JP2005012530A - 改ざん検証用文書作成システム、改ざん検証システムおよび改ざん防止システム - Google Patents

改ざん検証用文書作成システム、改ざん検証システムおよび改ざん防止システム Download PDF

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真樹 石井
Tei Abe
悌 阿部
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Abstract

【課題】改ざん検証用文書の作成、改ざん検証対象文書の改ざん検証をネットワーク上で効率良く行う。
【解決手段】改ざん検証用文書作成システム1は、改ざん検証用文書情報を作成する改ざん検証用文書情報作成手段11が、前記改ざん検証用文書の原稿文書が蓄積されまたは当該原稿文書を作成する原稿文書情報提供手段12、原稿文書情報提供手段により提供される改ざん検証用文書情報の印刷を行う改ざん検証用文書印刷手段13、改ざん検証用文書印刷手段による前記改ざん検証用文書情報の印刷を指示する改ざん検証用文書印刷指示手段14の少なくとも1つの手段にインターネット100を介して接続されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷物の改ざん検証技術に関し、改ざん検証用文書の作成をネットワーク上で効率良く行うことができる改ざん検証用文書作成システム、および改ざん検証の対象となる文書の取得、改ざんの検証結果の出力をネットワーク上の異なる個所で行うことができる改ざん検証システム、前記改ざん検証用文書作成システムと改ざん検証システムとを用いた改ざん防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば、特許文献1に記載の「画像データの改ざん防止装置および改ざん防止方法」では、記録媒体に記録されているデジタル画像データが、改ざんされたものであるか否かを判定できる。
【0003】
また、特許文献2に記載の「電子透かしを用いたデジタル画像の違法改ざん判定方法及び装置」では、電子透かしを用いてデジタル画像データの改ざんを判定することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−275511号
【特許文献2】
特開平11−98344号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1,2の技術では、対象とするデータがデジタル画像データのみであり、領収書、契約書類等の印刷物について適用することはできない。
【0006】
また、特許文献1,2の技術では、対象となる文書の取得、検証が特定の場所で行われる。このため、対象となる文書が、たとえば広域な範囲に頒布等される性質のものである場合、検証装置が置かれている場所に当該文書を収集できず、改ざんが発見できないといった問題が生じる。また、上記の場合、改ざんが発見されるまでに長時間を要するといった問題も生じる。
【0007】
本発明の目的は、改ざん検証用文書の作成をネットワーク上で効率良く行うことができる改ざん検証用文書作成システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、改ざん検証の対象となる文書の取得、改ざんの検証結果の出力をネットワーク上の異なる個所で行うことができる改ざん検証システムを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記改ざん検証用文書作成システムと上記改ざん検証システムとからなる改ざん防止システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の改ざん検証用文書作成システムは、改ざん検証用文書情報を作成する改ざん検証用文書情報作成手段に、前記改ざん検証用文書情報の原稿文書情報が蓄積されまたは当該原稿文書情報を作成する原稿文書情報提供手段、前記改ざん検証用文書情報作成手段により提供される改ざん検証用文書情報にかかる文書の印刷を行う改ざん検証用文書印刷手段、前記改ざん検証用文書印刷手段による前記改ざん検証用文書情報の印刷を指示する改ざん検証用文書印刷指示手段の少なくとも1つの手段がネットワークを介して接続されていることを特徴とする。
【0009】
本発明では、「改ざん」とは、「文書の真性を損なう処理」を意味し、典型的には、改ざん検証用文書に記載されている文字を書き換え、追加し、または削除することである。
【0010】
本発明の改ざん検証用文書作成システムにおいて、ネットワークは、典型的にはインターネット等の広域ネットワークであるが、この広域ネットワークとこれに接続されたLANとを含むネットワークであってもよい。
【0011】
前記改ざん検証用文書情報作成手段が生成する改ざん検証用文書情報は、改ざん検証用の処理が施された文書の電子情報である。
【0012】
前記原稿文書情報提供手段は、領収書、契約書類等の原稿文書(改ざん検証用の処理が施される前の文書)を電子情報として蓄積する記憶装置、あるいは当該原稿文書を作成するワードプロセッサである。
【0013】
改ざん検証用文書印刷手段は、プリンタ、プロッタである。
【0014】
改ざん検証用文書印刷指示手段は、前記原稿文書情報提供手段に備えられていてもよい。
【0015】
改ざん検証用文書作成システムは、検証用特性情報データベースを含んで構成することができる。この場合、検証用特性情報データベースは、前記ネットワークに接続されるように構成することができる。この検証用特性情報データベースには、後述する改ざん検証用パターンを蓄積しておくことができる。
【0016】
本発明の改ざん検証用文書作成システムでは、前記改ざん検証用文書情報作成手段が、所定領域が所定改ざん検証用パターンで塗り潰されている改ざん検証用文書を作成するように構成できる。
【0017】
本発明の改ざん検証用文書作成システムでは、改ざん検証用文書情報作成手段が、無地背景部分のみが所定の改ざん検証用パターンで塗り潰されたた改ざん検証用文書を作成するように構成できる。
【0018】
本発明の改ざん検証用文書作成システムでは、前記改ざん検証用パターンを、・ドットからなり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記ドットの形状、配置規則、密度、大きさまたは色の少なくとも1つを含むパターン、
・ラインからなり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記ラインの配置規則、密度、太ささまたは色の少なくとも1つを含むパターン、または、
・連続または非連続の繰り返しからなり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記繰り返しパターンの形状、配置規則、密度、大きさまたは色の少なくとも1つを含むように構成することができる。
【0019】
本発明の改ざん検証用文書作成システムでは、前記改ざん検証用パターンがドットであり、かつ前記改ざん検証用文書の表示面を所定の複数領域に細分化したときに、前記改ざん検証用パターンで塗り潰された領域のドット群が所定特性を持つように調整することができる。
【0020】
たとえば、この所定の特性を、たとえば前記細分化した領域のドットの個数をn進数(nは2以上の整数)で表したときの、当該ドットの個数の最小桁の値とすることができる。たとえば、n=2の場合には、最小桁のビットを1または0とする(すなわち、ドットの合計個数を奇数または偶数とする)ことができるし、また、たとえば、n=4の場合には、最小桁のビットを3,2,1または0とすることができる。
【0021】
本発明の改ざん検証システムは、改ざん検証対象文書に改ざんがあったか否かを検証する改ざん検証手段に、改ざん検証対象文書にかかる文書画像情報を取得する文書情報取得手段、前記改ざん検証手段の検証結果についての所定出力を行う検証結果出力手段、前記改ざん検証手段による前記改ざんの検証の開始を指示する改ざん検証指示手段の少なくとも1つの手段がネットワークを介して接続されていることを特徴とする。
【0022】
本発明の改ざん検証システムにおいて、ネットワークは、典型的には、インターネット等の広域ネットワークであるが、この広域ネットワークとこれに接続されたLANとを含むネットワークであってもよい。また、ネットワークは、文書情報取得手段がファクシミリ装置である場合には、公衆回線網を含んでもよい。
【0023】
文書情報取得手段は、たとえば、ファクシミリ装置またはイメージスキャナである。
【0024】
改ざん検証指示手段は、たとえば改ざん検証対象文書をストックしておき、適当な時期に、これらの文書を複数まとめて改ざん検証手段により検証させることができる。
【0025】
検証結果出力手段、後述するように改ざん情報表示手段、改ざん情報印刷手段、警告音声出力手段等とすることができる。
【0026】
本発明の改ざん検証システムでは、検証結果出力指示手段を有することもでき、この検証結果出力指示手段は、たとえば検証結果を蓄積しておき、適当な時期に、これらの検証結果を検証結果出力手段により出力させることができる。
【0027】
本発明の改ざん検証システムでは、前記改ざん検証手段が、前記文書情報取得手段から取得した文書画像情報に基づき検証条件を作成する改ざん検証条件作成手段を含むように構成することができる。
【0028】
本発明の改ざん検証システムでは、前記改ざん検証対象文書は、その所定領域が所定改ざん検証用パターンで塗り潰されてなり、前記改ざん検証条件作成手段が、前記文書画像情報から前記改ざん検証用パターンの特性を抽出して検証条件を作成し、前記改ざん検証手段は、前記検証条件に基づき前記改ざんがあったか否かを検証するように構成することができる。
【0029】
本発明の改ざん検証システムでは、前記改ざん検証対象文書として、所定領域が所定改ざん検証用パターンで塗り潰されたものを使用できる。
【0030】
本発明の改ざん検証システムでは、前記改ざん検証用パターンを、
・ドットからなり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記ドットの形状、配置規則、密度、大きさまたは色の少なくとも1つを含むパターン、
・ラインからなり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記ラインの配置規則、密度、太ささまたは色の少なくとも1つを含むパターン、または、
・連続または非連続の繰り返しからなり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記繰り返しパターンの形状、配置規則、密度、大きさまたは色の少なくとも1つを含むように構成することができる。
【0031】
本発明の改ざん検証システムでは、前記改ざん検証用パターンをドットとし、かつ前記改ざん検証対象文書が改ざんされていないときは、その表示面から所定領域を取り出し、当該領域のドットの個数が奇数または偶数となるように調整することができる。この場合に、前記改ざん検証手段は、前記文書情報取得手段から取得した前記文書画像情報から所定領域画像のデータを取り出し、当該所定領域の画像に含まれるドットの個数を計数するドット群特性抽出手段と、前記ドット群特性抽出手段により抽出したドットの特性が、予め定められている特性と一致するか否かにより、当該領域に改ざんがあったか否かを判定するドット群特性比較手段を有することができる。
【0032】
この場合、前記所定領域を細分化することができ、細分化された領域ごとに上記のドットの調整、ドットの特性検証を行うことができる。すなわち、本発明の改ざん検証システムでは、前記改ざん検証用パターンがドットであり、かつ表示面が所定の複数領域に細分化されて前記改ざん検証用パターンで塗り潰された領域のドット群が所定特性を持つように調整されている改ざん検証対象文書に適用されるものであって、前記改ざん検証手段は、前記文書情報取得手段から取得した前記文書画像情報から前記文書面を前記所定の複数領域に細分化した所定領域の画像のデータを取り出し、当該細分化した領域の画像に含まれるドット群の特性を抽出するドット群特性抽出手段と、前記ドット群特性抽出手段により抽出したドット群の特性が、予め定められている特性と一致するか否かにより、当該細分化された領域に改ざんがあったか否かを判定するドット群特性比較手段とを有することを特徴とする。
【0033】
本発明の改ざん検証システムでは、前記ネットワーク上に、前記改ざん検証用パターンの特性情報を保存した検証用特性情報データベースを備え、前記改ざん検証手段を、前記検証用特性情報データベースにアクセスして前記改ざん検証用パターンの特性情報を取得して前記改ざん検証用パターンの特性の抽出を行うことができるように構成することができる。
【0034】
本発明の改ざん検証システムでは、前記検証結果出力手段が改ざん情報表示手段を有し、前記改ざん検証手段が少なくとも改ざんがあったことを検証したときは、前記改ざん情報表示手段が、改ざんがあったことを表示し、またはさらに、少なくとも改ざん個所の情報を表示するように構成することができる。
【0035】
本発明の改ざん検証システムでは、前記検証結果出力手段が改ざん情報印刷手段を有し、前記改ざん検証手段が前記改ざん検証対象文書に少なくとも改ざんがあったことを検証したときは、前記改ざん情報印刷手段は、前記改ざん検証対象文書について改ざんがあったこと、またはさらに、前記改ざん検証対象文書についての少なくとも改ざん個所の情報を印刷出力するように構成することができる。
【0036】
本発明の改ざん検証システムでは、前記検証結果出力手段が警告音声出力手段を有し、前記改ざん検証手段が前記改ざん検証対象文書に少なくとも改ざんがあったことを検証したときは、前記警告音声出力手段は、前記改ざん検証対象文書について改ざんがあったことを知らせる音声を出力するように構成することができる。
【0037】
本発明の改ざん検証システムでは、前記検証結果出力手段が改ざん情報蓄積手段を有するように構成することもできる。当該改ざん情報蓄積手段は、前記改ざん検証手段が前記改ざん検証対象文書に少なくとも改ざんがあったことを検証したときは、検証結果および改ざん検証対象文書を特定する情報、またはさらに当該改ざん検証用文書の文書画像情報を他の手段から参照可能な状態で蓄積するように構成することができる。
【0038】
本発明の改ざん防止システムは、上述した改ざん検証用文書作成システムと、上述した改ざん検証システムとが、同一のネットワーク上に配置されていることを特徴とする。
【0039】
本発明によれば、改ざん検証用文書の作成をネットワーク上で分散して処理することができ、改ざん検証の対象となる文書の取得、改ざんの検証結果の出力をネットワーク上の異なる個所で行うことができる。これにより、改ざん検証用文書の作成、改ざん検証の効率化を図ることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の改ざん検証用文書作成システムの一実施形態を示すブロック図である。
【0041】
図1において、改ざん検証用文書作成システム1は、改ざん検証用文書情報作成手段11と、原稿文書情報提供手段12と、改ざん検証用文書印刷手段13と、改ざん検証用文書印刷指示手段14とを含む。改ざん検証用文書情報作成手段11は、ネットワーク(図1ではインターネット100)を介して原稿文書情報提供手段12、改ざん検証用文書印刷手段13および改ざん検証用文書印刷指示手段14に接続されている。なお、図1では、インターネット100には、検証用特性情報データベース41が接続さている。
【0042】
また、図を用いた説明は省略するが、改ざん検証用文書情報作成手段11が、原稿文書情報提供手段12、改ざん検証用文書印刷手段13、改ざん検証用文書印刷指示手段14の少なくとも1つに接続されていれば、当該接続態様は本発明の技術的範囲に含まれる。たとえば、インターネット100に、改ざん検証用文書情報作成手段11と原稿文書情報提供手段12とを接続すること、改ざん検証用文書情報作成手段11と改ざん検証用文書印刷手段13とを接続すること、改ざん検証用文書情報作成手段11と改ざん検証用文書印刷指示手段14とを接続することで、本発明の改ざん検証用文書作成システムを構成することができる。
【0043】
改ざん検証用文書情報作成手段11は、改ざん検証用文書情報を作成するもので、本実施形態では、無地背景部分のみが改ざん検証用パターンで塗り潰されている改ざん検証用文書情報を作成することができる。
【0044】
ここで、改ざん検証用文書情報は、改ざん検証用文書データ・改ざん検証用文書ファイル等の、改ざん検証用の処理が施された文書(本実施形態では領収書)の電子情報である。また、改ざん検証用文書情報作成手段11は、ドット形成判定手段111を含んでいる。
【0045】
原稿文書情報提供手段12は、改ざん検証用文書の原稿文書(改ざん検証用の処理が施される前の文書)が蓄積された記憶装置、または当該原稿文書を作成する文書処理装置(ワードプロセッサ等)あるいは領収書、契約書類等の原稿を読み取ることができる画像読取り装置(イメージスキャナー等)である。
【0046】
改ざん検証用文書印刷手段13は、原稿文書情報提供手段12により提供される改ざん検証用文書の印刷を行う装置、たとえばプリンタやプロッタである。図2(A)に検証用ドット形成前の文書を示し、図2(B)に検証用ドット形成後の例を示す。図2(B)では、図示していないが、ドットが形成されている個所を明示するためのマーク(処理対象を特定するためのマーク)を所定位置に形成しておくこともできる。
【0047】
改ざん検証用文書印刷指示手段14は、改ざん検証用文書印刷手段13による改ざん検証用文書情報の印刷を指示する手段であり、具体的には印刷コマンドを発行するハードウェアあるいはソフトウェアによる印刷命令装置(コンピュータ等)あるいは印刷指令機能である。
【0048】
検証用特性情報データベース41は、複数の改ざん検証用パターンの特性情報を保存することができる。検証用特性情報データベース41に、ドットパターン情報P1,P2,P3,P4が格納されている様子を図3に示す。改ざん検証用文書作成システム1は、検証用特性情報データベース41から適宜のドットパターン情報をロードして、これを用いて原稿文書にドットパターンを形成することができる。このドットパターン情報には、形状、配置規則、密度、大きさ,色等が含まれる。
【0049】
なお、改ざん検証用パターンは、上述したドットパターンのほか、ラインのパターン、連続または非連続の繰り返しパターンとすることができる。改ざん検証用パターンがラインのパターンの場合には、改ざん検証用パターンの特性は、ラインの配置規則、密度、太ささまたは色の少なくとも1つを含むようにできる。改ざん検証用パターンが、連続または非連続の繰り返しパターンの場合には、改ざん検証用パターンの特性は、繰り返しパターンの形状、配置規則、密度、大きさまたは色の少なくとも1つを含むようにできる。
【0050】
本実施形態では、改ざん検証用パターンがドットであり、かつ前記改ざん検証用文書の表示面を所定の複数領域に細分化したときに、前記改ざん検証用パターンで塗り潰された領域のドットの個数が奇数または偶数となるように調整されている。
【0051】
具体的には、まず図4に示すように、複数ドットの集合で矩形領域を構成し(図4の例では点線で示した8ドット×8ドット=64ドット)する。また、矩形に対して0または1の乱数を乱数生成手段により別途発生させておく。
【0052】
次に矩形領域内のドット数を、乱数の値が0の場合は偶数、1の場合が奇数になるように調整する。すなわち、「¥1,000」の文字部分には、4つの、「8ドット×8ドット=64ドット」の領域が形成されており、調整前のこれら4つの領域のドット数は左から、
48ドット,56ドット,52ドット,48ドット
となっている。
【0053】
図4では、前記乱数生成手段が乱数系列は、左の領域から、
0,1,1,0
である。
【0054】
ここでは、「0」が偶数、「1」が奇数として定義されている。したがって、ドット数の調整後の矩形領域のドット数は左から、
48ドット,55ドット,51ドット,48ドット
としている。
【0055】
すなわち、調整前の個数の偶数または奇数が調整後と同じであれば何もせず、調整後と異なれば、適当な1個を削除することで、0または1に応じた偶数個または奇数個を実現することができる。なお、矩形領域内のドット数を、常に偶数または奇数になるように予め定めておくこともできる。
【0056】
図1の改ざん検証用文書作成システム1による、図2(B)に示した改ざん検証用文書の作成例を図5のフローチャートにより説明する。本実施形態では、改ざん検証用文書情報作成手段11が、インターネット100を介して原稿文書情報提供手段12から原稿文書を受け取る(S101)。
【0057】
本実施形態では、改ざん検証用文書情報作成手段11は、原稿文書を受け取ると、改ざん検証用文書の作成を開始する(S102)。なお、改ざん検証用文書情報作成手段11は、原稿文書を受け取った後、図示しない改ざん検証用文書情報作成開始手段(たとえば、原稿文書情報提供手段12がこの手段としても機能することもある)から改ざん検証用文書作成指示を受けたときに、改ざん検証用文書を作成するようにしてもよい。
【0058】
ステップS102で、改ざん検証用文書の作成が開始されると、ドット形成判定手段111は、文書画像全体を複数の矩形領域に分割するとともに、格子点位置を計算し(S103)、注目している矩形領域の各格子点についてドットを生成するか否かを判定する(S104)。すなわち、ステップS104では、各格子点(注目する格子点)上に、または各格子点の近傍に文字等のオブジェクトが存在しなければドットをオリジナルの文書画像に形成する(S105)。また、各格子点上に、または各格子点の近傍に文字等のオブジェクトが存在すればドットを形成しない。
【0059】
ステップS105でドットをオリジナルの文書画像に形成したとき、またはステップS104でドットをオリジナルの文書画像に形成しないときは、注目している矩形領域の全ての格子点の処理を終えたか否かを判断し(S106)、当該全ての格子点の処理を終えていないときは、次の格子点に処理を移し(S109)、ステップS104に処理を戻し、当該全ての格子点の処理を終えているときは、矩形領域内のドット数が偶数または奇数になるように調整する(S107)。
【0060】
上記S104〜S109の処理は順次、各矩形領域について行われ(S108の「NO」,S110)、全ての矩形領域についての処理が終了したときは(S108の「YES」)、改ざん検証用文書情報作成手段11は、改ざん検証用の処理がなされた文書にかかる情報を改ざん検証用文書印刷手段13に渡し(S111)、改ざん検証用文書印刷手段13はその印刷を行う(S112)。
【0061】
また、改ざん検証用文書情報作成手段11は、所定領域が所定改ざん検証用パターンで塗り潰されている改ざん検証用文書を作成することができる。
図6は、このような改ざん検証用文書を作成することができる本発明の改ざん検証用文書作成システムの他の実施形態を示すブロック図である。図6の改ざん検証用文書作成システム1′では、図6の改ざん検証用文書作成システム1に改ざん検証領域指定手段15が追加されて構成されている。図7に、改ざん検証用文書印刷手段13により、改ざん検証が必要な領域にのみ改ざん検証用のドットが形成された例を示す。図7では、図示していないが、ドットが形成されている領域を明示するためのマークを、所定位置に形成しておくこともできる。
【0062】
図7に示した改ざん検証用文書(一部の領域にのみ改ざん検証用のドットが形成された改ざん検証用文書)の作成例を図8のフローチャートにより説明する。
【0063】
図8においては、図5におけると同様、S103においてドット形成判定手段111が、文書画像全体を複数の矩形領域に分割し、S104Aにおいて、注目している格子点が、ドットを形成するべき矩形領域に含まれるか否かを改ざん検証領域指定手段15が判断し、含まれるときは、処理をS104に渡し、注目している矩形領域の注目している格子点についてドットを生成するか否かを判断する。
【0064】
S104Aにおいて、注目している格子点が、ドットを形成するべき矩形領域に含まれるていないときは、処理をS106に渡す。
【0065】
改ざん検証用文書を図7に示したものとすることで、処理量を減らすことができ、たとえば大量の文書について改ざん検証用文書を作成する際の処理の効率化を図ることができる。
【0066】
図9は本発明の改ざん検証システムの一実施形態を示すブロック図である。図9において、改ざん検証システム2は、改ざん検証手段21と、文書情報取得手段22と、検証結果出力手段23と、改ざん検証指示手段24とからなり、改ざん検証手段21は、ネットワーク(図8ではインターネット100)を介して文書情報取得手段22、検証結果出力手段23、および改ざん検証指示手段24に接続されている。なお、図9では、インターネット100に、検証用特性情報データベース41が接続されている。
【0067】
また、図を用いた説明は省略するが、改ざん検証手段21には、文書情報取得手段22と、検証結果出力手段23と、改ざん検証指示手段24の少なくとも1つが接続されていれば、当該接続態様は本発明の技術的範囲に含まれる。たとえば、インターネット100に、改ざん検証手段21と文書情報取得手段22とを接続すること、改ざん検証手段21と検証結果出力手段23とを接続すること、改ざん検証用文書情報作成手段11と改ざん検証指示手段24とを接続することで、本発明の改ざん検証システムを構成することができる。
【0068】
改ざん検証手段21は、改ざん検証条件作成手段211と、ドット群特性抽出手段212と、ドット群特性比較手段213とを有しており、改ざん検証条件作成手段211は、文書情報取得手段22から取得した文書画像情報から検証条件を作成することができる。この検証条件は、検証をどのような条件で行うかを定めるもので、たとえば検証の単位となる領域、検証すべき改ざん検証用パターンの密度等である。ドット群特性抽出手段212は、文書情報取得手段22から取得した文書画像情報から文書面を所定の複数領域に細分化した画像のデータを取り出し、当該細分化した画像に含まれるドットの個数を計数することができる。ドット群特性比較手段213は、ドット群特性抽出手段212により抽出したドットの特性が、予め定められている特性と一致するか否かにより、当該細分化された領域に改ざんがあったか否かを判定することができる。
【0069】
文書情報取得手段22は、たとえば改ざん検証対象文書(本実施形態では、図1の改ざん検証用文書作成システム1において作成された領収書)にかかる文書画像情報を取得するイメージスキャナを備えたコンピュータシステム、あるいはファクシミリ装置である。
【0070】
検証結果出力手段23は、図10に示すように、改ざん情報表示手段231と、改ざん情報印刷手段232と、警告音声出力手段233と、改ざん情報蓄積手段234とを備えている。
【0071】
改ざん情報表示手段231は具体的には液晶等のディスプレイであり、改ざん情報印刷手段232は具体的にはプリンタであり、警告音声出力手段233は具体的にはスピーカであり、改ざん情報蓄積手段234は具体的にはメモリまたは磁気ディスク等の記録媒体である。
【0072】
なお、本発明では、検証結果出力手段23は、改ざん情報表示手段231、改ざん情報印刷手段232、警告音声出力手段233、改ざん情報蓄積手段234の少なくとも1つを備えていればよい。また、図10では説明の便宜上、これらを集中配置してあるが、インターネット100上の異なる個所に分散して配置することもできる。
【0073】
改ざん情報表示手段231は、改ざん検証手段21が改ざんがあったことを検証したときは、改ざんがあったこと、またはさらに、改ざん個所の情報をディスプレイに表示するができる。改ざん個所の情報とは、具体的には、改ざん個所の位置情報、改ざん個所の画像である。改ざん情報表示手段231は、改ざんがなかったときは、その旨をディスプレイに表示することができる。
【0074】
改ざん情報印刷手段232は、改ざん検証手段21が改ざん検証対象文書に少なくとも改ざんがあったことを検証したときは、改ざん検証対象文書について改ざんがあったこと、またはさらに、改ざん検証対象文書についての改ざん個所の情報を印刷出力することができる。改ざん情報印刷手段232は、改ざんがなかったときは、その旨を印刷出力することができる。
【0075】
警告音声出力手段233は、改ざん検証手段21が前記改ざん検証対象文書に少なくとも改ざんがあったことを検証したときは、改ざん検証対象文書について改ざんがあったことを知らせる音声を出力することができる。警告音声出力手段233は、改ざんがなかったときは、その旨を示す確認音声(前記警告の音声とは異なる音声)を出力することができる。
【0076】
改ざん情報蓄積手段234は、改ざん検証手段21が改ざん検証対象文書に少なくとも改ざんがあったことを検証したときは、検証結果(改ざんがあった旨の情報)および当該改ざん検証対象文書を特定する情報、またはさらに当該改ざん検証用文書の文書画像情報を他の手段から参照可能な状態で蓄積することができる。
【0077】
たとえば、改ざん検証手段21は、検証処理を複数の改ざん検証対象文書について検証だけを行い、検証結果を改ざん情報蓄積手段234に蓄積しておき、適時にこの検証結果を改ざん情報表示手段231によりディスプレイに表示し、改ざん情報印刷手段232により印刷出力し、警告音声出力手段233により警告音を出力することができる。
【0078】
改ざん検証指示手段24は、改ざん検証手段21による処理の開始を指示する手段であり、具体的には指示コマンドを発行するハードウェアあるいはソフトウェアによる装置(コンピュータ等)あるいは機能である。
【0079】
検証用特性情報データベース41は、図1または図6において示した検証用特性情報データベース41と同一のデータベースである。改ざん検証手段21は、検証用特性情報データベース41にインターネット100を介してアクセスして改ざん検証用パターンの特性情報を取得して前記改ざん検証用パターンの特性の抽出を行うこができる。なお、この特性情報は前述した検証条件を決定するに際しての改ざん検証用パターンのパターンデータ等の情報である。
【0080】
図1の改ざん検証用文書作成システム1により作成された改ざん検証用文書が、文書情報取得手段22により取得されたものとする。改ざん検証手段21は、文書情報取得手段22から、インターネット100を介して使用済み改ざん用検証用文書情報を受け取る。なお、図示はしないが、文書情報取得手段22は、改ざん検証手段21から郵送等された使用済み改ざん用検証用文書にかかる情報を、改ざん検証手段21に付属したイメージスキャナー等の文書情報取得手段により取得するようにしてもよい。
【0081】
図11に図9の改ざん検証システム2による改ざん検証のフローチャートを示す。まず、たとえば、改ざん検証手段21が、文書情報取得手段22から当該文書情報取得手段22が取得した改ざん検証対象文書を受け取ったものとする(S201)。
【0082】
改ざん検証条件作成手段211は、文書画像全体を複数の矩形領域に分割するとともに、格子点位置を求める(S202)。この格子点位置は、改ざん検証対象文書が、図1や図6に示した改ざん検証用文書作成システム1により作成されたものであることがわかっている場合には、改ざん検証用文書情報作成手段11において設定されている格子点仕様(格子点間隔,あるい格子点位置座標)に基づいて計算することができる。
【0083】
改ざん検証条件作成手段211は改ざん検証対象文書が、図1や図6に示した改ざん検証用文書情報作成手段16により作成されたものであるか否かが不明である場合には、パターンの照合を行うことができる。この場合、改ざん検証条件作成手段211は、改ざん検証用文書の改ざん検証用パターンから矩形配置されたドットを抽出して、検証用特性情報データベース41から取得した複数のパターンと比較することもできる。図1や図6に示した改ざん検証用文書情報作成手段16が、検証用特性情報データベース41から取得したパターンに基づき改ざん検証用パターンを生成している場合には、検証対象となる文書が改ざん検証用文書であるか否かを容易に判定することができる。
【0084】
ドット群特性抽出手段212は、カウンタを有しており、ステップS202で分割された矩形領域のうち処理対象となる矩形領域について、ドット数のカウンタを0で初期化し(S203)、当該矩形領域における格子点についてドットの有無を検査する(S204)。検査の結果、格子点にドットがあると判定されたら、ドット数のカウンタを「1」インクリメントし(S205)、格子点にドットが無いと判定されたら矩形領域内の全ての格子点についての処理を終えたか否かを判定する(S206)。
【0085】
改ざん検証手段21は、注目している矩形領域内の全ての格子点について処理を終えていないときは、注目している格子点を次の格子点に移す(S207)。
【0086】
ドット群特性比較手段213は、全ての格子点の処理を終えたときは、矩形領域内のドット数の合計値が示す偶数/奇数が、印刷時に乱数0/1により設定された偶数/奇数と一致するか否かを判定する(S208)。ステップS208で、一致すると判定されたときは、注目矩形について改ざん無しと判定し(S209)、一致しないと判定されたときは、注目矩形について改ざんありと判定する(S210)。
【0087】
つぎに、改ざん検証手段21は、全ての矩形領域について処理を終えたか否かを判定し(S211)、全ての矩形領域について処理を終えていないときは、注目している矩形領域を次の矩形領域に移す(S212)。全ての格子点の処理を終えたときは、、検証結果出力手段23に検証結果を通知し(S213)、検証処理を終了する。
【0088】
図12に、図2(B)または図7に示した「¥1,000」が、「¥4,000」に改ざんされたときの、矩形領域のドットの状態を示す。
【0089】
図12では、改ざんしたために、検証されるドット数は、左の矩形領域から順に、
45ドット,55ドット,51ドット,48ドット
となる。印刷時の乱数系列は、左の領域から、
0,1,1,0
であるので、検証結果は、左の領域から順に、
不一致、一致、一致、一致
となる。したがって、改ざん結果は、左の領域から順に、
改ざんあり、改ざんなし、改ざんなし、改ざんなし
となる。
【0090】
ステップS213において、検証結果出力手段23は、改ざんを検証したときは、改ざん情報表示手段231に、改ざん情報を出力させることができるし、改ざん情報印刷手段232に印刷出力を行わせることもできるし、さらに警告音声出力手段233に警告音を発生させることもできる。また、改ざん情報蓄積手段234に、改ざん情報を保存しておき、改ざん情報表示手段231にこれを表示出力させ、あるいは改ざん情報印刷手段232に印刷出力させることができる。
【0091】
図13は、本発明の改ざん検証システムの他の実施形態を示すブロック図である。図13の改ざん検証システム2′は、図9の改ざん検証システム2に改ざん検証領域指定手段25が追加されて構成されている。本実施形態では、処理量が少ないので、改ざん検証用文書は、たとえば大量の文書について改ざんの有無を検証する際の処理の効率化を図ることができる。
【0092】
図14は、本発明の改ざん検証システムのさらに他の実施形態を示すブロック図である。図14の改ざん検証システム2″では、改ざん検証手段21は、改ざん検証条件作成手段211と、ドット群特性抽出手段212と、ドット群特性比較手段213と、エラー検証手段214と、改ざん判定手段215とを含む。
【0093】
エラー検証手段214は、所定回数のエラー(図9から図12により説明した実施形態における改ざんに相当する)を検証したときは、当該エラーにかかる情報(文書情報取得手段22により取得した画像情報およびエラーとなった格子点の位置)を所定の記憶装置に記憶しておく。改ざん判定手段215は、当該記憶装置に記憶されたエラーの回数から、処理対象画像(文書画像)に改ざんがあったか否かを判断する。たとえば、エラーの回数に応じて、「改ざんの疑いのレベル」を設定でき、エラーの回数がm回以上(エラーの個所がm以上:たとえばm=2)であるときは「改ざんあり」と判断することができる。
【0094】
図15に図14の改ざん検証システム2″における改ざん検証処理のフローチャートを示す。図15におけるS201〜S212までの処理は、図11におけるS201〜S212までの処理とほぼ同様である。
【0095】
ただし、図15では、S210において、印刷時に乱数0/1により設定された偶数/奇数と一致しないと判定されたときは、注目している矩形領域について改ざんありと判定し、その回数を所定レジスタに登録する。
【0096】
また、図14に示すフローチャートにおいては、図11におけるS213の処理に代えて、S2131〜S2133の処理が行われる。
【0097】
S2131では、エラー検証手段214によりエラーがあったか否かを判断し、注目している矩形領域にエラーがないと判定した場合(累積したエラーの回数がゼロであるとき)は、改ざん判定手段215は改ざんがない旨(エラー回数がゼロ)を、検証結果出力手段23に通知する(S2131の「NO」,S2133)。
【0098】
S2131において、改ざん判定手段215が、注目している矩形領域にエラーがあったと判定した場合においては、累積したエラーの回数に応じて、改ざんがあった可能性が高い、あるいは改ざんがあったとの判定を行い、その旨を検証結果出力手段23に通知する(S2131の「YES」,S2132)。
【0099】
典型的には、改ざん情報表示手段231は図16(A)に示す表示を行うことができ、改ざん情報印刷手段232は図16(B)に示す印刷出力を行うことができる。
【0100】
図17は、本発明の改ざん防止システムの一実施形態を示すブロック図である。図17では、改ざん防止システム3は、図1の改ざん検証用文書作成システム1と図9の改ざん検証システム2とがインターネット100を介して接続されて構成されている。本実施形態では、図1の改ざん検証用文書作成システム1と図9の改ざん検証システム2とが検証用特性データベース41を共用しており、たとえば改ざん検証用文書作成システム1は、検証用特性データベース41の特性情報に基づき改ざん検証用文書を作成することができ、改ざん検証システム2は、検証用特性データベース41の特性情報を参照して改ざんを検証することができる。
【0101】
図18は、本発明の改ざん防止システムの他の実施形態を示すブロック図である。図18の改ざん防止システム3″では、原稿文書情報提供手段12はファクシミリ装置であり、この原稿文書情報提供手段12は、公衆回線200を介して、改ざん検証用文書情報作成手段11に接続されている。
【0102】
【発明の効果】
本発明の改ざん検証用文書作成システムによれば、改ざん検証用文書の作成をネットワーク上で効率よく行うことができる。
【0103】
本発明の改ざん検証システムによれば、改ざん検証の対象となる文書の取得、改ざんの検証結果の出力をネットワーク上の異なる個所で行うことができる。
【0104】
本発明の改ざん防止システムによれば、改ざん検証用文書作成と改ざん検証とに関連をもたせたシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の改ざん検証システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】(A)はドット形成前の文書例を示す図、(B)は検証用のドットを形成した文書例を示す図である。
【図3】図1における検証用特性情報データベースに、複数のドットパターン情報P1,P2,P3,P4が格納されている様子を示す図である。
【図4】図3(A)の文書の一部拡大図である。
【図5】図1の改ざん検証用文書作成システムにおける処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の改ざん検証用文書作成システムの他の実施形態を示す部肋図である。
【図7】改ざん検証が必要な領域にのみ改ざん検証用のドットを形成した例を示す図である。
【図8】図6の改ざん検証用文書作成システムにおける処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の改ざん検証システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図10】図9に示した検証結果出力手段の一構成例を示す図である。
【図11】図9の改ざん検証システムにおける処理を示すフローチャートである。
【図12】図2(B)または図7に示した請求書に改ざんが行われたときの、矩形領域のドットの状態を示す図である。
【図13】本発明の改ざん検証システムの他の実施形態を示すブロック図である。
【図14】本発明の改ざん検証システムのさらに他の実施形態を示すブロック図である。
【図15】図14の改ざん検証システムにおける改ざん検証処理のフローチャートを示す図である。
【図16】(A)は図10に示した検証結果出力手段の表示例を示す図、(B)は図10に示した改ざん情報印刷手段の印刷出力例を示す図である。
【図17】本発明の改ざん防止システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図18】本発明の改ざん防止システムの他の実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1′ 改ざん検証用文書作成システム
2,2′,2″ 改ざん検証システム
3,3′ 改ざん防止システム
11 改ざん検証用文書情報作成手段
12 原稿文書情報提供手段
13 改ざん検証用文書印刷手段
14 改ざん検証用文書印刷指示手段
21 改ざん検証手段
22 文書情報取得手段
23 検証結果出力手段
24 改ざん検証指示手段
25 改ざん検証領域指定手段
41 検証用特性情報データベース
100 インターネット
111 ドット形成判定手段
200 公衆回線
211 改ざん検証条件作成手段
212 ドット群特性抽出手段
213 ドット群特性比較手段
214 エラー検証手段
215 改ざん判定手段

Claims (17)

  1. 改ざん検証用文書情報を作成する改ざん検証用文書情報作成手段に、
    前記改ざん検証用文書情報の原稿文書情報が蓄積されまたは当該原稿文書情報を作成する原稿文書情報提供手段、
    前記改ざん検証用文書情報作成手段により提供される改ざん検証用文書情報にかかる文書の印刷を行う改ざん検証用文書印刷手段、
    前記改ざん検証用文書印刷手段による前記改ざん検証用文書情報の印刷を指示する改ざん検証用文書印刷指示手段、
    の少なくとも1つの手段がネットワークを介して接続されていることを特徴とする改ざん検証用文書作成システム。
  2. 前記改ざん検証用文書情報作成手段は、所定領域が所定改ざん検証用パターンで塗り潰されている改ざん検証用文書情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の改ざん検証用文書作成システム。
  3. 前記改ざん検証用文書情報作成手段は、無地背景部分のみが所定改ざん検証用パターンで塗り潰されている改ざん検証用文書情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の改ざん検証用文書作成システム。
  4. 前記改ざん検証用パターンが、
    ドットのパターンであり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記ドットの形状、配置規則、密度、大きさまたは色の少なくとも1つを含み、
    ラインのパターンであり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記ラインの配置規則、密度、太ささまたは色の少なくとも1つを含み、または、
    連続または非連続の繰り返しパターンであり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記繰り返しパターンの形状、配置規則、密度、大きさまたは色の少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の改ざん検証用文書作成システム。
  5. 前記改ざん検証用パターンがドットであり、かつ前記改ざん検証用文書の表示面を所定の複数領域に細分化したときに、前記改ざん検証用パターンで塗り潰された領域のドット群が所定特性を持つように調整されていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の改ざん検証用文書作成システム。
  6. 前記前記ドット群の特性が、ドットの合計個数が奇数または偶数となるように調整されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の改ざん検証用文書作成システム。
  7. 改ざん検証対象文書に改ざんがあったか否かを検証する改ざん検証手段に、
    改ざん検証対象文書にかかる文書画像情報を取得する文書情報取得手段、
    前記改ざん検証手段の検証結果についての所定出力を行う検証結果出力手段、
    前記改ざん検証手段による前記改ざんの検証の開始を指示する改ざん検証指示手段、
    の少なくとも1つの手段がネットワークを介して接続されていることを特徴とする改ざん検証システム。
  8. 前記改ざん検証手段が、前記文書情報取得手段から取得した文書画像情報から検証情報を作成する改ざん検証情報作成手段を含むことを特徴とする請求項7に記載の改ざん検証システム。
  9. 前記改ざん検証対象文書は、その所定領域が所定改ざん検証用パターンで塗り潰されており、
    前記改ざん検証情報作成手段は前記文書画像情報から前記改ざん検証用パターンの特性を抽出して検証情報を作成し、
    前記改ざん検証手段は、前記検証情報に基づき前記改ざんがあったか否かを検証する、
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の改ざん検証システム。
  10. 前記文書情報取得手段が、ファクシミリ装置またはイメージスキャナであることを特徴とする請求項7から9の何れかに記載の改ざん検証システム。
  11. 前記改ざん検証対象文書は、所定領域が所定改ざん検証用パターンで塗り潰されていることを特徴とする請求項7から10の何れかに記載の改ざん検証システム。
  12. 前記改ざん検証用パターンが、
    ドットのパターンであり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記ドットの形状、配置規則、密度、大きさまたは色の少なくとも1つを含み、
    ラインのパターンであり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記ラインの配置規則、密度、太ささまたは色の少なくとも1つを含み、または、
    連続または非連続の繰り返しパターンであり、前記改ざん検証用パターンの特性が前記繰り返しパターンの形状、配置規則、密度、大きさまたは色の少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項7から11の何れかに記載の改ざん検証システム。
  13. 前記改ざん検証用パターンがドットであり、かつ前記改ざん検証用パターンで塗り潰された領域のドット群が所定特性を持つように調整されている改ざん検証対象文書に適用される改ざん検証システムであって、
    前記改ざん検証手段は、前記文書情報取得手段から取得した前記文書画像情報から所定領域の画像のデータを取り出し、当該領域の画像に含まれるドット群の特性を抽出するドット群特性抽出手段と、前記ドット群特性抽出手段により抽出したドット群の特性が、予め定められている特性と一致するか否かにより、当該領域に改ざんがあったか否かを判定するドット群特性比較手段と、
    を有することを特徴とする請求項7から12の何れかに記載の改ざん検証システム。
  14. 前記改ざん検証用パターンがドットであり、かつ表示面が所定の複数領域に細分化されて前記改ざん検証用パターンで塗り潰された領域のドット群が所定特性を持つように調整されている改ざん検証対象文書に適用される改ざん検証システムであって、
    前記改ざん検証手段は、前記文書情報取得手段から取得した前記文書画像情報から前記文書面を前記所定の複数領域に細分化した所定領域の画像のデータを取り出し、当該細分化した領域の画像に含まれるドット群の特性を抽出するドット群特性抽出手段と、前記ドット群特性抽出手段により抽出したドット群の特性が、予め定められている特性と一致するか否かにより、当該細分化された領域に改ざんがあったか否かを判定するドット群特性比較手段と、
    を有することを特徴とする請求項7から13の何れかに記載の改ざん検証システム。
  15. 前記ドット群の特性が、ドットの合計個数が奇数であるか偶数であるかであることを特徴とする請求項13または14に記載の改ざん検証システム。
  16. 前記ネットワーク上に、前記改ざん検証用パターンの特性情報を保存した検証用特性情報データベースを備え、前記改ざん検証手段は、前記検証用特性情報データベースにアクセスして前記改ざん検証用パターンの特性情報を取得して前記改ざん検証用パターンの特性の抽出を行うことを特徴とする請求項7から15の何れかに記載の改ざん検証システム。
  17. 請求項1から6の何れかに記載の改ざん検証用文書作成システムと、請求項7から16の何れかに記載の改ざん検証システムとが、同一のネットワーク上に配置されていることを特徴とする改ざん防止システム。
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