JP2005035219A - 捺印装置 - Google Patents

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JP2005035219A JP2003276193A JP2003276193A JP2005035219A JP 2005035219 A JP2005035219 A JP 2005035219A JP 2003276193 A JP2003276193 A JP 2003276193A JP 2003276193 A JP2003276193 A JP 2003276193A JP 2005035219 A JP2005035219 A JP 2005035219A
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Takatsugu Yamada
孝継 山田
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Abstract

【課題】捺印された文字、記号、及び簡単な図形等のにじみを防止する。
【解決手段】エアーシリンダ13によりプランジャー14が下方向に押し下げられると、リンク板11の力点軸11bが力点部材15の溝15aの上側面に当接して、リンク板11の力点軸11bが押し下げられ、リンク板11が支点軸11aを中心に反時計回りに回転して、リンク板11の作用点軸11cが矢印Aの方向に移動し、捺印ヘッド17が水平方向に伏す。リンク板11の作用点軸11cが捺印箇所Bに最も近づいて瞬時停止したときには、捺印ヘッド17の慣性力が捺印箇所Bに向けて発生していることから、リンク板11の力点軸11bが力点部材15の溝15aの下側面に当接するまでの隙間S1の分に応じて、捺印ヘッド17が捺印箇所Bに向けて距離S2だけ移動し、捺印ヘッド17先端の印字ゴム18が捺印箇所Bに接触する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクを用いて、各種の文字、記号、及び簡単な図形等を捺印する捺印装置に関する。
この種の従来の捺印装置としては、例えば図3に示す様なものがある。ここでは、リンク板101の支点軸101aを本体筐体102により支持している。また、エアーシリンダ103の先端部分を本体筐体102の天板102aに貫通させて固定し、エアーシリンダ103により上下に往復移動されるプランジャー104の先端に力点部材105を固定し、力点部材105の溝105aにリンク板101の力点軸101bを挿通している。更に、ガイド軸106を本体筐体102に固定支持し、捺印ヘッド107の溝107aにガイド軸106を挿通すると共に、捺印ヘッド107の側壁にリンク板101の作用点軸101cを回転自在に接続して、捺印ヘッド107を矢印Cの方向に移動自在に支持している。
エアーシリンダ103によりプランジャー104が上方向に引き上げられている状態では、リンク板101が支点軸101aを中心に時計回りに回転して、リンク板101の作用点軸101cが上方向に引き上げられ、捺印ヘッド107先端の印字ゴム108がインクパッド109に押し付けられる。これにより、印字ゴム108表面にインクが付着する。
エアーシリンダ103によりプランジャー104が下方向に押し下げられると、リンク板101が支点軸101aを中心に反時計回りに回転して、リンク板101の作用点軸101cが矢印Aの方向に移動し、捺印ヘッド107が水平方向に伏して、捺印ヘッド107先端の印字ゴム108が水平方向に突出し、印字ゴム108が捺印箇所Bに押し付けられる。これにより、捺印箇所Bに捺印がなされる。
図4は、プランジャー104の下方向への移動に伴う、リンク板101及び捺印ヘッド107の移動過程を示している。
従って、エアーシリンダ103によりプランジャー104が往復移動されると、リンク板101が往復回転移動し、捺印ヘッド107先端の印字ゴム108がインクパッド109と捺印箇所B間で往復移動する。これにより、捺印ヘッド107先端の印字ゴム108による捺印を繰り返し行なうことができる。
ところで、捺印の対象物としては、多種多様なものがある。例えば、電子機器の側壁があり、この側壁に印字ゴム108が押し付けられて電子機器のロット番号等が捺印される。
しかしながら、電子機器の外形寸法には誤差があり、この外形寸法の誤差が原因となって、電子機器の側壁が捺印箇所Bに正確に位置決めされず、捺印ヘッド107先端の印字ゴム108が電子機器の側壁に強く押し付けられてしまうことがあった。この場合は、捺印されたロット番号等がにじんでしまい、電子機器の側壁の清掃と再捺印が必用となり、手間と時間が費やされた。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、捺印された文字、記号、及び簡単な図形等のにじみを防止することが可能な捺印装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、力点部を往復移動させる動力源と、捺印ヘッドと、力点部と捺印ヘッド間を連結するリンクとを備え、動力源により力点部を往復移動させて、リンクにより捺印ヘッドの捺印面をインクパッドと捺印箇所間で往復移動させる捺印装置において、動力源の力点部とリンク間もしくはリンクと捺印ヘッド間に、往復移動方向に開いた隙間を設けている。
また、本発明においては、捺印ヘッドがインクパッド側に戻される様に、力点部とリンク間でリンクを常に引っ張る弾性部材を備えている。
更に、本発明においては、捺印ヘッドがインクパッド側に戻される様に、力点部とリンク間でリンクを常に押す弾性部材を備えている。
本発明によれば、動力源により力点部を往復移動させて、リンクにより捺印ヘッドの捺印面をインクパッドと捺印箇所間で往復移動させている。そして、動力源の力点部とリンク間もしくはリンクと捺印ヘッド間に、往復移動方向に開いた隙間を設けている。このため、該隙間の分だけ、捺印ヘッドを往復移動方向に自在に移動させることができる。
ここで、捺印ヘッドの捺印面が捺印箇所に到達する直前には、捺印ヘッドの慣性力が捺印箇所に向けて発生する。このため、捺印ヘッドの捺印面が捺印箇所に到達する直前に力点部が停止されたとしても、該隙間の分だけ、捺印ヘッドがその慣性力により捺印箇所に向けて移動して、捺印ヘッドの捺印面が捺印箇所に接触し、捺印箇所に対する捺印ヘッドの捺印面の反発により該捺印ヘッドが戻る。従って、力点部の停止位置を適宜に設定すれば、捺印ヘッドの捺印面が該捺印ヘッドの慣性力だけで捺印箇所に接触し、捺印箇所に対する反発力により捺印ヘッドが戻ることになり、捺印ヘッドの捺印面が捺印箇所に適宜の力で押し付けられる。これにより、捺印された文字、記号、及び簡単な図形等のにじみを防止することができる。
また、本発明によれば、捺印ヘッドがインクパッド側に戻される様に、力点部とリンク間でリンクを常に引っ張る弾性部材、又は力点部とリンク間でリンクを常に押す弾性部材を備えている。
この場合は、捺印ヘッドの捺印面が捺印箇所に接触して戻るときに、弾性部材の弾性力が捺印ヘッドに作用して、捺印ヘッドの捺印面が直ちに戻る。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の捺印装置の実施例1を示す側面図である。本実施例の捺印装置では、リンク板11の支点軸11aを本体筐体12により支持している。また、エアーシリンダ13の先端部分を本体筐体12の天板12aに貫通させて固定し、エアーシリンダ13により上下に往復移動されるプランジャー14の先端に力点部材15を固定し、力点部材15の溝15aにリンク板11の力点軸11bを挿通している。更に、ガイド軸16を本体筐体12に固定支持し、捺印ヘッド17の溝17aにガイド軸16を挿通すると共に、捺印ヘッド17の側壁にリンク板11の作用点軸11cを回転自在に接続して、捺印ヘッド17を矢印Cの方向に往復移動自在に支持している。また、インクパッド19を下向きにして本体筐体12の天板12aに設けている。
力点部材15の溝15aの幅は、リンク板11の力点軸11bの径と比較して、隙間S1だけ広くされており、リンク板11の力点軸11bが隙間S1の分だけ上下方向に移動自在である。従って、リンク板11の力点軸11bが自在に移動する隙間S1の分に応じて、リンク板11も自在に回転し、捺印ヘッド17も自在に移動する。隙間S1は、捺印ヘッド17先端の印字ゴム18のたわみ量(圧縮代)を0.5mmとすると、このたわみ量よりも長い1mmに設定される。
また、エアーシリンダ13の先端部分とリンク板11の力点軸11b間に、コイルバネ21を架け渡し、コイルバネ21によりリンク板11の力点軸11bを引き上げて上方向に付勢している。コイルバネ21としては、500g程度の引っ張り強度のものが好適である。
尚、コイルバネ21の代わりに、リンク板11の力点軸11bを押し上げて上方向に付勢するバネを設けても構わない。
この様な構成の捺印装置において、エアーシリンダ13によりプランジャー14が上方向に引き上げられている状態では、コイルバネ21の弾性力によりリンク板11の力点軸11bが引き上げられ、リンク板11が支点軸11aを中心に時計回りに回転して、リンク板11の作用点軸11cが上方向に引き上げられ、捺印ヘッド17先端の印字ゴム18がインクパッド19に押し付けられる。これにより、印字ゴム18表面にインクが付着する。
次に、エアーシリンダ13によりプランジャー14が下方向に押し下げられると、リンク板11の力点軸11bが力点部材15の溝15aの上側面に当接して、リンク板11の力点軸11bが押し下げられ、リンク板11が支点軸11aを中心に反時計回りに回転して、リンク板11の作用点軸11cが矢印Aの方向に移動し、捺印ヘッド17が水平方向に伏す。このときの状態を図2に示す。そして、捺印ヘッド17先端の印字ゴム18が捺印箇所Bに到達する直前には、リンク板11の作用点軸11cが捺印箇所Bに最も近づいて瞬時停止する。このとき、捺印ヘッド17の慣性力が捺印箇所Bに向けて発生していることから、リンク板11の力点軸11bが力点部材15の溝15aの下側面に当接するまでの隙間S1の分に応じて、捺印ヘッド17が捺印箇所Bに向けて距離S2だけ移動し、捺印ヘッド17先端の印字ゴム18が捺印箇所Bに接触する。更に、捺印箇所Bに接触した印字ゴム18に弾性力が発生し、この弾性力が捺印箇所Bに対する印字ゴム18の反発力となり、この反発力により捺印ヘッド17先端の印字ゴム18が捺印箇所Bから離れ、捺印ヘッド17が戻る。また、コイルバネ21の弾性力もリンク板11を介して捺印ヘッド17に作用し、捺印ヘッド17が戻る。
これにより、捺印ヘッド17先端の印字ゴム18が捺印箇所Bに適宜の力で押し付けられ、文字、記号、及び簡単な図形等がにじむことなく明確に捺印される。
従って、エアーシリンダ13によりプランジャー14が往復移動されると、リンク板11が往復回転移動し、捺印ヘッド17先端の印字ゴム18がインクパッド19と捺印箇所B間で往復移動し、捺印ヘッド17が捺印箇所Bに接近する度に、捺印ヘッド17の慣性力により該捺印ヘッド17が捺印箇所Bに向けて移動して、捺印ヘッド17先端の印字ゴム18が捺印箇所Bに接触し、捺印ヘッド17が印字ゴム18の弾性力及びコイルバネ21の弾性力により戻る。これにより、捺印ヘッド17先端の印字ゴム18による捺印を繰り返し行なうことができ、その都度、文字、記号、及び簡単な図形等を明確に捺印することができる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、エアーシリンダ13の代わりに、他の動力源を適用したり、リンク板11の代わりに、他のリンク機構を適用したりしても良い。また、コイルバネの代わりに、他の弾性部材を適用しても良い。更に、捺印ヘッドの形状等を適宜に変更しても構わない。また、リンク板11の力点軸11bが自在に移動する隙間S1を設ける代わりに、リンク板11の作用点軸11cが自在に移動する隙間を設けて、捺印ヘッド17がその慣性力により捺印箇所に向かって移動する様にしても構わない。
本発明の捺印装置の実施例1を示す側面図である。 図1の装置の捺印状態を示す図である。 従来の捺印装置を例示する側面図である。 図3の装置の作動過程を示す図である。
符号の説明
11 リンク板
12 本体筐体
13 エアーシリンダ
14 プランジャー
15 力点部材
16 ガイド軸
17 捺印ヘッド
18 印字ゴム
19 インクパッド
21 コイルバネ

Claims (3)

  1. 力点部を往復移動させる動力源と、捺印ヘッドと、力点部と捺印ヘッド間を連結するリンクとを備え、動力源により力点部を往復移動させて、リンクにより捺印ヘッドの捺印面をインクパッドと捺印箇所間で往復移動させる捺印装置において、
    動力源の力点部とリンク間もしくはリンクと捺印ヘッド間に、往復移動方向に開いた隙間を設けたことを特徴とする捺印装置。
  2. 捺印ヘッドがインクパッド側に戻される様に、力点部とリンク間でリンクを常に引っ張る弾性部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の捺印装置。
  3. 捺印ヘッドがインクパッド側に戻される様に、力点部とリンク間でリンクを常に押す弾性部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の捺印装置。
JP2003276193A 2003-07-17 2003-07-17 捺印装置 Pending JP2005035219A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104070782A (zh) * 2014-06-20 2014-10-01 衡阳财经工业职业技术学院 高效自动印字机

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