JP2005029130A - タイヤ摩耗警告装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジャイロセンサやGPS受信機を付加することなく、簡易且つ高精度にタイヤの摩耗に関する警告を行うことができるタイヤ摩耗警告装置を提供する。
【解決手段】 タイヤ摩耗警告装置1は、タイヤの外側ショルダー部、トレッド部及び内側ショルダー部それぞれについて摩耗寿命距離LIFEを予測する摩耗寿命距離予測部26と、車両の実走行距離を積算して積算走行距離ODDを求める走行距離積算部22と、タイヤの外側ショルダー部、トレッド部及び内側ショルダー部それぞれについて予測された摩耗寿命距離LIFEと積算走行距離ODDとを比較することにより、運転者に対してタイヤ摩耗に関する警告をする警告表示装置30とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、タイヤの摩耗警告装置に関するものである。
下記特許文献1には、タイヤの摩耗状態を車室内に設置された表示器等により運転者に報知するタイヤ摩耗警告装置が記載されている。このタイヤ摩耗警告装置では、まず、車速センサ及びジャイロセンサからの信号に基づいて車両の走行距離が求められると共に、GPS受信部からの情報に基づいてGPS測位間直線距離が求められる。次に、車両の走行距離とGPS測位間直線距離との比率が求められ、この比率がタイヤの直径に対応したタイヤ補正係数とされる。そして、このタイヤ補正係数と、予め定められているタイヤ交換が必要となる場合のタイヤ補正係数とを比較することにより、運転者に対してタイヤが摩耗している旨の警告が行われる。
特開平7−164830号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、このタイヤ摩耗警告装置では、車両の走行距離を求めるためのジャイロセンサ、及び、GPS測位間直線距離を求めるためのGPS受信機を備えることが必須である。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、ジャイロセンサやGPS受信機を付加することなく、簡易且つ高精度にタイヤの摩耗に関する警告を行うことができるタイヤ摩耗警告装置を提供することを目的とする。
本発明に係るタイヤ摩耗警告装置は、タイヤを複数の部分に区分し、複数の部分それぞれについて摩耗寿命距離を予測する摩耗寿命距離予測手段と、車両の実走行距離を積算して積算走行距離を求める走行距離積算手段と、複数の部分それぞれについて予測された摩耗寿命距離と積算走行距離とを比較することにより運転者に警告をする警告手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るタイヤ摩耗警告装置によれば、予測された摩耗寿命距離と積算走行距離とが比較されることにより警告が行われるので、実際の摩耗状態等を検出する必要がなく、簡易にタイヤ摩耗に関する警告を行うことができる。また、タイヤが複数の部分に区分され、各部分毎に摩耗寿命距離が予測されるので、タイヤの各部分で摩耗状態が異なる場合でも精度良く警告を行うことができる。
本発明に係るタイヤ摩耗警告装置は、車両の重量を検出する重量検出手段と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段とをさらに備え、摩耗寿命距離予測手段が、重量検出手段により検出された車両重量、及び、走行状態検出手段により検出された走行状態に基づいて摩耗寿命距離を予測することが好ましい。
この場合、重量検出手段により検出された使用時の車両重量と走行状態検出手段により検出された実走行における走行状態とに基づいて摩耗寿命距離が予測されるので、より精度良く警告を行うことが可能となる。
本発明に係るタイヤ摩耗警告装置は、タイヤ交換が行われる場合に、装着されるタイヤの溝深さに応じて溝深さデータを更新するデータ更新手段をさらに備え、タイヤ交換が行われた場合、摩耗寿命距離予測手段が、データ更新手段により更新された溝深さデータに基づいて摩耗寿命距離を予測し、警告手段が、予測された摩耗寿命距離とタイヤ交換後の積算走行距離とを比較することにより運転者に警告をすることが好ましい。
タイヤ交換が行われた場合には、新たに装着されたタイヤの溝深さに応じてタイヤの溝深さデータが更新され、更新された溝深さデータに基づいて予測された磨耗寿命距離とタイヤ交換後の積算走行距離とが比較されて警告がされる。そのため、タイヤ交換が行われた場合であっても、煩雑な作業を行うことなく、簡易且つ高精度に警告を行うことが可能となる。
本発明に係るタイヤ摩耗警告装置は、タイヤの装着位置が交換される場合に、装着位置交換時におけるタイヤの溝深さを算出する溝深さ算出手段をさらに備え、タイヤの装着位置が交換された場合、データ更新手段が、装着位置が交換されたタイヤについて、溝深さ算出手段により算出された溝深さに応じて溝深さデータを更新し、摩耗寿命距離予測手段が、データ更新手段により更新された溝深さデータに基づいて摩耗寿命距離を予測し、警告手段が、予測された摩耗寿命距離と装着位置交換後の積算走行距離とを比較することにより運転者に警告をすることが好ましい。
タイヤの装着位置が交換された場合には、装着位置交換時のタイヤの残溝深さが算出され、算出された残溝深さに応じて溝深さデータが更新される。そして、更新されたタイヤの溝深さデータに基づいて予測された磨耗寿命距離と装着位置交換後の積算走行距離とが比較されて警告がされる。そのため、タイヤの装着位置が交換された場合であっても、煩雑な作業を行うことなく、簡易且つ高精度に警告を行うことが可能となる。
また、本発明に係るタイヤ摩耗警告装置では、摩耗寿命距離予測手段が、前輪及び後輪それぞれのタイヤ毎に前記摩耗寿命距離を予測し、警告手段が、前輪及び後輪それぞれのタイヤ毎に運転者に警告をすることが好ましい。
前後輪の荷重配分が異なる場合や駆動方式が異なる場合などでは、前輪タイヤと後輪タイヤとで摩耗の状態が異なることがある。本発明に係るタイヤ摩耗警告装置によれば、前輪及び後輪それぞれのタイヤ毎に摩耗寿命距離が予測されるので、前輪タイヤと後輪タイヤとで摩耗の状態が異なる場合でも精度良く警告を行うことができる。
上記複数の部分は、タイヤの外側ショルダー部、トレッド部及び内側ショルダー部であることが好ましい。
このようにすれば、例えばトーが付加されるなど、タイヤに偏摩耗が生じるようなホイールアライメントの設定がされている場合でも精度良く警告を行うことができる。
本発明によれば、タイヤの各部分毎に摩耗寿命距離が演算により予測され、この摩耗寿命距離と積算走行距離とが比較されることにより警告が行われる構成としたので、ジャイロセンサやGPS受信機を付加することなく、簡易且つ高精度にタイヤの摩耗に関する警告を行うことが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、図1を用いて、本実施形態に係るタイヤ摩耗警告装置1の全体構成について説明する。図1は、タイヤ摩耗警告装置1の全体構成を示す図である。
タイヤ摩耗警告装置1を搭載した車両には、車輪の回転速度に応じた車速パルスを出力する車速センサ10が取り付けられている。車速センサ10は、電子制御装置(以下「ECU」という)20に接続されている。
ECU20は、その内部に、演算を行うマイクロプロセッサ、このマイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラムやデータ等を記憶するROM、演算結果などの各種データを記憶するRAM及び12Vバッテリによってその記憶内容が保持されるバックアップRAM等を有している。
そして、上記構成によって、ECU20の内部には、車速センサ10からの車速パルスをカウントして積算することにより積算走行距離を算出する走行距離積算部22と、車両諸元データ、タイヤ単体データ、市場走行モードデータ及び市場対応換算係数データ等を記憶する記憶部24と、記憶部24に記憶されている各データに基づいて、タイヤのトレッド部、外側ショルダー部及び内側ショルダー部の各部分が摩耗して寿命に至る走行距離(以下「摩耗寿命距離」という)を予測する摩耗寿命距離予測部26と、走行距離積算部22により算出された積算走行距離と摩耗寿命距離予測部26により予測された摩耗寿命距離とを比較する演算部28とが構築されている。即ちECU20は、走行距離積算手段及び摩耗寿命距離予測手段として機能する。
演算部28における演算結果は、警告表示装置30に出力される。警告表示装置30は、入力された演算結果に応じて運転者にタイヤ摩耗に関する警告を行うものである。即ちECU20及び警告表示装置30は、警告手段として機能する。警告表示装置30としては、例えば液晶等の表示装置が用いられる。なお、タイヤ摩耗に関する警告として、タイヤが摩耗しているのでタイヤ交換が必要である旨の表示や、タイヤの残寿命、即ちタイヤ交換までに走行可能な距離等の表示が行われる。
次に、図2乃至図5を併せて参照してタイヤ摩耗警告装置1の動作について説明する。ここで、図2は、タイヤ摩耗警告装置1によるタイヤの摩耗警告処理の処理手順を示すフローチャートである。図3乃至図5は、このタイヤ摩耗寿命警告処理におけるトレッド部、外側ショルダー部及び内側ショルダー部それぞれの摩耗警告処理の処理手順を示すフローチャートである。
なお、このタイヤ摩耗警告処理は車両の前輪及び後輪それぞれのタイヤごとに実行される。前輪タイヤについての処理手順と後輪タイヤについての処理手順とは同一又は同様であるので、ここでは前輪タイヤにおける処理手順のみを説明し、後輪タイヤにおける処理手順の説明を省略する。
図2に示すタイヤ摩耗警告処理は、車両のイグニションスイッチがON状態にされてECU20の電源が投入されることにより起動され、所定時間毎に繰り返して実行される。
ステップS100では、タイヤの摩耗に影響を与える車両諸元データが読み込まれる。車両諸元データとしては、車両重量、ホイールアライメント、LSD、アッカーマン率、サスペンション特性、駆動力配分及び制動力配分等が用いられる。
次にステップS102では、市場走行モードデータが読み込まれる。市場走行モードデータは、日本国内やアメリカ、ヨーロッパ等の各市場における平均的な走行パターンから得られた走行モード(加速度頻度)データであり、各市場ごとに設定される。
続くステップS104では、タイヤ単体データが読み込まれる。タイヤ単体データとしては、摩耗抵抗係数C、消費摩擦エネルギーE及び有効溝深さDがある。ここで、これらのデータについて説明する。
摩耗抵抗係数Cは、市場の走行条件と等価な条件においてゴム質の削れにくさを基準ゴムに対する指数として表わしたものであり、次式(1)により求められる。
Figure 2005029130
ここで、W0は基準ゴムの摩耗速度、Wは供試ゴムの摩耗速度、eW0 *は基準ゴムの摩擦エネルギー、eW*は供試ゴムの摩擦エネルギーである。また、eW*=F×Sである。ここで、Fはせん断力、Sはスリップ率である。
通常走行における消費摩擦エネルギーEは、駆動、制動、旋回の各頻度から、トレッド内の摩擦エネルギーを入力荷重の2乗に比例するもの(Shallamach理論)として、単体摩擦エネルギー値から走行モードによる車両姿勢変化と接地荷重変化を考慮して次式により計算される。
Figure 2005029130
ここで、Efは転動時の摩擦エネルギー、Edは駆動時の摩擦エネルギー、Ebは制動時の摩擦エネルギー、Ecは旋回時の摩擦エネルギーである。また、Xは走行時の加速度頻度、mは加速度分割数、nは測定点数である。添え字dは駆動モード、添え字bは制動モード、添え字cは旋回モードを示す。なお、消費摩擦エネルギーEは、外側ショルダー部、トレッド部及び内側ショルダー部それぞれについて求められる。
また、有効溝深さDは、次式(3)により求められる。
Figure 2005029130
なお、有効溝深さDは、外側ショルダー部、トレッド部及び内側ショルダー部それぞれについて求められる。
ステップS106では、市場対応換算係数Aが読み込まれる。市場対応換算係数Aは、算出された摩耗寿命距離を市場に対応させるための補正係数であり、次式(4)により求められる。
Figure 2005029130
さらに、ステップS108では、走行距離積算部22により算出された積算走行距離ODDが読み込まれる。
続いて、ステップS110、S112、S114ではトレッド部、外側ショルダー部及び内側ショルダー部の摩耗警告処理が行われる。まず、ステップS110では、トレッド部の摩耗警告処理が行われる。図3は、トレッド部摩耗警告処理の具体的な処理手順を示すフローチャートである。次に、図3を参照して、トレッド部摩耗警告処理について説明する。
ステップS200では、トレッド部の摩耗寿命距離LIFEtが次式(5)により演算される。
Figure 2005029130
ここで、Etはトレッド部の消費摩擦エネルギー、Dtはトレッド部の有効溝深さである。
続くステップS202では、トレッド部摩耗寿命距離LIFEtから寿命予測誤差Lerrを差し引いたものに寿命余裕Lsを加えた値「LIFEt−Lerr+Ls」が積算走行距離ODD以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS202が肯定された場合、即ちトレッド部の残寿命に余裕があるときには、トレッド部摩耗警告処理から抜けて図1のステップS112に処理が移行する。
一方、ステップS202が否定された場合、即ちトレッド部の残寿命に余裕がないと判断されたときにはステップS204に処理が移行する。
ステップS204では、タイヤの残寿命に余裕がない旨の表示及びタイヤの残寿命、即ちタイヤ交換までに走行することのできる距離等が警告表示装置30に表示される。
次にステップS206では、トレッド部摩耗寿命距離LIFEtから寿命予測誤差Lerrを差し引いた値「LIFEt−Lerr」が積算走行距離ODD以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS206が肯定された場合、即ちトレッド部が摩耗寿命に至っていないときには、トレッド部摩耗警告処理から抜けて図1のステップS112に処理が移行する。
一方、ステップS206が否定された場合、即ちトレッド部が摩耗寿命に至ったと判断されたときにはステップS208に処理が移行する。
ステップS208では、タイヤが摩耗しているのでタイヤ交換を行うことが必要である旨が警告表示装置30により表示される。表示後、処理が終了する。
上記ステップS202又はS206が肯定された場合、図1のステップS112では外側ショルダー部の摩耗警告処理が行われる。図4は、外側ショルダー部摩耗警告処理の具体的な処理手順を示すフローチャートである。次に、図4を参照して、外側ショルダー部摩耗警告処理について説明する。
ステップS300では、外側ショルダー部の摩耗寿命距離LIFEosが次式(6)により演算される。
Figure 2005029130
ここで、Eosは外側ショルダー部の消費摩擦エネルギー、Dosは外側ショルダー部の有効溝深さである。
続くステップS302では、外側ショルダー部摩耗寿命距離LIFEosから寿命予測誤差Lerrを差し引いたものに寿命余裕Lsを加えた値「LIFEos−Lerr+Ls」が積算走行距離ODD以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS302が肯定された場合、即ち外側ショルダー部の残寿命に余裕があるときには、外側ショルダー部摩耗警告処理から抜けて図1のステップS114に処理が移行する。
一方、ステップS302が否定された場合、即ち外側ショルダー部の残寿命に余裕がないと判断されたときにはステップS304に処理が移行する。
ステップS304では、外側ショルダー部摩耗寿命距離LIFEosに対するトレッド部摩耗寿命距離LIFEtの比率「LIFEt/LIFEos」が所定値Shr以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS304が肯定された場合には、外側ショルダー部摩耗警告処理から抜けて図1のステップS114に処理が移行する。一方、ステップS304が否定された場合にはステップS306に処理が移行する。
ステップS306では、タイヤの残寿命に余裕がない旨の表示及びタイヤの残寿命、即ちタイヤ交換までに走行することのできる距離等が警告表示装置30に表示される。
次にステップS308では、外側ショルダー部摩耗寿命距離LIFEosから寿命予測誤差Lerrを差し引いた値「LIFEos−Lerr」が積算走行距離ODD以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS308が肯定された場合、即ち外側ショルダー部が摩耗寿命に至っていないときには、外側ショルダー部摩耗警告処理から抜けて図1のステップS114に処理が移行する。
一方、ステップS308が否定された場合、即ち外側ショルダー部が摩耗寿命に至ったと判断されたときにはステップS310に処理が移行する。
ステップS310では、外側ショルダー部摩耗寿命距離LIFEosに対するトレッド部摩耗寿命距離LIFEtの比率「LIFEt/LIFEos」が所定値Shr以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS310が肯定された場合には、外側ショルダー部摩耗警告処理から抜けて図1のステップS114に処理が移行する。一方、ステップS310が否定された場合にはステップS312に処理が移行する。
ステップS312では、タイヤが摩耗しているのでタイヤ交換を行うことが必要である旨が警告表示装置30により表示される。表示後、処理が終了する。
上記ステップS302、S304、S308又はS310が肯定された場合、図1のステップS114では内側ショルダー部の摩耗警告処理が行われる。図5は、内側ショルダー部摩耗警告処理の具体的な処理手順を示すフローチャートである。次に、図5を参照して、内側ショルダー部摩耗警告処理について説明する。
ステップS400では、内側ショルダー部の摩耗寿命距離LIFEisが次式(7)により演算される。
Figure 2005029130
ここで、Eisは内側ショルダー部の消費摩擦エネルギー、Disは内側ショルダー部の有効溝深さである。
続くステップS402では、内側ショルダー部摩耗寿命距離LIFEisから寿命予測誤差Lerrを差し引いたものに寿命余裕Lsを加えた値「LIFEis−Lerr+Ls」が積算走行距離ODD以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS402が肯定された場合、即ち内側ショルダー部の残寿命に余裕があるときには、内側ショルダー部摩耗警告処理から抜けて図1のステップS108に処理が移行する。この場合、所定時間経過後に、積算走行距離ODDが再び読み込まれ、タイヤの摩耗警告処理が実行される。
一方、ステップS402が否定された場合、即ち内側ショルダー部の残寿命に余裕がないと判断されたときにはステップS404に処理が移行する。
ステップS404では、内側ショルダー部摩耗寿命距離LIFEisに対するトレッド部摩耗寿命距離LIFEtの比率「LIFEt/LIFEis」が所定値Shr以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS404が肯定された場合には、内側ショルダー部摩耗警告処理から抜けて図1のステップS108に処理が移行する。一方、ステップS404が否定された場合にはステップS406に処理が移行する。
ステップS406では、タイヤの残寿命に余裕がない旨の表示及びタイヤの残寿命、即ちタイヤ交換までに走行することのできる距離等が警告表示装置30に表示される。
次にステップS408では、内側ショルダー部摩耗寿命距離LIFEisから寿命予測誤差Lerrを差し引いた値「LIFEos−Lerr」が積算走行距離ODD以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS408が肯定された場合、即ち内側ショルダー部が摩耗寿命に至っていないときには、内側ショルダー部摩耗警告処理から抜けて図1のステップS108に処理が移行する。この場合、所定時間経過後に、積算走行距離ODDが再び読み込まれ、タイヤの摩耗警告処理が実行される。
一方、ステップS408が否定された場合、即ち内側ショルダー部が摩耗寿命に至ったと判断されたときにはステップS410に処理が移行する。
ステップS410では、内側ショルダー部摩耗寿命距離LIFEisに対するトレッド部摩耗寿命距離LIFEtの比率「LIFEt/LIFEis」が所定値Shr以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、ステップS410が肯定された場合には、内側ショルダー部摩耗警告処理から抜けて図1のステップS108に処理が移行する。一方、ステップS410が否定された場合にはステップS412に処理が移行する。
ステップS412では、タイヤが摩耗しているのでタイヤ交換を行うことが必要である旨が警告表示装置30により表示される。表示後、処理が終了する。
このように、タイヤ摩耗警告装置1によれば、タイヤの摩耗寿命距離LIFEが計算により予測されるので、実際の摩耗状態等を検出する必要がなく、簡易にタイヤ摩耗に関する警告を行うことができる。また、前輪及び後輪それぞれのタイヤ毎に摩耗寿命距離LIFEが予測されるので、前輪タイヤと後輪タイヤとで摩耗の状態が異なる場合でも精度良く警告を行うことができる。さらに、タイヤがトレッド部、外側ショルダー部、内側ショルダー部に区分され、各部分ごとに摩耗寿命距離LIFEが予測されるので、タイヤに偏摩耗が生じるようなホイールアライメントの設定がされている場合等でも精度良く警告を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、図6を用いて、第2実施形態に係るタイヤ摩耗警告装置2の構成について説明する。図6は、タイヤ摩耗警告装置2の全体構成を示す図である。なお、図6において第1実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。
タイヤ摩耗警告装置2は、次の点でタイヤ摩耗警告装置1と異なる。すなわち、車両前方に配置され、車両前部の車高を測定するフロント車高センサ11、車両後方に配置され、車両後部の車高を測定するリア車高センサ12、車両の左右方向の加速度に応じた信号を出力する横加速度センサ13及び車両の前後方向の加速度に応じた信号を出力する前後加速度センサ14をさらに備えている。なお、フロント車高センサ11、リア車高センサ12、横加速度センサ13及び前後加速度センサ14それぞれは、ECU20に接続されている。
また、ECU20の内部には、フロント車高センサ11により測定された車両前部の車高とリア車高センサ12により測定された車両後部の車高とに基づいて使用時の車両重量を求める重量検出部25、横加速度センサ13により検出された左右方向の加速度と前後加速度センサ14により検出された前後方向の加速度とに基づいて実走行時の走行状態(加速度頻度)を検出する走行状態検出部27、タイヤの装着位置の交換(以下「タイヤローテーション」という)が実施された場合に、タイヤローテーション実施時におけるタイヤの残溝深さを算出する溝深さ算出部21及びタイヤ交換又はタイヤローテーションが実施された場合に記憶部24に記憶されている有効溝深さDを更新するデータ更新部23がさらに構築されている。
フロント車高センサ11、リア車高センサ12及び重量検出部25は、重量検出手段として機能し、横加速度センサ13、前後加速度センサ14及び走行状態検出部27は走行状態検出手段として機能する。また、溝深さ算出部21は溝深さ算出手段として機能し、データ更新部23はデータ更新手段として機能する。
さらに、ECU20の内部には、走行距離積算部22により積算された積算走行距離ODDから、タイヤ交換又はタイヤローテーション実施時の積算走行距離ODD*を減算し、タイヤ交換又はタイヤローテーション実施後の積算走行距離を演算する演算部29が構築されている。
その他の構成については、上記タイヤ摩耗警告装置1と同一又は同様であるので、ここでは説明を省略する。
次に、図7を参照して、タイヤ摩耗警告装置2の動作について説明する。図7は、タイヤ摩耗警告装置2によるタイヤ摩耗警告処理の処理手順を示すフローチャートである。このタイヤ摩耗警告処理は、車両のイグニションスイッチがON状態にされてECU20の電源が投入されることにより起動され、所定時間毎に繰り返して実行される。
ステップS500〜S506での処理内容は、タイヤ摩耗警告装置1によるタイヤ摩耗警告処理におけるステップS100〜S106での処理内容と同一であるので、ここでは説明を省略する。
続くステップS508では、車両前部の車高、車両後部の車高、左右加速度及び前後加速度のサンプリングが行われる。このサンプリングは、所定の走行距離Lex(Km)毎に実施される。
次に、ステップS510では、所定の走行距離Lex(Km)毎にサンプリングされた車両前部の車高及び車両後部の車高それぞれの平均化処理が行われる。また、所定の走行距離Lex(Km)毎にサンプリングされた左右加速度及び前後加速度それぞれの頻度処理が行われる。この平均化処理及び頻度処理は、所定の走行距離Lt(Km)毎に実施される。なお、走行距離Lt>走行距離Lexである。さらに、ステップS510では、平均化処理された車両前部及び車両後部の車高に応じて使用時の平均車高が求められ、この平均車高とECU20のROM等に予め記憶されている基準車高との差に基づいて使用時の車両重量Waveが求められる。また、頻度処理された左右加速度及び前後加速度に基づいて実走行における走行モード(加速度頻度)データLGaveが求められる。
ステップS512では、走行距離積算部22により算出された積算走行距離ODDが読み込まれる。
次に、ステップS514では、タイヤ交換が実施されたか否かについての判断が行われる。ここで、タイヤ交換が実施されたか否かの判断は、例えばタイヤ交換が実施されたことを示すスイッチ信号等がECU20に入力されたか否かに基づいて判断される。また、タイヤ交換が実施されたという情報は、ECU20のバックアップRAM等に記憶される。
ステップS514が肯定された場合、すなわちタイヤ交換が実施された場合にはステップS516に処理が移行する。一方、ステップS514が否定された場合、すなわちタイヤ交換が実施されていない場合にはステップS520に処理が移行する。
ステップS514が肯定された場合、ステップ516では、積算走行距離ODDからタイヤ交換時の積算走行距離ODD*が減算され、その減算結果がタイヤ交換後の積算走行距離ODDとされる。なお、タイヤ交換時点における積算走行距離ODD*は、ECU20のバックアップRAM等に記憶される。
続くステップS518では、交換されたタイヤの溝深さから完摩耗時の残り溝深さが減算されて有効溝深さDが算出される。そして、記憶部24に記憶されている有効溝深さデータが、新たに算出された有効溝深さDに更新される。その後、処理がステップS528に移行する。
ステップS514が否定された場合、すなわちタイヤ交換が実施されていない場合には、ステップS520において、タイヤローテーションが実施されたか否かについての判断が行われる。ここで、タイヤローテーションが実施されたか否かの判断は、例えばタイヤローテーションが実施されたことを示すスイッチ信号等がECU20に入力されたか否かに基づいて判断される。また、タイヤローテーションが実施されたという情報は、ECU20のバックアップRAM等に記憶される。
ステップS520が肯定された場合、すなわちタイヤローテーションが実施された場合にはステップS522に処理が移行する。一方、ステップS520が否定された場合、すなわちタイヤローテーションが実施されていない場合にはステップS528に処理が移行する。
ステップS520が肯定された場合、ステップS522では、積算走行距離ODDからタイヤローテーション時の積算走行距離ODD*が減算され、その減算結果がタイヤローテーション後の積算走行距離ODDとされる。なお、タイヤローテーション時点における積算走行距離ODD*は、ECU20のバックアップRAM等に記憶される。
次にステップS524では、タイヤローテーション時点における、各タイヤの残り溝深さが求められる。続くステップS526では、タイヤローテーション時点でのタイヤの残り溝深さから完摩耗時の残り溝深さが減算されて有効溝深さDが算出される。そして、ローテーション後のタイヤ配置において、記憶部24に記憶されている各タイヤの有効溝深さデータが、新たに算出された各タイヤの有効溝深さDに更新される。その後、処理がステップS528に移行する。
ステップS528では、積算走行距離ODDが、タイヤ摩耗に影響の無い走行距離L0(例えば5000Km)以下であるか否かの判断が行われる。ここで、積算走行距離ODDが走行距離L0以下の場合にはステップS538に処理が移行する。一方、積算走行距離ODDが走行距離L0を超えている場合にはステップS530に処理が移行する。
ステップS530では、初期設定車両重量W0とステップS510で算出された使用時の車両重量Waveとの偏差の絶対値「|W0−Wave|」が、所定値δW以下であるか否かの判断が行われる。ここで、|W0−Wave|が所定値δW以下である場合にはステップS534に処理が移行する。
一方、|W0−Wave|が所定値δWより大きい場合には、ステップS532において、記憶部24に記憶されている初期設定車両重量W0が使用時の車両重量Waveと置き換えられる。その後、処理がステップS534に進む。
ステップS534では、走行モード(加速度頻度)データの初期設定値LG0とステップS510で算出された実走行に基づく走行モードデータLGaveとの偏差の絶対値「|LG0−LGave|」が、所定値δLG以下であるか否かの判断が行われる。ここで、|LG0−LGave|が所定値δLG以下である場合にはステップS538に処理が移行する。
一方、|LG0−LGave|が所定値δLGより大きい場合には、ステップS536において、記憶部24に記憶されている走行モードデータの初期設定値LG0が実走行における走行モードデータLGaveと置き換えられる。その後、処理がステップS538に進む。
ステップS538、S540、S542ではトレッド部、外側ショルダー部及び内側ショルダー部の摩耗警告処理が行われる。これらトレッド部、外側ショルダー部及び内側ショルダー部の摩耗警告処理は、タイヤ摩耗警告装置1による摩耗警告処理と同一である。したがって、ステップS538、S540、S542での処理内容は、上記ステップS110〜S114での処理内容と同一であるので、ここでは説明を省略する。
このように、タイヤ摩耗警告装置2によれば、使用時の車両重量Wave及び実走行に基づく走行モード(加速度頻度)データLGaveから摩耗寿命距離LIFEが予測されるので、より精度良く警告を行うことができる。
また、タイヤ交換が行われた場合には、新たに装着されたタイヤの溝深さに応じて有効溝深さDが求められ、この有効溝深さDに基づいて予測された磨耗寿命距離LIFEとタイヤ交換後の積算走行距離ODDとが比較されて警告がされる。そのため、タイヤ交換が行われた場合であっても、簡易且つ高精度に警告を行うことができる。
さらに、タイヤローテーションが実施された場合には、タイヤローテーション時のタイヤの残溝深さが算出され、算出された残溝深さに応じて有効溝深さDが求められる。そして、この有効溝深さDに基づいて予測された磨耗寿命距離とタイヤローテーション後の積算走行距離とが比較されて警告がされる。そのため、タイヤローテーションが実施された場合であっても、簡易且つ高精度に警告を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、摩耗寿命距離予測部26を車両外部のコンピュータシステムに構築し、このコンピュータシステムにより計算された摩耗寿命距離LIFEを記憶部24に記憶させる構成とすることもできる。また、積算走行距離ODDの算出においては、車速センサ10からの車速パルスの代わりに、VSC(Vehicle Stability Control) ECUやABS(Antilock Brake System) ECUからの車速パルスを用いることもできる。
第1形態に係るタイヤ摩耗警告装置の全体構成を示す図である。 第1形態に係るタイヤ摩耗警告装置によるタイヤ摩耗警告処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイヤ摩耗寿命警告処理におけるトレッド部の摩耗警告処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイヤ摩耗寿命警告処理における外側ショルダー部の摩耗警告処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイヤ摩耗寿命警告処理における内側ショルダー部の摩耗警告処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2形態に係るタイヤ摩耗警告装置の全体構成を示す図である。 第2形態に係るタイヤ摩耗警告装置によるタイヤ摩耗警告処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2…タイヤ摩耗警告装置、11…フロント車高センサ、12…リア車高センサ、13…横加速度センサ、14…前後加速度センサ、20…ECU、21…溝深さ算出部、22…走行距離積算部、23…データ更新部、24…記憶部、25…重量検出部、26…摩耗寿命距離予測部、27…走行状態検出部、30…警告表示装置。

Claims (6)

  1. タイヤを複数の部分に区分し、前記複数の部分それぞれについて摩耗寿命距離を予測する摩耗寿命距離予測手段と、
    車両の実走行距離を積算して積算走行距離を求める走行距離積算手段と、
    前記複数の部分それぞれについて予測された前記摩耗寿命距離と前記積算走行距離とを比較することにより運転者に警告をする警告手段と、
    を備えることを特徴とするタイヤ摩耗警告装置。
  2. 前記車両の重量を検出する重量検出手段と、
    前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、をさらに備え、
    前記摩耗寿命距離予測手段は、前記重量検出手段により検出された車両重量、及び、前記走行状態検出手段により検出された走行状態に基づいて前記摩耗寿命距離を予測する、ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ摩耗警告装置。
  3. タイヤ交換が行われる場合に、装着されるタイヤの溝深さに応じて溝深さデータを更新するデータ更新手段をさらに備え、
    タイヤ交換が行われた場合、前記摩耗寿命距離予測手段は、前記データ更新手段により更新された前記溝深さデータに基づいて前記摩耗寿命距離を予測し、
    前記警告手段は、予測された前記摩耗寿命距離とタイヤ交換後の積算走行距離とを比較することにより運転者に警告をする、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ摩耗警告装置。
  4. タイヤの装着位置が交換される場合に、装着位置交換時におけるタイヤの溝深さを算出する溝深さ算出手段をさらに備え、
    タイヤの装着位置が交換された場合、前記データ更新手段は、装着位置が交換されたタイヤについて、前記溝深さ算出手段により算出された前記溝深さに応じて溝深さデータを更新し、
    前記摩耗寿命距離予測手段は、前記データ更新手段により更新された前記溝深さデータに基づいて前記摩耗寿命距離を予測し、
    前記警告手段は、予測された前記摩耗寿命距離と装着位置交換後の積算走行距離とを比較することにより運転者に警告をする、ことを特徴とする請求項3に記載のタイヤ摩耗警告装置。
  5. 前記摩耗寿命距離予測手段は、前輪及び後輪それぞれのタイヤ毎に前記摩耗寿命距離を予測し、
    前記警告手段は、前記前輪及び後輪それぞれのタイヤ毎に運転者に警告をする、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイヤ摩耗警告装置。
  6. 前記複数の部分は、外側ショルダー部、トレッド部及び内側ショルダー部である、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤ摩耗警告装置。


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