JP2005026667A - 基板検出装置、基板検出方法、基板搬送装置および基板搬送方法、基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板検出装置、基板検出方法、基板搬送装置および基板搬送方法、基板処理装置および基板処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 種々の基板の状態を正確に検出することができる基板検出装置および基板検出方法を提供することである。
【解決手段】 基板Wは搬送アームbm4の上面に配置された4個の基板支持部PSの平面により支持されている。3個の超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3は基板Wの上方に設置された固定台KDに固定される。この3個の超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3は、基板Wの外周部近傍における基板Wの上面までの距離を測定できるように配置されている。この場合、基板Wが正常に支持されている状態で超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3の測定値が等しくなるように、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3が位置決めされている。超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3は、各々基板Wの上面までの距離を測定し、その測定値を制御部CLに与える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、基板を検出する基板検出装置、基板検出方法、基板を搬送する基板搬送装置および基板搬送方法、基板に処理を行う基板処理装置および基板処理方法に関する。
半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用ガラス基板等の基板に種々の処理を行うために、基板処理装置が用いられている。例えば、半導体デバイスの製造プロセスでは、生産効率を高めるために一連の処理の各々をユニット化し、複数の処理ユニットを統合した基板処理装置が用いられている。
このような基板処理装置では、一般に、一枚の基板に対して複数の異なる処理が連続的に行われる。そのため、各処理ユニット間で基板を搬送する基板搬送ロボットが設けられている。
図17は従来の基板処理装置500の一例を示す斜視図である(特許文献1参照)。
図17の基板処理装置500は、基板Wに塗布処理、現像処理、加熱処理、冷却処理等の一連の処理を行うための装置であり、図17の紙面で下側に処理領域Aを有し、上側に処理領域Bを有し、処理領域Aと処理領域Bとの間に搬送領域Cを有する。
処理領域Aには、基板Wに処理液の塗布処理を行う回転式塗布ユニット(スピンコータ)SCおよび基板Wに現像処理を行う回転式現像ユニット(スピンデベロッパ)SDが配置されている。また、処理領域Bには、基板Wに加熱処理を行う加熱ユニット(ホットプレート)HPおよび基板Wに冷却処理を行う冷却ユニット(クーリングプレート)CPが配置されている。搬送領域Cには、基板搬送ロボット60が移動自在に設けられている。また、処理領域A,Bの一端部側には、基板の搬入および搬出を行うインデクサIDが配置されている。
このインデクサIDには、基板Wを収納する複数のカセット1と搬送領域Cに設けられた基板搬送ロボット60との間で基板Wの受け渡しを行うインデクサロボット51が配置されている。この基板搬送ロボット60とインデクサロボット51との間の基板Wの受け渡しは、受け渡し部TPで行われる。
すなわち、インデクサIDのインデクサロボット51は、矢印Uの方向に移動し、カセット1から基板Wを取り出して受け渡し部TPにおいて基板搬送ロボット60に渡し、逆に、一連の処理が施された基板Wを受け渡し部TPにおいて基板搬送ロボット60から受け取ってカセット1に戻す。
基板搬送ロボット60は、搬送アーム61を有し、インデクサロボット51から渡された基板Wを指定された処理ユニットに搬送し、あるいは処理ユニットから受け取った基板Wを他の処理ユニットまたはインデクサロボット51に搬送する。
このように、従来の基板処理装置500では、基板搬送ロボット60およびインデクサロボット51により各処理ユニットに基板Wを搬送しつつ一連の処理を行うことができる。
特開2000−82653号公報
しかしながら、近年、基板の大型化に伴って各処理ユニットおよび基板搬送装置も大型化しつつある。また、この基板の大型化に伴って基板1枚当たりの生産コストも増加し、搬送不良による基板の落下または破損等が生じるとコスト増加の要因となる。
例えば、従来の基板処理装置500において、基板Wが搬送アームに設けられた複数の支持ピンのうち一部の支持ピンに支持されずに搬送アーム上に載置された場合、基板Wは、傾斜姿勢のまま各処理ユニットに搬入される。この場合、各処理ユニットにおいて基板の保持不良が発生し、基板Wの未処理部分が生じたり、基板Wの破損が生じたりする。
そこで、光学センサを用いて基板Wの位置ずれが検出される。しかしながら、基板Wの材質としてガラス等の透光性の材質も使用されることがあり、光学センサを用いて種々の基板Wの姿勢を正確に検出することは困難である。
本発明の目的は、種々の基板の傾斜状態を正確に検出することができる基板検出装置および基板検出方法を提供することである。
本発明の他の目的は、種々の基板の傾斜状態を正確に検出することができる基板搬送装置および基板搬送方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、種々の基板の傾斜状態を正確に検出することができる基板処理装置および基板処理方法を提供することである。
第1の発明に係る基板検出装置は、水平面に対する基板の傾斜状態を検出する基板検出装置であって、基板を支持する支持手段と、支持手段に支持された基板の表面までの距離を測定することにより基板の傾斜状態を検出する検出手段とを備えたものである。
本発明に係る基板検出装置においては、基板が支持手段により支持され、検出手段により基板の表面までの距離が測定される。それにより、水平面に対する基板の傾斜状態が正確に検出される。
検出手段は、超音波式距離測定センサを含んでもよい。この場合、超音波式距離測定センサから発信された超音波が基板の表面で反射され、その反射波が超音波式距離測定センサにより受信されることにより、基板の表面までの距離が測定される。
ここで、超音波は、対象物の透明および不透明にかかわらず、その表面で反射する。したがって、超音波式距離測定センサによれば、基板の透明および不透明にかかわらず基板の表面までの距離を正確に測定することができる。それにより、基板の表面までの距離に基づいて水平面に対する基板の傾斜状態を正確に検出することが可能となる。
検出手段は、レーザ式距離測定センサを含んでもよい。この場合、レーザ式距離測定センサから出射されたレーザ光が基板の表面で反射され、その反射光がレーザ式距離測定センサにより受光されることにより、基板の表面までの距離が測定される。
ここで、レーザ式距離測定センサは、高い分解能で対象物までの距離を測定することができる。したがって、レーザ式距離測定センサによれば、基板の表面までの距離を正確に測定することができる。それにより、基板の表面までの距離に基づいて水平面に対する基板の傾斜状態を正確に検出することが可能となる。
検出手段は、マイクロ波式距離測定センサを含んでもよい。この場合、マイクロ波式距離測定センサから発信されたマイクロ波が基板の表面で反射され、その反射波がマイクロ波式距離測定センサにより受信されることにより、基板の表面までの距離が測定される。
ここで、マイクロ波は、対象物の透明および不透明にかかわらず、その表面で反射する。したがって、マイクロ波式距離測定センサによれば、基板の透明および不透明にかかわらず基板の表面までの距離を正確に測定することができる。それにより、基板の表面までの距離に基づいて水平面に対する基板の傾斜状態を正確に検出することが可能となる。
検出手段は、支持手段に支持された基板の表面の少なくとも3つの測定地点までの距離を測定することにより少なくとも3つの測定地点の空間座標を算出し、算出された空間座標に基づいて基板の傾斜状態を検出してもよい。
この場合、基板の表面の少なくとも3つの測定地点までの距離が測定され、少なくとも3つの測定地点の空間座標が算出される。そして、少なくとも3つの測定地点の空間座標に基づいて基板の傾斜状態が検出される。それにより、水平面に対する基板の傾斜状態をより正確に検出することが可能となる。
検出手段は、支持手段にほぼ水平に支持された基板の表面までの距離を基準値として予め測定した後に、支持手段に支持された基板の表面までの距離を測定値として測定する距離測定センサと、距離測定センサにより得られた基準値と距離測定センサにより得られた測定値との差に基づいて基板の傾斜状態を判定する判定手段とを含んでもよい。
この場合、ほぼ水平に支持された基板の表面までの距離が基準値として距離測定センサにより予め測定された後に、支持手段に支持された基板の表面までの距離が測定値として距離測定センサにより測定され、基準値と測定値との差に基づいて基板の傾斜状態が判定される。したがって、距離測定センサの位置決め精度にかかわらず、より正確に基板の傾斜状態を判定することが可能となる。
検出手段は、支持手段に支持された基板の表面までの距離を測定する3つ以上の距離測定センサを含んでもよい。
この場合、3つ以上の距離測定センサにより基板の表面までの距離を測定することができる。それにより、基板の傾斜の有無、基板の傾斜の方向および基板の傾斜の角度を正確に検出ことが可能となる。
検出手段は、支持手段に支持された基板の表面までの距離を測定する距離測定センサと、距離測定センサを支持手段により支持される基板に対して相対的に移動させる移動手段とを含んでもよい。
この場合、距離測定センサを移動手段により移動させることにより基板の任意の位置において基板の表面までの距離を測定することができる。それにより、基板の傾斜の有無、基板の傾斜の方向および基板の傾斜の角度を正確に検出することが可能となる。
検出手段は、支持手段により支持される基板の傾斜状態として基板の傾斜の有無を検出してもよい。
この場合、基板の傾斜状態の異常を判定することができる。それにより、基板の傾斜状態の異常時に処理の中止または基板の姿勢の修正を行うことが可能となる。
検出手段は、支持手段により支持される基板の傾斜状態として基板の傾斜の方向を検出してもよい。
これにより、基板の傾斜の方向に基づいて基板の姿勢を修正することが可能となる。
検出手段は、支持手段により支持される基板の傾斜状態として基板の傾斜の角度を検出してもよい。
これにより、基板の傾斜の角度に基づいて基板の姿勢を修正することが可能となる。
検出手段により検出された角度が所定値以上の場合に基板の傾斜状態が異常であると判定する判定手段をさらに備えてもよい。
この場合、基板の傾斜状態の異常時に処理の中止または基板の姿勢の修正を行うことが可能となる。
検出手段により検出された基板の傾斜状態に基づいて支持手段により支持される基板の傾斜状態を修正する修正手段をさらに備えてもよい。
この場合、基板の傾斜状態が修正されるので、基板の処理を続行することが可能となる。
修正手段は、当接部材と、支持手段により支持された基板を当接部材に当接させることにより支持手段により支持された基板の傾斜状態を修正する制御手段とを含んでもよい。
この場合、支持手段により支持された基板を当接部材に当接させることにより基板の傾斜状態を容易に修正することができる。
第2の発明に係る基板搬送装置は、基板を搬送する基板搬送装置であって、上記第1の発明に係る基板検出装置を備えたものである。
本発明に係る基板搬送装置においては、第1の発明に係る基板検出装置が基板を搬送する基板搬送装置に備えられる。この場合、基板が基板搬送装置により搬送されるとともに、検出手段により基板の表面までの距離が測定される。それにより、水平面に対する基板の傾斜状態が正確に検出される。
第3の発明に係る基板処理装置は、基板に処理を行う基板処理装置であって、基板を支持して処理する処理部と、処理部と所定位置との間で基板を支持して搬送する搬送手段と、処理部または搬送手段により支持された基板の表面までの距離を測定することにより水平面に対する基板の傾斜状態を検出する検出手段とを備えたものである。
本発明に係る基板処理装置においては、処理部において基板が支持された状態で処理される。また、処理部と所定位置との間で搬送手段により基板が支持された状態で搬送される。さらに、検出手段により処理部または搬送手段により支持された基板の表面までの距離が測定される。それにより、水平面に対する基板の傾斜状態が正確に検出される。
第4の発明に係る基板検出方法は、水平面に対する基板の傾斜状態を検出する基板検出方法であって、基板を支持する工程と、支持された基板の表面までの距離を測定することにより基板の傾斜状態を検出する工程とを備えたものである。
本発明に係る基板検出方法においては、基板が支持され、基板の表面までの距離が測定される。それにより、水平面に対する基板の傾斜状態が正確に検出される。
第5の発明に係る基板搬送方法は、基板を搬送する基板搬送方法であって、第1の発明に係る基板検出装置を用いて水平面に対する基板の傾斜状態を検出するものである。
本発明に係る基板搬送方法においては、基板を搬送する際に第1の発明に係る基板検出装置を用いて水平面に対する基板の傾斜状態が検出される。この場合、基板が基板搬送装置により搬送されるとともに、検出手段により基板の表面までの距離が測定される。それにより、水平面に対する基板の傾斜状態が正確に検出される。
第6の発明に係る基板処理方法は、基板に処理を行う基板処理方法であって、処理部において支持された基板に処理を行う工程と、処理部と所定位置との間で基板を搬送手段により支持して搬送する工程と、搬送手段または処理部において支持された基板の表面までの距離を測定することにより水平面に対する基板の傾斜状態を検出する工程とを備えたものである。
本発明に係る基板処理方法においては、処理部において基板が支持された状態で処理される。また、処理部と所定位置との間で搬送手段により基板が支持された状態で搬送される。さらに、処理部または搬送手段により支持された基板の表面までの距離が測定される。それにより、水平面に対する基板の傾斜状態が正確に検出される。
本発明によれば、水平面に対する基板の傾斜状態が正確に検出される。
以下、図を用いて本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の構成について説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置100の平面図である。なお、図1以降の各図には、位置関係を明確にするためにXYZ直交座標系を付している。なお、各軸において矢印が向かう方向を+方向、その反対の方向を−方向とする。また、図1〜3、8および10におけるZ軸について、紙面に垂直で手前に向かう方向を+Z方向とし、紙面に垂直で奥に向かう方向を−Z方向としている。また、図4におけるY軸について、紙面に垂直で手前に向かう方向を−Y方向とし、紙面に垂直で奥に向かう方向を+Y方向としている。
図1の基板処理装置100は、基板Wの洗浄を行う処理ユニットである枚葉式の洗浄ユニットMP1,MP2,MP3,MP4(以下、MP1〜MP4と略記する。)、基板搬送装置としてのインデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCR、カセット1および制御部CLを含む。
図1に示すように、基板処理装置100は、処理領域A,Bを有し、処理領域A,Bの間に搬送領域Cを有する。
処理領域Aには、洗浄ユニットMP2,MP4が配置されている。また、処理領域Bにも、洗浄ユニットMP1,MP3が配置されている。
搬送領域Cには、基板搬送ロボットCRが回動自在に設けられている。また、搬送領域CとインデクサIDとの間に受け渡し部TPが設けられており、受け渡し部TPにおいてインデクサロボットIRと基板搬送ロボットCRとの間で基板Wの受け渡しが行われる。受け渡し部TPには、後述する複数の超音波式距離測定センサ(超音波式測長センサ)TS1,TS2,TS3が設けられ、さらに複数の位置決めピンT1,T2,T3,T4が立設されている。
インデクサIDに設けられたインデクサロボットIRは、±Y方向に移動し、カセット1から基板Wを取り出して基板搬送ロボットCRに渡し、逆に一連の処理を施された基板Wを基板搬送ロボットCRから受け取ってカセット1に戻す。
基板搬送ロボットCRは、インデクサロボットIRから渡された基板Wを指定された洗浄ユニットMP1〜MP4に搬送し、あるいは洗浄ユニットMP1〜MP4から受け取った基板Wを他の洗浄ユニットMP1〜MP4またはインデクサロボットIRに搬送する。
制御部CLは、CPU(中央演算処理装置)を含むコンピュータ等からなり、搬送領域A,Bの各洗浄ユニットMP1〜MP4の動作、搬送領域Cの基板搬送ロボットCRの動作およびインデクサIDのインデクサロボットIRの動作を制御する。
図2は、図1の基板処理装置100におけるインデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの構成を示す平面図である。図2(a)はインデクサロボットIRの多関節アームの構成を示し、図2(b)は基板搬送ロボットCRの多関節アームの構成を示し、図2(c)は基板支持部PSの構成を示す。なお、図2の(a)および(b)におけるθについて、紙面で時計回りの方向を+θ方向とし、紙面で反時計回りの方向を−θ方向としている。
図2(a)に示すように、インデクサロボットIRは、基板Wを保持するための一対の搬送アームam4,cm4と、これらの一対の搬送アームam4,cm4をインデクサロボット本体IRHに対して互いに独立に進退させるための進退駆動機構am1,am2,am3およびcm1,cm2,cm3と、インデクサロボット本体IRHを鉛直軸線の±θ方向に回転駆動するための回転駆動機構(図示せず)と、インデクサロボット本体IRHを±Z方向に昇降させるための昇降駆動機構(図示せず)と、インデクサロボット本体IRHを±Y方向に移動させる±Y方向移動機構部(図示せず)とを備えている。
進退駆動機構am1,am2,am3およびcm1,cm2,cm3は、多関節アーム型であり、一対の搬送アームam4,cm4の姿勢を保持しつつ、それらを水平方向に進退させることができる。一方の搬送アームam4は、他方の搬送アームcm4よりも上方において進退するようになっており、一対の搬送アームam4,cm4の両方がインデクサロボット本体IRHの上方に退避させられた初期状態では、これらの搬送アームam4,cm4は上下に重なり合う。
インデクサロボット本体IRHは、上述した制御部CLの指示に応じて進退駆動機構am1,am2,am3およびcm1,cm2,cm3を駆動する。この進退駆動機構am1,am2,am3およびcm1,cm2,cm3は、一対の搬送アームam4,cm4を往復移動させるためのモータ、ワイヤおよびプーリ等からなる駆動装置を有している。このような機構により、一対の搬送アームam4,cm4は、各々直接に駆動力が付与されて、±X方向に往復移動することができる。
それにより、インデクサロボットIRの搬送アームam4,cm4が基板Wを支持した状態で±Z方向に移動可能、±θ方向に回動可能かつ伸縮可能となる。
また、搬送アームam4,cm4の上面には、後述する複数の基板支持部PSが取り付けられる。本実施の形態においては、搬送アームam4,cm4の上面に載置される基板Wの外周に沿ってほぼ均等にそれぞれ4個の基板支持部PSが取り付けられる。この4個の基板支持部PSにより基板Wが支持される。
なお、基板支持部PSの個数は4個に限定されず、基板Wを安定して支持することができる個数であればよい。
次に、図2(b)に示すように、基板搬送ロボットCRは、基板Wを保持するための一対の搬送アームbm4,dm4と、これらの一対の搬送アームbm4,dm4を基板搬送ロボット本体CRHに対して互いに独立に進退させるための進退駆動機構bm1,bm2,bm3およびdm1,dm2,dm3と、基板搬送ロボット本体CRHを鉛直軸線の±θ方向に回転駆動するための回転駆動機構(図示せず)と、基板搬送ロボット本体CRHを±Z方向に昇降させるための昇降駆動機構(図示せず)とを備えている。
進退駆動機構bm1,bm2,bm3およびdm1,dm2,dm3は、多関節アーム型であり、一対の搬送アームbm4,dm4の姿勢を保持しつつ、それらを水平方向に進退させることができる。一方の搬送アームbm4は、他方の搬送アームdm4よりも上方において進退するようになっており、一対の搬送アームbm4,dm4の両方が基板搬送ロボット本体CRHの上方に退避させられた初期状態では、これらの搬送アームbm4,dm4は上下に重なり合う。
基板搬送ロボット本体CRHは、上述した制御部CLの指示に応じて進退駆動機構bm1,bm2,bm3およびdm1,dm2,dm3を駆動する。この進退駆動機構bm1,bm2,bm3およびdm1,dm2,dm3は、一対の搬送アームbm4,dm4を往復移動させるためのモータ、ワイヤおよびプーリ等からなる駆動装置を有している。このような機構により、一対の搬送アームbm4,dm4は、各々直接に駆動力が付与されて、±X方向に往復移動することができる。
それにより、基板搬送ロボットCRの搬送アームbm4,dm4が基板Wを支持した状態で±Z方向に移動可能、±θ方向に回動可能かつ伸縮可能となる。
また、基板搬送ロボットCRの搬送アームbm4,dm4の上面には、後述する複数の基板支持部PSが取り付けられる。本実施の形態においては、搬送アームbm4,dm4の上面に載置される基板Wの外周に沿ってほぼ均等にそれぞれ4個の基板支持部PSが取り付けられる。この4個の基板支持部PSにより基板Wが支持される。
なお、基板支持部PSの個数は4個に限定されず、基板Wを安定して支持することができる個数であればよい。
本実施の形態では、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRが、それぞれ一対の搬送アームam4,cm4およびbm4,dm4を有するダブルアーム型であるため、一方の搬送アームam4,bm4で処理済の基板Wを搬送し、他方の搬送アームcm4,dm4で未処理の基板Wを搬送する。それにより、未処理の基板Wに付着していたパーティクルが処理済の基板Wへと転移することを防止できる。また、処理済の基板Wを上方側の搬送アームam4,bm4で保持するようにしているから、未処理の基板Wから落下したパーティクルが処理済の基板Wへと再付着することがない。
なお、上記実施の形態においては、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの両方が、それぞれ、一対の搬送アームam4,cm4およびbm4,dm4を有するダブルアーム型のものである例について説明したが、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRのいずれか一方または両方が、1つの搬送アームのみを持つシングルアーム型であってもよい。
以下の説明においては、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの一対の搬送アームam4,cm4およびbm4,dm4のうち、インデクサロボットIRの一方の搬送アームam4および基板搬送ロボットCRの一方の搬送アームbm4のみを図示しつつ説明する。
次に、図2(c)に示すように、基板支持部PSは、平面PS1,PS2,PS3,PS4を備えた基板支持台PSDおよび基板支持棒PSBより構成される。
基板支持台PSDの平面PS1,PS3は、水平なXY平面に平行に形成され、平面PS2,PS4は、XY平面から所定の角度傾斜するように形成される。なお、平面PS2は平面PS4に比較してより険しい傾斜面となっている。また、水平な平面PS3が平面PS4に向かう方向に十分に広く形成されている場合には、傾斜した平面P4を特に設けなくともよい。
複数の基板支持部PSを平面PS2,PS4が基板Wの中心を向くように搬送アームam4,bm4の上面に配置することにより、複数の平面PS2,PS4によりテーパ形状が形成される。基板Wの正常な支持状態は、複数の基板支持部PSの平面PS3により基板Wの下面が支持される状態である。
1つの基板支持部PSの平面PS2で基板Wの一方側の周縁が支持され、他の1つの基板支持部PSの平面PS3または平面PS4で基板Wの他方側の周縁が支持された場合には、この平面PS2のテーパ形状により基板Wの周縁を平面PS3上に容易に移動させることができる。
次いで、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの動作について説明する。
図3は、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの受け渡し部TPにおける基板Wの受け渡し動作を説明するための平面図であり、図4は、インデクサロボットIRおよび基板搬送ロボットCRの受け渡し部TPにおける基板Wの受け渡し動作を説明するための側面図である。
図3(a)および図4(a)は基板WがインデクサロボットIRにより支持された状態を示し、図3(b)および図4(b)は基板WがインデクサロボットIRから基板搬送ロボットCRに受け渡された直後の状態を示し、図3(c)および図4(c)は基板Wが基板搬送ロボットCRにより支持された状態を示す。なお、図4に示す超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3、固定台KDおよび位置決めピンT1,T2,T3,T4については後述する。
まず、図3(a)および図4(a)に示すように、インデクサロボットIRは、基板Wを搬送アームam4の基板支持部PSで支持している。
図4(a)に示すように、インデクサロボットIRと受け渡し部TPとの間には、開口部を有する周壁WLが形成されている。その周壁WLの開口部には、シャッタSHが開閉自在に設けられている。シャッタSHは、制御部CLからの指示に基づいてシリンダSLにより開閉される。
図4(a)に示すように、基板Wを受け取る前の基板搬送ロボットCRの搬送アームbm4は、インデクサロボットIRの搬送アームam4に対して相対的に下方向に位置する。
図4(b)に示すように、制御部CLは、シリンダSLによりシャッタSHを開かせる。続いて、インデクサロボットIRは、基板Wを支持する搬送アームam4を受け渡し部TPに前進させる。基板搬送ロボットCRは、点線で示すように、搬送アームbm4を周壁WLの開口部を通して受け渡し部TPに進入させる。
続いて、基板搬送ロボットCRは、搬送アームbm4を上方向に移動させる。それにより、インデクサロボットIRの搬送アームam4により支持された基板Wが基板搬送ロボットCRの搬送アームbm4により支持される。このとき、図3(b)に平面図で示すように、この受け渡し部TPにおいては、インデクサロボットIRの搬送アームam4および基板搬送ロボットCRの搬送アームbm4は、互いの形状が干渉しない平面位置に位置しているので、搬送アームbm4と搬送アームam4とが相対的に昇降しても、互いに干渉しない。
この場合、基板Wは、搬送アームbm4の上面に設けられた4個の基板支持部PSにより支持される。インデクサロボットIRの搬送アームam4は、受け渡し部TPから後退する。
次に、基板搬送ロボットCRの搬送アームbm4により支持された基板Wの姿勢が超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3および制御部CLにより検出される。超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3による基板Wの姿勢の検出結果に応じて、制御部CLは基板搬送ロボットCRの動作指示を行う。基板搬送ロボットCRは、制御部CLの指示に基づいて位置決めピンT1〜T4により基板Wの姿勢を修正する。この超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3による基板Wの姿勢の検出および位置決めピンT1〜T4による基板Wの姿勢の修正方法に関しては後述する。
続いて、これら基板Wの姿勢の検出結果が良好と判定された場合には、図3(c)および図4(c)に示すように、基板搬送ロボットCRは、基板Wを支持する搬送アームbm4を受け渡し部TPから後退させる。その後、制御部CLは、シリンダSLによりシャッタSHを閉じる。
次に、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3による基板Wの姿勢の検出および位置決めピンT1〜T4による基板Wの姿勢の修正に関して説明する。
図5または図6は超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3を用いて基板Wの姿勢を検出する方法を示す斜視図であり、図5は基板Wが搬送アームbm4に正常に支持されている場合を示し、図6は基板Wが搬送アームbm4に傾斜姿勢で支持されている場合を示す。
ここで、超音波式距離測定センサは、超音波を対象物に発信し、対象物で反射された超音波を受信し、超音波の発信から受信までの時間を測定することにより対象物までの距離を測定する。超音波式距離測定センサによれば、不透明体のみならず透明体からなる対象物までの距離も正確に測定することができる。したがって、超音波式距離測定センサは光学式測長センサ等と異なり、基板が透光性であるか否かにかかわらず基板Wの上面までの距離を正確に測定することができる。
図5においては、基板Wは搬送アームbm4の上面に配置された4個の基板支持部PSの平面PS3により正常に支持されている。この場合、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3の測定値(D1,D2,D3)は、全て所定の許容範囲内にある。それにより、制御部CLは、基板Wが正常に支持されていると判定する。
また、3個の超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3は基板Wの上方に設置された固定台KDに固定される。この3個の超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3は、基板Wの外周部近傍における基板Wの上面までの距離を測定できるように配置されている。この場合、基板Wが正常に支持されている状態で超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3の測定値D1,D2,D3が等しくなるように、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3が位置決めされている。
超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3は、各々基板Wの上面までの距離を測定し、その測定値D1,D2,D3を制御部CLに与える。
制御部CLは、超音波式距離測定センサTS1の測定値D1、超音波式距離測定センサTS2の測定値D2および超音波式距離測定センサTS3の測定値D3に基づいて基板Wの傾斜方向および傾斜角度を算出する。
ここで、図7は、基板Wの傾斜方向と傾斜角度とを算出する方法の説明図である。
まず、基板W表面の上向きの法線ベクトルA1を、基板W表面に対して垂直下方向に投影させてできたベクトルを基板Wの傾斜ベクトルVとする。そして、基板Wの傾斜方向Hとは、この傾斜ベクトルVをXY平面(水平面W')に投影させてできたベクトルの方向であり、基板Wの傾斜角度θ1とは、傾斜ベクトルVとXY平面(水平面W')とのなす角度である。そして、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3が測定した基板W表面における3つの測定地点の空間座標(以下、測定座標という。X座標およびY座標は既知、Z座標は測定値D1〜D3に対応する値。)をそれぞれ求め、この3つの測定座標より基板W表面を含む平面の方程式が導かれる。この平面の方程式より、基板Wの法線ベクトルA1、傾斜ベクトルV、傾斜方向Hおよび傾斜角度θ1が算出される。
次に、制御部CLは、算出した基板Wの傾斜角度θ1が所定の許容範囲内(例えば、水平に対する基板Wの傾斜角度θ1が1度未満)にあるか否かを判定し、所定の許容範囲内にあれば、基板Wが正常に搬送アームbm4に支持されていると判定し、傾斜角度θ1が所定の許容範囲外(例えば、1度以上)にあれば、基板Wが傾斜姿勢で搬送アームbm4に支持されていると判定する。
なお、ここで、図5のように搬送アームbm4により正規に(ほぼ水平に)支持された基板W上面までのそれぞれの距離(基準値DR1,DR2,DR3)を予め測定しておき、基板W上面までのそれぞれの実測距離(測定値D1,D2,D3)を測定し、そして基準値と実測距離との差(差分距離DR1−D1,DR2−D2,DR3−D3)を算出し、これら差分距離DR1−D1,DR2−D2,DR3−D3に基づいて基板Wの傾斜姿勢を判定してもよい。このようにすれば、上記実施の形態のように超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3を上下方向の位置に関して精密に位置決めしておく必要がない。このため、これら超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3の取り付け位置精度に関わらず、より正確に基板Wの姿勢を判定することが可能である。
一方、図6においては、基板Wは搬送アームbm4の上面に配置された4個の基板支持部PSの平面PS1および傾斜した平面PS4により支持されている(図2(b),(c)参照)。この場合、算出した基板Wの傾斜角度θ1が所定の許容範囲外となるように設定されている。
続いて、制御部CLにより基板Wが傾斜姿勢で支持されていると判定された場合の基板搬送ロボットCRの搬送アームbm4の動作について説明する。
図8は基板Wの傾斜姿勢を修正する方法を示す斜視図であり、図9は基板Wの傾斜姿勢を修正する過程を示す平面図である。
図9(a)は基板Wが傾斜姿勢で支持されている一例を示し、図9(b)は図9(a)の基板Wの傾斜姿勢を修正する一例を示し、図9(c)は基板Wが傾斜姿勢で支持されている他の例を示し、図9(d)は図9(c)の基板Wの傾斜姿勢を修正する他の例を示す。
まず、制御部CLにより基板Wが傾斜姿勢で支持されていると判定された場合、図8に示すように、基板搬送ロボットCRは、基板Wを支持した搬送アームbm4を、受け渡し部TP内に立設された位置決めピンT1〜T4の上端部よりも低い位置まで下方向に平行移動させる。
次に、図9(a)においては、基板Wの前側(−X方向)の周縁が、搬送アームbm4の先端に設けられた2個の基板支持部PSの平面PS1上にあり、基板Wの後側(+X方向)の周縁が搬送アームbm4の上面にある。このような場合、制御部CLは、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3から与えられる測定値D1〜D3より基板Wの傾斜ベクトルVを求め、さらに傾斜方向H(この場合は+X方向)を算出し、基板Wが前側にずれた状態で前側が高く後側が低く傾斜していると判定する。
この場合、制御部CLは、傾斜方向Hから傾斜姿勢の基板Wの前側の周縁を2本の位置決めピンT1,T3に当接させて基板姿勢を修正するように基板搬送ロボットCRに指示する。すなわち、制御部CLは、基板Wを保持した搬送アームbm4を基板Wの傾斜方向H(+X方向)とは逆の方向(−X方向)に移動させ、搬送アームbm4を位置決めピンT1,T3に近づける。
この場合、図9(b)に示すように、搬送アームbm4の先端側に支持された基板Wの前側の周縁が位置決めピンT1,T3に当接する。それにより、基板Wの前側の周縁が基板支持部PSの平面PS1から平面PS3に移動し、基板Wの後側の周縁が搬送アームbm4の上面から傾斜した平面PS4を経由して平面PS3に移動する。その結果、基板Wの傾斜姿勢が水平に修正される。
一方、図9(c)においては、基板Wの前側(−X方向)の周縁が、搬送アームbm4の上面にあり、基板Wの後側(+X方向)の周縁が搬送アームbm4の後端に設けられた2個の基板支持部PSの平面PS1上にある。この場合、制御部CLは、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3から与えられる測定値D1〜D3より基板Wの傾斜ベクトルVを求め、さらに傾斜方向H(この場合はちょうど−X方向)を算出し、基板Wが後側にずれた状態で前側が低く後側が高く傾斜していると判定する。
この場合、制御部CLは、傾斜方向Hから傾斜姿勢の基板Wの後側の周縁を2本の位置決めピンT2,T4に当接させて基板Wの姿勢を修正するように基板搬送ロボットCRに指示する。すなわち、制御部CLは、基板Wを保持した搬送アームbm4を基板Wの傾斜方向H(−X方向)とは逆の方向(+X方向)に移動させ、搬送アームbm4を位置決めピンT2,T4に近づける。
この場合、図9(d)に示すように、搬送アームbm4の後端側に支持された基板Wの後側の周縁が位置決めピンT2,T4に当接する。それにより、基板Wの前側の周縁が搬送アームbm4の上面から基板支持部PSの平面PS4を経由して平面PS3に移動し、基板Wの後側の周縁が基板支持部PSの平面PS1から平面PS3に移動する。その結果、基板Wの傾斜姿勢が水平に修正される。
続いて、基板搬送ロボットCRは、搬送アームbm4を上方向に上昇させて超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3を用いて基板Wの姿勢を再度検出する。制御部CLは、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3による測定値D1〜D3に基づいて基板Wの傾斜角度θ1を算出し、基板Wが傾斜姿勢であるか否かを判定し、傾斜姿勢であると判定した場合には、再度、図8および図9に示した動作を基板搬送ロボットCRに指示する。
一方、基板Wが傾斜姿勢でないと判定した場合には、制御部CLは図1の各洗浄ユニットMP1〜MP4に基板Wを搬入するように基板搬送ロボットCRに指示する。
以上のように、本実施の形態に係る基板処理装置100においては、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3を用いて基板Wの上面までの距離を正確に測定することができる。そして、制御部CLは、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3から与えられる測定値D1〜D3に基づいて基板Wの傾斜姿勢を正確かつ容易に判定することができる。
また、基板処理装置100の制御部CLは、まず、基板Wの傾斜角度θ1に基づいて基板Wの保持が不良であるかどうかを判定し、不良である場合には、基板Wの傾斜方向Hに基づいて、最適な方法で位置決めピンT1〜T4に傾斜姿勢の基板Wを当接させることにより基板Wの傾斜姿勢を容易に修正することができる。それにより、基板Wの落下、破損および基板Wの未処理部分の発生を防止することができる。その結果、コスト増加を抑制することができる。
図10は、超音波式距離測定センサTSRにより基板Wの姿勢を検出する方法の他の例を示す斜視図である。
図10に示すように、受け渡し部TPの上方にモータMが固定され、モータMの回転軸に固定回転板KBが取り付けられている。固定回転板KBの外周部近傍に超音波式距離測定センサTSRが取り付けられている。モータMの回転軸が±θ方向(鉛直軸Zを中心とする回転方向)に回転することにより、固定回転板KBが回転し、固定回転板KBに取り付けられた超音波式距離測定センサTSRが基板Wの外周部近傍の上方を回転移動する。
この場合、制御部CLは、超音波式距離測定センサTSRが基板Wの外周部近傍の上方を回転移動している際に、所定のタイミングで(例えば、超音波式距離測定センサTSRが+θ方向に30度回転する毎に)基板Wの外周部近傍における基板Wの上面までの距離を3箇所以上測定するように超音波式距離測定センサTSRに指示する。超音波式距離測定センサTSRは、制御部CLの指示に応じて基板Wの上面までの距離を3箇所以上測定する。
また、制御部CLは、基板Wの外周部の任意の複数位置における基板Wの上面までの距離を測定することができる。その結果、制御部CLは、傾斜方向Hおよび傾斜角度θ1をより正確に判定することができる。したがって、制御部CLは、より最適に、基板Wの傾斜姿勢の是非を判定したり、位置決めピンT1〜T4を用いて基板Wの傾斜姿勢を修正することができる。
さらに、この場合、複数の超音波式距離測定センサを配置する必要がなくなるため、部品点数の削減および組み立て工数の削減を実現でき、総合的なコストダウンを図ることもできる。
本実施の形態においては、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3が検出手段に相当し、搬送アームbm4および基板支持部PSが基板支持手段に相当し、基板搬送ロボットCRが移動手段に相当し、位置決めピンT1,T2,T3,T4が修正手段および当接部材に相当し、制御部CLが制御手段および判定手段に相当し、洗浄ユニットが処理部に相当する。
(第2の実施の形態)
図11は、第2の実施の形態に係る基板処理装置100aの平面図である。図11の基板処理装置100aの構成が図1の基板処理装置100の構成と異なるのは以下の点である。
図11の基板処理装置100aの構成は、受け渡し部TPに設けられた超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3および位置決めピンT1〜T4に代えて、洗浄ユニットMP3に超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3および位置決めピンT1〜T4を備える。
図11に示す基板処理装置100aにおいては、基板搬送ロボットCRにより基板Wが洗浄ユニットMP3に搬入された場合、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3を用いて基板Wの上面までの距離を測定する。超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3は、基板Wの上面までの距離を測定し、その測定値D1,D2,D3を制御部CLに与える。
制御部CLは、超音波式距離測定センサTS1の測定値D1、超音波式距離測定センサTS2の測定値D2および超音波式距離測定センサTS3の測定値D3に基づいて基板Wの傾斜方向および傾斜角度を算出する。
ここで、図7に示した方法と同様に、基板Wの傾斜方向Hと傾斜角度θ1とを算出する。
次に、制御部CLは、算出した基板Wの傾斜角度θ1が所定の許容範囲内(例えば、水平に対する基板Wの傾斜角度θ1が1度未満)にあるか否かを判定し、所定の許容範囲内にあれば、基板Wが正常に洗浄処理ユニットMP3において支持されていると判定し、傾斜角度θ1が所定の許容範囲外(例えば、1度以上)にあれば、基板Wが傾斜姿勢で洗浄ユニットMP3において支持されていると判定する。
なお、ここで、図11の洗浄処理ユニットMP3において正規に(ほぼ水平に)支持された基板W上面までのそれぞれの距離(基準値DM1,DM2,DM3)を予め測定しておき、基板W上面までのそれぞれの実測距離(測定値D1,D2,D3)を測定し、そして基準値と実測距離との差(差分距離DM1−D1,DM2−D2,DM3−D3)を算出し、これら差分距離DM1−D1,DM2−D2,DM3−D3に基づいて基板Wの傾斜姿勢を判定してもよい。このようにすれば、上記実施の形態のように超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3を上下方向の位置に関して精密に位置決めしておく必要がない。このため、これら超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3の取り付け位置精度に関わらず、より正確に基板Wの姿勢を判定することが可能である。
制御部CLは、基板Wが傾斜姿勢で支持されていると判定した場合、図8および図9に示すように、傾斜姿勢の基板Wを傾斜方向Hに応じて位置決めピンT1〜T4のいずれか1つまたは複数に当接するように搬送アームbm4を制御することにより基板Wの姿勢を正常に修正することができる。
以上のように、第2の実施の形態に係る基板処理装置100aにおいては、洗浄ユニットMP3において超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3を用いて基板Wの上面までの距離を正確に測定することができる。そして、制御部CLは、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3から与えられる測定値D1,D2,D3に基づいて洗浄ユニットMPによる洗浄処理の前に基板Wの傾斜姿勢を容易に判定することができる。
また、基板処理装置100の制御部CLは、基板Wの傾斜方向Hおよび傾斜角度θ1から基板Wの傾斜姿勢を検出し、傾斜方向H1に基づいて最適な方法で洗浄ユニットMP3内に立設された位置決めピンT1〜T4に傾斜姿勢の基板Wを当接させることにより基板搬送ロボットCRを制御して基板Wの傾斜姿勢を容易に修正することができる。それにより、基板Wの落下、破損および基板Wの未処理部分の発生を防止することができる。その結果、コスト増加を抑制することができる。
第2の実施の形態においては、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3が検出手段に相当し、搬送アームbm4および基板支持部PSが基板支持手段に相当し、基板搬送ロボットCRが移動手段に相当し、位置決めピンT1,T2,T3,T4が修正手段および当接部材に相当し、制御部CLが制御手段に相当し、洗浄ユニットが処理部に相当する。
(基板Wの姿勢の検出方法の他の例)
図12は図1の基板処理装置100において基板Wの姿勢を検出する方法の他の例を示す斜視図であり、図13は基板Wの姿勢を検出する方法の他の例を示す平面図である。
図12および図13の例では、図5および図6の超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3の代りに、レーザ式距離測定センサ(レーザ式変位センサ)TS11,TS12,TS13が設けられている。レーザ式距離測定センサTS11,TS12,TS13は、図5および図6の例と同様に、図1の受け渡し部TPの上方に設置された固定台KDに固定される。これらのレーザ式距離測定センサTS11,TS12,TS13は、基板Wの外周部近傍における基板Wの上面までの距離を測定できるように配置されている。この場合、基板Wが正常に支持されている状態でレーザ式距離測定センサTS11,TS12,TS13の測定値D1,D2,D3が等しくなるように、レーザ式距離測定センサTS11,TS12,TS13が位置決めされている。
レーザ式距離測定センサTS11,TS12,TS13は、各々基板Wの上面までの距離を測定し、その測定値D1,D2,D3を図1の制御部CLに与える。
制御部CLは、レーザ式距離測定センサTS11の測定値D1、レーザ式距離測定センサTS12の測定値D2およびレーザ式距離測定センサTS13の測定値D3に基づいて基板Wの傾斜方向および傾斜角度を算出する。
基板Wの傾斜方向および傾斜角度の算出方法は、図5〜図7を用いて説明した方法と同様である。また、基板Wの傾斜姿勢を修正する方法は、図8および図9を用いて説明した方法と同様である。
なお、本例では、レーザ式距離測定センサTS11,TS12,TS13が検出手段に相当する。
図14は図12および図13のレーザ式距離測定センサTS11の構成および動作原理を説明するための模式図である。レーザ式距離測定センサTS12,TS13の構成および動作原理は、図14のレーザ式距離測定センサTS11の構成および動作原理と同様である。
図14に示されるように、レーザ式距離測定センサTS11は、レーザ光源401およびCCD(電荷結合素子)402を備える。レーザ光源401から出射されたレーザ光は、対象物OBに照射される。対象物OBからの反射光が受光レンズ403を通してCCD402の受光面により受光される。このレーザ式距離測定センサTS11においては、三角測距方式により対象物OBまでの距離を高い分解能(例えば0.1μm)で測定することができる。
図14に実線の矢印で示すように、対象物OBがレーザ式距離測定センサTS11に近い位置にある場合には、対象物OBへの入射光とCCD402への入射光とのなす角度θ1が大きくなる。一方、図14に点線の矢印で示すように、対象物OBがレーザ式距離測定センサTS11から遠い位置にある場合には、対象物OBへの入射光とCCD402への入射光とのなす角度θ2が小さくなる。それにより、レーザ式距離測定センサTS11から対象物OBまでの距離によりCCD402の受光面に形成される光スポットの位置が変化する。このレーザ式距離測定センサTS11は、CCD402の受光面上での光スポットの位置を検出することにより対象物OBまでの距離に比例した電圧信号を出力する。したがって、レーザ式距離測定センサTS11から出力される電圧信号に基づいて対象物OBまでの距離を測定することができる。
本例では、レーザ式距離測定センサTS11,TS12,TS13を用いて基板Wの上面までの距離を正確に測定することができる。そして、制御部CLは、レーザ式距離測定センサTS11,TS12,TS13から与えられる測定値D1〜D3に基づいて基板Wの傾斜姿勢を正確かつ容易に判定することができる。
この場合にも、制御部CLは、まず、基板Wの傾斜角度に基づいて基板Wの保持が不良であるかどうかを判定し、不良である場合には、基板Wの傾斜方向に基づいて、最適な方法で図8の位置決めピンT1〜T4に傾斜姿勢の基板Wを当接させることにより、基板Wの傾斜姿勢を容易に修正することができる。
なお、図10に示した例において超音波式距離測定センサTSRの代わりにレーザ式距離測定センサTS11を用いてもよい。
この場合にも、レーザ式距離測定センサTS11により基板Wの外周部の任意の複数位置における基板Wの上面までの距離を測定することができる。それにより、制御部CLは、基板Wの傾斜方向および傾斜角度をより正確に判定することができる。したがって、制御部CLは、より最適に基板Wの傾斜姿勢の是非を判定し、図8の位置決めピンT1〜T4を用いて基板Wの傾斜姿勢を修正することができる。
さらに、図11の基板処理装置100aにおいて洗浄ユニットMP3の超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3の代わりに、レーザ式距離測定センサTS11,TS12,TS13を用いてもよい。
この場合にも、洗浄ユニットMP3においてレーザ式距離測定センサTS11,TS12,TS13を用いて基板Wの上面までの距離を正確に測定することができる。それにより、制御部CLは、洗浄ユニットMPによる洗浄処理の前に基板Wの傾斜姿勢を容易に判定することができる。したがって、制御部CLは、洗浄ユニットMP3内の位置決めピンT1〜T4を用いて基板Wの傾斜姿勢を容易に修正することができる。
(基板Wの姿勢の検出方法のさらに他の例)
図15は図1の基板処理装置100において基板Wの姿勢を検出する方法のさらに他の例を示す斜視図であり、図16は基板Wの姿勢を検出する方法のさらに他の例を示す平面図である。
図15および図16の例では、図5および図6の超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3の代りに、マイクロ波式距離測定センサ(マイクロ波式変位センサ)TS21,TS22,TS23が設けられている。マイクロ波式距離測定センサTS21,TS22,TS23は、図5および図6の例と同様に、受け渡し部TPの上方に設置された固定台KDに固定される。これらのマイクロ波式距離測定センサTS21,TS22,TS23は、基板Wの外周部近傍における基板Wの上面までの距離を測定できるように配置されている。この場合、基板Wが正常に支持されている状態でマイクロ波式距離測定センサTS21,TS22,TS23の測定値D1,D2,D3が等しくなるように、マイクロ波式距離測定センサTS21,TS22,TS23が位置決めされている。
マイクロ波式距離測定センサTS21,TS22,TS23は、各々基板Wの上面までの距離を測定し、その測定値D1,D2,D3を制御部CLに与える。
制御部CLは、マイクロ波式距離測定センサTS21の測定値D1、マイクロ波式距離測定センサTS22の測定値D2およびマイクロ波式距離測定センサTS23の測定値D3に基づいて基板Wの傾斜方向および傾斜角度を算出する。
基板Wの傾斜方向および傾斜角度の算出方法は、図5〜図7を用いて説明した方法と同様である。また、基板Wの傾斜姿勢を修正する方法は、図8および図9を用いて説明した方法と同様である。
なお、本例では、マイクロ波式距離測定センサTS21,TS22,TS23が検出手段に相当する。
マイクロ波式距離測定センサは、Xバンド等のマイクロ波バンドの電波を対象物に発信するとともに、対象物により反射された電波を受信し、発信から受信までの時間差に基づいて対象物までの距離を測定する。
このマイクロ波式距離測定センサは、対象物までの距離に比例した電圧信号を出力する。したがって、マイクロ波式距離測定センサから出力される電圧信号に基づいて対象物までの距離を測定することができる。マイクロ波式距離測定センサによれば、不透明体のみならず透明体からなる対象物までの距離も正確に測定することができる。
本例では、マイクロ波式距離測定センサTS21,TS22,TS23を用いて基板Wの上面までの距離を正確に測定することができる。そして、制御部CLは、マイクロ波式距離測定センサTS21,TS22,TS23から与えられる測定値D1〜D3に基づいて基板Wの傾斜姿勢を正確かつ容易に判定することができる。
この場合にも、制御部CLは、まず、基板Wの傾斜角度に基づいて基板Wの保持が不良であるかどうかを判定し、不良である場合には、基板Wの傾斜方向に基づいて、最適な方法で図8の位置決めピンT1〜T4に傾斜姿勢の基板Wを当接させることにより、基板Wの傾斜姿勢を容易に修正することができる。
なお、図10に示した例において超音波式距離測定センサTSRの代わりにマイクロ波式距離測定センサTS21を用いてもよい。
この場合にも、マイクロ波式距離測定センサTS21により基板Wの外周部の任意の複数位置における基板Wの上面までの距離を測定することができる。それにより、制御部CLは、基板Wの傾斜方向および傾斜角度をより正確に判定することができる。したがって、制御部CLは、より最適に基板Wの傾斜姿勢の是非を判定し、図8の位置決めピンT1〜T4を用いて基板Wの傾斜姿勢を修正することができる。
さらに、図11の基板処理装置100aにおいて洗浄ユニットMP3の超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3の代わりに、マイクロ波式距離測定センサTS21,TS22,TS23を用いてもよい。
この場合にも、洗浄ユニットMP3においてマイクロ波式距離測定センサTS21,TS22,TS23を用いて基板Wの上面までの距離を正確に測定することができる。それにより、制御部CLは、洗浄ユニットMPによる洗浄処理の前に基板Wの傾斜姿勢を容易に判定することができる。したがって、制御部CLは、洗浄ユニットMP3内の位置決めピンT1〜T4を用いて基板Wの傾斜姿勢を容易に修正することができる。
(その他)
上述した実施の形態においては、基板Wの傾斜方向Hに基づいて基板Wの傾斜姿勢を修正する場合について説明したが、これに限定されず、制御部CLは、基板Wが傾斜姿勢にあると判定した場合に、位置決めピンT1〜T4のそれぞれ全てに基板Wの周縁を順に当接させて基板Wの傾斜姿勢を修正してもよい。
なお、上記実施の形態においては、位置決めピンT1〜T4に傾斜姿勢の基板Wを当接させることにより基板Wの傾斜姿勢を修正しているが、これに限らず、例えば、以下のようにインデクサロボットIRの搬送アームam4を用いた方法で基板Wの姿勢の修正を行ってもよい。まず、基板搬送ロボットCRの搬送アームbm4上で傾斜姿勢で保持されている基板Wを、インデクサロボットIRの搬送アームam4によって一時的に保持する。そして、超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3によって得られた基板Wの傾斜状態(傾斜方向Hや傾斜角度θ1)に基づいて搬送アームam4と搬送アームbm4との水平方向での相対位置を修正し、再びインデクサロボットIRの搬送アームam4から基板搬送ロボットCRの搬送アームbm4への基板Wの受け渡しを行ってもよい。
なお、搬送アームbm4が基板Wを支持していないときに超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3を用いて基板搬送ロボットCRの搬送アームbm4までの距離を測定することにより、搬送アームbm4の動作を調整してもよい。
上述した実施の形態においては、基板Wの傾斜方向Hが−X方向および+X方向である場合、位置決めピンT1〜T4に基板Wを当接させて基板Wの姿勢を修正しているが、例えば、基板Wの傾斜方向Hが−Y方向および+Y方向に近い場合を考慮して、さらに2〜4本の位置決めピンを、図8の基板Wから見て±Y方向に設け、この位置決めピンに基板Wを当接させてもよい。
なお、第2の実施の形態においては、洗浄ユニットMP3に超音波式距離測定センサTS1,TS2,TS3および位置決めピンT1〜T4を設けることとしたが、これに限定されず、超音波式距離測定センサおよび位置決めピンを他の洗浄ユニットMP1,MP2,MP4にも設けてよい。
さらに、上記の実施の形態においては、処理領域A,Bに処理ユニットとして複数の枚葉式の洗浄ユニットMP1〜MP4が配置されているが、これに限定されず、任意の処理ユニット、例えば、加熱処理を行うホットプレート、冷却処理を行うクーリングプレート、現像処理を行う回転式現像装置(スピンデベロッパ)、レジストの塗布処理を行う回転式塗布ユニット(スピンコータ)、レジストの剥離処理を行うレジスト剥離ユニット、有機金属等のポリマーを除去するポリマー除去ユニット等の種々の処理ユニットを任意に組み合わせて設けてもよい。
本発明は、種々の基板に処理を行うため等に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。 図1の基板処理装置におけるインデクサロボットおよび基板搬送ロボットの構成を示す平面図である。 インデクサロボットおよび基板搬送ロボットの受け渡し部における基板の受け渡し動作を説明するための平面図である。 インデクサロボットおよび基板搬送ロボットの受け渡し部における基板の受け渡し動作を説明するための側面図である。 超音波式距離測定センサを用いて基板の姿勢を検出する方法を示す斜視図である。 超音波式距離測定センサを用いて基板の姿勢を検出する方法を示す斜視図である。 基板の傾斜方向と傾斜角度とを算出する方法の説明図である。 基板の傾斜姿勢を修正する方法を示す斜視図である。 基板の傾斜姿勢を修正する過程を示す平面図である。 超音波式距離測定センサにより基板の傾斜姿勢を検出する方法の他の例を示す斜視図である。 第2の実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。 図1の基板処理装置において基板の姿勢を検出する方法の他の例を示す斜視図である。 基板の姿勢を検出する方法の他の例を示す平面図である。 図12および図13のレーザ式距離測定センサの構成および動作原理を説明するための模式図である。 図1の基板処理装置において基板の姿勢を検出する方法のさらに他の例を示す斜視図である。 基板の姿勢を検出する方法のさらに他の例を示す平面図である。 従来の基板処理装置の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 カセット
100 基板処理装置
W 基板
MP1,MP2,MP3,MP4 枚葉式の洗浄ユニット
IR インデクサロボット
CR 基板搬送ロボット
CL 制御部
IRH インデクサロボット本体
am1,am2,am3,bm1,bm2,bm3 搬送アーム
PS 基板支持部
R1,R2,R3,R4 回転駆動部
CRH 基板搬送ロボット本体
TS1,TS2,TS3 超音波式距離測定センサ
LS1,LS2,LS3,LSR 光学式測長センサ
bm4 略馬蹄形状の搬送アーム
TP 受け渡し部
SL シリンダ
SH シャッタ
T1,T2,T3,T4 位置決めピン
TS11,TS12,TS13 レーザ式距離測定センサ
TS21,TS22,TS23 マイクロ波式距離測定センサ
PS1,PS2,PS3,PS4 平面
PSD 基板支持台
PSB 基板支持棒

Claims (19)

  1. 水平面に対する基板の傾斜状態を検出する基板検出装置であって、
    基板を支持する支持手段と、
    前記支持手段に支持された基板の表面までの距離を測定することにより基板の前記傾斜状態を検出する検出手段とを備えたことを特徴とする基板検出装置。
  2. 前記検出手段は、超音波式距離測定センサを含むことを特徴とする請求項1記載の基板検出装置。
  3. 前記検出手段は、レーザ式距離測定センサを含むことを特徴とする請求項1記載の基板検出装置。
  4. 前記検出手段は、マイクロ波式距離測定センサを含むことを特徴とする請求項1記載の基板検出装置。
  5. 前記検出手段は、前記支持手段に支持された基板の表面の少なくとも3つの測定地点までの距離を測定することにより前記少なくとも3つの測定地点の空間座標を算出し、算出された空間座標に基づいて基板の傾斜状態を検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板検出装置。
  6. 前記検出手段は、
    前記支持手段にほぼ水平に支持された基板の表面までの距離を基準値として予め測定した後に、前記支持手段に支持された基板の表面までの距離を測定値として測定しする距離測定センサと、
    前記距離測定センサにより得られた基準値と前記距離測定センサにより得られた測定値との差に基づいて基板の傾斜状態を判定する判定手段とを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の基板検出装置。
  7. 前記検出手段は、前記支持手段に支持された基板の表面までの距離を測定する3つ以上の距離測定センサを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の基板検出装置。
  8. 前記検出手段は、
    前記支持手段に支持された基板の表面までの距離を測定する距離測定センサと、
    前記距離測定センサを前記支持手段により支持される基板に対して相対的に移動させる移動手段とを含むことを特徴とする請求項2記載の基板検出装置。
  9. 前記検出手段は、前記支持手段により支持される基板の傾斜状態として基板の傾斜の有無を検出することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の基板検出装置。
  10. 前記検出手段は、前記支持手段により支持される基板の傾斜状態として基板の傾斜の方向を検出することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の基板検出装置。
  11. 前記検出手段は、前記支持手段により支持される基板の傾斜状態として基板の傾斜の角度を検出することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の基板検出装置。
  12. 前記検出手段により検出された角度が所定値以上の場合に基板の傾斜状態が異常であると判定する判定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項11記載の基板検出装置。
  13. 前記検出手段により検出された基板の傾斜状態に基づいて前記支持手段により支持される基板の状態を修正する修正手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の基板検出装置。
  14. 前記修正手段は、
    当接部材と、
    前記支持手段により支持された基板を前記当接部材に当接させることにより前記支持手段により支持された基板の傾斜状態を修正する制御手段とを含むことを特徴とする請求項13記載の基板検出装置。
  15. 基板を搬送する基板搬送装置であって、
    上記請求項1〜14のいずれかに記載の基板検出装置を備えたことを特徴とする基板搬送装置。
  16. 基板に処理を行う基板処理装置であって、
    基板を支持して処理する処理部と、
    前記処理部と所定位置との間で基板を支持して搬送する搬送手段と、
    前記処理部または前記搬送手段により支持された基板の表面までの距離を測定することにより水平面に対する基板の傾斜状態を検出する検出手段とを備えたことを特徴とする基板処理装置。
  17. 水平面に対する基板の傾斜状態を検出する基板検出方法であって、
    基板を支持する工程と、
    前記支持された基板の表面までの距離を測定することにより基板の傾斜状態を検出する工程とを備えたことを特徴とする基板検出方法。
  18. 基板を搬送する基板搬送方法であって、
    基板を搬送する際に上記請求項1〜14のいずれかに記載の基板検出装置を用いて水平面に対する基板の傾斜状態を検出することを特徴とする基板搬送方法。
  19. 基板に処理を行う基板処理方法であって、
    処理部において支持された基板に処理を行う工程と、
    前記処理部と所定位置との間で基板を搬送手段により支持して搬送する工程と、
    前記搬送手段または前記処理部において支持された基板の表面までの距離を測定することにより水平面に対する基板の傾斜状態を検出する工程とを備えたことを特徴とする基板処理方法。
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