JP2005032477A - 電池、およびそれを搭載した自動車 - Google Patents

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和幸 土岐
Yuichi Ogasawara
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Abstract

【課題】落下しても電極群が破れるのを防止する電池を提供する。
【解決手段】電池40は、電極群41と、集電体42,43と、絶縁部材44と、極柱45,46と、ケース47と、蓋48と、シール部材49A,49B,50A,50Bと、ネジ52A,52Bとを備える。ケース47は、電極群41、集電体42,43、絶縁部材44および極柱45,46の一部を収納する。集電体42は、接着部41Cによって電極群41の正極41Aに接続され、集電体43は、接着部41Dによって電極群41の負極41Bに接続される。絶縁部材44は、集電体42の平板部421Aと電極群41との間および集電体43の平板部431Aと電極群41との間に挿入される。極柱45,46は、その一方端がそれぞれ集電体42,43に接続される。蓋48は、ケース47の開口部を塞ぐ。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、落下しても短絡を抑制する電池、およびその電池を搭載した自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、環境に配慮した自動車としてハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)または電気自動車(Electric Vehicle)が大きな注目を集めている。そして、ハイブリッド自動車は、一部、実用化されている。
【0003】
このハイブリッド自動車は、従来のエンジンに加え、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータとを動力源とする自動車である。つまり、ハイブリッド自動車は、エンジンを駆動することにより動力源を得るとともに、直流電源からの直流電圧をインバータによって交流電圧に変換し、その変換した交流電圧によりモータを回転することによって動力源を得るものである。
【0004】
また、電気自動車は、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータとを動力源とする自動車である。そして、電気自動車は、直流電源からの直流電圧をインバータによって交流電圧に変換し、その変換した交流電圧によってモータを回転することによって動力源を得る。
【0005】
このようなハイブリッド自動車または電気自動車は、リチウムイオン電池等の充電式電池からなるバッテリを直流電源として搭載している。そして、電池をバッテリとして組付ける場合に、誤って電池を落下させても短絡等の発生を抑制することが重要である。特開平7−161339号公報および特開平8−264173号公報には、電池を落下させても短絡の発生を抑制可能な円筒電池が開示されている。
【0006】
図14は、特開平7−161339号公報に開示された従来の電池の断面図である。図14を参照して、従来の電池110は、金属ケース101と、渦巻状電極群102と、リードタブ103と、封口板104と、メタルトップ105と、弁体106と、絶縁ガスケット107とを備える。
【0007】
金属ケース101は、一方端に開口101aを有し、負極端子を兼ねる。渦巻状電極群102は、ペースト状活物質が塗布された正極および負極を渦巻状に巻回して作製される。そして、渦巻状電極群102は、金属ケース101に収納される。リードタブ103は、一方端が渦巻状電極群102に接続され、他方端が封口板4に接続されている。そして、封口板104は、絶縁ガスケット107内に嵌合一体化されている。弁体106は、メタルトップ105の弁室105aに圧縮状態で収容され、封口板104の孔104aを塞ぐ。
【0008】
図15は、図14に示す絶縁ガスケット107の拡大図である。図15の(b)は、図15の(a)の線A−A間における断面図である。図15を参照して、絶縁ガスケット107は、環状部109を有する。環状部109は、金属ケース101の開口101a側の内面と接する。そして、環状部109は、封口板104が嵌合し得る内径を有するとともに、封口板104の設置位置となる段部109aを備える。
【0009】
環状部109の下端部には、渦巻状電極群102の上面102aと接する下面111aが平面状となるように、内方に向けて押え部111が設けられている。そして、押え部111は、その中央部にリードタブ103の挿入部分となる切り欠き部111bを有する。また、押え部111上の端部付近には、支柱部112が立設されている。この支柱部112は、その外周が環状部109と同心円状であり、内側は切り欠き部111bに沿った形状である。
【0010】
電池110においては、下面111aが平面状とされた押え部111と、外周が環状部109と同心円状である支柱部112とを有する絶縁ガスケット107を用いることにより、電池が端子方向に落下した場合のように、渦巻状電極群102が封口板104方向に移動する力を受けた際にも、絶縁ガスケット107の押え部111の移動を抑制することができる。また、渦巻状電極群102の上面102aに対して同心円状に力が加わるようにし、その力を上面102a全体に分散させることを可能にしている。これらによって、強度が比較的弱いペースト式極板上部の損傷を著しく低減することができる。
【0011】
図16は、特開平8−264173号公報に開示された従来の電池の断面図である。図16を参照して、従来の電池120は、正極121と、負極122と、セパレータ123と、電池ケース125と、環状ガスケット126と、封口蓋127と、端子板128と、封口板129と、金属バネ130と、弁体131と、正極リード体132と、負極絶縁体133と、正極絶縁体134とを備える。
【0012】
セパレータ123は、正極121と負極122との間に挿入され、正極121、負極122およびセパレータ123は、一体的に巻回される。そして、渦巻状電極体124が作製される。負極絶縁体133が電池ケース125の底に配置され、渦巻状電極体124は、一方端が負極絶縁体133に接するように電池ケース125に収納される。正極絶縁体134は、渦巻状電極体124の上部に配置される。封口蓋127は、端子板128と封口板129とからなる。電池ケース125の開口部は、封口蓋127と環状ガスケット126とにより封口されている。
【0013】
端子板128には、ガス排出孔128aが設けられ、端子板128と、封口板129との間には、金属バネ130と弁体131とが配置されている。そして、封口板129の外周部を折り曲げて端子板128の外周部を挟み込んで端子板128と封口板129とを固定している。また、内方突出部125aは、環状ガスケット126の下部を支える。
【0014】
正極リード体132は、正極121を封口板129の下側部分に接続する。その結果、封口蓋127の端子板128は、正極端子を兼ねる。また、負極122は、その外周部で電池ケース125の内周面に圧接し、その結果、電池ケース125は、負極端子を兼ねる。
【0015】
図17は、図16に示す正極絶縁体134の平面図である。また、図18は、図16に示す正極絶縁体134の断面図である。図17および図18を参照して、正極絶縁体134は、透孔134a、外周側部分134b、切欠部134c、突出部134dおよび鍔部134eを有する。透孔134aは、正極絶縁体134の中央部に設けられ、透孔134aの外周側部分134bには、切欠部134cが同心円状に3ヶ所設けられる。この切欠部134cにより外周側に上方に突出する突出部134dが設けられ、その外周側に突出部134dよりも低い鍔部134eが設けられる。
【0016】
透孔134aは、渦巻状電極体124の電解液吸収を速めるとともに、渦巻状電極体124で発生したガスをガス検出孔129aへ導くためのものである。切欠部134cは、正極リード体132を貫通させるためのものであり、正極リード体132は、この切欠部134cを貫通して正極121と封口板129とを接続する。
【0017】
突出部134dの上端は、図16に示すように、電池ケース125の内方突出部125aの内周端より上方に達しており、振動、落下などにより、渦巻状電極体124が電池120内で移動しても、この突出部134dによって正極リード体132と電池ケース125の内方突出部125aとの接触が防止される。
【0018】
鍔部134eは、電池ケース125の内方突出部125aの下部に配置され、渦巻状電極体124を押え、渦巻状電極体124の移動を防止するとともに、電池ケース125の内方突出部125aと渦巻状電極体124中の正極121との接触を防止する。そして、透孔134aの外周側部分134bは、振動、落下などにより渦巻状電極体124が移動した場合でも、正極リード体132と、渦巻状電極体124中の負極122との間に介在して両者の接触を防止する。
【0019】
従来の電池110,120においては、端子の軸線は渦巻状電極群102または渦巻状電極体124の巻回軸と平行であるが、特開2003−31206号公報には、端子の軸線が電極群の巻回軸と垂直な電池が開示されている。
【0020】
【特許文献1】
特開平7−161339号公報
【0021】
【特許文献2】
特開平8−264173号公報
【0022】
【特許文献3】
特開2003−31206号公報
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、端子の軸線が電極群の巻回軸と垂直な電池に、特開平7−161339号公報または特開平8−264173号公報に開示された技術を適用しても、端子側から電池を落下させた場合に短絡等の発生を防止することが困難である。
【0024】
すなわち、特開平7−161339号公報に開示された技術では、環状部109によって渦巻状電極群102が正極端子であるメタルトップ105の方向へ移動するのを防止しているが、メタルトップ105が渦巻状電極群102の方向へ大きく窪む程度の大きな衝撃力を受けた場合、柱状部112の下部には角(かど)が存在するため、その角が渦巻状に巻回された電極群を破り、電極群を構成する正極と負極とが短絡するという問題がある。
【0025】
また、特開平8−264173号公報に開示された技術では、切欠部134cを有する正極絶縁体134によって渦巻状電極体124の正極121が電池ケース125の内方突出部125aに接触するのを防止しているが、封口蓋127が渦巻状電極体124の方向へ大きく窪む程度の大きな衝撃力を受けた場合、正極絶縁体134の突出部134dの下部には角が存在するため、その角が渦巻状に巻回された電極体を破り、電極体を構成する正極と負極とが短絡するという問題がある。
【0026】
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、落下しても電極群が破れるのを防止する電池を提供することである。
【0027】
また、この発明の別の目的は、落下しても電極群が破れるのを防止する電池を搭載した自動車を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
この発明によれば、電池は、端子と、電極群と、集電体と、絶縁部材とを備える。電極群は、端子の軸線に直交する軸線の回りに巻回される。集電体は、端子に接続された略平板状の第1の部分と、電極群に接続された第2の部分とを有する。絶縁部材は、集電体の第1の部分と電極群との間に挿入される。
【0029】
この発明による電池を端子側から落下させた場合、絶縁部材は集電体の第1の部分が電極群に接触するのを抑止する。そして、電極群は、集電体の第1および第2の部分によって破られない。
【0030】
したがって、この発明によれば、電極群における短絡の発生を防止できる。
好ましくは、電池は、ケースをさらに備える。ケースは、電極群、集電体および絶縁部材を収納する。そして、ケースは、端子が貫通するための貫通孔が設けられた平坦部を有する。絶縁部材は、平坦部に接触する部分を含む。
【0031】
電極群から端子へ向かう方向への絶縁部材の移動が抑制される。
したがって、この発明によれば、絶縁部材がガタガタするのを防止できる。
【0032】
好ましくは、端子は、正極端子と負極端子とからなる。集電体は、第1および第2の集電体からなる。第1の集電体は、正極端子に接続された正極端子接続部を有する。第2の集電体は、負極端子に接続された負極端子接続部を有する。絶縁部材は、第1の集電体の正極端子接続部と電極群との間に配置される正極側絶縁部と、平坦部に接触するケース接触部と、第2の集電体の第5の部分と電極群との間に配置される負極側絶縁部とを含む。
【0033】
正極端子が接続された集電体と電極群との接触および負極端子が接続された集電体と電極群との接触が絶縁部材によって抑止され、絶縁部材が電極群から端子へ向かう方向に移動するのが抑止される。
【0034】
したがって、この発明によれば、電池を端子側から落下させても正極端子側および負極端子側において電極群が破れるのを防止できる。また、絶縁部材がガタガタするのを防止できる。
【0035】
好ましくは、絶縁部材の正極側絶縁部は、第1の集電体に嵌合する。絶縁部材の負極側絶縁部は、第2の集電体に嵌合する。
【0036】
したがって、この発明によれば、電池の作製において絶縁部材の組付け性を向上できる。
【0037】
好ましくは、端子は、正極端子と負極端子とからなる。集電体は、第1および第2の集電体からなる。第1の集電体は、正極端子に接続された正極端子接続部と、電極群の正極に接続された正極電極接続部とを有する。第2の集電体は、負極端子に接続された負極端子接続部と、電極群の負極に接続された負極電極接続部とを有する。絶縁部材は、一方端が第1の集電体の正極端子接続部と正極電極接続部との間で第1の集電体に嵌合し、他方端が第2の集電体の負極端子接続部と負極電極接続部との間で第2の集電体に嵌合する。
【0038】
正極端子が接続された集電体と電極群との接触および負極端子が接続された集電体と電極群との接触が絶縁部材によって抑止される。
【0039】
したがって、この発明によれば、電池を端子側から落下させても正極端子側および負極端子側において電極群が破れるのを防止できる。
【0040】
好ましくは、電極群は、正極部材と負極部材とを含む。第1の集電体は、正極部材と同じ材質からなる。第2の集電体は、負極部材と同じ材質からなる。
【0041】
したがって、この発明によれば、第1の集電体と電極群の正極部材との溶着力、および第2の集電体と電極群の負極部材との溶着力を向上できる。
【0042】
好ましくは、第1の集電体および正極部材は、アルミニウムからなる。第2の集電体および負極部材は、銅からなる。
【0043】
したがって、この発明によれば、第1および第2の集電体、正極部材および負極部材の電気抵抗を抑制でき、かつ、第1の集電体と電極群の正極部材との溶着力、および第2の集電体と電極群の負極部材との溶着力を向上できる。
【0044】
また、この発明によれば、自動車は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電池を搭載する。
【0045】
したがって、この発明によれば、自動車の組立て時に電池ユニットを落下させても電池ユニット内の電池が短絡するのを防止できる。
【0046】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0047】
図1は、この発明の実施の形態によるバッテリを備える自動車の概略ブロック図である。図1を参照して、自動車10は、ボディ1と、バッテリ2,7と、フロントシート3と、リアシート4と、ハンドル5と、DC/DCコンバータ6と、切替リレー8と、スターター9と、エンジン11と、オルタネーター12と、ケーブル13〜15と、制御装置16と、前輪17と、後輪18とを備える。
【0048】
バッテリ2は、たとえば、リチウムイオン電池からなる。バッテリ2は、バッテリ特性を所定の範囲内に設定するために、ボディ1の内部、すなわち、車室内に配置される。より具体的には、バッテリ2は、フロントシート3の下側、すなわち、助手席の下側に配置される。
【0049】
バッテリ2は、排気ダクト21を備える。そして、排気ダクト21は、バッテリ2に含まれる電池の内部で発生した排出ガスを排気口21Aから車外へ放出する。
【0050】
自動車10においては、バッテリ2または7は、切替リレー8を介してスターター9に電力を供給し、スターター9は、エンジン11を始動または起動する。そして、エンジン11は、前輪17を駆動する。そして、自動車10の走行中、オルタネーター12は、エンジン11の回転力を受けて発電し、バッテリ2または7を充電する。
【0051】
第1の実施例
図2は、図1に示すバッテリ2を構成する電池の斜視図である。図2を参照して、電池40は、電極群41と、集電体42,43と、絶縁部材44と、極柱45,46(「端子」とも言う。以下同じ。)と、ケース47と、蓋48と、シール部材49A,49B,50A,50Bと、ネジ52A,52Bとを備える。電極群41は、正極41Aと負極41Bとセパレータ(図示せず)とを渦巻状に軸線AX1の回りに巻回した構造からなる。軸線AX1は、極柱45,46の軸線AX2と直交する。つまり、電極群41は、極柱45,46の軸線AX2に直交する軸線AX1の回りに正極41A、負極41Bおよびセパレータを巻回した構造からなる。そして、電極群41は、集電体42と接着するための接着部41Cと、集電体43と接着するための接着部41Dとを有する。
【0052】
集電体42は、接着部41Cによって電極群41の正極41Aに接続され、集電体43は、接着部41Dによって電極群41の負極41Bに接続される。絶縁部材44は、略平板形状からなり、一方端が集電体42と電極群41との間に位置し、他方端が集電体43と電極群41との間に位置するように配置される。極柱45は、その一方端が集電体42に接続される。極柱46は、その一方端が集電体43に接続される。ケース47は、電極群41、集電体42,43、絶縁部材44および極柱45,46を収納する。蓋48は、ケース47の開口部47Aを塞ぐ。そして、蓋48には、安全弁51が設けられている。
【0053】
シール部材49Aは、中心軸を軸線AX2に一致させて極柱45の回りに配置される。シール部材49Bは、中心軸を軸線AX2に一致させて極柱46の回りに配置される。そして、シール部材49A,49Bは、それぞれ、集電体42と蓋48との間および集電体43と蓋48との間をシールする。また、シール部材49Aは、極柱45と蓋48とを絶縁する。
【0054】
シール部材50Aは、中心軸を軸線AX2に一致させて蓋48の貫通孔48Aの回りに配置される。シール部材50Bは、中心軸を軸線AX2に一致させて蓋48の貫通孔48Bの回りに配置される。そして、シール部材50A,50Bは、それぞれ、蓋48とネジ52Aとの間および蓋48とネジ52Bとの間をシールし、かつ、絶縁する。
【0055】
ネジ52Aは、貫通孔48Aを貫通した極柱45に嵌合し、ネジ52Bは、貫通孔48Bを貫通した極柱46に嵌合する。ネジ52A,52Bは、時計回りに回転されることにより、蓋48をシール部材49A,49Bに密着させる。そして、ネジ52Aは、シール部材50Aに密着し、ネジ52Bは、シール部材50Bに密着する。これにより、水分が電池40の内部に入るのを防止できる。
【0056】
なお、極柱45およびネジ52Aは、「正極端子」を構成し、極柱46およびネジ52Bは、「負極端子」を構成する。また、極柱45,46およびネジ52A,52Bは、「端子」を構成する。したがって、電極群41は、端子の軸線AX2に直交する軸線AX1の回りに正極41A、負極41Bおよびセパレータを巻回した構造からなる。
【0057】
また、シール部材49Aをシール部材49Bの形状で構成し、シール部材49Bをシール部材49Aの形状で構成してもよい。
【0058】
さらに、シール部材49Aおよび49Bの両方をシール部材49Aの形状で構成してもよい。
【0059】
図3は、図2に示す2つの集電体42,43の斜視図である。図3を参照して、集電体42は、第1の部分421と、第2の部分422とを含む。集電体42は、アルミニウムからなる。第1の部分421は、略コの字形状を有し、平板部421A,421B,421Cからなる。平板部421Aは、その一主面に極柱45の一方端が接続される。第2の部分422は、平板部422Aを有する。なお、図3においては、図示されていないが、第2の部分422は、平板部422Aに略平行に設けられたもう1つの平板部を有する。平板部422Aは、電極群41の正極41Aの接着部41Cに溶着される。平板部422Aが接着部41Cに溶着されるとき、第2の部分422は、渦巻状に巻回された電極群41の内側に挿入される。したがって、第1の部分421の平板部421Aと平板部421Cとの間には、電極群41の一部が挿入される。
【0060】
集電体43は、第1の部分431と第2の部分432とを含む。集電体43は、銅からなる。第1の部分431は、略コの字形状を有し、平板部431A,431B,431Cからなる。平板部431Aは、その一主面に極柱46の一方端が接続される。第2の部分432は、平板部432A,432Bを有する。平板部432Aは、平板部432Bと略平行に設けられる。平板部432A,432Bは、電極群41の負極41Bの接着部41Dに溶着される。平板部432A,432Bが接着部41Dに溶着されるとき、第2の部分432は、渦巻状に巻回された電極群41の内側に挿入される。したがって。第1の部分431の平板部431Aと平板部431Cとの間には、電極群41の一部が挿入される。
【0061】
図4は、図2に示す線IV−IV間における断面図である。図4を参照して、電極群41、集電体42,43、絶縁部材44および極柱45,46の一部は、ケース47に収納される。電極群41は、両端に接着部41C,41Dを有する。集電体42の平板部422Aは、接着部41Cを介して正極41Aに接続され、集電体43の平板部432Aは、接着部41Dを介して負極41Bに接続される。
【0062】
絶縁部材44は、電極群41と集電体42の平板部421Aとの間、電極群41と蓋48との間および電極群41と集電体43との間に配置される。極柱45,46は、その一方端がそれぞれ集電体42の平板部421Aおよび集電体43の平板部431Aに接続され、他方端が蓋48を介して外部に出される。
【0063】
そして、シール部材49Aは、集電体42の平板部421Aと蓋48との間をシールする。また、シール部材49Bは、集電体43の平板部431Aと蓋48との間をシールする。
【0064】
ネジ52Aは、極柱45に嵌合し、ネジ52Bは、極柱46に嵌合する。そして、シール部材50Aは、蓋48とネジ52Aとの間をシールする。また、シール部材50Bは、蓋48とネジ52Bとの間をシールする。
【0065】
極柱45,46を下側にして電池40を落下させた場合、集電体42,43は、端子方向に力を受け、電極群41が極柱45,46の方向に移動する。そうすると、集電体42の平板部422Aおよび集電体43の平板部432Aは電極群41に溶着されているため、集電体42の第2の部分422が矢印53Aの方向に移動し、集電体43の第2の部分432が矢印53Bの方向に移動する。その結果、電極群41は、集電体42の平板部421Aの角(かど)421Dおよび集電体43の平板部431Aの角(かど)431Dに近づくが、上述したように、電極群41と平板部421Aとの間および電極群41と平板部431Aとの間には絶縁部材44が存在するため、電極群41は、角421D,431Dに接触しない。その結果、電極群41は、破れることはなく、電極群41における短絡の発生が防止される。このように、この発明による電池は、電極群41と集電体42との間および電極群41と集電体43との間に絶縁部材44を挿入して電極群41が集電体42,43によって破れるのを防止することを特徴とする。
【0066】
図5は、図2に示す線V−V間における断面図である。図5を参照して、絶縁部材44は、集電体43の下側に配置される。集電体43の平板部431C,432A,432Bは、渦巻状に巻回された電極群41の内側に挿入される。そして、電極群41の接着部41D,41Dは、平板部432A,432Bに溶着される。
【0067】
電極群41は、セパレータ411,413と、負極412と、正極414とからなる。セパレータ411は、最も外側、すなわち、絶縁部材44側に設けられ、負極412は、セパレータ411の内側に設けられる。そして、セパレータ413は、負極412の内側に設けられ、正極414は、セパレータ413の内側、すなわち、最も内側に設けられる。このように、電極群41は、負極412と正極414とをセパレータ413で絶縁し、最も外側をセパレータ411で覆った構造を有する。そして、セパレータ411+負極412+セパレータ413+正極414により1つの層を形成し、これを何層にも重ねて電極群41が形成される。
【0068】
図6〜図9は、それぞれ、図2に示す電池40を作製する第1〜第4の工程図である。図6を参照して、負極412、セパレータ413および正極414を順次重ねる。負極412は、銅からなり、端部412Aを除いて活物質が塗布される。また、正極414は、アルミニウムからなり、端部414Aを除いて活物質が塗布される。
【0069】
セパレータ413の幅は、負極412の活物質の幅および正極414の活物質の幅よりも広い。また、セパレータ413の長さは、負極412の長さおよび正極414の長さよりも長い。
【0070】
その結果、負極412の端部412Aがセパレータ413よりも右側へ出ており、正極414の端部414Aがセパレータ413よりも左側へ出たシート状の重ね合わせ物ができる。そして、この重ね合わせ物を矢印415で示すように巻回し、セパレータ413の余った部分で外周を巻いて渦巻状に巻回された電極群41を作製する(図7参照)。この場合、外周に巻回されたセパレータ413の余った部分がセパレータ411を構成する。
【0071】
この場合、電極群41の一方端には負極412の端部412Aが露出しており、他方端には正極414の端部414Aが露出している。そして、端部412Aと端部414Aとの間の最表面は、セパレータ411である。
【0072】
図8を参照して、渦巻状に巻回された電極群41が完成すると、極柱45が取りつけられた集電体42の平板部421Cおよび第2の部分422と、極柱46が取りつけられた集電体43の平板部431Cおよび第2の部分432とを電極群41の内側に挿入する。
【0073】
その結果、図9に示すように、電極群41が集電体42および43によって挟まれる。
【0074】
その後、正極414の端部414Aの接着部41Cが集電体42の平板部422Aに溶着され、負極412の端部412Aの接着部41Dが集電体43の平板部432A,432Bに溶着される。これによって、集電体42,43が電極群41に取り付けられる。
【0075】
そして、絶縁部材44が電極群41と集電体42の平板部421Aとの間および電極群41と集電体43の平板部431Aとの間に挿入される。その後、シール部材49A,49Bがそれぞれ極柱45,46の回りに配置され、極柱45,46がそれぞれ貫通孔48A,48Bを貫通するように蓋48を集電体42,43上に置く。そして、シール部材50A,50Bをそれぞれ蓋48の貫通孔48A,48Bの回りに配置し、ネジ52A,52Bをそれぞれ極柱45,46に嵌合させて締める。
【0076】
その後、電極群41、集電体42,43、絶縁部材44、極柱45,46およびシール部材49A,49Bは、図2に示す開口部47Aからケース47に挿入され、集電体42,43、絶縁部材44および極柱45,46がケース47の開口部47A側に位置するようにケース47に収納される。そして、蓋48によって開口部47Aを塞いで電池40が完成する。
【0077】
上述したように、電池40においては、負極412と正極414とを渦巻状に巻回した電極群41を集電体42,43に溶着し、集電体42,43と電極群41との間に絶縁部材44を挿入することを特徴とする。これにより、電池40が端子(極柱45,46およびネジ52A,52B)側から落下しても、電極群41が集電体42,43によって破られることはなく、電極群41における短絡を防止できる。
【0078】
また、上述したように、電池40においては、集電体42は、電極群41の正極414と同じ材料であるアルミニウムからなり、集電体43は、電極群41の負極412と同じ材料である銅からなることを特徴とする。これにより、集電体42と正極414との溶着および集電体43と負極412との溶着の信頼性を向上できる。
【0079】
第2の実施例
この発明においては、図1に示すバッテリ2を構成する電池は、電池40の絶縁部材44を図10に示す絶縁部材44Aに代えた電池であってもよい。図10は、集電体42,43および絶縁部材44Aの斜視図である。図10を参照して、絶縁部材44Aは、集電体42の平板部421Bに嵌合する嵌合部441と、集電体43の平板部431Bに嵌合する嵌合部442とを有する。嵌合部441の幅W1は、集電体42の平板部421Bの幅W2以上であり、嵌合部442の幅W3は、集電体43の平板部431Bの幅W4以上である。
【0080】
図11は、図10に示す絶縁部材44Aを備えた電池の断面図である。図11を参照して、絶縁部材44Aは、集電体42の平板部421Bおよび集電体43の平板部431Bに嵌合している。その他は、図4における説明と同じである。
【0081】
このように、絶縁部材44Aを備えた電池40Aにおいては、絶縁部材44Aの両端が集電体42,43に嵌合することを特徴とする。これにより、絶縁部材44Aを電極群41と集電体42,43との間に正確に配置でき、絶縁部材44Aの組付け性が向上する。
【0082】
したがって、電池40Aを端子(極柱45,46およびネジ52A,52B)側から落下させても電極群41における短絡の発生を防止できるとともに、絶縁部材44Aの組付け性を向上できる。
【0083】
第3の実施例
この発明においては、図1に示すバッテリ2を構成する電池は、電池40の絶縁部材44を図12に示す絶縁部材44Bに代えた電池であってもよい。図12は、集電体42,43および絶縁部材44Bの斜視図である。図12を参照して、絶縁部材44Bは、第1の部分451、第2の部分452、および第3の部分453からなる。第1の部分451は、嵌合部441を有し、第3の部分453は、嵌合部442を有する。
【0084】
そして、絶縁部材44Bにおいては、第1の部分451が電極群41と集電体42の平板部421Aとの間に配置され、第2の部分452が電極群41と蓋48との間に配置され、第3の部分453が電極群41と集電体43の平板部431Aとの間に配置される。そして、第1の部分451は、集電体42の平板部421Bに嵌合し、第3の部分453は、集電体43の平板部431Bに嵌合する。
【0085】
第2の部分452の一主面452Aは、第1の部分451の一主面451Aおよび第3の部分453の一主面453Aよりも蓋48側に位置する。つまり、絶縁部材44Bは、中央部が蓋48側に突出した構造を有する。
【0086】
図13は、図12に示す絶縁部材44Bを備えた電池40Bの断面図である。図13を参照して、絶縁部材44Bの第1の部分451は、集電体42の平板部421Aと電極群41との間に配置され、第2の部分452は、蓋48に接するように配置され、第3の部分453は、集電体43の平板部431Aと電極群41との間に配置される。そして、第1の部分451の一方端は集電体42に嵌合し、第3の部分453の一方端は集電体43に嵌合する。その他は、図4における説明と同じである。
【0087】
このように、電池40Bにおいては、絶縁部材44Bの両端が集電体42,43に嵌合し、中央部が蓋48に接触することを特徴とする。これにより、絶縁部材44Bを電極群41と集電体42,43との間に正確に配置でき、絶縁部材44Bの組付け性が向上する。また、絶縁部材44Bがガタガタするのを防止できる。
【0088】
したがって、電池40Bを端子(極柱45,46およびネジ52A,52B)側から落下させても電極群41における短絡の発生を防止できるとともに、絶縁部材44Bの組付け性を向上できる。
【0089】
なお、この発明においては、絶縁部材44Bから嵌合部441,442を削除した絶縁部材が用いられてもよい。
【0090】
上述した自動車10の組立て時に、電池40,40A,40Bを端子(極柱45,46およびネジ52A,52B)側から落下させても、電極群41における短絡の発生を防止できる。そして、電池40A,40Bを用いた場合、組付け性を向上でき、自動車10を効率良く作製できる。
【0091】
この発明による電池40,40A,40Bを含むバッテリ2は、ハイブリッド自動車に搭載されるハイブリッド駆動システムに適用されてもよい。このハイブリッド駆動システムは、2つのモータジェネレータMG1,MG2を含む。モータジェネレータMG1は、動力分割機構を介してエンジンに連結され、モータジェネレータMG2は、動力分割機構を介して前輪に連結される。そして、モータジェネレータMG1は、電池40,40A,40Bを含むバッテリ2からの直流電圧によって動力分割機構を介してエンジンを始動する。また、モータジェネレータMG1は、エンジンの回転力を動力分割機構を介して受け、その受けた回転力によって発電してバッテリ2を充電する。モータジェネレータMG2は、バッテリ2からの直流電圧によって動力分割機構を介して前輪を駆動する。また、モータジェネレータMG2は、前輪の回転力によって発電し、その発電した電力によってバッテリ2を充電する。
【0092】
電池40,40A,40Bを含むバッテリ2は、このようなハイブリッド駆動システムに用いられ、ハイブリッド自動車に搭載される。そして、ハイブリッド自動車の組立て時に、電池40,40A,40Bを端子(極柱45,46およびネジ52A,52B)側から落下させても、電極群41における短絡の発生を防止できる。そして、電池40A,40Bを用いた場合、組付け性を向上でき、ハイブリッド自動車を効率良く作製できる。
【0093】
なお、この発明においては、蓋48は、端子(極柱45,46)が貫通するための貫通孔48A,48Bが設けられた「平坦部」を構成する。そして、蓋48がケース47に固定されると、この「平坦部」は、ケース47の一部となる。つまり、ケース47は、端子(極柱45,46)が貫通するための貫通孔48A,48Bが設けられた「平坦部」を有する。
【0094】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるバッテリを備える自動車の概略ブロック図である。
【図2】図1に示すバッテリを構成する電池の斜視図である。
【図3】図2に示す2つの集電体の斜視図である。
【図4】図2に示す線IV−IV間における断面図である。
【図5】図2に示す線V−V間における断面図である。
【図6】図2に示す電池を作製する第1の工程図である。
【図7】図2に示す電池を作製する第2の工程図である。
【図8】図2に示す電池を作製する第3の工程図である。
【図9】図2に示す電池を作製する第4の工程図である。
【図10】集電体および絶縁部材の斜視図である。
【図11】図10に示す絶縁部材を備える電池の断面図である。
【図12】集電体および絶縁部材の斜視図である。
【図13】図12に示す絶縁部材を備える電池の断面図である。
【図14】特開平7−161339号公報に開示された従来の電池の断面図である。
【図15】図14に示す絶縁ガスケットの拡大図である。
【図16】特開平8−264173号公報に開示された従来の電池の断面図である。
【図17】図16に示す正極絶縁体の平面図である。
【図18】図16に示す正極絶縁体の断面図である。
【符号の説明】
1 ボディ、2,7 バッテリ、3 フロントシート、4 リアシート、5 ハンドル、6 DC/DCコンバータ、8 切替リレー、9 スターター、10自動車、11 エンジン、12 オルタネーター、13〜15 ケーブル、16 制御装置、17 前輪、18 後輪、21 排気ダクト、21A 排気口、40,40A,40B,110,120 電池、41 電極群、41A,121,414 正極、41B,122,412 負極、41C,41D 接着部、42,43 集電体、44,44A,44B 絶縁部材、45,46 極柱、47ケース、47A 開口部、48 蓋、48A,48B 貫通孔、49A,49B,50A,50B シール部材、52A,52B ネジ、53A,53B,415 矢印、101 金属ケース、101a 開口、102 渦巻状電極群、103 リードタブ、104,129 封口板、104a 孔、105 メタルトップ、105a 弁室、106,131 弁体、107 絶縁ガスケット、109 環状部、111 押え部、123,411,413 セパレータ、124 渦巻状電極体、125 電池ケース、125a 内方突出部、126 環状ガスケット、127 封口蓋、128 端子板、128a ガス排出孔、129a ガス検出孔、130 金属バネ、132 正極リード体、133 負極絶縁体、134 正極絶縁体、134a 透孔、134b 外周側部分、134c 切欠部、134d 突出部、134e 鍔部、412A,414A 端部、421,431,451 第1の部分、422,432,452 第2の部分、453 第3の部分、421A,421B,421C,422A,431A,431B,431C,432A,432B 平板部、421D,431D 角、441,442 嵌合部、451A,453A 一主面。

Claims (8)

  1. 端子と、
    前記端子の軸線に直交する軸線の回りに巻回された電極群と、
    前記端子に接続された略平板状の第1の部分と、前記電極群に接続された第2の部分とを有する集電体と、
    前記集電体の前記第1の部分と前記電極群との間に挿入された絶縁部材とを備える電池。
  2. 前記電極群、前記集電体および前記絶縁部材を収納するケースをさらに備え、
    前記ケースは、前記端子が貫通するための貫通孔が設けられた平坦部を有し、
    前記絶縁部材は、前記平坦部に接触する部分を含む、請求項1に記載の電池。
  3. 前記端子は、正極端子と負極端子とからなり、
    前記集電体は、
    前記正極端子に接続された正極端子接続部を有する第1の集電体と、
    前記負極端子に接続された負極端子接続部を有する第2の集電体とからなり、
    前記絶縁部材は、
    前記第1の集電体の前記正極端子接続部と前記電極群との間に配置される正極側絶縁部と、
    前記平坦部に接触するケース接触部と、
    前記第2の集電体の前記負極端子接続部と前記電極群との間に配置される負極側絶縁部とを含む、請求項2に記載の電池。
  4. 前記絶縁部材の前記正極側絶縁部は、前記第1の集電体に嵌合し、
    前記絶縁部材の前記負極側絶縁部は、前記第2の集電体に嵌合する、請求項3に記載の電池。
  5. 前記端子は、正極端子と負極端子とからなり、
    前記集電体は、
    前記正極端子に接続された正極端子接続部と、前記電極群の正極に接続された正極電極接続部とを有する第1の集電体と、
    前記負極端子に接続された負極端子接続部と、前記電極群の負極に接続された負極電極接続部とを有する第2の集電体とからなり、
    前記絶縁部材は、一方端が前記正極端子接続部と前記正極電極接続部との間で前記第1の集電体に嵌合し、他方端が前記負極端子接続部と前記負極電極接続部との間で前記第2の集電体に嵌合する、請求項1に記載の電池。
  6. 前記電極群は、正極部材と負極部材とを含み、
    前記第1の集電体は、前記正極部材と同じ材質からなり、
    前記第2の集電体は、前記負極部材と同じ材質からなる、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の電池。
  7. 前記第1の集電体および前記正極部材は、アルミニウムからなり、
    前記第2の集電体および前記負極部材は、銅からなる、請求項6に記載の電池。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電池を搭載した自動車。
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