JP2005037462A - プロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】誤作動や破損も生じず、像担持体の特性が変化したり像担持体の表面に傷がついたりしないプロセスカートリッジを提供する。
【解決手段】像担持体10を回転可能に支持する支持体20に設けられているクリーニングブレード40を備え、像担持体10のトナー像が形成される表面に接触することなく像担持体表面を覆いかつ像担持体10の端部または像担持体の駆動部と係合することにより像担持体10の回転を防止する保護カバー50を備えている。保護カバー50が取り付けられている状態では画像形成装置本体に対して装着不能とする。保護カバーには、帯電器と像担持体との間に介装される保護シートを取り付ける。保護シートは可撓性シートとし、かつその復元方向を帯電器側に指向させる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真技術を用いてトナー画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジに関する。特にその輸送時等における像担持体の保護技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置において、像担持体、現像器、クリーニング装置及び廃トナー収納容器、帯電器などを一括して装置本体に着脱交換可能なユニットとして構成する事が一般に多く用いられており、このようなユニットはプロセスカートリッジと呼ばれている。
像担持体がプロセスカートリッジに設けられていることによって次のような問題が発生する。
(1)像担持体は光曝露やユーザーが触ることによって付着する油脂などの影響を受けると画像欠陥を生じる。
(2)プロセスカートリッジに帯電器、特にスコロトロン帯電器が設けられている場合、像担持体に近接するグリッド電極が輸送時等に振動し、像担持体に接触して傷を付けることがある。
(3)クリーニング装置としてクリーニングブレードを用いた場合、輸送時等の振動によって像担持体表面がブレード接触圧の影響を受け、像担持体の特性が低下することがある。一般的にクリーニングブレードはウレタンゴムを用いるが、ウレタンゴムは(−)の帯電特性であり、常に接触していると像担持体を(+)に帯電させてしまうため、トナーや潤滑剤などの粉体をブレードと像担持体との間に介在させて、像担持体が(+)に帯電するのを防止している。しかし、輸送時等の振動によって像担持体が回転してしまうとブレード先端のトナー等の粉体が少なくなり、ブレードの影響が現れる。
このような問題を解決すべく、従来のプロセスカートリッジ(ユニット)は、像担持体に保護シートを巻き付けておき、ユニットを画像形成装置本体に装着した後に、ユーザーが上記保護シートを引き抜くようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実公平6−14229号公報(実用新案登録請求の範囲、第1〜4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のプロセスカートリッジでは、画像形成装置本体に装着した後に、ユーザーが保護シートを引き抜いて取り外す構成となっていたので、ユーザーが保護シートの取り外しを忘れて画像形成装置を作動させると、誤動作や破損が生じるという問題があった。
また、近年増加しているカラー画像形成装置に用いられる高感度の像担持体においては、像担持体に巻き付けられていた保護シートが引き抜かれる際に、像担持体の表面と保護シートとが擦られることによって、像担持体の特性が変化したり像担持体の表面に傷がついてしまうことがあるという問題が生じていた。
【0005】
この発明の目的は、以上のような問題を解決し、少なくとも像担持体の特性が変化したり像担持体の表面に傷がついたりしないプロセスカートリッジを提供し、さらに望ましくは誤作動や破損も生じないプロセスカートリッジを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本願発明のプロセスカートリッジは、表面にトナー像が形成される像担持体と、この像担持体を回転可能に支持する支持体と、この支持体に設けられていて前記像担持体の表面からトナー像が転写対象へ転写された後に像担持体の表面に残留している残留トナーを除去するクリーニングブレードとを備え、画像形成装置本体に対し着脱可能に構成されたカートリッジであって、
前記像担持体のトナー像が形成される表面に接触することなく像担持体表面を覆いかつ像担持体の端部または像担持体の駆動部と係合することにより像担持体の回転を防止する保護カバーを備えていることを特徴とする。
望ましくは、前記保護カバーが取り付けられている状態では前記画像形成装置本体に対して装着不能な構成とする。
また望ましくは、プロセスカートリッジがさらに帯電器を備えている場合には、前記保護カバーには、前記像担持体に巻き付けられることなく前記帯電器と前記像担持体との間に介装される保護シートを取り付ける。
この場合、望ましくは、前記保護シートは可撓性シートとし、かつその復元方向を前記帯電器側に指向させる。
【0007】
【作用効果】
本願発明のプロセスカートリッジは、表面にトナー像が形成される像担持体と、この像担持体を回転可能に支持する支持体と、この支持体に設けられていて前記像担持体の表面からトナー像が転写対象へ転写された後に像担持体の表面に残留している残留トナーを除去するクリーニングブレードとを備え、画像形成装置本体に対し着脱可能に構成されたカートリッジであって、前記像担持体のトナー像が形成される表面に接触することなく像担持体表面を覆いかつ像担持体の端部または像担持体の駆動部と係合することにより像担持体の回転を防止する保護カバーを備えているので、このプロセスカートリッジによれば、次のような作用効果が得られる。
すなわち、像担持体の表面が保護カバーで覆われているので、像担持体は光曝露やユーザーが触ることによる油脂等から保護される。
保護カバーは、像担持体のトナー像が形成される表面に接触することなく像担持体表面を覆っているので、像担持体がカラー画像形成装置に用いられる高感度の像担持体であっても、その特性が変化したり像担持体の表面に傷がついてしまうということがなくなる。
しかも、保護カバーが像担持体の端部または像担持体の駆動部と係合していることにより像担持体の回転が防止されるから、輸送時等の振動によって像担持体が回転してしまうということもなくなる。したがって、ブレード先端のトナー等の粉体が保持されることとなり、ブレードが像担持体の表面に圧接されていることによる影響が現れなくなる。
また、前記保護カバーが取り付けられている状態での画像形成装置本体に対する装着を不可能な構成とした場合には、装置本体に装着される際には、ユーザーによって保護カバーが必ず取り外されることとなるから、プロセスカートリッジないし装置本体の誤作動や破損が防止される。
また、プロセスカートリッジがさらに帯電器を備えている場合には、前記保護カバーに、前記像担持体に巻き付けられることなく前記帯電器と前記像担持体との間に介装される保護シートを取り付けることにより、その帯電器の一部(例えばグリッド電極)が輸送時等に振動して像担持体に接触して傷付けるという事態も防止される。しかも、この保護シートは保護カバーに取り付けられているので、保護カバーが取り外される際に同時に取り外されることとなり、上記誤作動や破損が防止される。
この場合、さらに、前記保護シートを可撓性シートとし、かつその復元方向を前記帯電器側に指向させることにより、保護シートと像担持体表面との接触を防止することができる。したがって、像担持体がカラー画像形成装置に用いられる高感度の像担持体であっても、その特性が変化したり像担持体の表面に傷がついてしまうということを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るプロセスカートリッジの一実施の形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。図2は図1(a)におけるII−II拡大断面図、図3は保護カバーを外した状態の斜視図である。図4、図5はぞれぞれ保護カバーを外した状態の部分省略図で、それぞれ図3とは異なる方向から見た斜視図、図6(a)(b)は像担持体と保護カバーとの関係を示す図でそれぞれ別角度から見た部分省略斜視図、図7は像担持体と保護カバーとの関係を示す図で(a)は部分省略平面図、(b)は図(a)におけるb−b断面図、(c)は像担持体と保護カバーとの係合状態を示す断面図である。
【0009】
図1〜図3に示すように、このプロセスカートリッジ1は、表面にトナー像(図示せず)が形成される像担持体10と、この像担持体10を回転可能に支持する支持体20と、この支持体20に設けられていて像担持体10の表面を帯電させる帯電器(図示のものはスコロトロン帯電器)30と、前記支持体20に設けられていて像担持体10の表面からトナー像が転写対象(図示しない中間転写体や用紙等)へ転写された後に像担持体10の表面に残留している残留トナーを除去するクリーニングブレード40と、保護カバー50とを備え、保護カバー50を取り外した状態で、図示しない画像形成装置本体に対して着脱できるように構成されている。
【0010】
図7にも示すように、像担持体10は軸11と、この軸11に支持された一対のフランジ部材12,13(図3,図4参照、図7では12のみ図示)と、これらフランジ部材12、13で支持された円筒状の感光体14とを備え、軸11の両端部分が前記支持体20の軸受部21,22(図3参照)で回転可能に支持されあるいは軸11に対してフランジ部材12,13が回転可能に支持されていることにより、支持体20に対して回転可能に取り付けられている。
軸11の一端側(フランジ部材13側)には歯車15(図3,図4参照)が設けられており、プロセスカートリッジ1が画像形成装置本体に装着されたとき、この歯車15が画像形成装置本体側の駆動歯車と噛み合うことによって、像担持体10が回転駆動されるようになっている。なお、歯車15は軸11に固定してもよいし、フランジ部材13と一体に構成してもよい。
【0011】
図2に示すように、支持体20は、クリーニングブレード40により除去されたトナーを少なくとも一時的に貯留するために上記像担持体10の表面の一部とクリーニングブレード40とともに廃トナー室Aを形成する廃トナーケースとして構成されている。
帯電器30は、像担持体10の表面に近接して対向するグリッド電極31を有するスコロトロン帯電器である。
クリーニングブレード40は、その先端41が像担持体10の表面に圧接されていることにより、像担持体10表面の残留トナーを上記廃トナー室A内に掻き落とすようになっている。クリーニングブレード40は、ウレタンゴムで構成され、プロセスカートリッジ1が工場から出荷される際には、クリーニングブレード40の先端41と像担持体10との間に、トナーや潤滑剤などの粉体が塗布等により介在される。
【0012】
保護カバー50は合成樹脂製の一体成型品であり、断面略U字型の半円筒部51と、これと一体の両側板52,53とを有している。
図1(c)および図4,図5に示すように、両側板52,53には像担持体10の軸11が挿通される穴(スリット)52a、53aが設けられている。
図6(a)(b)に示すように、像担持体10の一方のフランジ部材12の外面側には、リブ12aが設けられている一方、保護カバー50における一方の側板53の内面側には、前記リブ12aを軸11回りに関して両側から挟み込むようにして係合可能な一対の係合部53b、53bが設けられている。
【0013】
保護カバー50は次のようにしてプロセスカートリッジ1に装着することができる。
先ず、図4,図5に矢印a、aで示すように、両側板52,53の穴(スリット)52a、53aに像担持体10の軸11の両側をそれぞれ入れるようにして保護カバー50を像担持体10に被せる。この段階では、図6および図7(a)(b)に示すように、像担持体10側のリブ12aと保護カバー50側の係合部53bは係合していない。
次いで、図6(b)および図7(b)に矢印bで示すように、保護カバー50を像担持体10の軸11に沿わせ、像担持体10側のリブ12aに対して保護カバー50側の係合部53bが嵌り合う方向へスライドさせる。
これによって、図7(c)に示すように、像担持体10側のリブ12aと保護カバー50側の係合部53b、53bとが嵌り合うようにして係合する。
また、図1(b)に示すように、支持体20の長手方向両側には、突片23,23(図2参照)が設けられているとともに、保護カバー50には前記突片23、23と係脱可能なL形溝(蟻溝)54が設けられている。L形溝54は、図7(b)に示すように、縦溝54aと、これに連なる横溝54bとを有しており、保護カバー50を図4,図5に矢印a、aで示すようにして像担持体10に被せた際に前記突片23が縦溝54aに入り込み、その後、保護カバー50を図6(b)および図7(b)に矢印bで示すようにスライドさせた際に突片23が横溝54bに入り込むようになっている。
【0014】
したがって、以上のようにして保護カバー50が支持体20に装着された状態では、支持体20の突片23、23と保護カバー50のL形溝54、54とが係合していることによって保護カバー50の支持体20に対する、像担持体10の軸11回りの回転が防止され、かつ、保護カバー50の係合部53b、53bと像担持体10のリブ12aとが係合していることによって、像担持体10の回転も防止されることとなる。図2からも明らかなように、保護カバー50は像担持体10におけるトナー像が形成される感光体14の表面には接触しない。
また、支持体20の突片23、23と保護カバー50のL形溝54、54とが係合していることにより、仮に、ユーザーが保護カバー50を掴んでプロセスカートリッジ1を持ち上げる等したとしても、保護カバー50は支持体20から外れない。
なお、画像形成装置本体には、図2において、保護カバー50を外した状態のプロセスカートリッジ1の形状に適合した挿入穴(図2の紙面と直交する方向に挿入しあるいは抜き取るための穴)が設けられており、保護カバー50を装着したままの状態では、保護カバー50が邪魔になって、挿入穴にプロセスカートリッジ1を入れることはできなくなっている。
保護カバー50の取り外しは、上記の装着手順と逆の手順で行えばよい(図3の矢印d参照)。
この実施の形態では、保護カバー50の係合部53bが像担持体10の端部と係合して像担持体10の回転を防止する構成としたが、像担持体10の駆動部(例えば前記歯車15)と係合する係合部を保護カバー50に設けることによっても像担持体10の回転を防止することができる。
【0015】
図2,図3において、60は保護シートである。
保護シート60は、像担持体10に巻き付けられることなく、その一端(一縁)61が保護カバー50の半円筒部51に接着等で固着されており、他端62側が帯電器30(したがってグリッド電極31)と像担持体10との間に介装される。
したがって、保護カバー50を支持体20に装着する際には、保護シート60の他端62側を像担持体10と帯電器30との間に挿入しつつ上記の手順で装着する。
保護シート60は、黒色の合成樹脂製の可撓性シートである。
保護シート60は、その他端62側が像担持体10と帯電器30との間に挿入されると図2に示すように撓み、その復元方向は図2に矢印cで示すように帯電器30側(像担持体10から離間する方向)に指向している。別言すれば、保護シート60を像担持体10と帯電器30との間に挿入する際の撓ませ方向が、その復元方向が像担持体10から離間する方向となるように撓ませながら挿入するということである。
したがって、保護シート60を像担持体10と帯電器30との間に挿入しつつ保護カバー50を装着する際にも、また、装着された状態においても、さらに取り外す際にも、保護シート60は基本的にほとんど像担持体10には接触しない。仮に接触するとしても僅かに接触するだけである。
【0016】
以上のようなプロセスカートリッジは、表面にトナー像が形成される像担持体10と、この像担持体10を回転可能に支持する支持体20と、この支持体20に設けられていて像担持体10の表面からトナー像が転写対象へ転写された後に像担持体10の表面に残留している残留トナーを除去するクリーニングブレード40とを備え、画像形成装置本体に対し着脱可能に構成されたカートリッジであって、像担持体10のトナー像が形成される表面に接触することなく像担持体表面を覆いかつ像担持体10の端部(この実施の形態ではフランジ部材12のリブ12a)または像担持体10の駆動部(例えば)歯車15)と係合することにより像担持体10の回転を防止する保護カバー50を備えているので、このプロセスカートリッジによれば、次のような作用効果が得られる。
すなわち、像担持体10の表面が保護カバー50で覆われているので、像担持体10は光曝露やユーザーが触ることによる油脂等から保護される。
保護カバー50は、像担持体10のトナー像が形成される表面に接触することなく像担持体表面を覆っているので、像担持体10がカラー画像形成装置に用いられる高感度の像担持体であっても、その特性が変化したり像担持体10の表面に傷がついてしまうということがなくなる。
しかも、保護カバー50が像担持体10の端部または像担持体の駆動部と係合していることにより像担持体10の回転が防止されるから、輸送時等の振動によって像担持体10が回転してしまうということもなくなる。したがって、ブレード先端41のトナー等の粉体が保持されることとなり、ブレード40が像担持体の表面に圧接されていることによる影響が現れなくなる。
また、保護カバー50が取り付けられている状態での画像形成装置本体に対する装着が不可能な構成となっているので、装置本体に装着される際には、ユーザーによって保護カバー50が必ず取り外されることとなる。したがって、プロセスカートリッジ1ないし装置本体の誤作動や破損が防止される。
また、プロセスカートリッジがさらに帯電器30を備えており、保護カバー50には、像担持体10に巻き付けられることなく帯電器30と像担持体10との間に介装される保護シート60が取り付けられているので、帯電器30の一部(例えばグリッド電極31)が輸送時等に振動して像担持体10に接触して傷付けるという事態も防止される。しかも、この保護シート60は保護カバー50に取り付けられているので、保護カバー50が取り外される際に同時に取り外されることとなり、上記誤作動や破損が防止される。
さらに、保護シート60を可撓性シートとし、かつその復元方向を帯電器30側に指向させてあるので、保護シート60と像担持体表面との接触を防止することができる。したがって、像担持体10がカラー画像形成装置に用いられる高感度の像担持体であっても、その特性が変化したり像担持体の表面に傷がついてしまうということを防止することができる。
また、保護シートを黒色の合成樹脂製の可撓性シートで構成してあるので、像担持体10を光曝露からより確実に保護することができる。
【0017】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施の形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図。
【図2】図1(a)におけるII−II拡大断面図。
【図3】保護カバーを外した状態の斜視図。
【図4】保護カバーを外した状態の部分省略図。
【図5】保護カバーを外した状態の部分省略図。
【図6】(a)(b)は像担持体と保護カバーとの関係を示す図でそれぞれ別角度から見た部分省略斜視図。
【図7】像担持体と保護カバーとの関係を示す図で(a)は部分省略平面図、(b)は図(a)におけるb−b断面図、(c)は像担持体と保護カバーとの係合状態を示す断面図。
【符号の説明】
1:プロセスカートリッジ、10:像担持体、20:支持体、30:帯電器、40:クリーニングブレード、50:保護カバー、60:保護シート。

Claims (4)

  1. 表面にトナー像が形成される像担持体と、この像担持体を回転可能に支持する支持体と、この支持体に設けられていて前記像担持体の表面からトナー像が転写対象へ転写された後に像担持体の表面に残留している残留トナーを除去するクリーニングブレードとを備え、画像形成装置本体に対し着脱可能に構成されたカートリッジであって、
    前記像担持体のトナー像が形成される表面に接触することなく像担持体表面を覆いかつ像担持体の端部または像担持体の駆動部と係合することにより像担持体の回転を防止する保護カバーを備えていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記保護カバーが取り付けられている状態では前記画像形成装置本体に対して装着不能であることを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. さらに帯電器を備えているとともに、前記保護カバーには、前記像担持体に巻き付けられることなく前記帯電器と前記像担持体との間に介装される保護シートが取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記保護シートは可撓性シートであり、かつその復元方向が前記帯電器側に指向していることを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリッジ。
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