JP2005007210A - 異物、油水分離装置および分離装置に用いる回収箱 - Google Patents

異物、油水分離装置および分離装置に用いる回収箱 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、異種の油分および固体状の異物の分離回収作業を同一の分離槽内で並行して行える異物、油水分離装置の提供を目的とする。
【解決手段】異物、油水分離装置は、異物および油分を含む水溶性クーラントが流入する分離槽(4)を備えている。分離槽は、油出口(23)を有するとともに水溶性クーラントに含まれる異物を沈殿させる第1の貯溜部(20)と、クーラント出口(12)を有するとともに水溶性クーラントの表層部分で第1の貯溜部と仕切られた第2の貯溜部(21)と、水溶性クーラントの表層部分を浮遊する油分を油出口に取り入れる第1の堰(26)と、油分が分離された水溶性クーラントをクーラント出口に取り入れる第2の堰(32)とを有する。さらに、分離槽は第1の貯溜部の底に沈殿する異物を分離槽の外部に排出するコンベヤ(3)を備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械用の切削油剤あるいは研削油剤のような水溶性クーラントに混入した異種の油分や固体状の異物を分離除去する異物、油水分離装置およびこの分離装置から排出される異物を回収する際に用いる回収箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属材料を切削加工する際には、工具寿命の延長、製品の加工精度の向上および切り屑の排出促進等を目的として、大量の水を主成分とする水溶性クーラントが用いられている。この種の水溶性クーラントは、繰り返し使用することを前提としているため、例えば工作機械の作動油、潤滑油のような異種油および切り屑、切粉の混入に対して充分に留意する必要がある。
【0003】
具体的に述べると、異種油の混入は水溶性クーラントの腐敗を招く原因となり、この腐敗が進行すると、水溶性クーラントの性能低下により加工不良が生じたり、腐敗臭が発生するといった不具合がある。同様に、切り屑、切粉の混入は、金属材料の加工面や工具を傷付けるばかりでなく、水溶性クーラントの劣化を促進させる大きな要因となる。このため、水溶性クーラントに混入した異種油や切り屑等は、速やかに分離除去する必要がある。
【0004】
この対策として、従来は水溶性クーラントを循環させる経路に、異種油や切り屑等が混入した水溶性クーラントを一時的に貯溜する貯溜槽を設置している。水溶性クーラントに混入する異種油は、一般に水溶性クーラントの主成分である水分よりも比重が軽いために、水溶性クーラントの液面を浮遊している。そのため、上記従来の貯溜槽は、水溶性クーラントの液面を含む表層部分を仕切る仕切板を備えている。この仕切板の存在により、貯溜槽内で油分と水分とが分離され、この油分を回収することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の貯溜槽は、専ら油分を分離除去するためのものであり、水溶性クーラントに含まれる切り屑等の固体状の異物は、貯溜槽の底に沈殿するのを待って除去するか、あるいは貯溜槽の内部に設置した金網のようなフィルタで捕捉せざるを得なくなる。したがって、異物を除去するためには、貯溜槽やフィルタを定期的に清掃しなくてはならず、この清掃作業に多大な手間と労力を要するといった問題がある。
【0006】
しかも、貯溜槽に設置されたフィルタは、水溶性クーラントに浸漬されているので、このフィルタを貯溜槽から取り出した時に、水溶性クーラントの液面位置が変動する。この結果、仕切板による油分の分離作用が損なわれてしまい、油分を効率よく回収できなくなるとともに、油回収そのものが不安定となる。
【0007】
本発明の目的は、水溶性クーラントに混入した異種の油分および切り屑のような固体状の異物を同一の分離槽内で個々に分離できるとともに、これら油分および異物を速やかに回収できる異物、油水分離装置を得ることにある。
【0008】
本発明の他の目的は、異物を回収する回収箱を適正な位置に簡単に設置することができるとともに、回収箱を支持する大掛かりな構成要素を必要とせず、コンパクト化が可能となる分離装置を得ることにある。
【0009】
本発明のさらに他の目的は、分離装置に対する取り付けおよび取り外しを簡単に行なえ、しかも、分離装置側に箱本体を設置するための大掛かりな構成要素を必要としない回収箱を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る異物、油水分離装置は、
固体状の異物および異種の油分を含む水溶性クーラントが流入する分離槽と、
上記分離槽に設けられ、油出口を有するとともに、上記水溶性クーラントを一時的に貯溜することで水溶性クーラントに含まれる異物を沈殿させる第1の貯溜部と、
上記分離槽に設けられ、クーラント出口を有するとともに、上記水溶性クーラントの液面を含む表層部分で上記第1の貯溜部と仕切られた第2の貯溜部と、
上記第1の貯溜部に設けられ、上記水溶性クーラントの表層部分を浮遊する油分を上記油出口に取り入れる第1の堰と、
上記第2の貯溜部に設けられ、上記油分が分離された水溶性クーラントを上記クーラント出口に取り入れる第2の堰と、
上記分離槽に設けられ、上記第1の貯溜部の底に沈殿する異物を上記分離槽の外部に排出するコンベヤと、を備えていることを特徴としている。
【0011】
この構成によれば、異種の油分および異物を含む汚れた水溶性クーラントは、分離槽の第1の貯溜部に一時的に貯溜される。油分は、水溶性クーラントの主成分である水分よりも比重が軽いので、第1の貯溜部において水溶性クーラントの表層部分を浮遊している。このため、油分は、第1の貯溜部から第1の堰を通じて油出口に導かれ、ここから回収される。
【0012】
油分が分離された水溶性クーラントは、第1の貯溜部から第2の貯溜部に流れるとともに、第2の堰を通じてクーラント出口に導かれ、再利用すべく分離槽の外部に排出される。さらに、第1の貯溜部の底に沈殿した異物は、コンベヤを介して分離槽の外部に順次排出される。したがって、水溶性クーラントに含まれる油分の分離回収作業と、固体状の異物の分離回収作業を同一の分離槽内で並行して行うことができ、作業性が良好となる。
【0013】
上記目的を達成するため、本発明の他の形態に係る分離装置は、
クーラントから分離された異物を排出する排出口を有する装置本体と、
上記排出口の下方に設置され、上記排出口から落下する異物を受け入れる開口部を有する回収箱とを備えている。
上記装置本体は、上記排出口よりも低い位置にブラケットを有するとともに、上記回収箱は、上記ブラケットに取り外し可能に引っ掛かることで上記回収箱を上記装置本体に支持するフックを有し、上記フックを上記ブラケットに引っ掛けた時に、上記回収箱の開口部と上記排出口とが適正な位置関係に保たれることを特徴としている。
【0014】
この構成によれば、排出口の下方の適正な位置に回収箱を簡単に設置したり、ここから取り出すことができ、作業性が良好となる。しかも、回収箱は単にブラケットに引っ掛けることで装置本体に支持されるので、回収箱を下方から支える棚板のような大規模な構成要素が不要となる。このため、装置本体が軽量かつコンパクトとなり、分離装置の運搬時および据え付け時の取り扱いが容易となる。
【0015】
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る回収箱は、
分離装置の排出口の下方に設置され、上記排出口から落下する異物を受け入れる開口部を有する箱本体と、
上記箱本体に設けられ、上記分離装置に取り外し可能に引っ掛かることで上記箱本体を上記分離装置に支持するフックと、を具備したことを特徴としている。
【0016】
この構成によれば、分離装置に対する箱本体の取り付けおよび取り外し作業を簡単に行なうことができる。さらに、箱本体を下方から支える棚板のような大規模な構成要素を分離装置に設置する必要はなく、分離装置の構成を簡素化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明の第1の実施の形態を図1ないし図7にもとづいて説明する。
【0018】
図1および図2は、工作機械用の切削油剤あるいは研削油剤のような水溶性クーラントの循環経路に設置される異物、油水分離装置1を開示している。異物、油水分離装置1は、再使用すべき水溶性クーラントに含まれる工作機械の作動油、潤滑油のような異種の油分および切り屑、切粉のような固体状の異物を分離除去するためのものである。
【0019】
異物、油水分離装置1は、据え付け面Gの上に位置する装置本体2と、この装置本体2に組み込まれたチェーンコンベヤ3を備えている。装置本体2は、油分および異物が混入した水溶性クーラントを受け入れる板金製の分離槽4を有している。分離槽4は、底板5、一対の側板6a,6bおよび端板7にて構成されている。側板6a,6bは、底板5の側縁から起立するとともに、互いに間隔を存して平行に配置されている。端板7は、底板5の一端から起立するとともに、側板6a,6bの一端の間に跨っている。このため、分離槽4は上向きに開放された中空の箱形をなしている。
【0020】
分離槽4の底板5は、第1ないし第3の傾斜部10a〜10cおよび平坦部10dを有している。第1および第2の傾斜部10a,10bは、分離槽4の最も深い位置から斜め上向きに延びている。言い換えると、第1および第2の傾斜部10a,10bは、分離槽4の上方に進むに従い互いに遠ざかる方向に傾斜している。第1の傾斜部10aの傾斜角度は、第2の傾斜部10bの傾斜角度よりも小さくなっている。さらに、第1の傾斜部10aの上端は、第2の傾斜部10bの上端よりも上方に張り出している。この第1の傾斜部10aの内面は、分離槽4の底部から上向きに傾斜された搬出ガイド面11となっている。
【0021】
第3の傾斜部10cは、第1の傾斜部10aに対し第2の傾斜部10bを間に挟んだ反対側に位置している。第3の傾斜部10cは、第2の傾斜部10bの上端から斜め下向きに延びており、この第3の傾斜部10cの下端に平坦部10dが連なっている。平坦部10dの中央部に下向きに開口するクーラント出口12が形成されている。クーラント出口12は、図示しない配管を介してクーラント供給装置13に接続されている。
【0022】
図1および図2に示すように、分離槽4は、その上端部に導入口14とカバー部15を備えている。導入口14は、例えば異種の油分や固体状の異物を含む汚れた水溶性クーラントを受け入れるものであり、分離槽4の内部に連なっている。
【0023】
カバー部15は、側板6a,6bに連続するとともに、導入口14の開口端から分離槽4の上方に張り出している。カバー部15は、搬出ガイド面11の上部を覆い隠しており、このカバー部15の上端にスラッジ排出口16が形成されている。スラッジ排出口16は、搬出ガイド面11の上端に位置するとともに、装置本体2の下方に向けて開口している。
【0024】
図5および図6に示すように、装置本体2は、カバー部15を支える一対の金属製の脚17a,17bを備えている。脚17a,17bは、据え付け面Gからカバー部15に向けて垂直に起立しているとともに、装置本体2の幅方向に互いに離間して平行に配置されている。
【0025】
分離槽4の内部は、仕切板19によって第1の貯溜部20と第2の貯溜部21とに区分けされている。仕切板19は、分離槽4の側板6a,6bの間に縦置きの姿勢で介在されており、上記底板5の第2の傾斜部10bの上端部と隣り合っている。第1の貯溜部20は、仕切板19、側板6a,6bおよび底板5の第1の傾斜部10aで囲まれた空間によって定められており、この第1の貯溜部20に汚れた水溶性クーラントが導入口14を通じて流入するようになっている。この水溶性クーラントは、第1の貯溜部20に一時的に貯溜される。
【0026】
第2の貯溜部21は、仕切板19、側板6a,6b、底板5の第2の傾斜部10b、第3の傾斜部10c、平坦部10dおよび端板7で囲まれた空間によって定められており、この第2の貯溜部21の底にクーラント出口12が開口している。
【0027】
仕切板19の下半分は、水溶性クーラントの液面Lを含む表層部分に浸漬されている。仕切板19の下端は、分離槽4の底板5から離れており、この仕切板19の下端と底板5との間に連通路22が形成されている。連通路22は、水溶性クーラントの表層部分よりも下方に位置するとともに、第1の貯溜部20と第2の貯溜部21との間を接続している。
【0028】
図1および図3に示すように、分離槽4の一方の側板6aに矩形状の油出口23が形成されている。油出口23は、分離槽4の第1の貯溜部20に開口しており、その開口下縁が第1の貯溜部20に一時的に蓄えられた水溶性クーラントの液面Lの付近に位置している。油出口23は、排出樋24を介して分離槽4の外部に設置された廃油タンク25に接続されている。
【0029】
分離槽4の側板6aに第1の堰26が取り付けられている。第1の堰26は、水溶性クーラントの表層部分を漂う異種の油分を油出口23に取り入れるためのものであり、水平な上縁26aを有する長方形の板状をなしている。第1の堰26は、油出口23の高さ方向に移動可能に側板6aに支持されている。この第1の堰26の支持構造について図3および図4を参照して説明する。
【0030】
図3に示すように、側板6aに一対のボルト27が固定されている。ボルト27は、油出口23を間に挟んで互いに平行に配置されているとともに、分離槽4の外方に突出している。第1の堰26は、第1および第2の端部28a,28bを有している。第1および第2の端部28a,28bは、油出口23を間に挟んだ両側において側板6aに重ね合わされており、これら第1および第2の端部28a,28bに夫々ボルト27が通る貫通孔29が形成されている。貫通孔29は、油出口23の高さ方向に延びるスリット状をなしている。
【0031】
第1の堰26は、その貫通孔29にボルト27を挿通し、このボルト27の挿通端にナット30をねじ込むことで側板6aに固定されている。この固定により、第1の堰26の上縁26aが油出口23の下部に臨んでおり、この油出口23の開口下縁の位置を定めている。
【0032】
本実施の形態によると、ナット30を弛めることで側板6aに対する第1の堰26の固定が解除される。このため、ボルト27および貫通孔29をガイドとして第1の堰26を油出口23の高さ方向に移動させることができ、油出口23に対する第1の堰26の高さ位置を貫通孔29の長さの範囲内で調節し得るようになっている。
【0033】
上記底板5における第2の傾斜部10bの上端部および第3の傾斜部10cの上端部は、エッジ状に尖る第2の堰32を構成している。第2の堰32は、油分が分離された水溶性クーラントをクーラント出口12に取り入れるためのものであり、第2の貯溜部21に対応する位置で側板6a,6bの間に跨っている。第2の堰32と第1の堰26との間には、分離槽4の深さ方向に沿う段差Hが生じている。第1の堰26の上縁26aは、水溶性クーラントの表層部分を漂う油分を取り入れることができるように、上記段差Hの分だけ第2の堰32の上方に位置している。
【0034】
チェーンコンベヤ3は、第1の貯溜部20の底に沈殿した異物をスラッジSとして分離槽4の外部に排出するためのものである。このチェーンコンベヤ3は、第1の貯溜部20の底から水溶性クーラントの表層部分を貫通してカバー部15の内側に向けて延びている。
【0035】
カバー部15の上端部に軸受34を介して駆動軸35が回転自在に支持されている。駆動軸35は、側板6a,6bの間に跨るように水平に配置されており、この駆動軸35にモータ36の出力軸が減速機37を介して連結されている。駆動軸35の中間部分に駆動スプロケット38が固定されている。駆動スプロケット38は、スラッジ排出口16の真上に位置している。
【0036】
第1の貯溜部20の底部に従動軸40が配置されている。従動軸40は、側板6a,6bの間に跨って水平に固定されており、この従動軸40の中間部分に従動スプロケット41が回転自在に支持されている。従動スプロケット41は、第1の貯溜部20に貯溜された水溶性クーラントに漬かっており、この水溶性クーラントの表層部分よりも下方に位置している。
【0037】
駆動スプロケット38と従動スプロケット41との間に跨って無端状のチェーン42が掛け渡されている。チェーン42は、多数のリンクプレート43を有し、隣り合うリンクプレート43はピン44を介して回動可能に連結されている。チェーン42は、従動スプロケット41から駆動スプロケット38に向けて直線的に繰り出される第1の走行部分42aと、駆動スプロケット38から従動スプロケット41に向けて直線的に繰り出される第2の走行部分42bとを有している。第1および第2の走行部分42a,42bは、第1の貯溜部20に貯溜された水溶性クーラントの表層部分を貫通しており、特にその第1の走行部分42aが分離槽4の搬出ガイド面11に沿って走行するようになっている。
【0038】
チェーン42に複数のスクレーパ46が取り付けられている。スクレーパ46は、断面L字形の板材にて構成されており、チェーン42のリンクプレート43にボルトを介して固定されている。スクレーパ46は、分離槽4の側板6a,6bの間に亘るような長さ寸法を有するとともに、チェーン42の走行方向に一定の間隔を存して配置されている。
【0039】
スクレーパ46がチェーン42の第1の走行部分42aに達した状態では、このスクレーパ46の先端縁が分離槽4の搬出ガイド面11に摺動可能に接触もしくは近接する。これにより、第1の貯溜部20の底に沈殿した切り屑等の異物がスクレーパ46によって掻き込まれる。この掻き込まれた異物は、スラッジSとして搬出ガイド面11に沿って送り出されるとともに、スラッジ排出口16から分離槽4の外部に排出される。
【0040】
図5および図6に最も良く示されるように、分離装置1は、スラッジ排出口16から排出されるスラッジSを回収するスラッジ回収箱50を備えている。スラッジ回収箱50は、合成樹脂製の箱本体51を備えている。箱本体51は、その上端にスラッジSを受け入れる開口部52を有し、この開口部52の周囲および箱本体51の底部に夫々フランジ部53a,53bが形成されている。フランジ部53a,53bは、箱本体51の周方向に連続するとともに、この箱本体51の周囲に張り出している。
【0041】
フランジ部53a,53bは、分離装置1の脚17a,17bの縁部に突き当たる一辺54a,54bを有している。一辺54a,54bは、脚17a,17bの配置間隔を上回るような長さ寸法を有している。このため、一辺54a,54bの一端および他端は、脚17a,17bの側方に張り出している。
【0042】
箱本体51の上端に位置するフランジ部53aの一辺54aに一対のフック55が取り付けられている。図7に示すように、フック55は、例えば板材をL形に板金プレス加工したものであり、フランジ部53aの上面に重ねられる連結部56と、この連結部56の一端から下向きに折り曲げられた係合片57とを有している。
【0043】
フック55は、フランジ部53aの一辺54aの一端および他端に位置している。図7に示すように、フック55の連結部56は、フランジ部53aにボルト58を介して固定されている。ボルト58は、連結部56およびフランジ部53aを貫通しており、このボルト58の貫通端にナット59がねじ込まれている。これにより、フック55の連結部56がフランジ部53aに固定されている。この固定状態では、フック55の係合片57がフランジ部53aの一辺54aから突出するとともに、この一辺54aの縁部と向かい合っている。
【0044】
図6および図7に示すように、装置本体2の脚17a,17bに夫々金属製のブラケット60が溶接等の手段により固定されている。ブラケット60は、脚17a,17bの側面から互いに逆方向に水平に突出している。ブラケット60は、装置本体2のスラッジ排出口16よりも低い位置にあり、これらブラケット60の上縁にフック55の係合片57が取り外し可能に引っ掛かるようになっている。
【0045】
フック55をブラケット60に引っ掛けた状態では、スラッジ回収箱50のフランジ部53a,53bの一辺54a,54bが脚17a,17bの縁部に突き当たる。これにより、フック55とブラケット60との係止部分を支点とするスラッジ回収箱50の回動が阻止される。この結果、スラッジ回収箱50が分離装置1のスラッジ排出口16の真下に位置するとともに、このスラッジ回収箱50の開口部52とスラッジ排出口16とが適正な位置関係に保たれるようになっている。
【0046】
この適性な位置関係とは、スラッジ排出口16から落下するスラッジSがスラッジ回収箱50の周囲に飛散しないように、スラッジ排出口16とスラッジ回収箱50の開口部52との間の距離が定まることを意味している。
【0047】
このような構成の異物、油水分離装置1において、切り屑のような固形状の異物および異種の油分が混入した水溶性クーラントは、分離槽4の導入口14から第1の貯溜部20に流入する。この水溶性クーラントは、第1の貯溜部20に一時的に貯溜され、これによりクーラント中の異物が第1の貯溜部20の底に沈殿する。
【0048】
水溶性クーラントに混入した異種の油分は、一般に水溶性クーラントの主成分である水分よりも比重が軽いために、水溶性クーラントの液面Lを含む表層部分を浮遊している。この油分は、第1の堰26を乗り越えて油出口23に流れ込み、ここから排出樋24を介して廃油タンク25に回収される。このため、油分は第1の貯溜部20で水溶性クーラントから分離除去される。
【0049】
水溶性クーラントのうち表層部分よりも下方に位置する水分は、仕切板19の下の連通路22を通じて第2の貯溜部21に流入する。このことから、第2の貯溜部21に流入する水溶性クーラントは、油分が分離除去された水分を主成分とするものとなり、この油分が除去された水溶性クーラントは、第2の堰32を乗り越えてクーラント出口12に流れ込む。さらに、この水溶性クーラントは、クーラント出口12から配管を経由してクーラント供給装置13に戻され、再び工作機械の工具や加工すべき金属材料に供給される。
【0050】
第1の貯溜部20の底に沈殿した異物は、チェーンコンベヤ3により分離槽4の外部に排出される。すなわち、チェーンコンベヤ3のモータ36は、減速機37を介して駆動軸35を回転駆動させる。このため、駆動スプロケット38が回転し、チェーン42が駆動スプロケット38と従動スプロケット41との間で無端走行する。このチェーン42には、複数のスクレーパ46がチェーン42の走行方向に間隔を存して固定されているので、チェーン42の走行に追従してスクレーパ46が移動する。
【0051】
スクレーパ46が従動スプロケット41を通り越してチェーン42の第1の走行部分42aの下端に達すると、スクレーパ46の先端が第1の貯溜部20の底を指向する。スクレーパ46は、チェーン42の走行に伴い底板5の排出ガイド面11に沿って移動するので、第1の貯溜部20の底に沈殿した切り屑等の異物がスクレーパ46によって順次掻き集められる。この異物はスラッジSとして搬出ガイド面11に沿って押し上げられる。
【0052】
スクレーパ46が搬出ガイド面11の上端部に達すると、このスクレーパ46によって押し上げられたスラッジSがスラッジ排出口16から分離槽4の外部に排出される。この排出されたスラッジSは、スラッジ回収箱50に向けて落下し、このスラッジ回収箱50によって回収される。
【0053】
このような本発明の異物、油水分離装置1によれば、水溶性クーラントに含まれる異種の油分の分離から回収までの一連の作業と、切り屑のような固体状の異物の分離から回収までの一連の作業を同一の分離槽4内で並行して行うことができる。したがって、油分および異物の回収作業を効率良く速やかに行え、水溶性クーラントの浄化作業が容易となる。
【0054】
さらに、上記構成によると、スラッジ回収箱50は、そのフランジ部53aに固定したフック55を分離装置1のブラケット60に引っ掛けることでスラッジ排出口16の下方に設置される。逆にフック55をブラケット60から離脱させることで、分離装置1とスラッジ回収箱50との連結が解除される。このため、分離装置1に対するスラッジ回収箱50の取り付けおよび取り外し作業を容易に行なうことができ、作業性が向上する。
【0055】
しかも、フック55をブラケット60に引っ掛けた状態では、スラッジ排出口16からスラッジ回収箱50までの距離が適正に保たれる。このため、スラッジ排出口16から落下するスラッジSがスラッジ回収箱50の周囲に飛散することはなく、スラッジSをスラッジ回収箱50の開口部52に確実に導くことができる。
【0056】
加えて、上記構成によると、スラッジ回収箱50は、フック55をブラケット60に引っ掛けることで分離装置1に支持されるので、このスラッジ回収箱50を下から支える棚板を必要としない。
【0057】
詳しく述べると、図1に二点鎖線で示すように、分離装置1の脚17a,17bにスラッジ回収箱50を支える棚板70を取り付ける場合、この棚板70はスラッジ回収箱50の姿勢が安定するように、スラッジ回収箱50の底よりも大きな形状とする必要がある。このため、棚板70が装置本体2や脚17a,17bの周囲に大きく張り出し、分離装置1の外形寸法が大きくなる。
【0058】
しかも、棚板70は片持ち支持となるので、スラッジSを満載した時のスラッジ回収箱50の重量に耐え得るように、棚板70の取り付け部分の強度を充分に確保しなくてはならない。このため、棚板70の取り付け部分の構成が大型化し、分離装置1の重量やコストが増大するといった問題が生じてくる。
【0059】
これに対し、上記構成によれば、脚17a,17bにスラッジ回収箱50のフック55が引っ掛かるブラケット60を固定するだけで良いので、棚板70のような重く大きな構成要素を省略することができる。この結果、コスト的な面で有利となるのは勿論のこと、分離装置1が軽量かつコンパクトとなり、分離装置1の運搬時および据え付け時の取り扱いが容易となるといった利点がある。
【0060】
本発明は上記第1の実施の形態に特定されるものではなく、図8に本発明の第2の実施の形態を示す。
【0061】
この第2の実施の形態は、スラッジ回収箱50を支持する構成が上記第1の実施の形態と相違しており、それ以外の分離装置1の基本的な構成は第1の実施の形態と同様である。そのため、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一の構成部分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。
【0062】
図8に示すように、分離槽4の底板5にブラケット81が取り付けられている。ブラケット81は、底板5の第1の傾斜部10aの外面に溶接されている。このブラケット81は、スラッジ排出口16よりも低い位置において底板5の第1の傾斜部10aから下向きに突出するとともに、分離槽4の幅方向に延びている。スラッジ回収箱50のフック55は、ブラケット81の一端および他端に取り外し可能に引っ掛かるようになっている。
【0063】
さらに、底板5の第1の傾斜部10aの外面に支持ステー82が溶接されている。支持ステー82は、ブラケット81よりも低い位置からスラッジ排出口16の下方に向けて水平に突出している。この支持ステー81の先端は、ブラケット81の真下に位置している。
【0064】
このような構成において、スラッジ回収箱50のフック55をブラケット81に引っ掛けると、支持ステー82の先端がブラケット81の下方でスラッジ回収箱50の周面に突き当たる。これにより、フック55とブラケット81との係止部分を支点とするスラッジ回収箱50の回動が阻止される。この結果、スラッジ回収箱50がスラッジ排出口16の下方に位置するとともに、このスラッジ回収箱50の開口部52とスラッジ排出口16とが適正な位置関係を保つようになっている。
【0065】
なお、本発明は上記実施の形態に特定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施可能である。例えばスラッジ回収箱のフックは、箱本体とは別の板金材で形成するものに限らず、箱本体のフランシ部に一体に形成しても良い。
【0066】
さらに、上記実施の形態では、チェーンコンベヤを介してスラッジを排出するようにしたが、このチェーンコンベヤの代わりにその他の形式のコンベヤを用いても良い。
【0067】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、同一の分離槽内で異種の油分および切り屑のような固体状の異物を個々に分離できるので、油分および異物の分離から回収に至る一連の作業を効率良く速やかに行え、水溶性クーラントの浄化時の作業性が良好となる。
【0068】
さらに、本発明によれば、排出口の下方の適正な位置に回収箱を簡単に設置したり、ここから取り出すことができ、作業性が良好となる。しかも、回収箱を下方から支える棚板のような大規模な構成要素が不要となるので、コストを低減できるとともに、分離装置が軽量かつコンパクトとなり、分離装置の運搬時および据え付け時の取り扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る異物、油水分離装置の断面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る異物、油水分離装置の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態において、油出口と第1の堰との位置関係を示す側面図。
【図4】図3のF4−F4線に沿う断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態において、装置本体にスラッジ回収箱を取り付けた状態を示す異物、油水分離装置の斜視図。
【図6】本発明の第1の実施の形態において、装置本体からスラッジ回収箱を取り外した状態を示す異物、油水分離装置の斜視図。
【図7】本発明の第1の実施の形態において、スラッジ回収箱の支持金具を装置本体のフックに引っ掛けた状態を示す斜視図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る異物、油水分離装置の断面図。
【符号の説明】
2…装置本体、3…コンベヤ(チェーンコンベヤ)、4…分離槽、12…クーラント出口、16…排出口(スラッジ排出口)、20…第1の貯溜部、21…第2の貯溜部、23…油出口、26…第1の堰、32…第2の堰、50…回収箱(スラッジ回収箱)、51…箱本体、52…開口部、55…フック、60,81…ブラケット。

Claims (5)

  1. 固体状の異物および異種の油分を含む水溶性クーラントが流入する分離槽と、
    上記分離槽に設けられ、油出口を有するとともに、上記水溶性クーラントを一時的に貯溜することで水溶性クーラントに含まれる異物を沈殿させる第1の貯溜部と、
    上記分離槽に設けられ、クーラント出口を有するとともに、上記水溶性クーラントの液面を含む表層部分で上記第1の貯溜部と仕切られた第2の貯溜部と、
    上記第1の貯溜部に設けられ、上記水溶性クーラントの表層部分を浮遊する油分を上記油出口に取り入れる第1の堰と、
    上記第2の貯溜部に設けられ、上記油分が分離された水溶性クーラントを上記クーラント出口に取り入れる第2の堰と、
    上記分離槽に設けられ、上記第1の貯溜部の底に沈殿する異物を上記分離槽の外部に排出するコンベヤと、を具備したことを特徴とする異物、油水分離装置。
  2. 請求項1の記載において、上記分離槽は、上記異物が沈殿する第1の貯溜部の底から斜め上向きに延出するとともに、上記第1の貯溜部に貯溜された水溶性クーラントの液面から突出する搬出ガイド面を有し、
    上記コンベヤは、上記搬出ガイド面に沿って移動することで上記沈殿した異物を掻き集めて搬送する複数のスクレーパを有することを特徴とする異物、油水分離装置。
  3. 請求項1又は請求項2の記載において、上記第1の堰は、上記第2の堰よりも高い位置に設けられているとともに、上記油出口に対する高さ位置が調節可能であることを特徴とする異物、油水分離装置。
  4. クーラントから分離された異物を排出する排出口を有する装置本体と、
    上記排出口の下方に設置され、上記排出口から落下する異物を受け入れる開口部を有する回収箱と、を具備し、
    上記装置本体は、上記排出口よりも低い位置にブラケットを有するとともに、上記回収箱は、上記ブラケットに取り外し可能に引っ掛かることで上記回収箱を上記装置本体に支持するフックを有し、上記フックを上記ブラケットに引っ掛けた時に、上記回収箱の開口部と上記排出口とが適正な位置関係に保たれることを特徴とする分離装置。
  5. クーラントから分離された異物を排出する排出口を有する分離装置に用いる回収箱であって、
    上記排出口の下方に設置され、上記排出口から落下する異物を受け入れる開口部を有する箱本体と、
    上記箱本体に設けられ、上記分離装置に取り外し可能に引っ掛かることで上記箱本体を上記分離装置に支持するフックと、を具備したことを特徴とする回収箱。
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