JP2005189168A - 指針式計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 指針の発光輝度を向上させることが可能な指針式計器を提供する。
【解決手段】 第1の透視部31とこの第1の透視部31の周囲に形成される指標部32とを有する指標板3と、第1の透視部31に対応する第2の透視部51を有する回転体5と、この回転体5に固定され第1の透視部31の周囲を指標部32に沿って移動する透光性材料からなる指針4と、回転体5を回転駆動し指針4を移動させる駆動装置6と、指標板3の背後に配置され第1,第2の透視部31,51を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置6と、指針4をその背後からの光により照明する照明手段8とを備え、照明手段8が指針4の移動経路に沿って設けられる導光部材81と、この導光部材81を発光させる複数の光源82とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動車を代表とする車両に搭載される指針式計器に関し、特に指標板の中央領域に貫通部または透明部からなる透視部が形成され、この透視部を通じて指標板の背後に配置される液晶表示装置のごとき表示装置を視認させると共に、透視部の外周にて指針式表示を行う指針式計器(以降、便宜上、センターレスタイプの指針式計器と称する)に関する。
従来、この種のセンターレスタイプの指針式計器として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載の指針式計器は、中央部領域に貫通孔状の透視部を有する環状の文字板と、この文字板の透視部に臨む液晶表示板と、この液晶表示板を取り巻くように文字板を背後から保持する内側円筒体と、この内側円筒体内に収納される光源と、内側円筒体の周囲にベアリングを介して回転可能に保持される外側円筒体と、文字板の外縁を迂回するように外側円筒体に装着され文字板上に延びる指針と、文字板と内側円筒体との間に介在し透視部に対応した貫通部を有する環状の導光体とを備えている。そして、外側円筒体の内周面には環状マグネットが固定されていると共に内側円筒体の外周面には環状マグネットに対向する環状コイルが固定されており、環状コイルへの電力供給によって外側円筒体に固定された環状マグネットが回動することにより文字板上に延びる指針を移動させる構成である。また、光源の点灯時には、この光源の光が導光板の貫通部を通過して文字板や液晶表示板側に至り、この光で文字板並びに液晶表示板を照明すると同時に、光源の光の一部は導光板を経て指針にも入光し、この指針に入光した光によって指針を照明していた。
特開平4−223222号公報
しかしながら、特許文献1に記載のセンターレスタイプの指針式計器では、指針が文字板の外縁を迂回して文字板上に引き回されており、しかも単一光源の光の一部が導光体を通じて文字板の外縁を迂回する指針内に供給される構成であるため、特に文字板上に引き回される指針側に至る光量が不足し、これに伴い指針の発光輝度が低下してしまうという問題があった。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、指針の発光輝度を向上させることが可能な指針式計器の提供を目的とするものである。
本発明は、第1の透視部とこの第1の透視部の周囲に形成される指標部とを有する指標板と、前記第1の透視部に対応する第2の透視部を有する回転体と、この回転体に固定され前記第1の透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する透光性材料からなる指針と、前記回転体を回転駆動し前記指針を移動させる駆動装置と、前記指標板の背後に配置され前記第1,第2の透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置と、前記指針をその背後からの光により照明する照明手段とを備え、前記照明手段が前記指針の移動経路に沿って設けられる導光部材と、この導光部材を発光させる複数の光源とからなることを特徴とする。
また本発明は、第1の透視部とこの第1の透視部の周囲に形成される指標部とを有する指標板と、前記第1の透視部に対応する第2の透視部を有する回転体と、この回転体に固定され前記第1の透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する透光性材料からなる指針と、前記回転体を回転駆動し前記指針を移動させる駆動装置と、前記指標板の背後に配置され前記第1,第2の透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置と、前記指針をその背後からの光により照明する照明手段とを備え、前記照明手段が前記指針の移動経路に沿って設けられる自発光型表示素子からなることを特徴とする。
また本発明は、第1の透視部とこの第1の透視部の周囲に形成される指標部とを有する指標板と、前記第1の透視部に対応する第2の透視部を有する回転体と、この回転体に固定され前記第1の透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する透光性材料からなる指針と、前記回転体を回転駆動し前記指針を移動させる駆動装置と、前記指標板の背後に配置され前記第1,第2の透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置と、前記指針をその背後からの光により照明する照明手段とを備え、前記照明手段が光源と、前記指針の移動経路に沿って設けられ前記光源の光を前記指針側に反射する反射体とからなることを特徴とする。
また本発明は、前記反射体が前記光源の光を放射状に反射する第1の反射部と、前記光源の光を前記指針側に反射する第2の反射部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、指針の発光輝度を向上させることが可能な指針式計器を提供できる。
(第1実施形態)以下、図面に基づいて本発明による指針式計器の第1実施形態について説明する。図1〜図5は、本発明の第1実施形態を示すもので、図1は本発明の第1実施形態による指針式計器の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は同実施形態による駆動装置と回転体との連結状態、並びに回転体に固定される指針を示す斜視図、図4は図2中、B部を拡大して示す要部断面図、図5は同実施形態による指針を照明する照明手段を示す斜視図である。
本実施形態による指針式計器は、図1〜図3に示すように、配線基板1と、この配線基板1上に配置される表示装置2と、この表示装置2の周囲を覆うように配置される指標板3と、この指標板3の前方に位置し指標板3の後述する指標部を指示する指針4と、この指針4が固定される回転体5と、この回転体5を回転駆動させる駆動装置6と、回転体5を回転可能に支持する支持部材7と、指針4を照明する照明手段8と、指標板3の前記指標部並びに指針4を露出させるための被覆パネル9とから構成されている。
配線基板1は、例えば硬質の回路基板からなり、表示装置2や駆動装置6、照明手段8の後述する光源の動作を制御する図示しない駆動制御回路が搭載されている。
表示装置2は、例えばTFT(薄膜トランジスタ)型の液晶表示素子または有機電界発光素子からなる表示パネルを枠体内に組み込んでなり、前記表示パネルの表示面が観察者に臨むように、配線基板1上に配置されている。なお表示装置2の表示情報は任意であるが、一例として例えば走行距離情報、ナビゲーション情報、シフトポジション情報、外気温情報の他、各種映像情報が挙げられる。
指標板3は、その中央部領域に例えば円形の貫通孔からなる第1の貫通部(第1の透視部)31の形成された概略円環形状の板材からなり、この場合、第1の貫通部31は表示装置2の前記表示面に対応して開口形成されている。そして、第1の透視部31の周囲には、指針4の移動経路に沿って円弧状に配列された文字や目盛等の指標部32が設けられている。これら指標部32は、透光性合成樹脂材からなる基材上にスクリーン印刷等の手段により形成されている。なお、第1の貫通部31は、貫通孔ではなく透明部であってもよい。
指針4は、透光性の合成樹脂からなり、図3に示すように回転体5の後述する指針固定部に装着固定される概略扇形形状からなる基部41と、この基部41から指標板3上に向けて延びる線状の指示部42とを有している。この場合、基部41はその外側の一部(図3中、点線Pの左側)が回転体5の周囲に露出するように前記指針固定部に装着固定されており、この回転体5の周囲に露出した基部41の露出部43の背面は支持部材7の後述する開口部に対向している。
すなわち、露出部43の背面には支持部材7の前記開口部を通過する背後(照明手段8)からの光を受光する受光部44が設けられ、さらにこの受光部44の真上となる露出部43の表面には受光部44を通じて基部41内に採り入れた光を指針4の先端側となる指示部42側に拡散反射させるための傾斜形状からなる反射面45が設けられている。なお、46は指示部42の表面に形成される赤色の透光性ホットスタンプ層である(図4参照)。
回転体5は、指標板3の第1の貫通部31に対応した円形の貫通孔からなる第2の貫通部(第2の透視部)51を有する概略円環形状の板材からなり、その材質は合成樹脂からなる。この回転体5には、歯車部52と、指針固定部53とが形成されている。
歯車部52は、回転体5の指針固定部53を除いた環状円板部54外周の全周にわたって形成されており、駆動装置6の後述する駆動歯車に連結される。指針固定部53は、第2の貫通部51を取り巻く環状円板部54の一部に切り欠き形成された凹部からなり、この凹部に指針4の指示部42と露出部43との間に位置する基部41箇所が嵌め込まれている。なお、図4中、55は支持部材7の後述する内側環状突出部の外縁に案内される環状突出部であり、第2の貫通部51の全周に設けられている。また、第2の貫通部51は貫通部ではなく、透明部であってもよい。
駆動装置6は、例えばステッピングモータや交差コイル式ムーブメントからなり、回転体5の環状円板部54の外側(回転体5の外周側)に位置しており、その回転軸61には、回転体5の歯車部52に連結される駆動歯車62が固定されている。そして、駆動装置6の回転軸61が計測量に応じて回転することにより、回転体5の指針固定部53に固定された指針4が指標板3の第1の貫通部31の周囲を指標部32に沿って移動するようになっている。なお、本実施形態の場合、駆動装置6は支持部材7の一部に切り欠き形成された図示しない切り欠き部に配設されている。
支持部材7は、第2の貫通部51に対応する第3の貫通部71を有する概略円環形状の板材からなり、その材質は合成樹脂からなる。この支持部材7には、図4に示すように内側環状突出部72と、外側環状突出部73と、底壁部74とで略「U」字形の溝が形成されている。また、支持部材7は回転体5の背後に配置され、回転体5を支持している。なお、第3の貫通部71は貫通部ではなく、透明部であってもよい。
内側環状突出部72は、第3の貫通部71を取り巻くように指針4側(上側)に延び、またその外形は第2の貫通部51の開口より径小である。なお、内側環状突出部72の背面(下側)には概略円環形状の切り欠き部からなる溝部75が形成されており、この溝部75に指標板3の外周部が嵌合固定されている。また、内側環状突出部72の内壁面には、この内壁面よりも外側に位置する回転体5や支持部材7等の内機部品が視認されるのを防止するための黒色印刷層が施されている。
外側環状突出部73は、内側環状突出部72の外側に位置しており、指針4や回転体5を取り囲むように被覆パネル9側(上側)に延び被覆パネル9を背後から支持している。そして、両突出部72,73の間に位置する底壁部74には回転体5の環状円板部54側に向けて隆起形成された隆起部76が形成され、また底壁部74における隆起部76の外側には底壁部74を貫通する概略円環形状の開口部77が形成されている。
隆起部76は、断面略凸部形状からなり、その表面は曲面(半球)形状に設定されている。そして、本実施形態では隆起部76が環状円板部54に沿うように等間隔に3つ形成されている。従って、回転体5の支持部材7への組み付け時には、内側環状突出部72が第2の貫通部51内に挿入(案内)されることで、回転体5は支持部材7によって支持されるが、このとき回転体5はその環状円板部54背面が隆起部76に点接触するように支持部材7によって支持されるため、回転体5と支持部材7との摩擦抵抗が抑えられ、これにより回転体5を円滑に回転させることが可能となる。
開口部77は、隆起部76と外側環状突出部73との間に位置しており、背後からの光を前方側(指針4の受光部44)に導くための透光部としての機能を有している。
照明手段8は、導光部材81とこの導光部材81を発光させる光源82とで構成される(図1参照)。導光部材81は、透光性合成樹脂からなり、指針4の移動経路に沿った略馬蹄形状に形成され、支持部材7の開口部77に臨むように配線基板1と支持部材7との間に位置している。この場合、導光部材81は例えば接着等の所定の手段を用いて支持部材7に固定されており、また導光部材81の外形は、回転体5の外形よりもやや径大に設定されている。
また、導光部材81は、図5に示すように光源82からの光を入射する入射部81aと、この入射部81aを通じて導光部材81内に採り入れた光を導光部材81の表面側に拡散反射させるための反射面81bと、この反射面81bによって導光部材81の表面側に拡散反射された反射光を支持部材7の開口部77内に出射するための出射部81cとを備えており、反射面81bは導光部材81の底面で、また出射部81cは反射面81bと対向する導光部材81の表面である。
入射部81aは、有端状導光部材81の両端面で、図5中、前記両端面に隣接して2つの光源82がそれぞれ配置されている。また、各入射部81a、出射部81c以外の面となる導光部材81の一対の側面部81d並びに反射面81bには光反射率の高い遮光性の白色系インクにより図示しない白色印刷層が施されており、これにより各入射部81aを通じて導光部材81内に供給された各光源82の光のうち、側面部81dにあたった光は導光部材81の長手方向に導光され、また反射面81bにあたった光は出射部81c側に拡散反射されるようになっている。
各光源82は、例えば白色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、その発光面が導光部材81の各入射部81aに対向するように図示しない回路基板上に搭載されている。この回路基板は配線基板1と例えば導体(FPC)を介して電気的に接続されており、配線基板1の前記駆動制御回路からの駆動信号に基づいて光源82が点灯する。
被覆部材9は、指標部32、指示部42以外の領域を遮蔽するように指針4の前方に配置されている。
このような構成において、前記駆動信号に基づいて各光源82が点灯すると、各光源82から発せられた光は、これに対向する各入射部81aを通じて導光部材81内に入射され、この入射光は側面部81dにあたって導光部材81の長手方向に導光され、この光が反射面81bにあたって出射部81cから出射されるようになっている。この際、前記各入射光は反射面81b、側面部81dを通じて導光部材81の全ての領域に拡散反射されるようになっているため出射部81c全体が略均一に面状発光し、この光が開口部77内に出射される。
この開口部77内に出射された出射光は、開口部77を通過して回転体5の外縁に沿うように出射される。一方、指針4は駆動装置6の回転駆動により指標部32に沿って移動しており、指針4の受光部44が回転体5の外縁に沿い略環状に発光された光の一部を受光する。なお、本実施形態では指標部32に対応して照明手段8からの光が略環状に発光しているため、指針4が指標部32のあらゆる場所に位置している場合でも、照明手段8からの光を受光部44に受光させることが可能となる。しかも、この場合、受光部44が略扇形形状に形成されていることで、この受光部44を通じて指針4の基部41内により多くの光を供給することができる。
そして、略扇形形状からなる指針4の受光部44がその背後からの白色光を受光すると、この白色光は基部41内に供給され受光部44の真上に位置する反射面45に到達する。この反射面45に到達した光は反射面45によって指示部42の先端側に反射導光され、この反射光が赤色の透光性ホットスタンプ層46を透過して指示部42が赤色に発光する。従って、指示部42側に反射導光される光は、複数の光源82と指針4の移動経路に沿って設けられた導光部材81を備えた照明手段8から発せられた光の一部を受光部44を通じて導いたものであるため、指示部42をその先端まで十分な明るさで光輝させることができ、従来のように指針の発光輝度が低下してしまうといった不具合を解消することが可能となる。
また本実施形態では、2つの光源82が導光部材81の一対の入射部81aにそれぞれ対向配置された場合について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば2つの光源82の他に導光部材81の中央部に別途、光源を配置して3つの光源の光を導光部材81内に供給するようにしてもよい。
なお、この際、導光部材81の中央部に配置された前記光源と対向する導光部材81の側面箇所は前記白色印刷層の形成されない抜き部となっている。
また本実施形態では、入射部81aを通じて導光部材81内に入射された光が導光部材81の長手方向に導光される場合について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば光源82を導光部材81の一方の側面部81dと対向するように略円弧状に複数個配置して、複数の光源82の光を導光部材81の長手方向とは直交する方向に入射してもよい。なお、この際、各光源82と対向する一方の側面部81d箇所には前記白色印刷層を設けなくてもよい。
(第2実施形態)図6は本発明の第2実施形態を示しており、本実施形態では導光部材81の両端面(各入射部81a)に配線基板1側に垂れ下がる延長部83をそれぞれ延長形成した場合を示している。すなわち、延長部83は導光部材81に一体形成され、導光部材81の長手方向とは直交する方向となる配線基板1側に延在している。
この各延長部83は、配線基板1上に搭載される各光源82の光を入射する入射部83aと、この入射部83aの上方に位置し入射部83aを通じて延長部83内に入射された光を導光部材81側に拡散反射させるための反射面83bとを有しており、入射部83aが光源82と対向配置されている。この場合、光源82が配線基板1上に搭載されることで、前記第1実施形態にて採用した光源82搭載用の回路基板が不要となるため、部品点数が削減されコストダウンとなる。
かかる実施形態においても、各入射部83aを通じて各延長部83内に入射された各光源82からの光が、反射面83bによって導光部材81の長手方向に拡散反射されることで、導光部材81表面が面状発光すると共にこの光が開口部77を通過して受光部44に供給されるため、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、本第2実施形態における延長部83は、導光部材81の両端面に限らず、導光部材81の長手方向に複数箇所設け、導光部材81を面状発光させるようにしてもよい。
また、前記第1,第2実施形態では支持部材7(開口部77)の背後に導光部材81を配置した場合について説明したが、例えば開口部77に対応する環状凸部を導光部材81に一体形成し、前記環状凸部を開口部77内に埋めるようにしてもよい。また、開口部77内にのみ導光部材81を配置するようにしてもよい。このように構成したことにより、支持部材7の背後に空間が形成されるため、この空間に表示装置2等の所定部材を配置することができる。
(第3実施形態)図7は本発明の第3実施形態を示しており、本実施形態では指針4を照明するための照明手段8が自発光型表示素子100からなる場合を示している。すなわち、自発光型表示素子100は、本実施形態では、一対の電極間にサンドイッチした有機発光層をさらに一対のガラス基板で封止し、前記電極間に直流を供給することで間に挟まれた前記有機発光層が発光する電界発光素子(有機EL)パネルからなり、指針4の移動経路に沿った略馬蹄形状に形成され、支持部材7の開口部77に臨むように支持部材7に例えば接着等の手段を用いて固定されている。かかる実施形態においても、自発光型表示素子100から発せられる光が開口部77を通過して受光部44に供給されるため、前記各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、自発光型表示素子100は有機ELパネルではなく、無機ELパネルを採用してもよい。
(第4実施形態)図8は本発明の第4実施形態を示しており、本実施形態では前記第1,第2実施形態にて採用した導光部材81を廃止して、指針4を照明する照明手段8が複数の光源110と、各光源110に対応した照明室をそれぞれ有する反射体120と備えた場合を示している。
反射体120は、白色の合成樹脂からなり、指針4の移動経路に沿うように配設され、反射体120を構成する前記各照明室は各光源110を収納する開口121と、この開口121を取り巻くように支持部材7側に傾斜して延びる4つの傾斜面122とを備えている。また、各光源110は、例えばチップ型発光ダイオードからなり、開口121内にそれぞれ収納されている。かかる実施形態においても、各光源110から発せられる光は、傾斜面122によって前方側に反射され、この光が開口部77を通過して受光部44に供給されるため、前記各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第5実施形態)図9は本発明の第5実施形態を示しており、本実施形態は前記第4実施形態の変形例を示している。すなわち、本実施形態では指針4を照明する照明手段8が指針4の移動経路に沿って形成された略環状の反射体130と、複数の光源140とで構成された場合を示している。すなわち、反射体130は、例えば白色の合成樹脂からなり、配線基板1と指標板3(支持部材7)との間に配置され、指標板3(支持部材7)を保持する保持部材としての機能、複数の光源140からの光を前方側(指針4側)に反射する反射部材としての機能を有している。
反射体130は、内部に表示装置2を収納する空間部131を有する筒状部132と、この筒状部132を取り巻くように指標板3側に傾斜して延び各光源140と対向する第1の反射部133と、各光源140を収納する開放部134と、この開放部134から外周に向けて支持部材7の外側環状突出部73に近接する皿形状の環状壁からなる第2の反射部135と、この第2の反射部135の外周を取り巻く周壁部136とを備えている。第1の反射部133は、光源140からの光を外周に反射する反射面を構成し、第2の反射部135は第1の反射部133を通じて外周に反射された反射光を支持部材7の開口部77側(指針4側)に反射する反射面を構成している。
また、光源140は、第1の反射部133と対向するように円弧状に複数個配置されたチップ型発光ダイオードなり、配線基板1上に搭載されている。かかる実施形態においても、光源140から発せられた光は各反射部133,135を通じて開口部77側に導かれ、この光が開口部77を通過して指針4の受光部44に供給されるため、前記各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また前記各実施形態では、円環形状の合成樹脂からなる回転体5の歯車部52が駆動装置6の駆動歯車62に連結されており、駆動装置6の回転駆動に応じて指針4が移動する場合について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば回転体としてベルト等の帯状の柔軟部材を採用し、この帯状の柔軟部材に指針を固定し、この指針付き帯状柔軟部材を駆動装置を通じて柔軟部材の長手方向に移動させるようにしてもよい。
なお前記各実施形態では、支持部材7の隆起部76が回転体5の環状円板部54上に沿うように3箇所形成された場合について説明したが、隆起部76の形成個数は3箇所に限らず、環状円板部54に沿うように4箇所以上設けてもよい。また、隆起部76の形状は前記形状に限らず、環状円板部54に沿うように略円環形状からなる凸形状に設定してもよいし、隆起部76の表面は曲面ではなく角形に形成してもよい。
本発明の第1実施形態による指針式計器の正面図である。 図1のA−A断面図である。 同実施形態による回転体と駆動装置の連結状態、並びに回転体に固定される指針を示す斜視図である。 図2中、B部を拡大して示す要部断面図である。 同実施形態による指針を照明する照明手段を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態による照明手段の要部断面図である。 本発明の第3実施形態による指針式計器の要部断面図である。 本発明の第4実施形態による照明手段の正面図である。 本発明の第5実施形態による指針式計器の要部断面図である。
符号の説明
1 配線基板
2 表示装置
3 指標板
4 指針
5 回転体
6 駆動装置
7 支持部材
8 照明手段
9 被覆パネル
31 第1の透視部(第1の貫通部)
32 指標部
42 指示部
44 受光部
45 反射面
51 第2の透視部(第2の貫通部)
77 開口部
81 導光部材
82 光源

Claims (4)

  1. 第1の透視部とこの第1の透視部の周囲に形成される指標部とを有する指標板と、
    前記第1の透視部に対応する第2の透視部を有する回転体と、
    この回転体に固定され前記第1の透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する透光性材料からなる指針と、
    前記回転体を回転駆動し前記指針を移動させる駆動装置と、
    前記指標板の背後に配置され前記第1,第2の透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置と、
    前記指針をその背後からの光により照明する照明手段とを備え、
    前記照明手段が前記指針の移動経路に沿って設けられる導光部材と、この導光部材を発光させる複数の光源とからなることを特徴とする指針式計器。
  2. 第1の透視部とこの第1の透視部の周囲に形成される指標部とを有する指標板と、
    前記第1の透視部に対応する第2の透視部を有する回転体と、
    この回転体に固定され前記第1の透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する透光性材料からなる指針と、
    前記回転体を回転駆動し前記指針を移動させる駆動装置と、
    前記指標板の背後に配置され前記第1,第2の透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置と、
    前記指針をその背後からの光により照明する照明手段とを備え、
    前記照明手段が前記指針の移動経路に沿って設けられる自発光型表示素子からなることを特徴とする指針式計器。
  3. 第1の透視部とこの第1の透視部の周囲に形成される指標部とを有する指標板と、
    前記第1の透視部に対応する第2の透視部を有する回転体と、
    この回転体に固定され前記第1の透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する透光性材料からなる指針と、
    前記回転体を回転駆動し前記指針を移動させる駆動装置と、
    前記指標板の背後に配置され前記第1,第2の透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置と、
    前記指針をその背後からの光により照明する照明手段とを備え、
    前記照明手段が光源と、前記指針の移動経路に沿って設けられ前記光源の光を前記指針側に反射する反射体とからなることを特徴とする指針式計器。
  4. 前記反射体が前記光源の光を放射状に反射する第1の反射部と、前記光源の光を前記指針側に反射する第2の反射部とを有することを特徴とする請求項3記載の指針式計器。
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