JP2005017814A - ストロボ装置並びに撮影装置及び無線通信端末 - Google Patents

ストロボ装置並びに撮影装置及び無線通信端末 Download PDF

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裕司 石田
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Abstract

【課題】応用される機器の筐体の表面にストロボ装置と発光素子の窓を別々に形成する必要がなく、応用される機器の操作性を向上させたストロボ装置、並びにこのようなストロボ装置を備える撮影装置及び無線通信端末を提供する。
【解決手段】閃光を発する閃光素子11、この閃光素子11とは異なる種類の発光素子8、及び一方の面26が外部に露出するレンズ6を筐体10の内部に備えて、閃光素子11が閃光を発した場合又は発光素子8が発光した場合のいずれであっても、その光がレンズ6を介して筐体10の外部に放射されるようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キセノン管のような閃光素子及び発光ダイオードのような発光素子の両方を備えるストロボ装置、並びにこのようなストロボ装置を有する撮影装置及び無線通信端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的なカメラには、キセノン管を用いたストロボ装置を備えるものが多くある。また、このようなストロボ装置と共に、発光ダイオードのような発光素子を実装しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このように、ストロボ装置と発光素子との両方をカメラの筐体の内部に備える場合には、それぞれからの光を放射させるための窓を、筐体の表面に別々に開口させる必要があった。そして、このようなカメラを利用するときには、これら両方の窓を手の指などで覆い隠さないように留意する必要があるが、専用機としてのカメラの機能は限定されているので、この筐体を保持する際に手の指を当接させることができる面積は大きいため、操作性に影響を与えるようなことはなかった。
【0004】
一方、このような専用機としてのカメラとは別に、携帯電話機にも、その筐体内にCCD(Charge Coupled Device)カメラ等の撮像機能、及び白色の発光ダイオードを用いたストロボ装置を設けるようにしたものがあった。
【0005】
しかしながら、発光ダイオードのような発光素子のストロボ装置では、有効な照射距離が短いため、照射距離を長くするにはキセノン管のような閃光素子のストロボ装置を備える必要がある。
【0006】
また、このような閃光素子のストロボ装置を備える場合には、発光ダイオードのような発光素子を設けて、その点灯や点滅の動作により、ストロボ装置が動作準備中であるか、又は準備が完了しているか等の動作状態を報知させる必要がある。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−301170号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、筐体は携帯性を高めるために極限まで小型化されているので、筐体の表面にストロボ装置と発光素子の窓を別々に形成すると、この筐体を保持する際に手の指を当接させることができる面積が小さくなってしまい、操作性が悪くなってしまうという問題点があった。
【0009】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、応用される機器の筐体の表面にストロボ装置と発光素子の窓を別々に形成する必要がなく、応用される機器の操作性を向上させたストロボ装置、並びにこのようなストロボ装置を備える撮影装置及び無線通信端末を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明によるストロボ装置は、
閃光を発する閃光素子、この閃光素子とは異なる種類の発光素子、及び一方の面が外部に露出するレンズを筐体の内部に備えて、
前記閃光素子が閃光を発した場合又は前記発光素子が発光した場合のいずれであっても、その光が前記レンズを介して筐体の外部に放射されるようにしたことを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明によるストロボ装置は、
少なくとも前記閃光素子の後方に透光部を有する反射鏡が設けられると共に、
前記発光素子が前記透光部の後方に配置されるようにすることができる。
【0012】
また、本発明によるストロボ装置は、
前記透光部は、前記反射鏡に形成した開口部及び該開口部を覆うハーフミラー部材とにより構成されるようにすることができる。
【0013】
また、本発明によるストロボ装置は、
前記レンズは、前記一方の面とこの一方の面と反対側の他方の面との間の厚さ部分に前記発光素子からの光を取込むための導光部が形成されると共に、
前記発光素子が前記導光部の近傍に配置されるようにすることができる。
【0014】
また、本発明によるストロボ装置は、
少なくとも前記閃光素子の後方に反射面を有する反射鏡が設けられて、
前記発光素子が前記反射鏡よりも前方に配置されると共に、反射鏡の反射面に向けて発光するようにすることができる。
【0015】
また、本発明による撮影装置は、
閃光を発する閃光素子、この閃光素子とは異なる種類の発光素子、及び一方の面が外部に露出するレンズを筐体の内部に備えて、
前記閃光素子が閃光を発した場合又は前記発光素子が発光した場合のいずれであっても、その光が前記レンズを介して筐体の外部に放射されるようにしたストロボ装置を有することを特徴とするものである。
【0016】
また、本発明による無線通信端末は、
閃光を発する閃光素子、この閃光素子とは異なる種類の発光素子、及び一方の面が外部に露出するレンズを筐体の内部に備えて、
前記閃光素子が閃光を発した場合又は前記発光素子が発光した場合のいずれであっても、その光が前記レンズを介して筐体の外部に放射されるようにしたストロボ装置を有することを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るストロボ装置の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
【0018】
図1ないし図3は、本発明の第1の実施の形態に係るストロボ装置2について説明するために参照する図である。図1に示すように、このストロボ装置2は、保持具4、レンズ6(拡散板)、発光ダイオード8(発光素子)、金属製の反射鏡10、キセノン管11(閃光素子)を備えている。このストロボ装置2は、携帯電話機(無線通信端末)の筐体10の内部に納められるようになっている。
【0019】
ところで、この携帯電話機には、図示しないが、ストロボ装置2の他に、制御部、キー操作部、撮像素子、無線部、アンテナ、マイクロホン、スピーカーが備えられている。キー操作部により撮影を指示するモード移行が指示されると制御部は撮像素子を起動し、さらにキー操作部により撮影指示がなされると制御部はストロボ装置2に閃光を発させると共に撮像素子により撮影を行なう。
【0020】
また、携帯電話機は無線部にて作り出した無線信号をアンテナにより出力し、さらにアンテナから入力された無線信号を無線部にて受信し、復号することにより通信ネットワークに接続可能であり、他の携帯電話機と通話やメールの送受信を行なうことができる。これらの制御についても制御部により行なわれる。
【0021】
保持具4は、光の透過性(透光性)を有すると共に、電気的な絶縁性を有する樹脂材等により形成される。図1及び図2に示すように、保持具4は、矩形の天板12、この天板12と垂直の向きに互いに隣り合う4枚の側面板14,16,18,20、及び互いに向き合う一対の側面板14,18の内側に、これらと平行となるように配置される2枚の保持板22,24で形成される。そして、2枚の保持板22,24の間には、反射鏡10が固定されるようになっている。なお、天板12が透光性を持つことはいうまでもない。
【0022】
図3に示すように、レンズ6は、その平面図における外形が矩形であって、ストロボ装置2を動作させたときに光を放射する側の面は、断面がプリズム形状になっている半径の異なる円環が同心円状に形成されることにより、光の拡散作用を奏する拡散面26になっており、図1に示すように、この拡散面26は、筐体10の外側に露出するようになっている。そして、拡散面26と反対側の固着面28は、保持具4の天板12に外側から固着するようになっている。
【0023】
また、レンズ6の拡散面26と固着面28の間の厚さ部分のうち、レンズ6の長さ方向に互いに向き合う一対の側面29には、この部分に外部から入射してくる光を拡散面26側に屈折させるために、傾斜して形成される導光部30が設けられるようになっている。
【0024】
また、発光ダイオード8は、レンズ6の導光部30の近傍に配置されて、保持具4の天板12に固定されるようになっている。この発光ダイオード8から放射された光は、レンズ6内に導光部30から入射するときに屈折して、レンズ6の拡散面26から放射されるようになっている。
【0025】
図1及び図2に示すように、反射鏡10は、矩形の底面板32及びこの底面板32と互いに隣り合う4つの傾斜板34,36,38,40で構成される。底面板32及び傾斜板34,36,38,40は、それぞれの内側を向く面が光を反射する反射面になっている。
【0026】
また、反射鏡10は、底面板32の反対側が開放されており、4つの傾斜板34,36,38,40は、それぞれ底面板32側から開放側に向かうにしたがい、その幅が広がるように形成されている。そして、この反射鏡10は、傾斜板34,38のそれぞれにおける底面板32とは反対側の縁が保持具4の保持板22,24の間に固定されるようになっている。
【0027】
また、反射鏡10には、互いに対向する一対の傾斜板34,38のそれぞれに孔部42,44が形成されており、この孔部42,44にキセノン管11が挿入された状態で配置される。キセノン管11は、その両端部の電極46,48が、反射鏡10の傾斜板34,38の外側に突き出て配置されて、図示しない駆動回路と導通されるようになっている。
【0028】
また、キセノン管11の長さ方向の中央部分50から発する閃光が、反射鏡10の底面板32及び傾斜板34,36,38,40の反射面に反射されてから、又は直接、保持具4の天板12を透過した後、レンズ6により拡散されて放射するようになっている。
【0029】
また、キセノン管11が閃光を発するときには、このキセノン管11と金属製の反射鏡10との間に高電圧が発生するが、保持具4に絶縁性を有する樹脂材等が用いられていることにより、発光ダイオード8のように保持具4の外側にある部品が、静電破壊されないようになっている。
【0030】
このようなストロボ装置2によれば、その動作状態等を報知するための発光ダイオード8を、このストロボ装置2にコンパクトに一体化することができる。
【0031】
したがって、携帯電話機等の筐体10内にストロボ装置2を配置する場合には、この筐体10の表面にレンズ6の拡散面26を露出させるための窓だけを設ければよく、発光ダイオード8からの光はレンズ6を介して放射されるので、この発光ダイオード8だけを外部から認識するための目的で、そのような窓を筐体10に形成する必要がない。
【0032】
また、このようなストロボ装置2によれば、筐体10に、このストロボ装置2用の窓とは別に、発光ダイオード8用の窓を設ける必要がないので、この筐体10を手で保持するときに指を当接させることができる面積を広げることができ、操作性を向上させることができる。
【0033】
また、このストロボ装置2の動作状態等を報知する発光ダイオード8は、点灯や点滅したときの光が、キセノン管11の閃光と同様にレンズ6から放射されるので、ユーザーは、発光ダイオード8の点灯や点滅を見たときに、これがストロボ装置2の動作状態等を報知しているものであると、直感的に認識することができる。
【0034】
また、このストロボ装置2を備える携帯電話機の撮像素子(不図示)が撮影動作を行なうときに、キセノン管11から閃光を発する前に、発光ダイオード8を発光させるようにすることにより、撮影した画像において被写体の瞳が赤く写ってしまうような現象を防止することができる。
【0035】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るストロボ装置について説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るストロボ装置60について説明するために参照する図である。図中において、前記第1の実施の形態に係るストロボ装置2と同様の部分には同じ符号を付して説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
【0036】
この第2の実施の形態に係るストロボ装置60において、レンズ6は、前記第1の実施の形態と異なり、その厚さ部分に前記導光部30は形成されない。また、保持具4は、天板12が厚さを有すると共に、その両端に発光ダイオード8を傾斜させて固定することができるように、傾斜部62,64が形成される。
【0037】
そのため、発光ダイオード8から放射される光は、保持具4の天板12を透過した後に、反射鏡10の底面板32及び傾斜板34,38の反射面を照射するようになっている。反射鏡10に反射された発光ダイオード8の光は、保持具4の天板12及びレンズ6を透過して外部に放射される。
【0038】
また、反射鏡10は、発光ダイオード8から放射される光が、より多く底面板32に照射されるように、底面板32から傾斜板34,36,38,40の開放側の縁までの深さが浅くなるように形成されている。
【0039】
このようなストロボ装置60によれば、前記第1の実施の形態と同様に、その動作状態等を報知するための発光ダイオード8を、このストロボ装置60にコンパクトに一体化することができる。
【0040】
したがって、携帯電話機等の筐体10内にストロボ装置60を配置する場合には、この筐体10の表面にレンズ6の拡散面26を露出させるための窓だけを設ければよく、発光ダイオード8からの光はレンズ6を介して放射されるので、この発光ダイオード8だけを外部から認識するための目的で、そのような窓を筐体10に形成する必要がない。
【0041】
また、このようなストロボ装置60によれば、筐体10に、このストロボ装置60用の窓とは別に、発光ダイオード8用の窓を設ける必要がないので、この筐体10を手で保持するときに指を当接させることができる面積を広げることができ、操作性を向上させることができる。
【0042】
また、このストロボ装置60の動作状態等を報知する発光ダイオード8は、点灯や点滅したときの光が、キセノン管11の閃光と同様にレンズ6から放射されるので、ユーザーは、発光ダイオード8の点灯や点滅を見たときに、これがストロボ装置60の動作状態等を報知しているものであると、直感的に認識することができる。
【0043】
また、このストロボ装置60を備える携帯電話機の撮像素子(不図示)が撮影動作を行なうときに、キセノン管11から閃光を発する前に、発光ダイオード8を発光させるようにすることにより、撮影した画像において被写体の瞳が赤く写ってしまうような現象を防止することができる。
【0044】
次に、本発明の第3の実施の形態に係るストロボ装置について説明する。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係るストロボ装置70について説明するために参照する図である。図中において、前記第1の実施の形態に係るストロボ装置2と同様の部分には同じ符号を付して説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
【0045】
この第3の実施の形態に係るストロボ装置70において、レンズ6は、前記第1の実施の形態と異なり、その厚さ部分に前記導光部30は形成されない。また、保持具4は、その天板12の外側の面においてレンズ6が固着されている領域を除いた領域が、携帯電話機の筐体10の外殻に内側から接するようになっている。
【0046】
そして、反射鏡10の底面板32の中央には開口部72が形成されており、この開口部72を、キセノン管11とは反対側からハーフミラー部材74が覆うようになって透光部を構成するようになっている。このハーフミラー部材74には、透光性を有しかつ電気的に絶縁性を有する樹脂材が用いられており、配置したときに反射鏡10に対向する面には、金属蒸着法等による金属膜が形成されていて、後述するようなハーフミラー効果を奏するようになっている。
【0047】
また、発光ダイオード8は、前記第1の実施の形態とは異なり、ハーフミラー部材74の後方であって、反射鏡10の開口部72に対応する位置に配置されるようになっている。
【0048】
ハーフミラー部材74は、キセノン管11が閃光を発した場合には、反射鏡10と同様に、光を反射するように作用するので、反射された光は保持具4の天板12を透過してレンズ6から外側に放射される。また、ハーフミラー部材74は、電気的に絶縁性を有するため、キセノン管11と反射鏡10の間に生じる高電圧により、発光ダイオード8が静電破壊されるのを防止するようになっている。
【0049】
また、ハーフミラー部材74は、発光ダイオード8が発光した場合には、その光を透過させるように作用するので、その光は保持具4の天板12を透過してレンズ6から外側に放射される。なお、発光ダイオード8の光は、ハーフミラー部材74を透過した後に、その一部がキセノン管11を照射することになるが、キセノン管11の中央部分50は透明のガラス材であるため、光の透過が遮られることはない。
【0050】
なお、第3の実施の形態では、反射鏡10の底面部32に開口部72を形成し、これをハーフミラー部材74で覆うように構成したが、このような構成とは別に、反射鏡自体を、透光性及び絶縁性を有する樹脂材を用いると共にその表面上にハーフミラー層(金属膜)を形成するような構成にし、ハーフミラー部材74と反射鏡10を一体的に構成してもよい。また、開口部72の大きさを極力小さくすれば(例えば発光ダイオード8と略同寸法)、ハーフミラーに構成せずとも、キセノン管11からの閃光を前方に反射させることは可能である。
【0051】
このようなストロボ装置70によれば、前記第1の実施の形態と同様に、その動作状態等を報知するための発光ダイオード8を、このストロボ装置70にコンパクトに一体化することができる。
【0052】
したがって、携帯電話機等の筐体10内にストロボ装置70を配置する場合には、この筐体10の表面にレンズ6の拡散面26を露出させるための窓だけを設ければよく、発光ダイオード8からの光はレンズ6を介して放射されるので、この発光ダイオード8だけを外部から認識するための目的で、そのような窓を筐体10に形成する必要がない。
【0053】
また、このようなストロボ装置70によれば、筐体10に、このストロボ装置70用の窓とは別に、発光ダイオード8用の窓を設ける必要がないので、この筐体10を手で保持するときに指を当接させることができる面積を広げることができ、操作性を向上させることができる。
【0054】
また、このストロボ装置70の動作状態等を報知する発光ダイオード8は、点灯や点滅したときの光が、キセノン管11の閃光と同様にレンズ6から放射されるので、ユーザーは、発光ダイオード8の点灯や点滅を見たときに、これがストロボ装置の動作状態等を報知しているものであると、直感的に認識することができる。
【0055】
また、このストロボ装置70を備える携帯電話機の撮像素子(不図示)が撮影動作を行なうときに、キセノン管11から閃光を発する前に、発光ダイオード8を発光させるようにすることにより、撮影した画像において被写体の瞳が赤く写ってしまうような現象を防止することができる。
【0056】
なお、前記第1ないし第3の実施の形態においては、発光ダイオード8は、点灯や点滅の動作をすることにより、ストロボ装置2,60,70の動作状態等を報知するようになっているが、これ以外にも、通話や電子メール等の着信の報知や、セルフタイマーの撮影における時間計測の開始の報知などのように、様々な用途に利用することができる。
【0057】
また、前記第1ないし第3の実施の形態においては、キセノン管11の閃光により被写体を照射するようにしたが、被写体が近距離にあるような場合には、ユーザーの選択により、キセノン管11に代えて、発光ダイオード8を発光させて被写体を照射することができるようにしてもよい。
【0058】
また、前記第1ないし第3の実施の形態においては、閃光素子としてキセノン管11を、発光素子として発光ダイオード8を用いるようにしたが、これら以外の閃光素子や発光素子を用いるようにしてもよい。
【0059】
また、前記第1ないし第3の実施の形態においては、ストロボ装置2,60,70を携帯電話機の筐体10の内部に設ける場合について説明したが、デジタルカメラ等の撮影装置や、撮像機能及び無線機能が備わっているPDA(Personal Digital Assistant)のような携帯電話機以外の無線通信端末にも、同様の技術的思想に基づいて本発明を適用することができることはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のストロボ装置によれば、応用される機器の筐体の表面にストロボ装置と発光素子の窓を別々に形成する必要がなく、応用される機器の操作性を向上させることができる。
【0061】
また、撮影装置及び無線通信端末の筐体の表面にストロボ装置と発光素子の窓を別々に形成する必要がないので、撮影装置及び無線通信端末の操作性を向上させることができると共に、それらの小型化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るストロボ装置2を示す側面断面図である。
【図2】図1におけるレンズストロボ装置2の底面図である。
【図3】図1におけるレンズ6の平面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るストロボ装置60を示す側面断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るストロボ装置70を示す側面断面図である。
【符号の説明】
2 ストロボ装置
4 保持具
6 レンズ(拡散板)
8 発光ダイオード(発光素子)
10 反射鏡
11 キセノン管(閃光素子)
12 天板
14,16,18,20 側面板
22,24 保持板
26 拡散面
28 固着面
29 側面
30 導光部
32 底面板
34,36,38,40 傾斜板
42,44 孔部
46,48 電極
50 中央部分
60 ストロボ装置
62,64 傾斜部
70 ストロボ装置
72 開口部
74 ハーフミラー部材

Claims (7)

  1. 閃光を発する閃光素子、この閃光素子とは異なる種類の発光素子、及び一方の面が外部に露出するレンズを筐体の内部に備えて、
    前記閃光素子が閃光を発した場合又は前記発光素子が発光した場合のいずれであっても、その光が前記レンズを介して筐体の外部に放射されるようにしたことを特徴とするストロボ装置。
  2. 少なくとも前記閃光素子の後方に透光部を有する反射鏡が設けられると共に、
    前記発光素子が前記透光部の後方に配置されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のストロボ装置。
  3. 前記透光部は、前記反射鏡に形成した開口部及び該開口部を覆うハーフミラー部材とにより構成されることを特徴とする請求項2に記載のストロボ装置。
  4. 前記レンズは、前記一方の面とこの一方の面と反対側の他方の面との間の厚さ部分に前記発光素子からの光を取込むための導光部が形成されると共に、
    前記発光素子が前記導光部の近傍に配置されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のストロボ装置。
  5. 少なくとも前記閃光素子の後方に反射面を有する反射鏡が設けられて、
    前記発光素子が前記反射鏡よりも前方に配置されると共に、反射鏡の反射面に向けて発光するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のストロボ装置。
  6. 閃光を発する閃光素子、この閃光素子とは異なる種類の発光素子、及び一方の面が外部に露出するレンズを筐体の内部に備えて、
    前記閃光素子が閃光を発した場合又は前記発光素子が発光した場合のいずれであっても、その光が前記レンズを介して筐体の外部に放射されるようにしたストロボ装置を有することを特徴とする撮影装置。
  7. 閃光を発する閃光素子、この閃光素子とは異なる種類の発光素子、及び一方の面が外部に露出するレンズを筐体の内部に備えて、
    前記閃光素子が閃光を発した場合又は前記発光素子が発光した場合のいずれであっても、その光が前記レンズを介して筐体の外部に放射されるようにしたストロボ装置を有することを特徴とする無線通信端末。
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