JP3022472B2 - 画像データの改ざん防止装置および改ざん防止方法 - Google Patents
画像データの改ざん防止装置および改ざん防止方法Info
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- JP3022472B2 JP3022472B2 JP10077423A JP7742398A JP3022472B2 JP 3022472 B2 JP3022472 B2 JP 3022472B2 JP 10077423 A JP10077423 A JP 10077423A JP 7742398 A JP7742398 A JP 7742398A JP 3022472 B2 JP3022472 B2 JP 3022472B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像データの改
ざん防止装置および改ざん防止方法に関する。
ざん防止装置および改ざん防止方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】監視カメラによって撮像された画像を、
ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）によってビデオテープ
に連続的にまたは間欠的に録画する録画装置が既に開発
されている。
ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）によってビデオテープ
に連続的にまたは間欠的に録画する録画装置が既に開発
されている。
【０００３】この様な録画装置によってビデオテープに
記録された内容が改ざんされる可能性がある。ビデオテ
ープに記録された内容が改ざんされた場合に、改ざんさ
れたことが認識されないと、真実が歪められたまま検査
が行われることになり、社会的混乱を招くおそれがあ
る。
記録された内容が改ざんされる可能性がある。ビデオテ
ープに記録された内容が改ざんされた場合に、改ざんさ
れたことが認識されないと、真実が歪められたまま検査
が行われることになり、社会的混乱を招くおそれがあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、記録媒体
に記録されている画像データが改ざんされたものである
か否かを判定できるようになり、画像データが改ざんさ
れるのを防止できる改ざん防止装置および改ざん防止方
法を提供することを目的とする。
に記録されている画像データが改ざんされたものである
か否かを判定できるようになり、画像データが改ざんさ
れるのを防止できる改ざん防止装置および改ざん防止方
法を提供することを目的とする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明による第１の
画像データの改ざん防止装置は、画像データに基づいて
第１の改ざん検出用データを作成し、作成した第１の改
ざん検出用データを画像データと共に記録媒体に記録す
る記録手段、および記録媒体から読み出した画像データ
に基づいて第２の改ざん検出用データを作成し、作成し
た第２の改ざん検出用データと、記録媒体から読み出し
た第１の改ざん検出用データとを照合することによっ
て、記録媒体から読み出された画像データが改ざんされ
たものか否かを判定する検査手段を備えており、記録手
段は、画像データを、１フィールド単位毎に、横方向の
大きさがあらかじめ定められたｎバイト長となるように
ブロック化する手段、ブロック単位の画像データを、縦
方向に所定の第１の演算を行ってｎバイト長の第１の改
ざん検出用データを得る手段、および画像データととも
に第１の改ざん検出用データを記録媒体に記録する手段
を備えており、検査手段は、記録媒体から読み出された
画像データを１フィールド単位毎に、横方向の大きさが
あらかじめ定められたｎバイト長となるようにブロック
化する手段、ブロック単位の画像データを、縦方向に上
記第１の演算を行ってｎバイト長の第２の改ざん検出用
データを得る手段、および得られた第２の改ざん検出用
データと、記録媒体から読み出された第１の改ざん検出
用データとを照合することによって、記録媒体から読み
出された画像データが改ざんされたか否かを判定する手
段を備えていることを特徴とする。
画像データの改ざん防止装置は、画像データに基づいて
第１の改ざん検出用データを作成し、作成した第１の改
ざん検出用データを画像データと共に記録媒体に記録す
る記録手段、および記録媒体から読み出した画像データ
に基づいて第２の改ざん検出用データを作成し、作成し
た第２の改ざん検出用データと、記録媒体から読み出し
た第１の改ざん検出用データとを照合することによっ
て、記録媒体から読み出された画像データが改ざんされ
たものか否かを判定する検査手段を備えており、記録手
段は、画像データを、１フィールド単位毎に、横方向の
大きさがあらかじめ定められたｎバイト長となるように
ブロック化する手段、ブロック単位の画像データを、縦
方向に所定の第１の演算を行ってｎバイト長の第１の改
ざん検出用データを得る手段、および画像データととも
に第１の改ざん検出用データを記録媒体に記録する手段
を備えており、検査手段は、記録媒体から読み出された
画像データを１フィールド単位毎に、横方向の大きさが
あらかじめ定められたｎバイト長となるようにブロック
化する手段、ブロック単位の画像データを、縦方向に上
記第１の演算を行ってｎバイト長の第２の改ざん検出用
データを得る手段、および得られた第２の改ざん検出用
データと、記録媒体から読み出された第１の改ざん検出
用データとを照合することによって、記録媒体から読み
出された画像データが改ざんされたか否かを判定する手
段を備えていることを特徴とする。
【０００６】この発明による第２の画像データの改ざん
防止装置は、画像データに基づいて第１の改ざん検出用
データを作成し、作成した第１の改ざん検出用データを
画像データと共に記録媒体に記録する記録手段、および
記録媒体から読み出した画像データに基づいて第２の改
ざん検出用データを作成し、作成した第２の改ざん検出
用データと、記録媒体から読み出した第１の改ざん検出
用データとを照合することによって、記録媒体から読み
出された画像データが改ざんされたものか否かを判定す
る検査手段を備えており、記録手段は、画像データを、
１フィールド単位毎に、横方向の大きさがあらかじめ定
められたｎバイト長となるようにブロック化する手段、
ブロック単位の画像データを、縦方向に所定の第１の演
算を行ってｎバイト長の演算結果を得る手段、得られた
演算結果に所定の第２の演算を行ってｎバイト長の第１
の改ざん検出用データを得る手段、および画像データと
ともに第１の改ざん検出用データを記録媒体に記録する
手段を備えており、検査手段は、記録媒体から読み出さ
れた画像データを１フィールド単位毎に、横方向の大き
さがあらかじめ定められたｎバイト長となるようにブロ
ック化する手段、 ブロック単位の画像データを、縦方向
に上記第１の演算を行ってｎバイト長の演算結果を得る
手段、得られた演算結果に上記第２の演算を行ってｎバ
イト長の第２の改ざん検出用データを得る手段、および
得られた第２の改ざん検出用データと、記録媒体から読
み出された第１の改ざん検出用データとを照合すること
によって、記録媒体から読み出された画像データが改ざ
んされたか否かを判定する手段を備えていることを特徴
とする。
防止装置は、画像データに基づいて第１の改ざん検出用
データを作成し、作成した第１の改ざん検出用データを
画像データと共に記録媒体に記録する記録手段、および
記録媒体から読み出した画像データに基づいて第２の改
ざん検出用データを作成し、作成した第２の改ざん検出
用データと、記録媒体から読み出した第１の改ざん検出
用データとを照合することによって、記録媒体から読み
出された画像データが改ざんされたものか否かを判定す
る検査手段を備えており、記録手段は、画像データを、
１フィールド単位毎に、横方向の大きさがあらかじめ定
められたｎバイト長となるようにブロック化する手段、
ブロック単位の画像データを、縦方向に所定の第１の演
算を行ってｎバイト長の演算結果を得る手段、得られた
演算結果に所定の第２の演算を行ってｎバイト長の第１
の改ざん検出用データを得る手段、および画像データと
ともに第１の改ざん検出用データを記録媒体に記録する
手段を備えており、検査手段は、記録媒体から読み出さ
れた画像データを１フィールド単位毎に、横方向の大き
さがあらかじめ定められたｎバイト長となるようにブロ
ック化する手段、 ブロック単位の画像データを、縦方向
に上記第１の演算を行ってｎバイト長の演算結果を得る
手段、得られた演算結果に上記第２の演算を行ってｎバ
イト長の第２の改ざん検出用データを得る手段、および
得られた第２の改ざん検出用データと、記録媒体から読
み出された第１の改ざん検出用データとを照合すること
によって、記録媒体から読み出された画像データが改ざ
んされたか否かを判定する手段を備えていることを特徴
とする。
【０００７】この発明による第１の画像データの改ざん
防止方法は、画像データに基づいて第１の改ざん検出用
データを作成し、作成した第１の改ざん検出用データを
画像データと共に記録媒体に記録する記録ステップ、お
よび記録媒体から読み出した画像データに基づいて第２
の改ざん検出用データを作成し、作成した第２の改ざん
検出用データと、記録媒体から読み出した第１の改ざん
検出用データとを照合することによって、記録媒体から
読み出された画像データが改ざんされたものか否かを判
定する検査ステップを備えており、記録ステップは、画
像データを、１フィールド単位毎に、横方向の大きさが
あらかじめ定められたｎバイト長となるようにブロック
化するステップ、ブロック単位の画像データを、縦方向
に所定の第１の演算を行ってｎバイト長の第１の改ざん
検出用データを得るステップ、および画像データととも
に第１の改ざん検出用データを記録媒体に記録するステ
ップを備えており、検査ステップは、記録媒体から読み
出された画像データを１フィールド単位毎に、横方向の
大きさがあらかじめ定められたｎバイト長となるように
ブロック化するステップ、ブロック単位の画像データ
を、縦方向に上記第１の演算を行ってｎバイト長の第２
の改ざん検出用データを得るステップ、および得られた
第２の改ざん検出用データと、記録媒体から読み出され
た第１の改ざん検出用データとを照合することによっ
て、記録媒体から読み出された画像データが改ざんされ
たか否かを判定するステップを備えていることを特徴と
する。
防止方法は、画像データに基づいて第１の改ざん検出用
データを作成し、作成した第１の改ざん検出用データを
画像データと共に記録媒体に記録する記録ステップ、お
よび記録媒体から読み出した画像データに基づいて第２
の改ざん検出用データを作成し、作成した第２の改ざん
検出用データと、記録媒体から読み出した第１の改ざん
検出用データとを照合することによって、記録媒体から
読み出された画像データが改ざんされたものか否かを判
定する検査ステップを備えており、記録ステップは、画
像データを、１フィールド単位毎に、横方向の大きさが
あらかじめ定められたｎバイト長となるようにブロック
化するステップ、ブロック単位の画像データを、縦方向
に所定の第１の演算を行ってｎバイト長の第１の改ざん
検出用データを得るステップ、および画像データととも
に第１の改ざん検出用データを記録媒体に記録するステ
ップを備えており、検査ステップは、記録媒体から読み
出された画像データを１フィールド単位毎に、横方向の
大きさがあらかじめ定められたｎバイト長となるように
ブロック化するステップ、ブロック単位の画像データ
を、縦方向に上記第１の演算を行ってｎバイト長の第２
の改ざん検出用データを得るステップ、および得られた
第２の改ざん検出用データと、記録媒体から読み出され
た第１の改ざん検出用データとを照合することによっ
て、記録媒体から読み出された画像データが改ざんされ
たか否かを判定するステップを備えていることを特徴と
する。
【０００８】この発明による第２の画像データの改ざん
防止方法は、画像データに基づいて第１の改ざん検出用
データを作成し、作成した第１の改ざん検出用データを
画像データと共に記録媒体に記録する記録ステップ、お
よび記録媒体から読み出した画像データに基づいて第２
の改ざん検出用データを作成し、作成した第２の改ざん
検出用データと、記録媒体から読み出した第１の改ざん
検出用データとを照合することによって、記録媒体から
読み出された画像データが改ざんされたものか否かを判
定する検査ステップを備えており、記録ステップは、画
像データを、１フィールド単位毎に、横方向の大きさが
あらかじめ定められたｎバイト長となるようにブロック
化するステップ、ブロック単位の画像データを、縦方向
に所定の第１の演算を行ってｎバイト長の演算結果を得
るステップ、得られた演算結果に所定の第２の演算を行
ってｎバイト長の第１の改ざん検出用データを得るステ
ップ、および画像データとともに第１の改ざん検出用デ
ータを記録媒体に記録するステップを備えており、検査
ステップは、記録媒体から読み出された画像データを１
フィールド単位毎に、横方向の大きさがあらかじめ定め
られたｎバイト長となるようにブロック化するステッ
プ、ブロック単位の画像データを、縦方向に上記第１の
演算を行ってｎバイト長の演算結果を得るステップ、得
られた演算結果に上記第２の演算を行ってｎバイト長の
第２の改ざん検出用データを得るステップ、および得ら
れた第２の改ざん検出用データと、記録媒体から読み出
された第１の改ざん検出用データとを照合することによ
って、記録媒体から読み出された画像データが改ざんさ
れたか否かを判定するステップを備えていることを特徴
とする。
防止方法は、画像データに基づいて第１の改ざん検出用
データを作成し、作成した第１の改ざん検出用データを
画像データと共に記録媒体に記録する記録ステップ、お
よび記録媒体から読み出した画像データに基づいて第２
の改ざん検出用データを作成し、作成した第２の改ざん
検出用データと、記録媒体から読み出した第１の改ざん
検出用データとを照合することによって、記録媒体から
読み出された画像データが改ざんされたものか否かを判
定する検査ステップを備えており、記録ステップは、画
像データを、１フィールド単位毎に、横方向の大きさが
あらかじめ定められたｎバイト長となるようにブロック
化するステップ、ブロック単位の画像データを、縦方向
に所定の第１の演算を行ってｎバイト長の演算結果を得
るステップ、得られた演算結果に所定の第２の演算を行
ってｎバイト長の第１の改ざん検出用データを得るステ
ップ、および画像データとともに第１の改ざん検出用デ
ータを記録媒体に記録するステップを備えており、検査
ステップは、記録媒体から読み出された画像データを１
フィールド単位毎に、横方向の大きさがあらかじめ定め
られたｎバイト長となるようにブロック化するステッ
プ、ブロック単位の画像データを、縦方向に上記第１の
演算を行ってｎバイト長の演算結果を得るステップ、得
られた演算結果に上記第２の演算を行ってｎバイト長の
第２の改ざん検出用データを得るステップ、および得ら
れた第２の改ざん検出用データと、記録媒体から読み出
された第１の改ざん検出用データとを照合することによ
って、記録媒体から読み出された画像データが改ざんさ
れたか否かを判定するステップを備えていることを特徴
とする。
【０００９】
【００１０】
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【００１２】画像データの改ざん防止装置は、画像デー
タを記録媒体に記録するための記録装置と、記録媒体に
記録された画像データが改ざんされているか否かを検査
するための検査装置とからなる。
タを記録媒体に記録するための記録装置と、記録媒体に
記録された画像データが改ざんされているか否かを検査
するための検査装置とからなる。
【００１３】図１は、記録装置の構成を示している。こ
の明細書において、画像データとは、デジタル画像デー
タおよびデジタル画像データが圧縮された後の符号化デ
ータのいずれをも含むものとする。
の明細書において、画像データとは、デジタル画像デー
タおよびデジタル画像データが圧縮された後の符号化デ
ータのいずれをも含むものとする。
【００１４】ブロック化回路１は、図３（ａ）に示すよ
うな画像データを、図３（ｂ）に示すように、１フィー
ルド単位毎に、横方向の大きさがあらかじめ定められた
ｎバイト長となるようにブロック化する。
うな画像データを、図３（ｂ）に示すように、１フィー
ルド単位毎に、横方向の大きさがあらかじめ定められた
ｎバイト長となるようにブロック化する。
【００１５】第１演算回路２は、ブロック化回路１によ
って得られたブロック単位の画像データを、縦方向に所
定の第１の演算を行って、図３（ｃ）に示すようにｎバ
イト長の第１の演算結果を得る。
って得られたブロック単位の画像データを、縦方向に所
定の第１の演算を行って、図３（ｃ）に示すようにｎバ
イト長の第１の演算結果を得る。
【００１６】具体的には、第１演算回路２は、たとえ
ば、ブロック単位の画像データを１ビット毎に縦方向に
ＥＸ−ＯＲをとって、ｎバイト長の第１の演算結果を得
る。あるいは、ブロック単位の画像データを横方向に１
バイト長毎に区切り、区切られた各サブブロック毎に１
バイトを２進数として、縦方向に加算演算（但し、最上
位ビットの桁上がりは無視する）を行って、ｎバイト長
の第１の演算結果を得る。
ば、ブロック単位の画像データを１ビット毎に縦方向に
ＥＸ−ＯＲをとって、ｎバイト長の第１の演算結果を得
る。あるいは、ブロック単位の画像データを横方向に１
バイト長毎に区切り、区切られた各サブブロック毎に１
バイトを２進数として、縦方向に加算演算（但し、最上
位ビットの桁上がりは無視する）を行って、ｎバイト長
の第１の演算結果を得る。
【００１７】第２演算回路３は、第１演算回路２によっ
て得られた第１の演算結果に、所定の第２の演算を行っ
て、図３（ｄ）に示すようなｎバイト長の第２の演算結
果（第１の改ざん検出用データ）を得る。
て得られた第１の演算結果に、所定の第２の演算を行っ
て、図３（ｄ）に示すようなｎバイト長の第２の演算結
果（第１の改ざん検出用データ）を得る。
【００１８】具体的には、第２演算回路３は、８ビット
の乱数を発生させ、第１の演算結果と１バイト毎に乱数
とのＥＸ−ＯＲをとって、ｎバイト長の第２の演算結果
を得る。あるいは、８ビットの乱数を発生させ、第１の
演算結果と１バイト毎に乱数とを加算演算（但し、最上
位ビットの桁上がりは無視する）して、ｎバイト長の第
２の演算結果を得る。
の乱数を発生させ、第１の演算結果と１バイト毎に乱数
とのＥＸ−ＯＲをとって、ｎバイト長の第２の演算結果
を得る。あるいは、８ビットの乱数を発生させ、第１の
演算結果と１バイト毎に乱数とを加算演算（但し、最上
位ビットの桁上がりは無視する）して、ｎバイト長の第
２の演算結果を得る。
【００１９】記録回路４は、１フィールド単位毎に、画
像データに第２の演算結果（第１の改ざん検出用デー
タ）を付加して記録媒体に記録する。
像データに第２の演算結果（第１の改ざん検出用デー
タ）を付加して記録媒体に記録する。
【００２０】図２は、検査装置の構成を示している。
【００２１】データ分離回路１１は、記録媒体から読み
出された１フィールド単位の再生データから、画像デー
タと第１の改ざん検出用データ（第２の演算結果）とを
分離し、画像データをブロック化回路１２に、第１の改
ざん検出用データを照合回路１５に送る。
出された１フィールド単位の再生データから、画像デー
タと第１の改ざん検出用データ（第２の演算結果）とを
分離し、画像データをブロック化回路１２に、第１の改
ざん検出用データを照合回路１５に送る。
【００２２】ブロック化回路１２は、データ分離回路１
１から送られてきた１フィールド単位の画像データを、
横方向の大きさがあらかじめ定められたｎバイト長とな
るようにブロック化する。
１から送られてきた１フィールド単位の画像データを、
横方向の大きさがあらかじめ定められたｎバイト長とな
るようにブロック化する。
【００２３】第３演算回路１３は、ブロック化回路１２
によって得られたブロック単位の画像データを、縦方向
に上記第１の演算と同じ演算を行って、ｎバイト長の第
３の演算結果を得る。
によって得られたブロック単位の画像データを、縦方向
に上記第１の演算と同じ演算を行って、ｎバイト長の第
３の演算結果を得る。
【００２４】第４演算回路１４は、第３演算回路１３に
よって得られた第３の演算結果に、上記第２の演算と同
じ演算を行ってｎバイト長の第４の演算結果（第２の改
ざん検出用データ）を得る。
よって得られた第３の演算結果に、上記第２の演算と同
じ演算を行ってｎバイト長の第４の演算結果（第２の改
ざん検出用データ）を得る。
【００２５】照合回路１５は、データ分離回路１１から
送られてきた第１の改ざん検出用データ（第２の演算結
果）と、第４演算回路１４によって得られた第２の改ざ
ん検出用データ（第４の演算結果）とを照合して、判別
信号を出力する。つまり、第１の改ざん検出用データと
第２の改ざん検出用データとが一致している場合には、
記録媒体に記録されている画像データが改ざんされてい
ないことを表す判別信号を出力し、第１の改ざん検出用
データと第２の改ざん検出用データとが一致していない
場合には、記録媒体に記録されている画像データが改ざ
んされていることを表す判別信号を出力する。
送られてきた第１の改ざん検出用データ（第２の演算結
果）と、第４演算回路１４によって得られた第２の改ざ
ん検出用データ（第４の演算結果）とを照合して、判別
信号を出力する。つまり、第１の改ざん検出用データと
第２の改ざん検出用データとが一致している場合には、
記録媒体に記録されている画像データが改ざんされてい
ないことを表す判別信号を出力し、第１の改ざん検出用
データと第２の改ざん検出用データとが一致していない
場合には、記録媒体に記録されている画像データが改ざ
んされていることを表す判別信号を出力する。
【００２６】なお、記録装置において、第１演算回路に
よって得られた第１演算結果を第１の改ざん検出用デー
タとして、画像データととともに記録媒体に記録するよ
うにしてもよい。この場合には、検査装置においては、
第３演算回路１３によって得られた第３の演算結果が第
２の改ざん検出用データとして用いられる。
よって得られた第１演算結果を第１の改ざん検出用デー
タとして、画像データととともに記録媒体に記録するよ
うにしてもよい。この場合には、検査装置においては、
第３演算回路１３によって得られた第３の演算結果が第
２の改ざん検出用データとして用いられる。
【００２７】
【発明の効果】この発明によれば、記録媒体に記録され
ている画像データが改ざんされたものであるか否かを判
定できるようになり、この結果、画像データが改ざんさ
れるのを防止できるようになる。
ている画像データが改ざんされたものであるか否かを判
定できるようになり、この結果、画像データが改ざんさ
れるのを防止できるようになる。
【図１】記録装置の構成を示すブロック図である。
【図２】検査装置の構成を示すブロック図である。
【図３】記録装置の動作を説明するための模式図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ ブロック化回路 ２ 第１演算回路 ３ 第２演算回路 ４ 記録回路 １１ データ分離回路 １２ ブロック化回路 １３ 第３演算回路 １４ 第４演算回路 １５ 照合回路
Claims (4)
- 【請求項１】 画像データに基づいて第１の改ざん検出
用データを作成し、作成した第１の改ざん検出用データ
を画像データと共に記録媒体に記録する記録手段、およ
び記録媒体から読み出した画像データに基づいて第２の
改ざん検出用データを作成し、作成した第２の改ざん検
出用データと、記録媒体から読み出した第１の改ざん検
出用データとを照合することによって、記録媒体から読
み出された画像データが改ざんされたものか否かを判定
する検査手段を備えており、 記録手段は、画像データを、１フィールド単位毎に、横
方向の大きさがあらかじめ定められたｎバイト長となる
ようにブロック化する手段、 ブロック単位の画像データを、縦方向に所定の第１の演
算を行ってｎバイト長の第１の改ざん検出用データを得
る手段、および 画像データとともに第１の改ざん検出用
データを記録媒体に記録する手段を備えており、 検査手段は、記録媒体から読み出された画像データを１
フィールド単位毎に、横方向の大きさがあらかじめ定め
られたｎバイト長となるようにブロック化する手段、 ブロック単位の画像データを、縦方向に上記第１の演算
を行ってｎバイト長の第２の改ざん検出用データを得る
手段、および 得られた第２の改ざん検出用データと、記
録媒体から読み出された第１の改ざん検出用データとを
照合することによって、記録媒体から読み出された画像
データが改ざんされたか否かを判定する手段を備えてい
る 画像データの改ざん防止装置。 - 【請求項２】 画像データに基づいて第１の改ざん検出
用データを作成し、作成した第１の改ざん検出用データ
を画像データと共に記録媒体に記録する記録手段、およ
び 記録媒体から読み出した画像データに基づいて第２の
改ざん検出用データを作成し、作成した第２の改ざん検
出用データと、記録媒体から読み出した第１の改ざん検
出用データとを照合することによって、記録媒体から読
み出された画像デ ータが改ざんされたものか否かを判定
する検査手段を備えており、 記録手段は、画像データを、１フィールド単位毎に、横
方向の大きさがあらかじめ定められたｎバイト長となる
ようにブロック化する手段、 ブロック単位の画像データを、縦方向に所定の第１の演
算を行ってｎバイト長の演算結果を得る手段、 得られた演算結果に所定の第２の演算を行ってｎバイト
長の第１の改ざん検出用データを得る手段、および 画像
データとともに第１の改ざん検出用データを記録媒体に
記録する手段を備えており、 検査手段は、記録媒体から読み出された画像データを１
フィールド単位毎に、横方向の大きさがあらかじめ定め
られたｎバイト長となるようにブロック化する手段、 ブロック単位の画像データを、縦方向に上記第１の演算
を行ってｎバイト長の演算結果を得る手段、 得られた演算結果に上記第２の演算を行ってｎバイト長
の第２の改ざん検出用データを得る手段、および 得られ
た第２の改ざん検出用データと、記録媒体から読み出さ
れた第１の改ざん検出用データとを照合することによっ
て、記録媒体から読み出された画像データが改ざんされ
たか否かを判定する手段を備えている 画像データの改ざ
ん防止装置。 - 【請求項３】 画像データに基づいて第１の改ざん検出
用データを作成し、作成した第１の改ざん検出用データ
を画像データと共に記録媒体に記録する記録ステップ、
および 記録媒体から読み出した画像データに基づいて第
２の改ざん検出用データを作成し、作成した第２の改ざ
ん検出用データと、記録媒体から読み出した第１の改ざ
ん検出用データとを照合することによって、記録媒体か
ら読み出された画像データが改ざんされたものか否かを
判定する検査ステップを備えており、 記録ステップは、画像データを、１フィールド単位毎
に、横方向の大きさがあらかじめ定められたｎバイト長
となるようにブロック化するステップ、 ブロック単位の画像データを、縦方向に所定の第１の演
算を行ってｎバイト長の第１の改ざん検出用データを得
るステップ、および 画像データとともに第１の改ざん検
出用データを記録媒体に記録するステップを備えてお
り、 検査ステップは、記録媒体から読み出された画像データ
を１フィールド単位毎に、横方向の大きさがあらかじめ
定められたｎバイト長となるようにブロック化するステ
ップ、 ブロック単位の画像データを、縦方向に上記第１の演算
を行ってｎバイト長の第２の改ざん検出用データを得る
ステップ、および 得られた第２の改ざん検出用データ
と、記録媒体から読み出された第１の改ざん検出用デー
タとを照合することによって、記録媒体から読み出され
た画像データが改ざんされたか否かを判定するステップ
を備えている画像データの改ざん防止方法。 - 【請求項４】 画像データに基づいて第１の改ざん検出
用データを作成し、作成した第１の改ざん検出用データ
を画像データと共に記録媒体に記録する記録ステップ、
および 記録媒体から読み出した画像データに基づいて第
２の改ざん検出用データを作成し、作成した第２の改ざ
ん検出用データと、記録媒体から読み出した第１の改ざ
ん検出用データとを照合することによって、記録媒体か
ら読み出された画像データが改ざんされたものか否かを
判定する検査ステップを備えており、 記録ステップは、画像データを、１フィールド単位毎
に、横方向の大きさがあらかじめ定められたｎバイト長
となるようにブロック化するステップ、 ブロック単位の画像データを、縦方向に所定の第１の演
算を行ってｎバイト長の演算結果を得るステップ、 得られた演算結果に所定の第２の演算を行ってｎバイト
長の第１の改ざん検出用データを得るステップ、および
画像データとともに第１の改ざん検出用データを記録媒
体に記録するステップを備えており、 検査ステップは、記録媒体から読み出された画像データ
を１フィールド単位毎 に、横方向の大きさがあらかじめ
定められたｎバイト長となるようにブロック化するステ
ップ、 ブロック単位の画像データを、縦方向に上記第１の演算
を行ってｎバイト長の演算結果を得るステップ、 得られた演算結果に上記第２の演算を行ってｎバイト長
の第２の改ざん検出用データを得るステップ、および 得
られた第２の改ざん検出用データと、記録媒体から読み
出された第１の改ざん検出用データとを照合することに
よって、記録媒体から読み出された画像データが改ざん
されたか否かを判定するステップを備えている 画像デー
タの改ざん防止方法。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP10077423A JP3022472B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 画像データの改ざん防止装置および改ざん防止方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10077423A JP3022472B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 画像データの改ざん防止装置および改ざん防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11275511A JPH11275511A (ja) | 1999-10-08 |
| JP3022472B2 true JP3022472B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=13633571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10077423A Expired - Fee Related JP3022472B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 画像データの改ざん防止装置および改ざん防止方法 |
Country Status (1)
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-
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- 1998-03-25 JP JP10077423A patent/JP3022472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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|---|---|
| JPH11275511A (ja) | 1999-10-08 |
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