JP2005003095A - 流体伝動装置におけるバランスピースの取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロックアップダンパはダンパープレート3を有し、該ダンパープレート3はピストン1との間に所定の隙間14を介在し、そしてダンパープレート3には大穴9aと小穴9bが連続して設けられ、又、バランスピース10は基部11と頭部12及び軸部13から成り、該基部11の外形は大穴9aより小さくて小穴9bより大きく、又ピストン1とダンパープレート間の隙間14に相当する厚さを有し、軸部13の外形は小穴9bより小さな寸法とし、軸部13を小穴9bに嵌めた位置にて、頭部12を押圧してカシメる。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は流体伝動装置におけるバランスピースの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
流体伝動装置の1つであるトルクコンバータとは周知の通りエンジンの動力を、作動流体を媒体としてトランスミッションへ伝えることが出来る一種の継手であり、エンジンによって回されるポンプインペラ、そして該ポンプインペラの回転により送り出される作動流体の動きを受けて回るタービンランナ、さらにタービンランナから出た作動流体の向きを変えてポンプインペラへ導くステータから構成されている。
【0003】
そこで、これらポンプインペラ、タービンランナ、及びステータには複数枚のブレードが所定の角度をもって一定間隔で配列されている。トルクコンバータ内に封入されている作動流体は、ポンプインペラからその各ブレードを介して外周方向へ送り出され、トルクコンバータのケース内壁を伝い、タービンランナのブレードに当って該タービンランナをポンプインペラと同方向に回す働きをする。又タービンランナに当たってから送り出される作動流体は、ステータのブレードに当たってポンプインペラの回転を助長する方向に流れ方向が変えられ、再び内周からポンプインペラに流入する。
【0004】
図5は従来のトルクコンバータの断面を示している。同図の(イ)はポンプインペラ、(ロ)はタービンランナ、(ハ)はステータ、そして(ニ)はピストンをそれぞれ示し、これらはトルクコンバータ外殻(ホ)内に収容されている。そこでエンジンからの動力を得てフロントカバー(ヘ)が回転し、該フロントカバー(ヘ)と一体となっているポンプインペラ(イ)が回転し、その結果、作動流体を媒介としてタービンランナ(ロ)が回る。
【0005】
そしてタービンランナ(ロ)のタービンハブ(ト)には軸(図示なし)が嵌って、タービンランナ(ロ)の回転をトランスミッション(図示なし)へ伝達することが出来る。トルクコンバータは一種の流体クラッチである為、ポンプインペラ(イ)の回転速度が低い場合には、タービンランナ(ロ)の回転を停止することが出来(車を停止することが出来)、しかしポンプインペラ(イ)の回転速度が高くなるに従ってタービンランナ(ロ)は回り始め、さらに高速になるに従ってタービンランナ(ロ)の速度はポンプインペラ(イ)の回転速度に近づく。しかし作動流体を媒介としているトルクコンバータでは、タービンランナ(ロ)の回転速度はポンプインペラ(イ)と同一速度にはなり得ない。
【0006】
そこで、同図にも示しているようにトルクコンバータ外殻(ホ)内にはピストン(ニ)が設けられていて、タービンランナ(ロ)の回転速度が所定の領域を越えた場合には、該ピストン(ニ)が軸方向に移動してフロントカバー(ヘ)に係合するように作動することが出来る。ピストン外周部には摩擦材(チ)が取り付けられている為に、該ピストン(ニ)は滑ることなくフロントカバー(ヘ)と同一速度で回転することが出来る。そして該ピストン(ニ)はタービンランナ(ロ)と連結していて、タービンランナ(ロ)はピストン(ニ)によって回されることになり、エンジンからの動力をトランスミッションへ、流体を介することによるロスを伴うことなくほぼ100%の高効率で伝達することが出来る。
【0007】
このように、タービンランナ(ロ)の回転速度が高くなって、ある条件になった時に、ピストン(ニ)はフロントカバー(ヘ)に係合して、作動流体を媒体としないでタービンランナ(ロ)を直接回転駆動させることが出来る。しかし係合前は、タービンランナ(ロ)とフロントカバー(ヘ)の回転速度は完全に同一ではなく、ピストン(ニ)がフロントカバー(ヘ)に係合することで、速度差に基づく衝撃が発生する。この係合時の衝撃を緩和し、一方では係合後にエンジンのトルク変動を伝えない為にピストン(ニ)とタービンランナ(ロ)との間にはダンパスプリング(リ)、(リ)…を備えたロックアップダンパ(ヌ)が取り付けられている。
【0008】
したがって、タービンランナ(ロ)と共に同一速度で回転しているピストン(ニ)が僅かに速いフロントカバー(ヘ)に係合する際、ピストン(ニ)の速度は瞬間的に高くなってタービンランナ(ロ)をより速く回そうとするトルクが作用する。この衝撃的トルクをダンパスプリング(リ)、(リ)…が圧縮変形して吸収するように構成されている。ピストン(ニ)はタービンランナ(ロ)のタービンハブ(ト)に同軸を成して取付けられているが、ダンパスプリング(リ)、(リ)…の圧縮変形によって上記タービンランナ(ロ)と位相差を生じることが出来る構造となっている。
【0009】
ダンパスプリング(リ)、(リ)…を備えたロックアップダンパ(ヌ)は、該ピストン(ニ)には複数枚のダンパープレート(ル)、(ル)…が固定されていて、各ダンパープレート(ル)、(ル)…の外周に形成している収容溝には上記ダンパスプリング(リ)、(リ)…が嵌って取付けられている。ところで、該ピストン(ニ)には上記のごとくダンパープレート(ル)、(ル)…、及びダンパスプリング(リ)、(リ)…が備わって入る為に、中心に対して質量のバランスが均等ではなく、その為にバランスピース(ワ)、(ワ)を取付けなくてはならない。
【0010】
アンバランス状態でロックアップダンパ(ヌ)が高速回転するならば、こもり音が発生したり、時には振動が起きる。そこで上記ピストン(ニ)に固定されているダンパープレート(ル)、(ル)…の適当な位置にバランスピース固定され、ロックアップダンパ(ヌ)のバランスをとっている。
【0011】
バランスピースをダンパープレート(ル)に固定する為の手段は、一般にカシメによる方法が採用されているが、取付け構造が複雑化してダンパープレートの製作が面倒になる。すなわち、図5に示すように、ピストン(ニ)に面して固定されているダンパープレート(ル)にバランスピースを取付ける場合、該バランスピースはダンパープレート面に固定する取付け構造としなくてはならない。
【0012】
その為に、ダンパープレート(ル)のバランスピース取付け構造が煩雑化し、又固定されたバランスピースはロックアップダンパの高速回転に伴って離脱する危険性がある。最も簡単な取付け構造はダンパープレート(ル)に穴を貫通し、該穴にバランスピースを嵌めた状態でカシメル方法である。しかし、ダンパープレート(ル)に穴を貫通してバランスピースを嵌めるには、ピストンとの間に隙間を設ける必要がある。しかし、ピストンとの間に隙間を形成するならば、穴に嵌めたバランスピースをカシメる際にダンパープレート(ル)が変形してロックアップダンパとしての機能が損なわれる虞がある。
【0013】
図6はピストン(ニ)とダンパープレート(ル)との間に隙間(オ)を設け、ダンパープレート(ル)に貫通した穴にバランスピース(カ)を挿入して頭部を押圧カシメル場合を示している。この際に、ダンパープレート(ル)を支えるものが無くて、穴の周りは変形してしまう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ピストンとダンパープレート間に隙間を形成すると共にダンパープレーに貫通した穴にバランスピースを嵌めてカシメる場合には、上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、カシメ工程に際してダンパープレートが変形することなく、簡単な構造で取付できるバランスピースの取付け構造を提供する。
【0015】
【課題を解決する為の手段】
本発明ではバランスピースをカシメてもダンパープレートが変形しないようにした構造である。バランスピースは基部と頭部を有し、基部と頭部間には外形を小さくした軸部を有している。一方のダンパープレートには大小連続した穴を設け、すなわち大きな穴と小さな穴を連続して設け、大穴には基部が嵌入出来る大きさとし、小穴は基部外形より小さく成っている。従って、大穴から基部を挿入し、この状態で小穴へスライド移動して外れないようにする。
【0016】
ここで、基部の厚さはピストンとプレート間の隙間に相当する寸法と成っていて、この状態で頭部を押圧してカシメル場合、軸部が圧縮変形してプレートを挟み込むように固定される。しかし、基部によってダンパープレートの穴周辺は支持される為に、該ダンパープレートが変形することはない。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
【実施例】
図1はバランスピースを取付けたロックアップダンパの正面図と断面図を示している。ロックアップダンパはフロントカバーとタービンランナを直結する際の衝撃を緩和するもので、ピストン1は中心に軸穴2を有す円板を成し、該ピストン1には4枚の同一形状のダンパープレート3,3…がリベット4,4…にて取着されている。そしてダンパープレート3,3…の外周に形成した収容溝5,5…にはダンパスプリング6,6…が嵌り、又ダンパープレート3,3…の内周側に形成した収容溝7,7…には短いダンパスプリング8,8…が嵌って取付けられている。
【0018】
ところで、上記ダンパープレート3には軸穴2を中心とした所定の半径上に穴9,9…を一定間隔で設け、該穴9,9…は同図に示すように大穴9aと小穴9bから成って、大穴9aと小穴9bは連続し、又小穴9bは外径側に位置している。そして、バランスピース10は穴9に嵌って取付けられ、カシメることで外れないようになる。同図では2個のバランスピース10,10が取付けられているが、バランスピース10の個数は必要に応じて定められる。これはタイヤのバランス調整と同じく、高速で回転することでアンバランス量とその位置を知ることが出来る。
【0019】
ところで、図1に示しているロックアップダンパはピストン1にダンパプレート3がリベットにて固定されているが、ピストン1との間に隙間14を設けている。そして、該隙間14には中間部材が嵌って回転することが出来、ダンパスプリング6,6・・の伸縮動を連動することが出来る。
【0020】
該ロックアップダンパでは、プレート外周にバネ押え15,15・・を4箇所に設け、各バネ押え15,15・・間に形成される各収容溝5,5・・には2本のダンパスプリング6,6が収容されている。しかし、2本のダンパスプリング6,6がそのまま収容されることなく、間には中間支持部21,21・・を介在し、各ダンパスプリング6,6は直列状態を成して連結されている。
【0021】
図2には図1に示すロックアップダンパを取付けたトルクコンバータ示すように、ロックアップダンパの表面側(ピストンの反対側)にディスク16が組み合わされ、該ディスク16のフランジ17はタービンランナ18のフランジと共にタービンハブ19に固定される。ディスク16の外周にもバネ押え20,20・・が設けられ、直列状態に連結しているダンパスプリング6,6の先端にバネ押え20が当接し、ダンパプレート3のバネ押え15とで挟み込む構造と成っている。従って、ピストン1と共に回転するダンパプレート3とタービンランナ18に固定されるディスク16間に回転速度の変化が発生した際には、該ダンパスプリング6,6は伸縮変形する。
【0022】
図3は中間支持部21,21・・を外方向へ突出して設けた中間部材22を示している。中間部材22は所定大きさのリング体を成し、該中間部材22の4ヶ所に上記中間支持部21,21・・を形成している。該中間部材22は図1、図2(b)に示しているように、ピストン1とダンパプレート3の間に挟まれ、スペーサー23,23・・をガイドとして位置決めされている。そして、該スペーサー23,23・・は中間部材22の厚さより僅かに厚くなっている為に、中間部材22はスペーサー23,23・・をガイドとして回転することが可能である。
【0023】
上記中間部材22の外方向へ突出して形成される中間支持部21,21・・は直列状態で連結されるダンパスプリング6,6の間に位置すると共に、ダンパスプリング6,6の先端に当接する。そして、中間支持部21の両側にはツメ24,24が延び、該ツメ24,24はダンパスプリング6,6の中心穴に嵌って該ダンパスプリング6,6を位置決めする。
【0024】
ところで、ピストン1がフロントカバー25に係合することで、タービンランナ18側に固定されているディスク16の外周に形成されているバネ押え20,20・・とダンパプレート3に形成しているバネ押え15,15・・により挟まれてダンパスプリング6,6・・は伸縮変形する。この際、ダンパスプリング6,6・・はピストン1の外周面及び内表面に接しないように、すなわち、該ピストン1と擦れ合うことがないように、中間支持部21,21・・に形成されるツメ24,24・・の位置が定められる。
【0025】
このように、ピストン1とダンパープレート3との間に隙間14を設け、該隙間14に中間部材22を挟み込んで取付ける場合、ダンパープレート3にバランスピースを10をカシメる作業工程において、該ダンパープレート3が変形したのでは上記中間部材22の回転が不能となる。そしてロックアップダンパの機能が損なわれる。
【0026】
図4はバランスピース10の具体的な形状と該バランスピース10をダンパープレート3に取付ける方法を示している。バランスピース10は基部11、頭部12、及び軸部13から成る一種のリベットであり、基部11及び頭部12は軸部13より太く成っている。一方のダンパープレート3に形成している穴9は概略ダルマ形を成して、大穴9aと小穴9bが連続した形状と成っている。
【0027】
そこで、基部11は図4(a)に示すように大穴9aに嵌り、この状態で小穴9bへ移動することが出来る。(b)のように小穴9bの大きさは基部11の外径より小さくなっている為に、該小穴9bに係止して引っ張っても外すことは出来ない。この小穴9bの位置で頭部12を押圧してカシメルならば、軸部13は圧縮されてダンパープレート3に固定される。
【0028】
ところで、基部11の厚さ(高さ)はピストン1とダンパープレート3の隙間寸法とほぼ同じ大きさと成っているために、頭部12を押圧して軸部13を圧縮変形しても、ダンパープレート3が変形することはない。すなわち、基部11にてダンパープレート3の穴周辺を支えた状態でカシメられる。
【0029】
同図に示す実施例では、穴9は円形の大穴9aと円形の小穴9bと成っているが、バランスピース10の形状に合わせてその形状を変えることが出来る。例えば、角型断面のバランスピースとすることも可能である。
【0030】
以上述べたように、本発明のバランスピース取付け構造は、大穴と小穴を連続して設け、基部を大穴から挿入すると共に小穴へ移動した位置にて頭部を押圧してカシメたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0031】
【発明の効果】
本発明に係る流体伝動装置のバランスピースの取付け構造は、基部と頭部及び軸部から成るバランスピースを穴に嵌めて取着するものであり、該穴は大穴と小穴がダンパープレートに形成され、小穴にてカシメられる。カシメられたバランスピースは該穴から外れることはない。又、小穴は大穴に対して外方向に位置している為に、ダンパープレートが高速回転しても遠心力にて弛んだり、外れるようなことはない。
【0032】
そして、本発明では小穴より大きな基部を有し、ピストンとの隙間に相当する厚さを有している為に、頭部を押圧してカシメることが出来る。すなわち、基部が支えとなって、頭部を押圧してカシメてもダンパープレートの穴周辺が変形することはない。従って、ピストンとダンパープレート間の隙間にダンパスプリングの伸縮動を連動させる為の中間部材を回転可能に取付けることも可能と成る。又、ダンパープレートに穴を貫通し、該穴にバランスピースを嵌めてカシメる作業工程は簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバランスピース取付け構造を備えたロックアップダンパ。
【図2】ロックアップダンパを備えたトルクコンバータの具体例。
【図3】ロックアップダンパに組み込まれる中間部材。
【図4】本発明のバランスピースの取付け構造。
【図5】従来のトルココンバータ。
【図6】従来のバランスピースの取付け方法。
【符号の説明】
1 ピストン
2 軸穴
3 ダンパープレート
4 リベット
5 収容溝
6 ダンパスプリング
7 収容溝
8 ダンパスプリング
9 穴
10 バランスピース
11 基部
12 頭部
13 軸部
14 隙間
15 バネ押え
16 ディスク
20 バネ押え
21 中間支持部
22 中間部材
Claims (3)
- 流体伝動装置内に収容され、タービンランナとフロントカバーとを弾性的に連結するロックアップダンパを有す流体伝動装置のバランスピース取付け構造において、上記ロックアップダンパはダンパープレートを有し、該ダンパープレートはピストンとの間に所定の隙間を介在し、そしてダンパープレートには大穴と小穴が連続して設けられ、又、バランスピースは基部と頭部及び軸部から成り、該基部の外形は大穴より小さくて小穴より大きく、又ピストンとダンパープレート間の隙間に相当する厚さを有し、軸部の外形は小穴より小さな寸法とし、軸部を小穴に嵌めた位置にて、頭部を押圧・カシメたことを特徴とする流体伝動装置におけるバランスピースの取付け構造。
- 流体伝動装置内に収容され、タービンランナとフロントカバーとを弾性的に連結するロックアップダンパを有す流体伝動装置のバランスピース取付け構造において、上記ロックアップダンパはダンパープレートを有し、該ダンパープレートはピストンとの間に所定の隙間を介在してダンパスプリングの伸縮動を連動させる為の中間部材を回転可能に嵌め、そしてダンパープレートには大穴と小穴が連続して設けられ、又、バランスピースは基部と頭部及び軸部から成り、該基部の外形は大穴より小さくて小穴より大きく、又ピストンとダンパープレート間の隙間に相当する厚さを有し、軸部の外形は小穴より小さな寸法とし、軸分を小穴に嵌めた位置にて、頭部を押圧・カシメたことを特徴とする流体伝動装置におけるバランスピースの取付け構造。
- 上記小穴を外径側に、大穴を内径側に形成した請求項1、又は請求項2記載の流体伝動装置におけるバランスピースの取付け構造。
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