JP2005010958A - 半導体装置 - Google Patents

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Takanori Furuzono
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Abstract

【課題】クロックスキューによる誤動作防止を、装置規模の増大や、転送効率の悪化を抑制しつつ、実現する半導体装置を提供する。
【解決手段】複数の機能ブロック2,3と、インターフェース部4、クロック生成部11、および、各機能ブロック2、3用のクロック遅延調整部12、13により構成される。クロック遅延調整部12,13は、第1、第2の機能ブロック2,3からの第1、第2の遅延調整制御信号60,70に基づいて、クロック遅延の切り替えを行い、インターフェース部4は、第1の機能ブロック2からの同期要求信号50に基づいて、インターフェースプロトコルの、同期インターフェースと、非同期インターフェースの切り替えを行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同期設計された半導体装置に関し、特に、プロセスばらつきによるクロックスキューが問題となる半導体装置の対策を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】
微細プロセスによるLSIでは、プロセスばらつきによるクロックスキューが原因で、誤動作を起こすことが問題になっている。
【0003】
従来、このような問題を解決するため、特許文献1に記載されるような、LSI製造後にクロック遅延を調整し、クロックスキユーを補正する方法が知られている。
【0004】
この従来例は、クロック信号の配線経路にヒューズと遅延素子とを備えた遅延時間調整回路を設け、半導体チップ製造後のクロック信号の測定結果に応じてヒューズを切断処理することで、クロックスキューを極力小さくできるようにしたものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平3−76144号公報(第2頁、第1図−第3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、LSI上での回路、たとえばヒューズセルや、パッドや、LSIチップ外からクロック調整を行うための装置などを必要とし、調整のための工程増加も含め、LSI製造のコストを増大させるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記のような従来の問題点に鑑みてなされたもので、クロック遅延調整のための装置規模の増大を抑制でき、かつクロックスキューによる誤動作や、クロック遅延調整による転送効率の低下等をも防止することのできる半導体装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1にかかる半導体装置は、クロックを生成するクロック生成部と、その動作にそれぞれ前記クロックを必要とする複数の機能ブロックと、前記各機能ブロック間のインターフェースを行うインターフェース部と、前記クロック生成部で生成されたクロックを、それぞれ遅延調整して前記各機能ブロックに供給する複数のクロック遅延調整部とを備え、前記各クロック遅延調整部が、前記各機能ブロックからの遅延調整制御信号に基づいて、クロック遅延の切り替えを行い、前記インターフェース部が、前記各機能ブロック間のインターフェースを行い、かつ、前記各機能ブロックからの同期要求信号に基づいて、インターフェースプロトコルの、非同期インターフェースと、同期インターフェースとの切り替えを行う、ことを特徴とするものである。
【0009】
本発明の請求項2にかかる半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、前記各機能ブロックは、該半導体装置起動時には、前記同期要求信号を、非同期インターフェース要求とする、ことを特徴とするものである。
【0010】
本発明の請求項3にかかる半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、前記各機能ブロックは、それぞれ遅延調整制御レジスタを有し、該遅延調整制御レジスタの値により決定される前記遅延調整制御信号を、それぞれ出力する、ことを特徴とするものである。
【0011】
本発明の請求項4にかかる半導体装置は、請求項3記載の半導体装置において、前記各機能ブロックは、前記各遅延調整制御レジスタの値を書き換える命令を、実行しうるものである、ことを特徴とするものである。
【0012】
本発明の請求項5にかかる半導体装置は、請求項3記載の半導体装置において、前記各機能ブロックは、前記各遅延調整制御信号の値の書き換えを行うときに、その本来の機能の動作を停止する、ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による半導体装置を示す。
図1に示す本実施の形態1の半導体装置1000は、第1の機能ブロック2と、第2の機能ブロック3と、インターフェース部4と、クロック生成部11と、第1のクロック遅延調整部12と、第2のクロック遅延調整部13と、から構成される。
【0014】
ここで、第1の機能ブロック2は、たとえばCPUであり、第2の機能ブロック3は、たとえば外部メモリインターフェースなどである。
【0015】
第1の機能ブロック2は、第1のクロック遅延調整部12から供給されるクロック120に同期して動作し、第1のインターフェース信号20によって、インターフェース部4を介して、第2の機能ブロック3とインターフェースを行う。また、第1の機能ブロック2は、第1のクロック遅延調整制御信号60を第1のクロック遅延調整部12に、第2のクロック遅延調整制御信号70を第2のクロック遅延調整部13に、同期要求信号50をインターフェース部4に供給する。なお、インターフェース部4は第2のインターフェース信号30により機能ブロック3と、機能ブロック3は第3のインターフェース信号40により半導体装置1000外部とインターフェースを行う。
【0016】
図2に、第1の機能ブロック2の構成を示す。
第1の機能ブロック2は、CPUコア等のコア部201、第1の遅延調整制御レジスタ202、タイマ203、割り込み制御部204、および、同期転送制御レジスタ205から構成され、コア部201、第1の遅延調整制御レジスタ202、および、同期転送制御レジスタ205は、クロック遅延調整部12からのクロック120に同期して、タイマ203は、原振クロック100に同期して、それぞれ動作する。コア部201は、第1のインターフェース信号20により、命令、データの転送要求を行い、転送された命令を実行する。該コア部201は、第1の遅延調整制御レジスタ202への転送命令があると、遅延調整制御レジスタインターフェース信号210によって第1の遅延調整制御レジスタ202へのアクセスを行う。この時点では、第1、第2の遅延調整制御信号60,70の値は更新されない。
【0017】
また、コア部201は、同期転送制御レジスタ205への転送命令があると、同期転送制御レジスタインターフェース信号215によって同期転送制御レジスタ205へのアクセスを行う。この後、コア部201は、命令実行、および転送要求を停止し、この停止後に、タイマ203をタイマ起動信号212を介して起動し、同期転送制御レジスタ205がセットされた場合は、同期要求信号50をアサートし、同期転送制御レジスタ205がクリアされた場合は、同期要求信号50をネゲートする。
【0018】
そして、第1の遅延調整制御レジスタ202に遅延調整制御レジスタラッチイネーブル信号211をアサートし、第1の遅延調整制御レジスタ202の値を、第1、第2の遅延調整制御信号60,70に反映させる。
【0019】
なお、リセット時には、同期要求信号50はネゲートされており、クロックスキューの影響により、起動直後にコア部201が動作しなくなるのを防止している。
【0020】
タイマ203は、原振クロック100によってカウントを行い、オーバーフローすると、タイマ割り込み信号213がアサートされ、割り込み制御部204は割り込み信号214をアサートする。コア部201は、割り込み信号214がアサートされると、命令実行、および転送要求を再開する。
【0021】
第2の機能ブロック3は、第2のクロック遅延調整部13から供給されるクロック130に同期して動作し、第2のインターフェース信号30によってインターフェース部4を介して、第1の機能ブロック2と、インターフェースを行う。また、第3のインターフェース信号40によって、半導体装置1000の外部資源、たとえば外部メモリとのインターフェースを行う。また、インターフェース部4は、クロック120,130に同期して動作し、第1,第2のインターフェース信号20,30のクロック間の乗せ変えを行う。
【0022】
図3に、インターフェース部4の構成を示す。インターフェース部4は、マスタインターフェース部401と、スレーブインターフェース部402とで構成され、マスタインターフェース部401は、クロック120に同期して、マスタインターフェース部402は、クロック130に同期して、動作する。
【0023】
図4に、同期要求信号50がネゲートされた場合のインターフェース部4のタイミングチャートを示す。この場合のインターフェースは、非同期で行われる。負論理のリクエスト410をマスタインターフェース部401がアサートし、リード411をHにした場合は、アドレス413へのリード転送要求となる。
【0024】
スレーブインターフェース部402は、要求を受け付け可能であれば、負論理のリクエストack412をアサートする。リクエスト410は、マスタインターフェース部401がリクエストack412のアサートを検出した次のクロック120の立ち上がりでネゲートされ、リクエストack412はスレーブインターフェース部411がリクエスト410のネゲートを検出した次のクロック130の立ち上がりでネゲートされる。スレーブインターフェース部411はリードデータが準備できたら、負論理のリードack420をアサートし、データ422にリードデータを出力する。マスタインターフェース部410は、リードack420のアサートを検出した次のクロック120の立ち上がりから、ackリリース421をアサートする。スレーブインターフェース部402はackリリース421を検出した次のクロック130の立ち上がりからリードack420をネゲートし、マスタインターフェース部401はリードack420のネゲートを検出した次のクロック120の立ち上がりからackリリース421をネゲートする。
【0025】
リクエスト410をマスタインターフェース部401がアサートし、リード411をLにした場合は、アドレス413へのデータ414のライト転送要求となる。リクエスト410と、リクエストack412のタイミングは、リードの場合と同様で、ライトの場合は、リクエストack412のネゲートにより、インターフェースとしては完了する。
【0026】
図5に、同期要求信号50がアサートされた場合のインターフェース部4のタイミングチャートを示す。この場合のインターフェースは同期で行われる。非同期の場合と異なるのは、リクエストack412はアサートされてから、1サイクルでネゲートされ、リクエストも同時にネゲートされる点と、リードack420が1サイクルのみのアサートで、これに対するackリリース421がアサートされない点である。
【0027】
クロック生成部11は、たとえばPLLであり、原振クロック100を逓倍したクロック110を、第1、第2のクロック遅延調整部120,130に供給する。
【0028】
第1、第2のクロック遅延調整部12,13は、それぞれ、第1、第2の遅延調整制御信号60,70に基づいて、クロック110の遅延の調整を行い、それぞれクロック120,130を出力する。
【0029】
図6に、第1のクロック遅延調整部12の構成を示す。第1のクロック遅延調整部12は、第1、第2の遅延バッファ1200,1201と、セレクタ1202とで構成され、第1の遅延バッファ1200と、第2の遅延バッファ1201は、それぞれ異なる遅延値で構成されており(図6の例では、第1の遅延バッファ1200はバッファ1段分、第2の遅延バッファ1201はバッファ2段分)、セレクタ1202は、第1の遅延調整制御信号60に基づいて、第1の遅延バッファ1200と、第2の遅延バッファ1201のいずれかを通ったクロックをセレクトし、クロック120として出力する。この第1の遅延バッファ1200および第2の遅延バッファ1201の選択は、予め、この半導体装置の特性の解析を行い、スキューがより小さくなるように上記第1,第2の遅延バッファ1200,1201のいずれか一方を選択するように、第1の機能ブロック2のプログラムでクロック遅延調整部12を制御すればよい。このプログラムは第1の機能ブロック2内部のRAMやROMに蓄えていてもよいし、外部から第1の機能ブロック2に供給してもよい。また、遅延バッファの系統は、調整したいクロック遅延幅、最大遅延値に応じて、系統数を増減させてもよい。
【0030】
第2のクロック遅延調整部13も、第1のクロック遅延調整部12のクロック120を、クロック130に、第1の遅延調整制御信号60を、第2の遅延調整制御信号70に、置き換えて考えればよい。
【0031】
図7に、本半導体装置の動作モードの推移を示す。まず、電源オンにより基本的な立ち上げ動作に入り、インターフェース部4を非同期で動作させる(ステップ701参照)。次に、クロックスキューを抑えるように、クロック遅延調整部12,13の設定を変更する(ステップ702参照)。その後、機能ブロック2はインターフェース部4を非同期での動作状態から同期での動作状態に変更し、定常動作状態に移行する(ステップ703参照)。
【0032】
そして、これら一連のクロック遅延調整は機能ブロックのプログラムにより実現されているので、ヒューズセルや、パッド等のハードウエアが不要となり、さらにはヒューズの切断処理が不要となり、ハードウエアの調整,操作により遅延量を調整する工程が少なくて済む。
【0033】
なお、ステップ701は、機能ブロック2が同期要求信号50をネゲートすることで非同期要求信号を発生することにより行われる。これにより上述のようにインターフェース部4が非同期で動作するので、起動時のクロックスキューによる誤動作を防止できる。
【0034】
また、ステップ702は、機能ブロック2のコア部202が命令を実行することで、遅延調整制御レジスタ202の値を書き換え、この遅延調整制御レジスタ202の値により決定される遅延調整制御信号60,70を出力することで行われる。この遅延調整制御信号60,70の値を更新する際、機能ブロック2は、一旦、その機能を停止する。これにより、クロック遅延切り替え時のクロック波形により各機能がその動作に受ける影響をなくすことができる。
【0035】
このような、本実施の形態1による半導体装置においては、クロックを生成するクロック生成部11と、その動作にそれぞれ前記クロックを必要とする複数の機能ブロック2,3と、前記各機能ブロック2,3間のインターフェースを行うインターフェース部4と、前記クロック生成部11で生成されたクロック110を、それぞれ遅延調整して前記各機能ブロック2,3に供給する複数のクロック遅延調整部12,13とを備え、前記各クロック遅延調整部12,13が、前記各機能ブロック2,3からの遅延調整制御信号60,70に基づいて、クロック遅延の切り替えを行い、前記インターフェース部4が、前記各機能ブロック2,3間のインターフェースを行い、かつ、前記各機能ブロック2,3からの同期要求信号50に基づいて、インターフェースプロトコルの、非同期インターフェースと、同期インターフェースとの切り替えを行うようにしたので、機能ブロックに供給されるクロック遅延が、機能ブロックからの遅延調整制御信号により切り替えられる構成となっていることにより、本半導体装置製造後のクロック遅延の調整を行うことが可能となる。このため、クロック遅延調整のための装置規模の増大を抑制できる。また、インターフェース部でのインターフェースプロトコルが、機能ブロックからの同期要求信号により切り替えられる構成となっていることにより、同期インターフェースによる転送のスループットを向上できる効果がある。また、各機能ブロックは、該半導体装置の起動時には、前記同期要求信号を、非同期インターフェース要求とする、ものとしているので、起動時のクロックスキューによる誤動作は、これを防止することができる。
【0036】
さらに、各機能ブロックは、それぞれ遅延調整制御レジスタを有し、該遅延調整制御レジスタの値により決定される前記遅延調整制御信号を、それぞれ出力するようにしているので、クロック遅延調整に必要な装置規模を大きく削減できる効果がある。
【0037】
さらには、各機能ブロックは、各遅延調整制御レジスタの値を、命令実行により書き換えうるものとしているので、プログラムによってクロック遅延調整を行うことにより、本半導体装置製造後にクロック遅延調整を行う工程を削減することができる。
【0038】
さらには、各機能ブロックは、遅延調整制御信号の値を更新する際に、一旦その機能を停止するようにしているので、クロック遅延切り替え時のクロック波形により各機能ブロックがその動作に受ける影響をなくすことができる。
【0039】
なお、上記実施の形態では、同一の半導体装置内での複数の機能ブロック間に適用するようにものを示したが、複数の半導体装置に供給するクロックのスキューをプログラムで抑えるのに用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1にかかる半導体装置によれば、クロックを生成するクロック生成部と、その動作にそれぞれ前記クロックを必要とする複数の機能ブロックと、前記各機能ブロック間のインターフェースを行うインターフェース部と、前記クロック生成部で生成されたクロックを、それぞれ遅延調整して前記各機能ブロックに供給する複数のクロック遅延調整部とを備え、前記各クロック遅延調整部が、前記各機能ブロックからの遅延調整制御信号に基づいて、クロック遅延の切り替えを行い、前記インターフェース部が、前記各機能ブロック間のインターフェースを行い、かつ、前記各機能ブロックからの同期要求信号に基づいて、インターフェースプロトコルの、非同期インターフェースと、同期インターフェースとの切り替えを行うものとしたので、機能ブロックに供給されるクロック遅延が、機能ブロックからの遅延調整制御信号により切り替えられる構成となっていることにより、本半導体装置製造後のクロック遅延調整が可能となるとともに、インターフェース部でのインターフェースプロトコルが、機能ブロックからの同期要求信号により切り替えられる構成となっていることにより、同期インターフェースによる転送のスループットを向上できる効果がある。
【0041】
本発明の請求項2にかかる半導体装置によれば、前記各機能ブロックは、該半導体装置の起動時には、前記同期要求信号を、非同期インターフェース要求とする、ものとしたので、起動時のクロックスキューによる誤動作を防止できる効果がある。
【0042】
本発明の請求項3にかかる半導体装置によれば、前記各機能ブロックは、それぞれ、遅延調整制御レジスタを有し、該遅延調整制御レジスタの値により決定される前記遅延調整制御信号を、それぞれ出力する、ものとしたので、クロック遅延調整に必要な装置規模を削減できる効果がある。
【0043】
本発明の請求項4にかかる半導体装置によれば、前記各機能ブロックは、前記各遅延調整制御レジスタの値を、命令実行により書き換えるようにしたので、プログラムによってクロック遅延調整を行うことにより、本半導体装置製造後にクロック遅延調整を行う工程を削減できる効果がある。
【0044】
本発明の請求項5にかかる半導体装置によれば、各機能ブロックは、遅延調整制御信号の値を更新する際に、一旦その機能を停止するようにしたので、クロック遅延切り替え時のクロック波形により各機能がその動作に受ける影響をなくすことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による半導体装置の構成を示す図
【図2】上記実施の形態1における第1の機能ブロックの構成を示す図
【図3】上記実施の形態1におけるインターフェース部の構成を示す図
【図4】上記実施の形態1におけるインターフェース部の非同期インターフェースのタイミングを示す図
【図5】上記実施の形態1におけるインターフェース部の非同期インターフェースのタイミングを示す図
【図6】上記実施の形態1におけるクロック遅延調整部の構成を示す図
【図7】上記実施の形態1における動作モードの推移のフローチャートを示す図
【符号の説明】
1000 半導体装置
2 第1の機能ブロック
3 第2の機能ブロック
4 インターフェース部
11 クロック生成部
12 第1のクロック遅延調整部
13 第2のクロック遅延調整部
20,30,40 第1、第2、第3のインターフェース信号
50 同期要求信号
60,70 第1、第2の遅延調整制御信号
100 原振クロック
110,120,130 クロック
201 コア部
202 遅延調整制御レジスタ
203 タイマ
204 割り込み制御部
205 同期転送制御レジスタ
210 遅延調整制御レジスタインターフェース信号
211 遅延調整制御レジスタラッチイネーブル信号
212 タイマ起動信号
213 タイマ割り込み信号
214 割り込み信号
215 同期転送制御レジスタインターフェース信号
401 マスタインターフェース部
402 スレーブインターフェース部
410 リクエスト
411 リード
412 クエストack
413 アドレス
414,422 データ
420 リードack
421 ackリリース
1200,1201 第1、第2の遅延バッファ
1202 セレクタ

Claims (5)

  1. クロックを生成するクロック生成部と、
    その動作にそれぞれ前記クロックを必要とする複数の機能ブロックと、
    前記各機能ブロック間のインターフェースを行うインターフェース部と、
    前記クロック生成部で生成されたクロックを、それぞれ遅延調整して前記各機能ブロックに供給する複数のクロック遅延調整部とを備え、
    前記各クロック遅延調整部が、前記各機能ブロックからの遅延調整制御信号に基づいて、クロック遅延の切り替えを行い、
    前記インターフェース部が、
    前記各機能ブロック間のインターフェースを行い、かつ、
    前記各機能ブロックからの同期要求信号に基づいて、インターフェースプロトコルの、非同期インターフェースと、同期インターフェースとの切り替えを行う、
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記各機能ブロックは、該半導体装置の起動時には、前記同期要求信号を、非同期インターフェース要求とする、
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記各機能ブロックは、それぞれ遅延調整制御レジスタを有し、該遅延調整制御レジスタの値により決定される前記遅延調整制御信号を、それぞれ出力する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3記載の半導体装置において、
    前記各機能ブロックは、前記各遅延調整制御レジスタの値を書き換える命令を、実行しうるものである、
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項3記載の半導体装置において、
    前記各機能ブロックは、前記各遅延調整制御信号の値の書き換えを行うときに、その本来の機能の動作を停止する、
    ことを特徴とする半導体装置。
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