JP2008068383A - 切屑処理装置 - Google Patents

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Yuichiro Tsuchiya
雄一郎 土屋
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Makino Milling Machine Co Ltd
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Abstract

【課題】アルミニウム、マグネシウムなどの軽合金の切屑は、加工液タンクの中で加工液の上部に浮遊することが多い。その浮遊している切屑を確実に捕捉して排出する切屑処理装置を提供すること。
【解決手段】加工液タンクのダーティ槽3の中に、底面に沿って移動するスクレーパ式チップコンベア5を設け、ダーティ槽3の底面を略台形の山形形状21に形成し、スクレーパ式チップコンベア5のスクレーパ11を略台形の山形形状21に沿って移動させ、底面に沈下した切屑及び加工液の上部に浮遊している切屑23を捕捉し、切屑排出口7から排出するようにした切屑処理装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械から排出される切屑及び加工液を分離して処理する切屑処理装置に関し、特に、加工液タンクの中で浮遊している切屑を確実に捕捉するように改良した切屑処理装置に関する。
工作機械に付属する切屑処理装置は、機械加工によって発生する切屑と加工液を受け入れるダーティ槽と、ダーティ槽の中を周回して切屑を排出するチップコンベアと、ダーティ槽の加工液を濾過するフィルタと、フィルタを透過した加工液を貯留するクリーン槽とで構成される。特許文献1に開示されている処理装置は、ダーティ槽の中にスクレーパ式チップコンベアを設けて、スクレーパをダーティ槽の底面に沿って走行させ、底面に沈下した切屑を捕捉して切屑排出口から排出するものである。特許文献2に開示されている濾過装置は、特許文献1と同様にスクレーパ式チップコンベアを用いたものであり、底面に沈下した切屑を捕捉すると共に、加工液の上部にスクレーパを走行させて浮遊している切屑を捕捉するようにしたものである。
特開2005−14179号公報 特開平5−31645号公報
アルミニウム、マグネシウムなどの軽合金の切屑は、加工液の上部に浮遊するので従来の切屑処理装置ではうまく捕捉できなかった。特許文献1に記載の従来技術は、ダーティ槽の底面に沈下した切屑はスクレーパによって捕捉できるが、加工液の上部に浮遊している切屑は捕捉できない。特許文献2に記載の従来技術は、加工液の上部に浮遊している切屑も捕捉する構造であるが、切屑がスクレーパの間から落下してしまうのでうまく捕捉できないという問題点がある。本発明は、従来技術の問題点を解決することを課題としており、本発明の目的は、加工液タンクの中で加工液の上部に浮遊している切屑を確実に捕捉して排出する切屑処理装置を提供することである。
前述の目的を達成するために、本発明によれば、工作機械から排出される切屑及び加工液を分離して処理する切屑処理装置において、機械加工によって発生する切屑と加工液を貯留する加工液タンクと、前記加工液タンクの中で周回し切屑を排出するスクレーパ式チップコンベアと、前記加工液タンクに貯留した加工液を濾過するフィルタとを具備し、前記加工液タンクの底面が加工液の液面の近くに延びて形成され、その底面に沿って前記スクレーパ式チップコンベアのスクレーパを走行させて、底面に沈下した切屑及び加工液の上部に浮遊している切屑を捕捉するようにした切屑処理装置が提供される。
加工液タンクの底面に沿ってスクレーパ式チップコンベアのスクレーパを走行させて切屑を捕捉するものである。加工液タンクはその底面の形状が加工液の液面の近くに延びて形成され、例えば、略台形の山形形状に形成されている。加工液の液面は加工液の液面の近くに延びた底面より上に設定されている。スクレーパを底面に沿って走行させると共に加工液の液面付近を走行させるので、底面に沈下した切屑及び加工液の上部に浮遊している切屑を捕捉して排出する。
本発明によれば、加工液タンクの底面が加工液の液面の近くに延びて形成され、その底面に沿ってスクレーパを加工液の液面近くまで持ち上げて走行させるようにしたので、底面に沈下している切屑及び加工液の上部に浮遊している切屑は確実に捕捉して排出することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の切屑処理装置の好ましい実施の形態を説明する。図1及び図2を参照して、機械加工によって発生した切屑と加工液は、切屑排出装置1で運ばれ、加工液タンクに落される。加工液タンクはダーティ槽3とクリーン槽35で形成されている。ダーティ槽3内にはスクレーパ式チップコンベア5が矢印Aの方向に周回しており、底面に沈下した切屑をスクレーパ11でかき上げ、切屑排出口7からバケット9に排出する。複数枚のスクレーパ11の各々は、ダーティ槽3の幅いっぱいの幅を有し、無端チェーン機構13に取付けられ、モータ15で周回駆動される。スクレーパ11は斜面17をかき上げ、ダーティ槽3の水位より上に持ち上げられたスクレーパ11からは加工液が流下する。スクレーパ11が斜面17を登り切屑排出口7に至るまでの間にほとんどの加工液が流下し、切屑のみが切屑排出口7から排出されるのが望ましい。
ダーティ槽3の底面は、略台形の山形形状21に形成されている。スクレーパ式チップコンベア5の無端チェーン機構13は、その山形形状21に沿って移動するように案内されている。スクレーパ11は山形形状21の上面をかきながら移動し、切屑を捕捉する。アルミニウム、マグネシウムなどの軽合金の切屑は、ダーティ槽3の底部に沈下するものもあるが、一部は加工液の上部に切屑23のように浮遊している。ダーティ槽3の中の加工液の液面25は、山形形状21の上面より上に位置するのが望ましい。そうすることにより、加工液の上部に浮遊する切屑23を容易に捕捉することができる。スクレーパ11は、ダーティ槽3の底面に沿って移動するので、山形形状21以外の底面に沈下した切屑も捕捉可能になっている。ダーティ槽3の底面は、略台形の山形形状21に限らず、底面の全部又は一部が加工液の液面の近くに延びているものであってもよい。
スクレーパ式チップコンベア5が周回する内部空間には、ダーティ槽3の側壁に回転可能に支持されてドラムフィルタ27が設けられている。そして、チェーン29によりモータ31と連結され、回転駆動される。ドラムフィルタ27は、円筒状のドラムの外周にシート状フィルタが巻き付けられたもので、ダーティ槽3の両側壁に軸受支持されている。ドラムフィルタ27の側部外周にはスプロケット(図示せず)が同心に取付けられ、回転駆動のチェーン29が係合している。ドラムフィルタ27はダーティ槽3に漬っており、ドラムフィルタ27を透過して濾過された加工液は、両側の孔33から矢印B及びCのように、クリーン槽35に直接、又はクリーン管路37を経由してクリーン槽35に流入する。クリーン槽35に導入された加工液は、ポンプ43により加工部へ供給される。
本発明の切屑処理装置の実施の形態を示す側面断面図である。 本発明の切屑処理装置の実施の形態を示す平面図である。
符号の説明
3 ダーティ槽
5 スクレーパ式チップコンベア
11 スクレーパ
21 略台形の山形形状
27 ドラムフィルタ
35 クリーン槽

Claims (2)

  1. 工作機械から排出される切屑及び加工液を分離して処理する切屑処理装置において、
    機械加工によって発生する切屑と加工液を貯留する加工液タンクと、前記加工液タンクの中で周回し切屑を排出するスクレーパ式チップコンベアと、前記加工液タンクに貯留した加工液を濾過するフィルタとを具備し、
    前記加工液タンクの底面が加工液の液面の近くに延びて形成され、その底面に沿って前記スクレーパ式チップコンベアのスクレーパを走行させて、底面に沈下した切屑及び加工液の上部に浮遊している切屑を捕捉するようにした切屑処理装置。
  2. 前記加工液タンクの底面が略台形の山形形状に形成されてなる請求項1に記載の切屑処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009226493A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Teral Inc 浮遊夾雑物回収装置
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JP2000000409A (ja) * 1998-06-12 2000-01-07 Shisuto:Kk 濾過装置

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