前記電磁流量制御弁の状態として前記電磁流量制御弁に含まれるコイルの温度を検出してもよい。液圧制御装置は、電磁流量制御弁に含まれるコイルの温度を随時把握できるだけでなく、コイル温度に応じた各種制御や最適化処理を実行することも可能となる。
本発明のある態様において、前記電流供給手段は、前記電磁流量制御弁の状態に応じて前記電磁流量制御弁に供給すべき指令電流の値を補正してもよい。この液圧制御装置は、指令電流と実際に電磁流量制御弁に流れる電流とのずれを加味して、より適切な値に指令電流を補正できるので、電磁流量制御弁の最適制御により液圧偏差をより小さくすることができる。また、準備電流によって得られた電磁流量制御弁の状態に応じて指令電流の値を補正できるので、電磁流量制御弁を実際に開弁する以前に最適な指令電流の値を決定できる点に特に意義がある。
本発明の別の態様は、液圧制御方法である。この方法は、供給される指令電流の値に応じた電磁流量制御弁の開閉状態の変化により液圧を調圧する液圧制御方法であって、目標の液圧と実際の液圧との偏差を検出するステップと、前記検出する偏差が所定値以下の不感帯に属している場合、前記電磁流量制御弁が開弁しない程度の値の前記指令電流を準備電流として前記電磁流量制御弁に供給するステップと、前記検出する偏差が前記所定値を超えて前記不感帯から脱する場合、前記電磁流量制御弁が開弁するよう前記指令電流の値を変化させるステップと、を有する。
本態様の液圧制御方法によれば、液圧偏差が不感帯を脱したときには準備電流に指令電流との差を増加させるだけで電磁流量制御弁を開弁させることができるので、より応答性の速い電磁流量制御弁の開弁が実現され、液圧偏差をより小さくことができる。
本発明の液圧制御装置及び液圧制御方法によれば、液圧制御装置に含まれる各制御弁における応答性を向上させて車両の制動力をより安定させることができる。
本実施の形態に係る液圧制御装置は、その構成に含まれる複数の電磁流量制御弁に生ずる液圧変化応答を向上させるために、指令電流を本来供給すべきタイミングよりも早いタイミングにて準備的な指令電流(以下、準備電流という)を電磁流量制御弁に供給する。準備電流の値は電磁流量制御弁が開弁しない程度の電流値であり、この準備電流をあらかじめ電磁流量制御弁に与えておくことにより、本来指令電流を供給すべきタイミングが到来したときには、目標とする指令電流の値と準備電流の値の差分だけ電流値を増加すれば足りる。これにより電磁流量制御弁に対して本来のタイミングから指令電流を供給開始する場合に比べて、より速い液圧変化応答が得られる。
図1は、油圧システム100と電子制御ユニット200の全体構成を示す。油圧システム100は主にアクチュエータ80とアクチュエータ80以外のマスタシリンダ14などを備える。なお、以下の説明において、電子制御ユニット200単独で液圧制御装置と捉えてもよいし、油圧システム100またはその一部と電子制御ユニット200の組合せを液圧制御装置と捉えてもよい。
ブレーキペダル12にはその踏み込みストロークを検出するストロークセンサ46が設けられている。マスタシリンダ14は、運転者によるブレーキペダル12の踏み込み操作に応じ、作動液であるブレーキオイルを外部に圧送する。ブレーキペダル12とマスタシリンダ14との間にはドライストロークシミュレータ13が設けられている。
マスタシリンダ14には右前輪用のブレーキ油圧制御導管16及び左前輪用のブレーキ油圧制御導管18の一端が接続され、これらのブレーキ油圧制御導管はそれぞれ、右前輪及び左前輪の制動力を発揮する右前輪用及び左前輪用のホイールシリンダ20FR、20FLに接続されている。右前輪用及び左前輪用のブレーキ油圧制御導管16、18の途中にはそれぞれ通常は開状態(以下これを「常開型」という)の右電磁開閉弁22FR及び左電磁開閉弁22FLが間挿され、また、それぞれ右前輪側及び左前輪側のマスタシリンダ圧を計測する右マスタおよび左マスタ圧力センサ48FR、48FLが設けられている。運転者によってブレーキペダル12が踏まれたとき、ストロークセンサ46によりその踏み込みが検出されるが、ストロークセンサ46の故障を想定し、右マスタおよび左マスタ圧力センサ48FR、48FLによるマスタシリンダ圧の計測によってもブレーキペダル12の踏み込みが検出される。マスタシリンダ圧をふたつの圧力センサで監視するのは、フェイルセイフの観点による。
マスタシリンダ14にはリザーバタンク26が接続され、また、開閉弁23を介してウェットストロークシミュレータ24が接続され、リザーバタンク26には油圧給排導管28の一端が接続される。油圧給排導管28にはモータ32により駆動されるオイルポンプ34が設けられている。オイルポンプ34の吐出側は高圧導管30になっており、アキュムレータ50とリリーフバルブ53が設けられている。アキュムレータ50はオイルポンプ34によって例えば16〜21.5MPaという範囲(以下「制御範囲」という)の高圧にされたブレーキオイルを蓄積する。リリーフバルブ53は、アキュムレータ圧が異常に高く、例えば30MPaといった高圧になったとき開き、油圧給排導管28へ高圧のブレーキオイルを逃がす。
高圧導管30にはアキュムレータ圧を計測するアキュムレータ圧センサ51が設けられる。後述の電子制御ユニット200はアキュムレータ圧センサ51の出力であるアキュムレータ圧を入力し、このアキュムレータ圧が制御範囲に収まるようモータ32を制御をする。
高圧導管30は、それぞれ通常は閉じた状態(これを「常閉型」という)にあり、必要なときにホイールシリンダの増圧用に利用される電磁流量制御弁、すなわちリニア弁である増圧弁40FR、40FL、40RR、40RLを介し、右前輪のホイールシリンダ20FR、左前輪のホイールシリンダ20FL、右後輪用のホイールシリンダ20RR、左後輪用のホイールシリンダ20RLに接続されている。
右前輪のホイールシリンダ20FRと左前輪のホイールシリンダ20FLは、それぞれ常閉型で、必要なときに減圧用に利用される電磁流量制御弁、すなわちリニア弁である減圧弁42FR、42FLを介して油圧給排導管28へ接続されている。また、右後輪用のホイールシリンダ20RR、左後輪用のホイールシリンダ20RLは、それぞれ常開型の減圧弁42RR、42RLを介して油圧給排導管28へ接続されている。
右前輪、左前輪、右後輪、左後輪のホイールシリンダ20FR、20FL、20RR、20RL付近には、それぞれホイールシリンダ内の油圧を計測する右前輪用、左前輪用、右後輪用、左後輪用の圧力センサ44FR、44FL、44RR、44RLが設けられている。
電子制御ユニット200は、電磁開閉弁22FR、22FL、モータ32、4個の増圧弁40FR、40FL、40RR、40RL、および4個の減圧弁42FR、42FL、42RR、42RLを制御する。電子制御ユニット200はマイクロコンピュータによる演算ユニット202、各種制御プログラム及び各種データを格納するROM204、およびデータ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAM206を備える。
詳細は図示しないが、演算ユニット202には、右前輪用、左前輪用、右後輪用、左後輪用の圧力センサ44FR、44FL、44RR、44RLより、それぞれ、右前輪のホイールシリンダ20FR内の圧力信号、左前輪のホイールシリンダ20FL内の圧力信号、右後輪用のホイールシリンダ20RR内の圧力信号、左後輪用のホイールシリンダ20RL内の圧力信号(以下、総括的にホイールシリンダ圧信号という)が入力され、ストロークセンサ46よりブレーキペダル12の踏み込みストロークを示す信号(以下ストローク信号という)が入力され、右マスタおよび左マスタ圧力センサ48FR、48FLよりマスタシリンダ圧を示す信号(以下マスタシリンダ圧信号という)、アキュムレータ圧センサ51よりアキュムレータ圧を示す信号(以下アキュムレータ圧信号という)が入力される。
電子制御ユニット200のROM204は所定の制動制御フローを記憶している。演算ユニット202はストローク信号とマスタシリンダ圧信号に基づき車両の目標減速度を演算し、演算された目標減速度に基づき各輪の目標ホイールシリンダ圧を演算し、各輪のホイールシリンダ圧が目標ホイールシリンダ圧になるよう制御する。
ROM204はさらに、所定のアキュムレータ圧制御フローを記憶している。演算ユニット202はアキュムレータ圧が制御範囲の下限値未満であるときにはオイルポンプ34を駆動してアキュムレータ圧を昇圧し、アキュムレータ圧が制御範囲に入っていれば、オイルポンプ34を停止させる。
ROM204はさらに、所定の準備電流制御フロー、指令電流制御フロー、及び指令電流補正フローを記憶している。演算ユニット202は、準備電流制御フローとして、目標の液圧と実際の液圧の間の液圧偏差が不感帯を脱する前の段階で、液圧偏差が所定値を超えたときに4個の増圧弁40FR、40FL、40RR、40RL、および4個の減圧弁42FR、42FL、42RR、42RL(以下、総括的にリニア弁という)に対する準備電流の供給を開始する。演算ユニット202は、指令電流制御フローとして、液圧偏差が不感帯を脱したときに、リニア弁に対する指令電流の供給を開始する。演算ユニット202は、指令電流補正フローとして、準備電流をリニア弁に供給した段階で検出される、リニア弁に実際に流れる電流と指令電流とのずれに応じた補正量にて指令電流の値を補正する。演算ユニット202は、フィードバック制御におけるフィードバック量を指令電流の補正量で増減することにより、指令電流の値を補正する。準備電流制御フロー、指令電流制御フロー、及び指令電流補正フローの詳細は図4以降で説明する。
以上の構成における制動制御の概要を説明する。まず、運転者がイグニションスイッチをオンにする前、すなわち各電磁弁に対する通電前においては、各電磁弁は内蔵しているバネの付勢力により、図1の状態にある。このとき、マスタシリンダ14から大気圧のブレーキオイルが右および左電磁開閉弁22FR、22FLを介して、それぞれ右前輪と左前輪のホイールシリンダ20FR、20FLに達している。一方、右後輪と左後輪のホイールシリンダ20RR、20RLにも、油圧給排導管28と常開型の減圧弁42RR、42RLを介して、リザーバタンク26内の液圧と同じ大気圧のブレーキオイルが到達している。この時点では、4つすべてのホイールシリンダ圧が大気圧であり、制動力は発生しない。ただし、通電前であっても、運転者がブレーキペダル12を踏めば、その踏込力に応じた制動力が右前輪と左前輪のホイールシリンダ20FR、20FLに直接作用し、これら右前輪と左前輪には制動力が生じる。
運転者がイグニションスイッチをオンすると、必要に応じてモータ32が作動し、アキュムレータ圧が制御範囲に入る。この後、通常走行に入ったときも各電磁弁は図1の状態にある。つづいて、運転者がブレーキペダル12を踏むと、まずマスタシリンダ14が押し込まれ、マスタシリンダ14とリザーバタンク26の連通が遮断される。また、右および左電磁開閉弁22FR、22FLが閉じられ、開閉弁23が開かれ、マスタシリンダ14から右前輪および左前輪のホイールシリンダ20FR、20FLへの大気圧のブレーキオイルの連通が遮断される。また、右後輪用、左後輪用の減圧弁42RR、42RLが閉じられ、4個の増圧弁40FR、40FL、40RR、40RLが開けられる。各電磁弁の開度は、各種演算を経て算出された各輪の目標ホイールシリンダ圧をもとに制御される。
図2は、制動制御の際に演算する目標液圧Prefと制御の結果出力される制御液圧Pwcの様子を示す。同図の制御は一般的なものであり、同図に本実施の形態に特徴的な処理は明示的には現れないが、後述のごとく、本実施の形態の制御は増圧モード、減圧モード、保持モードに関連するため、まず制動制御の概要を述べる。なお、同図は見やすさのために制御液圧Pwcの振る舞いを比較的緩やかに描いている。一般には、制御液圧Pwcの曲線は同図のものよりも小刻みに変動する。
図2において、横軸は時間、縦軸は液圧である。目標液圧Prefは後述のごとく制動要求から各種演算を経て各輪の目標ホイールシリンダ圧Prefとして定まる。一方、制御液圧Pwcは現実のホイールシリンダ圧Pwcである。この制動制御のために、目標液圧Prefを中央値付近に含み、下限圧Plと上限圧Puで定まる幅を不感帯として設ける。制御液圧Pwcが不感帯に入っているときは増圧も減圧もせず、保持モードとして各リニア弁を閉じる。制御液圧Pwcが不感帯の下限圧Plを下回れば増圧弁を開け、制御液圧Pwcを高める。これが増圧モードである。逆に、制御液圧Pwcが不感帯の上限圧Puを上回れば減圧弁を開け、制御液圧Pwcを下げる。これが減圧モードである。
図3は、図2の制動制御を実施するプログラムの処理の流れを示す。この制動制御フローは所定の時間間隔で継続的に実行される。制動制御に先立ち、運転者がブレーキペダル12を踏んだとき、まず右および左電磁開閉弁22FR、22FLが閉じられ、開閉弁23が開かれ、マスタシリンダ14から右前輪および左前輪のホイールシリンダ20FR、20FLへの大気圧のブレーキオイルの連通、およびマスタシリンダ14とリザーバタンク26の連通が遮断される。この状態を初期状態として、まずストローク信号が読み込まれ(S30)、マスタシリンダ圧信号が読み込まれ(S32)、これらの信号から演算ユニット202によって既知の手法で目標減速度が演算される(S34)。
つづいて演算ユニット202は、目標減速度に対する各輪の目標液圧Pref、すなわち目標ホイールシリンダ圧Prefを既知の手法で演算し(S36)、各輪のホイールシリンダ20FR、20FL、20RR、20RL内の液圧Pwcを圧力センサ44FR、44FL、44RR、44RLから読み込み(S38)、目標ホイールシリンダ圧Prefと現実のホイールシリンダ圧Pwcの差から制動制御のモードを決定する(S40)。つぎに、決定された制動制御のモードに従ってリニア弁の制御がなされる(S42)。なお、S36で目標ホイールシリンダ圧Prefが求まれば、既知の手法でフィードフォワード制御が可能になるが、本実施の形態では主にフィードバック制御が関係するため、以下、液圧制御としてフィードバック制御を考える。
図4は、準備電流及び指令電流の供給と液圧変化の関係を示す。縦軸に液圧及び電流値、横軸に時間を示す。図において、常閉型のリニア弁である増圧弁40FR、40FL、40RR、40RLに対する準備電流は線330に示され、それら増圧弁に対して増圧を指示する指令電流(以下、増圧電流という)は線332に示される。また、常閉型のリニア弁である減圧弁42FR、42FLに対する準備電流は線340に示され、それら減圧弁に対して減圧を指示する指令電流(以下、減圧電流という)は線342に示される。
目標液圧を中心として上限値Puと下限値Plの幅が不感帯であり、図はその不感帯を便宜上拡大して表現している。不感帯の内側には、準備電流の供給開始を判断する基準となる減圧準備閾値Pu’と増圧準備閾値Pl’が設けられている。減圧準備閾値Pu’及び増圧準備閾値Pl’は、目標液圧に対してそれぞれ一定の液圧間隔を保った位置に設けられる。線310及び線320は、図2における制御液圧Pwcに相当する。本実施の形態では、制御液圧Pwcが不感帯に属しながら不感帯から脱する傾向にある場合に、演算ユニット202はリニア弁に準備電流を供給すべきか否かを判断する。制御液圧Pwcが不感帯から脱する傾向にあるか否かは、制御液圧Pwcが不感帯の領域から上限値Pu又は下限値Plに向かって変動しているかどうかにより判断される。従って、制御液圧Pwcが不感帯の外側から不感帯の内側に移行した直後には、制御液圧Pwcが目標液圧Prefに向かって変化する限り、演算ユニット202はリニア弁に準備電流を供給すべきか否かを判断しない。
線310に示される通り、制御液圧Pwcが不感帯に属しながら下限値Plに向かって変化しつつ、その制御液圧Pwcが増圧準備閾値Pl’を超えたとき(時間A1)、演算ユニット202は増圧のための準備電流を増圧弁に供給開始し、その準備電流の値を徐々に増加させる。増圧弁の開弁に必要な電流値をC2とすると、準備電流として増圧弁に供給する電圧値はC2より小さな値C1である。準備電流は、理想的には線330に示される通り時間A1で電流値C1に達し、時間A1以降は線形に増加するのが望ましい。しかし、増圧弁に含まれるコイルに実際に流れる電流(以下、実電流という)は、応答遅れのため線334に示されるような比較的緩やかな勾配にて立ち上がる。実電流が準備電流よりも値が小さく、実電流の立ち上がりが準備電流より遅延するのは、コイルを含む増圧弁までの準備電流の供給経路における抵抗やインダクタンスが影響するからであり、その抵抗値はコイルの温度によっても増減する。従って、実電流の値にはその時々の状況に応じてばらつきが生じる。
線310に示される通り、制御液圧Pwcが下限値Plを超えて不感帯を脱するとき(時間A2)、演算ユニット202はそれまで準備電流として増圧弁に供給していた電流を、増圧弁の開弁に必要な電流値C2まで増加することにより、本来の指令電流である増圧電流を増圧弁に供給開始する。増圧電流の供給開始に伴い、実電流の値は線336に示される通り再び急勾配で増加する。ここで、増圧弁に対して準備電流を供給しないまま時間A2から増圧電流の供給を開始した場合、破線338に示されるように線336と比べて立ち上がりが遅く、実電流の値がC2に近づくのも遅い。この場合、増圧弁による液圧変化も遅れるので、破線312に示されるように制御液圧Pwcが増圧傾向に転ずるタイミングも遅延してしまう。
一方、線320に示される通り、制御液圧Pwcが不感帯に属しながら上限値Puに向かって変化しつつ、その制御液圧Pwcが減圧準備閾値Pu’を超えたときは(時間B1)、演算ユニット202は減圧のための準備電流を減圧弁に供給開始し、その準備電流の値を徐々に増加させる。減圧弁の開弁に必要な電流値をD2とすると、準備電流として減圧弁に供給する電圧値はD2より小さな値D1である。減圧弁に含まれるコイルに流れる実電流もまた線344に示されるように準備電流の値より小さく、その実電流の値はその時々の状況に応じてばらつきが生じる。
線320に示される通り、制御液圧Pwcが上限値Puを超えて不感帯を脱するとき(時間B2)、演算ユニット202はそれまで準備電流として減圧弁に供給していた電流を電流値D2まで増加することにより、減圧電流を減圧弁に供給開始する。減圧電流の供給開始に伴い、実電流の値は線346に示される通り再び急勾配で増加する。減圧弁に準備電流を供給せずに時間B2から減圧電流を供給開始した場合もまた、破線348に示されるように線346と比べて立ち上がりが遅く、実電流の値がD2に近づくのも遅い。この場合、減圧弁による液圧変化も遅れるので、破線322に示されるように制御液圧Pwcが減圧傾向に転ずるタイミングも遅延する。
図5は、不感帯と増圧又は減圧の準備閾値との関係を示す。横軸は目標液圧Prefと制御液圧Pwcとの偏差(目標液圧Pref−制御液圧Pwc)を示す。目標液圧Prefを中心として上限値Puと下限値Plの幅350が不感帯である。不感帯の内側には、増圧準備閾値Pl’及び減圧準備閾値Pu’が設けられており、増圧準備閾値Pl’と下限値Plの幅354は増圧のための準備電流を供給する領域を示し、減圧準備閾値Pu’と上限値Puの幅352は減圧のための準備電流を供給領域を示す。
図6は、準備電流と実電流の関係を示す。演算ユニット202は、線330に示すように増圧弁に対する準備電流の供給を時間A1に開始すると、実電流の値は線334に示すように時間A1からわずかに遅延して立ち上がる。ここで理想的な環境下では、実電流の値が線334のように準備電流の値に接近するが、現実には増圧弁内のコイルの抵抗分がコイルの温度によって増減するので、実電流の値は線360のように準備電流の値を超えたり、線362のように準備電流の値にさほど接近しないなど、増加勾配にばらつきが生じる。例えば線334を基準とすると、実電流の増加勾配は、コイル温度が低いほど抵抗分が減少して線360に近い形となり、コイル温度が高いほど抵抗分が増加して線362に近い形となる。
実電流の値が線360や線362のようにばらつく場合、例えば線334を基準とした場合に時間A2における線334に示される電流値と線360又は線362に示される電流値との差をΔiとし、この電流差Δiを演算ユニット202が補正値として検出する。演算ユニット202は、時間A2において準備電流として増圧弁へ供給していた電流値をその増圧弁の開弁に必要な値まで増加させる場合に、電流値のずれである電流差Δiを相殺する形で電流値を補正することにより、その電流値を目標の増圧電流の値に近づける。これにより、本実施の形態における液圧制御装置は、リニア弁におけるコイル温度の影響を解消して、より高い精度でリニア弁の開閉を制御できる。
図7は、増圧のための準備電流を増圧弁へ供給する制御フローを示す。演算ユニット202は、本図の制御フローを所定の制御サイクル時間ごとに繰り返し実行する。まず、制御液圧Pwcが不感帯に属しない場合や制御液圧Pwcが不感帯内から脱する傾向にないときは(S10N)、この制御フローから抜けて通常の制動制御フローに戻る。演算ユニット202により、制御液圧Pwcが不感帯内から脱する傾向が検出された場合(S10Y)、制御液圧Pwcが増圧準備閾値Pl’を下回らなければ通常の制動制御フローに戻り(S12N)、制御液圧Pwcが増圧準備閾値Pl’を下回ったときは(S12Y)、演算ユニット202は増圧弁に準備電流を供給する(S14)。さらに演算ユニット202により検出される制御液圧Pwcが下限値Plを下回らないときは(S16N)、演算ユニット202が実電流と基準値の電流差Δiを検出して(S18)、増圧電流の補正量を算出する(S20)。演算ユニット202により検出される制御液圧Pwcが下限値Plを下回ったときは(S16Y)、演算ユニット202はあらかじめ算出した補正量にて増圧電流の値を補正する(S22)。
図8は、減圧のための準備電流を減圧弁へ供給する制御フローを示す。演算ユニット202は、本図の制御フローもまた所定の制御サイクル時間ごとに繰り返し実行する。まず、制御液圧Pwcが不感帯に属しない場合や制御液圧Pwcが不感帯内から脱する傾向が演算ユニット202により検出されないときは(S50N)、この制御フローから抜けて通常の制動制御フローに戻る。演算ユニット202により、制御液圧Pwcが不感帯内から脱する傾向が検出された場合(S50Y)、制御液圧Pwcが減圧準備閾値Pu’を上回らなければ通常の制動制御フローに戻り(S52N)、制御液圧Pwcが減圧準備閾値Pu’を上回ったときは(S52Y)、演算ユニット202は減圧弁に準備電流を供給する(S54)。演算ユニット202により検出される制御液圧Pwcが上限値Puを上回らなければ(S56N)、演算ユニット202が電流差Δiを検出して(S58)、減圧電流の補正量を算出する(S60)。演算ユニット202により検出される制御液圧Pwcが上限値Puを上回れば(S56Y)、演算ユニット202はあらかじめ算出した補正量にて減圧電流の値を補正する(S62)。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。なお本発明はこの実施の形態に限定されることなく、その様々な変形例もまた本発明の態様として有効である。以下、変形例をいくつか説明する。
本発明の実施の形態においては、常閉型の増圧弁及び減圧弁の開閉制御において液圧制御装置を適用する例を説明した。変形例においては、常開型である2個の減圧弁42RR、42RLの開閉制御においてこの液圧制御装置を適用してもよい。この場合、演算ユニット202は、ホイールシリンダ圧の増圧時に減圧弁42RR、42RLへ供給する閉弁のための指令電流を、それら減圧弁が開弁しない程度の値まで減少させることにより、本発明の実施の形態における準備電流と同様の効果が得られる。すなわち、減圧弁42RR、42RLへ供給する閉弁のための定電流を基準とし、その定電流よりマイナス側の値の電流を準備電流として演算ユニット202が減圧弁に供給すればよい。これにより、常開型の減圧弁の液圧変化応答もまた常閉型のリニア弁と同様に向上させることができる。
本発明の実施の形態においては、準備電流を供給する間の実電流の値と、特定の基準値との間で電流差Δiを求める例を説明した。電流差Δiを求めるための基準値は、実電流のばらつきが想定される範囲の中央値に設定されてもよいし、または準備電流の値に設定されてもよい。
本発明の実施の形態においては、電流差Δiに基づいて指令電流の値を補正する例を説明した。変形例における液圧制御装置は、準備電流を供給するときのリニア弁の状態を示す値として電流差Δi以外のパラメータに基づいて指令電流を補正してもよい。準備電流を供給するときのリニア弁の状態を示す値は、例えばコイルの温度であってもよく、その場合コイルの温度と指令電流の補正量との関係を示すテーブルがROM204にあらかじめ格納されていてもよい。
準備電流の値C1及びD1は、リニア弁に含まれるコイルの温度が最小限まで低下した場合にも実電流が指令電流の値を超えないように設定される。すなわち、コイルの温度が低下して実電流が最大限まで増加してもリニア弁の開弁に必要な電流値を下回るように設定される。
油圧システムと電子制御ユニットの全体構成を示す図である。 制動制御の際に演算する目標液圧Prefと制御の結果出力される制御液圧Pwcの様子を示す図である。 図2の制動制御を実施するプログラムの処理の流れを示す図である。 準備電流及び指令電流の供給と液圧変化の関係を示す図である。 不感帯と増圧又は減圧の準備閾値との関係を示す図である。 準備電流と実電流の関係を示す図である。 増圧のための準備電流を増圧弁へ供給する制御フローを示す図である。 減圧のための準備電流を減圧弁へ供給する制御フローを示す図である。
符号の説明
20FL ホイールシリンダ、 20FR ホイールシリンダ、 20RL ホイールシリンダ、 20RR ホイールシリンダ、 22FL 左電磁開閉弁、 22FR 右電磁開閉弁、 40FR 増圧リニア弁、 40FL 増圧リニア弁、 42FR 減圧リニア弁、 42FL 減圧リニア弁、 42RR 減圧リニア弁、 42RL 減圧リニア弁、 44FR 圧力センサ、 44FL 圧力センサ、 48FR 右マスタ圧力センサ、 48FL 左マスタ圧力センサ、 80 アクチュエータ、 100 油圧システム、 200 電子制御ユニット、 202 演算ユニット、 204 ROM、 206 RAM。

Claims (5)

  1. 供給される指令電流の値に応じた電磁流量制御弁の開閉状態の変化により液圧を調圧する液圧制御装置であって、
    目標の液圧と実際の液圧との偏差を検出する偏差検出手段と、
    前記偏差検出手段が検出した前記偏差が所定値以下の不感帯に属している場合に、前記液圧制御弁が開弁しない程度の値の前記指令電流を準備電流として前記液圧制御弁に供給する電流供給手段と、
    を有することを特徴とする液圧制御装置。
  2. 前記電流供給手段は、前記準備電流を供給している状態において、前記準備電流と実際に前記電磁流量制御弁へ流れる実電流との電流差から前記電磁流量制御弁の状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の液圧制御装置。
  3. 前記電流供給手段は、前記電磁流量制御弁の状態として前記電磁流量制御弁に含まれるコイルの温度を検出することを特徴とする請求項2に記載の液圧制御装置。
  4. 前記電流供給手段は、前記電磁流量制御弁の状態に応じて前記電磁流量制御弁に供給すべき指令電流の値を補正することを特徴とする請求項2又は3に記載の液圧制御装置。
  5. 供給される指令電流の値に応じた電磁流量制御弁の開閉状態の変化により液圧を調圧する液圧制御方法であって、
    目標の液圧と実際の液圧との偏差を検出するステップと、
    前記検出する偏差が所定値以下の不感帯に属している場合、前記電磁流量制御弁が開弁しない程度の値の前記指令電流を準備電流として前記電磁流量制御弁に供給するステップと、
    前記検出する偏差が前記所定値を超えて前記不感帯から脱する場合、前記電磁流量制御弁が開弁するよう前記指令電流の値を変化させるステップと、
    を有することを特徴とする液圧制御方法。
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