JP2005021542A - 救急絆創膏 - Google Patents
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Abstract
【課題】
【解決手段】患部対応部4と、患部対応部4を囲むように位置して粘着性を有する粘着部3と、患部対応部4および粘着部3を覆いかつ剥離可能な保護テープ5と、を有してなる救急絆創膏である。そして、患部対応部4は該患部対応部4の中心部分4cが粘着部3を含めた形状の絆創膏本体2の絆創膏中心部2cから偏倚した位置に配置されてなる救急絆創膏1である。
【選択図】 図1
【解決手段】患部対応部4と、患部対応部4を囲むように位置して粘着性を有する粘着部3と、患部対応部4および粘着部3を覆いかつ剥離可能な保護テープ5と、を有してなる救急絆創膏である。そして、患部対応部4は該患部対応部4の中心部分4cが粘着部3を含めた形状の絆創膏本体2の絆創膏中心部2cから偏倚した位置に配置されてなる救急絆創膏1である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、救急絆創膏に関するものであって、特に、擦り傷や切り傷の傷口対応部を備え、かつこの傷口対応部を覆う保護シールを具備する救急絆創膏に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、一般家庭等において、ちょっとした擦り傷や切り傷に当てて貼り付けて使用する救急絆創膏が広く多様されている。
この種の救急絆創膏について図6を参照して説明する。
図6に示すように、従来の救急絆創膏61は、患部対応部64(傷当てパッド)、この患部対応部64を囲むように位置しているとともに粘着性を有する粘着部63、さらに患部対応部64および粘着部63を覆うことによりこれらを保護し且つ剥離することができる保護テープ65を有した構成である。
【0003】
この救急絆創膏61において、患部対応部64がテープの長手方向の中央部に位置しており、また、保護テープについても、テープ長手方向の中央部からその左右を二分するように剥がす構造になっている。
このような構成であることから、この救急絆創膏61を傷口に貼る際に、例えば、先ず、中央の患部対応部64を少し剥がして(めくり上げるようにして)、この患部対応部64を傷口に当てがい、引き続いて保護テープ65を剥がしながら粘着部63を傷口周囲に貼り付けるようにして固定する。
【0004】
救急絆創膏64の使用形態として、上述のごとき貼り付け動作は、両手が使えるときは、比較的容易に行うことが出来る。
しかしながら、片手しか使えない場合(一方の手指や腕に貼り付ける場合)においては、他の人に貼ってもらうか、さもなければ、自分で片手にてうまく取り扱って貼り付けるようにする。
すなわち、自分一人で片手にて貼り付けるときは、例えば、予め一方の保護テープ65を剥がして、この剥がした一端部分を患部の脇に貼り付けるようにし、その後、残りの保護テープ65を剥がしつつ貼り付けるか、或いは、保護テープ65を剥がしてから貼り付けるようにしていた。
【0005】
このような従来の使用形態は、片手にて貼り付ける場合は、何れの場合も、ある程度の指先の器用さを必要とし、うまく貼り付けることが難しい。
したがって、片手にて貼り付け操作をした場合、貼り付けが上手く行かずに、粘着部63が所望する位置に貼り付かなかったり、また、粘着部63の粘着部分同士が互いに貼り付き合ったりして、酷いときには、救急絆創膏61自体が使えなくなったりする場合もあった。
【0006】
一方、保護テープ65の分割位置90(分割ライン)は、通常、患部対応部64の略中心部を通るように位置している。なお、この分割位置90は、左右の保護テープ65同士が重なり合って適宜幅を有している場合もある。
したがって、救急絆創膏61を使用するときに、一方の保護テープ65を剥がしたときに、患部対応部64が半分程度露出することになる。この結果、例えば、片手しか使用出来ない状態において、貼り付け操作を行うときに、残りの保護テープ65が患部対応部64を覆っている部分を掴むようにするが、過って、患部対応部64の露出している部分を手指にて直接触ってしまうことがある。
これは、救急絆創膏61の本来の目的からすれば、衛生上望ましいことではなく、患部対応部64が患部に触れるまでは、その初期の良好な衛生性を確保することが望ましい。
【0007】
【特許文献1】
特開平2000−300600
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、片手でも貼り付けが容易で、特に、指先等に容易に貼り付けることのでき救急絆創膏を提供することにある。
また、第2の目的は、貼り付け操作のときに、患部対応部に手指等が触れることが回避できる救急絆創膏を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかる請求項1は、患部対応部と、
前記患部対応部を囲むように位置して粘着性を有する粘着部と、
前記患部対応部および前記粘着部を覆いかつ剥離可能な保護テープと、を有してなる救急絆創膏であって、
前記患部対応部は該患部対応部の中心部分が前記粘着部を含めた形状の絆創膏本体の絆創膏中心部から偏倚した位置に配置されてなる救急絆創膏である。
【0010】
このような構成によれば、患部対応部において、その患部対応部の中心部分が粘着部を含めた形状の絆創膏本体の絆創膏中心部から偏った位置に配置されていることにより、患部対応部の偏った側の粘着部の大きさを変えることができ、貼り付け箇所等に幅広く対応できて操作性の改善が可能な救急絆創膏を提供することができる。
【0011】
本発明にかかる請求項2は、前記絆創膏本体が略長方形に構成されており、該本体長手方向において前記患部対応部を挟む位置の両側の前記粘着部の一方側が他方側の面積よりも小さく構成された救急絆創膏である。
このような構成によれば、患部対応部の偏った側の粘着部は、その幅は比較的小さく構成されることになり、粘着部が垂れるような状態が回避されて、片手にて患部近傍に貼り付けるときの操作性が向上する。
【0012】
本発明にかかる請求項は、患部対応部と、前記患部対応部を囲むように位置して粘着性を有する粘着部と、前記患部対応部および前記粘着部を覆いかつ剥離可能な保護テープと、を有してなる救急絆創膏であって、
前記保護テープが複数に分割可能に構成されており、分割位置が前記患部対応部の中心位置からずれている救急絆創膏である。
【0013】
このように構成によれば、救急絆創膏を使用するときに、分割位置が前記患部対応部の中心位置からずれていることにより、一方の保護テープを剥がしたときに、患部対応部の露出部分を少なくすることができる。そして、片手しか使用出来ない状態であっても、貼り付け操作を行うときに、残りの保護テープが患部対応部を覆っている部分を掴むように保持でき、把持部分を気にすることなく貼り付け動作に移行できる。
したがって、救急絆創膏の本来の目的からして、衛生上望ましいく、患部対応部が患部に触れるまで、その初期の良好な衛生性を確保することが容易となる。
【0014】
本発明にかかる請求項4は、前記分割位置が前記患部対応部の縁部に対応するように構成されている救急絆創膏である。
【0015】
このように、前記分割位置が前記患部対応部の縁部に対応するように構成されていることで、貼り付け操作の初期において(片側を貼り付ける操作まで)、患部対応部は保護テープによって覆われており、患部対応部の衛生性確保を極めて高くすることができる。
【0016】
本発明にかかる請求項5は、前記分割位置が前記患部対応部から外れた部位に位置するように構成されている救急絆創膏である。
【0017】
このように、前記分割位置が前記患部対応部の縁部に対応するように構成されていることで、貼り付け操作の初期において(片側を貼り付ける操作まで)、患部対応部は保護テープによって覆われており、また、保護テープはその剥がし始める側も粘着部に貼り付いた状態であるので、患部対応部の衛生性確保を極めて高くすることができる。
【0018】
本発明にかかる請求項6は、前記粘着部3を含めた形状の絆創膏本体が略長方形に構成された救急絆創膏である。
このように、救急絆創膏が長方形に構成されていることにより、例えば指などに巻き付けることが容易である。
【0019】
本発明にかかる請求項7に記載の救急絆創膏は、前記保護テープが大小2枚設けられ、その内小さい方の前記保護テープの一部分が大きい前記保護テープの上に重なり合うように構成されている。
このように、小さい方の保護テープと、大きい方の保護テープとの大小2枚が設けられ、その内小さい方の保護テープの一部分が重なり部として、大きい方の保護テープの上に重なり合うように構成されているので、保護テープを剥がすときは、ごく自然に小さい方の保護テープを先に剥がすことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる救急絆創膏の第1実施形態を示す斜視図である。また、図2は、図1に示す救急絆創膏における保護テープを一部剥がした状態を示す斜視図である。
図3は、図2に示す救急絆創膏を貼り付ける操作の始めの段階を示す斜視図である。図4は、図2に示す救急絆創膏を貼り付ける操作の中段を示す斜視図である。図5は、本発明にかかる救急絆創膏の第2実施形態を示す斜視図である。
【0021】
(第1実施形態)
本実施形態においては、図1に示すように、救急絆創膏1は、絆創膏本体2が長方形に構成されており、適宜厚さの布生地に薬剤が保持された患部対応部4と、患部対応部4を囲むように位置して粘着性を有するとともに適宜伸縮性を有する合成樹脂製または布製の粘着部3と、患部対応部4および粘着部3を覆いかつ剥離可能な合成樹脂製の保護テープ5とを有してなる。
なお、この救急絆創膏1は、その衛生性を良好に維持するために、図示しない保護袋や包みシートによって包まれており、この包みシート等から取り出した状態が図1の状態である。
【0022】
また、上述の患部対応部4は、この患部対応部4の中心部分4cが粘着部3を含めた形状の絆創膏本体2における絆創膏中心部2cから偏った位置に配置されている。
このように、患部対応部4において、その患部対応部4の中心部分4cが粘着部3を含めた形状の絆創膏本体2の絆創膏中心部2cから偏った位置に配置されている。このことによって、患部対応部4の偏った側の粘着部3の大きさを小さく、反対側を大きくすることができる。
したがって、貼り付け始めの取り扱いにおいて、小さい幅の粘着部3Aは、貼り付け箇所に貼り付けるときに、小さい幅が故に該粘着部3Aの実質的な剛性が高く維持され、絆創膏本体2を持った場合(患部対応部4付近を持った場合)に、例えば、ダラリと垂れ下がるような状態がなくピンと張った状態にできるので、貼り付け操作性が向上する。
【0023】
本実施形態においては、絆創膏本体2が略長方形に構成されている。この構成によって、本体長手方向において患部対応部4を挟む位置の両側の粘着部3A、3Bの一方側(粘着部3A)が他方側(粘着部3B)の面積よりも小さく構成されている。
このように患部対応部4の偏った側の粘着部3Aは、その幅Wは比較的小さく構成されているので、貼り付け操作に際して、例えば、粘着部3Aを覆う保護テープ5Aを剥がして貼り付けるまでの間において、上記したように、粘着部3が垂れるような状態が回避されて、片手にて患部近傍に貼り付けるときの操作性が良くなる。
【0024】
本実施形態においては、分割位置10は患部対応部4の縁部4Eに接近した位置で該縁部4Eに沿うように対応して構成されている。ここで、分割位置10は、図示では線状に構成されているが、保護テープ5A,5Bが重なり合う適宜幅を有する構成であってもよい。
このように、分割位置10が患部対応部4の縁部4Eに対応するように構成されていることで、救急絆創膏1の片側を貼り付ける操作までの貼付け操作初期において、患部対応部4が保護テープ5によって覆われている。したがって、患部対応部4に手指が接触することが殆どない。
【0025】
以下、本実施形態の救急絆創膏1の貼り付け操作について説明する。
図1に示す救急絆創膏1を、手の指に貼り付けるとき、先ず、図2に示すように、小さい方の保護テープ5Aを剥がす(例えば矢印A方向に剥がす)。この操作によって、粘着部3Aが露出すると共に、患部対応部4が若干見える程度になり、その縁部4Eが露出する。
【0026】
この状態にするときは、図2に示すように、剥がした保護テープ5Aとは反対側の保護テープ5Bおよびその反対側(救急絆創膏1の表側)に指20をあてがうように(つまむように)して行う。
そして、このつまんだ状態で、救急絆創膏1を保持して、露出した粘着部3Aを患部近傍に貼り付ける。このとき、粘着部3Aは、その幅が比較的狭い幅Wに構成されているので、この粘着部3Aが垂れ下がらずにしっかりと伸びている。
【0027】
その後、図3に示すように、必要に応じて若干引っ張りながら、また、粘着部部分に比べて剛性の高い患部対応部4をつまむように保持した状態から、該患部対応部4を患部に当てるように少し反り返す(絆創膏表面側に曲げる)ようにする。このことにより、保護テープ5Bが図3に示すように絆創膏本体2から離れるように先端が剥離(矢印B方向に分離)し始める。
このように、比較的剛性の高い患部対応部4を押さえるように持つことができることで、その取り扱い性が単に向上するだけでなく、剥がし残っている保護テープ5Bの剥がし始めのときに、その先端部分5Eが患部対応部4からある程度離れたあとで掴むようにするので、指先が患部対応部4に触れることがない。
【0028】
その後、この剥離した保護テープ5Bの先端をつまんで引っ張るようにすることにより、該保護テープ5Bをを剥がしながら粘着部3Bを指に巻き付けるように貼り付けるか、あるいは、図4に示すように、粘着部3Bを剥がしてから、その後、粘着部3Aを巻き付ける(矢印D方向)。
【0029】
(第2実施形態)
本発明にかかる第2実施形態を、図5を参照して説明する。
本実施形態に示す救急絆創膏51は、前記第1実施形態と同様に、患部対応部54と、患部対応部54を囲むように位置して粘着性を有する粘着部53と、患部対応部54および粘着部53を覆いかつ剥離可能な保護テープ55とを有してなっている。
そして、保護テープ55は、分割部位置70の所から2分割可能に構成されている。さらにこの分割位置70が患部対応部54の中心位置からずれている構成である。
【0030】
このように分割位置70が患部対応部54の中心位置52Cから外れていることにより、救急絆創膏51を使用するときに、一方の保護テープ55Aを剥がしたときに、患部対応部54の露出部分を少なくすることができる。
そして、片手しか使用出来ない状態であっても、貼り付け操作を行うときに、残りの保護テープ55Bが患部対応部54を覆っている部分を掴むように保持でき、指による把持部分を気にすることなく貼り付け動作に移行できる。
したがって、救急絆創膏51の本来の目的、すなわち、患部対応部54が患部の傷口等に触れるまで、該患部対応部54を衛生上望ましい状態に確保することができる。
【0031】
特に、本実施形態の如く、分割位置70が患部対応部54から外れた部位に位置するように構成されていることで、貼り付け操作の初期において(保護テープ55Aを剥がした側を貼り付ける操作までの間)、患部対応部54は保護テープ55Bによって覆われている。
また、保護テープ55Bはその剥がし始める側も粘着部3に若干貼り付いた状態であり、かつ図中の上下側の粘着部53C,53Dにも貼りついた状態であるので、患部対応部54の衛生性確保は極めて高くなっている。
【0032】
そして、粘着部53Aを患部の近傍に貼りつけた後は、前述の第1実施形態の図3に示し取り扱いと同様に、たの部分に比べて剛性の比較的高い患部対応部54をつまむように保持して、該患部対応部54を患部に当てるように少し反り返す(絆創膏表面側に曲げる)ようにすることにより、保護テープ55Bは粘着部53A側に若干貼りついていた部分が剥がれる(第1実施形態の図3に示す状態と同じ状態)。
この剥がれた保護テープ55Bの先端部分をつまむようにして全体を貼りつけることができる。
【0033】
本第2実施形態における絆創膏本体52は、粘着部53(53A,53B,53C,53D)を含めた形状が略正方形であるが、このような形状に限るものではなく、略長方形、その他多角形、更には円形、楕円形の救急絆創膏に適用できるものである。
【0034】
(第3実施形態)
本発明にかかる第3実施形態を、図7を参照して説明する。
なお、図7においては、第1実施形態と同じ構成要素には同符号を付して説明を省略する。
本実施形態における救急絆創膏71は、小さい方の保護テープ5Aと、大きい方の保護テープ5Bとの大小2枚が設けられている。そして、その内小さい方の保護テープ5Aの一部分が、適宜幅W2を有して重なり部78として、大きい方の保護テープ5Bの上に重なり合うように構成されている。したがって、保護テープを剥がすときは、小さい方の保護テープ5Aを先に剥がすことが自然にできる。また、小さい方の保護テープ5Aを剥がした後においては、大きい方の保護テープ5Bが患部対応部4を略覆うようになっている。その後の使い勝手については、前掲の実施形態と同様である。
【0034】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、患部対応部が救急絆創膏の一方向において中心からずれた箇所(より好ましくは一方端部)に位置していることにより、例えば、一端側(粘着分が狭い側)のほぼテープを剥がして、片手にて傷口に対応するようにあてがって一端を容易に貼り付けることができる。また、一端を貼りつけた後は、残りの保護テープを剥がすようにして、片手にて操作することができ、極めて使い勝手のよい救急絆創膏を提供することができる。
【0035】
また、保護テープの分割部分が患部対応部の中心位置から大きく外れている構造であると、例えば、一方の保護テープを剥がしても、残りの保護テープが患部対応部を覆っているので、片手に貼り付けるときに、患部対応部を手指にて直接触ることなく貼り付けができ、片手操作性の向上だけでなく、衛生上も好ましい救急絆創膏を提供することができる。
【0036】
また、本発明にかかる救急絆創膏においては、小さい方の保護テープと、大きい方の保護テープとの大小2枚が設けられている場合には、その内小さい方の保護テープの一部分が、適宜幅を有して重なり部として、大きい方の保護テープの上に重なり合うように構成されていることによって、保護テープを剥がすとき、自然に小さい方の保護テープを先に剥がすことができ、使い勝手の極めて良い救急絆創膏を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる救急絆創膏の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す救急絆創膏における保護テープを一部剥がした状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示す救急絆創膏を貼り付ける操作の始めの段階を示す斜視図である。
【図4】図2に示す救急絆創膏を貼り付ける操作の中段を示す斜視図である。
【図5】本発明にかかる救急絆創膏の第2実施形態を示す斜視図である。
【図6】従来の救急絆創膏の斜視図である。
【図7】本発明にかかる救急絆創膏の第3実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,51,71 救急絆創膏
2,52 絆創膏本体
3,53 粘着部
4,54 患部対応部
5,55 保護テープ
10,70 分割位置
78 重なり部
【発明の属する技術分野】
本発明は、救急絆創膏に関するものであって、特に、擦り傷や切り傷の傷口対応部を備え、かつこの傷口対応部を覆う保護シールを具備する救急絆創膏に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、一般家庭等において、ちょっとした擦り傷や切り傷に当てて貼り付けて使用する救急絆創膏が広く多様されている。
この種の救急絆創膏について図6を参照して説明する。
図6に示すように、従来の救急絆創膏61は、患部対応部64(傷当てパッド)、この患部対応部64を囲むように位置しているとともに粘着性を有する粘着部63、さらに患部対応部64および粘着部63を覆うことによりこれらを保護し且つ剥離することができる保護テープ65を有した構成である。
【0003】
この救急絆創膏61において、患部対応部64がテープの長手方向の中央部に位置しており、また、保護テープについても、テープ長手方向の中央部からその左右を二分するように剥がす構造になっている。
このような構成であることから、この救急絆創膏61を傷口に貼る際に、例えば、先ず、中央の患部対応部64を少し剥がして(めくり上げるようにして)、この患部対応部64を傷口に当てがい、引き続いて保護テープ65を剥がしながら粘着部63を傷口周囲に貼り付けるようにして固定する。
【0004】
救急絆創膏64の使用形態として、上述のごとき貼り付け動作は、両手が使えるときは、比較的容易に行うことが出来る。
しかしながら、片手しか使えない場合(一方の手指や腕に貼り付ける場合)においては、他の人に貼ってもらうか、さもなければ、自分で片手にてうまく取り扱って貼り付けるようにする。
すなわち、自分一人で片手にて貼り付けるときは、例えば、予め一方の保護テープ65を剥がして、この剥がした一端部分を患部の脇に貼り付けるようにし、その後、残りの保護テープ65を剥がしつつ貼り付けるか、或いは、保護テープ65を剥がしてから貼り付けるようにしていた。
【0005】
このような従来の使用形態は、片手にて貼り付ける場合は、何れの場合も、ある程度の指先の器用さを必要とし、うまく貼り付けることが難しい。
したがって、片手にて貼り付け操作をした場合、貼り付けが上手く行かずに、粘着部63が所望する位置に貼り付かなかったり、また、粘着部63の粘着部分同士が互いに貼り付き合ったりして、酷いときには、救急絆創膏61自体が使えなくなったりする場合もあった。
【0006】
一方、保護テープ65の分割位置90(分割ライン)は、通常、患部対応部64の略中心部を通るように位置している。なお、この分割位置90は、左右の保護テープ65同士が重なり合って適宜幅を有している場合もある。
したがって、救急絆創膏61を使用するときに、一方の保護テープ65を剥がしたときに、患部対応部64が半分程度露出することになる。この結果、例えば、片手しか使用出来ない状態において、貼り付け操作を行うときに、残りの保護テープ65が患部対応部64を覆っている部分を掴むようにするが、過って、患部対応部64の露出している部分を手指にて直接触ってしまうことがある。
これは、救急絆創膏61の本来の目的からすれば、衛生上望ましいことではなく、患部対応部64が患部に触れるまでは、その初期の良好な衛生性を確保することが望ましい。
【0007】
【特許文献1】
特開平2000−300600
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、片手でも貼り付けが容易で、特に、指先等に容易に貼り付けることのでき救急絆創膏を提供することにある。
また、第2の目的は、貼り付け操作のときに、患部対応部に手指等が触れることが回避できる救急絆創膏を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかる請求項1は、患部対応部と、
前記患部対応部を囲むように位置して粘着性を有する粘着部と、
前記患部対応部および前記粘着部を覆いかつ剥離可能な保護テープと、を有してなる救急絆創膏であって、
前記患部対応部は該患部対応部の中心部分が前記粘着部を含めた形状の絆創膏本体の絆創膏中心部から偏倚した位置に配置されてなる救急絆創膏である。
【0010】
このような構成によれば、患部対応部において、その患部対応部の中心部分が粘着部を含めた形状の絆創膏本体の絆創膏中心部から偏った位置に配置されていることにより、患部対応部の偏った側の粘着部の大きさを変えることができ、貼り付け箇所等に幅広く対応できて操作性の改善が可能な救急絆創膏を提供することができる。
【0011】
本発明にかかる請求項2は、前記絆創膏本体が略長方形に構成されており、該本体長手方向において前記患部対応部を挟む位置の両側の前記粘着部の一方側が他方側の面積よりも小さく構成された救急絆創膏である。
このような構成によれば、患部対応部の偏った側の粘着部は、その幅は比較的小さく構成されることになり、粘着部が垂れるような状態が回避されて、片手にて患部近傍に貼り付けるときの操作性が向上する。
【0012】
本発明にかかる請求項は、患部対応部と、前記患部対応部を囲むように位置して粘着性を有する粘着部と、前記患部対応部および前記粘着部を覆いかつ剥離可能な保護テープと、を有してなる救急絆創膏であって、
前記保護テープが複数に分割可能に構成されており、分割位置が前記患部対応部の中心位置からずれている救急絆創膏である。
【0013】
このように構成によれば、救急絆創膏を使用するときに、分割位置が前記患部対応部の中心位置からずれていることにより、一方の保護テープを剥がしたときに、患部対応部の露出部分を少なくすることができる。そして、片手しか使用出来ない状態であっても、貼り付け操作を行うときに、残りの保護テープが患部対応部を覆っている部分を掴むように保持でき、把持部分を気にすることなく貼り付け動作に移行できる。
したがって、救急絆創膏の本来の目的からして、衛生上望ましいく、患部対応部が患部に触れるまで、その初期の良好な衛生性を確保することが容易となる。
【0014】
本発明にかかる請求項4は、前記分割位置が前記患部対応部の縁部に対応するように構成されている救急絆創膏である。
【0015】
このように、前記分割位置が前記患部対応部の縁部に対応するように構成されていることで、貼り付け操作の初期において(片側を貼り付ける操作まで)、患部対応部は保護テープによって覆われており、患部対応部の衛生性確保を極めて高くすることができる。
【0016】
本発明にかかる請求項5は、前記分割位置が前記患部対応部から外れた部位に位置するように構成されている救急絆創膏である。
【0017】
このように、前記分割位置が前記患部対応部の縁部に対応するように構成されていることで、貼り付け操作の初期において(片側を貼り付ける操作まで)、患部対応部は保護テープによって覆われており、また、保護テープはその剥がし始める側も粘着部に貼り付いた状態であるので、患部対応部の衛生性確保を極めて高くすることができる。
【0018】
本発明にかかる請求項6は、前記粘着部3を含めた形状の絆創膏本体が略長方形に構成された救急絆創膏である。
このように、救急絆創膏が長方形に構成されていることにより、例えば指などに巻き付けることが容易である。
【0019】
本発明にかかる請求項7に記載の救急絆創膏は、前記保護テープが大小2枚設けられ、その内小さい方の前記保護テープの一部分が大きい前記保護テープの上に重なり合うように構成されている。
このように、小さい方の保護テープと、大きい方の保護テープとの大小2枚が設けられ、その内小さい方の保護テープの一部分が重なり部として、大きい方の保護テープの上に重なり合うように構成されているので、保護テープを剥がすときは、ごく自然に小さい方の保護テープを先に剥がすことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる救急絆創膏の第1実施形態を示す斜視図である。また、図2は、図1に示す救急絆創膏における保護テープを一部剥がした状態を示す斜視図である。
図3は、図2に示す救急絆創膏を貼り付ける操作の始めの段階を示す斜視図である。図4は、図2に示す救急絆創膏を貼り付ける操作の中段を示す斜視図である。図5は、本発明にかかる救急絆創膏の第2実施形態を示す斜視図である。
【0021】
(第1実施形態)
本実施形態においては、図1に示すように、救急絆創膏1は、絆創膏本体2が長方形に構成されており、適宜厚さの布生地に薬剤が保持された患部対応部4と、患部対応部4を囲むように位置して粘着性を有するとともに適宜伸縮性を有する合成樹脂製または布製の粘着部3と、患部対応部4および粘着部3を覆いかつ剥離可能な合成樹脂製の保護テープ5とを有してなる。
なお、この救急絆創膏1は、その衛生性を良好に維持するために、図示しない保護袋や包みシートによって包まれており、この包みシート等から取り出した状態が図1の状態である。
【0022】
また、上述の患部対応部4は、この患部対応部4の中心部分4cが粘着部3を含めた形状の絆創膏本体2における絆創膏中心部2cから偏った位置に配置されている。
このように、患部対応部4において、その患部対応部4の中心部分4cが粘着部3を含めた形状の絆創膏本体2の絆創膏中心部2cから偏った位置に配置されている。このことによって、患部対応部4の偏った側の粘着部3の大きさを小さく、反対側を大きくすることができる。
したがって、貼り付け始めの取り扱いにおいて、小さい幅の粘着部3Aは、貼り付け箇所に貼り付けるときに、小さい幅が故に該粘着部3Aの実質的な剛性が高く維持され、絆創膏本体2を持った場合(患部対応部4付近を持った場合)に、例えば、ダラリと垂れ下がるような状態がなくピンと張った状態にできるので、貼り付け操作性が向上する。
【0023】
本実施形態においては、絆創膏本体2が略長方形に構成されている。この構成によって、本体長手方向において患部対応部4を挟む位置の両側の粘着部3A、3Bの一方側(粘着部3A)が他方側(粘着部3B)の面積よりも小さく構成されている。
このように患部対応部4の偏った側の粘着部3Aは、その幅Wは比較的小さく構成されているので、貼り付け操作に際して、例えば、粘着部3Aを覆う保護テープ5Aを剥がして貼り付けるまでの間において、上記したように、粘着部3が垂れるような状態が回避されて、片手にて患部近傍に貼り付けるときの操作性が良くなる。
【0024】
本実施形態においては、分割位置10は患部対応部4の縁部4Eに接近した位置で該縁部4Eに沿うように対応して構成されている。ここで、分割位置10は、図示では線状に構成されているが、保護テープ5A,5Bが重なり合う適宜幅を有する構成であってもよい。
このように、分割位置10が患部対応部4の縁部4Eに対応するように構成されていることで、救急絆創膏1の片側を貼り付ける操作までの貼付け操作初期において、患部対応部4が保護テープ5によって覆われている。したがって、患部対応部4に手指が接触することが殆どない。
【0025】
以下、本実施形態の救急絆創膏1の貼り付け操作について説明する。
図1に示す救急絆創膏1を、手の指に貼り付けるとき、先ず、図2に示すように、小さい方の保護テープ5Aを剥がす(例えば矢印A方向に剥がす)。この操作によって、粘着部3Aが露出すると共に、患部対応部4が若干見える程度になり、その縁部4Eが露出する。
【0026】
この状態にするときは、図2に示すように、剥がした保護テープ5Aとは反対側の保護テープ5Bおよびその反対側(救急絆創膏1の表側)に指20をあてがうように(つまむように)して行う。
そして、このつまんだ状態で、救急絆創膏1を保持して、露出した粘着部3Aを患部近傍に貼り付ける。このとき、粘着部3Aは、その幅が比較的狭い幅Wに構成されているので、この粘着部3Aが垂れ下がらずにしっかりと伸びている。
【0027】
その後、図3に示すように、必要に応じて若干引っ張りながら、また、粘着部部分に比べて剛性の高い患部対応部4をつまむように保持した状態から、該患部対応部4を患部に当てるように少し反り返す(絆創膏表面側に曲げる)ようにする。このことにより、保護テープ5Bが図3に示すように絆創膏本体2から離れるように先端が剥離(矢印B方向に分離)し始める。
このように、比較的剛性の高い患部対応部4を押さえるように持つことができることで、その取り扱い性が単に向上するだけでなく、剥がし残っている保護テープ5Bの剥がし始めのときに、その先端部分5Eが患部対応部4からある程度離れたあとで掴むようにするので、指先が患部対応部4に触れることがない。
【0028】
その後、この剥離した保護テープ5Bの先端をつまんで引っ張るようにすることにより、該保護テープ5Bをを剥がしながら粘着部3Bを指に巻き付けるように貼り付けるか、あるいは、図4に示すように、粘着部3Bを剥がしてから、その後、粘着部3Aを巻き付ける(矢印D方向)。
【0029】
(第2実施形態)
本発明にかかる第2実施形態を、図5を参照して説明する。
本実施形態に示す救急絆創膏51は、前記第1実施形態と同様に、患部対応部54と、患部対応部54を囲むように位置して粘着性を有する粘着部53と、患部対応部54および粘着部53を覆いかつ剥離可能な保護テープ55とを有してなっている。
そして、保護テープ55は、分割部位置70の所から2分割可能に構成されている。さらにこの分割位置70が患部対応部54の中心位置からずれている構成である。
【0030】
このように分割位置70が患部対応部54の中心位置52Cから外れていることにより、救急絆創膏51を使用するときに、一方の保護テープ55Aを剥がしたときに、患部対応部54の露出部分を少なくすることができる。
そして、片手しか使用出来ない状態であっても、貼り付け操作を行うときに、残りの保護テープ55Bが患部対応部54を覆っている部分を掴むように保持でき、指による把持部分を気にすることなく貼り付け動作に移行できる。
したがって、救急絆創膏51の本来の目的、すなわち、患部対応部54が患部の傷口等に触れるまで、該患部対応部54を衛生上望ましい状態に確保することができる。
【0031】
特に、本実施形態の如く、分割位置70が患部対応部54から外れた部位に位置するように構成されていることで、貼り付け操作の初期において(保護テープ55Aを剥がした側を貼り付ける操作までの間)、患部対応部54は保護テープ55Bによって覆われている。
また、保護テープ55Bはその剥がし始める側も粘着部3に若干貼り付いた状態であり、かつ図中の上下側の粘着部53C,53Dにも貼りついた状態であるので、患部対応部54の衛生性確保は極めて高くなっている。
【0032】
そして、粘着部53Aを患部の近傍に貼りつけた後は、前述の第1実施形態の図3に示し取り扱いと同様に、たの部分に比べて剛性の比較的高い患部対応部54をつまむように保持して、該患部対応部54を患部に当てるように少し反り返す(絆創膏表面側に曲げる)ようにすることにより、保護テープ55Bは粘着部53A側に若干貼りついていた部分が剥がれる(第1実施形態の図3に示す状態と同じ状態)。
この剥がれた保護テープ55Bの先端部分をつまむようにして全体を貼りつけることができる。
【0033】
本第2実施形態における絆創膏本体52は、粘着部53(53A,53B,53C,53D)を含めた形状が略正方形であるが、このような形状に限るものではなく、略長方形、その他多角形、更には円形、楕円形の救急絆創膏に適用できるものである。
【0034】
(第3実施形態)
本発明にかかる第3実施形態を、図7を参照して説明する。
なお、図7においては、第1実施形態と同じ構成要素には同符号を付して説明を省略する。
本実施形態における救急絆創膏71は、小さい方の保護テープ5Aと、大きい方の保護テープ5Bとの大小2枚が設けられている。そして、その内小さい方の保護テープ5Aの一部分が、適宜幅W2を有して重なり部78として、大きい方の保護テープ5Bの上に重なり合うように構成されている。したがって、保護テープを剥がすときは、小さい方の保護テープ5Aを先に剥がすことが自然にできる。また、小さい方の保護テープ5Aを剥がした後においては、大きい方の保護テープ5Bが患部対応部4を略覆うようになっている。その後の使い勝手については、前掲の実施形態と同様である。
【0034】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、患部対応部が救急絆創膏の一方向において中心からずれた箇所(より好ましくは一方端部)に位置していることにより、例えば、一端側(粘着分が狭い側)のほぼテープを剥がして、片手にて傷口に対応するようにあてがって一端を容易に貼り付けることができる。また、一端を貼りつけた後は、残りの保護テープを剥がすようにして、片手にて操作することができ、極めて使い勝手のよい救急絆創膏を提供することができる。
【0035】
また、保護テープの分割部分が患部対応部の中心位置から大きく外れている構造であると、例えば、一方の保護テープを剥がしても、残りの保護テープが患部対応部を覆っているので、片手に貼り付けるときに、患部対応部を手指にて直接触ることなく貼り付けができ、片手操作性の向上だけでなく、衛生上も好ましい救急絆創膏を提供することができる。
【0036】
また、本発明にかかる救急絆創膏においては、小さい方の保護テープと、大きい方の保護テープとの大小2枚が設けられている場合には、その内小さい方の保護テープの一部分が、適宜幅を有して重なり部として、大きい方の保護テープの上に重なり合うように構成されていることによって、保護テープを剥がすとき、自然に小さい方の保護テープを先に剥がすことができ、使い勝手の極めて良い救急絆創膏を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる救急絆創膏の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す救急絆創膏における保護テープを一部剥がした状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示す救急絆創膏を貼り付ける操作の始めの段階を示す斜視図である。
【図4】図2に示す救急絆創膏を貼り付ける操作の中段を示す斜視図である。
【図5】本発明にかかる救急絆創膏の第2実施形態を示す斜視図である。
【図6】従来の救急絆創膏の斜視図である。
【図7】本発明にかかる救急絆創膏の第3実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,51,71 救急絆創膏
2,52 絆創膏本体
3,53 粘着部
4,54 患部対応部
5,55 保護テープ
10,70 分割位置
78 重なり部
Claims (7)
- 患部対応部と、
前記患部対応部を囲むように位置して粘着性を有する粘着部と、
前記患部対応部および前記粘着部を覆いかつ剥離可能な保護テープと、を有してなる救急絆創膏であって、
前記患部対応部は該患部対応部の中心部分が前記粘着部を含めた形状の絆創膏本体の絆創膏中心部から偏倚した位置に配置されてなる救急絆創膏。 - 前記絆創膏本体が略長方形に構成されており、該本体長手方向において前記患部対応部を挟む位置の両側の前記粘着部の一方側が他方側の面積よりも小さく構成された請求項1の救急絆創膏。
- 患部対応部と、
前記患部対応部を囲むように位置して粘着性を有する粘着部と、
前記患部対応部および前記粘着部を覆いかつ剥離可能な保護テープと、を有してなる救急絆創膏であって、
前記保護テープが複数に分割可能に構成されており、分割位置が前記患部対応部の中心位置からずれている救急絆創膏。 - 前記分割位置が前記患部対応部の縁部に対応するように構成されている請求項3に記載の救急絆創膏。
- 前記分割位置が前記患部対応部から外れた部位に位置するように構成されている請求項3に記載の救急絆創膏。
- 前記粘着部を含めた形状の絆創膏本体が略長方形に構成された請求項3〜請求項5の何れかに記載の救急絆創膏。
- 請求項1〜6の何れかに記載の救急絆創膏において、
前記保護テープが大小2枚設けられ、その内小さい方の前記保護テープの一部分が大きい前記保護テープの上に重なり合うように構成された救急絆創膏。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003205874A JP2005021542A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 救急絆創膏 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003205874A JP2005021542A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 救急絆創膏 |
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ID=34190023
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008295605A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Hitachi Appliances Inc | 電気掃除機の集塵袋及びこれを装着した電気掃除機 |
JP2020143552A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 株式会社松榮技研 | トンネル内壁面のタイル貼り付け工法 |
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2003
- 2003-06-30 JP JP2003205874A patent/JP2005021542A/ja active Pending
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