JP2005013533A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の弾球遊技機によれば、ステージ構成部材200は、上側ステージ25Uと前面構成板99と遊技球流下部94,94とを一体形成した構成なので、これらを別部品で構成した場合に比べて、部品点数を抑えることができると共に、安定した構造とすることができる。また、ステージ構成部材200は、上側ステージ25Uと前面構成板99とが上側ステージ25Uから前方へ突出した遊技球流下部94,94によって繋がれた構造をなしており、これは従来の弾球遊技機にはない斬新な形状なので、装飾枠23の形状について趣向性を向上することができる。さらに、ステージ構成部材200は装飾枠23と遊技盤11とに固定されたので、装飾枠23におけるステージ構成部材200の取付状態をより安定した状態とすることができる。
【選択図】 図8
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の弾球遊技機では、装飾部材の下辺部分に遊技球が転動可能な球転動部を備えたものが知られている。この弾球遊技機では、球転動部における遊技球の動きが変化するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−308716号公報([0015]〜[0021]、図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで近年、球転動部の形状や球転動部における遊技球の動き等をより斬新なものとするために球転動部の構造が複雑化する傾向にある。ところが、球転動部の構造を複雑化すると、装飾部材に対する球転動部等の組み付けが困難となったり、組み付けた際の球転動部が不安定な状態に組み付けられる等の虞があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、球転動部の構造を複雑化した場合においても、装飾部材に対して球転動部等を組み付けたときに球転動部の組み付け状態を安定した構造とすることが可能な弾球遊技機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る弾球遊技機は、遊技球が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域に配設された装飾部材と、装飾部材に設けられ、遊技領域を流下した遊技球が転動可能であると共に、転動した遊技球が遊技領域に流下可能な第1の転動部材と第2の転動部材とを備え、第1の転動部材を装飾部材に対して着脱自在に取り付けると共に、第1の転動部材のうち、遊技球が転動する転動部を第2の転動部材より所定間隔をおいて上方に設けた弾球遊技機において、第1の転動部材を、転動部と、転動部の少なくとも一部から前方向に突出した突出体と、突出体の先端部に形成された取付部とから構成すると共に、転動部と突出体と取付部とを一体形成し、第1の転動部材のうちの取付部が遊技盤に固定されたところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、装飾部材には、装飾部材を遊技盤に取り付けるための装飾部材取付部が形成され、装飾部材は装飾部材取付部を介して固定部材により遊技盤の前面側に取り付けられるように構成すると共に、取付部を装飾部材取付部の少なくとも一部の前面側に位置させて遊技盤に取り付けたところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の弾球遊技機において、突出体に、転動部において転動した遊技球を遊技領域へ向けて流下させる遊技球誘導部を形成したところに特徴を有する。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の弾球遊技機において、第2の転動部材の前面側に取付部が配置されたところに特徴を有する。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の弾球遊技機において、突出体の下方側に第2の転動部材を配置したところに特徴を有する。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の弾球遊技機において、突出体は、転動部から前方向に突出すると共に、徐々に下方に向かうように湾曲した形状をなしたところに特徴を有する。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の弾球遊技機において、突出体が複数形成されたところに特徴を有する。
【0013】
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかに記載の弾球遊技機において、第2の転動部材の少なくとも一部が、転動部よりも前側に配置されたところに特徴を有する。
【0014】
請求項9に係る弾球遊技機は、遊技球が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域に配設された装飾部材と、装飾部材に設けられ、遊技領域を流下した遊技球が転動可能であると共に、転動した遊技球が遊技領域に流下可能な第1の転動部材と第2の転動部材とを備え、第1の転動部材を装飾部材に対して着脱自在に取り付けると共に、第1の転動部材のうち、遊技球が転動する転動部を第2の転動部材より所定間隔をおいて上方に設けた弾球遊技機において、第1の転動部材を、転動部と、転動部の少なくとも一部から前方向に突出した突出体と、突出体の先端部に形成された取付部とから構成すると共に、転動部と突出体と取付部とを一体形成し、第1の転動部材のうちの取付部が装飾部材に固定されたところに特徴を有する。
【0015】
請求項10に係る弾球遊技機は、遊技球が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域に配設された装飾部材と、装飾部材に組み付けられて、遊技領域を流下した遊技球を受けて転動させた後で再度流下させる上側転動部と、上側転動部より下方でかつ前方の位置に設けられて、遊技領域を流下した遊技球を受けて転動させた後で再度流下させる下側転動部とを備えた弾球遊技機において、遊技盤の前面に敷設された前面構成板と、下側転動部の前方下側に配置されて、下側転動部の上方を跨ぐように上側転動部の前端と前面構成板の上端との間に差し渡された連絡部とを備え、上側転動部と連絡部と前面構成板とを一体形成したところに特徴を有する。
【0016】
請求項11の発明は、請求項11に記載の弾球遊技機において、連絡部には、上側転動部を転動する遊技球が転動する案内溝が形成されたところに特徴を有する。
【0017】
【発明の作用及び効果】
<請求項1及び5の発明>
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、第1の転動部材を、転動部と、転動部の少なくとも一部から前方向に突出した突出体と、突出体の先端部に形成された取付部とから構成すると共に、転動部と突出体と取付部とを一体形成し、第1の転動部材のうちの取付部が遊技盤に固定されているので、転動部材の構造を複雑化した場合においても、装飾部材に転動部材を組み付けたときの状態をより安定した状態とすることができる。ここで、突出体の下方側に第2の転動部材を配置してもよい(請求項5の発明)。
【0018】
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、装飾部材取付部によって装飾部材を遊技盤の前面に固定することが可能であり、取付部を装飾部材取付部の少なくとも一部の前側に位置させて遊技盤に取り付けたので、装飾部材を遊技盤面により強固に固定することができる。
【0019】
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、転動部を転動した遊技球は、突出体に形成された遊技球誘導部から遊技領域に流下される。これにより、遊技者に装飾部材における遊技球の動きに対して興味を抱かせることができる。
【0020】
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、取付部が第2の転動部材の前面側に配置されたので、取付部と遊技盤との取り付けが容易となる。
【0021】
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば、突出体は、転動部から前方に突出すると共に、徐々に下方に向かうように湾曲した形状をなしている。これにより、従来の弾球遊技機にはない斬新な遊技球の流下態様となり趣向性を向上することができる。
【0022】
<請求項7の発明>
請求項7の発明によれば、転動部と取付部との間に複数の突出体が形成されたので、装飾部材における第1の転動部材の組み付けた状態での強度を高めることができる。
【0023】
<請求項8の発明>
請求項8の発明によれば、第2の転動部材の少なくとも一部が、転動部よりも前側に配置されたので、第2の転動部材を転動する遊技球を第1の転動部材の転動部を転動する遊技球よりも前側の位置で転動させることが可能となる。
【0024】
<請求項9の発明>
上記のように構成した請求項9に係る発明によれば、第1の転動部材を、転動部と、転動部の少なくとも一部から前方向に突出した突出体と、突出体の先端部に形成された取付部とから構成すると共に、転動部と突出体と取付部とを一体形成し、第1の転動部材のうちの取付部が装飾部材に固定されているので、転動部材の構造を複雑化した場合においても、装飾部材に転動部材を組み付けたときの状態をより安定した状態とすることができる。
【0025】
<請求項10の発明>
上記のように構成した請求項10に係る発明によれば、遊技盤の前面に敷設された前面構成板と、下側転動部の前方下側に配置されて、下側転動部の上方を跨ぐように上側転動部の前端と前面構成板の上端との間に差し渡された連絡部とを備え、上側転動部と連絡部と前面構成板とを一体形成したので、これら上側転動部と連絡部と前面構成板との構造が複雑化しても、装飾部材にこれらを組み付けたときの状態をより安定した状態とすることができる。
【0026】
<請求項11の発明>
請求項11の発明によれば、連絡部に上側転動部を転動する遊技球が転動する案内溝が形成されたので、遊技球が上側転動部から下側転動部の上方を通って流下される。これにより上側転動部から流下される遊技球の流下態様の趣向性を向上することができる
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機に係る一実施形態を、図1〜図11に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機の遊技盤11には、ガイドレール12で囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が形成され、この遊技領域R1内に表示装置13が備えられている。
【0028】
表示装置13は、遊技領域R1において向かって若干右寄りに偏在され、表示装置13の左側端部とガイドレール12との間には、ランプ風車19と風車17とが上下に並んで設けられている。表示装置13の下方には、始動入賞口14、大入賞口15及び外れ球受け入れ口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。また、遊技領域R1のうち始動入賞口14を挟んだ左右の両側には、上下に袖入賞口20及び落とし入賞口21が設けられ、始動入賞口14と左右の袖入賞口20,20の間には、始動ゲート18,18が設けられている。さらに、遊技領域R1全体に亘って、図示しない複数の障害釘が起立している。
【0029】
なお、パチンコ遊技機のうち遊技盤11より下方には、上皿27A及び下皿27Bが上下2段にして設けられている。そして、下皿27Bの右端部に設けた操作ノブ28を操作することで、上皿27Aに収容された遊技球が遊技盤11に向けて弾き出される。また、上皿27Aの上面には、上皿27Aから下皿27Bに遊技球を移動するためのボタン29が設けられ、上皿27Aの奥部には、スピーカ59Sが備えられている。
【0030】
さらに、図10に示すように、パチンコ遊技機の後面の所定箇所には、電源装置175と、遊技の制御に係るメイン制御装置150、ランプ制御装置155、音声制御装置156、表示制御装置170、払出制御装置158等の各種制御装置が設けられている。
【0031】
次に所要の各部位について詳説する。
始動ゲート18は、門形構造をなしかつ検出スイッチを内蔵し、始動ゲート18を通過した遊技球が検出スイッチにて検出される。そして、その検出信号に基づいて、後述する普通図柄表示領域24の図柄が変動表示される。
【0032】
始動入賞口14は、所謂、ポケット構造をなして上方に向かって開口しており、その開口の両側部には可動翼片14C,14Cが備えられている。これら両可動翼片14C,14Cは、常には起立状態になっており、両可動翼片14C,14Cに挟まれた始動入賞口14の開口幅は、遊技球が約1つ入る大きさになっている。そして、遊技盤11の裏に設けたソレノイドが駆動されると、可動翼片14C,14Cが横に倒され、遊技球が可動翼片14Cに案内されて始動入賞口14に入り得る状態になる。
【0033】
始動入賞口14に遊技球が入賞すると、始動入賞口14内に設けた検出スイッチが遊技球を検出し、その検出信号に基づいて表示装置13が後述するように図柄を変動表示する。なお、表示装置13が図柄を変動表示している間に、始動入賞口14に入賞した入賞球は、例えば、4個まで累積カウントされる。
【0034】
大入賞口15は、横長に形成されて、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、後述する所定条件の成立によって、パチンコ遊技機が「大当たり状態」になると、遊技盤11の裏に設けたソレノイドが駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能になる。ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が29秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか、の何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。
【0035】
大入賞口15の内部には、継続入賞口と計数入賞口とが設けられており、これら継続入賞口及び計数入賞口が開放される。より詳細には、可動扉15Tが開いたときには、継続入賞口は開放しており、継続入賞口に入賞後、ソレノイドが駆動されて、継続入賞口が閉鎖される一方、計数入賞口は開放されたままとなる。そして、継続入賞口内に設けた検出スイッチが遊技球の入賞を検出すると、前述した終了条件を満たしてラウンドが終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。また、計数入賞口内に設けた検出スイッチが遊技球の入賞を検出すると、継続入賞口への入賞球と合わせて、大入賞口15への入賞球がカウントされ、これらが前記したように計10個に達したか否かがチェックされる。
【0036】
表示装置13は、全体として枠形構造をなした装飾枠23(本発明の「装飾部材」に相当する)の後端面に、液晶モジュール13M(詳細には、TFT−LCDモジュール)を組み付けてなる。液晶モジュールのうち、装飾枠23に形成された表示窓23Wで取り囲まれた前面部分は、表示部34となっており、遊技者は、装飾枠23の表示窓23Wを通して表示部34に表示された画像を見ることができる。
【0037】
装飾枠23は、遊技盤11に形成された図示しない取付窓に嵌め込まれて、周縁部から張り出したフランジ部49(図2を参照)を遊技盤11面に突き当てて図示しない螺子(本発明の「固定部材」に相当する)によって固定されている。装飾枠23の上辺部分と両側辺部分は、遊技盤11から前方に突出している。これにより、表示部34の前側を遊技球が流下することが規制されると共に、装飾枠23の上方及び側方から装飾枠23の内側へ遊技球が直接進入しないように規制されている。
【0038】
装飾枠23の上辺部分と右側辺部分の内部には、遊技球が転動可能な遊技球通過路26が形成されている。また、装飾枠23の下辺部分には、遊技球が遊転可能な上側ステージ25U(本発明の「転動部」及び「上側転動部」に相当する)と下側ステージ25D(本発明の「第2の転動部材」及び「下側転動部」に相当する)とが上下2段に備えられている。そして、表示装置13の上方から流下した遊技球が、装飾枠23の上辺部分の中央に斜め上方を向いて開放した入球口39から装飾枠23内に転入可能に構成され、入球口39から転入した遊技球は、遊技球通過路26を通過して上下のステージ25U,25Dに案内される。
【0039】
表示部34の表示画面には、図1に示すように、通常は、左、中、右の3つの特別図柄13A,13B,13Cが、横並びに表示されている。これら各特別図柄13A,13B,13Cは、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄13A,13B,13Cごと、所定の種類のものが、表示部34に確定表示されている。そして、始動入賞口14に遊技球が入賞したときに、各特別図柄13A,13B,13Cが、上下方向にスクロールして変動表示され、所定時間後に、例えば、左、中、右の順で各特別図柄13A,13B,13Cが停止表示される。このとき、例えば、全ての特別図柄13A,13B,13Cが同じ図柄、即ち、ぞろ目になった場合に、遊技が「大当たり状態」になり、可動扉15Tが開かれる。
【0040】
表示部34のうち、特別図柄13A,13B,13Cの表示領域の左下隅には、普通図柄表示領域24が設けられている。この普通図柄表示領域24は、始動ゲート18内に設けた検出スイッチが遊技球の通過を検出したときに、例えば、「0」〜「9」までの数字を所定期間に亘って変動表示した後、所定の数字を確定表示する。そして、確定表示された数字が、例えば、奇数の場合に、前記始動入賞口14に設けた前記可動翼片14C,14Cが所定期間(例えば、0.4秒)に亘って横に倒される。また、普通図柄表示領域が変動表示している間に始動ゲート18を通過した遊技球は、例えば、4つまで累積カウントされ、図示しないLEDの点灯数で表示される。
【0041】
さて、装飾枠23に形成された遊技球通過路26は、装飾枠23の上辺部分に形成された上辺通過路40と装飾枠23の右側辺部分に形成された右側辺通過路50とから構成される。
【0042】
まず、上辺通過路40について説明する。上辺通過路40は、装飾枠23の上辺のほぼ中央部分から装飾枠23の右側辺に向かって延びており、全体として、右側辺に向かうに従って下方に傾斜している。また、上辺通過路40は、前方に開放しており、上辺通過路40を通過する遊技球が、前側から視認可能となっている。
【0043】
詳細には、上辺通過路40は、入球口39の真下位置から上辺の途中部分まで延びた上側通路41と、上側通路41の下方に設けられて、上辺の途中部分から右端部まで延びた下側通路42とを備える。これら上下に配設された上側通路41と下側通路42との間には、連絡部材43が設けられている。そして、この連絡部材43によって、上側通路41と下側通路42とが連絡可能となっている。
【0044】
連絡部材43は、所謂、獅子おどし構造をなしており、遊技盤11に直交する軸を中心として回動可能に備えられている。連絡部材43の左端部には、図示しない錘が備えられており、右端部には、遊技球を受け入れ可能な球受凹部44が形成されている。連絡部材43は、常には、錘によって球受凹部44が上方位置となるように付勢されている(図1の状態)。この状態のときには、上側通路41と球受凹部44とが連絡されている。遊技球が球受凹部44に受け入れられると、遊技球の自重によって連絡部材43が回動して、球受凹部44が下方位置となる(図9の状態)。すると、球受凹部44と下側通路42とが連絡され、遊技球が球受凹部44に形成された傾斜によって下側通路42に向けて排出される。
【0045】
図2に示すように、下側通路42の上面には、下側通路42の前縁部から奥側に向かって延びた複数の突条45が形成されている。また、図3に示すように、下側通路42の奥側の壁部47には、前方に向かって突出した複数の突起部46が形成されている。これら突条45と突起部46とは、下側通路42に沿って交互に配設されている。そして、下側通路42を転動する遊技球は、これら突条45と突起部46とに交互に接触することで流下速度を落とし、転動方向を変えながら下側通路42の下端部へ向かって転がる。なお、下側通路42の奥側の壁部47の裏側には、複数のLED(図示せず)が備えられており、例えば、透光性の樹脂で構成された壁部47を通して、LEDの光が遊技者側に照射されるように構成されている。
【0046】
次に、右側辺通過路50について説明する。右側辺通過路50は、下側通路42の下端部の右側に設けられ、図3に示すように、装飾枠23の奥行き方向に延びた後方誘導路51と前方誘導路52とを上下に備える。
【0047】
後方誘導路51は、下側通路42の下端部よりも若干下方位置に配設されて、装飾枠23の前側から奥側に向かって下方に傾斜している。後方誘導路51は、図2及び図3に示すように、中央部分が平坦面をなし、両側部が円弧状に湾曲している。また、後方誘導路51の上面の両側部には、奥側へ向かって斜めに延びた複数の突条53が形成され(図9を参照)、これら突条53が、後方誘導路51の奥端部に向かって左右交互に配設されている。そして、後方誘導路51を転動する遊技球は、これら突条53に接触することで流下速度を落とし、転動方向を変えながら、後方誘導路51の奥端部へ向かって転動する。なお、後方誘導路51は、例えば、無色透明な樹脂で構成されている。
【0048】
後方誘導路51の奥端部より後側には、遊技球が通過可能な樋部54が上下方向に延びている。樋部54は、所謂、漏斗構造をなす。即ち、樋部54の開口広さは、上端部から下方に向かうに従って次第に狭くなり、途中で遊技球1つ分の大きさとなって下端部まで延びている。そして、後方誘導路51を転動して樋部54の上端開口から樋部54内に進入した遊技球は、樋部54内を真下に流下して、前方誘導路52の奥端部(上端部)に落下する。
【0049】
なお、図4に示すように、樋部54の後側には、複数のLED62が備えられており、このLED62の光が、右側辺通過路50の奥側から前方に向かって照射されるように構成されている。なお、本実施形態では、後方誘導路51と樋部54とが一体的に形成されている。
【0050】
前方誘導路52は、後方誘導路51の真下に配設されて、装飾枠23の奥側から前側に向かって階段状に下っている(図7を参照)。前方誘導路52の上面には、半球体形状をなした複数の小突部55が突出形成されている。また、前方誘導路52の両側部寄り位置には、サイド突部57,57が起立形成されている。さらに、前方誘導路52の前端縁の中央には、三角柱形状をなしたセンター突部56が起立形成されている(図4を参照)。そして、これら小突部55、サイド突部57,57及びセンター突部56によって、前方誘導路52を転動する遊技球の転動方向がランダムに変えられ、遊技球は前方誘導路52の前端部の様々な位置から下方へ流下される。
【0051】
ここで、センター突部56は、頂点の一つが、前方誘導路52の奥側を向くように形成されている。これにより、センター突部56に衝突した遊技球をスムーズにセンター突部56の左右何れかの部分に振り分けることができる。また、センター突部56及びサイド突部57,57の前側には、図3に示すように「木」を模った樹脂製のキャラクター部材58が取り付けられており、弾球遊技機の前側から見たときに、センター突部56及びサイド突部57,57が見えなくなるように構成されている。また、図2に示すように、前方誘導路52の左側辺の前寄り部分には、垂直壁60が起立しており、この垂直壁60によって遊技球が前方誘導路52の側方へ落下することが防止されている。さらに、図7に示すように、前方誘導路52の下方には、複数のLED61が備えられており、これらLED61の光が、例えば、透光性の樹脂で構成された前方誘導路52を透過して上方へ向けて照射される。なお、センター突部56及びサイド突部57,57は、前方誘導路52を転動する遊技球を振り分け誘導する誘導手段と、キャラクター部材58を前方誘導路52に取り付ける際にキャラクター部材58を取り付け位置で支持する支持手段とを備えた構成にし、1つの部材で遊技球の誘導とキャラクター部材58の支持との2つの役割を持たせることも可能である。
【0052】
さて、前方誘導路52より下方には、前方誘導路52の前端部から流下した遊技球を受けて、装飾枠23の下辺に形成された上側ステージ25Uへ案内する上側ステージ案内路63と、下側ステージ25Dへ案内する下側ステージ案内路64とが上下2段に形成されている。
【0053】
上側ステージ案内路63は、前方誘導路52の前側に設けられた前通路65と、前通路65と連絡して前方誘導路52の側方に設けられた側方通路66とから構成される。前通路65は、遊技盤11面から突出して設けられ、かつ上方に開放している。また、前通路65は、前方誘導路52のセンター突部56よりも左側に配設され、装飾枠23の下辺部分へ向かうに従って下方に傾斜している。従って、前方誘導路52のセンター突部56よりも左側の部分から流下した遊技球のみが前通路65に入球可能となっている。また、前通路65の下端部は、後方に向かって下方に傾斜しており、前通路65の下端部の角には、遊技球の転動方向を、装飾枠23の後方側へ向けるためのコーナー突部65Hが形成されている(図4を参照)。なお、本実施形態では、前通路65は、図8に示すように、上方と後方とが開放した前通路構成部材65Kを、前方誘導路52の下方の壁面に取り付けることで形成されている。
【0054】
一方、側方通路66は、前方誘導路52の左側辺に沿って前後方向に延びた両端開放の円筒部材66Tによって構成されている。そして、側方通路66の前端部、即ち、円筒部材66Tの前端開口が前通路65の下端部に連絡し、後端部、即ち、円筒部材66Tの後端開口が上側ステージ25Uの右端部位置に連絡している。また、図8に示すように、円筒部材66Tの内側面には、円筒部材66Tの軸方向に沿ってレール部68が突出形成されており、このレール部68が円筒部材66Tの前端開口から後端開口向かうに従って下方に傾斜している。これにより、遊技球は、レール部68の傾斜によって側方通路66の前端位置から後端位置に向かって転動する。
【0055】
下側ステージ案内路64は、前通路65の真下位置に設けられ、前通路65と略平行に延びている。下側ステージ案内路64は、遊技盤11面から前方に突出すると共に、前通路65よりも左側の位置から装飾枠23の下辺部分に向かって延びている。また、下側ステージ案内路64は、装飾枠23の下辺部分に向うに従って下方に傾斜している。そして、図8に示すように、前記円筒部材66Tの前端開口部分の真下位置に形成された貫通口67によって、下側ステージ案内路64と下側ステージ25Dの右端部とが連絡されている。ここで、下側ステージ案内路64のうち、前方誘導路52のセンター突部56よりも左側の部分は上方を前通路65によって覆われている。従って、前通路65からはみ出た部分、即ち、前方誘導路52のセンター突部56よりも右側の部分から流下した遊技球のみが下側ステージ案内路64に入球可能となっている。
【0056】
次に、装飾枠23の下辺部分に形成された上側ステージ25U及び下側ステージ25Dについて説明する。下側ステージ25Dは、装飾枠23の左右両側辺を繋ぐように延びており、左右の両端部から中央部に向かって下るように緩やかに湾曲している。また、下側ステージ25Dの中央部分には、下側ステージ25Dの奥側から前方に向かうに従って若干下方に傾斜した中央遊転部80が形成されている。下側ステージ25Dのうち中央遊転部80の左右両側部分の前端縁には、上方に向かって起立した流下防止壁81が形成されており、下側ステージ25Dを転動する遊技球が、中央遊転部80以外の部分から装飾枠23の下方に流下し難いように構成されている。
【0057】
下側ステージ25Dのうち、中央転動部80の前端部分には、前面構成板99が突き当てられている。前面構成板99は、薄板形状をなしており、装飾枠23の下辺部分から下方に張り出している(図11を参照)。前面構成板99のうち、装飾枠23より下方に張り出した部分には、一対の盤面取付孔99Wが貫通形成されている。また、前面構成板99の左右両端部には、枠取付孔99Kが貫通形成されている。そして、枠取付孔99Kを通した螺子によって、前面構成板99が装飾枠23の前端部にねじ止めされている。また、前面構成板99の装飾枠23から下方に張り出した部分は遊技盤11の前面に敷設されており、盤面取付孔99Wを貫通した螺子78によって前面構成板99が遊技盤11に固定されている(図6を参照)。つまり、前面構成板99は、装飾枠23の前側に配置されて遊技盤11に固定されている。なお、前面構成板99は、下側ステージ25Dの前端部に設けられて、遊技盤11に固定されているので、本発明の「取付部」に相当する。
【0058】
下側ステージ25Dの奥部には、下側ステージ25Dに沿って円弧状に湾曲した下側ステージランプ82が備えられている。下側ステージランプ82は袋形状をなしており、図8に示すように、上面が両端部から中央部に向かうに従って段付状に下っている。また、下側ステージランプ82の前面は、下側ステージ25Dに対してほぼ垂直な平坦面となっている。下側ステージランプ82は、例えば、透光性の樹脂で構成されており、下側ステージランプ82の裏側には、図5に示すように、複数のLED48が備えられている。そして、LED48の光が下側ステージランプ82の前面を透過して、遊技者側に照射されるように構成されている。
【0059】
上側ステージ25Uは、下側ステージ25Dよりも奥側でかつ下側ステージランプ82の上方に設けられている。上側ステージ25Uも、下側ステージ25Dと同様に、装飾枠23の左右両側辺を繋ぐように形成されており、全体として、両端部から中央部に向かって下方に傾斜している。より詳細には、上側ステージ25Uの中央部分には、右から順番に右転動部83R,中央転動部83C、左転動部83Lが形成されている。これら各転動部83L,83C,83Rは、上側ステージ25Uの中央部分に等間隔に配設され、上面が略円弧状に湾曲して凹形状をなしている。また、各転動部83L,83C,83Rには、上側ステージ25Uの奥側から前端部に向かうに従って下方に傾斜した球遊転部86が形成されている。
【0060】
上側ステージ25Uのうち、上側ステージ25Uの右端部と右転動部83Rとの間には右スロープ部87Rが形成され、左端部と左転動部83Lとの間には左スロープ部87Lが形成されている。各スロープ部87R,87Lは、何れも上側ステージ25Uの中央部分に向かって下方に傾斜している。
【0061】
中央転動部83Cの両側には隆起部84R,84Lが形成されている。隆起部84R,84Lは、山形状をなしており、各転動部83L,83C,83Rよりも盛り上がっている。中央転動部83Cと左転動部83Lとの間に形成された左隆起部84Lの上面は、緩やかな略円弧状をなしており、遊技球が容易に中央転動部83Cと左転動部83Lとの間を移動できるようになっている。
【0062】
これに対し、中央転動部83Cと右転動部83Rとの間に形成された右隆起部84Rは、以下のようである。即ち、右隆起部84Rの上面のうち、右転動部83R側の部分は、左隆起部84Lと同様に、中央転動部83Cに向かうに従って緩やかに上るように傾斜している。一方、右隆起部84Rの上面のうち、中央転動部83C側の部分は、右転動部83R側の部分の傾斜に比べて傾斜角度の大きい段差壁100となっている。即ち、段差壁100と右隆起部84Rの右転動部83R側の部分とが一体的に形成されている。これにより、上側ステージ25Uの右端部寄り位置から左側へ向かって転動する遊技球は、容易に右隆起部84Rを乗り越えることができるが、上側ステージ25Uの左側から右側へ向かう遊技球は、右隆起部84Rに形成された段差壁100によって、右隆起部84Rを乗り越えることが困難となる。
【0063】
また、上側ステージ25Uの前端縁のうち、スロープ部87R,87L及び隆起部84R,84Lが形成された部分には、上方に向かって垂直に起立した落下防止壁85が形成されている。この落下防止壁85により遊技球が各転動部83L,83C,83R以外の場所から、上側ステージ25Uの下方へ流下することが防止されている。
【0064】
図2に示すように、上側ステージ25Uのうち、中央転動部83Cの前方には、誘導部90が形成されている。誘導部90は、上側ステージ25Uの前端部から前方に向かって突出している。そして、先端部に向かうに従って若干下方へ傾斜すると共に、先端部が真下へ向かうように湾曲している(図5を参照)。
【0065】
図4に示すように、誘導部90は、中央転動部83Cの前縁部の全体から前方に突出して、先細り形状をなしている。そして、中央転動部83Cの上面と誘導部90の上面、より詳細には、中央転動部83Cに形成された球遊転部86と誘導部90の基端部分に形成された幅広部90Hとが面一となっている。これにより、球遊転部86を転動する遊技球を、スムーズに誘導部90へ移動させることができる。
【0066】
誘導部90の上面には、V字溝91が形成されている。このV字溝91は、中央転動部83Cに形成された球遊転部86の途中部分から誘導部90の先端まで延びている。V字溝91は、遊技球の一部を受け入れ可能な大きさとなっており(図5を参照)、誘導部90上を転動する遊技球が、誘導部90の途中部分から落下し難くなっている。さらに、図5に示すように誘導部90の裏側には、リブ93が形成されており、誘導部90の補強がなされている。
【0067】
誘導部90の先端部は、図5に示すように、下側ステージ25Dの前端縁の略垂直上方に位置している。これにより、誘導部90から流下された遊技球が、下側ステージ25D上に落下又は接触しないようになっている。また、誘導部90の先端部と下側ステージ25Dとの間の距離は、図5に示すように、遊技球の直径よりもやや大きくなっている。これにより、誘導部90の先端部と下側ステージ25Dとの間に、少なくとも遊技球が1つ通過可能な空間が設けられ、下側ステージ25Dのうち、誘導部90の真下位置からも遊技球が流下可能となっている。
【0068】
さて、上側ステージ25Uのうち、左右の転動部83L,83Rが形成された部分の前端部には、遊技球流下部94,94(本発明の「突出部」及び「連絡部」に相当する)が形成されている。遊技球流下部94,94は、上側ステージ25Uと下側ステージ25Dとの間に掛け渡されて、所謂、アーチ状をなしている(図2を参照)。詳細には、遊技球流下部94,94は、誘導部90と同様に、上側ステージ25Uの前端部から若干下方に傾斜しながら前方へ突出し、途中で湾曲して真下へ向かって延びている。そして、遊技球流下部94の下端部が、下側ステージ25Dの前端部に設けられた前面構成板99に連絡されている。また、遊技球流下部94と下側ステージ25Dとの間には、遊技球が通過可能な大きさの空間が形成されている(図6を参照)。
【0069】
ここで、遊技球流下部94は、下端部が流下防止壁81に連絡していること以外は、誘導部90とほぼ同一な構成となっている。即ち、遊技球流下部94の上面にはV字溝94Vが形成されており、左右の転動部83L,83Rに形成された球遊転部86,86の途中から遊技球流下部94の下端部まで延びている。また、遊技球流下部94の基端側に形成された幅広部分94Hは、左右の転動部83L,83Rに形成された球遊転部86,86と面一となっている。さらに、遊技球流下部94の裏側には、リブ94Rが形成されている。なお、遊技球流下部94上の遊技球は、V字溝94Vに沿って装飾枠23の下方へ向けて流下されるので、V字溝94Vが本発明の「遊技球誘導部」及び「案内溝」に相当する。
【0070】
さて、上述した上側ステージ25U、誘導部90、遊技球流下部94及び前面構成板99は、図8に示すように、ステージ構成部材200(本発明の「第1の転動部材」に相当する)として一体形成されている。ステージ構成部材200は、装飾枠23に対して着脱自在に組みつけられている。詳細には、ステージ構成部材200は、装飾枠23の前側(図8における左側)から装飾枠23の下辺部分に挿入され、ステージ構成部材200のうち、上側ステージ25Uの奥端縁に形成された複数の突起部76が、下側ステージランプ82の上方で、装飾枠23の表示窓23Wの下辺部分に形成された孔部75に差し込まれ、上側ステージ25Uの取付位置が特定されている。また、前面構成板99が、下側ステージ25Dの前端縁に突き当てられている(図5及び図6を参照)。そして、上述したように、前面構成板99と装飾枠23とが螺子止めされて固定されると共に、前面構成板99が遊技盤11に敷設されて螺子止めされている。つまり、ステージ構成部材200は、装飾枠23と遊技盤11とに固定されている。
【0071】
ここで、前面構成板99は、装飾枠23の下側ステージ25Dの前端縁に押し付けられて、遊技盤11に螺子止めされている。これにより、遊技盤11に敷設されたフランジ部49が遊技盤11の前面に押し付けられて、装飾枠23を強固に遊技盤11に固定することができる。また、前面構成板99を、装飾枠23及び遊技盤11に固定する場合には、遊技盤11の前面側から取り付けることができるので、取付作業が容易である。また、ステージ構成部材200は、2つの遊技球流下部94,94によって上側ステージ25Uと前面構成板99とを繋いだ構成なので、1つの遊技球流下部94によって繋いだ構成よりもステージ構成部材200の強度を高めることができる。
【0072】
なお、本実施形態では、上述した装飾枠23を備えた表示装置13の下方に始動入賞口14が配設されている。より詳細には、始動入賞口14は、上側ステージ25Uに形成された誘導部90の先端部の真下位置に配設されている。これにより、誘導部90上を転動して流下された遊技球が、始動入賞口14に入賞し易くなっている。これに対し、遊技球流下部94,94は、始動入賞口14の真上位置から左右にずれた位置に配設されている。これにより、遊技球流下部94を転動して流下した遊技球よりも、誘導部90を転動して流下した遊技球の方が、始動入賞口14に入賞する可能性が高くなっている。
【0073】
次に、上記構成からなるパチンコ遊技機の作用・効果を説明する。
操作ノブ28を操作して、遊技球が連続的に遊技盤11の遊技領域R1における上方部分に弾き出されると、それら遊技球は、障害釘、ランプ風車19等に当たって向きを変えられ、ランダムな経路を通って遊技領域R1の下方に向かう。遊技領域R1を流下して、表示装置13の上方に達した遊技球の幾つかは、装飾枠23の上辺に衝突し、表示装置13の側方へ流下される。また、幾つかの遊技球は、装飾枠23の上辺に形成された入球口39から、装飾枠23の内部に進入する。
【0074】
装飾枠23の内部に進入した遊技球は、まず上側通路41上を装飾枠23の右側辺へ向かって転がる。上側通路41の終端部に達すると、遊技球は連絡部材43に形成された球受凹部44上に落下する。球受凹部44に遊技球を受け入れた連絡部材43は、受け入れた遊技球の自重によって回動して、球受凹部44を下方位置へと移動させる。そして、球受凹部44が下方位置となると、球受凹部44に収容された遊技球が、下側通路42上に排出される。
【0075】
下側通路42上に排出された遊技球は、さらに装飾枠23の右側辺に向かって転がる。ここで、遊技球は、下側通路42に形成された突条45及び壁部47に形成された突起部46に接触して、図9の太線で示すように、下側通路42上をジグザグに転動する。そして、下側通路42の右端部に達すると後方誘導路51に向かって流下する。
【0076】
後方誘導路51上に落下した遊技球は、後方誘導路51の傾斜によって装飾枠23の奥側へと案内される。ここで、遊技球は、後方誘導路51に沿って左右に交互に配設された突条53に接触して、図9の太線で示すように、後方誘導路51上をジグザグに転動する。そして、後方誘導路51の下端部、即ち、後方誘導路51の奥端部に達すると、遊技球は樋部54を通って真下に流下され、前方誘導路52の奥端部(上端部)に落下する。
【0077】
前方誘導路52上に落下した遊技球は、前方誘導路52の傾斜によって、今度は前方に向かって転動する。ここで、遊技球は、小突部55やサイド突部57,57に接触することで転動方向がランダムに変わる。これにより、前方誘導路52上を転動した遊技球は、前方誘導路52の前端部の様々な位置から下方へ流下する。
【0078】
ここで、前方誘導路52の前端部のうち、センター突部56よりも右側の部分から流下した場合は以下のようである。即ち、前方誘導路52から流下した遊技球は、下側ステージ案内路64上に落下し、前方誘導路52の前側を、装飾枠23の下辺部分へ向かって転動する。そして、下側ステージ案内路64の下端部に達した遊技球は、下側ステージ案内路64の奥側へ転がり、貫通口67を通って下側ステージ25Dの右端部に排出される。
【0079】
下側ステージ25Dの右端部に達した遊技球は、下側ステージ25Dの傾斜によって下側ステージ25D上を左右に往復転動する。そして、左右へ転動する勢いを次第に落とすと共に中央遊転部80の傾斜によって前方へ向かって転動し、中央遊転部80の前端部から装飾枠23の下方へ流下される。ここで、下側ステージ25Dの前端部には流下防止壁81が形成されているので、遊技球が中央遊転部80以外の場所から流下することが防止されている。
【0080】
さて、前方誘導路52の前縁部のうち、センター突部56よりも左側の部分から流下した場合は以下のようである。即ち、前方誘導路52から流下した遊技球は、上側ステージ案内路63を構成する前通路65上に落下する。そして前通路65の傾斜によって、装飾枠23の下辺部分に向かって転動する。前通路65の下端部に達すると、遊技球は後方側へ向かって転動し、側方通路66に進入する。そして側方通路66を通って、装飾枠23の奥側へ向かって転動し、上側ステージ25Uの右端部に排出される。
【0081】
上側ステージ25Uの右端部に達した遊技球は、右スロープ部87Rの傾斜によって上側ステージ25Uの中央部分に向かって転動する。そして、右スロープ部87Rを転動した勢いで、右転動部83R、右隆起部84R、中央転動部83C、左隆起部84L、左転動部83L、左スロープ部87Lの順に転がって、左スロープ部87Lの途中まで達し、再び左スロープ部87Lから右側、即ち上側ステージ25Uの中央部分に向かって転動する。
【0082】
左スロープ部87Lから上側ステージ25Uの中央部分に向かって転動した遊技球のうちの幾つかは、左転動部83Lと中央転動部83Cとの間に形成された左隆起部84Lを乗り越えることなく、左転動部83L上で勢いを落とし、球遊転部86の傾斜によって上側ステージ25Uの前端縁へ向かう。そして、球遊転部86及び遊技球流下部94に形成されたV字溝94V上に案内されて、左転動部83Lから遊技球流下部94へ移動し、遊技球流下部94の前端位置から下方へ流下される。つまり遊技球は、下側ステージ25Dの上方を横切るように通過してから下側ステージ25Dの前端縁よりも前側を通って装飾枠23の下方へ流下される。これにより、従来の弾球遊技機に比べて上側ステージ25Uから流下される遊技球の流下態様が複雑となり、遊技者に装飾枠23における遊技球の動きに興味を抱かせることができる。
【0083】
また、幾つかの遊技球は、左隆起部84Lを乗り越えて、再び中央転動部83Cに進入する。そして、中央転動部83Cに進入した遊技球は、さらに右隆起部84Rへ向かって転動する。ここで、左隆起部84Lを乗り越えて中央転動部83Cに進入した遊技球のほとんどは、右隆起部84Rに形成された段差壁100を登る勢いを有していない。これにより、遊技球は右隆起部84Rを乗り越えることなく、中央転動部83C上で勢いを落とし、球遊転部86の傾斜によって上側ステージ25Uの前端縁へ向かう。そして、球遊転部86及び誘導部90に形成されたV字溝91に案内されて、中央転動部83Cから誘導部90へ移動し、誘導部90の前端位置から下方に向かって流下される。つまり、遊技球は、下側ステージ25Dの上方を横切るように通過してから、下側ステージ25Dの前端縁よりも前側を通って装飾枠23の下方へ流下される。これにより、従来の弾球遊技機に比べて上側ステージ25Uから流下される遊技球の流下態様が複雑となり、装飾枠23から流下する遊技球の流下態様の趣向性が向上する。
【0084】
なお、ほとんどの遊技球は、上述したように中央転動部83Cから誘導部90を通って、或いは左転動部83Lから遊技球流下部94を通って、装飾枠23の下方へ流下されるが、例えば、複数の遊技球が上側ステージ25U上を転動している場合には、それら遊技球同士の衝突によって、遊技球が右隆起部84Rを乗り越える等して、右転動部83Rから遊技球流下部94を通って流下されることがある。
【0085】
さて、装飾枠23から流下された遊技球は、始動入賞口14の周辺部に向かって流下する。具体的には、上側ステージ25Uから誘導部90を通って流下された遊技球は、ほとんどが始動入賞口14へ直接入賞する。これに対して、上側ステージ25Uから遊技球流下部94,94を通って流下された遊技球は、始動入賞口14の側方へ流下されるので、誘導部90から流下された遊技球に比較して始動入賞口14に入賞する可能性が低い。これにより、遊技者は上側ステージ25Uを転動する遊技球が、誘導部90を通ることを期待しつつ遊技を行うことができる。また、下側ステージ25Dを転動した遊技球は、中央遊転部80において様々な方向に向けて流下されるので、誘導部90から流下された遊技球に比較して、始動入賞口14に入賞する可能性が低い。なお、中央遊転部80のうち誘導部90の真下位置から前方に向かって流下された場合には、誘導部90から流下された遊技球と同様に、始動入賞口14へ入賞することがある。
【0086】
このように、本実施形態によれば、ステージ構成部材200は、上側ステージ25Uと前面構成板99と遊技球流下部94,94とを一体形成した構成なので、これらを別部品で構成した場合に比べて、部品点数を抑えることができ、装飾枠23への組み付けが容易となると共に、安定した構造とすることができる。また、ステージ構成部材200は、前面構成板99が装飾枠23と遊技盤11とに固定されたので、装飾枠23におけるステージ構成部材200の取付状態をより安定した状態とすることができる。
【0087】
しかも、ステージ構成部材200は、上側ステージ25Uと前面構成板99とが上側ステージ25Uから前方へ突出した遊技球流下部94,94によって繋がれた構造をなしており、これは従来の弾球遊技機にはない斬新な形状なので、装飾枠23の形状について趣向性を向上することができる。
【0088】
さらに、装飾枠23には、遊技球通過路26が形成され、様々に転動させた後で、上側ステージ25U或いは下側ステージ25Dに排出するように構成されたので、遊技球が上側ステージ25U或いは下側ステージ25Dに達するまでの転動態様を見て楽しむことができる。
【0089】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態においては、弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を例示したが、本発明はこれに限られず、例えばアレンジボール等に本発明を適用してもよい。
【0090】
(2)前記実施形態では、上側ステージ25Uと下側ステージ25Dとが、表示装置13の装飾枠23に形成されていたが、この限りではなく、装飾枠23以外の他の役物に形成してもよい。
【0091】
(3)前記実施形態では、誘導部90を始動入賞口14の真上位置となるように配置して、始動入賞口14へ入賞し易くなるように構成されていたが、例えば、始動ゲート18や大入賞口15の真上位置に配置して、始動ゲート18や大入賞口15へ入賞し易くなるように構成してもよい。
【0092】
(4)前記実施形態では、誘導部90は1つだけであったが、複数備えていてもよい。
【0093】
(5)前記実施形態では、遊技球流下部94は、2つ備えられていたが、1つでもよいし3つ以上であってもよい。
【0094】
(6)前記実施形態では、上側ステージ25Uの中央部分は、全体として波形状をなしていたが、下側ステージ25Dと同様に、緩やかに湾曲した構成でもよい。
【0095】
(7)前記実施形態では、誘導部90の湾曲部分が上方を向いていると共に、先端部分に向かうに従って徐々に装飾体の下方に向かうように湾曲した形状となっているが、湾曲部分が下方を向いていると共に、先端部分に向かうに従って徐々に装飾体の下方に向かうように湾曲した形状でもよい。
【0096】
(8)前記実施形態では、右隆起部84Rの中央転動部83C側の部分に段差壁100を形成して、遊技球が中央転動部83C側から右隆起部84Rを乗り越え難くなるように構成したが、例えば、右隆起部84Rの中央転動部83C側の部分に溝を設けて、遊技球がこの溝によって勢いを落として、右隆起部84Rを乗り越え難くなるように構成してもよい。
【0097】
(9)前記実施形態では、前面構成板99が装飾枠23と遊技盤11とに螺子止めされて、固定されていたが、図12に示すように、装飾枠23だけに固定するようにしてもよいし、遊技盤11だけに固定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図
【図2】装飾枠の斜視図
【図3】装飾枠の正面図
【図4】図3におけるA−A断面図
【図5】図3におけるD−D断面図
【図6】図3におけるB−B断面図
【図7】図3におけるC−C断面図
【図8】装飾枠の分解斜視図
【図9】装飾枠と始動入賞口の正面図
【図10】パチンコ遊技機の背面図
【図11】装飾枠の背面図
【図12】他の実施形態(9)における装飾枠の正面図
【符号の説明】
11…遊技盤
23…装飾枠(装飾部材)
25D…下側ステージ(第2の転動部材、下側転動部)
25U…上側ステージ(転動部、上側転動部)
94…遊技球流下部(突出部、連絡部)
94V…V字溝(遊技球誘導部、案内溝)
99…前面構成板(取付部)
200…ステージ構成部材(第1の転動部材)
R1…遊技領域
Claims (11)
- 遊技球が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域に配設された装飾部材と、
前記装飾部材に設けられ、前記遊技領域を流下した遊技球が転動可能であると共に、転動した遊技球が前記遊技領域に流下可能な第1の転動部材と第2の転動部材とを備え、
前記第1の転動部材を前記装飾部材に対して着脱自在に取り付けると共に、
前記第1の転動部材のうち、遊技球が転動する転動部を前記第2の転動部材より所定間隔をおいて上方に設けた弾球遊技機において、
前記第1の転動部材を、前記転動部と、前記転動部の少なくとも一部から前方向に突出した突出体と、前記突出体の先端部に形成された取付部とから構成すると共に、前記転動部と前記突出体と前記取付部とを一体形成し、
前記第1の転動部材のうちの前記取付部が前記遊技盤に固定されたことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記装飾部材には、前記装飾部材を前記遊技盤に取り付けるための装飾部材取付部が形成され、前記装飾部材は前記装飾部材取付部を介して固定部材により前記遊技盤の前面側に取り付けられるように構成すると共に、
前記取付部を前記装飾部材取付部の少なくとも一部の前面側に位置させて前記遊技盤に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 - 前記突出体に、前記転動部において転動した遊技球を前記遊技領域へ向けて流下させる遊技球誘導部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
- 前記第2の転動部材の前面側に前記取付部が配置されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の弾球遊技機。
- 前記突出体の下方側に前記第2の転動部材を配置したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の弾球遊技機。
- 前記突出体は、前記転動部から前方向に突出すると共に、徐々に下方に向かうように湾曲した形状をなしたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の弾球遊技機。
- 前記突出体が複数形成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の弾球遊技機。
- 前記第2の転動部材の少なくとも一部が、前記転動部よりも前側に配置されたことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の弾球遊技機。
- 遊技球が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域に配設された装飾部材と、
前記装飾部材に設けられ、前記遊技領域を流下した遊技球が転動可能であると共に、転動した遊技球が前記遊技領域に流下可能な第1の転動部材と第2の転動部材とを備え、
前記第1の転動部材を前記装飾部材に対して着脱自在に取り付けると共に、
前記第1の転動部材のうち、遊技球が転動する転動部を前記第2の転動部材より所定間隔をおいて上方に設けた弾球遊技機において、
前記第1の転動部材を、前記転動部と、前記転動部の少なくとも一部から前方向に突出した突出体と、前記突出体の先端部に形成された取付部とから構成すると共に、前記転動部と前記突出体と前記取付部とを一体形成し、
前記第1の転動部材のうちの前記取付部が前記装飾部材に固定されたことを特徴とする弾球遊技機。 - 遊技球が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域に配設された装飾部材と、
前記装飾部材に組み付けられて、前記遊技領域を流下した遊技球を受けて転動させた後で再度流下させる上側転動部と、
前記上側転動部より下方でかつ前方の位置に設けられて、前記遊技領域を流下した遊技球を受けて転動させた後で再度流下させる下側転動部とを備えた弾球遊技機において、
前記遊技盤の前面に敷設された前面構成板と、
前記下側転動部の前方下側に配置されて、前記下側転動部の上方を跨ぐように前記上側転動部の前端と前記前面構成板の上端との間に差し渡された連絡部とを備え、
前記上側転動部と前記連絡部と前記前面構成板とを一体形成したことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記連絡部には、前記上側転動部を転動する遊技球が転動する案内溝が形成されたことを特徴とする請求項10に記載の弾球遊技機。
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