JP4095285B2 - 雨戸 - Google Patents

雨戸 Download PDF

Info

Publication number
JP4095285B2
JP4095285B2 JP2001358322A JP2001358322A JP4095285B2 JP 4095285 B2 JP4095285 B2 JP 4095285B2 JP 2001358322 A JP2001358322 A JP 2001358322A JP 2001358322 A JP2001358322 A JP 2001358322A JP 4095285 B2 JP4095285 B2 JP 4095285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
torsion bar
slat
attached
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001358322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003155880A (ja
Inventor
誠吉 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP2001358322A priority Critical patent/JP4095285B2/ja
Priority to KR10-2004-7004543A priority patent/KR20040041634A/ko
Priority to PCT/JP2002/006611 priority patent/WO2003029597A1/ja
Priority to CNA028030486A priority patent/CN1476509A/zh
Priority to EP02738881A priority patent/EP1433918A1/en
Publication of JP2003155880A publication Critical patent/JP2003155880A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4095285B2 publication Critical patent/JP4095285B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Grates (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物の開口部に設けられる建具としての雨戸に関する。
【0002】
【従来の技術】
雨戸は、防犯、防雨、防風という機能を果たすもので、雨戸框に雨戸板を張付ける構成であり、木製から鋼製雨戸へと、その材質を変化させつつ、現在に至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、雨戸の室内側に配置されている窓の防犯、防雨、防風の機能の向上により、雨戸を使用する機会は、風雨の激しい台風の来襲時等や、長期間に亘って家を不在にする場合等に限られる傾向にあった。
【0004】
一方、頻繁に使用される場合であっても、雨戸框に雨戸板を張付けるという基本構成故に、通風、換気、採光が犠牲にされていた。
【0005】
そこで出願人は、第1に、スラットを雨戸の構成要素とすると共に、スラットの揺動機構を取付けて、通風、換気及び採光等の新たな機能を付加した雨戸を提案すると共に、スラットを開放した状態での雨戸の防犯性の機能を向上させること、第2に新設のみならず既設の雨戸枠への雨戸の設置施工を容易にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願発明の雨戸は、雨戸框、該雨戸框に配列された複数のスラット及びこれらのスラットを揺動させる揺動機構を設けた雨戸において、施錠時に鍵レバーを鍵本体から取外すことができ、解錠時に鍵レバーが鍵本体に係着される鍵装置を取付けると共に、前記揺動機構は、スライド力を回転力に変換させるねじりバーと、該ねじりバーの一端側に取付けられ、且つ、その回転力が伝達される第1の伝達部材と、該第1の伝達部材に取付けられ、且つ、その回転力が伝達されるバー部材と、前記複数のスラットに対応するように、前記バー部材に所定間隔をおいて取付けられ、且つ、その回転力が伝達される第2の伝達部材とからなり、前記ねじりバーは、薄板状の棒材の一端に対する他端の回転角度を所定のねじり角に形成すると共に、前記ねじりバーの両端をそれぞれ回転軸に固定し、これらの回転軸を軸受けに取付けると共に、前記ねじりバーと前記第1の伝達部材間に一方の回転軸を介在させたことを特徴とする雨戸(請求項1に記載の発明)。この発明によれば、施錠時に鍵レバーを鍵本体から取外すことができるので、室外側から鍵装置を操作することができず、防犯性が高まる。
【0007】
また、前記揺動機構は、スライド力を回転力に変換させるねじりバーと、該ねじりバーの一端側に取付けられ、且つ、その回転力が伝達される第1の伝達部材と、該第1の伝達部材に取付けられ、且つ、その回転力が伝達されるバー部材と、前記複数のスラットに対応するように、前記バー部材に所定間隔をおいて取付けられ、且つ、その回転力が伝達される第2の伝達部材とからなる。この発明によれば、スライド力を付与する装置(例えば後述の操作スライダー)を左右にスライドさせるというスライド運動によって動作するので、スラットの揺動操作の容易性が向上している。
【0008】
上記発明において、前記ねじりバーにスライド力を付与する操作スライダーの室外側からの操作を妨げる妨害部材を設けることが望ましい(請求項に記載の発明)。この発明によれば、妨害部材により、室外側から操作スライダーを視認することができず、また操作スライダーを操作し難くすることができ、防犯性が向上する。
【0009】
上記発明において、前記雨戸框を構成する上框の高さ幅の調整が可能なようにすることが望ましい(請求項に記載の発明)。また、前記雨戸框を構成する上框に、レール溝幅に対応できるスレ止め用部材を取付可能にすることが望ましい(請求項に記載の発明)。さらに、雨戸枠に設けられたレール構造に対応できる戸車装置を取付けることが望ましい(請求項に記載の発明)。
【0010】
新設の雨戸枠のみならず、既設の雨戸枠に本願の雨戸を設置する場合、上記各発明によれば、予め雨戸枠の高さ、レール溝幅、レール構造等を調査したり、厳格に採寸することなく、現場で調整して雨戸を取付けることができ、設置施工の煩雑さを解消できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
第1実施形態に係る本発明の雨戸について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は各スラットが閉鎖状態の雨戸の室外側正面図、図2(イ)〜(ハ)は同室内側正面図、一部分の図示を省略し、且つ、拡大した同雨戸の縦断面及び横断面図である。
なお、上記各図及び後述の各図において、略同一の構成は同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。
【0012】
前記雨戸1は、図1及び図2に示したように、上下框10,11、左右竪框12,13及び中框14からなる雨戸框に、スラット2をそれぞれ水平方向に配列し、前記中框14に後述する第1及び第2揺動機構を操作する操作スライダー15,15を臨ませており、それらの操作スライダー15,15が、図面上左右方向にスライドされると、前記各スラット2、2、2・・・が揺動し、開閉するようになっている。
この雨戸1の特徴の1つは、仕様が異なる雨戸枠16への雨戸1の据付け設置の際に、その仕様に対応できる框、戸車構成としたこと、その2は前記下框11に取付けられた鍵装置8は、施錠時に鍵レバー80を鍵本体81から取外すことができること、その3は前記スラット2の開閉を行う第1及び第2揺動機構は、前記操作スライダー15を左右にスライドさせるというスライド運動によって動作させること、その4は前記操作スライダー15の室外側からの操作を妨げる妨害部材2Aを設けたこと等である。
【0013】
まず、第1の特徴に関連する構成として、前記上框10は、図3乃至図6に詳細に図示した如く框本体100と冠部材101から構成されている。
前記框本体100は、上開きコ字状に成形されると共に、その内壁に刻み100aを形成し、一方、前記冠部材101は下開きコ字状に成形されると共に、その外壁に前記刻み100aに対応する刻み101bを形成している。
これらの刻み100a、101bは断面略三角状の山と谷により形成したもので、各刻み100a、101bを擦り合せつつ、高さ調整後にビスBなどで両部材100、101を緊締すればよい。
これら刻み100a、101bが重合する範囲で、上框10の高さ幅を調整でき、雨戸枠16に対する雨戸1の高さ寸法の調整が容易となっている。
特に、既設の雨戸を本雨戸1に入替える場合に、事前の厳格な採寸を要せずに現場で調整することができる。
【0014】
前記上框10の高さ寸法を確定させた後、図4のように各コーナーにコーナーブロック102を取付け、また前記下框11も同様に前記コーナーブロック102を取付ける。
このコーナーブロック102は、例えば合成樹脂により作られており、雨戸1と雨戸枠16との「擦れ」を防ぐこともできる。
【0015】
また、戸当たり103も上下框10、11の各コーナーに取付けるが、上述のように上框10の高さ寸法を調整した結果、コーナーブロック102と戸当たり103に隙間が出来た場合には、その間隙に光止め104を埋めこめばよい(図4及び図5参照)。
この光止め104は、適宜カッター等でその寸法を調整できるようになっている。
【0016】
図3等に示したように、前記上框10にはスレ止め止着用の孔105が設けられおり、図6のように前記孔105にスレ止め用部材(スレ止め)106を取付けることができるようになっている。
このスレ止め106については、厚さ寸法が異なる複数種類のものを用意し、これらのスレ止め106を適宜組合わせることにより、雨戸枠16のレール溝と上框10の「擦れ合い」を防ぐことができる。
例えばスレ止め106として、「2」mmのもの、「6」mmのものを用意すれば、「2」mmのものを一個取付け場合から「6」mmのものを2個取付けた場合まで5つの組合わせで、仕様の異なるレール溝に対応させることができる。
【0017】
前記中框14の室内側には、凹みにより図2(イ)に示した位置等に手掛け14Aを設けている。
【0018】
次に第1の特徴に関連する戸車装置9について説明する。
この戸車装置9は図7及び図8に示したように、戸車ケース90と、この戸車ケース90を回動自在に取付けるケース取付部91と、前記戸車ケース90を固定する止着具92、93を備えている。そして前記戸車ケース90には、タイプの異なる2種類の戸車900、901が回転自在に取付けられている。
【0019】
前記戸車ケース90は、図9に示したように連結部902a、902bを残して切欠かれた下開きコ字状のケース902に、前記戸車900(半平車)、901(U溝車)を軸着させ、ケース902から臨ませている。そして前記連結部902aに前記止着具92、93用の止着部903を設けている。このように構成された戸車ケース90は、図7等に示したように、その一端が前記ケース取付部91のU字形部910を挟みこんで、軸孔904に取付けられる軸905を介して、前記ケース取付部91に回転自在に取付けられている。
【0020】
前記ケース取付部91は、図12〜図14に図示したように、下開きコ字状のケース911の略中央に前記U字形部910を形成すると共に、前記戸車900(半平車)を用いる場合に、他方の戸車901(U溝車)が納められる凹部912、前記戸車901(U溝車)を用いる場合に、他方の戸車900(半平車)との干渉を避ける凹み913が形成されている。そして、ケース911上面に前記止着具92、93用の止着孔920、930を設け、またケース911自体を下框11に止着するための止着孔914を形成している。
【0021】
上記のように構成された戸車装置9では、図15に示したように、レールが設けられていない雨戸枠のレール構造の場合には、前記戸車900(半平車)を用いるため、前記止着具92を用いて、前記戸車ケース90を前記ケース取付部91に固定する。一方、前記戸車901(U溝車)を用いる場合には、前記戸車ケース90を回転(図面上の反時計回り)させて、前記止着具93を用いて、前記戸車ケース90を前記ケース取付部91に固定すればよい。よって、上記戸車装置を取付けた雨戸1Cによれば、予め雨戸枠のレール構造を調べることなく、取付現場でレール構造を見て戸車を選択し、直ちに雨戸を取付けることができるので、取付作業の煩雑さを解消できる。
【0022】
次に第2の特徴に関連する前記鍵装置8は、図16に示した分解斜視図のように、鍵レバー80と鍵本体81からなり、鍵本体81は前記鍵レバー80を収容しつつ、そのレバー80の回動押下げ、回動押上げにより回動される回動体82と、この回転体82に設けられたカム溝83に係合されるピン840が固定された鍵ロッド84を備えている。
【0023】
前記鍵レバー80には凸800が形成され、一方、鍵レバー80を挿入する鍵孔810には前記凸800が通過できる切欠き811を設けており、鍵レバー80の挿入ミスを防いでいる。
【0024】
この鍵装置8の動作例を図17及び図18に基づいて説明する。図17は解錠時の説明図、図18は施錠時の説明図である。
図17に示したように、解錠時には前記鍵レバー80は前記回動体82を構成する回動本体820とカバー821を組立てている回転軸822及び軸823が作る隙間に収容されている。
また鍵レバー80の係合溝801が鍵本体81の鍵孔810に係合されて、鍵孔810から抜取ることができないようになっている。
【0025】
この状態から前記鍵ロッド84自体を下方に押し下げたり、鍵レバー80を図面上、時計回りに回転させると、前記回動体82が回転軸822を中心に回転し、前記カム溝83が前記鍵ロッド84のピン840を押し下げる。
その結果、前記鍵本体81に設けられた孔811、812に沿ってロッド84は下降し、雨戸枠16の孔(図示せず)に没入される。
鍵レバー80が略直立すると、前記ピン840がカム溝83のフック先端に入り込み、また前記回動本体83の先端830が板バネ87の付勢力に抗して、その始端に当接し施錠される。
この時、鍵レバー80の係合溝801が鍵本体81の鍵孔810から開放されるので、前記鍵レバー80を鍵本体81から引抜くことができる。
よって、前記鍵レバー80を他所に保管することにより、室外側から解錠し難くなっており、防犯性を高めることができる。
例えば引抜いた鍵レバー80は、任意の個所に貼着したフックなどにかけておけばよい。
【0026】
次に第3の特徴に関連する構成として、揺動機構の構成例を説明する。
この実施形態では、第1及び第2の揺動機構を設けているが、それぞれ略同一の構成であるので、第1の揺動機構を取上げて説明する。
前記第1揺動機構は、図19及び図20に示したように、前記操作スライダー15のスライド力を回転力に変換させるねじりバー3と、その回転力をバー部材4に伝達する第1の伝達部材5と、そのバー部材4の回転力を各スラット2に伝達する第2の伝達部材6からなっている。
【0027】
前記操作スライダー15は、摘み片150とスライダー本体151からなり、そのスライダー本体151が、前記上中框14Aに設けられたスライド枠142(図19)に沿って直線的に滑動できるように配置されている。
【0028】
前記スライダー本体151の構成例を、図21に基づいて説明する。
スライダー本体151は、本体部151aと、蓋体部151bと、本体部151aと蓋体部151bを組立てるカシメ部151cからなっており、このカシメ部151cに前記摘み片150が固定されている。前記本体部151aには、2列の孔151d、151dが設けられており、各孔151dにスプリング151e、ボール151fが嵌めこまれている。前記本体部151aと蓋体部151bには、ねじり状の孔152が設けられているが、この孔152に形成されているクリアランスが、前記スプリング151eにより前記蓋体部151bに向かって付勢されるボール151fによって調整されることになり、前記スライダー本体151に「ガタツキ」が生じることなく、スムーズにスライドさせることができる。
【0029】
より詳細に「ガタツキ防止手段」を取付けた理由及び作用を図22に基づいて説明する。
前記ねじり状の孔152をねじりバー3の「ねじれ」にそって忠実に形成すると、操作スライダー15を操作する際に、「ガタ」が生じる。また全てのねじりバー3に全く同一の「ねじれ」を形成させることは困難である。よって、前記ねじり状の孔152にはねじりバー3のためにクリアランス(遊び)が必要になる。この場合に、このクリアランスを調整し、快適なスライド操作を実現するものが「ガタツキ防止手段」である。
【0030】
図22に示したように、前記スプリング151eにより前記蓋体部151bに向かって付勢されるボール151fがねじりバー3に当接すると共に、操作スライダー15のスライドにより回転する。その結果、前記ねじり状の孔152に挿入されてねじりバー3に作用するクリアランスCが、適度に調整されることになり、前記スライダー本体151に「ガタ」が生じることなく、スムーズにスライドさせることができる。なお、前記スライダー本体151は、スライド枠142に沿って直線的に滑動できるような形状であればどのようなものでもよく、前記スイラダー15の摘み片150の形状も同様に、どのようなものでもよい。
【0031】
前記ねじりバー3は、薄板状の棒材を所定のねじれ角によって変形させたもので、前記操作スライダー15の滑動方向に応じて、正転或いは逆転するようになっている。前記ねじりバー3のねじれ角の大きさ、即ち、そのねじれ角によって形成されるねじりバー3の一端30に対する他端31の回転角度は、操作者が前記操作スライダー15を軽くスライドできて、好みの開閉角度を楽しむことができ、さらに各スラット2の開閉角度の微調整が可能なように成形すればよい。例えば、図23に示したように、前記ねじりバー3の一端30から他端31までの長さLに対し、他端の回転角度は約210度のように成形してもよい。同じ寸法Lにおいて、回転角度を大きく設定すればするほど、スラット2の開閉角度を大きくすることができるが、大きなスライド力を付与しなければならず操作性は重くなる。一方、回転角度を小さく設定すればするほど、スラット2の開閉角度が小さくなり、操作性が軽くなる。また、同じ回転角度において、ねじりバー3の取付長さを調整することにより、スライドバー15のスライド幅に応じてスラット2の開閉角度を調整することができる。
【0032】
この実施形態では、前記ねじりバー3の取付長さは、各スラット2を約90度の範囲で開閉できるように設定され、ねじりバー3の両端30、31が回転軸32,32に固定されると共に、これらの回転軸32,32がそれぞれ前記スライド枠142に固定された軸受33、33に取付けられている。
【0033】
前記回転軸32は、図20に図示されているように、前記ねじりバー3の端部を固定する固定円柱部320と、この固定円柱部320より縮径された回転部321とからなる。この回転部321には、前記第1の伝達部材5の一端を固定する4角孔322が形成されている。これら固定円柱部320と回転部321間に形成された段差323が前記軸受33の側面に当接することにより、前記ねじりバー3が変位することなく空転し、回転力のみが前記第1の伝達部材5に伝達されるようになっている。なお、前記ねじりバー3と第1の伝達部材5間に前記回転軸32を介在させることにより、ねじりバー3の円滑な回転を図ると共に、ねじれ角の異なるねじりバー3の交換も容易となる。前記回転軸32の回転部321は、前記竪框13に設けられた孔(図示せず)から、その竪框13の中空部131(図2参照)に突出され、前記第1の伝達部材5の一端50に連結されている。
【0034】
前記第1の伝達部材5は、竪框13の中空部131に収容され、図20等に示したように、その一端50がねじりバー3及び回転軸32と略同一軸上に配置され、前記回転軸32の四角孔322に固定されている。そして前記一端50を中心にして、他端51が前記ねじりバー3の回転に応じて回転する。この第1の伝達部材5は、略小判状に形成されているが、前記一端50に相当する回転中心部と前記他端51に相当する回転部を備えていれば、どのような形状でもよい。
【0035】
前記第1の伝達部材5の他端51は、前記竪框13の中空部131に沿って配置されているバー部材4の孔40に空転可能に取付けられている。前記バー部材4は、前記第1の伝達部材5からの回転に同調させて各スラット2を回転させるもので、各スラット2の配置間隔に応じた孔41が設けられている(図20参照)。
一方、前記バー部材4の孔41に対応するように、前記第1の伝達部材5と略同一の形状に成形された第2の伝達部材6の一端60が、後述のスラットホルダ7を介して前記竪枠13内に回転可能に配置されている(図20等参照)。この第2の伝達部材6の他端61は、前記バー部材4の前記各孔41に空転可能に配置されており、第2の伝達部材6は、その一端60を中心にして前記第1の伝達部材5と同調して回転する。
【0036】
前記スラットホルダ7は、図20等に示したように、前記竪框13の中空部131内に臨む回転軸70と、この回転軸70に同軸的に固定され、且つ、竪框13の外側面に当接する鍔部71と、前記スラット2の側面に埋込まれる楔部72からなっている。
【0037】
なお、前記スラット2の他端を回転可能に保持するスラットホルダ7A(図19参照)は、前記竪框12に取付けられており、前記スラットホルダ7と同様に構成され、その楔部72が前記スラット2の側面に埋込まれている。
【0038】
次に、前記スラット2の構成例を説明する。
スラット2は、図20等に示したように、前記スラットホルダ7の楔部72を取付ける取付部20を設けた中空部21と、この中空部21の下部から下方に延出された板状部22からなり、例えばアルミニウム等の金属材料の押出成形によって形成されている。
このスラット2の主な特徴的な点は、スラット2を略水平位置まで回動させた場合、その上部が竪框12、13の遮光片122、132(図2参照)と干渉しないような寸法に形成されていること、前記スラットホルダ7の回転軸70の位置とスラット2の重心が略一致するように、その形状に工夫を加えたこと、及び前記中空部21の上部室外側に消音部材23を取付けたことである。
【0039】
前記竪框12、13に開閉可能なスラット2を取付ける場合、スラット両端に僅かな間隙が形成されてしまい、外部からの光、室内側からの光が漏れることになる。このことは、防犯上好ましくないことから、前記竪框12、13には遮光片122、132が形成されている。この遮光片122、132と前記スラット上部との干渉を避けるため、スラット2の中空部21の寸法が、スラット2の回転中心(前記第2の伝達部材6の一端60、スラットホルダ7の回転軸70)から遮光片122、132までの距離に比べ、短くなるように形成した。
【0040】
この場合に、スラット2の重心が前記板状部22側に偏ると、スラット2の回転が重くなり、快適な操作性を害するおそれがある。
そこで、前記スラット2の中空部21の内、前記回転中心から遮光片寄りの部分を肉厚、且つ、若干傾斜状に成型し、その重心が前記板状部22側に偏らないようにしている。その結果、前記スラットホルダ7の回転軸70の位置とスラット2の重心が略一致し、操作性が向上している。
【0041】
前記消音部材23は、例えば塩化ビニールからなるもので、各スラット2を閉じた際に、上下のスラットが当たるときに発生する音を消音すると共に、雨仕舞の機能も発揮する。
【0042】
第4の特徴に関連する構成として、図24に基づき前記妨害部材の構成例を説明する。
この妨害部材は、前記スラット2のうち、前記第2の伝達部材6に連結されず、回動しないスラットにより構成されている。
具体的には、前記中框14の直上のスラット2Aを用いて、前記バー部材4の回転力が伝達されないようにすると共に、スラット2Aの板状部22の先端を規制部材24を介して前記中框14に固定している。
このスラット2Aにより、室外側から操作スライダー150が目隠しされ、また室外側から操作し難いようになっている。
なお、図2(ロ)に示したように、前記下框11は高さ寸法が幅広に形成されており、その幅広部11Aにより、前記鍵装置8を触り難くされており、妨害部材として機能している。
【0043】
次に、上記のように構成された雨戸1の使用例を説明する。
就寝時等に、図示しない戸袋などから前記スラット2を閉じた雨戸1を引出して、建物の開口を遮蔽し、必要に応じて前記鍵装置8により施錠し、起床後に戸袋に収容する等、通常の雨戸と同様に使用することができる。
また建物の開口を遮蔽した後、前記操作スライダー150を操作して、各スラット2を揺動させ、プライバシーの保護をはじめ、通気、採光、断熱を図ることができる。
【0044】
図25(a)〜(d)に基づいて、スラット2の揺動操作例を説明する。
図25(a)及び(b)は各スラット2が閉じた状態の要部断面図、同図(c)は各スラット2を略45度に開いた状態の要部断面図、同図(d)は各スラット2を略90度に開いた状態の要部断面図である。
【0045】
前記スラット2が図25(a)及び(b)に示した閉鎖状態にあるときは、前記操作スライダー15は同図に示した右端の位置にある。
この位置から前記操作スライダー15を図面上、左方向にスライドさせると、そのスライド力は、ねじりバー3、回転軸32、第1の伝達部材5、バ部材4、第2の伝達部材6、スラットホルダ7を介してスラット2に伝達され、各スラット2が前記操作スライダー15のスライド幅に応じた角度で開放される。
【0046】
図25(c)のように、前記操作スライダー15を中間位置まで移動させると、前記スラット2が半開され、同図(d)のように、さらに左端まで前記操作スライダー15をスライドさせると、スラット2が全開となる。この時、前記妨害部材としてのスラット2Aは開放されない。各スラット2を閉じるときには、前記操作スライダー15を右側にスライドさせればよい。
【0047】
以上のような雨戸1によれば、第1に、前記操作スライダー15を左右にスライドさせることで、各スラット2の開閉を行うので、開閉操作が極めて容易であり、各スラット2を閉鎖して防風、防雨、防寒、防音を図ることができ、開閉角度を調整することによりプライバシーの保護、通気、採光、断熱を図ることができる。
特に、前記各スラット2が図25(c)のように約45度に開放されると、断熱、通風及び採光を同時に実現させることができる。
また同図(d)のように約90度に開放させると、採光性が高まる。
第2に、前記各スラット2が図25(c)や同図(d)のように開放されていても、前記鍵レバー80を鍵本体81から引抜くことにより、室外側からの鍵レバー80の操作による解錠を防ぐことができ、スラット2を開放したままでも、防犯性に優れている。
第3に、前記各スラット2が図25(c)や同図(d)のように開放された状態であっても、妨害部材としての前記スラット2Aにより、前記操作スライダー150が室外側から見えずに、かつ、操作し難くなっているので、この点からも防犯性に優れている。
第4に、前記ねじりバー3のねじれ角を小さくすることにより、小さな力でスライドさせることができ、また各スラット2を略90度の範囲で、好きな角度で固定することができる。この場合、各スラット2の開閉角度を大きくしたいときには、より大きなねじれ角のねじりバーに交換すれば良い。
第5に、ねじりバー3にはねじれ角が存在するので、スラット2を動かしても、操作スライダー15はスライドし難く、防犯性に優れており、またねじりバー3は、その製造コストを安価に押さえることができる。
第6に、ねじりバー3のねじれ方向を逆転させて(反時計回り)成形することにより、前記操作スライダー15が図25(a)及び(b)に示した位置にあるときには、前記スラット2を開放状態にすることができる。
第7に、前記左右の竪框12,13に遮光片120,130が形成されているので、この点からもプライバシー保護や防犯性に優れている。
【0048】
なお、前記回転軸32の回転方向を直交させる部材を、その回転軸32と第1の伝達部材5間に介在させることにより、前記操作スライダー15、前記ねじりバー3及び前記回転軸32を竪框側に配置することもできる。また、前記実施形態においては、前記雨戸框内の略全面にスラットを配置していたが、雨戸框内の上部、中部或いは下部など、所定の領域に限定し、これらのスラットを揺動させる揺動機構を設けてもよい。また、雨戸框の室内側の端部側に操作スライダー150,150をまとめて配置してもよい。そうすれば、建物開口の窓ガラス戸を少しあれば操作スライダー150を操作することができる。さらに、図26に示したように、操作スライダー150を室内側に臨ませてもよい。
【0049】
次に、図27に基づき、第2実施形態について説明する。
この第2実施形態の雨戸1Aは、前記実施形態がテラスタイプの開口に用いる雨戸1に対し、窓タイプの開口に取り付けることができるものである。
この雨戸1Aは、1組の揺動機構を組付けたこと、その操作スライダーを雨戸框の下框又は上框に配置したことが異なる点であって、その他の構成は、第1実施形態と同様であるので、同様に作用効果を奏する。
【0050】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、施錠時に鍵レバーを鍵本体から取外すことができるので、室外側から鍵装置を操作することができず、防犯性が高まる。
【0051】
また、スライド力を付与する装置(例えば後述の操作スライダー)を左右にスライドさせるというスライド運動によって動作するので、スラットの揺動操作の容易性が向上している。
【0052】
請求項に記載の発明によれば、妨害部材により、室外側から操作スライダーを視認することができず、また操作スライダーを操作し難くすることができ、防犯性が向上する。
【0053】
請求項3乃至5に記載の発明によれば、新設の雨戸枠のみならず、既設の雨戸枠に本願の雨戸を設置する場合、上記各発明によれば、予め雨戸枠の高さ、レール溝幅、レール構造等を調査したり、厳格に採寸することなく、現場で調整して雨戸を取付けることができ、設置施工の煩雑さを解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る雨戸の室外側正面図、
【図2】 (イ)同雨戸の室内側正面図、(ロ)雨戸の一部図示を省略した縦断面図、(ハ)同横断面図、
【図3】 雨戸の上框の構成例図、
【図4】 同構成例図、
【図5】 同構成例図、
【図6】 同構成例図、
【図7】 同雨戸の戸車装置の正面図、
【図8】 同側面図、
【図9】 同戸車装置を構成する戸車ケースの正面図、
【図10】 同底面図、
【図11】 同側面図、
【図12】 同戸車装置を構成するケース取付部の正面図、
【図13】 同平面図、
【図14】 同側面図、
【図15】 同戸車装置を作用説明図、
【図16】 鍵装置の分解斜視図、
【図17】 鍵装置の動作説明図、
【図18】 鍵装置の動作説明図
【図19】 揺動機構の要部断面図、
【図20】 揺動機構の分解斜視図、
【図21】 揺動機構の操作スライダーの分解斜視図、
【図22】 同操作スライダーの動作説明図、
【図23】 揺動機構のねじりバーの正面図、
【図24】 妨害部材としのスラットの側面図、
【図25】 (a)〜(d)スラットの動作説明図、
【図26】 別例に係る操作スライダーの分解斜視図、
【図27】 第2実施形態に係る雨戸の室外側正面図。
【符号の説明】
1 1A 1B 雨戸 10,11 上下框
100 框本体 100a 101b 刻み
101 冠部材 102 コーナーブロック
103 戸当たり 104 光止め
105 スレ止め止着用の孔 106 スレ止め
12,13 左右竪框 122 132 遮光片
14 中框 14A 手掛け
15 操作スライダー
140 室内側凹面 141 スライド枠
150 摘み片 151 スライダー本体
151a 本体部 151b 蓋体部
151c カシメ部
151d 孔 151e
151f ボール
152 孔
16 雨戸枠 160 レール構造
2 スラット 2A スラット(妨害部材)
20 取付部 21 中空部
22 板状部 23 消音部材
3 ねじりバー
30 一端 31 他端
32 回転軸 33 軸受
320 固定円柱部 321 回転部
322 4角孔 323 段差
4 バー部材
40 41 孔
5 第1の伝達部材 6 第2の伝達部材
50 第1の伝達部材の一端 51 他端
60 第2の伝達部材の一端 61 他端
7 7A スラットホルダ 70 回転軸
71 鍔部 72 楔部
8 鍵装置 80 鍵レバー
81 鍵本体 82 回動体
83 カム溝 84 鍵ロッド
840 ピン 800 凸
810 鍵孔 811 切欠き
820 回動本体 821 カバー
822 回転軸 823 軸
9 戸車装置
90 戸車ケース 91 ケース取付部
92、93 止着具 900、901 戸車
902a、902b 連結部 902 ケース
903 止着部 904 軸孔
905 軸
910 U字形部 911 ケース
912 凹部 913 凹み
914 止着孔

Claims (5)

  1. 雨戸框、該雨戸框に配列された複数のスラット及びこれらのスラットを揺動させる揺動機構を設けた雨戸において、施錠時に鍵レバーを鍵本体から取外すことができ、解錠時に鍵レバーが鍵本体に係着される鍵装置を取付けると共に、
    前記揺動機構は、スライド力を回転力に変換させるねじりバーと、該ねじりバーの一端側に取付けられ、且つ、その回転力が伝達される第1の伝達部材と、該第1の伝達部材に取付けられ、且つ、その回転力が伝達されるバー部材と、前記複数のスラットに対応するように、前記バー部材に所定間隔をおいて取付けられ、且つ、その回転力が伝達される第2の伝達部材とからなり、
    前記ねじりバーは、薄板状の棒材の一端に対する他端の回転角度を所定のねじり角に形成すると共に、前記ねじりバーの両端をそれぞれ回転軸に固定し、これらの回転軸を軸受けに取付けると共に、前記ねじりバーと前記第1の伝達部材間に一方の回転軸を介在させたことを特徴とする雨戸。
  2. 前記ねじりバーにスライド力を付与する操作スライダーの室外側からの操作を妨げる妨害部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の雨戸。
  3. 前記雨戸框を構成する上框の高さ幅の調整が可能な請求項1又は2に記載の雨戸。
  4. 前記雨戸框を構成する上框に、レール溝幅に対応できるスレ止め用部材を取付可能にしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の雨戸。
  5. 雨戸枠に設けられたレール構造に対応できる戸車装置を取付けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の雨戸。
JP2001358322A 2001-09-28 2001-11-22 雨戸 Expired - Fee Related JP4095285B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001358322A JP4095285B2 (ja) 2001-11-22 2001-11-22 雨戸
KR10-2004-7004543A KR20040041634A (ko) 2001-09-28 2002-06-28 슬랫의 요동기구 및 이것을 사용한 개구부 외장 장치
PCT/JP2002/006611 WO2003029597A1 (fr) 2001-09-28 2002-06-28 Mecanisme de pivotement de lames et dispositif de recouvrement d'une ouverture utilisant ce mecanisme
CNA028030486A CN1476509A (zh) 2001-09-28 2002-06-28 板条的摆动机构及使用它的开口部外装装置
EP02738881A EP1433918A1 (en) 2001-09-28 2002-06-28 Slat swinging mech and opening coverning device using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001358322A JP4095285B2 (ja) 2001-11-22 2001-11-22 雨戸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003155880A JP2003155880A (ja) 2003-05-30
JP4095285B2 true JP4095285B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=19169518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001358322A Expired - Fee Related JP4095285B2 (ja) 2001-09-28 2001-11-22 雨戸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4095285B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102168516A (zh) * 2011-03-16 2011-08-31 张晓荣 一种可闭式百叶窗

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003155880A (ja) 2003-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4095285B2 (ja) 雨戸
EP1433918A1 (en) Slat swinging mech and opening coverning device using the same
JP4814850B2 (ja) ルーバー装置および建具
JP3683520B2 (ja) スラットの揺動機構及びこれを用いた雨戸
JP4095298B2 (ja) 開口部外装装置
JP6480225B2 (ja) 網戸自走防止装置付窓装置
KR200436141Y1 (ko) 창문용 자동잠금장치
JP3024921B2 (ja) 天 窓
JP4095284B2 (ja) 折れ雨戸
JP3129712B2 (ja) 天 窓
JP4271519B2 (ja) 開口部装置
US20110011138A1 (en) Systems and method for locking sliding doors
JP4167444B2 (ja) 開口部外装装置
KR20150042955A (ko) 확장된 발코니용 창호 시스템
JP3200423B2 (ja) 天 窓
JP4823712B2 (ja) シャッター
KR100416435B1 (ko) 공동주택의 방범설비시스템
JPH049407Y2 (ja)
JP3973030B2 (ja) シャッタ
JP2005030068A (ja) 開き、及び滑り出し窓
WO2016125291A1 (ja) 開き窓の取り付けブラケット
JPH0343323Y2 (ja)
JP3409979B2 (ja) サッシ
JPS5938875Y2 (ja) 雨戸開閉装置
KR101511323B1 (ko) 창호용 잠금장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050119

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4095285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140314

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees