JP2005036398A - 開口部装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防犯性に優れ、建付けのよい開閉機構を備えた、開き窓、滑り出し窓等の開口部装置を提供する。
【解決手段】開き窓、滑り出し窓等の開口部装置において、枠体と障子とをカム溝90を設けた連結アーム74で連結し、連結アームのカム溝は、上部に折曲部の切り込み91を備え、切り込みは底部の第一経路と、上部の係止点を備えた第二経路によって構成されており、障子の閉時には、係止点に保持されている接触子82によって室外からの不正開放が防止されるとともに、室内からの通常の遠隔操作によれば、切り込みから接触子を移動させて、前記障子を開放することが可能である。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉機構を備えた、開き窓、滑り出し窓等の開口部装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の躯体の開口部に取り付けられる窓としては、上枠、下枠、および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体に縦枠と平行な軸を中心に回動して室外側に開くように開閉自在に設けられた障子とを備えた窓(縦辷り窓や開き窓)が知られている。このような窓は、明かり取りや換気用として建物の壁の高所に取り付けられ、外観のよいデザインを図っている。
【0003】
窓に設けられた障子の開閉の方法は、高所に設けられているため、障子の戸先框に連結され遠隔操作部を設けて行っている。特許文献1には図6に示す天窓等に施工可能である開閉機構が開示されている。遠隔操作部には開閉装置300が取り付けられており、開閉装置300には、枢支軸301に回転自在に軸支され、ウォーム歯車302と噛み合うウォームホイール303とからなり、ウォームホイール303に作動部材を構成するレバー304が突設されている。レバー304の先端には、ピン305を介して一端が旋回自在に軸支されたハンドル306が設けられている。この開閉装置300は、電動モーター307により開閉がなされるよう設けられている。
【特許文献1】特開2001−140540号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アームは2部材でできていたため建付け狂いが生じるおそれがあり、障子が閉まりにくくなる可能性があった。そのため枠体と障子の間に隙間が生じ、室外側から開放されてしまう可能性もあった。
【0005】
また、障子を閉じた状態において室外側から強い振動を与えた場合、障子が半開きとなり、そこから障子を開放されてしまう可能性もあった。
【0006】
そこで、本発明は、防犯性に優れ、建付けのよい開閉機構を備えた、開き窓、滑り出し窓等の開口部装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0008】
請求項1の発明は、縦枠(53、54)、および横枠(51、52)を備えた枠体(50)と、枠体に縦枠と平行な軸を中心に移動しつつ回動して室内または/および室外に自在に作動する、縦框(63、64)、および横框(61、62)を備えた障子(60)、または縦枠と平行な軸に対して、室内または/および室外に作動する障子を枠体内に備えた開口部装置であって、縦框に取り付けられ、室内側から遠隔操作により操作されて障子を開閉する開閉機構(70)を設け、開閉機構は障子の戸先框(63a)に取り付けられて、長孔(102)が形成された障子ブラケット(100)と、障子ブラケットの長孔を移動可能なピン(83)によって上端部が取り付けられ、下端部が縦枠に取り付けられた、長手方向にカム溝(90)が形成された連結アーム(74)と、連結アームのカム溝を移動可能な接触子(82)によって上端部が取り付けられたレバー部(81a)とを備え、長孔をピンが移動し、またカム溝を接触子が移動することによって障子が開閉するよう構成されており、連結アームのカム溝は、上部に折曲部の切り込みを備え、切り込みは底部の第一経路(93)と、上部の係止点(94a)を備えた第二経路(94)によって構成されており、障子の閉時には、係止点に保持されている接触子によって室外からの不正開放が防止されるとともに、室内からの通常の遠隔操作により、切り込みから接触子を移動させて、前記障子を開放することが可能であることを特徴とする開口部装置を提供して前記課題を解決する。
【0009】
請求項1の発明によれば、連結アームのカム溝内部に防犯機能を備えていることによって室外側からの不正な開放が防止されるため防犯性が向上し、サブロック等の二重施錠装置が不要となる。また、カム溝を設けるため複数のアームを必要とせず、建付け狂いを防ぐとともに、生産コストを削減することが可能である。
【0010】
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明を、図面に示す開き窓を適用した実施形態に基づき説明する。
【0012】
図1は、本発明に係る開き窓200が開放されているときに開き窓200を室内側から正面視したときの該略図である。
【0013】
図示の開き窓200は建物(図示せず。)の所定箇所に取り付けられる枠体50と、枠体50の開口部を開閉するために枠体50に取り付けられた障子60とを備えている。
【0014】
枠体50は、上枠51、下枠52、右縦枠53、および左縦枠54によって構成されている。
【0015】
また、障子60は、上框61と、下框62と、右縦框63と、左縦框64、および、これらの框に固定されたガラスパネル65とを備えている。枠体50は、左縦枠54と平行な軸を中心に回動して室外側に開くように構成されている。
【0016】
右縦枠53には隣接して取り付け板66が取り付けられ、取り付け板66の室内面には遠隔操作により操作されて障子60を開閉する開閉機構70が設けられている。開閉機構70は、開閉力を障子60に均等に伝えるために取り付け板66の上下方向略中間に設けられている。開閉機構70には、遠隔操作用の部材として、ウォームギヤ(図2参照)に、チェーン85が巻き付けられた回転輪のスプロケット73が設けられている。さらに、障子60の右縦框63に連結されてこれを室内外方向に作動する作動部材71が形成されている。作動部材71は連結アーム74を備えており、連結アーム74は、取り付け板66の室外側でスプロケット73のほぼ裏手にあたる位置に下端部が固定されている。また連結アーム74の上端部は、右縦框63の戸先側面63aに回動自在に取り付けられている。
【0017】
上述した構造である開き窓200は、取り付け板66に設けられた作動部材71に最大の特徴を持っている。以下、図2〜図5を参照しつつ、その構造を詳述する。
【0018】
図2は、開き窓200の縦断面を概略的に示した透視図である。障子60にはガラスパネル67a、および67bが、スペーサー68a、68bを挟持した状態でグレージングチャネル69a、および69bを介して取り付けられている。右縦枠53の戸先面53aには、室外よりの位置から垂直に戸先方向に延設された取り付け板66が設けられている。取り付け板66には台座部75がねじ等(図示せず。)で取り付けられ、台座部75には開閉ユニット80がねじ77a、および77bによって上下を固定されている。また、開閉ユニット80は、断熱カバー76を介して熱効率を高める形で取り付け板66に取り付けられている。
【0019】
さらに開閉ユニット80は、垂直回動自在に軸支されたウォームホイール81と、ウォームホイール81と噛み合ってこれを駆動するウォーム(図示省略)とを備え、ウォームホイール81に、作動部材71を構成する連結アーム74が設けられている。連結アーム74には、長手方向にカム溝90が形成され、カム溝90の内部には接触子82が設けられている。このカム溝90は、上部が室内方向に折れ曲がり、再び上方向に折れ曲げられた閉鎖孔91が形成されている。また、下部には開放孔92が設けられている。
【0020】
上記ウォーム(図示省略)のウォームギヤ72には、チェーン85(図1参照)が巻きつけられた上記回転輪のスプロケット73(図1参照)が連結されている。ウォームホイール81の先端にはレバー部81aが延設されており、上記カム溝90にレバー部81aが円柱形状の接触子82を介して一端が装着されている。接触子82の側面がカム溝90を滑走可能に設計されているため、装着されたレバー部81aは、カム溝全域を移動できる。
【0021】
また、右縦框63の戸先面63aには、長孔102が形成されている障子ブラケット100が、ねじ101a、および101bによって固定されている。長孔102には、上記連結アーム74の上部がピン83を介して装着されている。ピン83の胴部側面(図4参照)が長孔102を滑走可能に設計されているため、装着された連結アーム74は、カム溝全域を移動できる。一方、連結アーム74の下端部は、ねじ84によって留められており、室外側へ所定の角度で回動可能となっている。
【0022】
すなわち、図中のAで示されるような障子60の開放時には、上記の遠隔操作部材のチェーン85(図1参照)を開方向に回動させると、ピン83が長孔102内部を下方向に移動されるのと同時に、接触子82がカム溝90内を下方向に移動される、という二つの支点によって動作可能となっている。また、Bに示されるように閉時には上方向へと移動される。
【0023】
このように複数の連結アームを設けて障子の開閉を行う必要がなく、ピン、および接触子が長孔、もしくはカム溝を摺動するのみでよく、建付け狂い等を防ぐことができるため、障子60は正確に開閉されることが可能となる。
【0024】
図3には、図2の横断面図を示す。本図においては障子60が右縦枠53に当接された閉時における様子を示している。右縦枠53には断面形状が略L字形状である取り付け板66が取り付けられており、他面は室内側に配向され、先端はパネル67a、および67b側に延設されている。取り付け板66の室内面には、開閉ユニット80が障子60に対して垂直に設けられている。また、開閉ユニット80の左側面からは略45度の傾斜でウォームギヤ72が取り付けられている。
【0025】
ウォームギヤ72の先端にはスプロケット73が回転可能な円盤形状に設けられている。室外側面73aと、室内側面73bとは略平行に設けられており、室外側面73aと、室内側面73b面とを連結している外周面73cは内面に窪むように形成されている。外周面73cの窪みにはチェーン85が装着可能であって、遠隔からチェーン85を所定の方向に回転させることによって障子60を開閉させることができる。
【0026】
また、右縦枠53の戸先面53aには連結アーム74が接するように設けられている。連結アーム74にはピン83が上記長孔102(図2参照)内に取り取り付けられている。
【0027】
障子60の右縦框63の戸先面63aには、障子ブラケット100がピン83のピン頭83aが貫通されて設けられている。障子ブラケット100は、ピン頭83aを設けるために右縦枠53側に凸形状となるように湾曲されており、戸先面63aとの間に所定の大きさの空間が設けられている。
【0028】
図4には、連結アーム74と、障子ブラケット100とを概略的に示す。
(a)は連結アーム74がピン83を介して障子ブラケット100に取り付けられている様子を示している。ピン83には、障子ブラケット100に設けられた長孔102の幅よりも直径が長くとられている上記ピン頭83aが設けられており、上記上下動の移動において、ピン83が溝から外れないように形成されている。連結アーム74の中心部には、カム溝90が長手方向に設けられている。
【0029】
カム溝90の下部には室内方向に円形状に切りかかれた開放孔92が設けられている。上記の接触子82は図示されていないが、図中に示したピン83をカム溝90に合うように、わずかに大きくした形状であって、略円柱状に形成されている。よって、開放孔92の内周に沿って移動することが可能となっている。開放孔92の直径Dは、カム溝90の幅L1よりも長く設けられているため、障子60の動きに対して接触子82の動きが規制されるものではない。障子60が全開されると、接触子82が開放孔92の室内側面に当接され、かつ固定部92aによってカム溝90への移動を規制されるため、安定して障子60が開放形態を保つことが可能となる。また、カム溝90の上部には室内側に曲げられた第一経路93と、さらに上方向に曲げられている第二経路94とが形成された閉鎖孔91が設けられている。
【0030】
図4(b)は、連結アーム74、障子ブラケット100、およびピン83が連結している状態を上からみた概略図である。連結アームに取り付けられたピン83は、障子ブラケット100に設けられた長孔102を貫通し、ピン頭83aによって障子ブラケットからの抜け落ちが防止されている。長孔102内は、ピン83の胴部83bが設けられていることによって移動可能となっている。
【0031】
図5は閉鎖孔91を概略的に示した正面図である。(a)には図4の鎖線で囲んだ範囲Aの拡大図を示す。閉鎖孔91の第一経路93の幅L2は、カム溝90の幅L1と同じ長さに設けられており、また、第二経路94の幅L3もカム溝90の幅L1と同じ長さに設けられている。そのため、接触子82は閉鎖孔91の上端部までは、幅長にあわせるように到達される。図中の点線で示した矢線110は、上記室内側からの遠隔操作によって障子60が開けられる際の接触子82の軌道を示している。なお、接触子82は閉じられた状態であるため第二経路94の上部に当接しているものとする。接触子82は、第二経路94をカム溝90の室内面側に沿って下降され第一経路93の入り口に至り、第一経路93においては室外側に移動され室外側面を沿うようにして下部まで至って開けられる。
【0032】
また、この状態で障子60が遠隔操作によって閉められた場合の接触子82の軌道を実線の矢線111で示す。カム溝90の室内側面に沿って第一経路93手前まで至り、第一経路93においても引き続き室内側面を沿うようにして第二経路94手前まで押し上げられる。さらに第二経路94でも、室内側面を沿うようにして閉鎖孔91の上端部に至るように移動される。
【0033】
一方、障子60が閉じられている上記の状態おいて、室外側から不正に開けられようとした場合を太線の矢線112で示す。閉鎖孔91の上端部にある接触子82は、第二経路94を室内面側に沿って下降されるが、係止点94aに当接されるため第一経路93へ接触子82が入ることができない。従って、カム溝90を移動することができなくなる。よって、障子の動きが規制されて開放することができず、不正開放を防止できる。
【0034】
図5(b)には閉時における接触子82の位置を概略的に示す。閉鎖孔91の上部に接触子82が当接されている。
【0035】
また、図5(c)には室外側から不正開放を試みられた状態を示す。本状態においては、障子60がわずかに開かれた状態となっている。第二経路94の長さ分のみ障子に遊びが生じてわずかに開かれた状態となるが、室外側から手、道具等が差し入れられる幅ではないため、例えば遠隔操作部材のチェーン85(図1参照)が室外側に引き出されて、障子がこれ以上開放されるようなことはないように設けられている。障子(図には現れていない。)は開方向である図中の矢印方向に移動されるが、略直角に係止点94aに接触子82が当接されているため、障子60の開方向への移動を規制することが可能となっている。
【0036】
上記のとおり、わずか一本の連結アームのみで障子の開閉が可能であって、連結アーム内に設けられているカム溝90には室外側からの不正解錠に備えた防犯機能が設けられていることにより、施工が簡便でコンパクトな開き窓となる。さらには、防犯機能が連結アームに設けられているため、サブロック等の施錠装置を別体として取り付ける手間、および費用が不要である。
【0037】
上記枠体50を構成する枠材、および上下框61、62、左右の縦框63、64を構成する材料は、例えばアルミ押出形材からなる非断熱構造が用いられているが、これに限定されるものではなく、金属製の室外側形材と金属製の室内側形材とを合成樹脂の断熱ブリッジ材を介して結合してなる断熱構造のもの、あるいは金属製の室外側形材と、合成樹脂製の室内側形材とを結合してなる複合断熱構造のもの、あるいは合成樹脂製の形材のみからなるものであってもよい。
【0038】
また、本実施形態では開き窓を例として説明したが、上枠、下枠、および左右の縦枠からなる枠体と、平行な軸を中心に障子が回動して室外側に開く縦辷りだし窓であっても上記開閉機構は取り付け可能である。
【0039】
また、本実施形態では、開き窓を手動操作によって開閉する例を説明したが、開き窓に電動モーター等を設けて、遠隔からリモコン操作によって開閉させることも可能である。
【0040】
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う開口部装置もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
【0041】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1の発明によれば、連結アームのカム溝内部に防犯機能を備えていることによって室外側からの不正な開放が防止されるため防犯性が向上し、サブロック等の二重施錠装置が不要となる。また、カム溝を設けるため複数のアームを必要とせず、建付け狂いを防ぐとともに、生産コストを削減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】開き窓の開放状態を、概略的に室内側から示す正面図である。
【図2】開き窓の縦断面を概略的に示す透視図である。
【図3】図2に示した開き窓の横断面を示す断面図である。
【図4】連結アームと、障子ブラケットとを概略的に示す透視図である。
(a)には正面からみた図を、(b)には上からみた図を示す。
【図5】閉鎖孔を概略的に示す正面図である。
(a)には図4の鎖線で囲んだ四角枠Aの拡大図を、(b)には閉時における接触子の概略的な位置を、(c)にはわずかに開かれた状態における接触子の概略的な位置を示す。
【図6】従来の開閉機構を示す。
【符号の説明】
50 枠体
51 上枠
52 下枠
53 右縦枠
54 左縦枠
60 障子
61 上框
62 下框
63 右縦框
63a 戸先框
64 左縦框
70 開閉機構
74 連結アーム
81a レバー部
82 接触子
83 ピン
90 カム溝
93 第一経路
94a 係止点
94 第二経路
100 障子ブラケット
102 長孔

Claims (1)

  1. 縦枠、および横枠を備えた枠体と、該枠体に縦枠と平行な軸を中心に移動しつつ回動して室内または/および室外に自在に作動する縦框、および横框を備えた障子、または前記縦枠と平行な軸に対して、室内または/および室外に作動する障子を前記枠体内に備えた開口部装置であって、
    前記縦框に取り付けられ、室内側から遠隔操作により操作されて障子を開閉する開閉機構を設け、
    前記開閉機構は、前記障子の戸先框に取り付けられて、長孔が形成された障子ブラケットと、該障子ブラケットの長孔を移動可能なピンによって上端部が取り付けられ、下端部が前記縦枠に取り付けられた、長手方向にカム溝が形成された連結アームと、該連結アームのカム溝を移動可能な接触子によって上端部が取り付けられたレバー部とを備え、前記長孔を前記ピンが移動し、また前記カム溝を前記接触子が移動することによって前記障子が開閉するよう構成されており、
    前記連結アームのカム溝は、上部に折曲部の切り込みを備え、前記切り込みは底部の第一経路と、上部の係止点を備えた第二経路によって構成されており、前記障子の閉時には、前記係止点に保持されている前記接触子によって室外からの不正開放が防止されるとともに、室内からの通常の遠隔操作により、前記切り込みから接触子を移動させて、前記障子を開放することが可能である
    ことを特徴とする開口部装置。
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JP2007170134A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Shin Nikkei Co Ltd すべり出し窓の開閉具
JP2009155965A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Nakanishi Metal Works Co Ltd 開口部装置

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