JPH1042243A - ビデオ再生装置及びビデオ再生方法 - Google Patents

ビデオ再生装置及びビデオ再生方法

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JPH1042243A
JPH1042243A JP8208781A JP20878196A JPH1042243A JP H1042243 A JPH1042243 A JP H1042243A JP 8208781 A JP8208781 A JP 8208781A JP 20878196 A JP20878196 A JP 20878196A JP H1042243 A JPH1042243 A JP H1042243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
recorded
video
recording mode
vtr
Prior art date
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Pending
Application number
JP8208781A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Hagiwara
俊明 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH1042243A publication Critical patent/JPH1042243A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準速度の記録モードしか設定できないVT
Rに長時間記録モードで記録されたビデオテープが装着
された場合に、ユーザに不安を与えたり、故障と誤認さ
れたりすることないようにする。 【解決手段】 再生するビデオテープは標準速度記録モ
ードで記録されているか長時間記録モードで記録されて
いるかを判断し、長時間記録モードで記録されているビ
デオテープの場合には、長時間記録モードに未対応であ
ることを示す表示を映出する。このため、ユーザに不安
を与えたり、故障と誤認されたりすることない。また、
長時間記録モードに対応していないVTRに長時間記録
モードで記録されたビデオテープが装着された場合に
も、再生がそのまま行われる。これにより、再生画面の
概要を把握することができ、ユーザに違和感を与えな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テープ状記録媒
体に記録されたビデオ信号を再生するビデオ再生装置及
びビデオ再生方法に関するもので、特に、長時間記録モ
ードが利用できないVTRに長時間記録モードで記録さ
れたテープが装着された場合の対策に係わる。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機内にVTRを一体的
に組み込むようにしたVTR一体型のテレビジョン受像
機が普及している。このようなVTR一体型のテレビジ
ョン受像機では、テレビジョン受像機とVTRとの接続
が不要であり、また、持ち運びにも便利である。このた
め、VTRの記録再生を手軽に楽しむのに用いて好適で
ある。更に、テレビジョン受像機とVTRとを一体化す
ると、テレビジョン受像機とVTRとで共通に設けられ
ている回路部分を共用化することができ、コストダウン
を図ることができる。
【0003】このように、VTR一体型のテレビジョン
受像機は、VTRの記録再生を手軽に楽しむのに用いら
れる場合が多いため、コストダウンを図ることが望まれ
る。このため、このようなVTR一体型のテレビジョン
受像機では、標準速度の記録モードのみとする場合が多
い。
【0004】つまり、VTRの記録モードとしては、標
準速度の記録モードの他に、2倍速、3倍速等の長時間
記録モードがあり、長時間記録モードが設定可能なVT
Rを使うと、標準速度の記録モードの2倍或いは3倍の
長時間記録が行える。ところが、長時間記録モードで
は、標準速度の記録モードとトラック間隔が異なるた
め、長時間記録モードが設定可能なVTRには専用のヘ
ッドを設ける必要がある。ところが、専用のヘッドを設
けるようにすると、コストアップにある。そこで、VT
R一体型のテレビジョン受像機の場合には、コストダウ
ンを図るために、標準速度の記録モードのみとする場合
が多い。
【0005】勿論、テレビジョン受像機と一体化されて
いるVTRに限らず、通常のVTRにおいても、コスト
ダウンを図ったものの中には、標準速度の記録モードの
み設定でき、長時間記録モードが設定できないものもあ
る。
【0006】ところが、長時間記録モードが設定可能な
VTRが既に広く普及しているため、このような標準速
度の記録モードしか設定できないVTRにも、長時間記
録モードで記録されたビデオテープが装着される可能性
がある。このように、標準速度の記録モードしか設定で
きないVTRに長時間記録モードで記録されたビデオテ
ープが装着されると、正常な再生が行えず、乱れた画面
となる。このため、従来では、標準速度の記録モードし
か設定できないVTRに長時間記録モードで記録された
ビデオテープが装着された場合には、例えば画面を青単
色にしてミュートすると共に、音声をミュートするよう
にして、乱れた画面が映出されないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、標準速度の
記録モードしか設定できないVTRに長時間記録モード
で記録されたビデオテープが装着された場合に、画面及
び音声がミュートされてしまうと、録画されているビデ
オテープにも係わらず画面や音が現れないことになり、
ユーザに不安を与えたり、故障と誤認されたりすること
がある。
【0008】したがって、この発明の目的は、標準速度
の記録モードしか設定できないVTRに長時間記録モー
ドで記録されたビデオテープが装着された場合に、ユー
ザに不安を与えたり、故障と誤認されたりすることない
ようにしたビデオ再生装置及びビデオ再生方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、テープ状記
録媒体に記録されているビデオ信号を再生する再生手段
と、テープ状記録媒体に記録されているビデオ信号が標
準記録速度で記録されたか長時間記録速度で記録された
かを判断する判断手段と、テープ状記録媒体に記録され
ているビデオ信号が長時間記録速度で記録されていると
判断された場合に、未対応であることを示す表示を発生
する表示発生手段とを備えるようにしたことを特徴とす
るビデオ再生装置である。
【0010】長時間記録モードに対応していないVTR
に、2倍速或いは3倍速でビデオ信号が記録されたビデ
オテープが装着された場合に、長時間記録モードに未対
応であることを示す表示が映出される。このため、ユー
ザに不安を与えたり、故障と誤認されたりすることがな
い。また、長時間記録モードに対応していないVTRに
長時間記録モードで記録されたビデオテープが装着され
た場合にも、再生がそのまま行われる。これにより、再
生画面の概要を把握することができ、ユーザに違和感を
与えない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
されてVTR一体型テレビジョン受像機の構成を示すも
のである。図1において、1はAV入力スイッチであ
る。AV入力スイッチ1には、チューナ2からのビデオ
信号及びオーディオ信号が供給されると共に、外部ビデ
オ入力端子3A及び外部オーディオ入力端子4Aからの
ビデオ信号及びオーディオ信号、外部ビデオ入力端子3
B及び外部オーディオ入力端子4Bからのビデオ信号及
びオーディオ信号が供給される。更に、AV入力スイッ
チ1には、VTR部5で再生されたビデオ信号及びオー
ディオ信号が供給される。
【0012】AV入力スイッチ1は、これらチューナ
2、外部ビデオ入力端子3A及び外部オーディオ入力端
子4A、外部ビデオ入力端子3B及び外部オーディオ入
力端子4B、VTR部5からのビデオ信号及びオーディ
オ信号から、コントローラ6からの制御信号に基づい
て、所望のビデオ信号及びオーディオ信号を選択するも
のである。画面に映像を映出する場合には、AV入力ス
イッチ1からのビデオ信号は、映像信号処理回路7に供
給され、AV入力スイッチ1からのオーディオ信号は、
音声信号処理回路8に供給される。録画を行う場合に
は、AV入力スイッチ1からのビデオ信号及びオーディ
オ信号は、VTR部5に供給される。
【0013】映像信号処理回路7は、AV入力スイッチ
1からのビデオ信号から輝度信号Yとクロマ信号Cとを
分離するY/C分離回路、クロマ信号Cから色差信号R
−Y、B−Yを復調する復調回路、輝度信号Yと色差信
号R−Y、B−Yから3原色信号R、G、Bを形成する
マトリクス回路等を備えている。映像信号処理回路7で
形成された3原色信号は、CRTディスプレイ9に供給
される。また、映像信号処理回路7で抽出された水平同
期信号及び垂直同期信号は、コントローラ6に供給され
る。
【0014】音声信号処理回路8は、音声信号を増幅す
るオーディオアンプ、音量調整用の電子ボリューム等を
備えている。音量調整用の電子ボリュームは、コントロ
ーラ6により制御される。この音声信号処理回路8の出
力は、スピーカ10に供給される。
【0015】VTR部5は、ヘリカルスキャン方式のV
TRの構成とされている。すなわち、VTR部5は、回
転ヘッドによりビデオ信号をビデオ信号を記録再生する
ものである。VTR部5は、テープやドラムの駆動系等
の機構部と、輝度信号YをFM変調し、クロマ信号Cを
低域周波数に変換する記録系の回路部と、回転ヘッドか
らの再生信号からFM変調輝度信号と低域変換クロマ信
号とを抽出し、輝度信号をFM復調し、クロマ信号を元
の搬送波周波数に周波数変換して、磁気テープからのビ
デオ信号を再生する再生系の回路部等を備えている。こ
のVTR部5は、VTRコントローラ11により制御さ
れる。
【0016】なお、この例では、VTR部5は、標準速
度の記録モードでのみ記録可能とされており、長時間記
録モードに対応していない。このため、長時間モードで
記録されたテープを再生すると、その録画された内容は
分かるが、乱れた画面が再生されることになる。音声に
ついては、長時間記録モードで記録されていても、略
々、正常に再生できる。
【0017】標準速度の記録モードで記録されている
か、2倍速或いは3倍速のような長時間記録モードで記
録されているかどうかは、例えば、ビデオテープに記録
されているコントロールトラックの再生信号の周期から
検出できる。すなわち、例えば、VHS方式やβ方式の
ような1/2インチのVTRの場合には、トラックの長
手方向にコントロールトラックが記録されている。この
コントロールトラックの周期からトラック間隔を知るこ
とができる。したがって、コントローラトラックの周期
から、標準速度の記録モードで記録されているか、長時
間記録モードで記録されているかが判断できる。標準速
度の記録モードで記録されているか、長時間記録モード
で記録されているかの情報は、VTRコントローラ11
からコントローラ6に送られる。
【0018】コントローラ6には、受光部12を介し
て、リモートコマンダ13からの入力が与えられる。リ
モートコマンダ13の操作により、入力の切換え、チャ
ンネルの設定、音量の調節等が行える。また、コントロ
ーラ6とVTR用のコントローラ11とは双方向に接続
されており、リモートコマンダ13の操作により、VT
R部5の動作設定を行うことができる。
【0019】また、コントローラ6からは、表示制御信
号が発生される。この表示制御信号が表示発生回路14
に供給される。表示発生回路14の出力が映像信号処理
回路7に供給される。この表示発生回路14により、受
信チャンネルや音量等の設定状態等が画面上に管面表示
される。なお、種々の調整データを保存しておくため
に、不揮発性メモリ15が設けられる。そして、コント
ローラ6から導出されたバスに、不揮発性メモリ15、
映像信号処理回路7が接続されている。
【0020】なお、この例では、このような受信チャン
ネルや音量等の設定状態だけでなく、図2に示すよう
に、画面の下部に、種々の警告表示20が表示される。
図3は、これらの警告の内容を示すものである。
【0021】警告表示20としては、予約が設定されて
いるのでプログラム入力をキャンセルしてから再試行す
るように警告する表示21、予約録画がオンになってい
るので予約録画をオフにしてから再試行するように警告
する表示22、テープを再生状態にしてから再試行する
ように警告する表示23、オンタイマになっているので
オフにしてから再試行するように警告する表示24、ま
もなくスリープモードに入って電源が切れることを警告
する表示25、グリーティングの表示26、不揮発性メ
モリの状態を示す表示27、ガイドチャンネルが設定さ
れていないことを示す表示28、長時間記録モードには
未対応であることを示す表示29等がある。なお、これ
らの表示は、英語、日本語、中国語等、各国のモデルに
応じた言語で表示される。
【0022】図1において、テレビジョン放送画面を映
出する場合には、AV入力スイッチ1により、映像信号
処理回路7及び音声処理回路8に対する入力として、チ
ューナ2からのビデオ信号及びオーディオ信号が選択さ
れる。チューナ2には、コントローラ6からチャネル切
換信号が供給される。チューナ2には、アンテナ16で
受信されたテレビジョン放送信号が供給される。チュー
ナ2で、アンテナ16で受信されたテレビジョン放送信
号の中から、所望のチャンネルの信号が選択される。そ
して、チューナ2で、受信チャンネルの信号から、ビデ
オ信号とオーディオ信号とが復調される。復調されたビ
デオ信号は、AV入力スイッチ1を介して、映像信号処
理回路7に供給される。映像信号処理回路7の出力がC
RTディスプレイ9に供給され、受信したテレビジョン
放送に基づく画面がCRTディスプレイ9に映出され
る。また、復調されたオーディオ信号は、音声信号処理
回路8に供給される。音声信号処理回路8の出力がスピ
ーカ10に供給され、受信したテレビジョン放送に基づ
く音声がスピーカ10から出力される。
【0023】外部ビデオ入力端子3A及び外部オーディ
オ入力端子4A、外部ビデオ入力端子3B及び外部オー
ディオ入力端子4Bには、VTR、ビデオディスクプレ
ーヤ、衛星放送チューナ等、外部のビデオ機器が接続さ
れる。これらの機器からの信号を映出する場合には、A
V入力スイッチ1により、映像信号処理回路7及び音声
処理回路8に対する入力として、外部ビデオ入力端子3
A及び外部オーディオ入力端子4A、又は、外部ビデオ
入力端子3B及び外部オーディオ入力端子4Bからのビ
デオ信号及びオーディオ信号が選択される。選択された
ビデオ信号は、AV入力スイッチ1を介して、映像信号
処理回路7に供給される。映像信号処理回路7の出力が
CRTディスプレイ9に供給され、CRTディスプレイ
9に、外部機器からのビデオ信号に基づく画面が映出さ
れる。選択されたオーディオ信号は、AV入力スイッチ
1を介して、音声信号処理回路8に供給される。音声信
号処理回路8の出力がスピーカ10に供給され、外部機
器からのオーディオ信号に基づく音声がスピーカ10か
ら出力される。
【0024】VTR部5から再生された画面を映出する
場合には、AV入力スイッチ1により、映像信号処理回
路7及び音声処理回路8に対する入力として、VTR部
5からのビデオ信号及びオーディオ信号が選択される。
選択されたビデオ信号は、AV入力スイッチ1を介し
て、映像信号処理回路7に供給される。映像信号処理回
路7の出力がCRTディスプレイ9に供給され、CRT
ディスプレイ9に、VTR部5からのビデオ信号に基づ
く画面が映出される。選択されたオーディオ信号は、A
V入力スイッチ1を介して、音声信号処理回路8に供給
される。音声信号処理回路8の出力がスピーカ10に供
給され、VTR部5からのオーディオ信号に基づく音声
がスピーカ10から出力される。
【0025】テレビジョン放送画面を録画する場合に
は、AV入力スイッチ1により、VTR部5への入力と
して、チューナ2からのビデオ信号及びオーディオ信号
が選択される。チューナ2で、アンテナ16で受信され
たテレビジョン放送信号の中から、所望のチャンネルの
信号が選択され、この受信チャンネルの信号から、ビデ
オ信号とオーディオ信号とが復調される。復調されたビ
デオ信号及びオーディオ信号は、AV入力スイッチ1を
介して、VTR部5に供給される。VTR部5により、
この受信チャンネルに基づくビデオ信号及びオーディオ
信号がビデオテープに記録される。
【0026】外部ビデオ入力端子3A及び外部オーディ
オ入力端子4A、又は、外部ビデオ入力端子3B及び外
部オーディオ入力端子4Bからの機器からの信号を録画
する場合には、AV入力スイッチ1により、VTR部5
への入力として、外部ビデオ入力端子3A及び外部オー
ディオ入力端子4A、又は、外部ビデオ入力端子3B及
び外部オーディオ入力端子4Bからのビデオ信号及びオ
ーディオ信号が選択される。選択されたビデオ信号及び
オーディオ信号は、AV入力スイッチ1を介して、VT
R部5に供給される。VTR部5により、この受信チャ
ンネルに基づくビデオ信号及びオーディオ信号がビデオ
テープに記録される。
【0027】ところで、前述したように、VTR部5
は、標準速度の記録モードでのみ記録可能とされてい
る。このようなVTR部5に、2倍速や3倍速のような
長時間記録モードで記録されたビデオテープが装着され
ることが考えられる。そこで、この例では、VTR部5
に、長時間記録モードで記録されたビデオテープが装着
された場合には、長時間記録モードには未対応であるこ
とを示す警告表示29(図3参照)が表示される。この
警告表示は、例えば、「LP/EP Tape is
PB.No LP/EP mode with thi
s set」という表示である。
【0028】図4は、このときの処理を示すフローチャ
ートである。図4に示すように、ビデオテープが再生さ
れたかどうかが判断され(ステップST1)、ビデオテ
ープが再生されたら、このビデオテープに記録されてい
るビデオ信号は、標準速度の記録モードで記録されてい
るか、長時間記録モードで記録されているかどうかが判
断される(ステップST2)。ステップST2で、標準
速度の記録モードで記録されていると判断された場合に
は、そのまま再生が可能なので、警告表示は行われな
い。ステップST2で、標準速度の記録モードではない
と判断された場合には、2倍速或いは3倍速に未対応で
あることを示す表示が管面表示される(ステップST
3)。
【0029】なお、この例では、VTR部5は長時間記
録モードには未対応であるが、装着されたビデオテープ
が長時間記録モードで記録されている場合でも、そのま
ま再生を行うようにしている。図5に示すように、長時
間記録モードのビデオテープが再生されると、長時間記
録モードには未対応であることを示す警告30が管面表
示される。このため、長時間記録モードで記録されてい
るビデオテープを再生して画面が乱れていても、ユーザ
に故障であると誤認される虞はない。長時間記録モード
に未対応のVTRで、長時間記録モードで記録されてい
るビデオテープを再生させると、トラック幅とヘッド幅
とが対応しないので、明瞭な画面は再生できないが、再
生画面の概要は把握できるので、ユーザに違和感を与え
ない。
【0030】なお、上述の例では、VTR一体型のテレ
ビジョン受像機について説明したが、この発明は、VT
R一体型のテレビジョン受像機のみならず、単独のVT
Rの場合にも同様に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、長時間記録モードに
対応していないVTRに、2倍速或いは3倍速でビデオ
信号が記録されたビデオテープが装着された場合に、長
時間記録モードに未対応であることを示す表示が映出さ
れる。このため、ユーザに不安を与えたり、故障と誤認
されたりすることない。また、長時間記録モードに対応
していないVTRに長時間記録モードで記録されたビデ
オテープが装着された場合にも、再生がそのまま行われ
るので、再生画面の概要を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたVTR一体型のテレビジ
ョン受像機の一例のブロック図である。
【図2】この発明が適用されたVTR一体型のテレビジ
ョン受像機の一例の表示の説明に用いる略線図である。
【図3】この発明が適用されたVTR一体型のテレビジ
ョン受像機の一例の表示の説明に用いる略線図である。
【図4】この発明が適用されたVTR一体型のテレビジ
ョン受像機の一例の説明に用いるフローチャートであ
る。
【図5】この発明が適用されたVTR一体型のテレビジ
ョン受像機の一例の説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
1・・・AV入力スイッチ,5・・・VTR部,6・・
・コントローラ,11・・・VTRコントローラ,14
・・・表示発生回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状記録媒体に記録されているビデ
    オ信号を再生する再生手段と、 上記テープ状記録媒体に記録されているビデオ信号が標
    準記録速度で記録されたか長時間記録速度で記録された
    かを判断する判断手段と、 上記テープ状記録媒体に記録されているビデオ信号が上
    記長時間記録速度で記録されていると判断された場合
    に、未対応であることを示す表示を発生する表示発生手
    段とを備えるようにしたことを特徴とするビデオ再生装
    置。
  2. 【請求項2】 上記テープ状記録媒体に記録されている
    ビデオ信号が上記長時間記録速度で記録されていると判
    断された場合に、再生ビデオ信号に基づく画面を表示す
    ると共に、上記再生ビデオ信号に基づく画面上に、上記
    未対応であることを示す表示を表示させるようにした請
    求項1記載のビデオ再生装置。
  3. 【請求項3】 テープ状記録媒体に記録されているビデ
    オ信号を再生する再生し、 上記テープ状記録媒体に記録されているビデオ信号が標
    準記録速度で記録されたか長時間記録速度で記録された
    かを判断し、 上記テープ状記録媒体に記録されているビデオ信号が上
    記長時間記録速度で記録されていると判断された場合
    に、未対応であることを示す表示を行うようにしたビデ
    オ再生方法。
  4. 【請求項4】 上記テープ状記録媒体に記録されている
    ビデオ信号が上記長時間記録速度で記録されていると判
    断された場合に、再生ビデオ信号に基づく画面を表示す
    ると共に、上記再生ビデオ信号に基づく画面上に、上記
    未対応であることを示す表示を表示させるようにした請
    求項3記載のビデオ再生方法。
JP8208781A 1996-07-19 1996-07-19 ビデオ再生装置及びビデオ再生方法 Pending JPH1042243A (ja)

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