JP2005006191A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. フレーム間予測符号化処理により符号化された動画像を取得する取得手段と、
   この取得手段により取得された前記動画像に含まれる各フレーム画像を復号する際に使用する動きベクトルに基づき、前記フレーム画像中の部分画像を選択する選択手段と、
   この選択手段により選択された部分画像を静止画像に合成する合成手段と
   を備えたことを特徴とする静止画合成装置。
2. 前記選択手段は、
   前記フレーム画像中において動きベクトルが所定の閾値よりも大きい部分があるか否かを判断する動きベクトル判断手段を含み、
   前記動きベクトル判断手段により動きベクトルが所定の閾値よりも大きいと判断された部分の画像を部分画像として選択することを特徴とする請求項１記載の静止画合成装置。
3. 前記選択手段は、更に、
   前記動きベクトル判断手段により動きベクトルが所定の閾値よりも大きいと判断された部分の画像に隣接する部分の画像を部分画像として選択することを特徴とする請求項２記載の静止画合成装置。
4. 前記選択手段は、更に、
   前記隣接する部分画像が所定の選択条件を満足するか否かを判断する選択条件判断手段を含み、
   前記選択条件判断手段により所定の選択条件を満足すると判断された前記隣接する部分画像を選択することを特徴とする請求項３記載の静止画合成装置。
5. 前記選択条件判断手段は、
   前記隣接する部分画像における、前記動きベクトルと共に前記フレーム画像を復号する際に使用する予測誤差が、所定の閾値よりも大きいか否かを判断することを特徴とする請求項４記載の静止画合成装置。
6. フレーム画像中の部分画像の輪郭を抽出する輪郭抽出手段を備え、
   前記選択条件判断手段は、
   前記輪郭抽出手段により動きベクトルが所定の閾値よりも大きい部分の画像から抽出された輪郭と、前記輪郭抽出手段により前記隣接する部分画像から抽出された輪郭との間における連続性の度合が所定の閾値よりも大きいか否かを判断することを特徴とする請求項４又は５記載の静止画合成装置。
7. 同一フレーム画像における各部分の動きベクトルに基づき、それらの部分の全体的な動きの傾向を示すフレーム動きベクトルを演算する演算手段と、
   前記演算手段により演算されたフレーム動きベクトルに基づき、前記合成手段により静止画像に合成される部分画像の静止画像に対する合成位置を補正する補正手段と
   を更に備えたことを特徴とする請求項１乃至６いずれか記載の静止画合成装置。
8. 前記取得手段により取得された動画像を構成する複数のフレーム画像のうち任意のフレーム画像を指定する指定手段を備え、
   前記選択手段は、前記指定手段により指定されたフレーム画像を復号する際に使用する動きベクトルに基づき、前記フレーム画像中の部分画像を選択することを特徴とする請求項１乃至７いずれか記載の静止画合成装置。
9. 前記取得手段により取得された動画像を構成する複数のフレーム画像のうち任意のフレ ーム画像を指定する指定手段を備え、
   前記選択手段は、前記指定手段により指定されたフレーム画像からの複数のフレーム画像を復号する際に使用する動きベクトルに基づき、前記フレーム画像中の部分画像を選択することを特徴とする請求項１乃至７いずれか記載の静止画合成装置。
10. 前記取得手段により取得された動画像を構成する複数のフレーム画像のうち任意のフレーム画像を指定する指定手段を備え、
    前記選択手段は、前記指定手段により指定されたフレーム画像までの複数のフレーム画像を復号する際に使用する動きベクトルに基づき、前記フレーム画像中の部分画像を選択することを特徴とする請求項１乃至７いずれか記載の静止画合成装置。
11. 前記取得手段により取得された動画像を構成する複数のフレーム画像のうち任意のフレーム画像を指定する指定手段を備え、
    前記合成手段は、前記選択手段により選択された部分画像を、前記指定手段により指定されたフレーム画像に合成することを特徴とする請求項１乃至７いずれか記載の静止画合成装置。
12. 前記合成手段により生成された合成静止画像を表示出力又は印刷出力する画像出力手段を備えたことを特徴とする請求項１乃至１１いずれか記載の静止画合成装置。
13. 前記取得手段は、ＭＰＥＧ方式により符号化された動画像を取得することを特徴とする請求項１乃至１２いずれか記載の静止画合成装置。
14. 前記取得手段は、
    フレーム間予測符号化処理により符号化された動画像を記憶するメモリを含み、
    前記メモリに記憶されている動画像を取得することを特徴とする請求項１乃至１３いずれか記載の静止画合成装置。
15. 前記取得手段は、
    動画像をフレーム間予測符号化処理により符号化するエンコーダを含み、
    前記エンコーダにより符号化された動画像を取得することを特徴とする請求項１乃至１４いずれか記載の静止画合成装置。
16. 前記取得手段は、
    被写体を撮像し、動画像を出力する撮像手段を含み、
    前記エンコーダは、
    前記撮像手段から出力された動画像をフレーム間予測符号化処理により符号化することを特徴とする請求項１５記載の静止画合成装置。
17. フレーム間予測符号化処理により符号化された動画像を取得するステップと、
    前記取得された動画像に含まれる各フレーム画像を復号する際に使用する動きベクトルに基づき、前記フレーム画像中の部分画像を選択するステップと、
    前記選択された部分画像を静止画像に合成するステップと
    を含むことを特徴とする動画像からの静止画合成方法。
18. 静止画合成装置が有するコンピュータに、
    フレーム間予測符号化処理により符号化された動画像を取得する処理と、
    前記取得された動画像に含まれる各フレーム画像を復号する際に使用する動きベクトルに基づき、前記フレーム画像中の部分画像を選択する処理と、
    前記選択された部分画像を静止画像に合成する処理と
    を実行させるための静止画合成プログラム。