JP2011248678A - データベース二重化システム、記憶装置及びデータベース二重化方法 - Google Patents

データベース二重化システム、記憶装置及びデータベース二重化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011248678A
JP2011248678A JP2010121862A JP2010121862A JP2011248678A JP 2011248678 A JP2011248678 A JP 2011248678A JP 2010121862 A JP2010121862 A JP 2010121862A JP 2010121862 A JP2010121862 A JP 2010121862A JP 2011248678 A JP2011248678 A JP 2011248678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
log
unit
database
storage device
written
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010121862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5691246B2 (ja
Inventor
Gensai Hideshima
元才 秀嶋
Yoshiyuki Kubota
善之 窪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010121862A priority Critical patent/JP5691246B2/ja
Priority to US13/112,211 priority patent/US9330153B2/en
Publication of JP2011248678A publication Critical patent/JP2011248678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5691246B2 publication Critical patent/JP5691246B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/27Replication, distribution or synchronisation of data between databases or within a distributed database system; Distributed database system architectures therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/23Updating
    • G06F16/2358Change logging, detection, and notification

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】データベースの更新内容の連続性を保障して、データベースの二重化を継続できるデータベース二重化システム、記憶装置及びデータベース二重化方法を提供する。
【解決手段】データベース1aを更新した場合に、運用ノード1は、更新に係るログブロックを、一意の連続する値を付して複数のログ本体データ102aの一つに書き込み、書き込みに失敗した他のログ本体データ102aに再書き込みを行なう。待機ノード2は、ログ本体データ102aを受信し、ログブロックに付された値の順に従い、ログ本体データ202aからログブロックを読み出し、読み出した順にデータベース2aを更新する。
【選択図】図3

Description

本発明は、互いに独立し、それぞれのデータベースの一方が更新された場合、その更新内容を、他方のデータベースに反映させるデータベース二重化システム、記憶装置及びデータベース二重化方法に関する。
近年、膨大なデジタル情報を処理するため、データベースシステムを有効利用している。このデータベースシステムの信頼性を向上させるために、データベースを二重化する構成が採用される場合がある。例えば、特許文献1には、第1のサーバ内のデータベースの内容と、そのサーバと接続された第2のサーバ内のデータベースの内容とを一致させることにより、データベースの二重化を実現するシステムが開示されている。特許文献1のシステムは、第1及び第2のサーバ間が通信異常により、一方から他方へ情報のコピーに失敗した場合、その情報を差分ファイルへ保存し、復旧した場合に、差分ファイルを他方のサーバへ転送することで、コピーできなかった情報を反映させる。
特開2002−202906号公報
ところで、二つのデータベースの整合性を保障するためには、一方のデータベースが更新された順序に従って、他方のデータベースも更新させる必要がある。ところが、記憶領域の故障又はファイル欠損等のエラーが発生し、後にエラーが復旧した場合、エラー発生前に行われた更新と、エラー復旧後に行なわれた更新との順序が入れ替わるなど、データベースの更新内容の連続性が損なわれるおそれがある。かかる問題は、引用文献1では解決できない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、データベースの更新内容の連続性を保障して、データベースの二重化を継続できるデータベース二重化システム、記憶装置及びデータベース二重化方法を提供することにある。
本願に開示するデータベース二重化システムは、接続している第1及び第2記憶装置がそれぞれデータベースを有し、前記第1記憶装置が有するデータベースが更新された場合、前記データベースの更新内容を、前記第2記憶装置が有するデータベースに反映するデータベース二重化システムにおいて、前記第1記憶装置は、データベースを更新した場合に、更新に係るログを生成するログ生成部と、複数のログが書き込み可能なログファイルを複数記憶する記憶部と、前記ログ生成部がログを生成する都度、前記記憶部に記憶された一のログファイルに、前記ログ生成部が生成した順序を関連付けて前記ログを書き込む書き込み部と、該書き込み部が書き込みする都度、書き込みに失敗したか否かを判定する判定部と、該判定部が失敗と判定した場合、前記記憶部に記憶された他のログファイルに、前記書き込み部に前記ログを再書き込みさせる再書き込み部と、前記書き込み部によりログが書き込まれたログファイルを、前記第2記憶装置へ送信する送信部とを有しており、前記第2記憶装置は、前記送信部が送信したログファイルを受信する受信部と、該受信部が受信したログファイルから、該ログファイルに書き込まれたログを、関連付けられた順序に従って読み出す読み出し部と、該読み出し部が読み出したログに基づいて、読み出した順にデータベースを更新する更新部とを有する。
本願に開示するデータベース二重化システムの一観点によれば、データベースの更新に係るログの連続性を保障することができるため、二つのデータベースを正確に整合させることができる。
データベース二重化システム全体を模式的に示す図である。 運用ノード及び待機ノードが有するハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 運用ノード及び待機ノードにおいて実現される機能を模式的に示すブロック図である。 ログ本体データのデータ構造を模式的に示す図である。 ログ制御データのデータ構造を模式的に示す図である。 I/Oエラーが発生した場合に、ログ本体データ及びログ制御データに書き込まれるデータを説明するための模式図である。 ログ本体データへのログブロックの書き込み処理の手順を示すフローチャートである。 ログ本体データへのログブロックの書き込み処理の手順を示すフローチャートである。 ログ本体データ及びログ制御データを待機ノードへ送信する処理の手順を示すフローチャートである。 運用ノードのデータベースの更新を待機ノードのデータベースに反映する処理の手順を示すフローチャートである。
以下に、本願に開示するデータベース二重化システム、記憶装置及びデータベース二重化方法について、好適な実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下では、物理的に独立した二つのデータベースの一方の更新内容を他方へ反映(ミラーコピー)させるデータベースの二重化構成を実現するためのデータベース二重化システムについて説明する。
図1は、データベース二重化システム全体を模式的に示す図である。データベース二重化システムは、データベース1a,2aを有する記憶装置としての運用ノード1及び待機ノード2と、アプリケーションサーバ装置(以下、APサーバ装置という)3とがネットワークNを介して接続する構成である。ネットワークNは、Local Area Network(LAN)又はWide Area Network(WAN)等である。運用ノード1及び待機ノード2は、ネットワークNとは異なるデータ搬送路4により接続している。なお、本実施の形態では、運用ノード1及び待機ノード2は、サーバ装置として説明するが、通信機能を備えたパーソナルコンピュータであってもよい。また、APサーバ装置は、パーソナルコンピュータ、Personal Digital Assistant(PDA)又は携帯電話機等であってもよい。
APサーバ装置3は、各種アプリケーションを実行しており、ネットワークNを介して運用ノード1又は待機ノード2に各種のトランザクションの実行要求を送信するための装置である。APサーバ装置3は、トランザクションに基づいて、通常、運用ノード1に対してデータの追加、削除又は変更等のデータベース1aの更新を要求する。運用ノード1は、APサーバ装置3の要求に応じてデータベース1aを更新する。このとき、運用ノード1は、データベース1aの更新内容を示す更新ログを生成し、生成した更新ログを、データ搬送路4を通じて待機ノード2へ送信する。待機ノード2は、受信した更新ログに基づいて、更新ログが生成された順に、データベース2aを更新する。これにより、データベース2aは、データベース1aとの整合性が保たれる。運用ノード1は、待機ノード2に更新ログを送信した後、トランザクションの終了を報告するコミットを、APサーバ装置3へ返却する。
このシステムにおいて、運用ノード1に物理的又は論理的な障害が発生することで、APサーバ装置3からデータベース1aの更新ができなくなる場合がある。この場合、APサーバ装置3は、アクセス先を運用ノード1から待機ノード2へ切り替える。上述のように、待機ノード2のデータベース2aは、運用ノード1のデータベース1aの更新が反映されている。このため、運用ノード1に障害が発生した場合であっても、APサーバ装置3は、アクセス先を待機ノード2へ切り替えることで、システム全体を停止することなく、データベース1aと整合性のあるデータベース2aの更新を継続できる。
また、データベース二重化システムは、待機ノード2又はデータ搬送路4に障害が発生することで、ミラーコピーが行えない場合がある。この場合、ミラーコピーが停止され、運用ノード1は、更新ログを自装置に蓄積する。待機ノード2又はデータ搬送路4が復旧したときに、運用ノード1は、ミラーコピーの停止以降に蓄積した更新ログを待機ノード2へ送信する。これにより、待機ノード2又はデータ搬送路4の復旧と同時に、データベース1aの更新内容を、データベース2aへ反映させることができる。また、運用ノード1は、ミラーコピーの停止中に生成した更新ログのみを待機ノード2へ送信するため、全ての更新ログを送信する場合との対比において、処理時間の短縮化、及び、通信する容量の軽減が可能となる。
以下に、運用ノード1及び待機ノード2の具体的な構成及び動作について詳述する。
図2は、運用ノード1及び待機ノード2が有するハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。運用ノード1及び待機ノード2は、同様のハードウェア構成を有しているため、以下の説明では、運用ノード1について説明し、待機ノード2については対応する符号を括弧書きにより示して説明を省略する。
運用ノード1(待機ノード2)は、Central Processing Unit(CPU)11(21)、Read Only Memory(ROM)12(22)、Random Access Memory(RAM)13(23)、通信部14(24)、及び大容量記憶装置15(25)等のハードウェア各部を備える。これらのハードウェア各部はバスを介して相互に接続されている。なお、APサーバ装置3は、運用ノード1又は待機ノード2と同様に、CPU及びROM等を備えたコンピュータで構成されており、説明は省略する。
CPU11(21)は、ROM12(22)又は大容量記憶装置15(25)に予め格納されている制御プログラムを適宜RAM13(23)に読み出して実行すると共に、上述したハードウェア各部の動作を制御する。ROM12(22)は、運用ノード1(待機ノード2)に必要な動作をさせるための種々の制御プログラム12a(22a)を予め格納している。RAM13(23)は、例えばStatic RAM(SRAM)、Dynamic RAM(DRAM)、フラッシュメモリ等である。RAM13(23)は、CPU11(21)による制御プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
通信部14(24)は、データ搬送路4を介して運用ノード1及び待機ノード2を接続し、データ通信を可能にする。なお、通信部14(24)は、データ搬送路4とは異なるネットワークNを介して、APサーバ装置3との接続も可能にする。大容量記憶装置15(25)は、例えばハードディスクドライブであり、データベース1a(2a)又は更新ログ等の必要な各種データ、及び必要な種々の制御プログラムを格納している。なお、プログラム12a(22a)は、Compact Disc-ROM(CD−ROM)、Digital Versatile Disc-ROM(DVD−ROM)、又はMagneto-Optical disk(MO)等の記録媒体5(6)により大容量記憶装置15(25)にインストールし、又はネットワークからダウンロードして使用する形態でもよい。
以下に、運用ノード1及び待機ノード2において実現される機能及びその動作について説明する。図3は、運用ノード1及び待機ノード2において実現される機能を模式的に示すブロック図である。
まず、運用ノード1で実現される機能について説明する。図3に示す各機能は、CPU11がROM12に格納されるプログラム12aを実行することで実現される。運用ノード1は、制御部101、ミラー用ログ格納部102及び送受信部103等の機能を有する。
制御部101は、Relational DataBase Management System(RDBMS)が実行され、APサーバ装置3からの要求を受け付け、その要求に従って、データベース1aに対して、例えばデータの格納又は読み出し等、データベース1aの更新処理を行う。制御部101は、データベース1aの更新内容の更新ログを生成する。更新ログとは、例えば、更新前後のデータの内容、又はデータの記憶位置情報等である。ミラー用ログ格納部102は、データベース1aを格納する大容量記憶装置15であり、複数のログ本体データ102a及びログ制御データ102bを格納している。制御部101は、生成した更新ログを、複数のログ本体データ102aの一つへ書き込むと共に、ログ本体データ102aへの書き込み情報をログ制御データ102bに書き込む。
図4は、ログ本体データ102aのデータ構造を模式的に示す図である。複数のログ本体データ102aは、「001」、「002」等の連続的な一意の番号(以下、本体番号という)が割り当てられている。各ログ本体データ102aには、制御部101により生成された更新ログを複数書き込み可能な容量を有している。更新ログは、識別するための情報を格納するヘッダと、更新ログの終端を識別する情報を格納する終端部と付加したログブロックとしてログ本体データ102aに書き込まれる。ヘッダには、ログブロック毎に連続した一意の番号が格納され、以下、この番号をブロック番号という。例えば、最初にログ本体データ102aに書き込まれたログブロックのブロック番号は、「01」となり、次に書き込まれたログブロックのブロック番号は、「02」となる。ログ本体データ102aは、ログブロックが書き込まれた時点で、送受信部103によりデータ搬送路4を通じて待機ノード2へ送信される。待機ノード2は、ログブロックのブロック番号を確認することで、ログブロックの連続性を確認できる。すなわち、待機ノード2では、データベース1aのデータが更新された順に、データベース2aのデータを更新され、正確なミラーコピーが可能となる。
図5は、ログ制御データ102bのデータ構造を模式的に示す図である。ログ制御データ102bには、「本体番号」、「ログ本体データ状態」、「書込完了ブロック位置」及び「読出完了ブロック位置」等の各情報が書き込まれる。ログ制御データ102bは、制御部101がログ本体データ102aへログブロックを書き込んだ場合、書き込み情報として、制御部101により各情報が書き込まれる。「本体番号」には、制御部101がログブロックを書き込もうとしたログ本体データ102aの本体番号が書き込まれる。「ログ本体データ状態」には、制御部101がログブロックの書き込みを行なったログ本体データ102aの状態が書き込まれる。例えば、ログブロックの書き込みが正常に完了した場合には、「ログ本体データ状態」には「正常」が書き込まれる。また、I/Oエラーが発生し、ログブロックの書き込みに失敗した場合には、「ログ本体データ状態」には「異常」が書き込まれる。なお、I/Oエラーは、例えば、ミラー用ログ格納部102の故障、ログ本体データ102aの破損、又は、ログブロックの書き込み可能な容量の不足等の場合に発生する。「書込完了ブロック位置」には、制御部101がログ本体データ102aに書き込んだログブロックのブロック番号が書き込まれる。なお、「ログ本体データ状態」に「異常」が書き込まれた場合には、「書込完了ブロック位置」には、情報が書き込まれない。「読出完了ブロック位置」には、待機ノード2において読み出されたログブロックのブロック番号が書き込まれる。すなわち、運用ノード1においては「読出完了ブロック位置」には、情報が書き込まれない。
次に、制御部101がログブロックを一のログ本体データ102aに書き込む際にI/Oエラーが発生した場合について説明する。
図6は、I/Oエラーが発生した場合に、ログ本体データ102a及びログ制御データ102bに書き込まれるデータを説明するための模式図である。ログブロックが一のログ本体データ102aに書き込まれる際にI/Oエラーが発生した場合、制御部101は、連続する本体番号の順序に従い、他のログ本体データ102aへログブロックの書き込みを行なう。例えば、制御部101は、データベース1aを更新した場合、ログブロックを、本体番号「001」のログ本体データ102aに書き込みを開始する。このとき、制御部101は、ログ制御データ102bの「本体番号」に「001」を書き込む。I/Oエラーが発生し、本体番号「001」のログ本体データ102aに書き込めない場合、制御部101は、本体番号「001」のログ本体データ102aへの書き込みをスキップすると共に、ログ制御データ102bの「ログ本体データ状態」に「異常」を書き込む。次に、制御部101は、本体番号「002」のログ本体データ102aにログブロックを書き込み、ログ制御データ102bの「本体番号」に「002」を書き込む。本体番号「002」のログ本体データ102aへの書き込みが正常に行なわれた場合、制御部101は、ログ制御データ102bの「ログ本体データ状態」に「正常」を書き込み、「書込完了ブロック位置」に、書き込んだログブロックのブロック番号「01」を書き込む。
なお、I/Oエラーが発生した場合に、制御部101は、一のログ制御データ102bに、時系列に情報を書き込んでもよいし、異なるログ制御データ102bに情報を書き込んでもよい。異なるログ制御データ102bに情報を書き込む場合、待機ノード2におけるログ制御データ102bの参照順序を決めるため、連続する番号を割り当てるようにしてもよい。
制御部101は、ログ本体データ102a及びログ制御データ102bに各情報が書き込まれる都度、送受信部103にデータ搬送路4を介して待機ノード2へ送信させる。また、待機ノード2又はデータ搬送路4に異常が発生した場合、制御部101は、送受信部103に対して、ログ本体データ102a及びログ制御データ102bの送信、すなわち、ミラーコピーを停止させる。待機ノード2又はデータ搬送路4に異常が発生したか否かは、運用ノード1が検知してもよいし、APサーバ装置3から通知されてもよい。異常が復旧した場合、制御部101は、ミラーコピーを再開する。このとき、制御部101は、送信の停止前後の差分、すなわち、ミラーコピー停止中に各情報が書き込まれたログ本体データ102a及びログ制御データ102bを送信する。ミラーコピー停止中に情報が書き込まれたログ本体データ102a等を判別するために、例えばフラグを立ててもよいし、ミラー用ログ格納部102の他の記憶領域に記憶してもよい。これにより、運用ノード1は、差分を送信するため、復旧後のミラーコピーにかかる処理時間の短縮化、及び、通信する容量を軽減することができる。なお、異常が復旧し、送信を再開する場合、例えば、制御部101が、キーボード等からコマンド入力を受け付けて再開してもよいし、APサーバ装置3からの運用ノード1への指示を受信して再開してもよい。
次に、待機ノード2で実現される機能について説明する。図3に示す待機ノード2の各機能は、CPU21がROM22に格納されるプログラム22aを実行することで実現される。待機ノード2は、制御部201、ミラー用ログ格納部202及び送受信部203等の機能を有する。
待機ノード2の送受信部203は、運用ノード1から送信されたログ本体データ102a及びログ制御データ102bを受信する。ミラー用ログ格納部202は、データベース2aを格納する大容量記憶装置25であり、送受信部203が受信したログ本体データ102a及びログ制御データ102bを格納する。以下、ミラー用ログ格納部202に格納されたログ本体データ102a及びログ制御データ102bは、ログ本体データ202a及びログ制御データ202bという。
制御部201は、制御部101と同様に、RDBMSが実行されている。制御部201は、ミラー用ログ格納部202に格納されたログ本体データ202aに書き込まれたログブロックのブロック番号から、ログブロックの連続性をチェックする。上述のように、ブロック番号は連続的な一意の値であるため、ブロック番号が連続している場合には、データベース1aの更新が、待機ノード2に時系列に反映されることになる。この場合、制御部201は、ログ本体データ202a及びログ制御データ202bに基づいて、ミラーコピーを行なう。なお、待機ノード2において、ブロック番号が連続しないと判定された場合には、待機ノード2は、データベース2aを使用不可能にする。これにより、データベース2aがデータベース1aと不整合の状態で、APサーバ装置3からデータベース2aが更新されることを防止できる。
制御部201は、ミラーコピーを行なう場合、ログ制御データ202bの「本体番号」及び「ログ本体データ状態」の情報を読み出す。例えば図6の場合、制御部201は、ログ制御データ202bの「本体番号」及び「ログ本体データ状態」の情報に基づいて、本体番号「001」のログ本体データ202aは異常であると判定する。このため、制御部201は、本体番号「001」のログ本体データ202aからのログブロックの読み出しをスキップする。次に、制御部201は、本体番号「002」のログ本体データ202aから、ブロック番号「01」のログブロックを読み出し、データベース2aへ反映させる。このとき、制御部201は、「読出完了ブロック位置」に、読み出したログブロックのブロック番号「01」を書き込む。これにより、データベース2aに、データベース2aの更新内容が反映される。「読出完了ブロック位置」が書き込まれたログ制御データ202bは、送受信部203により運用ノード1へ送信され、運用ノード1において、ログブロックが読み出され、データベース2aにデータベース1aの更新が反映されたことが通知される。
以下に、運用ノード1及び待機ノード2それぞれで実行される処理について説明する。
まず、運用ノード1で実行される処理について説明する。図7及び図8は、ログ本体データ102aへのログブロックの書き込み処理の手順を示すフローチャートである。
制御部101は、APサーバ装置3からデータベース1aの更新要求を受け付けたか否かを判定する(S10)。更新要求を受け付けていない場合(S10:NO)、制御部101は、受け付けるまで待機する。更新要求を受け付けた場合(S10:YES)、制御部101は、データベース1aを更新する(S11)。次に、制御部101は、S11での更新内容に従って、連続する本体番号の順序に従って、一のログ本体データ102aへログブロックを書き込む(S12)。例えば、制御部101は、最初に更新ログを書き込む場合、本体番号「001」のログ本体データ102aへログブロックを書き込む。
制御部101は、ログブロックの書き込み時にI/Oエラーが発生したか否かを判定する(S13)。I/Oエラーが発生していない場合(S13:NO)、制御部101は、ログ制御データ102bへ必要な情報を書き込む(S26)。具体的には、制御部101は、ログ制御データ102bの「本体番号」に、ログブロックを書き込んだログ本体データ102aの本体番号、「ログ本体データ状態」に「正常」を書き込む。また、制御部101は、「書込完了ブロック位置」に、ログ本体データ102aに書き込んだログブロックのブロック番号を書き込む。そして、制御部101は、本処理を終了する。
I/Oエラーが発生した場合(S13:YES)、制御部101は、待機ノード2へ通知するために、ログ制御データ102bへI/Oエラーの書き込みを行なう(S14)。例えば、本体番号「001」のログ本体データ102aへの更新ログの書き込みにI/Oエラーが発生した場合、制御部101は、ログ制御データ102bの「本体番号」に「001」を書き込み、「ログ本体データ状態」に「異常」を書き込む。次に、制御部101は、ログブロックを書き込むべきログ本体データ102aを、本体番号の順序に従い変更する(S15)。例えば、本体番号「001」のログ本体データ102aへの書き込み時にI/Oエラーが発生した場合、制御部101は、ログブロックの書き込み先を本体番号「002」のログ本体データ102aへ変更する。変更後、制御部101は、S11での更新内容に従って、ログブロックを変更後のログ本体データ102aへ書き込む(S16)。
制御部101は、ログ本体データ102aへの書き込み時に再びI/Oエラーが発生したか否かを判定する(S17)。I/Oエラーが発生していない場合(S17:NO)、制御部101は、S26の処理へ移行し、上述したようにログ制御データ102bへ必要な情報を書き込む。再度I/Oエラーが発生した場合(S17:YES)、制御部101は、S14と同様に、待機ノード2へ通知するために、ログ制御データ102bへI/Oエラーの書き込みを行なう(S18)。そして、制御部101は、待機ノード2へのミラーコピーを停止する(S19)。すなわち、ログ本体データ102a及びログ制御データ102bは、待機ノード2へ送信されなくなり、運用ノード1のみに蓄積される。
制御部101は、S15と同様に、ログブロックを書き込むログ本体データ102aを、本体番号の順序に従い変更する(S20)。変更後、制御部101は、S11での更新内容に従って、変更後のログ本体データ102aへログブロックを書き込む(S21)。制御部101は、ログ本体データ102aへの書き込み時にI/Oエラーが発生したか否かを判定する(S22)。I/Oエラーが発生していない場合(S22:NO)、制御部101は、S26の処理へ移行し、上述したようにログ制御データ102bへ必要な情報を書き込む。再度I/Oエラーが発生した場合(S22:YES)、制御部101は、S14と同様に、待機ノード2へ通知するために、ログ制御データ102bへI/Oエラーの書き込みを行なう(S23)。
次に、制御部101は、ミラー用ログ格納部102にログブロックが書き込み可能な空きのログ本体データ102aがあるか否かを判定する(S24)。空きのログ本体データ102aがある場合(S24:YES)、制御部101は、S20の処理へ戻り、他のログ本体データ102aにログブロックの書き込みが成功するまで、上記処理を繰り返す。空きのログ本体データ102aがない場合(S24:NO)、制御部101は、ログ本体データ102aへのログブロックの書き込みを停止し(S25)、本処理を終了する。なお、ログ本体データ102aへのログブロックの書き込みを停止した場合であっても、運用ノード1は、APサーバ装置3からの要求に応じて、データベース1aの更新処理を行う。
図9は、ログ本体データ102a及びログ制御データ102bを待機ノード2へ送信する処理の手順を示すフローチャートである。図9に示す処理は、運用ノード1の制御部101により実行される。
制御部101は、ログ本体データ102aにログブロックが書き込まれたか否かを判定する(S30)。ログブロックが書き込まれていない場合(S30:NO)、制御部101は、本処理を終了する。ログブロックが書き込まれた場合(S30:YES)、制御部101は、例えば、待機ノード2又はデータ搬送路4等に異常が発生したために、ミラーコピーが停止しているか否かを判定する(S31)。ミラーコピーを停止している場合(S31:YES)、制御部101は、ミラーコピーを再開させるか否かを判定する(S32)。例えば、キーボード等から運用ノード1へ復帰コマンドを入力し、又は、APサーバ装置3から指示されることで、制御部101は、ミラーコピーを再開する。ミラーコピーを再開させない場合(S32:NO)、制御部101は、再開させるまで待機する。なお、ミラーコピーが停止している間は、ログ本体データ102a及びログ制御データ102bは、新たな情報が書き込まれても、待機ノード2には送信されない。
ミラーコピーが停止していない場合(S31:NO)、又は、ミラーコピーを再開させる場合(S32:YES)、制御部101は、ログブロックの書き込み時にI/Oエラーが発生したか否かを判定する(S33)。I/Oエラーが発生していない場合(S33:NO)、すなわち、ログブロックの書き込みは正常に行なわれたため、制御部101は、ログブロックが書き込まれたログ本体データ102aを待機ノード2へ送信し(S34)、ログ制御データ102bを送信する(S35)。そして、制御部101は、本処理を終了する。一方、ログブロックの書き込み時にI/Oエラーが発生した場合(S33:YES)、制御部101は、I/Oエラーの発生が書き込まれたログ制御データ102bのみを待機ノード2へ送信し(S35)、本処理を終了する。なお、停止していたミラーコピーを再開させた後に、ログ本体データ102a等を送信する場合、制御部101は、ミラーコピーが停止している間に情報が書き込まれたログ本体データ102a等を送信する。
次に、待機ノード2で実行される処理について説明する。図10は、運用ノード1のデータベース1aの更新を待機ノード2のデータベース2aに反映する処理の手順を示すフローチャートである。
制御部201は、運用ノード1から受信し、ミラー用ログ格納部202に格納されたログ制御データ202bを読み出し、ログ制御データ202bから「本体番号」を取得する(S40)。次に、制御部201は、ログ制御データ202bの「ログ本体データ状態」の情報に基づいて、取得した本体番号のログ本体データ202aが正常であるか否かを判定する(S41)。正常でない場合(S41:NO)、制御部201は、S40の処理へ戻り、ログ制御データ202bから他の「本体番号」を取得する。
取得した本体番号のログ本体データ202aが正常の場合(S41:YES)、制御部201は、ログ制御データ202bの「書込完了ブロック位置」からブロック番号を取得し(S42)、該当するログブロックが、既に読み出し済みであるか否かを判定する(S43)。既に読み出し済みの場合とは、該当するログブロックがデータベース2aに反映済みの場合である。既に読み出し済みの場合(S43:YES)、制御部201は、S40の処理に戻る。
読み出し済みでない場合(S43:NO)、制御部201は、S40で取得した本体番号のログ本体データ202aから、S42で取得したブロック番号のログブロックを読み出す(S44)。制御部201は、読み出し時にI/Oエラーが発生したか否かを判定する(S45)。I/Oエラーが発生していない場合(S45:NO)、制御部201は、S44で読み出したログブロックに含まれる更新ログを反映させて、データベース2aを更新する(S46)。そして、制御部201は、S44で読み出したログブロックのブロック番号を、ログ制御データ202bの「読出完了ブロック位置」に書き込み(S47)、本処理を終了する。なお、「読出完了ブロック位置」に書き込まれたログ制御データ202bは、待機ノード2から運用ノード1へ送信される。
読み出し時にI/Oエラーが発生した場合(S45:YES)、制御部201は、ミラーコピーが停止されているか否かを判定する(S48)。停止されていない場合(S48:NO)、制御部201は、ミラーコピーを停止する(S49)。運用ノード1側でミラーコピーがエラーサスペンド状態になっている場合、システム全体がデータへのアクセス禁止となるため、待機ノード2においてミラーコピーを停止して、S44で読み出したログブロックと同じログブロックの読み出しをリトライする(S50)。その後、制御部201は、S45の処理に戻る。ミラーコピーが停止されている場合(S48:YES)、制御部201は、本処理を終了し、データベースの二重化を停止する。この後、待機ノード2のエラーが復旧された後に、制御部201は、図10に示す処理を再開する。
なお、制御部201は、ログ本体データ202aがミラー用ログ格納部202に一定容量蓄積されたとき、又はAPサーバ装置3からの要求を受け付けたとき等に、図10の処理を実行し、データベース2aを更新するようにしてもよい。制御部201が図10を実行するタイミングは、適宜変更可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、ミラー用ログ格納部102に、ログブロックを書き込むログ本体データ102aが連続性を有して複数格納されており、書き込み時にI/Oエラーが発生した場合には、ログ本体データ102aを切り替えることで、確実にログブロックの書き込みを行なえる。この結果、ログブロックの連続性を保障することができるため、データベース1a,2a間のミラーコピーを正確に行うことができる。また、待機ノード2にエラーが発生した場合、運用ノード1にログ本体データ102aを蓄積しておき、エラー復旧後、運用ノード1に蓄積したログ本体データ102aを待機ノード2へ送信する。すなわち、エラー復旧後、エラー復旧前後のログ本体データ102aの差分を送信することで、短時間で、データベース1a,2a間のミラーコピーを完了させることができる。
以上、本発明の実施の形態について、具体的に説明したが、各構成及び動作等は適宜変更可能であって、上述の実施形態に限定されることはない。例えば、運用ノード1が故障してAPサーバ装置3がアクセス先を待機ノード2とした後、運用ノード1の故障の復旧後、APサーバ装置3は、待機ノード2を運用ノードとしてアクセスし続けてもよい。この場合、運用ノード1は、上述した待機ノードとして機能する。あるいは、運用ノード1の故障の復旧後、APサーバ装置3は、アクセス先を運用ノード1へ再び切り替えて、故障前の状態に戻すようにしてもよい。
以下に、上述の実施形態を含む実施形態に関し、更に付記を開示する。
(付記1)
接続している第1及び第2記憶装置がそれぞれデータベースを有し、前記第1記憶装置が有するデータベースが更新された場合、前記データベースの更新内容を、前記第2記憶装置が有するデータベースに反映するデータベース二重化システムにおいて、
前記第1記憶装置は、
データベースを更新した場合に、更新に係るログを生成するログ生成部と、
複数のログが書き込み可能なログファイルを複数記憶する記憶部と、
前記ログ生成部がログを生成する都度、前記記憶部に記憶された一のログファイルに、前記ログ生成部が生成した順序を関連付けて前記ログを書き込む書き込み部と、
該書き込み部が書き込みする都度、書き込みに失敗したか否かを判定する判定部と、
該判定部が失敗と判定した場合、前記記憶部に記憶された他のログファイルに、前記書き込み部に前記ログを再書き込みさせる再書き込み部と、
前記書き込み部によりログが書き込まれたログファイルを、前記第2記憶装置へ送信する送信部と
を有しており、
前記第2記憶装置は、
前記送信部が送信したログファイルを受信する受信部と、
該受信部が受信したログファイルから、該ログファイルに書き込まれたログを、関連付けられた順序に従って読み出す読み出し部と、
該読み出し部が読み出したログに基づいて、読み出した順にデータベースを更新する更新部と
を有する
データベース二重化システム。
(付記2)
前記第1記憶装置は、
前記送信部による送信を停止する停止部と、
該停止部により停止された送信の再開指示を受け付ける受付部と
をさらに有し、
前記送信部は、
前記受付部が再開指示を受け付けた場合、前記停止部が送信を停止してから、前記書き込み部にログが書き込まれたログファイルを送信するようにしてある
付記1に記載のデータベース二重化システム。
(付記3)
前記第2記憶装置は、
前記受信部が受信したログファイルを記憶するログファイル記憶部
をさらに有し、
前記読み出し部は、
任意のタイミングで、前記ログファイル記憶部に記憶されたログファイルからログを読み出すようにしてある
付記1又は2に記載のデータベース二重化システム。
(付記4)
データベースを有し、該データベースを更新した場合、前記データベースの更新内容を、接続する外部装置が有するデータベースに反映させる記憶装置において、
データベースを更新した場合に、更新に係るログを生成するログ生成部と、
複数のログが書き込み可能なログファイルを複数記憶する記憶部と、
前記ログ生成部がログを生成する都度、前記記憶部に記憶された一のログファイルに、前記ログ生成部が生成した順序を関連付けて前記ログを書き込む書き込み部と、
該書き込み部が書き込みする都度、書き込みに失敗したか否かを判定する判定部と、
該判定部が失敗と判定した場合、前記記憶部に記憶された他のログファイルに、前記書き込み部に前記ログを再書き込みさせる再書き込み部と、
前記書き込み部によりログが書き込まれたログファイルを、前記外部装置へ送信する送信部と
を備える記憶装置。
(付記5)
前記送信部による送信を停止する停止部と、
該停止部により停止された送信の再開指示を受け付ける受付部と
をさらに有し、
前記送信部は、
前記受付部が再開指示を受け付けた場合、前記停止部が送信を停止してから、前記書き込み部にログが書き込まれたログファイルを送信するようにしてある
付記4に記載の記憶装置。
(付記6)
データベースを有する外部装置と接続し、前記外部装置でデータベースが更新された場合、前記データベースの更新内容を、自身が有するデータベースに反映する記憶装置において、
前記外部装置が有するデータベースの更新に係るログが、読み出し順序を関連付けて書き込まれた複数のログファイルを受信する受信部と、
該受信部が受信した複数のログファイルから、該ログファイルに書き込まれたログを、関連付けられた順序に従って読み出す読み出し部と、
該読み出し部が読み出したログに基づいて、読み出した順序に従ってデータベースを変更する変更部と
を備える記憶装置。
(付記7)
前記受信部が受信したログファイルを記憶するログファイル記憶部
をさらに備え、
前記読み出し部は、
任意のタイミングで、前記ログファイル記憶部に記憶されたログファイルからログを読み出すようにしてある
付記6に記載の記憶装置。
(付記8)
データベースを有するコンピュータに、前記データベースを更新した場合、前記データベースの更新内容を、接続する外部装置が有するデータベースに反映させるプログラムにおいて、
コンピュータを、
データベースを更新した場合に、更新に係るログを生成するログ生成部、
前記ログ生成部がログを生成する都度、複数のログが書き込み可能な記憶された複数のログファイルの一つに、前記ログ生成部が生成した順序を関連付けて前記ログを書き込む書き込み部、
該書き込み部が書き込みする都度、書き込みに失敗したか否かを判定する判定部、
該判定部が失敗と判定した場合、記憶された他のログファイルに、前記書き込み部に前記ログを再書き込みさせる再書き込み部
として機能させるプログラム。
(付記9)
データベースを有する外部装置と接続コンピュータに、前記外部装置でデータベースが更新された場合、前記データベースの更新内容を、自身が有するデータベースに反映させるプログラムにおいて、
コンピュータを、
前記外部装置が有するデータベースの更新に係るログが、読み出し順序を関連付けて書き込まれたログファイルを受信した複数のログファイルから、該ログファイルに書き込まれたログを、関連付けられた順序に従って読み出す読み出し部、及び、
該読み出し部が読み出したログに基づいて、読み出した順序に従ってデータベースを変更する変更部
として機能させるプログラム。
(付記10)
付記8又は付記9に記載されたプログラムが記録されており、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体。
(付記11)
接続している第1及び第2記憶装置がそれぞれデータベースを有し、前記第1記憶装置が有するデータベースが更新された場合、前記データベースの更新内容を、前記第2記憶装置が有するデータベースに反映するデータベース二重化方法において、
前記第1記憶装置が有するデータベースを更新した場合に、更新に係るログを生成し、
複数のログが書き込み可能なログファイルを複数記憶し、
ログを生成する都度、記憶された一のログファイルに、生成した順序を関連付けて前記ログを書き込み、
書き込みする都度、書き込みに失敗したか否かを判定し、
失敗と判定した場合、記憶された他のログファイルに、前記ログを再書き込し、
ログが書き込まれたログファイルを、前記第2記憶装置へ送信し、
前記第1記憶装置が送信したログファイルを前記第2記憶装置が受信し、
受信したログファイルから、該ログファイルに書き込まれたログを、関連付けられた順序に従って読み出し、
読み出したログに基づいて、読み出した順に前記第2記憶装置が有するデータベースを更新する
データベース二重化方法。
1 運用ノード(第1記憶装置)
2 待機ノード(第2記憶装置)
3 APサーバ装置
4 データ搬送路
1a,2a データベース
101 制御部(ログ生成部、書き込み部、判定部、再書き込み部、停止部、受付部)
102 ミラー用ログ格納部(記憶部)
102a ログ本体データ(ログファイル)
103 送受信部(送信部)
201 制御部(読み出し部、更新部)
203 送受信部(受信部)

Claims (5)

  1. 接続している第1及び第2記憶装置がそれぞれデータベースを有し、前記第1記憶装置が有するデータベースが更新された場合、前記データベースの更新内容を、前記第2記憶装置が有するデータベースに反映するデータベース二重化システムにおいて、
    前記第1記憶装置は、
    データベースを更新した場合に、更新に係るログを生成するログ生成部と、
    複数のログが書き込み可能なログファイルを複数記憶する記憶部と、
    前記ログ生成部がログを生成する都度、前記記憶部に記憶された一のログファイルに、前記ログ生成部が生成した順序を関連付けて前記ログを書き込む書き込み部と、
    該書き込み部が書き込みする都度、書き込みに失敗したか否かを判定する判定部と、
    該判定部が失敗と判定した場合、前記記憶部に記憶された他のログファイルに、前記書き込み部に前記ログを再書き込みさせる再書き込み部と、
    前記書き込み部によりログが書き込まれたログファイルを、前記第2記憶装置へ送信する送信部と
    を有しており、
    前記第2記憶装置は、
    前記送信部が送信したログファイルを受信する受信部と、
    該受信部が受信したログファイルから、該ログファイルに書き込まれたログを、関連付けられた順序に従って読み出す読み出し部と、
    該読み出し部が読み出したログに基づいて、読み出した順にデータベースを更新する更新部と
    を有する
    データベース二重化システム。
  2. 前記第1記憶装置は、
    前記送信部による送信を停止する停止部と、
    該停止部により停止された送信の再開指示を受け付ける受付部と
    をさらに有し、
    前記送信部は、
    前記受付部が再開指示を受け付けた場合、前記停止部が送信を停止してから、前記書き込み部にログが書き込まれたログファイルを送信するようにしてある
    請求項1に記載のデータベース二重化システム。
  3. データベースを有し、該データベースを更新した場合、前記データベースの更新内容を、接続する外部装置が有するデータベースに反映させる記憶装置において、
    データベースを更新した場合に、更新に係るログを生成するログ生成部と、
    複数のログが書き込み可能なログファイルを複数記憶する記憶部と、
    前記ログ生成部がログを生成する都度、前記記憶部に記憶された一のログファイルに、前記ログ生成部が生成した順序を関連付けて前記ログを書き込む書き込み部と、
    該書き込み部が書き込みする都度、書き込みに失敗したか否かを判定する判定部と、
    該判定部が失敗と判定した場合、前記記憶部に記憶された他のログファイルに、前記書き込み部に前記ログを再書き込みさせる再書き込み部と、
    前記書き込み部によりログが書き込まれたログファイルを、前記外部装置へ送信する送信部と
    を備える記憶装置。
  4. データベースを有する外部装置と接続し、前記外部装置でデータベースが更新された場合、前記データベースの更新内容を、自身が有するデータベースに反映する記憶装置において、
    前記外部装置が有するデータベースの更新に係るログが、読み出し順序を関連付けて書き込まれた複数のログファイルを受信する受信部と、
    該受信部が受信した複数のログファイルから、該ログファイルに書き込まれたログを、関連付けられた順序に従って読み出す読み出し部と、
    該読み出し部が読み出したログに基づいて、読み出した順序に従ってデータベースを変更する変更部と
    を備える記憶装置。
  5. 接続している第1及び第2記憶装置がそれぞれデータベースを有し、前記第1記憶装置が有するデータベースが更新された場合、前記データベースの更新内容を、前記第2記憶装置が有するデータベースに反映するデータベース二重化方法において、
    前記第1記憶装置が有するデータベースを更新した場合に、更新に係るログを生成し、
    複数のログが書き込み可能なログファイルを複数記憶し、
    ログを生成する都度、記憶された一のログファイルに、生成した順序を関連付けて前記ログを書き込み、
    書き込みする都度、書き込みに失敗したか否かを判定し、
    失敗と判定した場合、記憶された他のログファイルに、前記ログを再書き込し、
    ログが書き込まれたログファイルを、前記第2記憶装置へ送信し、
    前記第1記憶装置が送信したログファイルを前記第2記憶装置が受信し、
    受信したログファイルから、該ログファイルに書き込まれたログを、関連付けられた順序に従って読み出し、
    読み出したログに基づいて、読み出した順に前記第2記憶装置が有するデータベースを更新する
    データベース二重化方法。
JP2010121862A 2010-05-27 2010-05-27 データベース二重化システム、情報処理装置及びデータベース二重化方法 Active JP5691246B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010121862A JP5691246B2 (ja) 2010-05-27 2010-05-27 データベース二重化システム、情報処理装置及びデータベース二重化方法
US13/112,211 US9330153B2 (en) 2010-05-27 2011-05-20 System, method, and computer readable medium that coordinates between devices using exchange of log files

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010121862A JP5691246B2 (ja) 2010-05-27 2010-05-27 データベース二重化システム、情報処理装置及びデータベース二重化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011248678A true JP2011248678A (ja) 2011-12-08
JP5691246B2 JP5691246B2 (ja) 2015-04-01

Family

ID=45022920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010121862A Active JP5691246B2 (ja) 2010-05-27 2010-05-27 データベース二重化システム、情報処理装置及びデータベース二重化方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9330153B2 (ja)
JP (1) JP5691246B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524190A (ja) * 2014-08-08 2017-08-24 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited データベース障害時のデータ記憶
WO2018097521A1 (ko) * 2016-11-25 2018-05-31 주식회사 실크로드소프트 데이터베이스의 이중화를 위한 방법
JP2021096559A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 ヤフー株式会社 データベース管理システム、データベース管理方法、およびプログラム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9513999B2 (en) * 2014-01-13 2016-12-06 Netapp, Inc. Method and system for tracking information transferred between storage systems
CN106294627A (zh) * 2016-07-28 2017-01-04 五八同城信息技术有限公司 数据管理方法及数据服务器
CN107291818B (zh) * 2017-05-23 2021-02-19 中电万维信息技术有限责任公司 一种内置数据确认和对账的交换系统
JP2019061458A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器およびログアプリケーション

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04242847A (ja) * 1990-03-30 1992-08-31 Nec Corp セグメントのロールイン/ロールアウト方式
JPH09259015A (ja) * 1996-03-21 1997-10-03 Nec Ibaraki Ltd ログデータ格納装置
JP2002202906A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Nec Corp データベース二重化システムおよび方法
JP2008171117A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Hitachi Ltd バックアップシステムのデータ一致の検定方法、プログラム、および、記憶媒体

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001318834A (ja) 2000-05-10 2001-11-16 Nec Corp データブロック代替方法及び装置
US7681069B1 (en) * 2004-08-30 2010-03-16 Netapp, Inc. Corruption checking during backup
US7617253B2 (en) * 2005-12-19 2009-11-10 Commvault Systems, Inc. Destination systems and methods for performing data replication
US7908255B2 (en) * 2007-04-11 2011-03-15 Microsoft Corporation Transactional memory using buffered writes and enforced serialization order

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04242847A (ja) * 1990-03-30 1992-08-31 Nec Corp セグメントのロールイン/ロールアウト方式
JPH09259015A (ja) * 1996-03-21 1997-10-03 Nec Ibaraki Ltd ログデータ格納装置
JP2002202906A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Nec Corp データベース二重化システムおよび方法
JP2008171117A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Hitachi Ltd バックアップシステムのデータ一致の検定方法、プログラム、および、記憶媒体

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSND199801127003; 中村 正弘: '複製ファイルの非同期更新が分散データベースの中心技術に' 日経エレクトロニクス 第609号, 19940606, pp.101-110, 日経BP社 *
JPN6014041292; 中村 正弘: '複製ファイルの非同期更新が分散データベースの中心技術に' 日経エレクトロニクス 第609号, 19940606, pp.101-110, 日経BP社 *

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524190A (ja) * 2014-08-08 2017-08-24 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited データベース障害時のデータ記憶
WO2018097521A1 (ko) * 2016-11-25 2018-05-31 주식회사 실크로드소프트 데이터베이스의 이중화를 위한 방법
KR20180059627A (ko) * 2016-11-25 2018-06-05 주식회사 실크로드소프트 데이터베이스의 이중화를 위한 방법
KR101983120B1 (ko) * 2016-11-25 2019-05-31 주식회사 실크로드소프트 데이터베이스의 이중화를 위한 방법
US11210409B2 (en) 2016-11-25 2021-12-28 Silcroad Soft, Inc. Method for duplexing database
JP2021096559A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 ヤフー株式会社 データベース管理システム、データベース管理方法、およびプログラム
JP7120985B2 (ja) 2019-12-16 2022-08-17 ヤフー株式会社 データベース管理システム、データベース管理方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US9330153B2 (en) 2016-05-03
US20110295803A1 (en) 2011-12-01
JP5691246B2 (ja) 2015-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5691246B2 (ja) データベース二重化システム、情報処理装置及びデータベース二重化方法
US8117496B2 (en) Detecting and recovering from silent data errors in application cloning systems
JP4377790B2 (ja) リモートコピーシステムおよびリモートコピー方法
EP3435604B1 (en) Service processing method, device, and system
JP5192226B2 (ja) 待機系計算機の追加方法、計算機及び計算機システム
EP1892614B1 (en) Computer system and snapshot creation method thereof
US8464101B1 (en) CAS command network replication
US6701455B1 (en) Remote copy system with data integrity
JP4842720B2 (ja) ストレージシステム及びデータ複製方法
US7836162B2 (en) Transaction processing system and transaction processing method
JP2004334574A (ja) ストレージの運用管理プログラム、運用管理方法及び管理計算機
KR20020010324A (ko) 이중화 시스템 환경에서 데이터 동기화를 위한 트랜잭션관리 방법
CN110058787B (zh) 用于写入数据的方法、设备和计算机程序产品
EP4213038A1 (en) Data processing method and apparatus based on distributed storage, device, and medium
JP5521595B2 (ja) ストレージシステム及びストレージ制御方法
CN110737716B (zh) 一种数据写入的方法和装置
JP2015095015A (ja) データ配置方法、データ配置プログラムおよび情報処理システム
JP2020008999A (ja) 情報処理システム,情報処理装置および制御プログラム
JP2018206230A (ja) 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
JP2011253400A (ja) 分散ミラードディスクシステム、コンピュータ装置、ミラーリング方法およびそのプログラム
CN115698955A (zh) 事务镜像的容错
JP2009265930A (ja) ストレージサブシステムおよびストレージシステム
JP4721057B2 (ja) データ管理システム,データ管理方法及びデータ管理用プログラム
US11681661B2 (en) Hybrid synchronization using a shadow component
JP7050707B2 (ja) ストレージ制御装置、ストレージシステム、ストレージ制御方法、及び、ストレージ制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5691246

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150