JP2005037521A - 画像形成装置 - Google Patents

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Satoshi Hamaya
聡 濱谷
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Abstract

【課題】ベルトの転写時に転写不良を引き起こす恐れのある駆動ローラの汚れを防止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有する画像形成装置において、複数のローラの内、前記ベルトを駆動する駆動ローラに接触して該駆動ローラ上に付着した付着物を除去する清掃部材を有する駆動ローラ清掃手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に係わり、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(従来の技術1)従来より、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトとして中間転写体ベルトを有して、複数のローラの内、駆動ローラにより中間転写体ベルトを駆動し、このて中間転写体ベルト上の画像を用紙に転写する画像形成装置が知られている。また、従来より、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持された用紙を搬送するベルトを有し、複数のローラの内、駆動ローラにより前記ベルトを駆動し、このベルトで用紙を搬送し、用紙にトナー像を転写する画像形成装置において、この駆動ローラに湿ったクリーニング部材が接触し、駆動ローラの付着物を除去して、付着物に起因する転写時の画像抜け、画像異常を防止している技術が開示されている(特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、前者の画像形成装置にあっては、駆動ローラに付着物がつくと、付着物に起因する転写時の画像抜け、画像異常が生じる恐れがあり、また、後者の画像形成装置にあっては、湿ったクリーニング部材を用いているので構造が複雑なるといった問題がある。
【0004】
(従来の技術2)従来の中間転写体ベルトのクリーニング手段について説明する。図5は従来の中間転写体ベルトの表面をクリーニングするクリーニング手段の問題点を説明する断面構成図であり、図5(a)はクリーニング手段の断面構成図、図5(b)は図5(a)における断面XXにおける断面構成図である。図5に示すように、回動可能に支持された中間転写体ベルト100を介してクリーニングブレード101と対向する位置にバックアップローラ102を設け、中間転写体ベルト100の像担持体を有する面100aをクリーニングするクリーニング手段を備えた画像形成装置が知られている(特許文献2参照)。
【0005】
しかしながら、このバックアップローラ102に付着物Dがつくと、中間転写体ベルト100が、図5(a)、(b)に示すように、中間転写体ベルト100の付着物のある部分が盛り上がり、クリーニングブレード101による中間転写体ベルト100の清掃で、中間転写体ベルト100の一部が盛り上がり、部分的にクリーニングでき難いという問題がある。
【0006】
(従来の技術3)従来より、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持された中間転写体ベルトを有し、中間転写体ベルトを介してクリーニングブレードと対向する位置にバックアップする部材を有して中間転写体ベルトの像担持体を有する面をクリーニングするクリーニング手段を有し、さらに中間転写体ベルトを駆動ローラで駆動する画像形成装置が知られている。
【0007】
しかしながら、前記従来の技術1および前記従来の技術2で述べたような問題があり、また、バックアップローラと駆動ローラとをそれぞれに別々に清掃部材を設け清掃すると構造が複雑になるという問題がある。
【0008】
【特許文献1】
特開平8−160770号公報
【0009】
【特許文献2】
特開2001−296755号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の課題に鑑みなされたものである。第1発明の目的は、ベルトの転写時に転写不良を引き起こす恐れのある駆動ローラの汚れを防止できる画像形成装置を提供することにある。
【0011】
第2発明の目的は、ベルトのクリーニング時にクリーニング不良を起こす恐れのあるクリーニングブレードと対向する位置にあるバックアップローラの汚れを防止できる画像形成装置を提供することにある。
【0012】
第3発明の目的は、ベルトのクリーニング時にクリーニング不良を起こす恐れがあり、且つ、ベルトの転写時に転写不良を引き起こす恐れのあるベルトを駆動すると共にクリーニングブレードをバックアップするバックアップ駆動ローラの汚れを防止できる画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
第1発明の目的は下記の手段により達成される。
【0014】
(1)複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有する画像形成装置において、複数のローラの内、前記ベルトを駆動する駆動ローラに接触して該駆動ローラ上に付着した付着物を除去する清掃部材を有する駆動ローラ清掃手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【0015】
第2発明の目的は下記の手段により達成される。
(2)複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有し、前記ベルトを介してクリーニングブレードと対向する位置にバックアップローラを有し、前記ベルトの前記ローラに接触しない面をクリーニングするクリーニング手段を備えた画像形成装置において、前記バックアップローラに接触して外周に付着した付着物を除去する清掃部材を有するバックアップローラ清掃手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【0016】
第3発明の目的は下記の手段により達成される。
(3)複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有し、前記ベルトを介してクリーニングブレードと対向する位置にバックアップする部材を有し、前記ベルトの前記ローラに接触しない面をクリーニングするクリーニング手段を備えた画像形成装置において、前記ベルトを駆動すると共に前記クリーニングブレードをバックアップするバックアップ駆動ローラを有し、前記バックアップ駆動ローラに接触して外周に付着した付着物を除去する清掃部材を有するバックアップ駆動ローラ清掃手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【0017】
【発明の実施の形態】
最初に、本発明を適用するに適した画像形成装置について説明する。図1は、本発明を適用するに適した画像形成装置の構成を示す断面図である。
【0018】
このカラー画像形成装置は、タンデム型フルカラー複写機と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10Kと、中間転写体ベルトユニット7と、給紙搬送手段21及び定着手段24とから成る。画像形成装置の本体Aの上部には、原稿画像読み取り装置SCが配置されている。
【0019】
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1Y、該感光体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y、一次転写手段としての一次転写ローラ5Y、クリーニング手段6Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1M、該感光体1Mの周囲に配置された帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M、一次転写手段としての一次転写ローラ5M、クリーニング手段6Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1C、該感光体1Cの周囲に配置された帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C、一次転写手段としての一次転写ローラ5C、クリーニング手段6Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Kは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1K、該感光体1Kの周囲に配置された帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K、一次転写手段としての一次転写ローラ5K、クリーニング手段6Kを有する。
【0020】
中間転写体ベルトユニット7は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持された半導電性エンドレスベルト状の第2の像担持体である中間転写体としての中間転写体ベルト70を有する。
【0021】
画像形成部10Y、10M、10C、10Kより形成された各色の画像は、一次転写手段としての一次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kにより、回動する中間転写体ベルト70上に逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット20内に収容された記録媒体としての用紙等の転写材Pは、給紙手段21により給紙され、複数の中間ローラ22A、22B、22C、22D、レジストローラ23を経て、二次転写手段としての二次転写ローラ5Aに搬送され、用紙等の転写材P上に二次転写してカラー画像が一括転写される。カラー画像が転写された用紙等の転写材Pは、定着手段24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
【0022】
尚、転写材の片面だけでなく両面に転写させたい場合は片面が定着された後に、排紙切換部材170を切り換えて、用紙案内部177が開放され、用紙としての転写材Pは破線矢印の方向に搬送される。
【0023】
更に、搬送機構178により用紙としての転写材Pは下方に搬送され、用紙反転部179によりスイッチバックさせられ、用紙としての転写材Pの後端部は先端部となって両面複写用給紙ユニット130内に搬送される。
【0024】
転写材Pは両面複写用給紙ユニット130に設けられた搬送ガイド131を給紙方向に移動し、給紙ローラ132で転写材Pを再給紙し、転写材Pを二次転写ローラ5Aの位置に搬送し、転写材Pの裏面にトナー画像を転写し、定着装置24で定着した後、排紙トレイ26上に排紙する。
【0025】
一方、二次転写手段としての二次転写ローラ5Aにより用紙等の転写材Pにカラー画像を転写した後、用紙等の転写材Pを曲率分離した中間転写体としての中間転写体ベルト70は、クリーニング手段6Aにより残留トナーが除去される。
【0026】
画像形成処理中、一次転写ローラ5Kは常時、感光体1Kに圧接している。他の一次転写ローラ5Y、5M、5Cはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対応する感光体1Y、1M、1Cに圧接する。二次転写手段5Aは、ここを転写材Pが通過して二次転写が行われる時にのみ、中間転写体ベルト70に圧接する。また、装置本体Aから筐体8を支持レール92L、92Rを介して引き出し可能にしてある。筐体8は、画像形成部10Y、10M、10C、10Kと、中間転写体ベルトユニット7とから成る。
【0027】
画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、垂直方向に縦列配置されている。感光体1Y、1M、1C、1Kの図示左側方には中間転写体ベルトユニット7が配置されている。中間転写体ベルトユニット7は、ローラ71、72、73、74、76を巻回して回動可能な中間転写体ベルト70、一次転写ローラ5Y、5M、5C、5K、及びクリーニング手段6Aとから成る。尚、ローラ74は二次転写手段のバックアップローラ74を兼ねている。
【0028】
筐体8の引き出し操作により、画像形成部10Y、10M、10C、10Kと、中間転写体ベルトユニット7とは、一体となって、本体Aから引き出される。
【0029】
筐体8の図示左側の支持レール92Lは、中間転写体ベルト70の左方で、定着手段24の上方空間部に配置されている。筐体8の図示右側の支持レール92Rは、最下部の現像手段4Kの下方付近に配置されている。支持レール92Rは、現像手段4Y、4M、4C、4Kを筐体8に着脱する動作に支障を来さない位置に配置されている。
【0030】
筐体8の感光体1Y、1M、1C、1Kの図示右方は、現像手段4Y、4M、4C、4Kにより囲まれ、図示下方は、帯電手段2Y、2M、2C、2K、及びクリーニング手段6Y、6M、6C、6K等により囲まれ、図示左方は、中間転写体ベルト70により囲まれている。
【0031】
その中で感光体、クリーニング手段及び帯電手段等は一つの感光体ユニットを形成し、現像手段及びトナー補給装置等は一つの現像ユニットを形成している。
【0032】
さて、一次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kを中間転写体としての中間転写体ベルト70の背面から各感光体1Y、1M、1C、1Kへ押圧するが、押圧しない時の中間転写体としての中間転写体ベルト70と各感光体1Y、1M、1C、1Kとの接触点よりも感光体回転方向下流側に一次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kを配置し各感光体1Y、1M、1C、1Kへ押圧する。このとき中間転写体としての中間転写体ベルト70は各感光体1Y、1M、1C、1Kの外周に沿うように曲げられ、感光体と中間転写体ベルト70の接触領域の最も下流側に一次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kが配置される構成となる。また、二次転写ローラ5Aは、該二次転写ローラ5Aで押圧しない時の中間転写体としての中間転写体ベルト70とバックアップローラ74との接触中央部よりもバックアップローラ74の回転方向上流側に配置されていることが望ましい。また、濃度検出装置80Aは、コピー前又はコピー間に例えば一定輝度のレーザビームで像担持体上にテストパッチの潜像を形成し、これを現像してテストパッチ像とし、この像の濃度を光学的に検出する。
【0033】
(実施の形態1)
第1発明に係わる実施の形態の画像形成装置について説明する。図2は第1発明の実施の形態に係わる画像形成装置の要部構成を示す断面図である。実施の形態1の画像形成装置は、下記に示す構成以外は図1に示す画像形成装置と機構的に同じでありので、異なる部分を中心に説明する。
【0034】
図2に示すように、画像形成装置における中間転写体ベルトユニット7(図1)は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持された半導電性エンドレスベルト状の第2の像担持体である中間転写体としての中間転写体ベルト70を有する。中間転写体ベルト70上の画像を図1で説明したように用紙に転写する。中間転写体ベルト70は、感光体上に形成されたトナー像が転写される中間転写体である。また、駆動ローラ71Aは、外周にウレタンコートが施され、図示しないモータにより矢印方向に駆動されて中間転写体ベルト70を駆動する。
【0035】
駆動ローラ清掃手段75Aは、保持部材751、清掃部材752、付着物収集部753等より構成されている。清掃部材752はシート状部材であり先端が駆動ローラ71Aに当接し、他端が保持部材751に支持され、駆動ローラ71A上に付着した付着物Dを除去する。なお、清掃部材752の材質は、ポリエチレンテレフタレートで、例えばマイラー(R)フィルムである。付着物収集部753は除去した付着物Dを収集するボックスである。
【0036】
ここで作用を説明する。駆動ローラ71Aが矢印の方向に駆動すると、清掃部材752の先端が駆動ローラ71Aに付着した付着物Dを剥ぎ取り清掃を行う。剥離した付着物Dは付着物収集部753に収集される。
【0037】
以上のように、中間転写体ベルト70の転写時に転写不良を引き起こす恐れのある駆動ローラ71Aの汚れを防止できる。
【0038】
(実施の形態2)
次に、第2発明に係わる実施の形態の画像形成装置について説明する。図3は第2発明の実施の形態に係わる画像形成装置の要部構成を示す断面図である。前述の図1に示す画像形成装置と機構的に異なる部分を中心に説明する。
【0039】
図3に示すように、画像形成装置における中間転写体ベルトユニット7(図1)は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持された半導電性エンドレスベルト状の第2の像担持体である中間転写体としての中間転写体ベルト70を有し、さらにクリーニング手段6A、バックアップローラ清掃手段75Bを有する。
【0040】
クリーニング手段6Aはクリーニングブレード61A、バックアップローラ62A等で構成されている。クリーニング手段6Aは中間転写体ベルト70を介してクリーニングブレード61Aと対向する位置にバックアップローラ62Aを有し、中間転写体ベルト70の像担持体を有する面をクリーニングする。
【0041】
バックアップローラ清掃手段75Bは、保持部材751、清掃部材752、付着物収集部753等により構成されている。清掃部材752はシート状部材であり、先端がバックアップローラ62Aに当接し、他端が保持部材751に支持されている。なお、清掃部材752の材質はポリエチレンテレフタレートで、例えばマイラー(R)フィルムがある。付着物収集部753は除去した付着物Dを収集するボックスである。
【0042】
ここで作用を説明する。駆動ローラ71Bが矢印の方向に駆動すると、中間転写体ベルト70が矢印方向に移動する。クリーニングブレード61Aが中間転写体ベルト70を介してバックアップローラ62Aを押圧し、バックアップローラ62Aが回転し、清掃部材752が表面に付着した付着物Dを清掃する。前述の図5に示したように、バックアップローラ62Aに付着物がつかないのでクリーニング不良が防止でき、剥がされた付着物Dは付着物収集部753に収集される。
【0043】
以上のように、中間転写体ベルト70のクリーニング時にクリーニング不良を起こす恐れのあるクリーニングブレードのバックアップローラ62Aの汚れを防止できる。
【0044】
(実施の形態3)
次に、第3発明に係わる実施の形態の画像形成装置について説明する。図4は第3発明の実施の形態に係わる画像形成装置の要部構成を示す断面図である。前述の図1に示す画像形成装置と機構的に異なる部分を中心に説明する。
【0045】
図4に示すように、画像形成装置における中間転写体ベルトユニット7(図1)は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持された半導電性エンドレスベルト状の第2の像担持体である中間転写体としての中間転写体ベルト70を有し、さらにクリーニング手段6A、バックアップローラ清掃手段75Bを有する。中間転写体ベルト70は、バックアップ駆動ローラ71Cは、外周にウレタンコートが施されている。クリーニング手段6Aは、クリーニングブレード61A、バックアップ駆動ローラ71C等で構成され、さらに、バックアップ駆動ローラ清掃手段75Cは、保持部材751、清掃部材752、付着物収集部753等により構成されている。バックアップ駆動ローラ71Cは中間転写体ベルト70を駆動すると共に、クリーニングブレードのバックアップを兼ねている。清掃部材752はシート状部材であり、先端がバックアップ駆動ローラ71Cに当接し、後端が保持部材751に支持されている。なお、清掃部材752の材質は、ポリエチレンテレフタレートで、例えば、マイラー(R)フィルムがある。付着物収集部753は除去した付着物Dを収集するボックスである。
【0046】
ここで作用を説明する。バックアップ駆動ローラ71Cが矢印方向に駆動すると、清掃部材752がバックアップ駆動ローラ71Cの表面の付着物Dの清掃を行い、剥がされた付着物Dは付着物収集部753に収集される。一方、清掃されたバックアップ駆動ローラ71Cは矢印方向に回転し、クリーニングブレード61Aで中間転写体ベルト70の像担持体がある面の残トナー等をはぎ取るようになっている。
【0047】
以上のように、一箇所の清掃手段により、中間転写体ベルトのクリーニング時にクリーニング不良を起こす恐れ、且つ、中間転写体ベルトの転写時に転写不良を引き起こす恐れのあるバックアップ駆動ローラの汚れも防止できる。
【0048】
なお、上記実施の形態では、ベルトとして、感光体上に形成されたトナー像が転写される中間転写体ベルトについて説明したが、同様にして感光体を有する感光体ベルト、用紙を搬送する用紙搬送ベルトにつても同様である。
【0049】
【発明の効果】
上記の構成により下記のような効果を奏する。
【0050】
請求項1に記載の発明によれば、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有する画像形成装置において、複数のローラの内、前記ベルトを駆動する駆動ローラに接触して該駆動ローラ上に付着した付着物を除去する清掃部材を有する駆動ローラ清掃手段を備えたので、ベルトの転写時に転写不良を引き起こす恐れのある駆動ローラの汚れを防止できるようになった。
【0051】
請求項2に記載の発明によれば、駆動ローラは、外周にウレタンコートが施されているので、確実にベルトを駆動できるようになった。
【0052】
請求項3に記載の発明によれば、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有し、前記ベルトを介してクリーニングブレードと対向する位置にバックアップローラを有し、前記ベルトの前記ローラに接触しない面をクリーニングするクリーニング手段を備えた画像形成装置において、バックアップローラに接触して外周に付着した付着物を除去する清掃部材を有するバックアップローラ清掃手段を備えたので、ベルトのクリーニング時にクリーニング不良を起こす恐れのあるクリーニングブレードのバックアップローラの汚れを防止できるようになった。
【0053】
請求項4に記載の発明によれば、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有し、前記ベルトを介してクリーニングブレードと対向する位置にバックアップする部材を有し、前記ベルトの前記ローラに接触しない面をクリーニングするクリーニング手段を備えた画像形成装置において、ベルトを駆動すると共に前記クリーニングブレードをバックアップするバックアップ駆動ローラを有し、前記バックアップ駆動ローラに接触して外周に付着した付着物を除去する清掃部材を有するバックアップ駆動ローラ清掃手段を備えたので、1箇所の清掃手段で、ベルトのクリーニング時にクリーニング不良を起こす恐れがあり、且つ、ベルトの転写時に転写不良を引き起こす恐れのあるバックアップ駆動ローラの汚れを防止できるようになった。
【0054】
請求項5に記載の発明によれば、バックアップ駆動ローラは、外周にウレタンコートが施されているので、確実にベルトを駆動できるようになった。
【0055】
請求項6に記載の発明によれば、清掃部材は、シート状部材であり、先端がローラに当接し他端が保持部材に支持されているので、取付けが確実で、確実に付着物を剥がすことができるようになった。
【0056】
請求項7に記載の発明によれば、シート状部材は材質がポリエチレンテレフタレートであるので、剥がし力に優れ、耐久性が良好で安価となった。
【0057】
請求項8に記載の発明によれば、ベルトは、感光体上に形成されたトナー像が転写される中間転写体ベルト、感光体を有する感光体ベルト、用紙を搬送する用紙搬送ベルトである、前記各ベルトを用いた画像形成装置において、上記記載の効果を奏するようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するに適した画像形成装置の構成を示す断面図である。
【図2】第1発明に係わる画像形成装置の要部構成を示す断面図である。
【図3】第2発明に係わる画像形成装置の要部構成を示す断面図である。
【図4】第3発明に係わる画像形成装置の要部構成を示す断面図である。
【図5】従来のベルトの表面をクリーニングするクリーニング手段の問題点を説明する断面構成図である。
【符号の説明】
6A クリーニング手段
61A クリーニングブレード
62A バックアップローラ
70 中間転写体ベルト(ベルト)
71A、71B 駆動ローラ
71C バックアップ駆動ローラ
75A 駆動ローラ清掃手段
75B バックアップローラ清掃手段
75C バックアップ駆動ローラ清掃手段
752 清掃部材

Claims (8)

  1. 複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有する画像形成装置において、
    複数のローラの内、前記ベルトを駆動する駆動ローラに接触して該駆動ローラ上に付着した付着物を除去する清掃部材を有する駆動ローラ清掃手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動ローラは、外周にウレタンコートが施されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有し、前記ベルトを介してクリーニングブレードと対向する位置にバックアップローラを有し、前記ベルトの前記ローラに接触しない面をクリーニングするクリーニング手段を備えた画像形成装置において、
    前記バックアップローラに接触して外周に付着した付着物を除去する清掃部材を有するバックアップローラ清掃手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されたベルトを有し、前記ベルトを介してクリーニングブレードと対向する位置にバックアップする部材を有し、前記ベルトの前記ローラに接触しない面をクリーニングするクリーニング手段を備えた画像形成装置において、
    前記ベルトを駆動すると共に前記クリーニングブレードをバックアップするバックアップ駆動ローラを有し、
    前記バックアップ駆動ローラに接触して外周に付着した付着物を除去する清掃部材を有するバックアップ駆動ローラ清掃手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記バックアップ駆動ローラは、外周にウレタンコートが施されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記清掃部材は、シート状部材であり、一端が保持部材に支持されていることを特徴とする請求項1、3、または4に記載の画像形成装置。
  7. 前記シート状部材は、材質がポリエチレンテレフタレートであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記ベルトは、感光体上に形成されたトナー像が転写される中間転写体ベルト、感光体を有する感光体ベルト、または用紙を搬送する用紙搬送ベルトであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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