JP7120985B2 - データベース管理システム、データベース管理方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
データベース管理システムは、処理対象とするデータ(データベースの処理ログを格納したログファイル)を不揮発メモリ上に配置し、専用のハードウェアを必要とせずに、オンラインでの障害復旧が可能なデータの耐障害性を持つシステムである。
[全体構成]
図1は、第1実施形態のデータベース管理システム1の構成の一例を示す図である。データベース管理システム1は、例えば、DBサーバ100と、外部記憶装置200と、入力インターフェース300と、DBクライアント端末700と備える。データベース管理システム1には、さらに、DBサーバ100と同様のDBサーバ400と、外部記憶装置200と同様の外部記憶装置500と、入力インターフェース300と同様の入力インターフェース600とが冗長に配置される。DBサーバ100と、外部記憶装置200と、入力インターフェース300とは、例えば、専用線を介して互いに通信する。また、DBサーバ400と、外部記憶装置500と、入力インターフェース600とは、例えば、専用線を介して互いに通信する。
以下、DBサーバ100を用いてCPU140のコンポーネントについて説明する。なお、以下の説明においては、DBサーバ100が2つの不揮発メモリ180-1および不揮発メモリ180―2を備える構成を用いて説明するが、これに限定されるものではない。また、図1に示した、DBサーバ100以外の他のDBサーバ(例えば、図示のDBサーバ400)のCPUも、以下に説明するコンポーネントが機能するものである。
データベース作成部194は、入力インターフェース300から図4にしめすような冗長化指定情報を受信すると、その引数で指定されているデータベースファイル配置先およびログファイル配置先のそれぞれにデータベースファイル180-1A、データベースファイル180-2A、ログファイル180-1Bおよびログファイル180-2Bを配置する。
データ読み出し部199は、例えば、ファイル稼働情報参照部199aと、データ読み出し実行部199bと、冗長性喪失検出呼び出し部199cとを備える。
冗長性喪失検出部197は、ファイル稼働情報160-1Bbに、読み込みもしくは書き込みに失敗したファイルへのへのアクセスエラーが発生したことを示す情報(例えば、エラーが発生したことを示すフラグや、アクセスエラー日時情報)を記録する。冗長性喪失検出部197は、アクセスエラーとなったファイルがマスタファイルである場合、あらかじめ設定された冗長化情報の記載順序に従って、新たなマスタファイルを選定して、選定結果をファイル稼働情報160-1Bbに書き込む。
オンライン復旧部195は、DBサーバ100に接続するCPU140または、そのCPU140と通信可能な不揮発メモリ180が故障から復旧した際、入力インターフェース300またはDBクライアント端末700を介して、データベース管理システム1の管理者からの復旧命令に従い、オンライン復旧を行う。
アクセスエラー日時以降のマスタログファイルと復旧対象のログファイルとを比較して、差分件数を取得する(ステップS418)。次に閾値比較部195cは、マスタログファイルの内容のうち、復旧対象のログファイルに未反映の差分件数と、閾値とを比較する(ステップS420)。差分件数が閾値未満である場合、ログファイル同期可否情報生成部195eは、ログファイル同期可否情報160-1Baを生成する(ステップS422)。差分件数が閾値以上である場合、ログファイル差分転送部195aは、差分を復旧対象のログファイルに書き込み(ステップS424)、さらにデータベースファイル復旧部195bに復旧対象のデータベースファイルを更新させて(ステップ426)、ステップS418に処理を戻す。以上、本フローチャートの処理の説明を終了する。
データ処理確定部196は、入力インターフェース300やDBクライアント端末700などから入力されるデータ処理確定命令(COMMITコマンド)を全体制御部191が受信した場合に、データの確定処理を実行する。データ処理確定部196は、データ処理で新規に挿入したり、更新したりする更新後のデータを、データファイル冗長配置部194bによって配置された全てのデータベースファイルとログファイルに書き込んで各ファイルを冗長配置することにより、データの耐障害性を実現する。
データ処理取り消し部198は、上述のデータ処理確定部196と同様にデータベースファイルとログファイルの同期処理および復旧処理を行う。データ処理取り消し部198による処理のうち、データ処理確定部196の処理との差異がある点は、当該データ処理で確定するデータ操作やデータ操作履歴はないため、マスタのデータベースファイルとログファイルにはゼロデータとして何も書き込まないか、ログファイルに取り消し処理が実行されたことを示す情報のみを書き込む点である。なお、データ処理取り消し部198により復旧されたログファイルには、ログ書き出し内容変更部196eを呼び出して、未反映のログデータのみ、または取り消し操作が実行されたことを示す情報のみを付加して書き込ませる。データ処理取り消し部198は、このログ書き出し内容変更部196eによる書き込みに基づいてデータベースファイルおよびログファイルの同期を行う。
図14は、データベース管理システム1において、DBサーバ100における障害発生場面を示す図である。データベース管理システム1は、マスタのCPU140-1の不揮発メモリ180―1および不揮発メモリ180―2に障害が発生した場合に、スレーブのDBサーバ400に切り替えることで、データの耐障害性を高める。
図15は、データベース管理システム1において、DBサーバ100の復旧が行われる場面を示す図である。不揮発メモリ180-1および不揮発メモリ180-2の交換などにより、CPU140-1による処理が再開可能となると、図15に示すようなオンライン復旧が行われる。以下、CPU140-2において動作するコンポーネントは符号に「Z」を付して説明する。
図16は、第2実施形態のデータベース管理システム2の構成の一例を示す図である。データベース管理システム2は、第1計算機100と、外部記憶装置200と、入力インターフェース300と、DBクライアント端末700と、第2計算機800とを備える。第1計算機100は、第1実施形態のDBサーバ100と同様の装置である。第1計算機100と、外部記憶装置200と、入力インターフェース300と、DBクライアント端末700と、第2計算機800のそれぞれはネットワークNWを介して互いに通信する。なお、第1計算機100は稼働機であり、第2計算機800は待機機であるものとして説明する。
100 DBサーバ(第1計算機)
120 通信部
160 主記憶装置
180 不揮発メモリ
191 全体制御部
192 起動・停止部
193 データ挿入・更新・削除部
194 データベース作成部
195 オンライン復旧部
196 データ処理確定部
197 冗長性喪失検出部
198 データ処理取り消し部
199 データ読み出し部
200 外部記憶装置
300 入力インターフェース
400 DBサーバ
480 不揮発メモリ
500 外部記憶装置
600 入力インターフェース
700 DBクライアント端末
800 第2計算機
810 通信部
820 全体制御部
830 データ挿入・読み出し・更新・削除部
850 オンライン復旧部
860 データ処理取り消し部
870 不揮発メモリ
880 データベース作成部
890 データ処理確定部
Claims (5)
- 1つ以上のプロセッサと、
前記プロセッサに接続する1以上の主記憶装置と、
前記プロセッサに接続する不揮発メモリ装置と、
を備えるデータベース管理システムであって、
前記不揮発メモリ装置に、前記データベース管理システムにおいて処理対象となるデータを格納するデータベースを生成するデータベース作成部と、
前記データベースを構成する2以上のデータベースファイルまたは前記データベースファイルの更新履歴を格納する2以上のログファイルからデータを読み出す、データ読み出し部と、
前記2以上のデータベースファイルのいずれか、または前記2以上のログファイルのいずれかに対する接続状況を検出する冗長性喪失検出部と、
前記データベースファイルに対してデータ反映を確定させる際に、前記ログファイルに反映履歴を書き出すデータ処理確定部と、
前記冗長性喪失検出部により接続状況が失われたと判定されたデータベースファイルまたは前記ログファイルがあり、接続状況が回復した場合に、前記データベースファイルおよび前記ログファイルに対して、接続状況が失われていた間の情報を反映するデータ処理取り消し部と、
ファイル稼働情報に基づいて、障害が発生していた場合に接続状況が失われたと判定されたデータベースファイルまたは接続状況が失われたと判定されたログファイルを復旧するオンライン復旧部と、
を備え、
前記オンライン復旧部は、
前記ファイル稼働情報に基づいて、前記2以上のデータベースファイルおよび前記2以上のログファイルのうち優先接続対象となるマスターデータベースファイルおよびマスターログファイルが前記障害の発生時点の状態まで復旧できた場合に、
前記マスターログファイルに基づいて、前記マスターログファイルと異なり前記接続状況が失われたと判定された着目ログファイルと前記マスターログファイルとの差分件数を所定の閾値と比較し、
前記差分件数が閾値未満である場合に、前記差分件数の情報を含むログファイル同期可否情報を生成し、前記接続状況が失われたと判定された着目データベースファイルおよび前記着目ログファイルを一度に復旧し、
前記差分件数が閾値以上である場合に、転送されたログファイルの差分内容に基づいて、ログファイルの同期準備のタイミングを調整して、前記着目データベースファイルおよび前記着目ログファイルに前記閾値未満の差分を順次反映することで、前記着目データベースファイルおよび前記着目ログファイルを復旧し、
前記冗長性喪失検出部は、
前記マスターデータベースファイル、または前記マスターログファイルに対して接続できない状況を検出した場合、前記ファイル稼働情報に検出結果を反映させ、前記2以上のデータベースファイル、または前記2以上のログファイルのうち、前記検出した時点で前記マスターデータベースファイル、または前記マスターログファイルに設定されていないデータベースファイル、または前記ログファイルを、新たな前記マスターデータベースファイル、または前記マスターログファイルに設定し、
前記データ処理確定部は、
データ処理の確定時に、前記2以上のログファイルのうち前記マスターログファイルに設定されていない非マスターログファイルに、データ操作の履歴を書き出し、さらに確定するデータ処理の内容を、前記2以上のデータベースファイルのうち前記マスターログファイルに設定されていない非マスターデータベースファイルに書き出し、
前記非マスターデータベースファイルまたは前記非マスターログファイルに接続できない場合、前記冗長性喪失検出部に冗長性喪失検出処理を行わせ、
前記非マスターデータベースファイルおよび前記非マスターログファイルが接続できない障害から復旧中である場合に、前記ログファイル同期可否情報を参照し、前記マスターログファイルと前記非マスターログファイルとの同期を差分転送により行い、
前記差分転送された内容をもとに、前記非マスターデータベースファイルを復旧し、
前記ログファイルおよび前記データベースファイルの復旧が完了した場合に、ログファイル同期可否情報およびアクセスエラー情報を初期化し、
前記データベース作成部は、
1つ以上の不揮発メモリにデータベースファイルとログファイルの冗長配置指定を行って冗長化指定情報を解析し、前記ファイル稼働情報に、前記マスターデータベースファイルと前記マスターログファイルと、前記非マスターデータベースファイルと前記非マスターログファイルの配置情報を反映させ、
前記冗長性喪失検出部は、
前記2以上のデータベースファイルまたは前記2以上のログファイルのそれぞれに対する、接続エラー発生日時を前記ファイル稼働情報に反映させ、
前記接続エラーが発生したデータベースファイルまたはログファイルが前記マスターデータベースファイルまたは前記マスターログファイルである場合、代替で新たな前記マスターデータベースファイルまたは前記マスターログファイルを選定し、その選定結果を前記アクセスエラー情報に反映させ、
前記データ処理取り消し部は、
前記差分件数が閾値未満である場合、前記新たなマスターログファイルには、当該データ処理を確定する処理での確定内容を反映させ、さらに前記マスターログファイルであった復旧中のログファイルには、前記確定内容に加えて、前記差分内容も追加した情報を反映させる、
データベース管理システム。 - 前記データベース作成部は、前記不揮発メモリ装置に、処理対象となるデータを格納する1以上のデータベースファイルと、前記データベースファイルへの処理履歴を格納する1以上のログファイルを配置し、
配置した前記データベースファイルに対して、優先接続対象となる前記ログファイルを指示すると共に、配置した前記ログファイルに対して、優先接続対象となる前記データベースファイルを指示する、前記ファイル稼働情報を生成することで、前記データベースを構成する、
請求項1に記載のデータベース管理システム。 - 前記オンライン復旧部は、前記ログファイル同期可否情報の生成時に、主となるログファイルを格納する不揮発メモリに接続するCPUに接続する主記憶装置、または前記CPUを搭載する計算機装置に接続する外部記憶装置に配置する、
請求項1または2に記載のデータベース管理システム。 - 1以上の主記憶装置と、
不揮発メモリ装置と、を備えるデータベース装置を管理するデータベース管理方法であって、
前記不揮発メモリ装置に、前記データベース管理方法において処理対象となるデータを格納するデータベースを生成し、
前記データベースを構成する2以上のデータベースファイルまたは前記データベースファイルの更新履歴を格納する2以上のログファイルからデータを読み出し、
前記2以上のデータベースファイルのいずれか、または前記2以上のログファイルのいずれかに対する接続状況を検出し、
前記データベースファイルに対してデータ反映を確定させる際に、前記ログファイルに反映履歴を書き出し、
接続状況が失われたと判定されたデータベースファイルまたは前記ログファイルがあり、接続状況が回復した場合に、前記データベースファイルおよび前記ログファイルに対して、接続状況が失われていた間の情報を反映し、
ファイル稼働情報に基づいて、障害が発生していた場合に接続状況が失われたと判定されたデータベースファイルまたは接続状況が失われたと判定されたログファイルを復旧し、
前記復旧する処理において、
前記ファイル稼働情報に基づいて、前記2以上のデータベースファイルおよび前記2以上のログファイルのうち優先接続対象となるマスターデータベースファイルおよびマスターログファイルが前記障害の発生時点の状態まで復旧できた場合に、
前記マスターログファイルに基づいて、前記マスターログファイルと異なり前記接続状況が失われたと判定された着目ログファイルと前記マスターログファイルとの差分件数を所定の閾値と比較し、
前記差分件数が閾値未満である場合に、前記差分件数の情報を含むログファイル同期可否情報を生成し、前記接続状況が失われたと判定された着目データベースファイルおよび前記着目ログファイルを一度に復旧し、
前記差分件数が閾値以上である場合に、転送されたログファイルの差分内容に基づいて、ログファイルの同期準備のタイミングを調整して、前記着目データベースファイルおよび前記着目ログファイルに前記閾値未満の差分を順次反映することで、前記着目データベースファイルおよび前記着目ログファイルを復旧し、
前記接続状況を検出する処理において、
前記マスターデータベースファイル、または前記マスターログファイルに対して接続できない状況を検出した場合、前記ファイル稼働情報に検出結果を反映させ、前記2以上のデータベースファイル、または前記2以上のログファイルのうち、前記検出した時点で前記マスターデータベースファイル、または前記マスターログファイルに設定されていないデータベースファイル、または前記ログファイルを、新たな前記マスターデータベースファイル、または前記マスターログファイルに設定し、
前記ログファイルに反映履歴を書き出すデータ処理の確定時に、前記2以上のログファイルのうち前記マスターログファイルに設定されていない非マスターログファイルに、データ操作の履歴を書き出し、さらに確定するデータ処理の内容を、前記2以上のデータベースファイルのうち前記マスターログファイルに設定されていない非マスターデータベースファイルに書き出し、
前記非マスターデータベースファイルまたは前記非マスターログファイルに接続できない場合、前記接続状況を検出する処理を行い、
前記非マスターデータベースファイルおよび前記非マスターログファイルが接続できない障害から復旧中である場合に、前記ログファイル同期可否情報を参照し、前記マスターログファイルと前記非マスターログファイルとの同期を差分転送により行い、
前記差分転送された内容をもとに、前記非マスターデータベースファイルを復旧し、
前記ログファイルおよび前記データベースファイルの復旧が完了した場合に、ログファイル同期可否情報およびアクセスエラー情報を初期化し、
前記データベースを作成する処理において、
1つ以上の不揮発メモリにデータベースファイルとログファイルの冗長配置指定を行って冗長化指定情報を解析し、前記ファイル稼働情報に、前記マスターデータベースファイルと前記マスターログファイルと、前記非マスターデータベースファイルと前記非マスターログファイルの配置情報を反映させ、
前記接続状況を検出する処理において、
前記2以上のデータベースファイルまたは前記2以上のログファイルのそれぞれに対する、接続エラー発生日時を前記ファイル稼働情報に反映させ、
前記接続エラーが発生したデータベースファイルまたはログファイルが前記マスターデータベースファイルまたは前記マスターログファイルである場合、代替で新たな前記マスターデータベースファイルまたは前記マスターログファイルを選定し、その選定結果を前記アクセスエラー情報に反映させ、
前記接続状況が失われていた間の情報を反映させる処理において、
前記差分件数が閾値未満である場合、前記新たなマスターログファイルには、当該データ処理を確定する処理での確定内容を反映させ、さらに前記マスターログファイルであった復旧中のログファイルには、前記確定内容に加えて、前記差分内容も追加した情報を反映させる、
データベース管理方法。 - 1以上の主記憶装置と、
不揮発メモリ装置と、を備えるデータベース装置を管理するためのプログラムであって、
前記不揮発メモリ装置に、処理対象となるデータを格納するデータベースを生成し、
前記データベースを構成する2以上のデータベースファイルまたは前記データベースファイルの更新履歴を格納する2以上のログファイルからデータを読み出し、
前記2以上のデータベースファイルのいずれか、または前記2以上のログファイルのいずれかに対する接続状況を検出し、
前記データベースファイルに対してデータ反映を確定させる際に、前記ログファイルに反映履歴を書き出し、
接続状況が失われたと判定されたデータベースファイルまたは前記ログファイルがあり、接続状況が回復した場合に、前記データベースファイルおよび前記ログファイルに対して、接続状況が失われていた間の情報を反映し、
ファイル稼働情報に基づいて、障害が発生していた場合に接続状況が失われたと判定されたデータベースファイルまたは接続状況が失われたと判定されたログファイルを復旧し、
前記復旧する処理において、
前記ファイル稼働情報に基づいて、前記2以上のデータベースファイルおよび前記2以上のログファイルのうち優先接続対象となるマスターデータベースファイルおよびマスターログファイルが前記障害の発生時点の状態まで復旧できた場合に、
前記マスターログファイルに基づいて、前記マスターログファイルと異なり前記接続状況が失われたと判定された着目ログファイルと前記マスターログファイルとの差分件数を所定の閾値と比較し、
前記差分件数が閾値未満である場合に、前記差分件数の情報を含むログファイル同期可否情報を生成し、前記接続状況が失われたと判定された着目データベースファイルおよび前記着目ログファイルを一度に復旧し、
前記差分件数が閾値以上である場合に、転送されたログファイルの差分内容に基づいて、ログファイルの同期準備のタイミングを調整して、前記着目データベースファイルおよび前記着目ログファイルに前記閾値未満の差分を順次反映することで、前記着目データベースファイルおよび前記着目ログファイルを復旧し、
前記接続状況を検出する処理において、
前記マスターデータベースファイル、または前記マスターログファイルに対して接続できない状況を検出した場合、前記ファイル稼働情報に検出結果を反映させ、前記2以上のデータベースファイル、または前記2以上のログファイルのうち、前記検出した時点で前記マスターデータベースファイル、または前記マスターログファイルに設定されていないデータベースファイル、または前記ログファイルを、新たな前記マスターデータベースファイル、または前記マスターログファイルに設定し、
前記ログファイルに反映履歴を書き出すデータ処理の確定時に、前記2以上のログファイルのうち前記マスターログファイルに設定されていない非マスターログファイルに、データ操作の履歴を書き出し、さらに確定するデータ処理の内容を、前記2以上のデータベースファイルのうち前記マスターログファイルに設定されていない非マスターデータベースファイルに書き出し、
前記非マスターデータベースファイルまたは前記非マスターログファイルに接続できない場合、前記接続状況を検出する処理を行い、
前記非マスターデータベースファイルおよび前記非マスターログファイルが接続できない障害から復旧中である場合に、前記ログファイル同期可否情報を参照し、前記マスターログファイルと前記非マスターログファイルとの同期を差分転送により行い、
前記差分転送された内容をもとに、前記非マスターデータベースファイルを復旧し、
前記ログファイルおよび前記データベースファイルの復旧が完了した場合に、ログファイル同期可否情報およびアクセスエラー情報を初期化し、
前記データベースを作成する処理において、
1つ以上の不揮発メモリにデータベースファイルとログファイルの冗長配置指定を行って冗長化指定情報を解析し、前記ファイル稼働情報に、前記マスターデータベースファイルと前記マスターログファイルと、前記非マスターデータベースファイルと前記非マスターログファイルの配置情報を反映させ、
前記接続状況を検出する処理において、
前記2以上のデータベースファイルまたは前記2以上のログファイルのそれぞれに対する、接続エラー発生日時を前記ファイル稼働情報に反映させ、
前記接続エラーが発生したデータベースファイルまたはログファイルが前記マスターデータベースファイルまたは前記マスターログファイルである場合、代替で新たな前記マスターデータベースファイルまたは前記マスターログファイルを選定し、その選定結果を前記アクセスエラー情報に反映させ、
前記接続状況が失われていた間の情報を反映させる処理において、
前記差分件数が閾値未満である場合、前記新たなマスターログファイルには、当該データ処理を確定する処理での確定内容を反映させ、さらに前記マスターログファイルであった復旧中のログファイルには、前記確定内容に加えて、前記差分内容も追加した情報を反映させる、
処理を実行させるプログラム。
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