JP2005017237A - 指針式計器 - Google Patents

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宏康 沼屋
Takuo Hirokawa
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Abstract

【課題】通電スペースの縮小化を達成し得る指針式計器を提供する。
【解決手段】第1の透視部11とこの第1の透視部11を取り巻く指標部12とを有する指標板1と、第1の透視部11に対応する第2の透視部31が形成される回転体3と、この回転体3に固定され第1の透視部11の周囲を指標部12に沿って移動する透光性材料からなる指針4と、回転体3に対し固定され指針4を発光させる光源5と、回転体3を回転駆動し指針4を移動させる駆動装置6と、回転体3の背後に配置され第1,第2の透視部11,31を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置8と、光源5に電力供給を行う帯状の導体10と、回転体3と連動して回転し導体10の巻き取り及び送り出しを行うリール機構Rとを備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車を代表とする車両に搭載される指針式計器に関し、特に指針の仮想回転中心を含む指標板の中央領域に、貫通孔または透明部からなる透視部が形成され、この透視部を通じて指標板の背後に配置される液晶表示装置のごとき表示装置を視認させると共に、透視部の外周にて指針式表示を行う指針式計器(以降、便宜上、センターレスタイプの指針式計器と称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、センターレスタイプの指針式計器として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。この指針式計器は、中央領域に貫通孔状の透視部を有する環状の指標板と、この指標板の透視部に臨む液晶パネルからなる表示装置と、この表示装置と指標板との間に配置され透視部に対応する貫通孔を有するリング状の回転体と、透視部の内縁を通して回転体に装着され指標板上に延びる指針と、透視部を外れた箇所に配置され回転体を回転駆動させる駆動装置とを備え、駆動装置によって回転体を回転駆動することにより指標板上に延びる指針を回転移動させる構成である。
【0003】
一方、指針が発光するセンターレスタイプの指針式計器も知られており、例えば下記特許文献2には、表示装置を透視可能な透明円板からなる回転体に指針とこの指針を照明する発光ダイオードからなる光源を搭載し、この光源への電力供給を回転体の背面側に位置する帯状の可撓性導体(導電部材)にて行う点が記載され、この際、可撓性導体は、回転体に対して同心的に湾曲され且つ180度曲げ返し部を備えており、回転体の移動に伴って可撓性導体も移動するようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−131099号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2000−186948号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献2記載の指針式計器は、回転体の移動に伴って可撓性導体を移動させる構成であるため、可撓性導体を自由に移動させるスペースが必要であり、また回転体の背後に表示装置を配置する場合に表示装置を避けて可撓性導体を引き回す必要がある。このため設計自由度の低下や装置全体の大型化、適用し得る表示装置のサイズが制約される等の問題がある。
【0007】
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、通電スペースの縮小化を達成し得る指針式計器を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、第1の透視部とこの第1の透視部を取り巻く指標部とを有する指標板と、前記第1の透視部に対応する第2の透視部が形成される回転体と、この回転体に固定され前記第1の透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する透光性材料からなる指針と、前記回転体に対し固定され前記指針を発光させる光源と、前記回転体を回転駆動し前記指針を移動させる駆動装置と、前記回転体の背後に配置され前記第1,第2の透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置と、前記光源に電力供給を行う帯状または線状の導体と、前記回転体と連動して回転し前記導体の巻き取り及び送り出しを行うリール機構とを備えることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記リール機構が回転伝達手段を通じて前記駆動装置または前記回転体のうち少なくとも一方に結合されることを特徴とする請求項1記載の指針式計器。
【0010】
また本発明は、前記リール機構が前記駆動装置の回転軸上に配置されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明による指針式計器の実施形態を説明する。図1〜図7は、本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は本実施形態による指針式計器の正面図、図2はその概略構成を示す分解斜視図、図3は図1のA−A断面図、図4は本実施形態に採用される回転体の一部を破断して示す正面図、図5は本実施形態に採用される支持体の正面図、図6は本実施形態による導体の要部を示す斜視図、図7は本実施形態によるリール機構の要部を示す正面図である。
【0012】
本実施形態による指針式計器は、図1〜図3に示すように、指標板1と、この指標板の背後に配置に配置される支持板2と、この支持板2の背後に配置される回転体3と、指針4と、光源5と、後述する第1,第2の透視部の外側に配置される駆動装置6と、回転体3を回転可能に支持する支持体7と、この支持体7の背後に配置される表示装置8と、この表示装置8の背後に位置する回路基板9と、光源5に電力供給を行う導体10と、この導体10の巻き取り及び送り出しを行うリール機構Rとを備えている。
【0013】
指標板1は、第1の透視部11を構成する例えば円形の貫通孔を有する概略円環形状の板材からなり、第1の透視部11の周囲には、指針5の移動経路に沿って円弧状に配列された文字や目盛等の指標部12を備えている。これら指標部12は、図3に示すように、概略円環プレート形状を有する基材13上にスクリーン印刷等の手段により形成されている。この場合、基材13は、電界発光素子(EL)からなり、電界発光素子を構成する封止フィルム(例えばPETフィルム)上に直接スクリーン印刷することで、指標部12が形成されており、従って、基材13を構成する電界発光素子が発光すると、指標部12が発光するようになっている。
【0014】
支持板2は、指標板1を背後から支持する遮光性合成樹脂板からなり、第1の透視部11に対応した貫通孔21を備えている。
【0015】
回転体3は、第1の透視部11に対応する形状の貫通孔からなる第2の透視部31を有する概略円環形状の板材からなり、その材質は合成樹脂からなる。この回転体3には、歯車部32と、指針支持部33と、段部34とが形成される他、回転体3の円板部との間で導体10を保持する保持部材35が固定されている。
【0016】
歯車部32は、回転体3の円板部外周の全周にわたって形成されており、駆動装置6の後述する駆動歯車に連結される。
【0017】
指針支持部33は、第2の透視部31の内縁から第1の透視部11側に延びるボス形状を有しており、その上端側にて指針4と光源5の双方を支持する。
【0018】
段部34は、回転体3の円板部背面であって、第2の透視部31を取り巻くように形成され、支持体7の後述する内側環状突出部に嵌合する。
【0019】
保持部材35は、回転体3に対し多重成形または適宜固定手段により固定された概略円環形状の合成樹脂部材からなり、特に図3,図4に示すように、回転体3の回転に応じて導体10の巻き付け及び送り出しを行う巻胴部36と、この巻胴部36から回転体3の円板部に沿って延び円板部との間で導体10の高さ方向における位置規制を行うフランジ部37と、指針支持部33に対応する箇所に形成され、導体10の光源5装着側端部を巻胴部36側から回転体3の内側に引き回すための切り欠き部38とを有している。
【0020】
指針4は、透光性の合成樹脂からなり、光源5と共に指針支持部33に装着固定され、さらにその一部が光源5と共に遮光性カバー41によって覆われる。そしてこのように光源5と共に指針支持部33に装着されることで指針4は、第2の透視部31及び第1の透視部11を介して回転体3に固定され、回転体3の回転により、指標板1上を指標部12に沿って移動し、指標部12を支持すると共に、光源5からの光を受けて線状に発光する。
【0021】
光源5は、例えば発光ダイオードからなり、その発光部が指針4の先端側を向くように指針4の端面に対向配置されている。この光源5は、導体10の後述する端部に半田付け等の手段にて導通固定されている。
【0022】
駆動装置6は、例えばステッピングモータや交差コイル式ムーブメントからなり、第1,第2の透視部11,31の外側(回転体3の外周側)に位置して回路基板9上に配置されている。この駆動装置6の回転軸61には、回転体3の歯車部32に連結される駆動歯車62が固定され、駆動装置6の回転軸61が計測量に応じて回転することにより、回転体3に固定された指針4が指標板1の指標部12を指示すると共に、リール機構Rを作動させるようになっている。なお本実施形態では、回転体3の歯車部32と駆動歯車62とによって、回転伝達手段TRが構成されている。
【0023】
支持体7は、第1,第2の透視部11,31及び貫通孔21に対応する貫通孔71を有する概略環状形状を有する合成樹脂部材からなる。この支持体7には、内側環状突出部72と外側環状突出部73と底壁部74とで形成される断面略凹形状のガイド部を有し、このガイド部によって回転体3を背後から回転可能に支持している。
【0024】
表示装置8は、例えばTFT(薄膜トランジスタ)型の液晶表示素子または有機電界発光素子からなる表示パネル81を枠体82内に組み込んでなり、枠体82の開口部83によって規定される表示パネル81の表示面が第1,第2の透視部11,31に臨むように、回路基板9上に配置されている。ここで枠体82を含めた表示装置8の外形サイズは、図1に示すように、第1の透視部11よりも大きく形成され、第1の透視部11を通して表示装置8を見たとき、表示パネル81の表示面が視認され、枠体82や開口部83は不可視となるように設定されている。なお表示装置8の表示情報(所定情報)は任意であるが、一例として例えば走行距離情報、ナビゲーション情報、シフトポジション情報、外気温情報の他、各種映像情報が挙げられる。
【0025】
回路基板9は、硬質の回路基板からなり、駆動装置6、表示装置8、電界発光素子からなる基材13、光源5の動作を制御する図示しない駆動制御回路が搭載されている。
【0026】
導体10は、薄くて反発力の小さい、例えばポリアミド系またはポリミイド系のFPC(フレキシブル・プリント・サーキット)からなり、図4、図6に示すように、指針支持部33に沿って高さ方向に延び光源5が装着される端部11と、この端部11から切り欠き部38を通り、巻胴部36の外周に到る折り曲げ部12と、巻胴部36に沿って延びる巻回部13と、巻回部13からリール機構Rに到る中継部14と、リール機構Rに渦巻き状に巻かれその内部に収納される余剰部15(図3参照)とを有し、駆動装置6によってリール機構R及び回転体3が回転すると、それらの回転に応じて、余剰部15の大きさと巻胴部36に巻かれる部分の全長とが変化するようになっている。なお余剰部15は、導体10の長さや回転体3の回転位置によって、形成されない場合もあり得る。また図示省略したが、導体10には、光源5の電力ラインを構成する銅箔パターンからなる導電路が形成されている。
【0027】
リール機構Rは、回転軸61上であって駆動歯車62の前方に配置され、駆動歯車62と構成部材を共有して構成されている。すなわち、本実施形態のリール機構Rは、図3、図7に示すように、駆動歯車62の中心部によって形成されたボス形状の回転中心部R1と、駆動歯車62の円板状部によって形成され、余剰部15の背後側を受ける第1の環状部R2と、この第1の環状部R2とは所定の間隔を空けて配置され、第1の環状部R2との間で余剰部15を収納保持する凹部を形成する第2の環状部R3とでなり、第2の環状部R3の中心部は、回転軸61に沿って駆動装置6側に延び、回転軸61に圧入固定され、またその回転軸61の沿って延びる箇所の周囲に回転中心部R1と、この回転中心部R1と同軸に背後に延びる箇所が圧入等により取付固定されており、この場合、第2の環状部R3は、専用の合成樹脂部材からなる。
【0028】
回転中心部R1及び第1の環状部R2としても機能する駆動歯車62には、金属フレームMが埋設され、その一部は回転中心部R1より露出し、この部分に導体10の光源5装着側とは反対側の端部16が半田付け等の手段により導通固定されている。一方、金属フレームMの他の一部は、回転軸61に沿って回転中心部R1と一緒に駆動装置6側に延びて外面に露出し、この部分が駆動装置6に固定された一対の端子Tに導通接触している。この摺動端子Tは、金属フレームMの他の一部に弾性接触し、回転軸61が回転すると、金属フレームMと摺動接触し、可動部材である金属フレームMと固定部材である駆動装置6の本体部並びに回路基板9との電気接続が図られ、これにより回路基板9→駆動装置6→端子T→金属フレームM→導体10→光源5からなる点灯電力供給路が構成されている。
【0029】
次に図4に基づいて、駆動装置6の作動に伴う指針4の移動と導体10の動きを説明する。
【0030】
まず、駆動装置6は、計測量に応じてその回転軸62が時計方向及び反時計方向に回転するよう構成されている。ここで例えば回転軸61が時計方向に回転した場合、回転軸61に固定された駆動歯車62は、時計方向(図4中、矢印CWa参照)に回転する。するとその回転は回転伝達手段TRを通じて回転体3に伝達され、回転体3は反時計方向(図4中、矢印CCWb)に回転し、回転体3に固定され指針4及び光源5も同一方向に回転する。
【0031】
一方、リール機構Rは、回転軸61及び駆動歯車62と同体的に回転するよう構成されているため、回転軸61及び駆動歯車62が時計方向に回転すると、それらの回転に応じてリール機構Rも同方向に回転し、リール機構Rに収納された導体10(余剰部15)が図4中、矢印D1方向に移動してリール機構Rから送り出される(引き出され)と共に、巻胴部36で巻き取られる。
【0032】
また、これとは反対に例えば回転軸61が反時計方向に回転した場合、回転軸61及び駆動歯車62は、反時計方向(図4中、矢印CCWa方向)に回転する。するとその回転は回転伝達手段TRを通じて回転体3に伝達され、回転体3は時計方向(図4中、矢印CWb方向)に回転し、指針4及び光源5も同一方向に回転する。
【0033】
一方、リール機構Rは、回転軸61及び駆動歯車62が時計方向に回転すると、それらの回転に応じてリール機構Rも同方向に回転し、リール機構Rによって導体10(余剰部15)が図4中、矢印D2方向に移動してリール機構Rに巻き取られると共に、巻胴部36から送り出される。
【0034】
ここでリール機構Rと回転体3との関係に注目すると、両者は導体10だけでなく、回転伝達手段TRによっても連結されており、駆動装置6(回転軸61)及び回転体3に同期してリール機構Rが回転することで導体10の巻き取り及び送り出しが行われるため、導体10の巻き取り及び送り出しを安定的に行うことができ、また導体10に加わるストレスや応力も軽減でき、さらに導体10に不必要な弛みが発生するのを抑制することができる。
【0035】
以上のように、本実施形態による指針式計器は、第1の透視部11とこの第1の透視部11を取り巻く指標部12とを有する指標板1と、第1の透視部11に対応する第2の透視部31が形成される回転体3と、この回転体3に固定され第1の透視部11の周囲を指標部12に沿って移動する透光性材料からなる指針4と、回転体3に対し固定され指針4を発光させる光源5と、回転体3を回転駆動し指針4を移動させる駆動装置6と、回転体3の背後に配置され第1,第2の透視部11,31を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置8と、光源5に電力供給を行う帯状の導体10と、回転体3と連動して回転し導体10の巻き取り及び送り出しを行うリール機構Rとを備えることにより、光源5への通電に係わるスペースを縮小することができる。すなわち、導体の曲げ返し部や屈曲・湾曲部等の自由な移動スペースを確保する都合から、大きな通電スペースを必要とした従来技術に対し、必要最小限のスペース増加で光源5の通電経路を確保できる。従って、設計自由度の向上、装置全体の小型・薄型化に寄与することができ、また、適用し得る表示装置のサイズが制約される等の不都合も解消でき、広い情報表示エリアを確保することができる。
【0036】
また、本実施形態によれば、リール機構Rが回転伝達手段TRを通じて駆動装置6及び回転体3に結合されることにより、導体10の巻き取り及び送り出しを安定的に行うことができる。また導体10に加わるストレスや応力を軽減することができる。さらに導体10に不必要な弛みが発生することを抑制できる。
【0037】
また、本実施形態によれば、リール機構Rを駆動装置6の回転軸61上に配置し、回転軸61と同軸回転するよう構成したことにより、更なるスペース縮小化を達成することができる。なおここで回転軸61上とは、回転軸61がリール機構Rを貫通する形態を含むものである。
【0038】
なお、本実施形態では、帯状の導体10を用いたが、導体10は線状(例えば電気コード)であってもよく、リール機構Rによる巻き取り及び送り出しが可能であれば、任意の材料を適用できるが、伸縮性を有さない柔軟性材料を用いるのが好ましい。
【0039】
また、本実施形態では、第1,第2の透視部11,31及び各貫通孔21,71を貫通部分により設けたが、表示装置8を透視できれば、透明または半透明な部分であってもよい。また本実施形態では第1,第2の透視部11,31及び貫通部21を介して指針4を回転体3の指針支持部32に固定したが、指標板1や支持板2の外側を通じて指針4を回転体3に装着してもよい。
【0040】
また、本実施形態では、光源5を回転体3の指針支持部32に装着する例を示したが、光源5は指針4に固定してもよい。
【0041】
また、本実施形態では、指標板1の背後に回転体3を配置したが、回転体3は、指標板1の前方に配置してもよい。
【0042】
図8は本発明の第2の実施形態による指針式計器の概略構成図であり、本実施形態では、リール機構Rを駆動歯車32及び駆動装置6とは分離してこれらの側方に配置し、回転伝達手段TRを介して駆動歯車32(駆動装置6)にギヤ連結したものであり、リール機構Rと回転体3との回転伝達機構を介した連結は行われていない。従ってリール機構Rは回転伝達機構TRを通じて駆動装置6単体に連結されている。なおリール機構Rの詳細構成は、前記第1の実施形態と同等であるが、リール機構Rの構成要素の一つである第1の環状部R2が、前記第1の実施形態のように駆動歯車32と共用化されない点で異なる。
【0043】
このように構成される本実施形態によっても、前記第1の実施形態と同様、導体10の巻き取り及び送り出しの安定化、不必要な弛みの発生抑制、導体10に加わるストレスや応力の軽減を達成することができる。
【0044】
図9は、本発明の第3の実施形態による指針式計器の概略構成図であり、本実施形態では、リール手段Rを回転伝達手段TRを介して回転体3単体に連結したものであり、本実施形態によって前記第2の実施形態と同様の効果を期待できる。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、初期の目的を達成することができ、通電スペースの縮小化を達成し得る指針式計器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による指針式計器の正面図。
【図2】同上実施形態の概略構成を示す分解斜視図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】同上実施形態に採用される回転体の正面図。
【図5】同上実施形態に採用される支持体の正面図。
【図6】同上実施形態に採用される導体の要部正面図。
【図7】同上実施形態におけるリール機構要部正面図。
【図8】本発明の第2の実施形態による指針式計器の概略構成図。
【図9】本発明の第3の実施形態による指針式計器の概略構成図。
【符号の説明】
1 指標板
2 支持板
3 回転体
4 指針
5 光源
6 駆動装置
7 支持体
8 表示装置
9 回路基板
10 導体
11 第1の透視部
12 指標部
31 第2の透視部
R リール機構
T 端子

Claims (3)

  1. 第1の透視部とこの第1の透視部を取り巻く指標部とを有する指標板と、
    前記第1の透視部に対応する第2の透視部が形成される回転体と、
    この回転体に固定され前記第1の透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する透光性材料からなる指針と、
    前記回転体に対し固定され前記指針を発光させる光源と、
    前記回転体を回転駆動し前記指針を移動させる駆動装置と、
    前記回転体の背後に配置され前記第1,第2の透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置と、
    前記光源に電力供給を行う帯状または線状の導体と、
    前記回転体と連動して回転し前記導体の巻き取り及び送り出しを行うリール機構とを備えることを特徴とする指針式計器。
  2. 前記リール機構が回転伝達手段を通じて前記駆動装置または前記回転体のうち少なくとも一方に結合されることを特徴とする請求項1記載の指針式計器。
  3. 前記リール機構が前記駆動装置の回転軸上に配置されることを特徴とする請求項1記載の指針式計器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009513937A (ja) * 2003-07-10 2009-04-02 ボルグ インストゥルメンツ アーゲー ディスクインジケータ
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