JP2005018489A - 薬購入システム - Google Patents
薬購入システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005018489A JP2005018489A JP2003183458A JP2003183458A JP2005018489A JP 2005018489 A JP2005018489 A JP 2005018489A JP 2003183458 A JP2003183458 A JP 2003183458A JP 2003183458 A JP2003183458 A JP 2003183458A JP 2005018489 A JP2005018489 A JP 2005018489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medicine
- customer
- terminal device
- card
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003814 drug Substances 0.000 title claims abstract description 164
- 229940079593 drug Drugs 0.000 title claims description 55
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 37
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 16
- 208000024891 symptom Diseases 0.000 abstract description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 19
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 19
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
- 206010020751 Hypersensitivity Diseases 0.000 description 1
- 206010028813 Nausea Diseases 0.000 description 1
- 206010037660 Pyrexia Diseases 0.000 description 1
- 208000026935 allergic disease Diseases 0.000 description 1
- 230000000172 allergic effect Effects 0.000 description 1
- 230000007815 allergy Effects 0.000 description 1
- 208000010668 atopic eczema Diseases 0.000 description 1
- 230000036760 body temperature Effects 0.000 description 1
- 238000012377 drug delivery Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008693 nausea Effects 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
【課題】顧客の症状や体調に適した薬を購入でき、また薬の提供者・販売者にとって人件費などが抑えられる薬購入システムを提供する。
【解決手段】顧客用端末装置2は、顧客からの操作開始の入力を受けると、顧客に対して問診を行って最適な薬の選定を行い、購入意思の確認を行う。また、問診に応じて入力された情報や購入される薬の特定情報を、顧客のカルテ情報として管理するように指令S1をサーバ装置3に対して送信し、購入される薬との引換えに必要となる薬引換書8の発行を行う。顧客は、この発行された薬引換書8をカウンター用端末装置4のところまで持ってゆき、店員に渡して、カウンター用端末装置4で、薬引換書8と購入される薬のパッケージ9とにそれぞれ付された識別情報を読み取って照合して正しいことが確認された後に、顧客は、購入する薬を受け取る。
【選択図】 図1
【解決手段】顧客用端末装置2は、顧客からの操作開始の入力を受けると、顧客に対して問診を行って最適な薬の選定を行い、購入意思の確認を行う。また、問診に応じて入力された情報や購入される薬の特定情報を、顧客のカルテ情報として管理するように指令S1をサーバ装置3に対して送信し、購入される薬との引換えに必要となる薬引換書8の発行を行う。顧客は、この発行された薬引換書8をカウンター用端末装置4のところまで持ってゆき、店員に渡して、カウンター用端末装置4で、薬引換書8と購入される薬のパッケージ9とにそれぞれ付された識別情報を読み取って照合して正しいことが確認された後に、顧客は、購入する薬を受け取る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客の症状などが他人に知られることなく、顧客が薬に関する情報を得てから薬を購入できるシステムに関し、特に、薬との引換書を発行する端末を備えた薬購入システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、体調不良など病気にかかった場合には、薬局に出向いて薬剤師に相談して適切な薬を選んでもらうか、または過去の経験に基づいて自分で薬を選んで購入していた。
また、医師の処方箋によって調剤された薬品を自動販売できるようにした自動販売機(例えば、特許文献1)や、顧客の状況に応じて購入対象となる薬品を決定し販売できるようにした自動薬販売機(例えば、特許文献2)が考えられている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−90333号公報
【特許文献2】
特開平2−173893号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、薬局に出向いてもたまたま対応した店員が最適な薬を選定せずに、店員が選定した薬を服用しても効き目がない、という課題がある。また、過去の経験則から顧客自身が薬を選定すると、間違った薬を選定して購入する可能性もある。
【0005】
なお、特許文献1に記載されている発明では、予め医者の処方箋を必要としており、夜間や休日に急に体調が悪くなったときには、適切な薬を手に入れることができない、という課題がある。
また、特許文献2に記載されている発明では、顧客は薬品決定手順に従って取引操作ユニットを操作しなければならず、自動薬販売機を再度使用して購入する場合でも同様に入力する必要があり、ユーザフレンドリーではない、という課題がある。さらには、顧客が以前服用していた薬と購入する薬とが同一であるか否かを顧客が判断する必要もある。
【0006】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、顧客にとっては、顧客の症状や体調などに適した薬を購入でき、操作性や利便性が高く、また薬を提供したり販売したりする者にとって人件費などが抑えられる薬購入システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、一以上の顧客用端末装置と、顧客のカルテ情報を蓄積するサーバ装置と、一以上のカウンター用端末装置と、上記顧客用端末装置と上記サーバ装置と上記カウンター用端末装置とを相互に接続するネットワークとを備えており、上記顧客用端末装置は、顧客からの操作開始の入力を受けると、顧客に対して問診を行い、この問診に応じて入力された情報に基づいて最適な薬の選定を行い、選定の結果を表示して購入意思の有無についての入力要請を行うとともに、この入力要請に応じて顧客から購入の意思表示の入力を受けると、購入される薬を特定する情報、および/または、上記問診に応じて入力された情報の一部若しくは全部を顧客のカルテ情報として管理するように指令を上記サーバ装置に対して送信して、上記最適な薬との引換えに必要となる薬引換書の発行を行うことを特徴とする。
【0008】
前記カウンター用端末装置は、前記薬引換書と購入される薬のパッケージとにそれぞれ付された識別情報を読み取って照合し、その結果を表示することを特徴とする。
【0009】
また、前記顧客用端末装置は、前記薬引換書の発行と同時にまたは相前後して、前記サーバ装置で顧客のカルテ情報を蓄積しているメモリ領域の箇所と一対一に対応する管理番号を記録する専用カードを発行することを特徴とする。
【0010】
また、前記顧客用端末装置は、前記操作開始の入力を受けると、前記問診を行う前に、顧客に対して前記専用カードを所持しているか否かを問い合わせ、この問合せに応じて上記専用カードの挿入があると、挿入された専用カードに記録されている管理番号を読み取り、読み取った管理番号のカルテ情報を送信するように指令を前記サーバ装置に送信するとともに、上記サーバ装置から上記指令に応じて送信されたカルテ情報を受信すると、受信したカルテ情報に基づいて上記問診を行い、この問診に応じて入力された情報と受信したカルテ情報とに基づいて前記最適な薬の選定を行うことを特徴とする。
【0011】
また、前記顧客用端末装置は、前記薬引換書の発行前に料金支払処理を行うことを特徴とする。
【0012】
また、前記顧客用端末装置は、前記料金支払処理として現金支払かカード支払の何れかを選択できるように、現金支払のための現金支払処理部とカード支払のためのカード支払処理部とを備えることを特徴とする。
【0013】
また、前記カード支払処理部は、前記ネットワークを介してカード会社または銀行に設置されたネットワークカード端末装置に接続して、カード支払処理を行うことを特徴とする。
【0014】
また、前記顧客用端末装置は、前記薬引換書の発行前に前記サーバ装置経由かまたは直接に前記カウンター用端末装置に対して、前記最適な薬を準備できるだけの情報を通知することを特徴とする。
【0015】
本発明により、問診に応じて入力された情報や購入される薬の名称などを顧客カルテ情報として蓄積するとともに、顧客が入力する情報や選定された薬について秘密を保持でき、顧客にとって信頼性や利便性が高く、また薬を提供したり販売したりする者にとっても人件費などを抑えられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る薬購入システムの構成図で、図2はその機能ブロック構成図である。
薬購入システム1は、顧客が直接使用する一以上の顧客用端末装置2と、顧客のカルテ情報を蓄積して管理するサーバ装置3と、薬受取場所に設置される一以上のカウンター用端末装置4とを、LAN(Local Area Network)や専用回線などで構築したネットワーク5を用いて相互に接続したシステムである。
【0017】
次に、顧客用端末装置2を説明する。
顧客用端末装置2は、内部制御を行うCPUなどで構成される制御部21と、タッチパネル式画面やテンキーなどで構成された入出力表示部22と、ネットワーク5を介して外部と通信するための通信インターフェース23と、内蔵型の専用プリンター24とを備える。
【0018】
また、顧客用端末装置2は、料金支払処理機能をも備えており、料金支払については顧客のニーズに応じて現金支払でもカード支払でも対応できるのが好ましい。そのために、顧客用端末装置2は、現金支払処理部25とカード支払処理部26とを備える。現金支払処理部25は、制御部21と連携して、例えば硬貨投入口から投入された硬貨および紙幣挿入口から挿入された紙幣の枚数をカウントし、入れられたお金の総額を計算して現金支払処理を行い、硬貨返却口や紙幣返却口から釣り銭を返却する。なお、硬貨投入口や硬貨返却口、紙幣挿入口と紙幣返却口はそれぞれ、硬貨投入返却口、紙幣挿入返却口として構成してもよい。
カード支払処理部26は、制御部21と連携して、例えばカード挿入返却口から挿入された支払カードからカード情報をカードリーダで読み取ってカード支払処理を行い、カード挿入返却口から支払カードを返却する。ここで、支払カードとして、いわゆるキャッシュカードやプリペイドカードやクレジットカードなどを挙げることができる。支払カードがクレジットカードやキャッシュカードの場合には、カード支払処理の一例としては、先ず、クレジット会社などのカード会社や銀行に設置してあるネットワークカード端末装置6に通信インターフェース23を介して接続し、そして、薬の金額と共にカードリーダで読み取ったカード番号や顧客から入力された暗証番号など必要な情報を送信して、次に、ネットワークカード端末装置6から支払処理の完了通知を受けることで、カード支払処理を終了する。
【0019】
また、顧客用端末装置2は、多数の専用カード7を格納した専用カード格納処理部27を備える。この専用カード7は、薬購入システム1を初めて利用する新規顧客に対して発行される。新規顧客に対して顧客用端末装置2が薬引換書8を発行する際にまたはそれと相前後して、専用カード格納処理部27からその顧客用の専用カード7を支払カードと兼用のカード挿入返却口かまたは専用カード7独自の専用カード挿入返却口から発行できるように、顧客用端末装置2が構成されている。
さらに、顧客用端末装置2は、後述する制御プログラムまたはこれにより起動される薬選定プログラムの実行により選定された薬などこの薬購入システム1で購入できる薬に関するデータ、例えば、薬の名称や効能などを、顧客に入出力表示部22で表示できるように、データベース28を備える。
【0020】
ここで、顧客用端末装置2の内部処理フローについて説明する。
顧客用端末装置2は、制御部21などに記録されている制御プログラムを実行することで、次に説明する処理を順に行う。
図3は、制御部21が制御プログラムを実行することで顧客用端末装置2が行う処理のフロー図である。顧客用端末装置2は、顧客による操作開始の入力を受けるように入出力表示部22のタッチパネル式画面の所定の箇所に入力キーを表示し続ける(ST101)。この状態で入力キーに顧客が触れることで、顧客用端末装置2は顧客からの操作開始入力があった旨を判断し、顧客に対して薬購入システム1から発行されている専用カード7を所持しているか否かの入力を行わせるように、入出力表示部22のタッチパネル式画面に入力キーを表示する(ST102)。
【0021】
ここで、タッチパネル式画面で専用カード7を所持していない旨の入力を受けると、制御部21は専用カード7なしと判断して(ST103でNo)、タッチパネル式画面に質問事項を順次表示して顧客に対してその回答の入力を促す。ここで表示される問診の質問事項には、顧客の年齢や性別、アレルギー体質か否かといった顧客の個人情報の他に、現在の病状に関する項目、例えば、熱の有無、体温、咳が出るかどうか、吐き気を催すかなどが挙げられる。この一連の質問事項を順次タッチパネル式画面に表示して顧客からの回答入力を受ける(ST104)。この問診の結果顧客から入力された情報に基づいて最適な薬を選定する。最適な薬の選定は、制御プログラム内に組み込まれている薬選定プログラムか、制御部21などに記録されている薬選定プログラムの何れかを実行することで行われる。例えば、問診の各質問事項の回答の組合せで、この薬購入システム1で購入できる薬が決定できるように、薬選定プログラムが組まれている。よって、ST104の問診における質問事項は、問診に対して入力される回答に基づいて薬選定プログラムの実行により、最適な薬を選定できるようになっている。そして、選定した薬の名称や効能などのデータをデータベース28から取得して入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示し(ST105)、選定された薬を購入する意思があるか否かの確認表示を行う(ST106)。
【0022】
入出力表示部22のタッチパネル式画面に対して購入意思なしの入力を受けると、制御部21は購入意思なしと判断して(ST107でNo)、ST101へ移行する。
逆に、入出力表示部22のタッチパネル式画面に対して購入意思ありの入力を受けると、制御部21は購入意思ありと判断して(ST107でYes)、購入される薬の名称やコード番号など、薬を特定する情報や、ST104の問診で顧客から入力された情報の一部または全部を添えて、データベース31の所定のメモリ領域にその顧客のカルテ情報として蓄積して管理するよう指令S1を、通信インターフェース23及びネットワーク5を介してサーバ装置3に送信する(ST108)。
【0023】
制御部21は、指令S1の送信と同時にまたはそれと相前後して、現金支払かカード支払の何れかを選択するかについて入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示して顧客に支払方法を選択させる(ST109)。
顧客が現金支払を選択した場合(ST110でYes)には、現金支払処理を行う(ST111)。例えば、硬貨投入口や紙幣挿入口にお金を入れるよう促す旨を、入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示する。そして、その表示に応じて入れられたお金の総額を現金支払処理部25で計算して支払処理を行い、釣り銭がある場合には硬貨返却口や紙幣返却口から返却する。
一方、顧客がカード支払を選択した場合には、カード支払処理を行う(ST112)。例えば、カード挿入返却口に支払カードを挿入するよう促す旨を、入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示する。そして、その表示に応じて挿入された支払カードに記録されているカード情報をカードリーダで読み出す。その後、カード支払処理部26でその挿入された支払カードに応じてカード会社や銀行に設置されているネットワークカード端末装置6に通信インターフェース23を介して接続して、支払処理に必要となる情報、例えば、カード番号や入出力表示部22のテンキーなどから入力された暗証番号と共に購入される薬の金額について通知し、ネットワークカード端末装置6で所定の処理がなされて支払処理の完了通知を受けると、支払カードをカード挿入返却口から返却する。
【0024】
この料金支払処理と並行してまたはそれと相前後して、好ましくは料金支払が終了した後に、制御部21は、購入される最適な薬の識別情報、例えばバーコードや数値列を、専用プリンター24で印字した薬引換書8を発行する(ST113)。
そして、この薬引換書8の発行と並行してまたは相前後して、顧客に対して薬購入システム1で用いられる専用カード7を発行する。このとき、専用カード7には、例えばカード番号などの管理番号が記録されている。この管理番号は、この顧客のカルテ情報を格納しているデータベース31のメモリ領域の区分箇所と一対一に対応している。
【0025】
以上の一連の説明では、顧客が初めて薬購入システム1を利用した場合を想定しているが、二回目以降において顧客が専用カード7を所持しており、顧客からの操作開始入力の後には専用カード7を所持している旨の入力があることから、制御部21は、専用カード7を所持している旨の入力があったと判断して(ST103でYes)、ST104の問診を行う前に、専用カード7を専用カード挿入返却口またはカード挿入返却口に挿入するように入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示する(ST115)。制御部21は専用カード7の挿入を検知するとカードリーダでその挿入された専用カード7に記録されている情報、例えば管理番号を読み出す(ST116)。
【0026】
そして、制御部21は、サーバ装置3に対してその読み出した管理番号を添えて、その管理番号と一対一に対応したメモリ領域の区分箇所に蓄積されている顧客のカルテ情報を送信するように指令S2を送信する。
制御部21は、この指令S2に応じてサーバ装置3からカルテ情報の送信S3を受ける(ST117)と、そのカルテ情報のうち顧客の個人情報、例えば、氏名や性別などを入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示するなどして人違いでないことを確認することもできる。制御部21は、サーバ装置3からカルテ情報の送信を受けると、顧客に対して問診を行う(ST104)。例えば、順次タッチパネル式画面に質問事項を表示して顧客に対して回答の入力を促す。ここで行われる質問事項には、初回購入の場合とは異なり、顧客の年齢や性別アレルギー体質か否かといった顧客の個人情報の入力を促す質問は行わず、現在の病状に関する項目のみについて質問することになる。サーバ装置3からその顧客のカルテ情報を取得しており、そのカルテ情報と重複する質問がなされる必要はないからである。
【0027】
この問診に対する顧客のタッチパネル式画面への入力を判断して、今回顧客から入力された情報およびサーバ装置3から送信された顧客のカルテ情報に基づいて最適な薬を選定してその薬の名称や効能などをタッチパネル式画面に表示する(ST105)。その際、ST117で送信されている顧客のカルテ情報から以前購入された薬の名称などと、今回選定された薬の名称などとを照合して、今回選定された薬が以前購入された薬と同じ場合にはその旨を注意的に表示する。
なお、ST104の問診において、ST117で送信されている顧客のカルテ情報を元にして以前購入された薬の名称を表示して購入の選択肢として挙げておき、一方で購入時の症状を問診に応じて入力させることにより、以前購入された薬が現状に適合するか否かといった判断をも前述の薬選定プログラムで行えるようにしておく。そして、顧客にその適合性の判断結果を表示するようにし、以前購入された薬が現状に対して不適合の場合には顧客に違う薬を案内する、といった変更も可能である。
その後は、初回購入の場合(ST103でNoの場合)と同様であるが、薬引換書8の発行と同時並行かそれと相前後して、初回購入の場合では専用カード7を発行したのに対して、今回は既にカード挿入返却口から問診の前に挿入された専用カード7を返却することになる(ST114)。
【0028】
次に、サーバ装置3について図2を参照して説明する。
サーバ装置3は、顧客のカルテ情報を蓄積するデータベース31を備える。データベース31のメモリ領域は、複数の領域に区分されている。この区分された箇所に、顧客のカルテ情報が蓄積されて管理可能になっている。
【0029】
次に、カウンター用端末装置4について図2を参照して説明する。
カウンター用端末装置4は、顧客用端末装置2で発行される薬引換書8や薬のパッケージ9に付されているバーコードや数字などの識別情報を読み取る読取部41を備えている。
また、カウンター用端末装置4は、読取部41で読み取った各識別情報を照らし合せて照合判定を行う照合判定部42を備え、その照合判定の結果は表示部43で表示される。なお、カウンター用端末装置4は、ネットワーク5を介して外部と通信できるように通信インターフェース44をも備えている。このカウンター用端末装置4は、例えば公知のPOS(Point of Sales)端末などで代用することもできる。
【0030】
次に、薬購入システム1全体の流れを説明する。
図4は、薬購入システムの利用態様を説明するためのフロー図である。
顧客は顧客用端末装置2の設置箇所に出向き、顧客用端末装置2のタッチパネル式画面に表示されている操作開始入力キーを押す(ST201)。すると、専用カード7を所持しているか否か顧客用端末装置2が尋ねてくるので、タッチパネル式画面に表示されている該当のキーを押すなどして回答し、所持している場合には専用カード7を専用カード挿入返却口またはカード挿入返却口から挿入する(ST202)。
【0031】
その後、タッチパネル式画面に問診の各質問事項が順に表示されるので、タッチパネル式画面に表示される選択肢を押したり、テンキーで数値を入力したりすることで問診に回答する(ST203)。問診に対する回答を行うと、前述したように顧客用端末装置2により最適な薬が選定され、タッチパネル式画面にその最適な薬の名称や効能が表示されるので、選定された最適な薬について知ることができる(ST204)。
顧客は、選定された最適な薬を購入する意思表示をタッチパネル式画面に入力すると(ST205)、サーバ装置3のデータベース31に顧客のカルテ情報として、問診に対して回答入力された情報や購入される薬を特定する情報を通知して蓄積される(ST206)。
【0032】
このST206と並行または相前後して、現金支払(ST207a)かクレジット支払などのカード支払(ST207b)の何れかが顧客の選択により行われて、その代金支払の処理が終了すると、その購入される薬をドラッグストアー側で準備できるのに十分な情報、例えば薬の棚の番号や薬のコード番号などが通知される(ST208a,ST208b)。この通知は、例えば、サーバ装置3に対して指示入力するための図示しない端末装置やカウンター用端末装置4に対して顧客用端末装置2からなされる。カウンター用端末装置4に対する通知は、顧客用端末装置2や、顧客用端末装置2から依頼を受けたネットワークカード端末装置6から直接行ってもよい。
この通知を受けたカウンター用端末装置4などは、表示部43などに準備すべき薬について必要となるだけの情報を表示し、ドラッグストアーの店員に対して購入される薬を準備するように指示する。この指示を受けた店員は、表示された情報に基づいて商品棚からその購入される薬をカウンターまで準備して、顧客がカウンターまで出向いて来るるのを待つようにする(ST209)。
【0033】
一方、顧客は、顧客用端末装置2から領収書とともに薬引換書8が発行される(ST210)ので、領収書とともに薬引換書8を受け取って(ST211)、薬引換場所であるカウンターまでもって行きドラッグストアーの店員に手渡す。すると、店員は、顧客から手渡された薬引換書8とST209で準備した薬のパッケージにそれぞれ印刷や添付などにより付された識別情報、例えばバーコードを、カウンター用端末装置4の読取部41で読み取り、照合判定部42で、購入される薬がその準備した商品と同一であるか否かを判定して確認する(ST212)。
照合判定部42にて識別情報同士が不一致であると判断した場合(ST213でNoの場合)には、その旨表示部43に表示して、購入される薬が正しいか否か再確認し(ST214)、ST212へ戻る。一方、照合判定部42にて識別情報同士が一致すると判断した場合(ST213でYesの場合)には、その旨表示部43に表示して、店員は商品を顧客に手渡し(ST215)、顧客は最適な薬を受け取ることができる(ST216)。
【0034】
この薬購入システム1は、ドラッグストアーのカウンターにはカウンター用端末装置4が少なくとも一台設置され、また、ドラッグストアーの任意の場所に顧客用端末装置2が少なくとも一台設置されるような態様のほか、異なる場所にドラッグストアーを出店し、その各店にカウンター用端末装置4と顧客用端末装置2とが各々一台以上設置され、一箇所にサーバ装置3を設ける態様もある。後者の態様では、顧客は、どの店舗に行っても過去の自分のカルテ情報を利用してそのときの症状に最適な薬を得ることもできる。
【0035】
以上のように、顧客は、ドラッグストアーなどの店頭に設置してある顧客用端末装置2に対して、タッチパネル式画面に順に表示される問診に答えることで、その顧客の体調にあった薬を知ることができ商品を得ることができる。
そのとき入力した回答は顧客用端末装置2に対してのみ行うので、周囲の人や店員などに聞かれることはなく、顧客の聞かれたくない症状なども正確に答えることができる。また、顧客の個人情報や症状について秘匿性を維持でき、プライバシーの保護を図ることができる。
しかも、今回問診で回答した情報や購入する薬を特定する情報は、サーバ装置3のデータベース31に蓄積されていることから、今度薬購入システム1で薬を購入する際には、前回の時に発行された専用カードを顧客用端末装置2に挿入しさえすれば、その挿入を受けた顧客用端末装置2は、データベース31に蓄積されているその顧客のカルテ情報を得て、問診や最適な薬の選定を行える。その際、顧客は、例えば、体質や性別などの時間的に普遍な情報について再度聞かれることはなく、年令などについても、最初に回答されたその時の年月などと共にデータベースに蓄積させておくことで概略逆算できることから、ユーザフレンドリーである。
【0036】
ドラッグストアー側にとっても、多数の薬を顧客に対して逐一見せないので、多数の薬を展示する必要もなく、省スペースであってもドラッグストアーの店舗を開くことができる。また、薬剤師など専門知識を有しない者であっても顧客の体調に応じて薬を選定できるので、人件費等の節約につながる。また、商品を譲り渡すときには顧客から薬引換書8が提示され、薬引換書8に付されている識別情報と商品のパッケージに付されている識別情報とを照合して確認することにより、誤って違う商品を渡すことがなく、人為的なミスを事前に防止することができる。
また、顧客にとってもドラッグストアー側にとっても、サーバ装置3のデータベース31に蓄積された顧客のカルテ情報は、いわば電子カルテとなるので、顧客はそのサーバ装置3のデータベース31にアクセスできる顧客用端末装置2が設置されている場所に行けば、以前入力したような情報にも配慮された最適な薬を得ることができる一方、ドラッグストアー側にとっても、顧客の一元管理が容易になる。
【0037】
本発明は、上記した事項に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲で種々変更が可能であり、それらの本発明の範囲に含まれることはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明では、顧客は数多くの薬の中から自分の症状に最も適した薬を購入することが可能となる。この際、自分の症状は、顧客用端末装置に対してのみ入力回答されるので、他人に知られるようなことはなく、顧客のプライバシーを保護することができる。薬購入システムを配置する事業者にとっては、顧客の対応の多くは顧客用端末装置で行え、商品の受け渡し場所にカウンター用端末装置を配置してそこに店員を配備しておけばよいので、人件費やスペースを削減できる。また、商品の引渡しの際には、薬引換書と商品のパッケージの各識別情報を照合するので、顧客に間違った薬を渡すことも未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る薬購入システムの構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る薬購入システムの機能ブロック構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る薬購入システムのうち、顧客用端末装置の制御部において制御プログラムが実行する処理のフロー図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る薬購入システムにおいて、顧客側とカード会社・銀行側とドラッグストアー側が行う処理のフロー図である。
【符号の説明】
1 薬購入システム
2 顧客用端末装置
21 制御部
22 入出力表示部
23,44 通信インターフェース
24 専用プリンター
25 現金支払処理部
26 カード支払処理部
27 専用カード格納処理部
28 データベース
3 サーバ装置
31 データベース
4 カウンター用端末装置
41 読取部
42 照合判定部
43 表示部
5 ネットワーク
6 ネットワークカード端末
7 専用カード
8 薬引換書
9 パッケージ
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客の症状などが他人に知られることなく、顧客が薬に関する情報を得てから薬を購入できるシステムに関し、特に、薬との引換書を発行する端末を備えた薬購入システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、体調不良など病気にかかった場合には、薬局に出向いて薬剤師に相談して適切な薬を選んでもらうか、または過去の経験に基づいて自分で薬を選んで購入していた。
また、医師の処方箋によって調剤された薬品を自動販売できるようにした自動販売機(例えば、特許文献1)や、顧客の状況に応じて購入対象となる薬品を決定し販売できるようにした自動薬販売機(例えば、特許文献2)が考えられている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−90333号公報
【特許文献2】
特開平2−173893号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、薬局に出向いてもたまたま対応した店員が最適な薬を選定せずに、店員が選定した薬を服用しても効き目がない、という課題がある。また、過去の経験則から顧客自身が薬を選定すると、間違った薬を選定して購入する可能性もある。
【0005】
なお、特許文献1に記載されている発明では、予め医者の処方箋を必要としており、夜間や休日に急に体調が悪くなったときには、適切な薬を手に入れることができない、という課題がある。
また、特許文献2に記載されている発明では、顧客は薬品決定手順に従って取引操作ユニットを操作しなければならず、自動薬販売機を再度使用して購入する場合でも同様に入力する必要があり、ユーザフレンドリーではない、という課題がある。さらには、顧客が以前服用していた薬と購入する薬とが同一であるか否かを顧客が判断する必要もある。
【0006】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、顧客にとっては、顧客の症状や体調などに適した薬を購入でき、操作性や利便性が高く、また薬を提供したり販売したりする者にとって人件費などが抑えられる薬購入システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、一以上の顧客用端末装置と、顧客のカルテ情報を蓄積するサーバ装置と、一以上のカウンター用端末装置と、上記顧客用端末装置と上記サーバ装置と上記カウンター用端末装置とを相互に接続するネットワークとを備えており、上記顧客用端末装置は、顧客からの操作開始の入力を受けると、顧客に対して問診を行い、この問診に応じて入力された情報に基づいて最適な薬の選定を行い、選定の結果を表示して購入意思の有無についての入力要請を行うとともに、この入力要請に応じて顧客から購入の意思表示の入力を受けると、購入される薬を特定する情報、および/または、上記問診に応じて入力された情報の一部若しくは全部を顧客のカルテ情報として管理するように指令を上記サーバ装置に対して送信して、上記最適な薬との引換えに必要となる薬引換書の発行を行うことを特徴とする。
【0008】
前記カウンター用端末装置は、前記薬引換書と購入される薬のパッケージとにそれぞれ付された識別情報を読み取って照合し、その結果を表示することを特徴とする。
【0009】
また、前記顧客用端末装置は、前記薬引換書の発行と同時にまたは相前後して、前記サーバ装置で顧客のカルテ情報を蓄積しているメモリ領域の箇所と一対一に対応する管理番号を記録する専用カードを発行することを特徴とする。
【0010】
また、前記顧客用端末装置は、前記操作開始の入力を受けると、前記問診を行う前に、顧客に対して前記専用カードを所持しているか否かを問い合わせ、この問合せに応じて上記専用カードの挿入があると、挿入された専用カードに記録されている管理番号を読み取り、読み取った管理番号のカルテ情報を送信するように指令を前記サーバ装置に送信するとともに、上記サーバ装置から上記指令に応じて送信されたカルテ情報を受信すると、受信したカルテ情報に基づいて上記問診を行い、この問診に応じて入力された情報と受信したカルテ情報とに基づいて前記最適な薬の選定を行うことを特徴とする。
【0011】
また、前記顧客用端末装置は、前記薬引換書の発行前に料金支払処理を行うことを特徴とする。
【0012】
また、前記顧客用端末装置は、前記料金支払処理として現金支払かカード支払の何れかを選択できるように、現金支払のための現金支払処理部とカード支払のためのカード支払処理部とを備えることを特徴とする。
【0013】
また、前記カード支払処理部は、前記ネットワークを介してカード会社または銀行に設置されたネットワークカード端末装置に接続して、カード支払処理を行うことを特徴とする。
【0014】
また、前記顧客用端末装置は、前記薬引換書の発行前に前記サーバ装置経由かまたは直接に前記カウンター用端末装置に対して、前記最適な薬を準備できるだけの情報を通知することを特徴とする。
【0015】
本発明により、問診に応じて入力された情報や購入される薬の名称などを顧客カルテ情報として蓄積するとともに、顧客が入力する情報や選定された薬について秘密を保持でき、顧客にとって信頼性や利便性が高く、また薬を提供したり販売したりする者にとっても人件費などを抑えられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る薬購入システムの構成図で、図2はその機能ブロック構成図である。
薬購入システム1は、顧客が直接使用する一以上の顧客用端末装置2と、顧客のカルテ情報を蓄積して管理するサーバ装置3と、薬受取場所に設置される一以上のカウンター用端末装置4とを、LAN(Local Area Network)や専用回線などで構築したネットワーク5を用いて相互に接続したシステムである。
【0017】
次に、顧客用端末装置2を説明する。
顧客用端末装置2は、内部制御を行うCPUなどで構成される制御部21と、タッチパネル式画面やテンキーなどで構成された入出力表示部22と、ネットワーク5を介して外部と通信するための通信インターフェース23と、内蔵型の専用プリンター24とを備える。
【0018】
また、顧客用端末装置2は、料金支払処理機能をも備えており、料金支払については顧客のニーズに応じて現金支払でもカード支払でも対応できるのが好ましい。そのために、顧客用端末装置2は、現金支払処理部25とカード支払処理部26とを備える。現金支払処理部25は、制御部21と連携して、例えば硬貨投入口から投入された硬貨および紙幣挿入口から挿入された紙幣の枚数をカウントし、入れられたお金の総額を計算して現金支払処理を行い、硬貨返却口や紙幣返却口から釣り銭を返却する。なお、硬貨投入口や硬貨返却口、紙幣挿入口と紙幣返却口はそれぞれ、硬貨投入返却口、紙幣挿入返却口として構成してもよい。
カード支払処理部26は、制御部21と連携して、例えばカード挿入返却口から挿入された支払カードからカード情報をカードリーダで読み取ってカード支払処理を行い、カード挿入返却口から支払カードを返却する。ここで、支払カードとして、いわゆるキャッシュカードやプリペイドカードやクレジットカードなどを挙げることができる。支払カードがクレジットカードやキャッシュカードの場合には、カード支払処理の一例としては、先ず、クレジット会社などのカード会社や銀行に設置してあるネットワークカード端末装置6に通信インターフェース23を介して接続し、そして、薬の金額と共にカードリーダで読み取ったカード番号や顧客から入力された暗証番号など必要な情報を送信して、次に、ネットワークカード端末装置6から支払処理の完了通知を受けることで、カード支払処理を終了する。
【0019】
また、顧客用端末装置2は、多数の専用カード7を格納した専用カード格納処理部27を備える。この専用カード7は、薬購入システム1を初めて利用する新規顧客に対して発行される。新規顧客に対して顧客用端末装置2が薬引換書8を発行する際にまたはそれと相前後して、専用カード格納処理部27からその顧客用の専用カード7を支払カードと兼用のカード挿入返却口かまたは専用カード7独自の専用カード挿入返却口から発行できるように、顧客用端末装置2が構成されている。
さらに、顧客用端末装置2は、後述する制御プログラムまたはこれにより起動される薬選定プログラムの実行により選定された薬などこの薬購入システム1で購入できる薬に関するデータ、例えば、薬の名称や効能などを、顧客に入出力表示部22で表示できるように、データベース28を備える。
【0020】
ここで、顧客用端末装置2の内部処理フローについて説明する。
顧客用端末装置2は、制御部21などに記録されている制御プログラムを実行することで、次に説明する処理を順に行う。
図3は、制御部21が制御プログラムを実行することで顧客用端末装置2が行う処理のフロー図である。顧客用端末装置2は、顧客による操作開始の入力を受けるように入出力表示部22のタッチパネル式画面の所定の箇所に入力キーを表示し続ける(ST101)。この状態で入力キーに顧客が触れることで、顧客用端末装置2は顧客からの操作開始入力があった旨を判断し、顧客に対して薬購入システム1から発行されている専用カード7を所持しているか否かの入力を行わせるように、入出力表示部22のタッチパネル式画面に入力キーを表示する(ST102)。
【0021】
ここで、タッチパネル式画面で専用カード7を所持していない旨の入力を受けると、制御部21は専用カード7なしと判断して(ST103でNo)、タッチパネル式画面に質問事項を順次表示して顧客に対してその回答の入力を促す。ここで表示される問診の質問事項には、顧客の年齢や性別、アレルギー体質か否かといった顧客の個人情報の他に、現在の病状に関する項目、例えば、熱の有無、体温、咳が出るかどうか、吐き気を催すかなどが挙げられる。この一連の質問事項を順次タッチパネル式画面に表示して顧客からの回答入力を受ける(ST104)。この問診の結果顧客から入力された情報に基づいて最適な薬を選定する。最適な薬の選定は、制御プログラム内に組み込まれている薬選定プログラムか、制御部21などに記録されている薬選定プログラムの何れかを実行することで行われる。例えば、問診の各質問事項の回答の組合せで、この薬購入システム1で購入できる薬が決定できるように、薬選定プログラムが組まれている。よって、ST104の問診における質問事項は、問診に対して入力される回答に基づいて薬選定プログラムの実行により、最適な薬を選定できるようになっている。そして、選定した薬の名称や効能などのデータをデータベース28から取得して入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示し(ST105)、選定された薬を購入する意思があるか否かの確認表示を行う(ST106)。
【0022】
入出力表示部22のタッチパネル式画面に対して購入意思なしの入力を受けると、制御部21は購入意思なしと判断して(ST107でNo)、ST101へ移行する。
逆に、入出力表示部22のタッチパネル式画面に対して購入意思ありの入力を受けると、制御部21は購入意思ありと判断して(ST107でYes)、購入される薬の名称やコード番号など、薬を特定する情報や、ST104の問診で顧客から入力された情報の一部または全部を添えて、データベース31の所定のメモリ領域にその顧客のカルテ情報として蓄積して管理するよう指令S1を、通信インターフェース23及びネットワーク5を介してサーバ装置3に送信する(ST108)。
【0023】
制御部21は、指令S1の送信と同時にまたはそれと相前後して、現金支払かカード支払の何れかを選択するかについて入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示して顧客に支払方法を選択させる(ST109)。
顧客が現金支払を選択した場合(ST110でYes)には、現金支払処理を行う(ST111)。例えば、硬貨投入口や紙幣挿入口にお金を入れるよう促す旨を、入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示する。そして、その表示に応じて入れられたお金の総額を現金支払処理部25で計算して支払処理を行い、釣り銭がある場合には硬貨返却口や紙幣返却口から返却する。
一方、顧客がカード支払を選択した場合には、カード支払処理を行う(ST112)。例えば、カード挿入返却口に支払カードを挿入するよう促す旨を、入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示する。そして、その表示に応じて挿入された支払カードに記録されているカード情報をカードリーダで読み出す。その後、カード支払処理部26でその挿入された支払カードに応じてカード会社や銀行に設置されているネットワークカード端末装置6に通信インターフェース23を介して接続して、支払処理に必要となる情報、例えば、カード番号や入出力表示部22のテンキーなどから入力された暗証番号と共に購入される薬の金額について通知し、ネットワークカード端末装置6で所定の処理がなされて支払処理の完了通知を受けると、支払カードをカード挿入返却口から返却する。
【0024】
この料金支払処理と並行してまたはそれと相前後して、好ましくは料金支払が終了した後に、制御部21は、購入される最適な薬の識別情報、例えばバーコードや数値列を、専用プリンター24で印字した薬引換書8を発行する(ST113)。
そして、この薬引換書8の発行と並行してまたは相前後して、顧客に対して薬購入システム1で用いられる専用カード7を発行する。このとき、専用カード7には、例えばカード番号などの管理番号が記録されている。この管理番号は、この顧客のカルテ情報を格納しているデータベース31のメモリ領域の区分箇所と一対一に対応している。
【0025】
以上の一連の説明では、顧客が初めて薬購入システム1を利用した場合を想定しているが、二回目以降において顧客が専用カード7を所持しており、顧客からの操作開始入力の後には専用カード7を所持している旨の入力があることから、制御部21は、専用カード7を所持している旨の入力があったと判断して(ST103でYes)、ST104の問診を行う前に、専用カード7を専用カード挿入返却口またはカード挿入返却口に挿入するように入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示する(ST115)。制御部21は専用カード7の挿入を検知するとカードリーダでその挿入された専用カード7に記録されている情報、例えば管理番号を読み出す(ST116)。
【0026】
そして、制御部21は、サーバ装置3に対してその読み出した管理番号を添えて、その管理番号と一対一に対応したメモリ領域の区分箇所に蓄積されている顧客のカルテ情報を送信するように指令S2を送信する。
制御部21は、この指令S2に応じてサーバ装置3からカルテ情報の送信S3を受ける(ST117)と、そのカルテ情報のうち顧客の個人情報、例えば、氏名や性別などを入出力表示部22のタッチパネル式画面に表示するなどして人違いでないことを確認することもできる。制御部21は、サーバ装置3からカルテ情報の送信を受けると、顧客に対して問診を行う(ST104)。例えば、順次タッチパネル式画面に質問事項を表示して顧客に対して回答の入力を促す。ここで行われる質問事項には、初回購入の場合とは異なり、顧客の年齢や性別アレルギー体質か否かといった顧客の個人情報の入力を促す質問は行わず、現在の病状に関する項目のみについて質問することになる。サーバ装置3からその顧客のカルテ情報を取得しており、そのカルテ情報と重複する質問がなされる必要はないからである。
【0027】
この問診に対する顧客のタッチパネル式画面への入力を判断して、今回顧客から入力された情報およびサーバ装置3から送信された顧客のカルテ情報に基づいて最適な薬を選定してその薬の名称や効能などをタッチパネル式画面に表示する(ST105)。その際、ST117で送信されている顧客のカルテ情報から以前購入された薬の名称などと、今回選定された薬の名称などとを照合して、今回選定された薬が以前購入された薬と同じ場合にはその旨を注意的に表示する。
なお、ST104の問診において、ST117で送信されている顧客のカルテ情報を元にして以前購入された薬の名称を表示して購入の選択肢として挙げておき、一方で購入時の症状を問診に応じて入力させることにより、以前購入された薬が現状に適合するか否かといった判断をも前述の薬選定プログラムで行えるようにしておく。そして、顧客にその適合性の判断結果を表示するようにし、以前購入された薬が現状に対して不適合の場合には顧客に違う薬を案内する、といった変更も可能である。
その後は、初回購入の場合(ST103でNoの場合)と同様であるが、薬引換書8の発行と同時並行かそれと相前後して、初回購入の場合では専用カード7を発行したのに対して、今回は既にカード挿入返却口から問診の前に挿入された専用カード7を返却することになる(ST114)。
【0028】
次に、サーバ装置3について図2を参照して説明する。
サーバ装置3は、顧客のカルテ情報を蓄積するデータベース31を備える。データベース31のメモリ領域は、複数の領域に区分されている。この区分された箇所に、顧客のカルテ情報が蓄積されて管理可能になっている。
【0029】
次に、カウンター用端末装置4について図2を参照して説明する。
カウンター用端末装置4は、顧客用端末装置2で発行される薬引換書8や薬のパッケージ9に付されているバーコードや数字などの識別情報を読み取る読取部41を備えている。
また、カウンター用端末装置4は、読取部41で読み取った各識別情報を照らし合せて照合判定を行う照合判定部42を備え、その照合判定の結果は表示部43で表示される。なお、カウンター用端末装置4は、ネットワーク5を介して外部と通信できるように通信インターフェース44をも備えている。このカウンター用端末装置4は、例えば公知のPOS(Point of Sales)端末などで代用することもできる。
【0030】
次に、薬購入システム1全体の流れを説明する。
図4は、薬購入システムの利用態様を説明するためのフロー図である。
顧客は顧客用端末装置2の設置箇所に出向き、顧客用端末装置2のタッチパネル式画面に表示されている操作開始入力キーを押す(ST201)。すると、専用カード7を所持しているか否か顧客用端末装置2が尋ねてくるので、タッチパネル式画面に表示されている該当のキーを押すなどして回答し、所持している場合には専用カード7を専用カード挿入返却口またはカード挿入返却口から挿入する(ST202)。
【0031】
その後、タッチパネル式画面に問診の各質問事項が順に表示されるので、タッチパネル式画面に表示される選択肢を押したり、テンキーで数値を入力したりすることで問診に回答する(ST203)。問診に対する回答を行うと、前述したように顧客用端末装置2により最適な薬が選定され、タッチパネル式画面にその最適な薬の名称や効能が表示されるので、選定された最適な薬について知ることができる(ST204)。
顧客は、選定された最適な薬を購入する意思表示をタッチパネル式画面に入力すると(ST205)、サーバ装置3のデータベース31に顧客のカルテ情報として、問診に対して回答入力された情報や購入される薬を特定する情報を通知して蓄積される(ST206)。
【0032】
このST206と並行または相前後して、現金支払(ST207a)かクレジット支払などのカード支払(ST207b)の何れかが顧客の選択により行われて、その代金支払の処理が終了すると、その購入される薬をドラッグストアー側で準備できるのに十分な情報、例えば薬の棚の番号や薬のコード番号などが通知される(ST208a,ST208b)。この通知は、例えば、サーバ装置3に対して指示入力するための図示しない端末装置やカウンター用端末装置4に対して顧客用端末装置2からなされる。カウンター用端末装置4に対する通知は、顧客用端末装置2や、顧客用端末装置2から依頼を受けたネットワークカード端末装置6から直接行ってもよい。
この通知を受けたカウンター用端末装置4などは、表示部43などに準備すべき薬について必要となるだけの情報を表示し、ドラッグストアーの店員に対して購入される薬を準備するように指示する。この指示を受けた店員は、表示された情報に基づいて商品棚からその購入される薬をカウンターまで準備して、顧客がカウンターまで出向いて来るるのを待つようにする(ST209)。
【0033】
一方、顧客は、顧客用端末装置2から領収書とともに薬引換書8が発行される(ST210)ので、領収書とともに薬引換書8を受け取って(ST211)、薬引換場所であるカウンターまでもって行きドラッグストアーの店員に手渡す。すると、店員は、顧客から手渡された薬引換書8とST209で準備した薬のパッケージにそれぞれ印刷や添付などにより付された識別情報、例えばバーコードを、カウンター用端末装置4の読取部41で読み取り、照合判定部42で、購入される薬がその準備した商品と同一であるか否かを判定して確認する(ST212)。
照合判定部42にて識別情報同士が不一致であると判断した場合(ST213でNoの場合)には、その旨表示部43に表示して、購入される薬が正しいか否か再確認し(ST214)、ST212へ戻る。一方、照合判定部42にて識別情報同士が一致すると判断した場合(ST213でYesの場合)には、その旨表示部43に表示して、店員は商品を顧客に手渡し(ST215)、顧客は最適な薬を受け取ることができる(ST216)。
【0034】
この薬購入システム1は、ドラッグストアーのカウンターにはカウンター用端末装置4が少なくとも一台設置され、また、ドラッグストアーの任意の場所に顧客用端末装置2が少なくとも一台設置されるような態様のほか、異なる場所にドラッグストアーを出店し、その各店にカウンター用端末装置4と顧客用端末装置2とが各々一台以上設置され、一箇所にサーバ装置3を設ける態様もある。後者の態様では、顧客は、どの店舗に行っても過去の自分のカルテ情報を利用してそのときの症状に最適な薬を得ることもできる。
【0035】
以上のように、顧客は、ドラッグストアーなどの店頭に設置してある顧客用端末装置2に対して、タッチパネル式画面に順に表示される問診に答えることで、その顧客の体調にあった薬を知ることができ商品を得ることができる。
そのとき入力した回答は顧客用端末装置2に対してのみ行うので、周囲の人や店員などに聞かれることはなく、顧客の聞かれたくない症状なども正確に答えることができる。また、顧客の個人情報や症状について秘匿性を維持でき、プライバシーの保護を図ることができる。
しかも、今回問診で回答した情報や購入する薬を特定する情報は、サーバ装置3のデータベース31に蓄積されていることから、今度薬購入システム1で薬を購入する際には、前回の時に発行された専用カードを顧客用端末装置2に挿入しさえすれば、その挿入を受けた顧客用端末装置2は、データベース31に蓄積されているその顧客のカルテ情報を得て、問診や最適な薬の選定を行える。その際、顧客は、例えば、体質や性別などの時間的に普遍な情報について再度聞かれることはなく、年令などについても、最初に回答されたその時の年月などと共にデータベースに蓄積させておくことで概略逆算できることから、ユーザフレンドリーである。
【0036】
ドラッグストアー側にとっても、多数の薬を顧客に対して逐一見せないので、多数の薬を展示する必要もなく、省スペースであってもドラッグストアーの店舗を開くことができる。また、薬剤師など専門知識を有しない者であっても顧客の体調に応じて薬を選定できるので、人件費等の節約につながる。また、商品を譲り渡すときには顧客から薬引換書8が提示され、薬引換書8に付されている識別情報と商品のパッケージに付されている識別情報とを照合して確認することにより、誤って違う商品を渡すことがなく、人為的なミスを事前に防止することができる。
また、顧客にとってもドラッグストアー側にとっても、サーバ装置3のデータベース31に蓄積された顧客のカルテ情報は、いわば電子カルテとなるので、顧客はそのサーバ装置3のデータベース31にアクセスできる顧客用端末装置2が設置されている場所に行けば、以前入力したような情報にも配慮された最適な薬を得ることができる一方、ドラッグストアー側にとっても、顧客の一元管理が容易になる。
【0037】
本発明は、上記した事項に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲で種々変更が可能であり、それらの本発明の範囲に含まれることはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明では、顧客は数多くの薬の中から自分の症状に最も適した薬を購入することが可能となる。この際、自分の症状は、顧客用端末装置に対してのみ入力回答されるので、他人に知られるようなことはなく、顧客のプライバシーを保護することができる。薬購入システムを配置する事業者にとっては、顧客の対応の多くは顧客用端末装置で行え、商品の受け渡し場所にカウンター用端末装置を配置してそこに店員を配備しておけばよいので、人件費やスペースを削減できる。また、商品の引渡しの際には、薬引換書と商品のパッケージの各識別情報を照合するので、顧客に間違った薬を渡すことも未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る薬購入システムの構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る薬購入システムの機能ブロック構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る薬購入システムのうち、顧客用端末装置の制御部において制御プログラムが実行する処理のフロー図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る薬購入システムにおいて、顧客側とカード会社・銀行側とドラッグストアー側が行う処理のフロー図である。
【符号の説明】
1 薬購入システム
2 顧客用端末装置
21 制御部
22 入出力表示部
23,44 通信インターフェース
24 専用プリンター
25 現金支払処理部
26 カード支払処理部
27 専用カード格納処理部
28 データベース
3 サーバ装置
31 データベース
4 カウンター用端末装置
41 読取部
42 照合判定部
43 表示部
5 ネットワーク
6 ネットワークカード端末
7 専用カード
8 薬引換書
9 パッケージ
Claims (8)
- 一以上の顧客用端末装置と、顧客のカルテ情報を蓄積するサーバ装置と、一以上のカウンター用端末装置と、上記顧客用端末装置と上記サーバ装置と上記カウンター用端末装置とを相互に接続するネットワークとを備えており、
上記顧客用端末装置は、
顧客からの操作開始の入力を受けると、顧客に対して問診を行い、この問診に応じて入力された情報に基づいて最適な薬の選定を行い、選定の結果を表示して購入意思の有無についての入力要請を行うとともに、
この入力要請に応じて顧客から購入の意思表示の入力を受けると、購入される薬を特定する情報、および/または、上記問診に応じて入力された情報の一部若しくは全部を顧客のカルテ情報として管理するように指令を上記サーバ装置に対して送信して、上記最適な薬との引換えに必要となる薬引換書の発行を行うことを特徴とする薬購入システム。 - 前記カウンター用端末装置は、前記薬引換書と購入される薬のパッケージとにそれぞれ付された識別情報を読み取って照合しその結果を表示することを特徴とする、請求項1に記載の薬購入システム。
- 前記顧客用端末装置は、前記薬引換書の発行と同時にまたは相前後して、前記サーバ装置で顧客のカルテ情報を蓄積しているメモリ領域の箇所と一対一に対応する管理番号を記録する専用カードを発行することを特徴とする、請求項1または2に記載の薬購入システム。
- 前記顧客用端末装置は、前記操作開始の入力を受けると、前記問診を行う前に、顧客に対して前記専用カードを所持しているか否かを問い合わせ、この問合せに応じて上記専用カードの挿入があると、挿入された専用カードに記録されている管理番号を読み取り、読み取った管理番号のカルテ情報を送信するように指令を前記サーバ装置に送信するとともに、
上記サーバ装置から上記指令に応じて送信されたカルテ情報を受信すると、受信したカルテ情報に基づいて上記問診を行い、この問診に応じて入力された情報と受信したカルテ情報とに基づいて前記最適な薬の選定を行うことを特徴とする、請求項3に記載の薬購入システム。 - 前記顧客用端末装置は、前記薬引換書の発行前に料金支払処理を行うことを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の薬購入システム。
- 前記顧客用端末装置は、前記料金支払処理として現金支払かカード支払の何れかを選択できるように、現金支払のための現金支払処理部とカード支払のためのカード支払処理部とを備えることを特徴とする、請求項5に記載の薬購入システム。
- 前記カード支払処理部は、前記ネットワークを介してカード会社または銀行に設置されたネットワークカード端末装置に接続して、カード支払処理を行うことを特徴とする、請求項6に記載の薬購入システム。
- 前記顧客用端末装置は、前記薬引換書の発行前に前記サーバ装置経由か直接の何れかで前記カウンター用端末装置に対して、前記最適な薬を準備できるだけの情報を通知することを特徴とする、請求項1〜7に記載の薬購入システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003183458A JP2005018489A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 薬購入システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003183458A JP2005018489A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 薬購入システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005018489A true JP2005018489A (ja) | 2005-01-20 |
Family
ID=34183559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003183458A Pending JP2005018489A (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 薬購入システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005018489A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009146367A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Toru Amamiya | 診療情報、禁忌薬情報や個人特定情報をicチップ式会員カードの電子情報保存領域に書込み、医療機関先で容易に閲覧確認、変更可能とした上で、個人非特定情報のみを外部公開データベースに格納することで、悪意のある第三者よりのデータベース情報漏洩があった場合も個人非特定情報のみの漏洩に止め、会員の個人情報保護を可能とするシステム。 |
JP2011503722A (ja) * | 2007-11-08 | 2011-01-27 | グラクソスミスクライン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 医療用品施与システムおよび方法 |
-
2003
- 2003-06-26 JP JP2003183458A patent/JP2005018489A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011503722A (ja) * | 2007-11-08 | 2011-01-27 | グラクソスミスクライン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 医療用品施与システムおよび方法 |
JP2014081954A (ja) * | 2007-11-08 | 2014-05-08 | Glaxosmithkline Llc | 医療用品施与システムおよび方法 |
US8930207B2 (en) | 2007-11-08 | 2015-01-06 | Glaxosmithkline Llc | Medical product dispensing systems and methods |
CN101911136B (zh) * | 2007-11-08 | 2015-06-24 | 葛兰素史密斯克莱有限责任公司 | 医药产品分配系统和方法 |
US11094406B2 (en) | 2007-11-08 | 2021-08-17 | Glaxosmithkline Consumer Healthcare (Uk) Ip Limited | Medical product dispensing systems and methods |
JP2009146367A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Toru Amamiya | 診療情報、禁忌薬情報や個人特定情報をicチップ式会員カードの電子情報保存領域に書込み、医療機関先で容易に閲覧確認、変更可能とした上で、個人非特定情報のみを外部公開データベースに格納することで、悪意のある第三者よりのデータベース情報漏洩があった場合も個人非特定情報のみの漏洩に止め、会員の個人情報保護を可能とするシステム。 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0446500B1 (en) | Automated order and payment system | |
US9384476B2 (en) | Money transfer system and method | |
WO2008045746A2 (en) | System and apparatus for dispensing controlled pharmaceutical products | |
JP3543763B2 (ja) | 既設ロッカーを利用した物販システムにおける、鍵管理システム及び方法 | |
JP2013109414A (ja) | リモート商品販売システム、リモート医薬品販売システムおよび有資格者用端末装置 | |
JP5238611B2 (ja) | 商品販売データ処理装置及びその制御プログラム | |
JP6191756B1 (ja) | 販売データ処理システム及び販売データ処理装置 | |
JP7451164B2 (ja) | 物品受取システム | |
JP2019175358A (ja) | 非対面型商品受け渡しシステムおよび非対面型商品受け渡し方法 | |
JP3937731B2 (ja) | 販売管理方法および販売管理システム、ならびにそのシステムに使用される管理装置、取引処理装置 | |
JP2002042214A (ja) | 商品販売システム | |
JP2005018489A (ja) | 薬購入システム | |
JP2019079138A (ja) | 領収書発行装置、券売機、精算機、領収書発行システム、領収書発行方法および領収書発行プログラム | |
EP1107155A2 (en) | Retail data distribution system | |
JP6642537B2 (ja) | 登録装置、精算装置、及びプログラム | |
JP5122518B2 (ja) | 商品販売データ処理装置およびその制御プログラム | |
JP5556008B2 (ja) | 会計システム | |
JP2011128825A (ja) | 処方箋発行システム、並びに、当該処方箋発行システムに用いる管理機関用サーバ及び自動取引装置 | |
CN110782592A (zh) | 一种自助售药方法及装置 | |
JP4325427B2 (ja) | 営業店システム | |
JP5038266B2 (ja) | 商品販売データ処理装置およびその制御プログラム | |
JP7505742B2 (ja) | 取引状況監視装置 | |
JP2023087850A (ja) | 患者情報管理システム、受付装置、支払装置、患者情報記録装置、患者情報管理方法、及び患者情報記録方法 | |
JP2022144691A (ja) | 商品販売支援システム、商品販売支援方法、及び商品販売支援プログラム | |
KR100424656B1 (ko) | 오프라인에서 전자 화폐를 이용한 결제 처리 방법 및 그시스템 |