JP2005018105A - 二重化システムとそのデータ冗長方法 - Google Patents

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Ryusuke Hisatomi
龍亮 久富
Tatsuya Nagae
達也 永江
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秀樹 中尾
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Abstract

【課題】共有記憶手段を備えずに、簡単な構成により低コストでデータの冗長を行なうと共に、待機系から稼動系への切換え後の動作開始までの時間をできるだけ短縮し、また片系から二重化に容易に変更できるようにした、二重化システムとそのデータ冗長方法を提供する。
【解決手段】ホットスタンバイ構成で二重化され、相互に稼動系および待機系として動作する二つの装置100,200と、これら双方の装置を互いに接続するネットワーク300の通信路と、を設けて、稼動系装置100が、稼動に必要な冗長対象データ121を、ネットワークの通信路を介して待機系装置に送信することにより、待機系装置が、受信した稼動に必要な冗長対象データ121に基づいて、データの冗長を行なって、双方の装置における稼動に必要なデータを一致させるように、二重化システム10を構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデータベースシステム等におけるホットスタンバイ構成の二重化システムに関し、そのデータ冗長のための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばデータベースシステム等のようなコンピュータを活用したホットスタイバイ構成の二重化システムにおいては、相互に稼動系と待機系が切換え可能である二つの装置に対して、共有可能なディスク装置やNAS装置等の共有記憶手段を接続しておく。
そして、一方の装置から他方の装置への稼動系の切換えを行なう際には、実際には待機系としての一方の装置が、待機系から稼動系に変更された後、共有記憶手段に保存されている稼動のために必要なデータを読み込むことにより、稼動系として動作し得ることになる。
【0003】
ところで、このような構成の二重化システムにおいては、双方の装置に対して共有記憶手段が接続されており、稼動に必要なデータが、この共有記憶手段に保存されている。したがって、このような共有記憶手段は廃止することが不可能であり、二重化システム全体のコストが高くなってしまうことになる。
また、一方の装置を待機系から稼動系に切換えてから、稼動系として動作する前に、共有記憶手段から稼動のために必要なデータを読み込む作業が必要である。この稼動のために必要なデータは、具体的には例えば数GB程度になることから、これらのデータの読込時間だけでも数分程度かかることになる。このため、外部から見た場合に、系の切換え後に実際に切換えられた稼動系が動作を開始するまでに時間がかかってしまうことになる。
【0004】
これに対して、例えば特許文献1によれば、双方の装置(サーバ計算機)に関して、それぞれ更新対象の情報が格納された更新対象データベースを備えておき、双方の装置の状態に関する状態情報を備えた外部の端末計算機からの更新依頼に基づいて、各装置にて、それぞれ対応する更新対象データベースの更新を行なうようにした、二重化システムが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−175603号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1においては、双方の装置に接続された端末計算機が必要であることから、同様に二重化システム全体のコストが高くなってしまうと共に、一方の装置のみでの単独運用を考慮して構成されていない。
【0007】
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、共有記憶手段を備えずに、簡単な構成により低コストでデータの冗長を行なうと共に、待機系から稼動系への切換え後の動作開始までの時間をできるだけ短縮し、また片系から二重化に容易に変更できるようにした、二重化システムとそのデータ冗長方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の請求項1記載の二重化システムは、ホットスタンバイ構成で二重化され、相互に稼動系および待機系として動作する二つの装置と、これら双方の装置を互いに接続するネットワークの通信路と、を設けて、稼動系装置が、稼動に必要な冗長対象データを、ネットワークの通信路を介して待機系装置に送信することにより、待機系装置が、受信した稼動に必要な冗長対象データに基づいて、データの冗長を行なって、双方の装置における稼動に必要なデータを一致させる構成としてある。
【0009】
二重化システムをこのような構成とすると、一方の稼動系として実際に稼動している装置が、稼動に伴って発生する稼動に必要な冗長対象データの更新の際に、更新された冗長対象データを、ネットワークの通信路を介して、他方の待機系として待機状態に在る装置に対して送信することにより、待機系装置にて、受信した稼動に必要な冗長対象データに基づいて、稼動に必要な冗長対象データの冗長を行なう。
これにより、双方の装置における稼動に必要なデータが互いに一致することになるので、ネットワークの通信路を利用することにより、簡単な構成で低コストで容易に二重化を実現することができる。
また、稼動系と待機系との切換えの際に、即座に切換えを行なうことが可能になり、切換え後の新たな稼動系装置の動作開始までの時間が短縮されることになる。
【0010】
請求項2記載の二重化システムは、上記稼動系装置および待機系装置が、それぞれ稼動に必要な冗長対象データの更新を行なうデータ冗長ライブラリと、データ冗長ライブラリにより更新された冗長対象データをネットワークの通信路を介して送受信するデータ冗長モジュールと、を備えている構成としてある。
【0011】
二重化システムをこのような構成とすると、稼動系装置にて、データ冗長ライブラリが、稼動に必要な冗長対象データの更新を行なうと共に、データ冗長モジュールが、データ冗長ライブラリにより更新された冗長対象データをネットワークの通信路を介して待機系装置に送信する。
これを受けて、待機系装置にて、データ冗長モジュールが冗長対象データを受信して、データ冗長ライブラリが、データ冗長モジュールにより受信した冗長対象データに基づいて、稼動に必要な冗長対象データの更新を行なう。
これにより、稼動系装置と待機系装置において、双方の稼動に必要な冗長対象データの冗長が行なわれ、互いに一致することになる。
【0012】
請求項3記載の二重化システムは、一方の装置のみの単独運転の際、当該装置が、データ冗長ライブラリの冗長対象データを更新する構成としてある。
【0013】
二重化システムをこのような構成とすると、一方の装置のみの単独運転の際、すなわち一方の装置のみが動作し、他方の装置が停止しているときに、動作している稼動系装置が、その稼動に伴って発生する冗長対象データの更新に対して、データ冗長ライブラリが冗長対象データを更新する。これにより、一方の装置のみによる単独運転であっても、そのデータ冗長ライブラリが冗長対象データを最新の更新データに更新することができる。
【0014】
請求項4記載の二重化システムは、各装置が、冗長対象データ一括送信モジュールを備えており、一方の装置のみの単独運転中に、他方の装置が起動されたとき、一方の装置の冗長対象データ一括送信モジュールが、他方の装置のデータ冗長モジュールに対してネットワークの通信路を介して、冗長対象データの全データを一括送信し、他方の装置が、受信した冗長対象データの全データに基づいて、データ冗長ライブラリにより冗長対象データを全更新する構成としてある。
【0015】
二重化システムをこのような構成とすると、一方の装置のみの単独運転中に、他方の装置が起動されると、一方の装置の冗長対象データ一括送信モジュールが、そのときまでの冗長対象データに関する全更新データを、ネットワークの通信路を介して、起動された他方の装置に対して一括送信する。これを受けて、他方の装置では、データ冗長ライブラリが、受信した冗長対象データの全データに基づいて、冗長対象データの全更新を行なう。これにより、他方の装置が待機系装置として起動されたとき、そのデータ冗長ライブラリが、即時に稼動系として動作している一方の装置から一括送信されてくる冗長対象データに関する全更新データに基づいて、冗長対象データを全更新する。したがって、他方の装置が待機系として起動されると直ぐに、その冗長対象データが、単独運転により稼動系として動作している一方の装置の冗長対象データと一致することになり、いつでも稼動系を待機系に切換えることが可能になる。
【0016】
請求項5記載の二重化システムは、稼動系装置から待機系装置に対してネットワークの通信路を介して稼動に必要なデータが送信されている間も、稼動系装置にて稼動に必要なデータの更新があったとき、上記稼動系装置のデータ冗長ライブラリが、冗長対象データの差分データを蓄積して、差分蓄積データを生成し、待機系装置に対する上記稼動に必要なデータの送信後に、データ冗長モジュールがこの差分蓄積データを送信する構成としてある。
【0017】
二重化システムをこのような構成とすると、稼動系装置から待機系装置への冗長対象データの送信中に発生する稼動系装置における冗長対象データの更新に基づいて、稼動系装置のデータ冗長ライブラリが、冗長対象データの差分データを蓄積して、差分蓄積データとしてネットワークの通信路を介して待機系装置に送信する。これにより、待機系装置では、稼動系装置で発生する冗長対象データの更新データに関して、ネットワークの通信路を介して洩れなく受信して、そのデータ冗長ライブラリが冗長対象データを更新することになる。
【0018】
請求項6記載の二重化システムは、稼動系装置に障害が発生したとき、当該装置のデータ冗長モジュールが、未送信の更新された冗長対象データをネットワークの通信路を介して待機系装置に送信すると共に、系切換え指示を送信し、待機系装置のデータ冗長ライブラリが、受信した冗長対象データに基づいて冗長対象データを更新すると共に、稼動系への切換えを行なう構成としてある。
【0019】
二重化システムをこのような構成とすると、稼動系装置に何らかの障害が発生した場合には、稼動系装置のデータ冗長モジュールが、更新された冗長対象データのうち、まだ待機系装置に送信していない冗長対象データと系切換え指令をネットワークの通信路を介して待機系装置に送信する。これを受けて、待機系装置では、データ冗長ライブラリが、受信した冗長対象データに基づいて、冗長対象データを更新する。これにより、待機系装置における冗長対象データは、そのときの稼動系装置における冗長対象データと一致することになる。
そして、待機系装置は、系切換え指示に基づいて、即座に待機系から稼動系に切換えられ、稼動系として動作を開始することになる。
【0020】
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項7記載の二重化システムのデータ冗長方法は、ホットスタンバイ構成で二重化され、相互に稼動系および待機系として動作する二つの装置を、互いにネットワークの通信路を介して接続して、双方の装置における稼動に必要なデータの冗長を行なう二重化システムのデータ冗長方法において、稼動系装置にて、稼動に必要な冗長対象データを、ネットワークの通信路を介して待機系装置に送信し、待機系装置にて、受信した稼動に必要な冗長対象データに基づいて、データの冗長を行なって、双方の装置における稼動に必要なデータを一致させる方法としてある。
本発明は、このように方法としても実現化することができる。
【0021】
このようにして、本発明によれば、稼動系装置と待機系装置が、稼動に必要なデータを共通記憶手段に記憶させるのではなく、ネットワークの通信路を介して稼動系装置から待機系装置に対して逐次送信することにより、双方の装置における稼動に必要なデータの冗長を行なって、データを一致させるようにしている。
したがって、従来のような共通記憶手段を設ける必要がなく、比較的コストの低いネットワークを利用してホットスタンバイ方式の二重化システムを構成していることから、簡単な構成により、低コストで構成することが可能である。
また、一方の装置のみの単独運転から、他方の装置を起動して、双方の装置における稼動に必要なデータの冗長を行なって、二重化することが可能である。
さらに、双方の装置における稼動に必要なデータが常に一致していることから、待機系から稼動系への切換えの際に、即座に新たな稼動系を動作させることが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下の実施形態における各装置での処理は、プログラムに制御されたコンピュータにより実行される。記録媒体としては、例えば磁気ディスク,半導体メモリ,その他の任意のコンピュータで読み取り可能なものを使用することができる。また、記録媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませてもよく、また通信回線を介してコンピュータに読み込ませてもよい。
【0023】
本発明の二重化システムの一実施形態について、図1乃至図4を参照して説明する。
図1は、本実施形態の二重化システムの構成を示すブロック図である。
【0024】
図1に示すように、二重化システム10は、第一の装置100と、第二の装置200と、ネットワーク300と、を設けてあり、いわゆるホットスタンバイ方式の二重化システムを構成している。
【0025】
ここで、ネットワーク300は、例えば構内LANまたは専用回線網等のネットワークであって、第一の装置100と第二の装置とを相互に接続するものであるが、一般公衆回線網等を利用したネットワークであってもよい。
【0026】
第一の装置100および第二の装置は、互いに同じ構成であるので、第一の装置について説明する。
尚、図示の場合、第一の装置100は、稼動系装置として動作しており、第二の装置200は、待機系装置として待機状態になっている。
【0027】
第一の装置100は、適宜の箇所に設けられた情報管理装置としてのサーバから構成されており、各種サービスを実行するためのアプリケーション群110がインストールされることによって構成されると共に、データ冗長ライブラリ120と、データ冗長モジュール130と、冗長対象データ一括送信モジュール140と、ローカルディスク装置150と、を有している。
【0028】
同様に、第二の装置200は、アプリケーション群210がインストールされることによって構成されると共に、データ冗長ライブラリ220と、データ冗長モジュール230と、冗長対象データ一括送信モジュール240と、ローカルディスク装置250と、を有している。
ここで、これらのアプリケーション群210,データ冗長ライブラリ220,データ冗長モジュール230,冗長対象データ一括送信モジュール240およびローカルディスク装置250は、それぞれ第一の装置100におけるアプリケーション群110,データ冗長ライブラリ120,データ冗長モジュール130,冗長対象データ一括送信モジュール140およびローカルディスク装置150と同じ構成であるので、その説明を省略する。
【0029】
上記アプリケーション群110は、第一の装置100にインストールされて、動作することにより、例えばデータベースシステム等としてのホットスタイバイ方式のサービスを実施する。
そして、アプリケーション群110は、その動作中に、動作に必要なデータが更新されると、更新データ111を作成して、データ冗長ライブラリ120に渡す。
【0030】
上記データ冗長ライブラリ120は、上記アプリケーション群110に対してリンクされていて、アプリケーション群110から渡された更新データ111に基づいて、冗長対象データ121を設定する。
このデータ冗長ライブラリ120による冗長対象データ121の設定は、随時、例えば所定時間毎に行なわれるようになっている。
【0031】
ここで、上記データ冗長モジュール130は、その起動時に、ネットワーク300の通信路を介して、他方の第二の装置200のデータ冗長モジュール230に対して、起動通知131を送信するようになっている。
同様にして、第二の装置200のデータ冗長モジュール230も、その起動時に、ネットワーク300の通信路を介して、第一の装置100のデータ冗長モジュール130に対して、起動通知231を送信するようになっている。
さらに、これらのデータ冗長モジュール130,230は、障害発生時に、系切換え指示132,232を他方の装置200,100のデータ冗長モジュール230,130に対して送信するようになっている。
【0032】
これにより、データ冗長ライブラリ120は、待機系の第二の装置200が起動されて、第二の装置200からネットワーク300の通信路そしてデータ冗長モジュール130を介して送られてくる起動通知231を受け取ったとき、この起動通知を受け取った時点以後にアプリケーション群110で発生する更新データ111については、この更新データ111に基づいて冗長対象データ121を設定すると共に、この更新データ111をデータ冗長モジュール130に送る。
【0033】
また、上記データ冗長ライブラリ120は、データ冗長モジュール130から上述した起動通知231を受け取ると、この起動通知231に基づいて、冗長対象データ一括送信モジュール140に一括送信指示122を送信して、この冗長対象データ一括送信モジュール140により、冗長対象データ121の先頭アドレスから終了アドレスまでの全データを、ネットワーク300の通信路を介して第二の装置200のデータ冗長モジュール230に対して一括送信させる。
【0034】
上記データ冗長モジュール130は、冗長対象データ一括送信モジュール140により冗長対象データ140の一括送信を行なっている間に、アプリケーション群110で発生する更新データ111を、差分データとして、ローカルディスク装置150内の差分蓄積データ151に追加保存する。
【0035】
そして、上記データ冗長モジュール130は、冗長対象データ一括送信モジュール140による冗長対象データ140の一括送信が終了して、処理終了通知141を受け取ると、ローカルディスク装置150内の差分蓄積データ151を読み出して、差分蓄積データ151の先頭アドレスから順に、ネットワーク300の通信路を介して、第二の装置200のデータ冗長モジュール230に対して送信する。
この場合、データ冗長モジュール130は、ローカルディスク装置150内の差分蓄積データ151を先頭から順次に読み出して送信すると共に、これと並行して、新たな差分データを順次に差分蓄積データ151の最後尾に追加するようになっている。
【0036】
このようにして、待機系の第二の装置200の起動の際には、第一の装置100から冗長対象データ121が第二の装置200に対して一括送信されると共に、これと並行して、新たに発生する更新データ111による差分蓄積データ151が第二の装置200に対して逐次送信される。そして、差分蓄積データ151がなくなったとき、双方の装置100,200の冗長対象データが互いに一致することになる。
その後は、第一の装置100のデータ冗長モジュール130は、稼動系の第一の装置100のアプリケーション群110で発生する新たな更新データ111を、差分蓄積データ151に追加することなく、直接にネットワーク300の通信路を介して、第二の装置200のデータ冗長モジュール230に対して送信する。
【0037】
また、データ冗長モジュール130は、第一の装置100が待機系として動作しているときには、稼動系である第二の装置200のデータ冗長モジュール230または冗長対象データ一括送信モジュール240からネットワーク300の通信路を介して送信されてくる冗長対象データ121または差分蓄積データ151または更新データ111を受信したとき、受信したこれらのデータに基づいて、データ冗長ライブラリ120の冗長対象データ121を更新し、第二の装置200における更新された冗長対象データの内容を反映させるようになっている。
【0038】
上記冗長対象データ一括送信モジュール140は、データ冗長ライブラリ120から一括送信指令122を受け取ったとき、データ冗長ライブラリ120から冗長対象データ121を読み出して、その先頭アドレスから終了アドレスまでの全データを、ネットワーク300の通信路を介して第二の装置200のデータ冗長モジュール230に対して一括送信する。
そして、上記冗長対象データ一括送信モジュール140は、上記冗長対象データ121の全データの一括送信が終了すると、処理終了通知141をデータ冗長モジュール130に対して送信する。
【0039】
上記ローカルディスク装置150は、第一の装置100にケーブル等を介して接続されており、アプリケーション群110の動作時に、動作に必要なデータや一時ファイル等が保存されると共に、上述したように、待機系の第二の装置200の起動の際に、冗長対象ファイル一括モジュール140が冗長対象データ121を一括送信している間に、データ冗長モジュール130が、並行して、データ冗長ライブラリ120から新たに発生した更新データ111を受け取ったとき、この更新データの差分データを、差分蓄積データ151に追加保存するようになっている。
【0040】
次に、本実施形態の二重化システムによるデータ冗長方法について、図2〜図4を参照して説明する。
二重化システムは、図2に示す単独運転時のデータ冗長作業,図3に示す待機系の起動時のデータ冗長作業そして図4に示す稼動系の障害発生による系切換え作業の各ステップで利用される。
【0041】
まず、単独運転時のデータ冗長作業について、第一の装置100のみが稼動系として稼動し、第二の装置200が停止している場合を例として、図2を参照して説明する。
図2において、符号A1で示すように、稼動系である第一の装置100は、アプリケーション群110が動作することにより、所定のサービスを実施する。これにより、符号A2で示すように、アプリケーション群110が、動作に必要なデータに関して更新データ111を生成し、符号A3で示すように、データ冗長ライブラリ120に渡す。
これを受けて、データ冗長ライブラリ120は、符号A4で示すように、この更新データ111に基づいて、冗長対象データ121を設定する。
【0042】
このようにして、第一の装置100は、その単独運転中、アプリケーション群110の動作により動作に必要なデータの更新が発生すると、その都度上記動作を繰り返して、更新データ111を生成し、データ冗長ライブラリ120に渡して、データ冗長ライブラリ120が冗長対象データ121を設定する。
これにより、データ冗長ライブラリ120のデータ対象データ121は、アプリケーション群110の動作に伴って発生する更新に対応して、常に最新のものに設定されることになる。
以上で、単独運転時のデータ冗長作業が完了する。
【0043】
次に、待機系の起動時のデータ冗長作業について、第一の装置100のみが稼動系として稼動している状態で、第二の装置200が起動される場合を例として、図3を参照して説明する。
図3において、第一の装置100が稼動系として稼動している状態にて、符号B1で示すように、第二の装置200が起動されると、第二の装置200におけるアプリケーション群210は、稼動系の第一の装置100が存在していることにより、符号B2で示すように、待機状態となる。
そして、第二の装置200のデータ冗長モジュール230は、当該装置200の冗長対象データを第一の装置100の冗長対象データと一致化を開始するために、符号B3で示すように、起動通知231をネットワーク300の通信路を介して、さらに第一の装置100のデータ冗長モジュール130を介してデータ冗長ライブラリ120に送信する。
【0044】
これにより、データ冗長ライブラリ120は、符号B4で示すように、この起動通知231に基づいて、冗長対象データ一括送信モジュール140に対して一括送信指示122を送信する。
これを受けて、冗長対象データ一括送信モジュール140は、符号B5で示すように、この一括送信指示122に基づいて、データ冗長ライブラリ120から冗長対象データ121の全データを、ネットワーク300の通信路を介して、第二の装置200のデータ冗長モジュール230に対して一括送信する。
【0045】
これにより、第二の装置200のデータ冗長モジュール230は、符号B6で示すように、受信した冗長対象データ121の全データに基づいて、データ冗長ライブラリ220の冗長対象データ221を全更新して、第一の装置100における冗長対象データ121の全内容を反映させる。
【0046】
その際、データ冗長ライブラリ120は、符号B7で示すように、この起動通知を受け取った時点以後にアプリケーション群110で発生する更新データ111については、符号B8で示すように、この更新データ111に基づいて冗長対象データ121を設定すると共に、符号B9で示すように、この更新データ111をデータ冗長モジュール130に送る。
これを受けて、データ冗長モジュール130は、符号B10で示すように、この更新データ111を差分データとして、ローカルディスク装置150内の差分蓄積データ151の最後尾に追加保存する。
【0047】
そして、冗長対象データ一括送信モジュール140は、冗長対象データ121の全データの一括送信が終了すると、符号B11で示すように、処理終了通知141をデータ冗長モジュール130に送信する。
これを受けて、データ冗長モジュール130は、符号B12で示すように、ローカルディスク装置150内の差分蓄積データ151を先頭から順次に読み出して、ネットワーク300の通信路を介して、第二の装置200のデータ冗長モジュール230に対して送信する。
【0048】
これに対して、第二の装置200のデータ冗長モジュール230は、第一の装置100のデータ冗長モジュール130から送られてくる差分蓄積データ151を受信して、符号B13で示すように、受信した差分蓄積データ151に基づいて、データ冗長ライブラリ220の冗長対象データ221を更新して、第一の装置100におけるその後に更新された冗長対象データ121の内容を反映させる。
この場合、ローカルディスク装置150内の差分蓄積データ151は、データ冗長モジュール130による送信中も、アプリケーション群110にて更新が発生すると、逐次その最後尾に差分データが追加保存されているので、データ冗長モジュール130は、差分蓄積データ151のサイズが0になるまで、その送信を継続するようになっている。
【0049】
これにより、第一の装置100と第二の装置200における動作に必要な冗長対象データ121が互いに一致することになり、その後は、第一の装置100におけるデータ冗長モジュール130は、符号B14に示す新たに生成された更新データ111について、符号B15に示すように、データ冗長ライブラリ120から冗長対象データ121に対する更新データ111を受け取ったとき、上述した差分データの差分蓄積データ151へ追加保存を行なうことなく、符号B16に示すように、この更新データ111をそのままネットワーク300の通信路を介して、第二の装置200のデータ冗長モジュール230に対して送信する。
これを受けて、第二の装置200のデータ冗長モジュール230は、符号B17に示すように、データ冗長ライブラリ220の冗長対象データ221を更新する。
【0050】
そして、その後は、第一の装置100のアプリケーション群110に更新が発生する都度、符号B14〜B17に示す上記動作を繰り返すことにより、更新データ111が、第二の装置200のデータ冗長モジュール230に送信されて、第二の装置200における冗長対象データ221に反映されることにより、双方の装置100,200の冗長対象データ121,221が常に互いに一致することになり、データの冗長が行なわれて、二重化が実現されることになる。
【0051】
次に、稼動系の障害発生による系切換え作業について、第一の装置100が稼動系として稼動し、第二の装置200が待機系として待機している状態にて、稼動系である第一の装置100に障害が発生した場合を例として、図4を参照して説明する。
図4において、符号C1で示すように、第一の装置100のアプリケーション群110に障害が発生すると、アプリケーション群110からデータ冗長ライブラリ120を介してデータ冗長モジュール130に対して、符号C2で示すように、障害通知112が送られる。
【0052】
これにより、データ冗長モジュール130は、符号C3で示すように、未送信の更新データ111をネットワーク300の通信路を介して、待機系である第二の装置200のデータ冗長モジュール230に対して送信する。
これを受けて、第二の装置200のデータ冗長モジュール230は、符号C4で示すように、データ冗長ライブラリ220の冗長対象データ221を更新する。
これにより、第二の装置200の冗長対象データ221には、第一の装置100における障害発生直前の冗長対象データ121の内容が反映されることになる。
【0053】
続いて、データ冗長モジュール130は、符号C5で示すように、系切換え指示132をネットワーク300の通信路を介して、待機系である第二の装置200のデータ冗長モジュール230に対して送信し、その後符号C6で示すように、第一の装置100が動作を停止する。
これを受けて、第二の装置200のデータ冗長モジュール230は、符号C7で示すように、系切換え指示132に基づいて、データ冗長ライブラリ220を介してアプリケーション群210について稼動系への切換えを行なう。
【0054】
これにより、第二の装置200のアプリケーション群210は、符号C8で示すように、待機状態を終了して、稼動状態に移行するために、動作に必要な初期データ(図示せず)をローカルディスク装置250から読み込んで、符号C9で示すように、稼動状態となり、サービスを開始する。
その後は、稼動系である第二の装置200は、第一の装置100が停止していることから、図2に示した単独運転を行ない、そのアプリケーション群210に更新が発生したときには、更新データ211を作成して、冗長対象データ221を設定する。
【0055】
このようにして、稼動系の第一の装置100に障害が発生したときには、直ぐに待機系の第二の装置200に対して切換えが行なわれると共に、その際第一の装置100から第二の装置200へ未送信の冗長対象データ121の送信および第二の装置200における動作に必要な初期データの読込のみが必要であることから、切換えからサービス開始までの時間が極めて短くて済むことになる。
【0056】
上述した実施形態においては、データ冗長モジュール130は、新たに発生した冗長対象データ121の更新データまたは差分蓄積データ151をネットワーク300の通信路を介して第二の装置200に対していきなり送信するようになっているが、これに限らず、送信前に、データ送信の開始指令を送信するようにしてもよい。これにより、第二の装置200では、データ冗長モジュール230がこの開始指令を受信することにより、データ受信の準備をすることができる。
【0057】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、稼動系装置と待機系装置が、稼動に必要なデータを共通記憶手段に記憶させるのではなく、ネットワークの通信路を介して稼動系装置から待機系装置に対して逐次送信することにより、双方の装置における稼動に必要なデータの冗長を行なって、データを一致させるようにしている。
したがって、従来のような共通記憶手段を設ける必要がなく、比較的コストの低いネットワークを利用してホットスタンバイ方式の二重化システムを構成していることから、簡単な構成により、低コストで構成することが可能である。
また、一方の装置のみの単独運転から、他方の装置を起動して、双方の装置における稼動に必要なデータの冗長を行なって、二重化することが可能である。
さらに、双方の装置における稼動に必要なデータが常に一致していることから、待機系から稼動系への切換えの際に、即座に新たな稼動系を動作させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の二重化システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の二重化システムにおける単独運転時のデータ冗長作業を示すフローチャートである。
【図3】図1の二重化システムにおける待機系の起動時のデータ冗長作業を示すフローチャートである。
【図4】図1の二重化システムにおける稼動系の障害発生時の系切換え作業を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 二重化システム
100 第一の装置
110 アプリケーション群
111 更新データ
112 障害通知
120 データ冗長ライブラリ
121 冗長対象データ
122 一括送信指示
130 データ冗長モジュール
131 起動通知
132 系切換え指示
140 冗長対象データ一括送信モジュール
141 処理終了通知
150 ローカルディスク装置
151 差分蓄積データ
200 第二の装置
210 アプリケーション群
220 データ冗長ライブラリ
221 冗長対象データ
230 データ冗長モジュール
231 起動通知
240 冗長対象データ一括送信モジュール
250 ローカルディスク装置
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. ホットスタンバイ構成で二重化され、相互に稼動系および待機系として動作する二つの装置と、
    これら双方の装置を互いに接続するネットワークの通信路と、を設けて、
    稼動系装置が、稼動に必要な冗長対象データを、ネットワークの通信路を介して待機系装置に送信することにより、待機系装置が、受信した稼動に必要な冗長対象データに基づいて、データの冗長を行なって、
    双方の装置における稼動に必要なデータを一致させることを特徴とする、二重化システム。
  2. 上記稼動系装置および待機系装置が、それぞれ稼動に必要な冗長対象データの更新を行なうデータ冗長ライブラリと、データ冗長ライブラリにより更新された冗長対象データをネットワークの通信路を介して送受信するデータ冗長モジュールと、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の二重化システム。
  3. 一方の装置のみの単独運転の際、当該装置が、データ冗長ライブラリの冗長対象データを更新することを特徴とする請求項1または2に記載の二重化システム。
  4. 各装置が、冗長対象データ一括送信モジュールを備えており、
    一方の装置のみの単独運転中に、他方の装置が起動されたとき、一方の装置の冗長対象データ一括送信モジュールが、他方の装置のデータ冗長モジュールに対してネットワークの通信路を介して、冗長対象データの全データを一括送信し、他方の装置が、受信した冗長対象データの全データに基づいて、データ冗長ライブラリにより冗長対象データを全更新することを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の二重化システム。
  5. 稼動系装置から待機系装置に対してネットワークの通信路を介して稼動に必要なデータが送信されている間も、稼動系装置にて稼動に必要なデータの更新があったとき、上記稼動系装置のデータ冗長ライブラリが、冗長対象データの差分データを蓄積して、差分蓄積データを生成し、待機系装置に対する上記稼動に必要なデータの送信後に、データ冗長モジュールがこの差分蓄積データを送信することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の二重化システム。
  6. 稼動系装置に障害が発生したとき、当該装置のデータ冗長モジュールが、未送信の更新された冗長対象データおよび系切換え指示をネットワークの通信路を介して待機系装置に送信すると共に、系切換え指示を送信し、
    待機系装置のデータ冗長ライブラリが、受信した冗長対象データに基づいて冗長対象データを更新すると共に、稼動系への切換えを行なうことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の二重化システム。
  7. ホットスタンバイ構成で二重化され、相互に稼動系および待機系として動作する二つの装置を、互いにネットワークの通信路を介して接続して、双方の装置における稼動に必要なデータの冗長を行なう二重化システムのデータ冗長方法において、
    稼動系装置にて、稼動に必要な冗長対象データを、ネットワークの通信路を介して待機系装置に送信し、
    待機系装置にて、受信した稼動に必要な冗長対象データに基づいて、データの冗長を行なって、
    双方の装置における稼動に必要なデータを一致させることを特徴とする、二重化システムのデータ冗長方法。
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