JPS61238643A

JPS61238643A - 印字装置

Info

Publication number: JPS61238643A
Application number: JP8109585A
Authority: JP
Inventors: Setsuo Yajima; 矢島　節夫
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-04-16
Filing date: 1985-04-16
Publication date: 1986-10-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】投４北」本発明は、ペーパーペイルによって用紙をプラテンに押
し付ける、プリンタ・タイプライタなどの印字装置に適
用することができる。さらに詳細には、回動可能に軸支
されたペーパーベイルアームを、スプリングによってペ
ーパーベイルローラがプラテンに圧接する作用方向に付
勢し、また該ペーパーベイルアームをリンクを介して電
磁石のプランジャに連結し、この電磁石の付勢に伴いペ
ーパーベイルアームを、ペーパーベイルローラがプラテ
ンから離隔する退避方向に回動させるようにした印字装
置に関するものである。

１来隨４第４図ないし第６図に従来例を示す。この印字装置は、
ペーパーベイルアーム（１）を軸（２）によってフレー
ム（３）に回動可能に軸支し、該ペーパーベイルアーム
（１）をスプリング（４）によって時計方向、つまりペ
ーパーベイルローラ（５）がプラテン（６）に圧接する
作用方向に回動付勢している。

また、電磁石（７）のプランジャ（８）にリンク（９）
を回動自在に枢着し、該リンク（９）の先端部に設けら
れた長孔（１０）に、ペーパーベイルアーム（１）の下
端部に突設されたビン（１１）を貫通させることにより
、ペーパーベイルアーム（１）とプランジャ（８）とを
リンク（９）を介して連結している。さらに、先端にフ
ック（１２ａ）が形成されたばね性を有する係止部材（
１２）を、ペーパーベイルアーム（１）の下方において
フレーム（３）に取り付けている。

この従来例において、用紙（１３）を自動挿入する場合
には、用紙（１３）をプラテン（６）とピンチローラ（
１４）との間に挾まれるまで挿入した後、所定のキーを
押して用紙自動挿入信号を入力すると、電磁石（７）が
付勢され、そのプランジャ（９）によってペーパーベイ
ルアーム（１）が反時計方向、つまりペーパーベイルロ
ーラ（５）がプラテン（６）から離隔する退避方向へ回
動されると同時に、プラテン（６）がモータ（図示せず
）はよって第４図矢印方向に自動的に回転される。ペー
パーベイルアーム（１）が同図（１）位置より（ＩＩ）
位置まで回動されると、第５図に示すようにその下端（
１ａ）が係止部材（１２）のフック（１２ａ）に係合す
るとともに、プランジャ（８）がストロークエンドに達
し、ペーパーベイルアーム（１）が（ｎ）位置に保持さ
れる。このような状態でプラテン（６）が所定量だけ回
転されると、電磁石（７）が消勢され、ペーパーベイル
アーム（１）がスプリング（４）の作用によって（１）
位置に自動的に復帰する。

用紙（１３）を手動で挿入する場合には、オペレータが
ペーパーベイルアーム（１）の摘み（１ｂ）を摘んで（
ＩＩＩ）位置まで強制的に回動させる。このとき、その
回動はリンク（９）には伝達されず、ペーパーベイルア
ーム（１）の下端（ｌａ）は係止部（１２）を湾曲させ
ながらそのフック（１２ａ）の屈曲部を第６図に示すよ
うに越えるため、ペーパーベイルアーム（１）は（ｍ）
位置に保持される。そこで、プラテン（６）を手動回転
させ、用紙（１３）を所望量繰り出す。

しかし、この従来の装置では、ペーパーベイルアーム（
１）を、その下端（１ａ）が係止部材（１２）のフック
（１２ａ）を越えることによって（ｍ）位置に保持する
ため、その操作力が急激に重くなるので操作性が悪く、
また（ＩＩＩ）位置を保持すること自体が機械振動等の
発生で不可能になるなどの問題点があった・ＪＬ−一昨本発明はこのような問題点を解消することを目的とし、
操作性の向上と動作の確実性を確保することにある。

構−−」え本発明においては、ペーパーベイルアームに被係止突部
を設け、また該ペーパーベイルアームと電磁石のプラン
ジャとの間に係止レバーを回動可能に軸支する。そして
、との係止レバーとプランジャとを連結し、電磁石が消
勢状態のときにはプランジャによって係止レバーが前記
被係止突部の運動範囲外に保持され、電磁石が付勢され
ると、プランジャによって係止レバーが被係止突部と係
合する位置へ回動され、ペーパーベイルローラがプラテ
ンから離隔した所定位置でペーパーベイルアームの退避
方向の回動が規制される関係にしたものである。

すなわち、電磁石が消勢状態のときには、ペーパーベイ
ルアームを係止レバーとは無関係に手動で退避方向へ回
動させることができ、電磁石が付勢されたときには、そ
のプランジャによってペーパーベイルアームを退避方向
へ回動させると同時に係止レバーも作用位置へ回動させ
、この係止レバーによってペーパーベイルアームの所定
以上の回動を規制するようにしたものである。

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３図を参照し
詳述する。

第１図において、ペーパーベイルアーム（２０）は、軸
（２１）によってフレーム（２２）に回動可能に軸支さ
れるているとともに、スプリング（２３）によってペー
パーベイルローラ（２４）がプラテン（２５）に圧接す
る作用方向に回動付勢されている。このペーパーベイル
アーム（２０）の中間部には被係止突部（２０ａ）が突
設されている。

一方、取付台（２６）上に取り付けられた電磁石（２７
）のプランジャ（２８）には、リンク（２９）が回動自
在に枢着され、このプランジャ（２８）とペーパーベイ
ルアーム（２０）とは、従来と同様にペーパーベイルア
ーム（２０）の下端部に突設されたピン（３０）をリン
ク（２９）の長孔（３１）に貫通させることによって連
結されている。

また、ペーパーベイルアーム（２０）とプランジャ（２
８）との間において、係止レバー（３２）が軸（３３）
によってフレーム（２２）に回動可能に軸支されている
。

この係止レバー（３２）はその上端にフック（３２ａ）
、下端部に長孔（３２ｂ）を有し、該長孔（３２ｂ）に
、プランジャ（２８）に突設されたピン（３４）を貫通
させることにより、係止レバー（３２）はプランジャ（
２８）と連結されている。そして、係止レバー（３２）
は、電磁石（２７）が消勢状態のときは、第１図に示す
ようにフック（３２ａ）が被係止突部（２０ａ）の運動
範囲より外れる不作用位置に保持されているが、電磁石
（２７）が付勢されると、第２図に示すようにプランジ
ャ（２８）によって回動され、それがストロークエンド
に達すると、フック（３２ａ）が被係止突部（２０ａ）
の運動範囲内に入ってこれと係合する作用位置に保持さ
れるようになっている。

したがって、用紙（３５）　＠ニー自動挿入する場合に
は、用紙（３５）がプラテン（２５）とピンチローラ（
３６）との間に挿入された後、電磁石（２７）が付勢さ
れ、ペーパーベイルアーム（２０）がプランジャ（２８
）によって退避方向へ回動されると同時に、係止レバー
（３２）が同じくプランジャ（２８）によって作用位置
へ回動される。ペーパーベイルアーム（２０）が第１図
（Ａ）位置より（Ｂ）位置まで回動すると、第２図に示
すようにその被係止突部（２０ａ）が係止レバー（３２
）のフック（３２ａ）と係合し、これと同時にプランジ
ャ（２８）がストロークエンドに達することによってペ
ーパーベイルアーム（２０）は（Ｂ）位置に保持される
。

電磁石（２７）が消勢すると、ペーパーベイルアーム（
２０）が（Ａ）位置に復帰するとともに、係止レバー（
３２）も不作用位置に復帰する。

用紙（３５）を手動で挿入する場合には、電磁石（２７
）は付勢されず、係止レバー（３２）は、第３図に示す
ようにそのフック（３２ａ）が被係止突部（２０ａ）と
係合しない不作用位置に保持されたままになっているた
め、ペーパーベイルアーム（２０）の摘み（２０ｂ）を
摘んで退避方向へ回動させれば、該ペーパーベイルアー
ム（２０）を係止レバー（３２）とは無関係に第１図（
Ｃ）位置まで回動させることができる。この位置まで回
動させると、ペーパーベイルアーム（２０）は、そのピ
ン（３０）が取付板（２６）の先端突部（２６ａ）に当
接するため、それ以上の回動を規制される。

効　　　果以上述べたように本発明によれば、電磁石が消勢状態の
ときには、ペーパーベイルアームを係止レバーとは無関
係に手動で退避方向へ回動させることができ、電磁石が
付勢されたときには、そのプランジャによってペーパー
ベイルアームを退避方向へ回動させると同時に係止レバ
ーも作用位置へ回動させ、この係止レバーによってペー
パーベイルアームの所定以上の回動を規制するため、ぺ
一パーベイルアームの手動操作性および動作の確実性を
簡単な機構で向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の一実施例を示し、第１図
は通常の状態の側面図、第２図はペーパーベイルアーム
を自動的に回動させた場合の要部の側面図、第３図は手
動で回動させた場合の要部の側面図であ、る。第４図な
いし第６図は従来例を示し、第４図は通常の状態の側面
図、第５図はペーパーベイルアームを自動的に回動させ
た場合の要部の側面図、第６図は手動で回動させた場合
の要部の側面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

回動可能に軸支されたペーパーベイルアームを、スプリ
ングによってペーパーベイルローラがプラテンに圧接す
る作用方向に回動付勢し、また該ペーパーベイルアーム
をリンクを介して電磁石のプランジャに連結し、この電
磁石の付勢に伴いペーパーベイルアームを、ペーパーベ
イルローラがプラテンから離隔する退避方向に回動させ
るようにした印字装置において、前記ペーパーベイルア
ームに被係止突部を設け、また該ペーパーベイルアーム
と前記プランジャとの間に係止レバーを回動可能に軸支
し、この係止レバーとプランジャとを前記電磁石が消勢
状態のときにはプランジャによって係止レバーが前記被
係止突部の運動範囲外に保持され、電磁石が付勢される
と、プランジャによって係止レバーが被係止突部の運動
範囲内へ回動されて被係止突部と係合し、前記ペーパー
ベイルローラがプラテンから離隔した所定位置でペーパ
ーベイルアームの退避方向の回動を規制する関係になる
ように連結したことを特徴とする印字装置。