JP2005024689A - 音楽再生装置及びその演奏待ち情報通知システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カラオケ装置10の中央演算処理装置26は、RAM30に記憶された複数の予約された演奏曲のうち所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を携帯用通信端末50に送信する予約情報送信手段100を含み、その携帯用通信端末50の制御部70は、予約情報送信手段100により送信された所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏待ち情報を表示させる演奏待ち情報表示手段108を含むことから、RAM30に記憶された複数の予約された演奏曲に変更が生じた場合であっても携帯用通信端末50を介してその変更を踏まえた情報を通知することができる。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラオケ装置をはじめとする音楽再生装置の演奏待ち情報通知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の演奏曲のうちから選択された所望の演奏曲を出力させる音楽再生装置が知られている。例えば、カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置がそれである。斯かるカラオケ装置によれば、予め記憶装置に記憶された複数の演奏曲から選択された所望の演奏曲の曲情報を出力させると共に、その演奏曲の歌詞情報を含む映像をその出力に同期して画面に表示させることで、所望の歌のカラオケ演奏を楽しむことができる。
【0003】
ところで、一般的なカラオケ装置では、演奏予約として複数の選曲番号を受け付け、その受付順(予約順)に演奏曲を出力させる。カラオケ装置に予約された演奏曲の曲数は、フロント操作パネルの表示部や映像再生装置に表示されるが、斯かる表示だけでは新たに予約される演奏曲の演奏開始までの時間や演奏開始予定時刻を把握することが難しい。そこで、新たに予約される演奏曲の演奏開始までの時間或いは演奏開始予定時刻を通知する技術が開発されている。例えば、特許文献1に記載された次予約曲情報機能付きカラオケ装置がそれである。このカラオケ装置のハードディスクには、カラオケ演奏曲毎に少なくとも識別情報、演奏情報、及び演奏時間情報を含む曲情報が記憶されており、操作パネル等により予約操作が実行されると、その時点において予約されている演奏曲の各演奏時間情報に基づいて新たに予約される演奏曲の演奏開始までの時間或いは演奏開始予定時刻が算出されて通知される。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−115090号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の技術により通知される演奏開始までの時間や演奏開始予定時刻は、あくまで対象となる演奏曲が予約された時点における情報であり、その演奏曲が予約された後に割り込み予約が実行されたり、カラオケ演奏が中途で中断されること等により意味のない情報となり、対象となる演奏曲の演奏開始までの時間や演奏開始予定時刻が分からなくなる可能性があった。とりわけ、比較的大人数でカラオケ演奏を楽しむ場合にはその傾向が顕著であり、対象となる演奏曲の演奏開始までの時間や演奏開始予定時刻等の演奏待ち情報を確実に把握させられる技術が求められていた。
【0006】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、対象となる演奏曲の演奏開始までの時間や演奏開始予定時刻等の演奏待ち情報を確実に把握させられる音楽再生装置及びその演奏待ち情報通知システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための第1の手段】
斯かる目的を達成するために、本第1発明の要旨とするところは、携帯用通信端末の入力操作により予約された所定の演奏曲を含む予約された複数の演奏曲を記憶する記憶装置を備え、その記憶装置に記憶された複数の演奏曲を順次出力させる音楽再生装置であって、その記憶装置に記憶された複数の予約された演奏曲のうち前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信する予約情報送信手段を含むことを特徴とするものである。
【0008】
【第1発明の効果】
このようにすれば、前記記憶装置に記憶された複数の予約された演奏曲のうち前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信する予約情報送信手段を含むことから、対象となる演奏曲の演奏開始までの時間や演奏開始予定時刻等の演奏待ち情報を確実に把握させられる音楽再生装置を提供することができ、例えば、前記記憶装置に記憶された複数の予約された演奏曲に変更が生じた場合であっても、前記携帯用通信端末を介してその変更を踏まえた情報を通知することができる。
【0009】
【第1発明の他の態様】
ここで、好適には、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏開始までの時間を算出する演奏待ち時間算出手段を含み、前記予約情報送信手段は、その演奏待ち時間算出手段により算出された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間を前記携帯用通信端末に送信するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏開始までの時間を確実に把握させられるという利点がある。
【0010】
また、好適には、前記予約情報送信手段は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数を前記携帯用通信端末に送信するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏開始までに控える演奏待ち曲数を確実に把握させられるという利点がある。
【0011】
また、好適には、演奏曲の演奏が終了したか否かを判定する演奏終了判定手段を含み、前記予約情報送信手段は、その演奏終了判定手段の判定が肯定される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏待ち情報を更に確実に把握させられるという利点がある。
【0012】
また、好適には、前記予約情報送信手段は、前記携帯用通信端末により所定の更新操作が実行される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報をその携帯用通信端末に送信するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏待ち情報を更に確実に把握させられるという利点がある。
【0013】
また、好適には、前記予約情報送信手段は、所定時間が経過する毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏待ち情報を更に確実に把握させられるという利点がある。
【0014】
【課題を解決するための第2の手段】
また、前記目的を達成するために、本第2発明の要旨とするところは、携帯用通信端末の入力操作により予約された所定の演奏曲を含む予約された複数の演奏曲を記憶する記憶装置を備え、その記憶装置に記憶された複数の演奏曲を順次出力させる音楽再生装置の演奏待ち情報通知システムであって、その音楽再生装置は、前記記憶装置に記憶された複数の予約された演奏曲のうち前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信する予約情報送信手段を含み、前記携帯用通信端末は、その予約情報送信手段により送信された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏待ち情報を表示させる演奏待ち情報表示手段を含むことを特徴とするものである。
【0015】
【第2発明の効果】
このようにすれば、前記音楽再生装置は、前記記憶装置に記憶された複数の予約された演奏曲のうち前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信する予約情報送信手段を含み、前記携帯用通信端末は、その予約情報送信手段により送信された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏待ち情報を表示させる演奏待ち情報表示手段を含むことから、対象となる演奏曲の演奏開始までの時間や演奏開始予定時刻等の演奏待ち情報を確実に把握させられる音楽再生装置の演奏待ち情報通知システムを提供することができ、例えば、前記記憶装置に記憶された複数の予約された演奏曲に変更が生じた場合であっても前記携帯用通信端末を介してその変更を踏まえた情報を通知することができる。
【0016】
【第2発明の他の態様】
ここで、好適には、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏開始までの時間を算出する演奏待ち時間算出手段を含み、前記演奏待ち情報表示手段は、その演奏待ち時間算出手段により算出された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間を表示させるものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏開始までの時間を確実に把握させられるという利点がある。
【0017】
また、好適には、前記演奏待ち情報表示手段は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数を表示させるものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏開始までに控える演奏待ち曲数を確実に把握させられるという利点がある。
【0018】
また、好適には、前記演奏待ち情報表示手段は、前記予約情報送信手段により送信された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末が受信する毎に前記所定の演奏曲の演奏待ち情報の表示を更新するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の最新の演奏待ち情報を把握させられるという利点がある。
【0019】
また、好適には、前記音楽再生装置は、演奏曲の演奏が終了したか否かを判定する演奏終了判定手段を含み、前記予約情報送信手段は、その演奏終了判定手段の判定が肯定される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏待ち情報を更に確実に把握させられるという利点がある。
【0020】
また、好適には、前記携帯用通信端末は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報の更新を前記音楽再生装置に要求する更新要求手段を含み、前記予約情報送信手段は、その更新要求手段により更新が要求される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏待ち情報を更に確実に把握させられるという利点がある。
【0021】
また、好適には、前記予約情報送信手段は、所定時間が経過する毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏待ち情報を更に確実に把握させられるという利点がある。
【0022】
また、好適には、前記携帯用通信端末は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏開始が接近したことを通知する演奏開始接近通知手段を含むものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏開始が間近であることを確実に把握させられるという利点がある。
【0023】
また、好適には、前記演奏開始接近通知手段は、前記演奏待ち時間算出手段により算出された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間が所定時間以下である場合にその所定の演奏曲の演奏開始が接近したことを通知するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏開始が間近であることを更に確実に把握させられるという利点がある。
【0024】
また、好適には、前記携帯用通信端末は、振動を発生させるバイブレータ部を備えており、前記演奏開始接近通知手段は、そのバイブレータ部の振動により前記所定の演奏曲の演奏開始が接近したことを通知するものである。このようにすれば、対象となる演奏曲の演奏開始が間近であることを更に確実に把握させられるという利点がある。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明が適用される音楽再生装置であるカラオケ装置10の構成を説明するブロック線図である。このカラオケ装置10は、CRT等の映像表示装置12と、背景映像再生装置としてのディスクプレーヤ14と、映像合成装置としてのビデオミキサ16と、アンプミキサ18と、スピーカ20と、音声入力装置としてのマイク22と、操作パネル24と、中央演算処理装置であるCPU26、ROM28、記憶装置としてのRAM30及びハードディスク32、ターミナルアダプタ34、CRTコントローラ36、上記操作パネル24やリモコン受信部42からの入力信号を処理する入出力インターフェイス38、演奏情報を生成して出力するためのシンセサイザ40、遠隔操作装置からのリモコン信号を受信するためのリモコン受信部42、及びブルートゥースモジュール44とを、備えて構成されている。
【0027】
上記中央演算処理装置26は、上記ROM28に記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂コンピュータであり、所定のカラオケ演奏曲が選曲された場合、上記ハードディスク32から上記RAM30に選曲されたカラオケ演奏曲のタイトル情報、曲情報、歌詞文字映像情報、及び背景映像指定情報等を読み出したり、カラオケ演奏曲の演奏が進行するのに応じてそのRAM30から上記シンセサイザ40へ曲情報を送信したり、歌詞文字映像情報に基づいて歌詞文字映像を生成して上記CRTコントローラ36へ送ったり、選曲時にはタイトル情報に基づいて曲名文字映像を生成して上記CRTコントローラ36へ送ったり、上記ディスクプレーヤ14の制御をする等の基本的な制御を実行する。
【0028】
前記操作パネル24は、ユーザが歌いたいカラオケ演奏曲を選択したり、演奏曲の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、顧客を識別するために顧客毎に設定された顧客IDを入力したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための操作釦(スイッチ)或いはツマミを備えた入力装置である。また、前記カラオケ装置10には、前記操作パネル24の一部機能を遠隔で実行するための遠隔操作装置として機能するリモコン48が備えられており、前記リモコン受信部42は、そのリモコン48から送信されるリモコン信号を受信して前記中央演算処理装置26へ供給する。
【0029】
前記ディスクプレーヤ14は、ユーザが歌詞を参照しながら歌を歌う際に前記映像表示装置12に表示される背景映像(NTSC映像)を記憶したCDやDVDを再生する背景映像再生装置である。また、前記ビデオミキサ16は、前記ハードディスク32から読み出された歌詞文字映像情報に基づいて前記中央演算処理装置26において生成され且つ前記CRTコントローラ36から出力される歌詞文字映像と、前記ディスクプレーヤ14から送られる背景映像とを合成して前記映像表示装置12に表示させる映像合成装置である。
【0030】
前記シンセサイザ40は、前記ハードディスク32から読み出されて送られて来る演奏曲の曲情報に基づき、楽器の演奏信号等の音楽信号を生成する音源である。生成された音楽信号は、アナログ信号に変換されて前記アンプミキサ18へ送られる。そのアンプミキサ18では、送られてきた音楽信号と前記マイク22を介して入力されるユーザの歌声とがミキシングされ、それらの信号が電気的に増幅されて前記スピーカ20から出力される。
【0031】
前記ブルートゥースモジュール44は、同様にブルートゥースモジュールを有する携帯用通信端末(携帯電話)50等の機器から送信されたブルートゥース信号を受信して前記中央演算処理装置26へ供給すると共に、その中央演算処理装置26から出力されたブルートゥース信号を送信する送受信装置である。
【0032】
図2は、上記携帯用通信端末50の操作部52を説明する図である。この図2に示すように、上記携帯用通信端末50における折り畳まれることで相対向する1対の面には、入力釦(スイッチ)として機能する12個の文字入力釦54、開始釦56、電源釦58、左右上下の移動釦60、メール釦62、クリア釦64、決定釦66、及び映像表示装置として機能する表示部68が設けられている。
【0033】
上記文字入力釦54は、所望する文字を入力するための釦(スイッチ)であり、その文字入力釦54が押されることにより、また必要に応じて所定の文字変換操作が行われることにより、所望する文字が上記表示部68に表示される。上記開始釦56は、電話をかけたりメールを送信したりするための釦であり、上記表示部68に所定の電話番号が表示されている際にその開始釦56が押されることにより、その電話番号に電話をかけられる。また、その表示部68に所定のメールアドレスが表示されている際にその開始釦56が押されることにより、そのメールアドレスにメールが送信される。上記電源釦58は、通話を中止したり電源を入れたりするための釦であり、通話中にその電源釦58が押されることにより、その通話が中止される。また、電源がオフである際にその電源釦58が押されることにより、電源がオンの状態となる。上記移動釦60は、上記表示部68に表示されるカーソルを左右上下に移動させるため等に押される釦である。上記メール釦62は、メール管理モードに入るため等に押される釦である。上記クリア釦64は、上記表示部68に表示された文字を消すため等に押される釦である。上記決定釦66は、上記表示部68に表示された内容で各種設定の項目を決定したり、文字変換を決定したりするため等に押される釦である。
【0034】
図3は、前記携帯用通信端末50の構成を説明するブロック線図である。この図3に示す制御部70は、予めROM72に記憶されたプログラムに従って入力信号を処理し、前記操作部52からの入力に従って文字入力が実行されるように制御したり、前記操作部52から入力された電話番号に従って通信或いは通話チャンネルを成立させると共に相互の通信或いは通話が可能となるように制御したり、メールの作成及び送受信の制御を実行したりする。通話状態においては、アンテナ74aを介して送受信部76に受けた通話信号等がモデム部78を介して音声コーディック部80においてデジタルコード信号から音声信号に変換され、アナログフロントエンド82により音声出力器(スピーカ)84が駆動されて音声が出力される。同時に、マイクロホン86により音声から変換された音声信号が上記アナログフロントエンド82を介して上記音声コーディック部80に送られてそこでデジタル信号に変換され、上記モデム部78、送受信部76、及びアンテナ74aを介して送信される。また、通信状態において、上記制御部70は、前記操作部52から入力された信号を通信先へ送信すると同時に、通信先から受信された信号を前記表示部68に表示させる。また、他の通信端末からの着信があったと判定される場合には、予め記憶部(フラッシュROM)88に記憶された呼出音情報に基づいて所定の呼出音を上記スピーカ84から出力させるようにメロディー発生器90を駆動させたり、呼出音非発信モードにおいてはバイブレータ部92を駆動させて振動を発生させたりする。また、前記携帯用通信端末50には、前記リモコン48と同様に前記操作パネル24の機能を遠隔的に実行するためのリモコン信号を送信するリモコン送信部94と、ブルートゥース信号を送受信するためのブルートゥースモジュール96及びそのアンテナ74bとが設けられており、前記カラオケ装置10を遠隔操作するための遠隔操作装置として機能する。
【0035】
図1に戻って、前記ハードディスク32にはカラオケデータベースが、前記RAM30には予約曲データベースがそれぞれ設けられている。このカラオケデータベースは、多数のカラオケ演奏曲をMIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式で記憶するデータベースであり、その曲の選曲番号、曲名、背景映像指定情報、曲情報、及び歌詞文字映像情報等が記憶されるようになっている。また、上記予約曲データベースは、前記操作パネル24、リモコン48、又は携帯用通信端末50の入力操作により予約された複数の演奏曲(予約曲)の選曲番号を記憶するデータベースであり、それら予約曲の選曲番号が演奏順(予約順)に記憶されるようになっている。
【0036】
前記ターミナルアダプタ34は、前記カラオケ装置10を公衆電話回線、有線放送用ケーブル、又は光ファイバ等による通信回線46に接続するための装置である。カラオケボックス等の店舗にそれぞれ備えられた複数のカラオケ装置10は、上記通信回線46を介して図示しないカラオケサービス提供会社のホストサーバに接続されており、それら複数のカラオケ装置10によって常に新しい曲が演奏可能とされるように、随時新曲のカラオケ情報等が上記通信回線46を介してダウンロードされ、前記ハードディスク32のカラオケデータベース等に記憶されるようになっている。すなわち、前記カラオケ装置10は、電気通信回線を通じて各種情報の送受信を実行し得る通信カラオケ装置である。
【0037】
図4は、前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26及び前記携帯用通信端末50の制御部70の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図4に示す選曲情報入力手段98は、前記ハードディスク32のカラオケデータベースに記憶された複数の演奏曲のうちから所望の演奏曲を選曲するための選曲情報を入力する。具体的には、前記携帯用通信端末50の操作部52により所望の演奏曲の選曲番号を入力する。この選曲情報入力手段98により入力された選曲番号は、前記リモコン送信部94からリモコン信号として送信され、前記カラオケ装置10のリモコン受信部42により受信されて前記中央演算処理装置26へ供給される。また、この選曲情報入力手段98により入力された選曲番号は、前記記憶部88に記憶されるようになっている。
【0038】
予約情報送信手段100は、前記RAM30の予約曲データベースに記憶された複数の予約された演奏曲のうち前記携帯用通信端末50の入力操作すなわち上記選曲情報入力手段98により予約された所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記ブルートゥースモジュール44からブルートゥース信号として送信する。この予約情報送信手段100により送信された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報は、前記携帯用通信端末50のブルートゥースモジュール96により受信されて前記制御部70へ供給される。前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の情報とは、その所定の演奏曲の演奏開始までの予定時間や演奏開始までの間に予約されている演奏曲の曲数等、前記所定の演奏曲の出力時期に関する情報であり、上記予約情報送信手段100は、換言すれば、前記所定の演奏曲の出力時期に関する情報を前記携帯用通信端末50に送信する出力時期情報送信手段である。
【0039】
演奏待ち時間算出手段102は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏開始までの時間を算出する。具体的には、前記ハードディスク32のカラオケデータベースから前記RAM30の予約曲データベースに記憶された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の各演奏曲の演奏時間を読み出して、それらの演奏時間の合計を前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間として算出する。上記予約情報送信手段100は、好適には、上記演奏待ち時間算出手段102により算出された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間を前記携帯用通信端末50に送信する。また、好適には、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数を前記携帯用通信端末50に送信する。
【0040】
演奏終了判定手段104は、前記カラオケ装置10による演奏曲の演奏が終了したか否かを判定する。この演奏曲の終了には中途の演奏中断を含む。前記予約情報送信手段100は、好適には、上記演奏終了判定手段104の判定が肯定される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末50に送信する。また、好適には、所定時間が経過する毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末50に送信する。
【0041】
更新要求手段106は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報の更新を前記カラオケ装置10に要求する。この更新要求手段106による要求は、前記ブルートゥースモジュール96からブルートゥース信号として送信され、前記カラオケ装置10のブルートゥースモジュール44により受信されて前記中央演算処理装置26へ供給される。前記予約情報送信手段100は、好適には、上記更新要求手段106により更新が要求される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末50に送信する。
【0042】
演奏待ち情報表示手段108は、前記予約情報送信手段100により送信された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏待ち情報を前記表示部68に表示させる。例えば、前記所定の演奏曲の演奏開始までの予定時間や演奏開始までの間に予約されている演奏曲の曲数等、前記所定の演奏曲の出力時期に関する情報を表示させる。すなわち、上記演奏待ち情報表示手段108は、換言すれば、前記所定の演奏曲の出力時期に関する情報を表示させる出力時期情報表示手段である。
【0043】
時間計測手段110は、前記予約情報送信手段100により送信された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間が前記ブルートゥースモジュール96により受信されてからの経過時間を計測する。好適には、前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間をカウントダウンする。上記演奏待ち情報表示手段108は、好適には、上記時間計測手段110によりカウントダウンされる前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間を前記表示部68に表示させる。
【0044】
演奏開始接近通知手段112は、上記時間計測手段110により計測される前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間が所定時間(例えば3分)未満となった場合にその所定の演奏曲の演奏開始が接近していることを通知する。好適には、前記バイブレータ部92により振動を発生させる。また、好適には、前記演奏待ち情報表示手段108により前記所定の演奏曲の演奏開始が接近している旨を前記表示部68に表示させる。
【0045】
呼出音出力禁止手段114は、前記予約情報送信手段100により送信された情報に基づいて前記カラオケ装置10による前記所定の演奏曲の出力に際して呼出音の出力を禁止する。好適には、前記携帯用通信端末50を留守番モードやマナーモード等の呼出音非発信モードに設定する。また、好適には、前記携帯用通信端末50の電源を切る。
【0046】
上記呼出音出力禁止手段114は、好適には、前記カラオケ装置10による前記所定の演奏曲の出力の所定時間前例えば3分前から呼出音の出力を禁止する。また、好適には、前記カラオケ装置10による前記所定の演奏曲の出力が終了した後、呼出音の出力の禁止を解除する。また、好適には、前記カラオケ装置10による前記所定の演奏曲の出力が開始されてから所定時間(例えば10分)が経過した場合には、呼出音の出力の禁止を解除する。
【0047】
図5は、前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26による制御作動の要部を説明するフローチャート、図6は、前記携帯用通信端末50の制御部70による制御作動の要部を説明するフローチャートであり、何れも所定の周期で繰り返し実行されるものである。また、図7は、本実施例の演奏待ち情報通知作動を説明するタイムチャートである。以下、これらの図を用いて本実施例の演奏待ち情報通知システムについて説明する。
【0048】
図5に示す前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26による制御作動では、先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)SA1において、前記操作パネル24やリモコン受信部42からの入力が前記入出力インターフェイス38を介して受け付けられる。次に、SA2において、前記操作パネル24やリモコン受信部42からの入力が実行されたか否かが判断される。このSA2の判断が否定される場合には、SA16において、前記ブルートゥースモジュール44により前記携帯用通信端末50からのブルートゥース信号が受信された後、SA17において、前記携帯用通信端末50からの更新要求が受信されたか否かが判断されるが、SA2の判断が肯定される場合には、SA3にて、選曲番号の入力が実行されたか否かが判断される。このSA3の判断が否定される場合には、SA9において、前記RAM30の予約曲データベースに記憶された演奏待ち曲の削除が実行されたか否かが判断されるが、SA3の判断が肯定される場合には、SA4において、前記携帯用通信端末50を識別するための携帯ID付きの入力が実行されたか否かが判断される。このSA4の判断が否定される場合には、SA8において、入力された選曲番号が前記RAM30の予約曲データベースに記憶された演奏待ち曲リストの最終項(演奏順での最後)に加えられた後、本ルーチンが終了させられるが、SA4の判断が肯定される場合には、SA5において、入力された選曲番号及び携帯IDが前記RAM30の予約曲データベースに記憶された演奏待ち曲リストの最終項に加えられた後、SA6において、入力された選曲番号に対応する演奏曲(対象曲)が出力されるまでの間の演奏曲の曲数及びそれら各演奏曲の選曲番号がその演奏待ち曲リストから調べられ、それら各演奏曲の演奏時間が前記ハードディスク32のカラオケデータベースから読み出されると共に、それら各演奏曲の演奏時間の合計が対象曲の演奏開始までの時間すなわち演奏待ち時間として算出される。そして、SA7において、図7に示すように、曲名等の対象曲の情報、対象曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数、それら各演奏曲の選曲番号、それら各演奏曲の演奏時間、及び対象曲の演奏開始までの待ち時間、及びカラオケ装置10の装置IDが前記ブルートゥースモジュール44からブルートゥース信号として選曲番号に付加された携帯IDにて識別される携帯用通信端末50へ送信された後、本ルーチンが終了させられる。
【0049】
SA9の判断が否定される場合、すなわち前記RAM30の予約曲データベースに記憶された演奏待ち曲の削除が実行されなかった場合には、SA13において、割り込み選曲入力が実行されたか否かが判断されるが、SA9の判断が肯定される場合には、SA10において、指定の演奏曲が前記RAM30の予約曲データベースに記憶された演奏待ち曲リストから削除された後、SA11において、対象曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数及びそれら各演奏曲の選曲番号がその演奏待ち曲リストから調べられ、それら各演奏曲の演奏時間が前記ハードディスク32のカラオケデータベースから読み出されると共に、それら各演奏曲の演奏時間の合計が対象曲の演奏開始までの待ち時間として算出される。そして、SA12において、対象曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数、それら各演奏曲の選曲番号、それら各演奏曲の演奏時間、及び対象曲の演奏開始までの待ち時間、及びカラオケ装置10の装置IDが前記ブルートゥースモジュール44からブルートゥース信号として携帯IDを有する各携帯用通信端末50へ送信された後、本ルーチンが終了させられる。SA13の判断が肯定される場合、すなわち割り込み選曲入力が実行された場合には、SA14において、割り込み選曲入力された演奏曲の選曲番号が前記RAM30の予約曲データベースに記憶された演奏待ち曲リストに加えられた後、SA11以下の処理が再び実行されるが、SA13の判断が否定される場合、すなわち割り込み選曲入力が実行されなかった場合には、SA15において、その他の処理が実行された後、本ルーチンが終了させられる。
【0050】
SA17の判断が否定される場合、すなわち前記携帯用通信端末50からの更新要求が受信されなかった場合には、SA20において、カラオケ演奏中であるか否かが判断されるが、SA17の判断が肯定される場合、すなわち前記携帯用通信端末50からの更新要求が受信された場合には、SA18において、更新要求に付加された携帯IDに対応する対象曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数及びそれら各演奏曲の選曲番号が前記RAM30の予約曲データベースに記憶された演奏待ち曲リストから調べられ、それら各演奏曲の演奏時間が前記ハードディスク32のカラオケデータベースから読み出されると共に、それら各演奏曲の演奏時間の合計が対象曲の演奏開始までの待ち時間として算出される。そして、SA19において、図7に示すように、対象曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数、それら各演奏曲の選曲番号、それら各演奏曲の演奏時間、及び対象曲の演奏開始までの待ち時間、及びカラオケ装置10の装置IDが前記ブルートゥースモジュール44からブルートゥース信号として更新要求に付加された携帯IDにて識別される携帯用通信端末50へ送信された後、本ルーチンが終了させられる。
【0051】
SA20の判断が肯定される場合、すなわちカラオケ演奏中である場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SA20の判断が否定される場合、すなわちカラオケ演奏中ではない場合には、SA21において、前記RAM30の予約曲データベースに記憶された演奏待ち曲リストに演奏待ち曲がないか否かが判断される。このSA21の判断が肯定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SA21の判断が否定される場合には、SA22において、カラオケ演奏が終了させられたか否かが判断される。このSA22の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SA22の判断が肯定される場合には、SA23において、携帯IDが付加された演奏曲すなわち携帯IDと共に選曲番号が入力された演奏曲のカラオケ演奏が終了させられたか否かが判断される。このSA23の判断が肯定される場合には、SA24において、その終了させられた演奏曲に付加された携帯ID、カラオケ演奏の終了を通知するための演奏終了信号、その終了させられた演奏曲の選曲番号、及びカラオケ装置IDが前記ブルートゥースモジュール44からブルートゥース信号としてその携帯IDで識別される携帯用通信端末50を含む各携帯用通信端末50へ送信された後、SA26において、指定された演奏曲が前記RAM30の予約曲データベースに記憶された演奏待ち曲リストから削除される。そして、SA27において、その演奏待ち曲リストにおける次の演奏曲のカラオケ演奏が開始された後、本ルーチンが終了させられる。SA23の判断が否定される場合には、SA25において、図7に示すように、カラオケ演奏の終了を通知するための演奏終了信号、その終了させられた演奏曲の選曲番号、及びカラオケ装置IDがが前記ブルートゥースモジュール44からブルートゥース信号として各携帯用通信端末50へ送信された後、SA26以下の処理が再び実行される。以上の制御において、SA7、SA12、SA19、SA24、及びSA25が前記予約情報送信手段100に、SA6、SA11、及びSA18が前記演奏待ち時間算出手段102に、SA22及びSA23が前記演奏終了判定手段104にそれぞれ対応する。
【0052】
図6に示す前記携帯用通信端末50の制御部70による制御作動では、先ず、SB1において、前記操作部52からの入力が受け付けられる。図8は、この時点において前記表示部68に表示される選曲入力待ち画面である。次に、SB2において、前記操作部52からの入力が実行されたか否かが判断される。このSB2の判断が否定される場合には、SB8において、予約情報の自動更新時であるか否かが判断されるが、SB2の判断が肯定される場合には、SB3において、選曲操作すなわち選曲番号の入力が実行されたか否かが判断される。このSB3の判断が否定される場合には、SB11において、予約情報の更新要求操作が実行されたか否かが判断されるが、SB3の判断が肯定される場合には、SB4において、入力された選曲番号に携帯IDが付加されて前記リモコン送信部94からリモコン信号として送信され、SB5において、送信された選曲番号及び送信時刻が前記記憶部88に記憶された後、SB6において、選曲受付待ちフラグが立てられる。そして、SB7において、演奏待ち時間表示フラグが立てられた後、本ルーチンが終了させられる。
【0053】
SB8の判断が否定される場合、すなわち予約情報の自動更新時ではない場合には、SB13において、前記ブルートゥースモジュール96からのブルートゥース信号の入力が受け付けられた後、SB14において、ブルートゥース信号の入力が受信されたか否かが判断されるが、SB8の判断が肯定される場合、すなわち予約情報の自動更新時である場合には、SB9において、更新要求を表す携帯IDが前記ブルートゥースモジュール44からブルートゥース信号として前記カラオケ装置10へ送信され、SB10において、更新待ちフラグが立てられた後、本ルーチンが終了させられる。SB11の判断が否定される場合、すなわち予約情報の更新要求操作が実行されなかった場合には、SB12において、その他の処理が実行された後、本ルーチンが終了させられるが、SB11の判断が肯定される場合、すなわち予約情報の更新要求操作が実行された場合には、SB9以下の処理が再び実行される。
【0054】
SB14の判断が否定される場合、すなわちブルートゥース信号の入力が受信されなかった場合には、SB31において、内部タイマの残り時間が確認された後、SB32において、内部タイマの残り時間が3分前であるか否かが判断されるが、SB14の判断が肯定される場合、すなわちブルートゥース信号の入力が受信された場合には、SB15において、携帯IDが付加されたブルートゥース信号の入力でありその携帯IDが自らの携帯IDと一致するか否かが判断される。このSB15の判断が否定される場合には、SB28において、カラオケ演奏の終了を通知するための演奏終了信号が受信されたか否かが判断されるが、SB15の判断が肯定される場合には、SB16において、自らの携帯IDと一致する携帯IDが付加された演奏曲(対象曲)の演奏終了信号が受信されたか否かが判断される。このSB16の判断が肯定される場合には、SB17において、留守番モードが解除され、SB18において、演奏中フラグが消された後、本ルーチンが終了させられるが、SB16の判断が否定される場合には、SB19において、選曲入力が受け付けられて各種情報が前記ブルートゥースモジュール96からブルートゥース信号として受信されたか否かが判断される。このSB19の判断が否定される場合には、SB24において、更新要求が受け付けられて各種情報が前記ブルートゥースモジュール96からブルートゥース信号として受信されたか否かが判断されるが、SB19の判断が肯定される場合には、SB20において、前記ブルートゥースモジュール96から受信された曲名等の対象曲の情報、対象曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数、それら各演奏曲の選曲番号、それら各演奏曲の演奏時間、対象曲の演奏開始までの待ち時間、及びカラオケ装置10の装置IDが前記記憶部88に記憶された後、SB21において、内部タイマが起動されて対象曲の演奏開始までの待ち時間が表示されると共に、SB22において、対象曲の演奏開始までの演奏曲の曲数等の情報が表示される。図9は、この時点において前記表示部68に表示される演奏待ち情報通知画面である。そして、SB23において、選曲受付待ちフラグが消された後、本ルーチンが終了させられる。
【0055】
SB24の判断が否定される場合、すなわち更新要求が受け付けられて各種情報が前記ブルートゥースモジュール96からブルートゥース信号として受信されなかった場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SB24の判断が肯定される場合、すなわち更新要求が受け付けられて各種情報が前記ブルートゥースモジュール96からブルートゥース信号として受信された場合には、SB25において、前記ブルートゥースモジュール96から受信された対象曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数、それら各演奏曲の選曲番号、それら各演奏曲の演奏時間、対象曲の演奏開始までの待ち時間、及びカラオケ装置10の装置IDに基づいて前記記憶部88に記憶された情報が更新される。図10は、この時点において前記表示部68に表示されるリロード画面である。次に、SB26において、内部タイマの残り時間が更新されて対象曲の演奏開始までの待ち時間が表示されると共に、対象曲の演奏開始までの演奏曲の曲数等の表示が更新される。図11は、この時点において前記表示部68に表示される更新後の演奏待ち情報通知画面である。そして、SB27において、更新待ちフラグが消された後、本ルーチンが終了させられる。SB28の判断が否定される場合、すなわちカラオケ演奏の終了を通知するための演奏終了信号が受信されなかった場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SB28の判断が肯定される場合、すなわちカラオケ演奏の終了を通知するための演奏終了信号が受信された場合には、SB29において、前記記憶部88に記憶された情報のうちその演奏終了信号に対応する演奏曲の情報が削除され、SB30において、内部タイマの残り時間が更新されて対象曲の演奏開始までの待ち時間が表示されると共に、対象曲の演奏開始までの演奏曲の曲数等の表示が更新された後、本ルーチンが終了させられる。なお、SB29では、他のカラオケ装置への削除信号による誤削除を防ぐため、演奏終了信号に付加されたカラオケ装置IDが予め前記記憶部88に記憶されたカラオケ装置IDと一致するか否かが判断され、この判断が肯定される場合にのみ削除が実行される。
【0056】
SB32の判断が否定される場合、すなわち内部タイマの残り時間が3分前ではない場合には、SB36において、内部タイマの残り時間が3分以上前であるか否かが判断されるが、SB32の判断が肯定される場合、すなわち内部タイマの残り時間が3分前である場合には、SB33において、前記バイブレータ部92により所定時間振動が発生させられた後、SB34において、曲名、歌手名、及び歌い出し等の対象曲の情報に加えて対象曲の演奏開始が接近している旨が前記表示部68に表示される。図12は、この時点において前記表示部68に表示される演奏開始接近通知画面である。そして、SB35において、留守番モードに設定された後、本ルーチンが終了させられる。SB36の判断が肯定される場合、すなわち内部タイマの残り時間が3分以上前である場合には、SB37において、前記表示部68による演奏待ち情報の表示が維持された後、本ルーチンが終了させられるが、SB36の判断が否定される場合、すなわち内部タイマの残り時間が3分以上前ではない場合には、SB38において、対象曲のカラオケ演奏が開始されたか否かが判断される。このSB38の判断が肯定される場合には、SB39において、演奏中フラグが立てられ、SB40において、待ち時間表示フラグが消されて前記表示部68に留守番モードである旨が表示された後、本ルーチンが終了させられるが、SB38の判断が否定される場合には、SB41において、演奏中フラグがオンであるか否かが判断される。このSB41の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SB41の判断が肯定される場合には、SB42において、対象曲の演奏が開始されてから10分が経過して未だに留守番モードであるか否かが判断される。このSB42の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SB42の判断が肯定される場合には、SB43において、留守番モードが解除された後、本ルーチンが終了させられる。以上の制御において、SB8、SB9、及びSB11が前記更新要求手段106に、SB21、SB22、SB26、SB30、及びSB34が前記演奏待ち情報表示手段108に、SB21、SB26、及びSB30が時間計測手段110に、SB33及びSB34が演奏開始接近通知手段112に、SB17、SB35、及びSB43が呼出音出力禁止手段114にそれぞれ対応する。
【0057】
このように、本実施例によれば、音楽再生装置である前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26は、記憶装置である前記RAM30の予約曲データベースに記憶された複数の予約された演奏曲のうち前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末50に送信する予約情報送信手段100(SA7、SA12、SA19、SA24、及びSA25)を含み、前記携帯用通信端末50の制御部70は、その予約情報送信手段100により送信された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏待ち情報を表示させる演奏待ち情報表示手段108(SB21、SB22、SB26、SB30、及びSB34)を含むことから、前記予約曲データベースに記憶された複数の予約された演奏曲に変更が生じた場合であっても前記携帯用通信端末50を介してその変更を踏まえた情報を通知することができる。すなわち、対象となる演奏曲の演奏開始までの時間や演奏開始予定時刻等の演奏待ち情報を確実に把握させられるカラオケ装置10及びその演奏待ち情報通知システムを提供することができる。
【0058】
また、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏開始までの時間を算出する演奏待ち時間算出手段102(SA6、SA11、及びSA18)を含み、前記予約情報送信手段100は、その演奏待ち時間算出手段102により算出された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間を前記携帯用通信端末50に送信するものであり、前記演奏待ち情報表示手段108は、その予約情報送信手段100により送信された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間を表示させるものであるため、対象となる演奏曲の演奏開始までの時間を確実に把握させられるという利点がある。
【0059】
また、前記予約情報送信手段100は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数を前記携帯用通信端末50に送信するものであり、前記演奏待ち情報表示手段108は、その予約情報送信手段100により送信された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数を表示させるものであるため、対象となる演奏曲の演奏開始までに控える演奏待ち曲数を確実に把握させられるという利点がある。
【0060】
また、前記演奏待ち情報表示手段108は、前記予約情報送信手段100により送信された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末50が受信する毎に前記所定の演奏曲の演奏待ち情報の表示を更新するものであるため、対象となる演奏曲の最新の演奏待ち情報を把握させられるという利点がある。
【0061】
また、前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26は、演奏曲の演奏が終了したか否かを判定する演奏終了判定手段104(SA22及びSA23)を含み、前記予約情報送信手段100は、その演奏終了判定手段104の判定が肯定される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末50に送信するものであるため、対象となる演奏曲の演奏待ち情報を更に確実に把握させられるという利点がある。
【0062】
また、前記携帯用通信端末50の制御部70は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報の更新を前記カラオケ装置10に要求する更新要求手段106(SB8、SB9、及びSB11)を含み、前記予約情報送信手段100は、その更新要求手段106により更新が要求される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末50に送信するものであるため、対象となる演奏曲の演奏待ち情報を更に確実に把握させられるという利点がある。
【0063】
また、前記予約情報送信手段100は、所定時間が経過する毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末50に送信するものであるため、対象となる演奏曲の演奏待ち情報を更に確実に把握させられるという利点がある。
【0064】
また、前記携帯用通信端末50は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいてその所定の演奏曲の演奏開始が接近したことを通知する演奏開始接近通知手段112(SB33及びSB34)を含むものであるため、対象となる演奏曲の演奏開始が間近であることを確実に把握させられるという利点がある。
【0065】
また、前記演奏開始接近通知手段112は、前記演奏待ち時間算出手段102により算出された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間が所定時間以下である場合にその所定の演奏曲の演奏開始が接近したことを通知するものであるため、対象となる演奏曲の演奏開始が間近であることを更に確実に把握させられるという利点がある。
【0066】
また、前記携帯用通信端末50は、振動を発生させるバイブレータ部92を備えており、前記演奏開始接近通知手段112は、そのバイブレータ部92の振動により前記所定の演奏曲の演奏開始が接近したことを通知するものであるため、対象となる演奏曲の演奏開始が間近であることを更に確実に把握させられるという利点がある。
【0067】
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
【0068】
図13は、図4の中央演算処理装置26による演奏待ち情報通知作動の他の一例を説明するタイムチャートである。前述の実施例において、前記予約情報送信手段100は、演奏待ち時間算出手段102により算出された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間及びその所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数を前記携帯用通信端末50に送信するものであり、前記演奏待ち情報表示手段108は、それらの情報を前記表示部68に表示させるものであったが、例えば、図13に示すように、前記予約情報送信手段100は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数のみを前記携帯用通信端末50に送信するものであってもよい。この場合、前記演奏待ち情報表示手段108は、図14に示すような演奏待ち情報通知画面を前記表示部68に表示させる。
【0069】
また、前述の実施例において、前記演奏待ち時間算出手段102は、前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26の制御機能であったが、この演奏待ち時間算出手段102は、前記携帯用通信端末50の制御部70の制御機能であってもよい。例えば、その携帯用通信端末50の記憶部88に各演奏曲の演奏時間が記憶されていれば、専らその制御部70のみにより前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間が算出できる。この場合、前記予約情報送信手段100は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の選曲番号のみを前記携帯用通信端末50に送信するものであっても構わない。
【0070】
また、前述の実施例において、前記時間計測手段110は、前記携帯用通信端末50の制御部70の制御機能であったが、この時間計測手段110は、前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26の制御機能であってもよい。この場合、専らその中央演算処理装置26のみにより前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間が算出され、前記予約情報送信手段100は、前記時間計測手段110により計測される残り時間が変化する毎にその残り時間を前記携帯用通信端末50に送信する。
【0071】
また、前述の実施例では、前記選曲情報入力手段98により1曲の演奏曲が入力され、その1曲の演奏曲の演奏待ち情報を通知する演奏待ち情報通知システムについて説明したが、例えば、前記選曲情報入力手段98により2曲以上の演奏曲が同時に入力された場合や、先に入力された1曲の演奏曲が演奏される前に次の1曲の演奏曲が選曲された場合等にも本発明は好適に適用される。この場合、前記演奏待ち情報表示手段108は、数秒毎に画面を切り換えること等によりそれら複数の演奏曲の演奏待ち情報を前記表示部68に表示させる。
【0072】
また、前述の実施例では、前記RAM30に予約曲データベースが設けられていたが、この予約曲データベースは、前記ハードディスク32に設けられたものであっても構わない。
【0073】
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される音楽再生装置であるカラオケ装置の構成を説明するブロック線図である。
【図2】図1のカラオケ装置の遠隔操作装置として機能する携帯用通信端末の操作部を説明する図である。
【図3】図2の携帯用通信端末の構成を説明するブロック線図である。
【図4】図1のカラオケ装置の中央演算処理装置及び図3の携帯用通信端末の制御部による制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図5】図1のカラオケ装置の中央演算処理装置による制御作動の要部を説明するフローチャートである。
【図6】図3の携帯用通信端末の制御部による制御作動の要部を説明するフローチャートである。
【図7】図4のカラオケ装置の中央演算処理装置及び携帯用通信端末の制御部による演奏待ち情報通知作動を説明するタイムチャートである。
【図8】図2の表示部に表示される選曲入力待ち画面である。
【図9】図2の表示部に表示される演奏待ち情報通知画面である。
【図10】図2の表示部に表示されるリロード画面である。
【図11】図2の表示部に表示される更新後の演奏待ち情報通知画面である。
【図12】図2の表示部に表示される演奏開始接近通知画面である。
【図13】図4のカラオケ装置の中央演算処理装置及び携帯用通信端末の制御部による演奏待ち情報通知作動の他の一例を説明するタイムチャートである。
【図14】図2の表示部に表示される演奏待ち情報通知画面の他の一例である。
【符号の説明】
10:カラオケ装置(音楽再生装置)
30:RAM(記憶装置)
32:ハードディスク(記憶装置)
50:携帯用通信端末
92:バイブレータ部
100:予約情報送信手段
102:演奏待ち時間算出手段
104:演奏終了判定手段
106:更新要求手段
108:演奏待ち情報表示手段
112:演奏開始接近通知手段
Claims (16)
- 携帯用通信端末の入力操作により予約された所定の演奏曲を含む予約された複数の演奏曲を記憶する記憶装置を備え、該記憶装置に記憶された複数の演奏曲を順次出力させる音楽再生装置であって、
該記憶装置に記憶された複数の予約された演奏曲のうち前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信する予約情報送信手段を含むことを特徴とする音楽再生装置。 - 前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいて該所定の演奏曲の演奏開始までの時間を算出する演奏待ち時間算出手段を含み、前記予約情報送信手段は、該演奏待ち時間算出手段により算出された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間を前記携帯用通信端末に送信するものである請求項1の音楽再生装置。
- 前記予約情報送信手段は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数を前記携帯用通信端末に送信するものである請求項1又は2の音楽再生装置。
- 演奏曲の演奏が終了したか否かを判定する演奏終了判定手段を含み、前記予約情報送信手段は、該演奏終了判定手段の判定が肯定される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信するものである請求項1から3の何れかの音楽再生装置。
- 前記予約情報送信手段は、前記携帯用通信端末により所定の更新操作が実行される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を該携帯用通信端末に送信するものである請求項1から4の何れかの音楽再生装置。
- 前記予約情報送信手段は、所定時間が経過する毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信するものである請求項1から5の何れかの音楽再生装置。
- 携帯用通信端末の入力操作により予約された所定の演奏曲を含む予約された複数の演奏曲を記憶する記憶装置を備え、該記憶装置に記憶された複数の演奏曲を順次出力させる音楽再生装置の演奏待ち情報通知システムであって、
該音楽再生装置は、前記記憶装置に記憶された複数の予約された演奏曲のうち前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信する予約情報送信手段を含み、
前記携帯用通信端末は、該予約情報送信手段により送信された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいて該所定の演奏曲の演奏待ち情報を表示させる演奏待ち情報表示手段を含むことを特徴とする音楽再生装置の演奏待ち情報通知システム。 - 前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいて該所定の演奏曲の演奏開始までの時間を算出する演奏待ち時間算出手段を含み、前記演奏待ち情報表示手段は、該演奏待ち時間算出手段により算出された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間を表示させるものである請求項7の音楽再生装置の演奏待ち情報通知システム。
- 前記演奏待ち情報表示手段は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の曲数を表示させるものである請求項7又は8の音楽再生装置の演奏待ち情報通知システム。
- 前記演奏待ち情報表示手段は、前記予約情報送信手段により送信された前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末が受信する毎に前記所定の演奏曲の演奏待ち情報の表示を更新するものである請求項7から9の何れかの音楽再生装置の演奏待ち情報通知システム。
- 前記音楽再生装置は、演奏曲の演奏が終了したか否かを判定する演奏終了判定手段を含み、前記予約情報送信手段は、該演奏終了判定手段の判定が肯定される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信するものである請求項7から10の何れかの音楽再生装置の演奏待ち情報通知システム。
- 前記携帯用通信端末は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報の更新を前記音楽再生装置に要求する更新要求手段を含み、前記予約情報送信手段は、該更新要求手段により更新が要求される毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信するものである請求項7から11の何れかの音楽再生装置の演奏待ち情報通知システム。
- 前記予約情報送信手段は、所定時間が経過する毎に前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報を前記携帯用通信端末に送信するものである請求項7から12の何れかの音楽再生装置の演奏待ち情報通知システム。
- 前記携帯用通信端末は、前記所定の演奏曲が出力されるまでの間の演奏曲の情報に基づいて該所定の演奏曲の演奏開始が接近したことを通知する演奏開始接近通知手段を含むものである請求項7から13の何れかの音楽再生装置の演奏待ち情報通知システム。
- 前記演奏開始接近通知手段は、前記演奏待ち時間算出手段により算出された前記所定の演奏曲の演奏開始までの時間が所定時間以下である場合に該所定の演奏曲の演奏開始が接近したことを通知するものである請求項14の音楽再生装置の演奏待ち情報通知システム。
- 前記携帯用通信端末は、振動を発生させるバイブレータ部を備えており、前記演奏開始接近通知手段は、該バイブレータ部の振動により前記所定の演奏曲の演奏開始が接近したことを通知するものである請求項14又は15の音楽再生装置の演奏待ち情報通知システム。
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JP2003187686A JP2005024689A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 音楽再生装置及びその演奏待ち情報通知システム |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009508177A (ja) * | 2005-09-15 | 2009-02-26 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | 移動端末を用いてカラオケサービスを提供するための方法、装置及びコンピュータプログラム |
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-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003187686A patent/JP2005024689A/ja not_active Withdrawn
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