JP2005013084A - 釣竿用尻栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】釣竿の後端部に確実に装着され且つ容易に外れることのない釣竿用尻栓の提供。
【解決手段】この尻栓20は、釣竿の後端部にねじ込まれる。尻栓20は、尻栓本体21とシート部材22とを備える。尻栓本体21は筒状に形成され、その先端部24の内側に薄肉リング部材28が突設されている。シート部材22は、円盤状に形成され、上記先端部24の内側に嵌め込まれる。シート部材22の周面には周溝32が設けられており、この周溝32に上記薄肉リング部材28が嵌め込まれる。薄肉リング部材28は、周溝32に対して遊嵌されている。シート部材22は、尻栓本体21に対して回転自在である。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
この発明は、釣竿の構造、より具体的には、釣竿の後端に装着される釣竿用尻栓の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
図11は、磯釣りに使用される釣竿の要部正面図である。
この釣竿1は、元節2及び元上節3を含む複数の節から構成されており、各節は、いわゆる振出式に組み立てられている。一般に各節は、円筒状に形成されており、元節2の後端部には尻栓4が装着されるようになっている。尻栓4は、元節2の後端部に螺合されるようになっている。
尻栓4は、その先端面にゴム等から構成されるシート部材5が取り付けられている。したがって、尻栓4が元節2に装着され且つ釣竿1が収納状態とされたときは、シート部材5は、元上節3及び他の節の後端面が当接される座面を構成する。なお、シート部材5は、元上節3等の座面を構成することから、ゴム等の弾性体から構成されるのが好ましい。
【0003】
ところで、上記シート部材5は、各節の後端面と摺接することになるから、摺接時に発生する摩擦力によって尻栓4の螺合が緩くなる場合があり、引いては尻栓4が元節2から脱落するおそれもある。
特に、同図が示す釣竿1は、いわゆるズーム機構が設けられており、実釣時において元上節3が元節2に対して伸縮される。釣人が元上節3を伸長させる動作(いわゆるズームアップ動作)は、通常、元上節3と元節2とが相対的に回転されるようにして(捩られるようにして)行われる。したがって、この動作の瞬間に、元上節3の後端部によって上記シート部材5が当該元上節3の回転方向に回転されるような外力が付加され、その結果、尻栓4は、元節2から一層外れやすくなる傾向にある。
【0004】
一般に尻栓は、前述のように元節の後端部に設けられるものであるところ、仮に尻栓が元節から脱落した場合には、釣竿内にゴミや水が侵入してしまうので、尻栓は、元節に確実に取り付けられていなければならない。そのため、従来から、尻栓の構造については種々提案されているところである(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−279062
【0006】
そこで、本発明の目的は、釣竿の後端部に確実に装着され且つ容易に外れることのない釣竿用尻栓を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記目的が達成されるため、本願に係る釣竿用尻栓は、先端部が釣竿本体の後端部に螺合される円筒状の尻栓本体と、尻栓本体の先端部の内側に嵌め込まれる円盤状のシート部材とを有し、尻栓本体は、その先端部の内側にシート部材係合部を備えると共に、シート部材は、その周面部にシート部材係合部と係合し得る被係合部を備えており、シート部材係合部と被係合部とは、尻栓本体に対してシート部材が周方向に回転し得るように互いに相対的にスライド可能に係合していることを特徴とするものである。
【0008】
この構成によれば、尻栓本体の先端部の内側にシート部材が嵌め込まれた状態で尻栓本体の先端部が釣竿本体の後端部にねじ込まれて取り付けられる。この状態では、シート部材の端面は、釣竿本体の各節の後端面が当接し得る座を構成する。
シート部材が尻栓本体に嵌め込まれた状態では、シート部材の被係合部が尻栓本体のシート部材係合部と係合する。これにより、シート部材は、尻栓本体に確実に装着され、容易に外れることはない。しかも、上記シート部材係合部と上記被係合部とは相対的にスライド可能に係合しているから、尻栓本体の内部でシート部材が周方向に自在に回転することができる。
【0009】
(2) 上記シート部材係合部は、上記尻栓本体の先端部の内周面に径方向に突設された薄肉リング部材により構成され得る。また、上記被係合部は、薄肉リング部材に遊嵌される周溝により構成され得る。
この場合、尻栓本体に設けられた薄肉リング部材にシート部材の周溝が遊嵌されることによって、きわめて簡単な構造によってシート部材が尻栓本体に装着される。つまり、きわめて簡単な構造により、尻栓本体に対するシート部材の回転動作が実現され、その結果、釣竿用尻栓全体の構造が簡単で釣竿用尻栓がコスト安価に製造され得る。
【0010】
(3) 上記シート部材は、上記被係合部が設けられた円盤状の支持フレームと、当該支持フレームの一端面に設けられた端面シートとを有して構成され得る。そして、上記支持フレームは、他端面側に設けられ、上記尻栓本体の先端部に挿入される挿入案内筒部と、当該挿入案内筒部が上記尻栓本体の先端部に挿入されたときに上記シート部材係合部と摺接することによって当該挿入案内筒部の外径を弾性的に縮小させる縮径許容機構とを備えて構成され得る。
【0011】
この構成では、支持フレームに端面シートが設けられ、この状態で支持フレームが尻栓本体に嵌め込まれることによって尻栓が構成される。この場合、端面シートが上記座を構成する。
支持フレームは、他端面(端面シートが設けられた一端面側と反対側の端面)側から尻栓本体の先端部に挿入される。挿入案内筒部が尻栓本体の先端部に挿入されると、挿入案内筒部は、上記シート部材支持部と摺接し、当該挿入案内筒部の外径が縮径されながら順次尻栓本体の先端部に挿入されていく。つまり、上記シート部材支持部と上記被係合部とが相対的に接近し、両者が係合する。
すなわち、縮径許容機構によって挿入案内筒部が縮径されることによって、支持フレームが尻栓本体の先端部に押し込まれるだけで、上記シート部材係合部が上記被係合部と簡単且つ確実に係合する。しかも、前述のように、上記シート部材係合部と上記被係合部とは相対的にスライド可能であるから、支持フレームは、尻栓本体に対して回転自在となる。
【0012】
(4) また、上記目的が達成されるため、本願に係る釣竿用尻栓は、先端部が釣竿本体の後端部に螺合される円筒状の尻栓本体と、尻栓本体の内側に嵌合支持され、尻栓本体の螺合方向と同方向に巻回形成されたコイルバネと、コイルバネの内側に嵌合支持され、尻栓本体の先端部の端面を構成するシート部材とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
この構成によれば、コイルバネを介してシート部材が尻栓本体に嵌め込まれる。具体的には、尻栓本体にコイルバネが嵌め込まれ、さらに、このコイルバネの内側にシート部材が嵌め込まれて支持される。
コイルバネは、尻栓本体の螺合方向と同方向に巻回形成されているから、コイルバネに支持されたシート部材は、コイルバネの巻回方向に容易に回転することができるが、コイルバネの巻回方向と逆方向へ回転することは容易でない。つまり、シート部材は、尻栓の螺合が強くなる方向へ容易に回転することができるが、尻栓の螺合が弱くなる方向へは容易に回転することができない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0015】
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る釣竿用尻栓(以下、単に「尻栓」と称される。)が装着された釣竿の正面図である。
この釣竿10は、いわゆるインナーガイドタイプである。釣竿10は、釣竿本体11と、リールシート12とを備えている。このリールシート12は、釣人が釣竿10を保持する際に実際に釣竿10を把持する部分であり、いわゆるグリップを兼ねている。
【0016】
釣竿本体11は、5つの筒状部材13〜17から構成されている。各筒状部材13〜17は、それぞれ「節」と称され、釣竿本体11の先端側から順に第1番節13、第2番節14と称される。第4番節16は、特に「元上節」と称され、第5番節17は、特に「元節」と称される。
各節13〜17は、既知の要領で構成される。例えば、カーボンプリプレグが所定形状に裁断され、これが筒状に巻回されることによって、円筒状の節13〜17が形成される。
この釣竿10では、第4番節16(すなわち元上節16)が第5番節17(すなわち元節17)に対して伸縮するズーム機構を搭載している。もっともこのズーム機構は任意的なものであって、当該機構は省略される場合もある。
【0017】
第1番節13は第2番節14の内部に引き出し自在に収容されている。また、第1番節13の先端には、釣糸が導き出されるトップガイド18が設けられている。第1番節13はテーパ状に形成されており、先端部の外径よりも後端部の外径の方が大きくなるように形成されている。そして、第1番節13の後端径は、第2番節14の先端径よりも大きく設定されており、第1番節13を第2番節14から引き出した際に、第1番節13の後端部分が第2番節14の先端部分とかみ合って両者が固定されるようになっている。
なお、第2番節14と第3番節15との関係及び第3番節15と元上節16との関係も同様である。
【0018】
また、第2番節14ないし元節17の先端部には、当該部分の剛性を向上させ、隣り合う節のかみ合いを確実なものとするために、リングR1〜R4が装着されている。
さらに、元上節16の先端側の所定位置には図示しない釣糸導入孔が設けられており、この釣糸導入孔に釣糸を導くための導入ガイド19が取り付けられている。なお、上記トップガイド18及び導入ガイド19は、既知の構成であるので、その詳しい説明は省略される。
【0019】
本実施形態に係る釣竿10の特徴とするところは、元節17の後端部に釣竿用尻栓(以下、単に「尻栓」と称される。)20が設けられており、この尻栓20が後述の構造を備えている点である。
図2は尻栓20の分解斜視図であり、図3は尻栓20の分解正面図である。
この尻栓20は、尻栓本体21とシート部材22とを備えている。シート部材22は、尻栓本体21の内側に嵌め込まれる。尻栓20が元節17に装着されることによって、シート部材22の端面23(図1参照)は、元上節16等の後端部が当接される座を構成する。すなわち、釣竿10が収納状態となったときは、各節16等の後端面は、上記シート部材22の端面23上に載置される。
【0020】
尻栓本体21は、アルミニウム合金等の金属や樹脂等により構成され、略円筒状に形成されている。尻栓本体21の先端部24は、外径寸法が小さい筒状に形成され、先端部24に連続する後端部25は、先端部24の外径寸法よりも大きい外径寸法に仕上げられている。この後端部25の端面には、ゴムや樹脂等から構成されるカバー26が設けられている。
【0021】
尻栓本体21の先端部24の周面には、雄ねじ27が形成されている。一方、上記元節17の後端部の内壁面には、図1では図示されていないが雌ねじが形成されている。上記雄ねじ27は、元節17に形成された雌ねじと螺合されるようになっている。したがって、尻栓本体21の先端部24が元節17の後端部にねじ込まれることによって、尻栓20は、元節17の後端部に装着固定されるようになっている。
なお、尻栓本体21の後端部25の外径寸法は、元節17の外径寸法と略一致されている。したがって、尻栓20が元節17に装着されたときは、元節17と尻栓20とは、略面一状態となる。
【0022】
図2及び図3が示すように、尻栓本体21の先端部24の内側には、薄肉リング部材28(シート部材支持部)が突設されている。この薄肉リング部材28は、肉厚寸法が0.5mm〜10mm程度の環状の部材であって、先端部24の径方向内側に突出するように配置されている。薄肉リング部材28の突出寸法(外径と内径との差の二分の一)は、1mm〜5mmの範囲で適宜設定され得る。また、薄肉リング部材28は、尻栓本体21の先端部24の端面より内側の位置に設けられている。これにより、尻栓本体21の先端部24には、段部29が形成されている。この段部29は、上記シート部材22が装着される載置部を構成する。
なお、本実施形態では、この薄肉リング部材28は、先端部24と一体的に形成されている。もっとも、薄肉リング部材28が別部材として構成され、先端部24に取り付けられていてもよいことは勿論である。
【0023】
シート部材22は、本実施形態では、ゴムにより構成されており、略円盤状に形成されている。ただし、シート部材22を構成する材料は、ゴムのほか樹脂や金属も採用され得る。
シート部材22は、円形板状の基部30と挿入部31とを備えている。基部30は、シート部材22の一端側に位置し、挿入部31は、シート部材22の他端側に位置する。そして、両者は一体的に形成され、両者間に周溝32(被係合部)が設けられている。
【0024】
基部30の外径寸法は、尻栓本体21の先端部24の内径寸法に対応されており、基部30は、ぴったりと先端部24の内側に嵌め込まれるようになっている。
挿入部31は、テーパ状に形成されている。すなわち、挿入部31の外径寸法は、シート部材22の他端側に向かって漸次小さくなっている。また、本実施形態では、挿入部31の最大外径寸法は、基部30の外径寸法よりも小さくなるように設定されている。なお、挿入部31は、テーパ状に形成されていなくともよく、また、挿入部31の外径寸法は、基部30の外径寸法と同様の寸法に設定されていてもよい。
【0025】
さらに、周溝32の幅寸法は、上記薄肉リング部材28の肉厚寸法よりも大きく設定されている。具体的には、周溝32の幅寸法は、0.5mm〜10mmの範囲で適宜設定され得る。また、周溝32の深さは、所定寸法に設定されている。つまり、周溝32の底面部33の外径寸法は、上記薄肉リング部材28の内径寸法よりも小さく設定されている。
なお、シート部材22の中央部には、軸方向に貫通する貫通孔34が設けられている。この貫通孔34が設けられれることにより、シート部材22の軽量化が図られている。もっとも、この貫通孔34は、省略されていてもよい。
【0026】
図4は、上記シート部材22が尻栓本体21に装着された状態における尻栓20の断面図である。同図は、尻栓20が元節17に装着された状態を示している。
本実施形態では、シート部材22がゴムにより構成されているので、シート部材22が尻栓本体21の先端部24に押し込まれることにより弾性変形し、これにより、当該先端部24の内側に嵌め込まれる。このとき、尻栓本体21の薄肉リング部材28にシート部材22の周溝32が嵌合する。これにより、シート部材22は、尻栓本体21に確実に装着され、容易に外れることはない。
【0027】
また、前述のように、周溝32の幅寸法が薄肉リング部材28の肉厚寸法よりも大きく設定され、しかも、周溝32の底面部33の外径寸法が薄肉リング部材28の内径寸法よりも小さく設定されていることから、薄肉リング部材28と周溝32とは、遊嵌状態となる。したがって、シート部材22は、尻栓本体21に対してその中心軸N(図4参照)を中心として回転することができる。
【0028】
このようにシート部材22が装着された尻栓20は、元節17の後端部にねじ込まれる。具体的には、尻栓本体21の先端部24に形成された雄ねじ27が元節17に形成された雌ねじと螺合される。
そして、釣竿10が収納状態とされたときは、釣竿本体11を構成する各節の後端面は、尻栓本体21に装着されたシート部材22の端面23に当接することになる。
このとき、尻栓本体21の内部でシート部材22が回転することができるので、仮に釣竿本体11を構成する各節の後端面がシート部材22と摺接した場合であっても、シート部材22が回転するので、尻栓本体21が回転されることはない。特に本実施形態では、釣竿10が上記ズーム機構を備えていることから、ズームアップ動作により元上節16が元節17に対して捩られた場合であっても、シート部材22が回転し、尻栓本体21が回転されることはない。したがって、尻栓本体21と元節17との螺合が緩むことはなく、尻栓20が釣竿本体11から外れてしまうことはない。
【0029】
また、本実施形態では、尻栓本体21に設けられた薄肉リング部材28にシート部材22の周溝32が遊嵌されることによってシート部材22が尻栓本体21に装着される。つまり、きわめて簡単な構造によってシート部材が尻栓本体に確実に装着され、しかも、尻栓本体21に対するシート部材22の回転が許容される。したがって、尻栓20の構造が簡単で尻栓20がコスト安価に製造されるという利点がある。
さらに、上記薄肉リング部材28が設けられることによって上記段部29が形成される。この段部29は、前述のようにシート部材22の載置部を構成するから、シート部材22が尻栓本体21に装着されたときに、シート部材22は、段部29において確実に保持される。これにより、シート部材22は、尻栓本体21に対して回転自在でありながら、振動等によって容易に尻栓本体21から脱落することはない。
【0030】
なお、本実施形態では、尻栓本体21の薄肉リング部材28とシート部材22の周溝32とが係合し、両者は、シート部材22が尻栓本体21に対して回転することができるように遊嵌状態となっている。つまり、上記薄肉リング部材28がシート部材22と係合するシート部材係合部を構成し、上記周溝32がシート部材係合部と係合する被係合部を構成している。ただし、このシート部材係合部と被係合部とは、本実施形態に係る薄肉リング部材28及び周溝32に限定されるものではなく、要するに、尻栓本体21に対してシート部材22が確実に保持され且つ回転可能に係合されていればよい。
したがって、例えば、薄肉リング部材28に代えて、上記周溝32に嵌め込まれた爪状の部材(突起等)であってもよいし、シート部材22が尻栓本体21の底面から懸架された構造(ピロボール構造等)であってもよい。
【0031】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明される。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る尻栓35の断面図である。同図は、尻栓35が元節17に装着された状態を示している。
本実施形態に係る尻栓35が上記第1の実施形態に係る尻栓20と異なるところは、尻栓35は、潤滑部材36を備えており、この潤滑部材36は、上記薄肉リング部材28とシート部材22との間に介在されている点である。なお、その他の構成については、上記第1の実施形態に係る尻栓20と同様である。
【0032】
この潤滑部材36は、例えば4フッ化エチレン樹脂、ポリアセタール等により構成されている。潤滑部材36は、同図が示すように円盤状に形成されており、本実施形態では、断面が略L字状に形成されている。これにより、潤滑部材36は、上記薄肉リング部材28によって構成される段部29(図4参照)に嵌め込まれる。
【0033】
このように、潤滑部材36が設けられることにより、上記薄肉リング部材28とシート部材22とが直接摺接することはなく、シート部材22は、潤滑部材36と摺接する。しかも、潤滑部材36は、上記材料から構成されているから、潤滑部材36は、シート部材22との間で滑りやすく且つ尻栓本体21との間でも滑りやすくなる。
したがって、シート部材22は、尻栓本体21に対して一層滑らかに回転することができ、その結果、尻栓本体21と元節17との螺合が緩むことはなく、尻栓35が釣竿本体11から外れてしまうことはない。
【0034】
なお、本実施形態では、上記潤滑部材36が薄肉リング部材28とシート部材22との間に介在されているが、潤滑部材36に代えて4フッ化エチレン樹脂、ポリアセタール等が薄肉リング部材28及びシート部材22のいずれか一方ないし双方に塗布されていてもよい。
【0035】
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明される。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る尻栓40の断面図であり、同図は、尻栓40が元節17に装着された状態を示している。また、図7は、図6におけるVII−VII断面図である。
本実施形態に係る尻栓40が上記第1の実施形態に係る尻栓20と異なるところは、尻栓40は、複数のボール41を備えており、このボール41は、上記薄肉リング部材28とシート部材22との間に介在されている点である。なお、その他の構成については、上記第1の実施形態に係る尻栓20と同様である。
【0036】
このボール41は、例えば4フッ化エチレン樹脂、ポリアセタール等により構成されている。ボール41は、略球形に形成されており、その外径寸法は、1mm〜7mmの範囲で適宜設定される。ボール41は、図6が示すように、シート部材22の基部30に嵌め込まれている。具体的には、基部30の周縁部近傍に、内壁面が略球形を呈する凹部が設けられており、この凹部にボール41が押し込まれて保持されている。
また、本実施形態では、図7が示すように、シート部材22の基部30に放射状に6個の凹部が形成され、各凹部にボール41が配置されている。つまり、薄肉リング部材28には、6個のボール41が設けられている。ただし、ボール41の個数については、6個に限定されるものではなく、適宜設計変更され得る。
【0037】
このように、ボール41がシート部材22に設けられることにより、シート部材22は、薄肉リング部材28と直接摺接することはなく、ボール41を介して薄肉リング部材28と接触する。しかも、ボール41は、上記材料から構成されているから、薄肉リング部材28に対して非常に滑りやすい。したがって、シート部材22は、尻栓本体21に対して一層滑らかに回転することができ、その結果、尻栓本体21と元節17との螺合が緩むことはなく、尻栓40が釣竿本体11から外れてしまうことはない。
【0038】
なお、上記ボール41は、シート部材22側に設けられているが、薄肉リング部材28側に設けられていてもよいことは勿論である。
また、本実施形態では、ボール41は、単にシート部材22に嵌め込まれているが、例えばボール41を回転自在に保持する保持器がシート部材22又は薄肉リング部材28に取り付けられ、この保持器に上記ボール41が保持されていてもよい。この場合では、ボール41と薄肉リング部材28又はシート部材22とは、転がり接触することになるから、シート部材22は、尻栓本体21に対してより一層滑らかに回転することができるという利点がある。
【0039】
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明される。
図8は、本発明の第4の実施形態に係る尻栓50の分解斜視図であり、図9は尻栓50の分解正面図である。
本実施形態に係る尻栓50が上記第1の実施形態に係る尻栓20と異なるところは、シート部材51の構造が異なる点である。すなわち、本実施形態に係るシート部材51は、支持フレーム52と端面シート53とを備えており、尻栓50は、この支持フレーム52を介して尻栓本体21に装着されている。なお、その他の構成については、上記第1の実施形態に係る尻栓20と同様である。
【0040】
図8及び図9が示すように、シート部材51は、略円筒状に形成された支持フレーム52と、これに嵌め込まれた端面シート53とを備えている。
支持フレーム52は、一端側(端面シート53が設けられた側)に形成された端面シート支持部54と、これに連続し、他端側に形成された挿入案内筒部55とを備えている。これら端面シート支持部54と挿入案内筒部55とは、例えば樹脂等により一体的に形成されている。支持フレーム52を構成する材料としては、4フッ化エチレン樹脂、ポリアセタール等が好ましい。
【0041】
端面シート支持部54は、円盤状に形成されており、その一端面56に段部57が形成されている。この段部57は、端面シート53を位置決め保持する座を構成する。ただし、この段部57は、省略されていてもよい。
また、端面シート支持部54は、周溝58が形成されている。この周溝58は、当該端面シート支持部54と挿入案内筒部55との境界部分に設けられており、その溝幅寸法及び深さ寸法は、上記第1の実施形態に係る尻栓20に設けられた周溝32と同様である。
【0042】
挿入案内筒部55は、端面シート支持部54に連続し、その外径寸法が軸方向に向かって(他端面側に向かって)漸次小さくなっている。つまり、挿入案内筒部55の周面59は、傾斜面として形成されており、挿入案内筒部55は、テーパ状に形成されている。また、挿入案内筒部55の最大外径寸法は、端面シート支持部54の外径寸法と略同様となるように設定されている。
さらに、挿入案内筒部55の周面59には、当該周面59を径方向に貫通するようにスリット60が設けられている。このスリット60は、挿入案内筒部55の先端から上記周溝58に至る位置まで形成されている。本実施形態では、スリット60は、挿入案内筒部55の周方向に放射状に4個設けられている。ただし、スリット60の個数は、4個に限定されるものではなく、適宜設計変更され得る。
【0043】
挿入案内筒部55が前述のようにテーパ状に形成され、且つ上記スリット60が設けられることによって、挿入案内筒部55の外径は、弾性的に容易に拡縮が可能となっている。すなわち、本実施形態では、挿入案内筒部55がテーパ状に形成されること及び上記スリット60が設けられることによって、挿入案内筒部55の外径寸法が縮小される縮径許容機構が構成されている。
【0044】
端面シート53は、図9が示すように円形板状に形成されており、支持フレーム52の一端面56に取り付けられている。本実施形態では、前述のように、支持フレーム52の一端面56に段部57が形成されているから、端面シート53は、支持フレーム52に対して位置決めされる。
なお、端面シート53は、例えばゴム等により構成され、接着剤等により支持フレーム52に固定されている。
【0045】
本実施形態においては、支持フレーム52に端面シート53が取り付けられ、その状態で支持フレーム52が尻栓本体21に嵌め込まれることによって尻栓50が組み立てられる。この場合、端面シート53は、釣竿本体11を構成する各節(元上節16等)の後端面が当接する座を構成する。
支持フレーム52は、端面シート53が設けられた側と反対側の端面側から尻栓本体21の先端部24に挿入される。すなわち、挿入案内筒部55が尻栓本体21の先端部24に挿入されるのであるが、このとき、挿入案内筒部55は、尻栓本体21側に設けられた薄肉リング部材28と摺接する。
【0046】
さらに、挿入案内筒部55が上記先端部24に押し込まれると、挿入案内筒部55の周面59が前述の傾斜面に形成されていることから、挿入案内筒部55の外径寸法が小さくなる。つまり、挿入案内筒部55の外径が縮径されながら、当該挿入案内筒部55が順次尻栓本体21内に挿入されていく。そして、上記薄肉リング部材28が相対的に尻栓本体21の周溝58に接近し、両者の位置が一致したときに、薄肉リング部材28が周溝58に嵌り込み、上記支持フレーム52が尻栓本体21に係合する。
【0047】
このように、本実施形態では、支持フレーム52が尻栓本体21の先端部24に押し込まれるだけで、シート部材51がきわめて簡単に尻栓本体21に係合され、尻栓50が構成される。しかも、支持フレーム52には上記周溝58が形成され、この周溝58に上記薄肉リング部材28が嵌め込まれるので、支持フレーム52は、尻栓本体51に対して回転自在となる。したがって、尻栓本体21と元節17との螺合が緩むことはなく、尻栓35が釣竿本体11から外れてしまうことはない。
【0048】
特に本実施形態では、支持フレーム52が尻栓本体51に嵌め込まれるときに尻栓本体51の挿入案内筒部55が縮径されることによって、支持フレーム52がスムーズに尻栓本体51に嵌め込まれるが、そのための具体的構成は、挿入案内筒部55がテーパ状に形成されたこと且つスリット60が設けられたことである。つまり、挿入案内筒部55が縮径されるための構造がきわめて簡単であり、これにより、支持フレーム52がコスト安価に製造され、その結果、尻栓50の製造コストが大幅に上昇することはないという利点がある。
【0049】
<第5の実施形態>
次に、本発明の第5の実施形態について説明される。
図10は、本発明の第5の実施形態に係る尻栓70の分解正面図である。
本実施形態に係る尻栓70が上記第1の実施形態に係る尻栓20と異なるところは、上記第1の実施形態に係る尻栓20では、尻栓本体21にシート部材22が直接嵌め込まれているのに対し、本実施形態に係る尻栓70は、シート部材71がコイルバネ72を介して尻栓本体21に装着されている点である。
【0050】
コイルバネ72は、バネ鋼等からなる線材が所定のピッチで螺旋状に巻回されることによって構成されている。コイルバネ72の外径寸法は、尻栓本体21の内径寸法に対応されており、これにより、コイルバネ72は、尻栓本体21の内側に嵌め込まれて支持されている。また、コイルバネ72の巻回方向は、尻栓本体21の雄ねじ27の形成方向と同一である。
なお、本実施形態では、尻栓本体21は、上記薄肉リング部材28が形成されているので、コイルバネ72の外径寸法は、薄肉リング部材28の内径寸法に対応されているが、この薄肉リング部材28が省略される場合は、コイルバネ72の外径寸法は、上記先端部24の内径寸法に対応される。
【0051】
シート部材71は、端面部73と支持部74とを備えており、これらは、例えばゴム等により一体的に形成されている。支持部74は、円柱状に形成されており、その外径寸法は、上記コイルバネ72の内径寸法に対応されている。また、端面部73は、円形板状に形成されており、その中心は、支持部74の中心と一致している。端面部73の外径寸法は、支持部74の外径寸法よりも大きく設定されており、且つ尻栓本体21の先端部24の内径寸法に対応されている。したがって、端面部73は、上記先端部24の内側に挿入可能となっている。このシート部材71は、同図が示すように、支持部74側から上記コイルバネ72の内側に嵌め込まれる。
【0052】
シート部材71がコイルバネ72を介して尻栓本体21に嵌め込まれた状態で、当該尻栓70が上記元節17の後端部にねじ込まれる。このとき、シート部材71の支持部74は、コイルバネ72の内側に固着されているのが好ましい。
尻栓70が元節17にねじ込まれることにより、シート部材71の端面部73の端面75によって、釣竿本体11を構成する各節(元上節16等)の後端部が当接される座が構成される。
【0053】
シート部材71は、尻栓本体21の先端部24内に挿入されるが、コイルバネ72によって支持されているから、シート部材71は、コイルバネ72の巻回方向(すなわち、尻栓71の螺合方向)へは容易に回転することができるが、その逆方向へは容易に回転することはできない。したがって、尻栓本体21と元節17との螺合が容易に緩むことはなく、尻栓70が釣竿本体11から外れてしまうことはない。
【0054】
本発明に係る尻栓20、35、40、50、70は、すべて釣竿10に適用されているが、この釣竿10に限定されるものではないことは勿論であり、アウターガイドタイプの釣竿やタモの柄等にも適用され得る。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、シート部材は、確実に尻栓本体に装着されつつ尻栓本体に嵌め込まれた状態で尻栓本体に対して回転自在である。したがって、この釣竿用尻栓が釣竿に装着され、シート部材が釣竿を構成する節と接触することによって尻栓本体に対して回転する方向に外力(摩擦力等)が付加された場合であっても、シート部材は、尻栓本体に対して回転するので尻栓本体と釣竿本体との螺合が緩むことはなく、釣竿用尻栓が釣竿本体から外れてしまうことはないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る尻栓が装着された釣竿の正面図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施形態に係るの分解斜視図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施形態に係る尻栓の分解正面図である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施形態に係る尻栓の断面図である。
【図5】図5は、本発明の第2の実施形態に係る尻栓の断面図である。
【図6】図6は、本発明の第3の実施形態に係る尻栓の断面図である。
【図7】図7は、図6におけるVII−VII断面図である。
【図8】図8は、本発明の第4の実施形態に係る尻栓の分解斜視図である。
【図9】図9は、本発明の第4の実施形態に係る尻栓の分解正面図である。
【図10】図10は、本発明の第5の実施形態に係る尻栓の分解正面図である。
【図11】図11は、磯釣りに使用される従来の釣竿の要部正面図である。
【符号の説明】
10・・・釣竿
11・・・釣竿本体
16・・・元上節
17・・・元節
20・・・尻栓
21・・・尻栓本体
22・・・シート部材
23・・・端面
24・・・先端部
25・・・後端部
27・・・雄ねじ
28・・・薄肉リング部材
29・・・段部
30・・・基部
31・・・挿入部
32・・・周溝
33・・・底面部
35・・・尻栓
36・・・潤滑部材
40・・・尻栓
41・・・ボール
50・・・尻栓
51・・・シート部材
52・・・支持フレーム
53・・・端面シート
54・・・端面シート支持部
55・・・挿入案内筒部
56・・・一端面
57・・・段部
58・・・周溝
59・・・周面
60・・・スリット
70・・・尻栓
71・・・シート部材
72・・・コイルバネ
73・・・端面部
74・・・支持部
75・・・端面

Claims (4)

  1. 先端部が釣竿本体の後端部に螺合される円筒状の尻栓本体と、
    尻栓本体の先端部の内側に嵌め込まれる円盤状のシート部材とを有し、
    尻栓本体は、その先端部の内側にシート部材係合部を備えると共に、シート部材は、その周面部にシート部材係合部と係合し得る被係合部を備えており、
    シート部材係合部と被係合部とは、尻栓本体に対してシート部材が周方向に回転し得るように互いに相対的にスライド可能に係合している釣竿用尻栓。
  2. 上記シート部材係合部は、上記尻栓本体の先端部の内周面に径方向に突設された薄肉リング部材からなり、
    上記被係合部は、薄肉リング部材に遊嵌される周溝により構成されている請求項1に記載の釣竿用尻栓。
  3. 上記シート部材は、
    上記被係合部が設けられた円盤状の支持フレームと、当該支持フレームの一端面に設けられた端面シートとを有し、
    上記支持フレームは、他端面側に設けられ、上記尻栓本体の先端部に挿入される挿入案内筒部と、
    当該挿入案内筒部が上記尻栓本体の先端部に挿入されたときに上記シート部材係合部と摺接することによって当該挿入案内筒部の外径を弾性的に縮小させる縮径許容機構とを備える請求項1又は2に記載の釣竿用尻栓。
  4. 先端部が釣竿本体の後端部に螺合される円筒状の尻栓本体と、
    尻栓本体の内側に嵌合支持され、尻栓本体の螺合方向と同方向に巻回形成されたコイルバネと、
    コイルバネの内側に嵌合支持され、尻栓本体の先端部の端面を構成するシート部材とを備えた釣竿用尻栓。
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JP2015042158A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 株式会社シマノ 釣り竿の尻栓取付構造
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