JP2005034356A - 静音カーテンレール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カーテンランナー20が走行時に接触走行する、カーテンレール10の内側表面の全部を植毛面とする。これにより、カーテンランナー20が走行時に接触するカーテンレール10の走行面は植毛面によって覆われる。したがって、カーテンランナー20が転動または摺動するときに発生する振動及び音はその植毛面によって吸収される。しかも、カーテンレール10の内側表面の全部を植毛面で覆った構造にしていることによって、カーテンレール内で発生した音は、この内側表面の毛により吸音され、極めて静音カーテンレールが実現できる。
【選択図】 図1
Description
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図1及び図2は本発明の第1の実施の形態に係るカーテンレールの構成をカーテンランナーを組み込んだ状態で示すもので、図1はその縦断側面図、図2はその斜視図である。図1及び図2において、カーテンレール10は金属材料、或いはプラスチックなど種々の材料を成形して成る。このカーテンレール10は、天井や壁面などの取付面に対して平行となるよう平面的に形成された上壁部11と、その上壁部11の幅方向両外側をそれぞれ下側に90度折り曲げることにより形成された側壁部12,12と、各側壁部12,12の幅方向外側をそれぞれ互いに対向するよう内側に90度折り曲げることにより形成された下壁部13,13と、各下壁部13,13の幅方向外側をそれぞれ下側に90度折り曲げることにより形成されたガイド壁部14とから構成されている。したがって、下壁部13,13は上壁部11に対してほぼ平行をなしていて、またガイド壁部14,14間にはカーテンランナー20が通過するための長手方向に連続したレール溝15が形成されていると共に、下壁部13,13の内面がカーテンランナー20の転動ローラ27を下方から支えて支持するための走行面13aを形成している。さらに、各側壁12,12の上壁部11側には、取付ブラケット30の係止片30a,30bがそれぞれ係合される長手方向に連続した凹溝16,16を形成しており、その取付ブラケット30によってカーテンレール10が天井等に取り付けられる。なお、このカーテンレール10の内側表面、すなわち上壁部11と側壁部12と下壁部13とガイド壁部14の内側表面には、植毛加工(符号3Aで示す部分)を施してある。この植毛加工3Aは、カーテンランナー20との滑りを良くし、また振動を抑え、吸音効果も持たせるために、例えばナイロン、ポリエチレン、ポリエステルなどの0.8mm前後の短繊維(パイル)を、生地となる植え付け層に植え込んである。
・カーテンを開閉・移動する際、カーテンの開閉速度に転動ローラ27の回転速度が追いつかずに、転動ローラ27が回転しながら走行面13a上を滑って移動しても、その走行面13aを含めた内側全体に植毛加工3Aが施してあるので、その毛により摩擦音が抑えられるとともに制振される。
・カーテンレール10の内側表面であるガイド壁14の表面にも植毛が施してあるので、例えカーテンランナー20が幅方向(左右方向)に振動してガイド壁部14に触れて擦れても、その毛により摩擦音が抑えられるとともに制振される。
・カーテンレール10の内側表面の全体を植毛面としているので、この植毛面が吸音材の代わりとなり、カーテンレール10内で発生した音は内側全体の植毛面によって吸収され、結果的に静音カーテンレール10を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態におけるカーテンレールについて図5及び図6を参照して説明する。なお、図5はカーテンランナーを組み込んだ状態で示すカーテンレールの縦断側面図、図6はその斜視図である。また、図5及び図6において、図1及び図2に示した部材と対応しているものは、同じ符号を付して説明する。この実施の形態においても、カーテンレール10は金属材料、或いはプラスチックなど種々の材料を成形して成る。
・カーテンを開閉・移動する際、カーテンの開閉速度に転動ローラ27の回転速度が追いつかずに、転動ローラ27が回転しながら走行面13a上を滑って移動しても、その走行面13aを含めた内側全体に植毛加工が施してあるので、その毛により摩擦音が抑えられるとともに制振される。
・走行面13aの外側に、側壁部12に近づくに従って徐々に上る状態にして傾斜している規制用傾斜面13bとなる部分を走行面13aと連続して設けている。この規制用傾斜面13bは、走行面13a上を走行する転動ローラ27が走行面13aより規制用傾斜面13a側に移動して外れようとするときに、その傾斜された部分が壁となってその移動を阻止し、転動ローラ27が常に走行面13a上を走行するように規制するので、第1の実施の形態で使用していたような、ガイド壁部14を無くして製造の簡略化を図ることができる。
・ランナー本体21のレール溝15内に位置して取り付けられる部分の幅W3をレール溝15の幅W2よりも十分小さく形成しているので、カーテンランナー20がカーテンレール10内でレール溝幅W2方向に多少振動しても、ランナー本体21の側面が下壁部13,13の内面に接触することもなく、これによっても、第1の実施の形態で使用していたような、ガイド壁部14を無くして製造の簡略化を図ることができる。
・カーテンレール10の内側表面の全体を植毛面としているので、この植毛面が吸音材の代わりとなり、カーテンレール10内で発生した音は内側全体の植毛面によって吸収され、結果的に静音カーテンレール10を得ることができる。
11 上壁部
12 側壁部
13 下壁部
13a 走行面
13b 規制用傾斜面
14 ガイド壁部
15 レール溝
20 カーテンランナー
21 ランナー本体
21a 止め環部
27 転動ローラ
Claims (5)
- カーテンランナーが走行時に接触する、カーテンレールの内側表面の全部を植毛面としたことを特徴とする静音カーテンレール。
- カーテンの上部に取り付けられたフックが掛け止めされる前記カーテンランナーの止め環部が突き出す前記カーテンレールのレール溝の両側部分に、この両側部分より連続して垂下したガイド壁を各々設けるとともに、このガイド壁の内側表面を前記植毛面としたことを特徴とする請求項1に記載の静音カーテンレール。
- 前記カーテンランナーが走行時に接触する走行面の外側両側部分に、前記走行面より遠ざかるに従って徐々に上る状態に傾斜し、前記カーテンランナーが前記走行面より外側に外れようとする動きを規制する規制用傾斜面を設けたことを特徴とする請求項1に記載の静音カーテンレール。
- 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のカーテンレールが、ロールフォーミング加工により成形されたことを特徴とする静音カーテンレール。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のカーテンレールが、表面処理鋼板の表面に、ガラス転移温度−40〜40℃のエマルジョン樹脂からなる植毛用水性接着剤組成物から形成された植毛植え付け層が設けられ、その植毛植え付け層に短繊維からなる静電植毛層が形成された静電植毛鋼板を使用し、前記静電植毛層を前記植毛面としたことを特徴とする静音カーテンレール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003274077A JP2005034356A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 静音カーテンレール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003274077A JP2005034356A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 静音カーテンレール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005034356A true JP2005034356A (ja) | 2005-02-10 |
Family
ID=34211133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003274077A Pending JP2005034356A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 静音カーテンレール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005034356A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008259568A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Hidaka Seisakusho:Kk | カーテンレールのジョイント |
CN110613293A (zh) * | 2018-06-20 | 2019-12-27 | 立川窗饰工业株式会社 | 窗帘转轮以及窗帘导轨装置 |
-
2003
- 2003-07-14 JP JP2003274077A patent/JP2005034356A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008259568A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Hidaka Seisakusho:Kk | カーテンレールのジョイント |
CN110613293A (zh) * | 2018-06-20 | 2019-12-27 | 立川窗饰工业株式会社 | 窗帘转轮以及窗帘导轨装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071115 |