JP2005012348A - ディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】映像を記録したDVD20と音声を記録したCD30のいずれかからデータを再生するディスクプレーヤ2と、ディスクプレーヤ2が再生した信号に基づいてDVD20の映像を表示するCRT8およびCD30の音声を出力するスピーカ7を備えたテレビジョン受像機1とが一体になったディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機100において、DVD20またはCD30がディスクプレーヤ2に装着されてから、装着されたディスクの再生信号をテレビジョン受像機1が受信するまでの間に、アンテナ3によって受信したテレビジョン放送の映像をCRT8に表示する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像ディスクと音声ディスクのいずれかからデータを再生するディスクプレーヤと、テレビジョン受像機とが一体になったディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン受像機には、例えばDVDのような映像を記録した映像ディスクとオーディオ用CDのような音声を記録した音声ディスクのいずれかからデータを読み取って再生するディスクプレーヤと一体になったディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機がある。図4は、従来のディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機の電気的構成を示すブロック図である。図4において、50はディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機(以下、一体型受像機と記す)であって、テレビジョン受像機(以下、テレビと記す)51と、DVD20またはCD30に記録されたデータを再生するディスクプレーヤ(以下、プレーヤと記す)52とから構成されている。テレビ51において、53はテレビジョン放送電波を受信するアンテナ、54はアンテナ53で受信されたテレビジョン放送電波から所定のチャンネルのテレビジョン放送信号を抽出するチューナである。55は信号処理部であって、チューナ54より出力されるテレビジョン放送信号や、後述するCD用固定映像データや、後述するプレーヤ52から送信されて来るDVD20またはCD30の再生信号およびリード用固定映像信号を処理して音声信号と映像信号とを出力する。なお、信号処理部55が出力する映像信号には、テレビジョン放送映像信号、CD用固定映像信号、リード用固定映像信号およびDVD映像信号があるが、信号処理部55からは上記4つの映像信号のうち1つの映像信号が出力される。
【0003】
56は信号処理部55からの音声信号を増幅する音声アンプ、57は音声を出力するスピーカ、58は映像を表示するCRT(陰極線管)、59は信号処理部55からの映像信号に基づいてCRT58を駆動するCRT駆動部である。63はテレビ51の各部を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)、64はCD用固定映像を記憶したEEPROM等から構成されるメモリである。ここで、CD用固定映像とは、CD30に記録された音声をスピーカ57から出力するときにCRT58に表示する変化しない固定の映像のことであって、本例では、一面青の青画面を表示する。なお、この固定映像が表示されないと、CD30には映像が記録されていないため、映像信号が無い状態になりCRT58にはノイズ画面(砂あらし画面)が表示されてしまう。このように映像信号が無い状態で固定映像を表示することは、ディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機に限らず、特許文献1に記載されているようにVCR一体型テレビジョン受像機においても一般的に行われている。65は操作部であって、電源スイッチや、チャンネル選択ボタンや、プレーヤ52にDVD20またはCD30を装着するためのトレーを出し入れするボタン等から構成されている。
【0004】
プレーヤ52において、66はプレーヤ52に装着されたDVD20またはCD30からデータを読み取るディスク読取部であって、ピックアップやスピンドルモータやサーボ回路等から構成されている。67は信号処理部であって、ディスク読取部66が読み取ったデータを処理して再生し、その再生した信号をテレビ51の信号処理部55に送信する。また、信号処理部67は、後述するリード用固定映像のデータを処理して、その処理した信号を信号処理部55に送信する。68はプレーヤ52の各部を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)、69はリード用固定映像を記憶したEEPROM等から構成されるメモリである。ここで、リード用固定映像とは、プレーヤ52にDVD20またはCD30が装着されてから、装着されたディスクのデータを読み取って再生した信号を信号処理部55に送信するまでの間にCRT58に表示する変化しない固定の映像のことであって、本例では、一面黒の黒画面を表示する。なお、この固定映像が表示されないと、映像信号が無い状態になりCRT58にはノイズ画面(砂あらし画面)が表示されてしまう。
【0005】
P1は制御信号をマイコン63とマイコン68との間で送受信するための制御信号送受信ポート、P2はプレーヤ52に装着されたディスクの種類をマイコン68からマイコン63へ通知するためのディスク情報送信ポートである。P3はDVD20の再生信号を信号処理部67から信号処理部55へ送信するためのDVD再生信号送信ポート、P4はCD30の再生信号を信号処理部67から信号処理部55へ送信するためのCD再生信号送信ポート、P5はリード用固定映像信号を信号処理部67から信号処理部55へ送信するための固定映像信号送信ポートである。
【0006】
次に、上記従来の一体型受像機50の動作について説明する。プレーヤ52にDVD20またはCD30が装着されたことをセンサ等で検知すると、マイコン68が、リード用固定映像データをメモリ69から読み出して信号処理部67に送り、このデータを受けた信号処理部67が、データを処理した後に、処理したリード用固定映像の信号を固定映像送信ポートP5を通じてテレビ51の信号処理部55に送信する。信号処理部55は、リード用固定映像信号を受信するとこれを処理して出力し、この出力を受けたCRT駆動部59がCRT58を駆動して、CRT58にリード用固定映像である黒画面が表示される。上記のようにリード用固定映像が表示される間、マイコン68は、装着されたディスクからディスク読取部66によってTOC(Table of contents)情報を読み取り、このTOC情報に基づいてディスクが映像を記録したDVD20であるか映像を記録せず音声を記録したCD30であるかを判別する。そして、その判別結果をディスク情報送信ポートP2を通じてマイコン63へ通知する。なお、ディスクプレーヤには、下記の特許文献2に記載されているように、サーボ回路等の同期を取るための同期信号がディスクに記録されているか否かによって、ディスクがCD−ROMであるかCDであるかを判別するものもある。また、特許文献1のVCR一体型テレビジョン受像機では、プレーヤ側ではなくテレビ側で、記録媒体に映像が記録されているか否かの判別を、CRTに映像を表示するための同期回路が発生する同期信号の電圧レベルに基づいて行っている。
【0007】
ディスクの種類を通知すると、マイコン68は、ディスク読取部66によってディスクから映像や音声のデータを読み取って、信号処理部67に送る。信号処理部67は、送られて来たディスクのデータを処理して再生し、再生した信号がDVD20の再生信号であれば、DVD再生信号送信ポートP3を通じて信号処理部55へ送信し、再生した信号がCD30の再生信号であれば、CD再生信号送信ポートP4を通じて信号処理部55へ送信する。ここで、送信された再生信号がDVD20の再生信号である場合は、信号処理部55はDVD20の再生信号を受信してこれを処理し、映像信号と音声信号とを出力する。そして、映像信号を受けたCRT駆動部59がこの信号に基づいてCRT58を駆動し、CRT58に黒画面から切り替わってDVD20の映像が表示され、これと同時に、音声信号を受けた音声アンプ56がこれを増幅し、スピーカ57からDVD20の音声が出力される。
【0008】
一方、信号処理部67から送信された再生信号がCD30の再生信号である場合は、マイコン63が、前述したように装着されたディスクが映像を記録していないCD30であるという通知をマイコン68から既に受けているため、CD用固定映像データをメモリ64から読み出して信号処理部55に送る。そして、信号処理部55が、CD用固定映像データを受けて処理し、CD用固定映像信号を出力するとともに、CD30の再生信号を受信して処理し、音声信号を出力する。この後、CD用固定映像信号を受けたCRT駆動部59がそれに基づいてCRT58を駆動し、CRT58に黒画面から切り替わってCD用固定映像である青画面が表示され、これと同時に、音声信号を受けた音声アンプ56がこれを増幅し、スピーカ57からCD30の音声が出力される。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−177895号公報
【特許文献2】
特開平1−294276号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の一体型受像機50では、プレーヤ52にDVD20またはCD30が装着されてから、信号処理部55が装着されたディスクの再生信号を受信するまでの間に、CRT58にノイズ画面の代わりに黒画面(リード用固定映像)が表示される。しかし、その間の時間は約10〜12秒であるため、変化しない黒画面がCRT58に約10〜12秒続けて表示されると、ユーザはディスクの情報が視聴可能になるまでの待ち時間を非常に長く感じ、不快になるという問題がある。
【0011】
本発明は、上記課題を解決するものであって、その目的とするところは、ユーザにディスクの情報が視聴可能になるまでの待ち時間を長く感じさせないようにするディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明では、映像を記録した映像ディスクと音声を記録した音声ディスクのいずれかからデータを再生するディスクプレーヤと、当該ディスクプレーヤが再生した信号に基づいて映像ディスクの映像を表示する表示手段および音声ディスクの音声を出力する音声出力手段を備えたテレビジョン受像機とが一体になったディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機において、テレビジョン受像機は、映像ディスクまたは音声ディスクがディスクプレーヤに装着されてから、装着されたディスクの再生信号を受信するまでの間に、アンテナによって受信したテレビジョン放送の映像を表示手段に表示する。
【0013】
このように、ディスクがディスクプレーヤに装着されてから、テレビジョン受像機がディスクの再生信号を受信するまでの間に、テレビジョン放送の映像を表示手段に表示すると、テレビジョン放送の映像は時々刻々と変化するので、ユーザにテレビジョン放送を視聴させることで、ディスクの情報が視聴可能になるまでの待ち時間を長く感じさせないようにすることができる。また、従来のようにディスクプレーヤ側で読取用固定画像データを処理してテレビジョン受像機に送信する必要がなくなるので、ディスクプレーヤが実行する処理を減らしてプレーヤの負担を軽減することができるとともに、図4に示した固定画像送信ポートP5と読取用固定画像データ自体を抹消することができ、一体型受像機全体のコストを低く抑えることが可能となる。
【0014】
また、本発明においては、テレビジョン受像機は、変化しない固定の映像を記憶した記憶手段と、テレビジョン放送の映像と固定の映像と映像ディスクの映像のいずれかを表示手段に表示させるために切り替える切替手段と、切替手段を制御する制御手段とを設けている。この構成において、制御手段は、映像ディスクまたは音声ディスクがディスクプレーヤに装着されると、切替手段を切り替えてテレビジョン放送の映像を表示手段に表示させる。そしてこの後、制御手段は、映像ディスクの再生信号と音声ディスクの再生信号のいずれを受信したかを判断し、映像ディスクの再生信号を受信したと判断すると、切替手段を切り替えて映像ディスクの映像を表示手段に表示させ、音声ディスクの再生信号を受信したと判断すると、切替手段を切り替えて固定の映像を表示手段に表示させる。
【0015】
このように、映像ディスクまたは音声ディスクの再生信号を受信したと判断したときに、表示手段に表示しているテレビジョン放送の映像を映像ディスクの映像またはメモリの固定の映像に切り替えると、ディスクの情報が視聴可能になったことをユーザに即座に認識させて、以降ディスクの映像および音声を楽しませることができる。また、テレビジョン受像機側でディスクの再生信号が映像ディスクの再生信号か音声ディスクの再生信号かを判断する、つまり装着されたディスクが映像ディスクか音声ディスクかを判断すると、従来のようにディスクプレーヤ側でディスクの判別を行ってその結果をテレビジョン受像機側に通知する必要がなくなるので、ディスクプレーヤが実行する処理を減らしてプレーヤの負担を一層軽減することができるとともに、図4に示したディスク情報送信ポートP2を抹消することができ、一体型受像機のコストをさらに低く抑えることが可能となる。
【0016】
また、本発明においては、上記構成に加え、テレビジョン受像機は、テレビジョン放送の映像または固定の映像を表示手段に表示させるための同期信号を発生する第1の同期回路と、映像ディスクの映像を表示手段に表示させるための同期信号を発生する第2の同期回路とを設けている。この構成において、制御手段は、第2の同期回路が発生する同期信号の周波数が所定の値に一致しているか否かを判定し、所定の値に一致していれば、映像ディスクの再生信号を受信したと判断し、所定の値に一致していなければ、音声ディスクの再生信号を受信したと判断する。
【0017】
このように、第1の同期回路とは別に第2の同期回路を設けると、テレビジョン放送の映像を表示手段に表示している間に、テレビジョン受像機が映像ディスクの再生信号を受信すれば、映像ディスクの映像信号が第2の同期回路に入力されて、第2の同期回路の同期信号の周波数が所定の値に一致し、映像ディスクの再生信号を受信したことが容易に判断できる。また、テレビジョン受像機が映像ディスクの再生信号を受信しなければ、映像ディスクの映像信号が第2の同期回路に入力されず、第2の同期回路の同期信号の周波数が所定の値に一致しないので、映像ディスクの再生信号を受信せずに、音声ディスクの再生信号を受信したことが容易に判断できる。なお、図4に示した従来のように映像ディスク専用の再生信号送信ポートP3と、音声ディスク専用の再生信号送信ポートP4の2つポートP3、P4を設け、それぞれのポートP3、P4からの信号の送信の有無を検知することによっても、テレビジョン受像機側で映像ディスクの再生信号を受信したか音声ディスクの再生信号を受信したかを判断することができるが、上記のように第2の同期回路を設けてディスクの再生信号を判断すると、映像ディスクの再生信号と音声ディスクの再生信号を送信するためのポートを別々にする必要がないので、ディスクプレーヤとテレビジョン受像機間のポートの数を減らして、一体型受像機全体のコストをさらに低く抑えることが可能となる。
【0018】
さらに、本発明の典型的な実施形態におけるディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機は、映像を記録したDVDと音声を記録したCDのいずれかからデータを再生するディスクプレーヤと、当該ディスクプレーヤが再生した信号に基づいてDVDの映像を表示するCRTおよびCDの音声を出力するスピーカを備えたテレビジョン受像機とが一体になっている。そして、上記テレビジョン受像機は、変化しない固定の映像を記憶したメモリと、アンテナによって受信したテレビジョン放送の映像または固定の映像をCRTに表示させるための同期信号を発生する第1の同期回路と、DVDの映像をCRTに表示させるための同期信号を発生する第2の同期回路と、テレビジョン放送の映像と固定の映像とDVDの映像のいずれかをCRTに表示させるために切り替えるスイッチと、スイッチを制御するマイクロコンピュータとを設けている。上記構成において、マイクロコンピュータは、DVDまたはCDがディスクプレーヤに装着されると、スイッチを切り替えてテレビジョン放送の映像をCRTに表示させる。そしてこの後、マイクロコンピュータは、第2の同期回路が発生する水平同期信号の周波数が所定の値に一致しているか否かを判定し、所定の値に一致していれば、DVDの再生信号を受信したと判断して、スイッチを切り替えて前記DVDの映像をCRTに表示させ、所定の値に一致していなければ、CDの再生信号を受信したと判断して、スイッチを切り替えて固定の映像をCRTに表示させる。
【0019】
DVDまたはCDを再生可能なディスクプレーヤを搭載した一体型受像機では、ディスクをディスクプレーヤに装着してからディスクの情報を視聴可能になるまでの待ち時間が約10〜12秒と長いため、本発明を上記のようなディスクプレーヤを搭載した一体型受像機に適用することは大変意義が大きい。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機の電気的構成を示すブロック図である。図1において、100はディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機(以下、一体型受像機と記す)であって、テレビジョン受像機(以下、テレビと記す)1と、映像を記録したDVD20または音楽等の音声を記録したオーディオ用CD30に記録されたデータを再生するディスクプレーヤ(以下、プレーヤと記す)2とから構成されている。テレビ1において、3はテレビジョン放送電波を受信するアンテナ、4はアンテナ3で受信されたテレビジョン放送電波から所定のチャンネルのテレビジョン放送信号を抽出するチューナである。5は信号処理部であって、チューナ4より出力されるテレビジョン放送信号や、後述するCD用固定映像データや、後述するプレーヤ2から送信されて来るDVD20またはCD30の再生信号を処理して音声信号と映像信号とを出力する。
【0021】
6は信号処理部5からの音声信号を増幅する音声アンプ、7は音声を出力するスピーカ、8は映像を表示するCRT(陰極線管)、9は信号処理部5からの映像信号に基づいてCRT8を駆動するCRT駆動部、10はCRT駆動部9に備わる映像信号切替部である。映像信号切替部10の詳細は、図2で説明する。13はテレビ1の各部を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)、14はCD用固定映像を記憶したEEPROM等から構成されるメモリである。ここで、CD用固定映像とは、CD30に記録された音声をスピーカ7から出力するときに、CRT8に表示する変化しない固定の映像のことであって、本実施形態では、一面青の青画面を表示する。青画面以外に、文字や絵を含んだ静止画面を表示してもよい。このような固定映像を表示することで、CD30の音声の出力時に、CD30に映像が記録されていないことにより映像信号が無い状態になって、CRT8にノイズ画面(砂あらし画面)が表示されるのを阻止することができる。15は操作部であって、電源スイッチや、チャンネル選択ボタンや、プレーヤ2にDVD20またはCD30を装着するためのトレーを出し入れするボタン等から構成されている。
【0022】
プレーヤ2において、16はプレーヤ2に装着されたDVD20またはCD30からデータを読み取るディスク読取部であって、ピックアップやスピンドルモータやサーボ回路等から構成されている。17は信号処理部であって、ディスク読取部16が読み取ったデータを処理して再生し、その再生した信号をテレビ1の信号処理部5に送信する。18はプレーヤ2の各部を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)、19はEEPROM等から構成されるメモリである。Paは制御信号をマイコン13とマイコン18との間で送受信するための制御信号送受信ポート、PbはDVD20の再生信号またはCD30の再生信号を信号処理部17から信号処理部5へ送信するための再生信号送信ポートである。
【0023】
上記の構成において、DVD20は、本発明における映像ディスクを構成し、CD30は、本発明における音声ディスクを構成する。スピーカ7は、本発明における音声出力手段を構成し、CRT8は、本発明における表示手段を構成する。マイコン13は、本発明における制御手段を構成し、メモリ14は、本発明における記憶手段を構成し、メモリ14に記憶されているCD用固定映像は、本発明における固定の映像を構成する。
【0024】
図2は、前述の映像信号切替部10の詳細構成を示す図である。図2において、映像信号切替部10には、信号処理部5からテレビジョン放送信号を処理したテレビジョン放送映像信号と、CD用固定映像を処理したCD用固定映像信号と、DVD20の再生信号を処理したDVD映像信号とがそれぞれ入力される。11はテレビジョン放送の映像またはCD用固定映像をCRT8に表示させるための同期信号を発生する第1同期回路、12はDVD20の映像をCRT8に表示させるための同期信号を発生する第2同期回路である。映像信号が入力されると、同期回路11、12が発生する水平同期信号の周波数は、15.73KHzに一致し、垂直同期信号の周波数は、60Hzに一致する。なお、図1のマイコン13は、後述するように第2同期回路12が発生する水平同期信号の周波数が15.73KHzに一致しているか否かを判定する。S1〜S3はテレビジョン放送の映像とCD用固定映像とDVD20の映像のいずれかをCRT8に表示させるために切り替えるスイッチである。
【0025】
図2の状態から、テレビジョン放送映像信号が入力されて来た場合に、スイッチS1を接点aに接続し、スイッチS2を接点cに接続し、スイッチS3を接点eに接続すると、テレビジョン放送映像信号が図1のCRT駆動部9によってCRT8に入力されるとともに、第1同期回路11に入力されて、第1同期回路11でテレビジョン放送映像信号に基づいて同期信号が発生され、その同期信号がCRT駆動部9によってCRT8に入力される。これにより、CRT8にテレビジョン放送の映像が表示される。また、CD用固定映像信号が入力されて来た場合に、スイッチS1を接点bに接続し、スイッチS2を接点cに接続し、スイッチS3を接点eに接続すると、CD用固定映像信号がCRT駆動部9によってCRT8に入力されるとともに、第1同期回路11に入力されて、第1同期回路11でCD用固定映像信号に基づいて同期信号が発生され、その同期信号がCRT駆動部9によってCRT8に入力される。これにより、CRT8にCD用固定映像である青画面が表示される。上記に対して、DVD映像信号が入力されて来た場合は、DVD映像信号が第2同期回路12に入力されて、第2同期回路12でDVD映像信号に基づいて同期信号が発生される。このとき、スイッチS2を接点dに接続し、スイッチS3を接点fに接続すると、DVD映像信号がCRT駆動部9によってCRT8に入力されるとともに、第2同期回路12で発生された同期信号がCRT駆動部9によってCRT8に入力される。これにより、CRT8にDVD20の映像が表示される。
【0026】
上記の構成において、スイッチS1〜S3は、本発明における切替手段を構成し、第1同期回路11は、本発明における第1の同期回路を構成し、第2同期回路12は、本発明における第2の同期回路を構成する。
【0027】
次に、上述した一体型受像機100の動作について説明する。図1において、プレーヤ2にDVD20またはCD30が装着されたことをセンサ等で検知すると、プレーヤ2のマイコン18がこれを制御信号送受信ポートPaを通じてテレビ1のマイコン13に通知する。この通知を受けたマイコン13は、アンテナ3とチューナ4によって取得したテレビジョン放送信号を信号処理部5に処理させて、テレビジョン放送の映像信号と音声信号をそれぞれ出力させる。これにより、テレビジョン放送映像信号が映像信号切替部10に入力されるとともに、テレビジョン放送音声信号が音声アンプ6に入力される。引き続き、マイコン13は、図2のスイッチS1を接点aに接続し、スイッチS2を接点cに接続し、スイッチS3を接点eに接続して、前述したようにテレビジョン放送映像信号をCRT駆動部9(図1)によってCRT8に入力するとともに、第1同期回路11で発生させた同期信号をCRT駆動部9によってCRT8に入力する。これにより、CRT8にテレビジョン放送の映像が表示される。またこのとき同時に、音声アンプ6に入力されたテレビジョン放送音声信号がここで増幅され、スピーカ7からテレビジョン放送の音声が出力される。
【0028】
上記のようにテレビジョン放送の映像がCRT8に表示され、音声がスピーカ6から出力される間に、プレーヤ2のマイコン18は、ディスク読取部16によって装着されたディスクのデータを読み取って、信号処理部17に送る。信号処理部17は、送られて来たディスクのデータを処理して再生し、再生した信号を再生信号送信ポートPbを通じて信号処理部5へ送信する。ここで、送信された再生信号がDVD20の再生信号である場合は、信号処理部5はDVD20の再生信号を受信してこれを処理し、映像信号と音声信号とを出力する。これにより、映像信号が映像信号切替部10に入力されるとともに、音声信号が音声アンプ6に入力される。そして、DVD映像信号が映像信号切替部10に入力されると、前述したようにDVD映像信号が図2の第2同期回路12に入力されて、第2同期回路12で同期信号が発生される。このとき、第2同期回路12で発生される水平同期信号の周波数は、15.73KHzに一致するので、マイコン13がこれを検出して、プレーヤ2側からDVD20の再生信号を受信したと判断する。そして、マイコン13は、スイッチS2を接点dに接続し、スイッチS3を接点fに接続して、前述したようにDVD映像信号をCRT駆動部9によってCRT8に入力するとともに、第2同期回路12で発生させた同期信号をCRT駆動部9によってCRT8に入力する。これにより、CRT8にテレビジョン放送の映像に代わって、DVD20の映像が表示される。またこのとき同時に、音声アンプ6に入力された音声信号がここで増幅され、スピーカ7からDVD20の音声が出力される。
【0029】
一方、信号処理部17から送信された再生信号がCD30の再生信号である場合は、信号処理部5はCD30の再生信号を受信してこれを処理し、CD音声信号を出力する。これにより、CD音声信号が音声アンプ6に入力される。このとき、第2同期回路12で発生される水平同期信号の周波数は、15.73KHzに一致しないので、マイコン13がこれを検出して、プレーヤ2側からDVD20の再生信号ではなく、CD30の再生信号を受信したと判断する。そして、マイコン13は、CD用固定映像データをメモリ14から読み出して信号処理部5に送り、これを信号処理部5に処理させて、CD用固定映像信号を出力させる。
引き続き、マイコン13は、スイッチS1を接点bに接続し、スイッチS2を接点cに接続し、スイッチS3を接点eに接続して、前述したようにCD用固定映像信号をCRT駆動部9によってCRT8に入力するとともに、第1同期回路11で発生させた同期信号をCRT駆動部9によってCRT8に入力する。これにより、CRT8にテレビジョン放送の映像に代わって、CD用固定映像である青画面が表示される。またこのとき同時に、音声アンプ6に入力されたCD音声信号がここで増幅され、スピーカ7からCD30の音声が出力される。
【0030】
図3は、一体型受像機100の動作手順を示すフローチャートである。なお、各処理はテレビ1のマイコン13によって実行される。図3において、プレーヤ2にDVD20またはCD30が装着されると、プレーヤ2のマイコン18がこれを通知するので(ステップS1:YES)、マイコン13は、アンテナ3とチューナ4によって取得したテレビジョン放送信号を信号処理部5に処理させた後に、前述したように映像信号切替部10のスイッチS1〜S3を切り替えて、信号処理部5からのテレビジョン放送映像信号に基づいてテレビジョン放送の映像をCRT8に表示するとともに、信号処理部5からのテレビジョン放送音声信号に基づいてテレビジョン放送の音声をスピーカ7から出力する(ステップS2)。
【0031】
この後、第2同期回路12が発生する水平同期信号の周波数を検出し、この周波数が15.73KHzに一致しているか否かを判定する(ステップS3)。ここで、第2同期回路12の水平同期信号の周波数が15.73KHzに一致していなければ(ステップS3:NO)、プレーヤ2にディスクが装着されてから所定時間経過したか否かを判定する(ステップS4)。なお、プレーヤ2にディスクが装着されてからの経過時間は、マイコン13が内部に備えるメモリの所定の領域を用いて計測している。また、上記の所定時間は、例えば10〜12秒程度であり、プレーヤ2がDVD20またはCD30のデータを読み取って再生し、その再生した信号をテレビ1の信号処理部5が受信するまでにかかる時間より長く設定するのがよい。ステップS4で所定時間が経過していなければ(ステップS4:NO)、ステップS3へ移行して、再び第2同期回路12の水平同期信号の周波数が15.73KHzに一致しているか否かを判定し、一致していなければ(ステップS3:NO)、再びディスクが装着されてから所定時間経過したか否かを判定する(ステップS4)。
【0032】
そして、ステップS3とステップS4を繰り返し実行して、ステップS3で第2同期回路12の水平同期信号の周波数が15.73KHzに一致していれば(ステップS3:YES)、DVD映像信号が信号処理部5から第2同期回路12に入力されているので、プレーヤ2側からDVD20の再生信号を受信したと判断するとともに、プレーヤ2に装着されているディスクはDVD20であると判断する(ステップS5)。このように判断すると、前述したように映像信号切替部10のスイッチS2、S3を切り替えて、信号処理部5からのDVD映像信号に基づいてDVD20の映像をCRT8に表示するとともに、信号処理部5からのDVD音声信号に基づいてDVD20の音声をスピーカ7から出力する(ステップS6)。
【0033】
一方、ステップS3で第2同期回路12の水平同期信号の周波数が15.73KHzに一致せずに(ステップS3:NO)、ステップS4で所定時間が経過すると(ステップS4:YES)、DVD映像信号が信号処理部5から第2同期回路12に入力されていないので、プレーヤ2側からCD30の再生信号を受信したと判断するとともに、プレーヤ2に装着されているディスクはCD30であると判断する(ステップS7)。このように判断すると、CD用固定映像データをメモリ14から読み出して信号処理部5に処理させた後に、前述したように映像信号切替部10のスイッチS1〜S3を切り替えて、信号処理部5からのCD用固定映像信号に基づいてCD用固定映像をCRT8に表示するとともに、信号処理部5からのCD音声信号に基づいてCD30の音声をスピーカ7から出力する(ステップS8)。
【0034】
以上のように、DVD20またはCD30がプレーヤ2に装着されてから、テレビ1の信号処理部5がDVD20またはCD30の再生信号を受信するまでの間に、テレビジョン放送の映像をCRT8に表示すると、テレビジョン放送の映像は時々刻々と変化するので、ユーザにテレビジョン放送を視聴させることで、DVD20またはCD30が視聴可能になるまでの待ち時間を長く感じさせないようにすることができる。また、従来のようにプレーヤ2側で読取用固定画像データを処理してテレビ1に送信する必要がなくなるので、プレーヤ2が実行する処理を減らしてプレーヤ2の負担を軽減することができるとともに、図4に示した固定画像送信ポートP5と読取用固定画像データ自体を抹消することができ、一体型受像機100全体のコストを低く抑えることが可能となる。
【0035】
また、DVD20またはCD30の再生信号を受信したと判断したときに、CRT8に表示しているテレビジョン放送の映像をDVD20の映像またはCD用固定映像に切り替えると、DVD20またはCD30が視聴可能になったことをユーザに即座に認識させて、以降それらを楽しませることができる。また、テレビ1側でディスクの再生信号がDVD20の再生信号かCD30の再生信号かを判断する、つまり装着されたディスクがDVD20かCD30かを判断すると、従来のようにプレーヤ2側でディスクの判別を行ってその結果をテレビ1側に通知する必要がなくなるので、プレーヤ2が実行する処理を減らしてプレーヤ2の負担を一層軽減することができるとともに、図4に示したディスク情報送信ポートP2を抹消することができ、一体型受像機100のコストをさらに低く抑えることが可能となる。
【0036】
また、第1同期回路11とは別に第2同期回路12を設けることで、テレビジョン放送の映像をCRT8に表示している間に、信号処理部5がプレーヤ2側からDVD20の再生信号を受信したかCD30の再生信号を受信したかを容易に判断することができる。なお、図4に示した従来のようにDVD再生信号送信ポートP3と、CD再生信号送信ポートP4の2つポートP3、P4を設け、それぞれのポートP3、P4からの信号の送信の有無を検知することによっても、テレビ1側で受信したディスクの再生信号を判断することができるが、上記のように第2同期回路12を設けて受信したディスクの再生信号を判断すると、DVD20の再生信号とCD30の再生信号を送信するためのポートを別々にする必要がなく1つのポートPbにすることができるので、プレーヤ2とテレビ1間のポートの数を減らして、一体型受像機100全体のコストをさらに低く抑えることが可能となる。
【0037】
さらに、DVD20またはCD30を再生可能なプレーヤ2を搭載した一体型受像機100では、DVD20またはCD30をプレーヤ2に装着してからDVD20またはCD30を視聴可能になるまでの待ち時間が約10〜12秒と長いため、本発明を上記のようなプレーヤを搭載した一体型受像機に適用することは大変意義が大きい。
【0038】
以上述べた実施形態では、映像ディスクとしてDVD20を用い、音声ディスクとしてオーディオ用CD30を用いた例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外に、映像ディスクとしては、VideoCDやブルーレイディスクのようなディスクを用いてもよく、また、音声ディスクとしては、CD−Rやオーディオ用ではないCDを用いてもよい。
【0039】
また、図4の実施形態では、第2同期回路12の水平同期信号が15.73KHzに一致しないまま所定時間が経過したときに、DVD20ではなくCD30の再生信号を受信したと判断する例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、例えば音声アンプ6に音声信号が入力されたときに、第2同期回路12の水平同期信号が15.73KHzに一致していなければ、DVD20ではなくCD30の再生信号を受信したと判断するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、ディスクがディスクプレーヤに装着されてから、テレビジョン受像機がディスクの再生信号を受信するまでの間に、テレビジョン放送の映像を表示手段に表示することで、ユーザにテレビジョン放送を視聴させて、ディスクの情報が視聴可能になるまでの待ち時間を長く感じさせないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機のブロック図である。
【図2】映像信号切替部の詳細構成を示す図である。
【図3】本発明のディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機のフローチャートである。
【図4】従来のディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機のブロック図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機
2 ディスクプレーヤ
3 アンテナ
7 スピーカ
8 CRT
11 第1同期回路
12 第2同期回路
13 マイクロコンピュータ
14 メモリ
20 DVD
30 CD
100 ディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機
S1〜S3 スイッチ
Claims (4)
- 映像を記録したDVDと音声を記録したCDのいずれかからデータを再生するディスクプレーヤと、当該ディスクプレーヤが再生した信号に基づいて前記DVDの映像を表示するCRTおよび前記CDの音声を出力するスピーカを備えたテレビジョン受像機とが一体になったディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機において、
前記テレビジョン受像機は、
変化しない固定の映像を記憶したメモリと、
アンテナによって受信したテレビジョン放送の映像または前記固定の映像をCRTに表示させるための同期信号を発生する第1の同期回路と、
前記DVDの映像をCRTに表示させるための同期信号を発生する第2の同期回路と、
前記テレビジョン放送の映像と前記固定の映像と前記DVDの映像のいずれかをCRTに表示させるために切り替えるスイッチと、
前記スイッチを制御するマイクロコンピュータと、を備え、
前記マイクロコンピュータは、DVDまたはCDが前記ディスクプレーヤに装着されると、前記スイッチを切り替えて前記テレビジョン放送の映像をCRTに表示させ、この後前記第2の同期回路が発生する水平同期信号の周波数が所定の値に一致しているか否かを判定し、所定の値に一致していれば、前記DVDの再生信号を受信したと判断して、前記スイッチを切り替えて前記DVDの映像をCRTに表示させ、所定の値に一致していなければ、前記CDの再生信号を受信したと判断して、前記スイッチを切り替えて前記固定の映像をCRTに表示させることを特徴とするディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機。 - 映像を記録した映像ディスクと音声を記録した音声ディスクのいずれかからデータを再生するディスクプレーヤと、当該ディスクプレーヤが再生した信号に基づいて前記映像ディスクの映像を表示する表示手段および前記音声ディスクの音声を出力する音声出力手段を備えたテレビジョン受像機とが一体になったディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機において、
前記テレビジョン受像機は、前記映像ディスクまたは前記音声ディスクが前記ディスクプレーヤに装着されてから、装着されたディスクの再生信号を受信するまでの間に、アンテナによって受信したテレビジョン放送の映像を前記表示手段に表示することを特徴とするディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機。 - 請求項2に記載のディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機において、
前記テレビジョン受像機は、
変化しない固定の映像を記憶した記憶手段と、
前記テレビジョン放送の映像と前記固定の映像と前記映像ディスクの映像のいずれかを前記表示手段に表示させるために切り替える切替手段と、
前記切替手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記映像ディスクまたは前記音声ディスクが前記ディスクプレーヤに装着されると、前記切替手段を切り替えて前記テレビジョン放送の映像を前記表示手段に表示させ、この後前記映像ディスクの再生信号と前記音声ディスクの再生信号のいずれを受信したかを判断し、前記映像ディスクの再生信号を受信したと判断すると、前記切替手段を切り替えて前記映像ディスクの映像を前記表示手段に表示させ、前記音声ディスクの再生信号を受信したと判断すると、前記切替手段を切り替えて前記固定の映像を前記表示手段に表示させることを特徴とするディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機。 - 請求項3に記載のディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機において、
前記テレビジョン受像機は、
前記テレビジョン放送の映像または前記固定の映像を前記表示手段に表示させるための同期信号を発生する第1の同期回路と、
前記映像ディスクの映像を前記表示手段に表示させるための同期信号を発生する第2の同期回路と、を備え、
前記制御手段は、前記第2の同期回路が発生する同期信号の周波数が所定の値に一致しているか否かを判定し、所定の値に一致していれば、前記映像ディスクの再生信号を受信したと判断し、所定の値に一致していなければ、前記音声ディスクの再生信号を受信したと判断することを特徴とするディスクプレーヤ一体型テレビジョン受像機。
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