JP2005019665A - ウエット処理装置、ウエット処理方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

ウエット処理装置、ウエット処理方法および半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005019665A
JP2005019665A JP2003182123A JP2003182123A JP2005019665A JP 2005019665 A JP2005019665 A JP 2005019665A JP 2003182123 A JP2003182123 A JP 2003182123A JP 2003182123 A JP2003182123 A JP 2003182123A JP 2005019665 A JP2005019665 A JP 2005019665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wet processing
semiconductor wafer
wet
light
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003182123A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4336530B2 (ja
Inventor
Tomomasa Funahashi
倫正 舟橋
Masakatsu Kuwabara
正勝 桑原
Kazunori Nemoto
和典 根本
Hiroyuki Mima
宏行 美馬
Norio Suzuki
範夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trecenti Technologies Inc
Original Assignee
Trecenti Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Trecenti Technologies Inc filed Critical Trecenti Technologies Inc
Priority to JP2003182123A priority Critical patent/JP4336530B2/ja
Priority to US10/875,826 priority patent/US20040262265A1/en
Publication of JP2005019665A publication Critical patent/JP2005019665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4336530B2 publication Critical patent/JP4336530B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67098Apparatus for thermal treatment
    • H01L21/67115Apparatus for thermal treatment mainly by radiation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/31Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to form insulating layers thereon, e.g. for masking or by using photolithographic techniques; After treatment of these layers; Selection of materials for these layers
    • H01L21/3105After-treatment
    • H01L21/311Etching the insulating layers by chemical or physical means
    • H01L21/31105Etching inorganic layers
    • H01L21/31111Etching inorganic layers by chemical means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67063Apparatus for fluid treatment for etching
    • H01L21/67075Apparatus for fluid treatment for etching for wet etching
    • H01L21/67086Apparatus for fluid treatment for etching for wet etching with the semiconductor substrates being dipped in baths or vessels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】半導体ウエハにピット等のような構成原子の溶出領域が形成されるのを抑制または防止する。
【解決手段】キャリア4に収容された複数枚の半導体ウエハ1Wをフッ酸を含む薬液EL内に浸漬して半導体ウエハ1Wの酸化膜を除去した後、半導体ウエハ1Wに対して純水等を用いた洗浄(リンス)処理により半導体ウエハ1Wに付着した薬液ELをすすぎ落とすウエット処理において、少なくとも上記洗浄処理において、半導体ウエハ1Wに対して、ウエットエッチング装置3に設けられた光源3fから光Lを照射する。この光Lの状態を調整することにより半導体ウエハ1Wのpn接合部での電池作用による起電力を調整し、半導体ウエハ1Wにピット等が発生するのを抑制または防止することができる。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウエット処理装置、ウエット処理方法および半導体装置の製造技術に関し、特に、半導体ウエハに対して施すウエットエッチング処理および洗浄処理等のようなウエット処理に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ウエットエッチングには、ディップ方式と、スピン方式との2種類がある。ディップ方式では、エッチング槽内に貯められた薬液内に半導体ウエハを浸漬することによりエッチング処理を行う。一方、スピン方式では、支持台に固定された半導体ウエハを回転させながらその半導体ウエハに薬液を吹き付けてエッチング処理を行う。いずれの場合もエッチング処理後に洗浄(リンス)処理を施すことで半導体ウエハの表面に付着している薬液を落とすようにしている。なお、一例として、半導体ウエハの主面上に厚さが異なるゲート絶縁膜を形成する工程において、相対的に厚いゲート絶縁膜を形成した後、相対的に薄いゲート絶縁膜を形成する領域に形成された酸化膜をウエットエッチング処理により除去する技術等がある(例えば非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
Gate oxide thinning effects at the edge of shallow trench isolation in the dual gate oxide processSeok−Woo Lee; Ihl Hyun Cho; Sang Hyuk Park; Hong Goo Choi; Nam Gawk Kim; Jong−Kwan Kim; Sang Beom Han; KyungHo Lee;VLSI and CAD, 1999. ICVC ’99. 6th International Conference on , 26−27 Oct. 1999
Page(s): 249−252
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、半導体ウエハの表面が露出されるようなウエットエッチング処理を施した後に洗浄処理を行ったところ、半導体ウエハの表面のシリコン(Si)が部分的に溶出してピットまたは溶け出しによる荒れが形成される問題が生じる場合があることを本発明者が初めて見出した。
【0005】
本発明の目的は、半導体ウエハにピットのような構成原子の溶出領域が形成されるのを抑制または防止することのできる技術を提供することにある。
【0006】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0008】
すなわち、本発明は、ウエット処理が施される半導体ウエハに応じて、ウエット処理時に半導体ウエハに照射される光の状態を変えるものである。
【0009】
また、本発明は、半導体ウエハに対してウエット処理を施すウエット処理部と、前記ウエット処理時に前記半導体ウエハに照射する光の状態を調整する光源とを有するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。また、本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、本実施の形態では、電界効果トランジスタであるMIS・FETをMISと略し、pチャネル型のMISをpMISと略し、nチャネル型のMISをnMISと略す。なお、MOS・FET(Metal Oxide Semiconductor・Field Effect Transistor)は、MISの下位概念とされる。
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】
まず、本発明者が初めて見出した課題について説明する。本発明者は、半導体ウエハ(以下、単にウエハという)の主面(デバイス形成面)上にゲート絶縁膜を形成するのに先立って、ウエハの主面の絶縁膜をフッ酸(HF)等を含む薬液を用いたウエットエッチング処理により除去した後、ウエハ主面を露出させた状態で、上記薬液を除去するため純水等を用いた洗浄(リンス)処理を施したところ、ウエハ主面の活性領域(アクティブ領域)にピットまたはシリコンの溶け出しによる荒れ(以下、ピット等ともいう)が発生する問題が生じた。
【0013】
図1および図2は、そのピットPの様子の一例を示している。図1はウエハ1Wの要部平面図、図2は図1のX1−X1線の断面図をそれぞれ示している。ウエハ1Wを構成する半導体基板(以下、単に基板という)1Sは、例えばp型のシリコン(Si)単結晶からなり、その一部にはn型の埋込領域NISOが形成されている。このn型の埋込領域NISO内には、p型のウエルPWLおよびn型のウエルNWLが形成されている。この基板1Sの主面(デバイス形成面)には、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)またはSGI(Shallow Groove Isolation)と称する分離用の溝型の分離部2が形成されており、この段階では、その分離部2に囲まれた活性領域にn型のウエルNWLおよびp型のウエルPWLが露出されている。上記ピットPは、基板1Sのシリコン(Si)が部分的に溶け出して形成された領域であり、ここでは分離部2の側面に接する部分に発生している場合が例示されている。
【0014】
次に、図3および図4は、上記ピットPの発生原因を見出すべく本発明者が行った実験の結果の一例を示すウエハ1Wの要部断面図をそれぞれ示している。図3は、ウエハ1W(基板1S)にpn接合が無い場合の実験結果であり、この場合はピットPが発生しなかった。また、図4は、ウエハ1Wに照射する光Lの強度を増加した場合の実験結果であり、この場合も上記ピットPが生じなかった。一方、上記洗浄処理時に光強度が少ない場合は、上記図1および図2のようにピットPが発生した。ピット発生の光強度のしきい値は、基板1Sの状況に応じて変わるので一概には言えないが、本発明者が行った実験では、例えば100ルクス程度ではピットPが生じていたが、200ルクス程度またはそれ以上ではピットPが発生しなかった。このような種々の実験結果から本発明者は、基板1Sにpn接合が存在すると、主に洗浄処理時に基板1Sに照射される光に応じてpn接合部で電池作用により起電力が生じ、その起電力により基板1Sと洗浄液との間に電位差が生じる結果、その電位差に応じて基板1Sの主面での化学反応に変化が生じてシリコンが溶け出し、ピットPまたは荒れが発生することを初めて見出した。また、デバイス構造やプロセスの観点からは、上記分離部2の上部側面に接する基板1S部分には分離部2の形成時に分離部2からの応力により結晶欠陥や歪み等が生じているためシリコンの結合状態が不安定なことや基板1Sに埋込領域やウエル等を形成するための不純物イオンの打ち込みにより基板1Sの主面に損傷や汚染が存在することがピット等の発生の主要な原因の一つとなっていることも判明した。したがって、半導体装置の微細化は益々進められていることから上記ピット等の発生の問題は益々顕著になることが分かる。
【0015】
次に、図5は、上記ピットP等の発生時の化学反応を示している。また、図6は、ピット発生時の基板1Sのエネルギーバンドおよび洗浄液CLの酸化還元電位の状態を示している。図5の符号のA〜Cは図6の符号のA〜Cに対応している。図6中のEは価電子帯、Eはフェルミ準位、Eは伝導体を示している。ウエットエッチング処理が施された基板1Sの露出表面のシリコンは、ダングリングボンドを持つ不安定な状態とされている。この状態で純水等を用いた洗浄処理により基板1Sの主面に対して洗浄処理を施すと、洗浄液中の水酸基イオン(OH)の電子が、基板1Sと洗浄液CL間との電位差により基板1Sに引き寄せられる(図5および図6のA)。その結果、不安定な状態となった水酸基は基板1Sの表面のシリコンと共有結合により結合する(図5および図6のB,C)。さらにそのような反応が進む結果、基板1Sのシリコンが溶出されてしまう。したがって、基板1Sのpn接合部での電位Eを制御することにより、基板1Sの露出表面での反応の状態(速度等)を調整できる。すなわち、上記洗浄処理中に基板1Sに照射する光の強度または周波数を調整することにより、基板1Sのpn接合部の電位Eを制御し、基板1Sの露出表面での反応の状態(速度等)を調整できる。
【0016】
次に、図7は基板1Sと洗浄液との電位差(電圧)と流れる電流との関係を示している。電流が高いほどp型のウエルのシリコン溶出量が多いことを示している。同図に示すように、シリコンの溶出量は電圧が高くなるにつれて次第に増加するものの、ある位置を境に減少している。その境目より左側を溶出領域D、右側をパッシベーション領域Eとすると、上記ピットPの発生を抑えるには、上記電位差を制御することにより、基板1Sの露出表面での反応の状態を可能な限り速やかにパッシベーション領域Eでの作用が生じるような状態に移行させれば良いことが分かる。
【0017】
そこで、本実施の形態の第1の方法は、上記ピットP等が生じる場合には、上記ウエットエッチング処理および洗浄(リンス)処理のウエット処理の少なくとも洗浄処理時にウエハ1Wに照射される光の強度または周波数等の状態を調整することにより、基板1Sのシリコンが薬液または洗浄液中に溶出しないように、すなわち、急激に酸化が進むように、基板1Sと薬液または洗浄液との電位差を制御する。その具体的な一例としては、200ルクス程度またはそれ以上の強度の光をウエハ1Wに照射しながら上記ウエット処理を施す。これにより、上記ピットP等の発生を抑制または防止することができる。したがって、半導体装置の歩留りおよび信頼性を向上させることができる。また、半導体装置の歩留りを向上させることができるので、半導体装置のコストを低減できる。
【0018】
また、本発明者は、上記第1の方法を実際の半導体装置の製造工程全てにただ単純に適用しようとすると、次のような新たな問題が生じることを初めて見出した。すなわち、実際の半導体装置の製造工程では、上記と同様のウエットエッチング処理および洗浄処理であっても洗浄処理中にウエハ1Wに光を照射すると返って不具合が生じる場合があるという問題である。その不具合とは、基板1Sの露出表面の酸化が上記基板1Sと洗浄液との電位差により促進され酸化膜が形成されてしまう問題である。図8は、その酸化の化学反応を示している。A〜Cは上記と同様である。この場合は、互いに隣接するシリコンに共有結合で結ばれた水酸基の水素同士が結合し水素分子(H)となり基板1Sから離れる一方で基板1Sの露出表面のシリコンには酸素(O)が結合されたままとなる。上記のような酸化膜の堆積が生じる具体的な一例としては、絶縁膜が堆積されたウエハ1Wにウエットエッチング処理を施すことにより、その絶縁膜にp型の半導体領域とn型の半導体領域との両方の領域が露出されるようなコンタクトホールを形成した後、純水等のような洗浄液により洗浄処理を施すようなウエット処理が挙げられる。コンタクトホールの底面に酸化膜が堆積されるとコンタクトホール内でプラグや配線等と基板1Sとの接合不良が発生する。
【0019】
そこで、本実施の形態の第2の方法は、上記ウエット処理の少なくとも洗浄処理において、ウエハ1Wに照射する光の強度のような状態をウエハ1Wに応じて変える。すなわち、上記ピットP等が生じる場合には、上記第1の方法でウエット処理を施す一方、上記酸化膜の堆積が生じる場合は、上記ウエット処理の少なくとも洗浄処理時にウエハ1Wに照射される光の強度等のような状態を調整することにより、基板1Sの露出表面のシリコンの酸化の速度が抑制されるように、すなわち、ゆっくり酸化が進むように、基板1Sと薬液または洗浄液との電位差を制御しながら上記ウエット処理を施す。上記酸化膜の堆積を抑制または防止する具体的な一例としては、遮光状態または上記酸化膜の堆積が生じない程度の弱い光の中でウエハ1Wに対して上記ウエット処理を施す。これにより、上記酸化膜の堆積を抑制または防止することができる。具体的には、例えばコンタクトホールの底面に酸化膜が堆積されてしまうのを抑制または防止することができるので、コンタクトホール内での接合不良の発生を抑制または防止できる。したがって、半導体装置の歩留りおよび信頼性を向上させることができ、上記と同様に半導体装置のコストを低減できる。さらに、実際の半導体装置の一連の製造工程において、ウエハ1Wに適したウエット処理が可能となる。
【0020】
次に、本実施の形態の半導体装置の製造工程で用いるウエット処理装置について説明する。図9は、本実施の形態のウエットエッチング装置(ウエット処理装置)3の一例を示している。
【0021】
このウエットエッチング装置3は、例えば石英やフッ素樹脂等からなるエッチング槽3a内に薬液ELまたは洗浄液CLを溜め、そこに複数枚のウエハ1Wを収容したキャリア4を浸漬することにより、複数枚のウエハ1Wに対して一括してエッチング処理およびその後の洗浄(リンス)処理を行うことが可能なディップ式のウエットエッチング装置である。
【0022】
このウエットエッチング装置3のエッチング槽3aの上部外周には、外槽3bが設けられている。外槽3bは、配管3cを通じてエッチング槽3aの底部と接続されている。そして、エッチング槽3aからあふれ出した薬液ELまたは洗浄液CLは、この外槽3bに流れた後、配管3cを通じて再びエッチング槽3aの底面からエッチング槽3a内に戻されるようになっている。配管3cの途中には、ポンプ3d、フィルタ3eおよび温度調節器等が設けられている。上記ポンプ3dは、上記薬液ELおよび洗浄液CLを循環させるための循環機能部である。上記フィルタ3eは、上記薬液ELまたは洗浄液CL中の異物を除去するための濾過機能部である。
【0023】
上記エッチング槽3aの上方には、光源3fが設けられている。この光源3fは、上記ウエット処理時にウエハ1Wに光Lを照射するためのもので、例えば紫外線を含む光Lを放射すること可能な蛍光灯等からなる。紫外線を含むようにしているのは、紫外線を含むことで上記ウエハ1Wのpn接合部での電池作用を生じさせ易いからである。光源3fは、そのオンオフ制御はもちろんのこと、放射される光の強度を変えることも可能となっている。これにより、ウエハ1W毎に照射される光の状態を変えることができ、ウエハ1Wの一群毎に最適な光の状態でウエット処理を施すことが可能となっている。
【0024】
光源3fのオンオフ制御や光強度制御は手動でもできるが自動的に行うこともできる。光源3fの自動制御方法としては、例えば次のような方法を挙げることができる。すなわち、ウエットエッチング装置3の処理データ記憶部に、ウエットエッチング装置3に投入されるウエハ1Wに最適な光の状態を記憶させておき、それに基づいて光源3fのオンオフや光強度等を自動的に制御する方法である。この方法の場合は、データを変えればよいだけで良いので対応が容易である。
【0025】
なお、半導体装置の製造工程では光を嫌う工程もあるので、光源3fの光が外部に漏れないようになっている。また、光源3fからの光Lがウエハ1Wに有効に照射されるように光源3fとエッチング槽3aとの間に遮光物が存在しないようにされている。さらに、エッチング槽3aの内面側に反射鏡等を設けることにより、光源3fからの光Lがウエハ1Wに有効に照射されるようにしても良い。
【0026】
次に、本実施の形態の半導体装置の製造方法の一例を図10〜図15の半導体装置の製造工程中のウエハ1Wの要部断面図により説明する。なお、ここでは、上記第1の方法のピットが生じる場合の対策例について説明する。上記第2の方法の酸化膜が堆積されてしまう場合については、上記ウエット処理における光の状態が上記のように異なるだけで、他のウエットエッチング処理や洗浄処理については同じなので説明を省略する。
【0027】
図10に示すウエハ1Wは、例えばp型のシリコン単結晶を基板1Sとして有する平面略円形状の薄板からなる。基板1Sにはn型の埋込領域NISO、p型のウエルPWLおよびn型のウエルNWLが形成されている。また、基板1Sの主面(デバイス形成面)には、例えば溝型の分離部2が形成されている。この分離部2は、基板1Sの厚さ方向に掘られた溝内に、例えば酸化シリコン(SiO等)からなる絶縁膜が埋め込まれることで形成されている。さらに、分離部2に囲まれた基板1Sの活性領域上には、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜5が形成されている。
【0028】
まず、このようなウエハ1Wを上記キャリア4に複数枚収容した後、上記ウエットエッチング装置3内に搬入し、上記エッチング槽3a内に溜められたフッ酸(HF)等のような薬液ELに複数枚のウエハ1Wを浸漬することにより、ウエハ1Wの主面の主として絶縁膜5をエッチングする。図11は、この工程の状態を模式的に示している。このエッチング処理において、本実施の形態では、光源3fからの光Lをウエハ1Wに照射する。すなわち、ウエハ1Wに照射される光の強度を増すことにより、基板1Sのシリコンが薬液EL中に溶出しないように、すなわち、急激に酸化を進ませることで基板1Sの表面が保護されるように、基板1Sと薬液ELとの電位差を制御する。これにより、基板1SにピットP等が生じるのを抑制または防止することができる。このエッチング工程では基板1Sの表面に薬液ELが直接触れる時間が短く、上記ピットP等もあまり生じないので上記光の照射処理を施さなくても良い場合もある。続いて、同じエッチング槽3a内において、薬液ELに代えて、例えば純水等の洗浄液によりウエハ1Wに付着した薬液ELを除去する。図12は、この工程の状態を模式的に示している。この工程では、洗浄液CLがウエハ1Wの基板1Sの露出表面に直接接触する。そこで、この洗浄処理において、本実施の形態では、光源3fからの光Lをウエハ1Wに照射する。すなわち、ウエハ1Wに照射される光の強度を増すことにより、基板1Sのシリコンが洗浄液CL中に溶出しないように、すなわち、急激に酸化を進ませることで基板1Sの表面が保護されるように、基板1Sと洗浄液CLとの電位差を制御する。これにより、基板1SにピットP等が生じるのを抑制または防止することができる。このようなウエット処理後、キャリア4をウエットエッチング装置3から取り出し、ウエットエッチング処理を終了する。
【0029】
次いで、ウエハ1Wに対して熱酸化処理等を施すことにより、図13に示すように、ウエハ1Wの基板1Sの露出表面に、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜6を形成する。MIS形成領域の絶縁膜6はゲート絶縁膜となる。続いて、図14に示すように、ウエハ1Wの主面上に、例えば低抵抗な多結晶シリコンからなる導体膜をCVD(Chemical Vapor Deposition)法等により堆積した後、その導体膜を通常のフォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術によりパターニングすることで、MIS形成領域の絶縁膜6上にゲート電極7を形成する。その後、例えばリン(P)またはヒ素(As)をイオン注入法等により基板1Sに導入することにより、n型の半導体領域8,9を形成する。MIS形成領域のn型の半導体領域8は、MISのソースおよびドレイン用の半導体領域である。また、n型の半導体領域9は、n型の埋込領域NISOの引出領域である。このようにしてウエハ1Wの主面にnMISQnを形成する。
【0030】
次いで、図15に示すように、ウエハ1Wの主面上に、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜10をCVD法等により堆積した後、その絶縁膜10に基板1Sの一部が露出されるようなコンタクトホール11を通常のフォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術により形成する。その後、ウエハ1Wの主面上に、例えば窒化チタン(TiN)およびタングステン(W)を下層から順に堆積した後、これをコンタクトホール11内のみに残されるようにCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により研磨することにより、コンタクトホール11内にプラグ12を形成する。その後、絶縁膜10上に、通常の配線形成工程を経て、例えばアルミニウムまたはアルミニウム合金を主配線材料とする第1層配線13を形成する。以降、通常の製造工程を経て半導体装置の製造を終了する。
【0031】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0032】
例えば前記実施の形態では光源として蛍光灯を用いたが、これに限定されるものではなく、ウエハのpn接合部に電池作用を生じさせ起電力の調整が可能なような電磁波であれば種々変更可能であり、例えば水銀灯等を用いても良い。
【0033】
また、前記実施の形態では主に光の強度を変える場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えばウエハのpn接合に応じて、上記ピットや酸化膜の発生を防ぐのに最適なように光の周波数を変えるようにしても良い。
【0034】
また、前記実施の形態ではバッチ式のウエットエッチング装置を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば支持台に固定された半導体ウエハを回転させながらその半導体ウエハのエッチング処理面に薬液を吹き付けてエッチング処理を行うスピン方式を採用する枚葉式のウエットエッチング装置およびウエットエッチング処理にも適用できる。
【0035】
また、前記実施の形態では分離部が溝型とされているが、これに限定されるものではなく、例えばLOCOS(Local Oxidization of Silicon)法で形成されたフィールド絶縁膜により分離部を形成した場合でも同様の問題が生じるので、その場合にも前記した本実施の形態を適用できる。
【0036】
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるMISのみを有する半導体装置の製造方法に適用した場合について説明したが、それに限定されるものではなく、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)またはフラッシュメモリ(EEPROM;Electric Erasable Programmable Read Only Memory)等のメモリ素子を基板に持つ半導体装置やバイポーラトランジスタを基板に持つ半導体装置等、他の半導体装置の製造方法にも適用できる。
【0037】
【発明の効果】
本願によって開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下の通りである。
【0038】
すなわち、ウエット処理が施される半導体ウエハに応じて、ウエット処理時に半導体ウエハに照射される光の状態を変えることにより、半導体ウエハにピットのような構成原子の溶出領域が形成されるのを抑制または防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明者が検討したウエット処理後の半導体ウエハの要部平面図である。
【図2】図1のX1−X1線の断面図である。
【図3】ピットの原因推定のために行った実験の結果例を示す半導体ウエハの要部断面図である。
【図4】ピットの原因推定のために行った実験の他の結果例を示す半導体ウエハの要部断面図である。
【図5】ピット発生時の化学反応の説明図である。
【図6】図5のピット発生時の半導体基板のエネルギーバンドおよび洗浄液の酸化還元電位の説明図である。
【図7】半導体基板と洗浄液との電位差(電圧)と流れる電流との関係を示すグラフ図である。
【図8】酸化膜堆積時の化学反応の説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるウエット処理装置の一例の説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造工程中の要部断面図である。
【図11】図10に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。
【図12】図11に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。
【図13】図12に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。
【図14】図13に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。
【図15】図14に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。
【符号の説明】
1W 半導体ウエハ
1S 半導体基板
2 分離部
3 ウエットエッチング装置(ウエット処理装置)
3a エッチング槽
3b 外槽
3c 配管
3d ポンプ
3e フィルタ
3f 光源
4 キャリア
5 絶縁膜
6 絶縁膜
7 ゲート電極
8,9 n型の半導体領域
10 絶縁膜
11 コンタクトホール
12 プラグ
13 第1層配線
PWL p型のウエル
NWL n型のウエル
NISO n型の埋込領域
P ピット
CL 洗浄液
EL 薬液
L 光
Qn nチャネル型のMIS・FET

Claims (9)

  1. 半導体ウエハに対してウエットエッチング処理および洗浄処理のウエット処理を施す処理部と、前記ウエット処理時に前記半導体ウエハに照射する光の状態を調整する光源とを有することを特徴とするウエット処理装置。
  2. 請求項1記載のウエット処理装置において、前記光源からの光は紫外線を含むことを特徴とするウエット処理装置。
  3. 半導体ウエハに対してウエットエッチング処理を施した後、前記半導体ウエハに対して洗浄処理を施すウエット処理工程を有し、前記ウエット処理工程の少なくとも洗浄処理において、前記ウエット処理が施される半導体ウエハに応じて、前記半導体ウエハに照射される光の状態を変えることを特徴とするウエット処理方法。
  4. 請求項3記載のウエット処理方法において、前記ウエット処理では、前記半導体ウエハに応じて、遮光状態でウエット処理を施す工程と、光を照射した状態でウエット処理を施す工程とのいずれかを選択することを特徴とするウエット処理方法。
  5. 請求項3記載のウエット処理方法において、前記ウエットエッチング処理は、フッ酸を含むエッチング液により前記半導体ウエハの表面の酸化膜を除去する工程であることを特徴とするウエット処理方法。
  6. 請求項3記載のウエット処理方法において、前記ウエット処理が施される前記半導体ウエハはpn接合を有することを特徴とするウエット処理方法。
  7. 半導体ウエハに対してウエットエッチング処理を施した後、前記半導体ウエハに対して洗浄処理を施すウエット処理工程を有し、前記ウエット処理工程の少なくとも洗浄処理において、前記ウエット処理が施される半導体ウエハに応じて、前記半導体ウエハに照射される光の状態を変えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項7記載の半導体装置の製造方法において、前記ウエット処理では、前記半導体ウエハに応じて、遮光状態でウエット処理を施す工程と、光を照射した状態でウエット処理を施す工程とのいずれかを選択することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項7記載の半導体装置の製造方法において、前記ウエットエッチング処理は、フッ酸を含むエッチング液により前記半導体ウエハの表面の酸化膜を除去する工程であり、前記ウエット処理後、前記半導体ウエハの表面に絶縁膜を形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2003182123A 2003-06-26 2003-06-26 ウエット処理装置、ウエット処理方法および半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4336530B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003182123A JP4336530B2 (ja) 2003-06-26 2003-06-26 ウエット処理装置、ウエット処理方法および半導体装置の製造方法
US10/875,826 US20040262265A1 (en) 2003-06-26 2004-06-25 Wet processing apparatus, wet processing method and manufacturing method of semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003182123A JP4336530B2 (ja) 2003-06-26 2003-06-26 ウエット処理装置、ウエット処理方法および半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005019665A true JP2005019665A (ja) 2005-01-20
JP4336530B2 JP4336530B2 (ja) 2009-09-30

Family

ID=33535249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003182123A Expired - Fee Related JP4336530B2 (ja) 2003-06-26 2003-06-26 ウエット処理装置、ウエット処理方法および半導体装置の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20040262265A1 (ja)
JP (1) JP4336530B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013016672A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法
JP2015142094A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 三菱電機株式会社 半導体ウェハカセット、半導体素子の製造方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4798907B2 (ja) 2001-09-26 2011-10-19 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
US8268735B2 (en) * 2006-02-01 2012-09-18 Tohoku University Semiconductor device manufacturing method and method for reducing microroughness of semiconductor surface
CN103787582A (zh) * 2014-01-22 2014-05-14 上海和辉光电有限公司 用于蚀刻机台的喷酸装置
US11532493B2 (en) * 2018-07-30 2022-12-20 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Wet bench and chemical treatment method using the same

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL6400871A (ja) * 1963-02-04 1964-08-05

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013016672A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法
US9142443B2 (en) 2011-07-05 2015-09-22 Renesas Electronics Corporation Method of manufacturing semiconductor device
JP2015142094A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 三菱電機株式会社 半導体ウェハカセット、半導体素子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20040262265A1 (en) 2004-12-30
JP4336530B2 (ja) 2009-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100721086B1 (ko) 반도체 집적 회로 장치와 그 제조 방법
EP1051744A1 (en) Method of forming a semiconductor device
US6727187B2 (en) Fabrication method for semiconductor device
JP3679216B2 (ja) 半導体基板の洗浄液及びこれを使用する洗浄方法
JP5153131B2 (ja) 半導体素子のデュアルゲート形成方法
JP4336530B2 (ja) ウエット処理装置、ウエット処理方法および半導体装置の製造方法
US5803980A (en) De-ionized water/ozone rinse post-hydrofluoric processing for the prevention of silicic acid residue
US6764967B2 (en) Method for forming low thermal budget sacrificial oxides
US6534354B1 (en) Method of manufacturing MOS transistor with fluorine implantation at a low energy
JP2000208627A (ja) 半導体装置の製造方法
TWI469261B (zh) 藉由更改寄生pn接合以減少在清淨製程期間之cmos裝置之閘極缺陷的方法
JP2008141204A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JP2003068667A (ja) 半導体装置の製造方法
CN105742229A (zh) 半导体结构的形成方法
JP2004179301A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
US7709387B2 (en) Polishing apparatus and two-step method of polishing a metal layer of an integrated circuit
KR100752965B1 (ko) 세정공정동안 웨이퍼에서 광에 의한 부식을 감소시키기위한 방법 및 시스템
JPS62105464A (ja) 半導体装置の製造方法
EP0767487A1 (en) Improvements in or relating to semiconductor device fabrication
CN114121678B (zh) 一种finfet的制造方法
JP3115818B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP3177436B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP3115817B2 (ja) 半導体集積回路装置
KR100572490B1 (ko) 반도체 소자의 이중 게이트 산화막 형성 방법
JP4764604B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050318

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090629

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees