JP2005002553A - 仮囲い板用取り付け金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】配列した仮囲い板の組立剛性を高めると共に、より簡単でかつ適正に取付けることができるようにする。
【解決手段】パイプ5に着脱可能な略U字断面の本体部11の両端部に一対の回転アーム部12を回転自在に設け、この回転アーム部の先端に互いに対向する係止爪12cを屈設する。一対の係止爪12cが隣接する仮囲い板2の側面に設けた係止部21を挟持する個所21dの間隔を、一対の回転アーム部12の回転中心間の間隔より広くしてあるため、締め付けボルト3でパイプ5を押圧するとこの一対の係止爪が互いに内側に向かう回転モーメントが生じ、隣接するこの仮囲い板の両側面を互いに押圧する。したがってパイプ5を仮囲い板2に押圧密着するだけでなく隣接する仮囲い板2の両側面を互いに押圧することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設または工事現場の周囲を囲むよう連続的に設置される仮囲い板(パネル)と、単管と呼ばれるパイプとを連結させるための仮囲い板用取り付け金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から建築現場等では、その周囲に多数の仮囲い板を配列して工事を行っているが、この仮囲い板は、内側の例えば上中下の3段階個所にパイプを水平に取付けて、地面等に立設している。ところで既に、図7〜図8に示すような仮囲い板にパイプを容易に取付けることができる取り付け金具が提案されている(例えば、特許文献1)。この取り付け金具1は、U字断面形状の把持体3の両端部に係止部5を設けると共に、この把持体の中央部に止めボルト4を螺合した構成になっている。そして、図8に示すように、仮囲い板2の両端部を内側に折り曲げて形成した側面体2aに、係止部5を引っ掛け、止めボルト4を締め込んで、横枠(パイプ)20aをこの仮囲い板に取付けるものである。
【0003】
【特許文献1】
特許第2764520号公報(第2頁、第1、5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来の取り付け金具1には、次の改良すべき問題点があった。すなわち仮囲い板2は、それぞれの両側面を合わせて複数個配置するが、この合わせ面に隙間が生じないようにするためには、図8に示すように取り付け金具1が2個必要であって、これらを互いに接する両側面体2aに並設して取付ける必要があった。また互いに接する両側面体2aの側面を互いに入れ子の形状に形成して、表裏方向にずれないようにしているが、取り付け金具1を2個並設して取付けるだけでは、この両側面体を配列方向に互いに圧接する力は期待できず、配列方向にずれが発生したり、仮囲い板2を組立てたときの全体剛性が不十分となる。
【0005】
また取り付け金具1を、仮囲い板2の側面体2aに取付けたり取り外したりする際に、この取り付け金具がパイプ20aから脱落して落下し易く、取付け取り外し作業に手間取るという問題があった。さらに取り付け金具1を取付ける際に、止めボルト4を締め込んで横枠(パイプ)20aを圧接していくと、この止めボルトの先端がこのパイプの表面を回転移動してしまい、この取り付け金具の適正な取付け位置が不用意にずれてしまうという問題があった。また取り付け金具1の保管あるいは取り外し中等に、止めボルト4が把持体3から抜け落ちてしまい、付け直しをしなければならないことが生じた。
【0006】
そこで本発明の目的は、配列した仮囲い板の組立剛性を高めると共に、より簡単かつ適正に取付けが可能な仮囲い板用取り付け金具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明による仮囲い板用取り付け金具の特徴は、仮囲い板に連結用のパイプを取付ける金具であって、上記パイプに着脱可能な略U字断面形状の本体部と、この本体部の両端部にそれぞれ回転自在に取付けた一対の回転アーム部と、この本体部の略中央部に設けたこのパイプの押圧手段とを備えていることにある。そして上記一対の回転アーム部の内側には、それぞれ互いに対向する係止爪が上記仮囲い板に設けた係止部を挟持可能に設けてあり、この一対の係止爪が上記係止部を挟持する個所の間隔は、上記一対の回転アーム部の回転中心の間隔より広く、上記押圧手段が上記パイプを押圧する部分は、上記一対の回転アーム部の回転中心の間隔内に位置している。
【0008】
すなわち、係止爪が係止部を挟持する個所の間隔が、一対の回転アーム部の回転中心の間隔より広く設定してあるために、押圧手段によってパイプを仮囲い板に押圧していくと、一対の回転アーム部にそれぞれ内側に向かう回転モーメントが生じる。したがって、押圧手段によってパイプを仮囲い板に押圧すると同時に、互いに隣接する仮囲い板の係止部を挟持するように取付けた一対の係止爪によって、この隣接する係止部同士を配列方向に圧着することができる。このため互いに隣接する仮囲い板同士が、相互の連結部において、表裏方向だけでなく配列方向にも圧着されるので、この連結部に隙間やズレが生じるのを確実に防止することができると共に、組立剛性が向上し、工事現場等の仮囲いとしての強度と機能とを増強することができる。
【0009】
なお本体部の断面形状は、略U字形状に限らず、パイプに着脱可能な形状であれば、例えば略コの字断面形状であってもよい。
【0010】
本発明による仮囲い板用取り付け金具の次の特徴は、上記一対の回転アーム部の一方を、上記本体部に一体的に設けたことにある。すなわち仮囲い板に連結用のパイプを取付ける金具であって、このパイプに着脱可能な略U字断面形状の本体部と、この本体部の両端部にそれぞれ設けた一対のアーム部と、この本体部の略中央部に設けたこのパイプの押圧手段とを備え、上記一対のアーム部は、上記本体部に回転自在に取付けた回転アーム部と、この本体部に一体的に設けた固定アーム部とからなる。また上記一対のアーム部の内側には、それぞれ互いに対向する係止爪が上記仮囲い板に設けた係止部を挟持可能に設けてある。そして上記押圧手段が上記パイプを押圧する部分は、互いに対向する上記係止爪が上記係止部を挟持する間隔内に位置しており、上記回転アーム部の回転中心は、この回転アーム部の係止爪が上記係止部を挟持する個所と、上記押圧手段が上記パイプを押圧する部分との間隔内に位置している。なお上記押圧手段は、上記本体部に螺合する締め付けボルトであることが好ましい。
【0011】
このように発明を構成すると、最初に固定アーム部の係止爪を仮囲い板の係止部に装着する際、固定アーム部が回転しないために装着が容易になり、次に他方の回転アーム部の係止爪を、係止部を挟持するように装着することも容易になる。なお一対のアーム部の一方を本体部に一体的に設けても、後述するように上述したものと同様な作用効果を発揮することができる。
【0012】
本発明による仮囲い板用取り付け金具の次の特徴は、上記特徴に記載した回転アーム部と本体部とは、回転軸部材によって取付けられ、上記本体部の両端部に位置して相互に対向する上記回転軸部材の内側頭部の間隔は、上記パイプの外径よりわずかに狭いことにある。なお一対の回転アーム部は、それぞれ別個の一対の回転軸部材によって、本体部に取付けられている場合に限らず、1個の共通の回転軸部材によって、本体部に取付けられている場合も含む。
【0013】
このように構成することによって、仮囲い板用取り付け金具がパイプから脱落して落下することを防止できる。すなわち仮囲い板用取り付け金具を、パイプに着脱するときには、パイプと回転軸部材の内側頭部とがわずかに干渉するが、多少の力を掛ければ、この仮囲い板用取り付け金具の本体部が弾性変形することによって、この回転軸部材の内側頭部を乗り越えて、パイプに着脱することができる。そして一度仮囲い板用取り付け金具をパイプに取付ければ、回転軸部材の内側頭部との干渉によって、それ以降はパイプから自然脱落することを防止できる。したがって仮囲い板用取り付け金具を、予め必要な数だけパイプに嵌め込んでおき、順次仮囲い板用に取付けていくことも可能になる。またパイプとの干渉手段として、回転軸部材の内側頭部を利用することによって、パイプと干渉させるための、例えば突起部を別途本体部に設ける必要が無くなる。
【0014】
本発明による仮囲い板用取り付け金具のさらなる特徴は、上記特徴に記載した締め付けボルトの先端には、押え部材が回転自在に設けてあり、上記締め付けボルトは、上記押え部材を介して上記パイプを押圧することにある。
【0015】
すなわち回転自在の押え部材を介して、締め付けボルトをパイプに押圧することによって、締め付けボルトの先端がパイプの外面上を回転移動するこをを回避でき、仮囲い板用取り付け金具の取付け位置が不用意にずれることを防止できる。また仮囲い板用取り付け金具の保管あるいは取り外し中等に、締め付けボルトが本体部から抜け落ちることを防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1〜図3を参照しつつ、本発明による仮囲い板用取り付け金具を説明する。図1に示すように、仮囲い板2は、それぞれ両側面に設けた半円断面形状の突起部22と溝部23とを嵌合させて、複数個を横一列に配列する。配列した仮囲い板2は、仮囲い板用取り付け金具1によって、連結用のパイプ5を取付けて組立固定する。仮囲い板用取り付け金具1は、仮囲い板2の例えば両側および中央に設けた係止部21,24を挟持するようにして取り付ける。なお仮囲い板2の中央に設けた係止部24への、仮囲い板用取り付け金具1の取付けは図示していない。
【0017】
図2〜図3に示すように、仮囲い板用取り付け金具1は、パイプ5に着脱可能な略U字断面形状の鉄板製の本体部11と、この本体部の両端部にそれぞれ回転自在に設けた一対の板金製の回転アーム部12と、この本体部の略中央部に螺合するパイプ5の締め付けボルト3とを備えている。一対の回転アーム部12は、基板部12aと、この基板部に溶接によって立設されて、斜め外側に延伸する延伸部12bとを有し、この延伸部の先端は、略コの字断面形状の係止爪12cが内側に向けて屈設してある。また基板部12aは、リベット13によって、本体部11に回転自在に取付けてある。
【0018】
なお仮囲い板用取り付け金具1を、仮囲い板2の係止部21等に取付けたときには、回転アーム部12の延伸部12bは、この係止部の係止溝21aの内側壁面21bと内側面21cとの間の突出面21dに当接する形状に形成してある。一方係止爪12cは、その先端部分12dが内側壁面21bに接触しないように、延伸部12bと90度以上の角度をもって、内側方向に屈設してある。またリベット13の内側頭部13aは、滑らかな半球状に形成してあり、パイプ5を挟んで互いに対向するこの内側頭部の頂部の間の間隔は、このパイプの直径よりわずかに狭くなっている。
【0019】
締め付けボルト3は、本体部11に打ち抜いた穴に設けた雌ねじに螺合しており、その先端には、パイプ5の外周面に密接するよう円弧断面4aに形成した円形座金4が取付けてある。すなわち円形座金4の中心には、貫通穴4bが形成してあり、この貫通穴の内周縁が締め付けボルト3の先端部分に設けた円周溝に嵌め込まれて、回転自在になっている。
【0020】
さて次に上述した仮囲い板用取り付け金具1の使用について説明する。まずパイプ5に、必要な数の仮囲い板用取り付け金具1を嵌め込む。なお上述したように、仮囲い板用取り付け金具1は、リベット13の内側頭部13aがパイプ5と干渉しているので、このパイプを所定の取付け位置に持ち上げても、このパイプから自然に脱落することはない。また締め付けボルト3の先端部分には、円形座金4が設けてあるので、この締め付けボルトが本体部11から抜け落ちることもない。次に仮囲い板2を、両側面の突起部22と溝部23とを嵌合させつつ配列する。そしてパイプ5を所定の取付け位置に持ち上げ、仮囲い板用取り付け金具1の係止爪12cを、仮囲い板2に設けた係止部21,24を挟み込むようにして、係止溝21aにそれぞれ挿入する。
【0021】
次に締め付けボルト3の六角頭部をレンチ等によって回転させ、パイプ5を円形座金4を介して仮囲い板2に押圧して密着させる。そしてパイプ5を押圧するときには、一対の回転アーム部12の回転支点間の間隔が、この回転アーム部が当接する仮囲い板2の係止部21の突出面21d間の間隔より狭いため、この一対の回転アーム部が内側に向かう回転モーメントが生じ、隣接するこの仮囲い板の両側面が、互いに押圧される。なお係止爪12cの先端部分12dは、係止溝21aの内側壁面21bに接触しないようにしてあるため、常に一対の回転アーム部12の回転支点間の間隔は、この回転アーム部が係止部21に当接する個所の間隔より狭くなっている。したがって締め付けボルト3を締め付けるという単一動作だけで、パイプ5を仮囲い板2に密着押圧するだけでなく、同時に隣接する仮囲い板2の両側面を互いに押圧することができる。このため仮囲い板2の両側面間に隙間やずれが生じるのを回避でき、また組立剛性を高めることができる。
【0022】
なお、一対の回転アーム部12は、リベット13を中心として、図4に示すように180度以上回転可能にすることが望ましい。このように収納すれば、保管スペース等を小さくできると共に、運搬等の取扱いが容易になる。またリベット13の替わりに、頭部が半球状のビスとナットとを使用することもできる。
【0023】
図5に仮囲い板用取り付け金具の他の実施の形態を示す。すなわち仮囲い板用取り付け金具101は、パイプ105に着脱可能な略U字断面形状の本体部111と、この本体部の両端部にそれぞれ設けた一対のアーム部112,114と、この本体部の略中央部に設けたこのパイプを押圧する締め付けボルト103とを備えており、この一対のアーム部は、この本体部に回転自在に取付けた回転アーム部112と、この本体部に溶接された固定アーム部114とからなる。一対のアーム部112,114の内側には、それぞれ互いに対向する係止爪112c,114cが仮囲い板102に設けた係止部121を挟持可能に設けてある。締め付けボルト103がパイプ105を押圧する部分は、互いに対向する係止爪112c,114cが係止部121を挟持する間隔内に位置している。また回転アーム部112を回転自在に取付けているリベット113は、この回転アーム部の係止爪112cが係止部121を挟持する個所と、締め付けボルト103がパイプ105を押圧する部分との間隔内に位置している。
【0024】
なお締め付けボルト103の先端部には、上述したものと同様に、パイプ105の外周面に密接する円形座金104が取付けてある。またリベット113の内側頭部は、滑らかな半球状に形成してあり、パイプ105を挟んで互いに対向するこの内側頭部の頂部の間の間隔は、このパイプの直径よりわずかに狭くなっている。なお固定アーム部114は、本体部111に溶接で固定する場合にかぎらず、この固定アームと本体部とを、例えばプレス加工によって一体的に成形してもよい。
【0025】
図6を参照しつつ、上述した仮囲い板用取り付け金具101の作用について説明する。すなわち仮囲い板用取り付け金具101をパイプ105に嵌め込み、まず最初に固定アーム部114の係止爪114cを、左側の仮囲い板102の係止溝121aに装着し、次に回転アーム部112の係止爪112cを、右側の係止溝121aに装着する。この装着の際は、固定アーム部114が回転しないので、この固定アーム部が係止溝121aから外れることがなく、回転アーム部112の係止爪112cを、右側の係止溝121aに装着することが容易になる。
【0026】
次に締め付けボルト103を締め付けて、パイプ105を押圧していくと、本体部111は、R方向に押し戻され、その反力によって固定アーム部114の係止爪114cは、F方向に引っ張られる。この際、R方向の力とF方向の力とが、両者の間隔Lを隔てて互いに反対方向に加わるために、この回転モーメントによって、本体部111は、係止爪114cの係止点Aを中心として、時計方向に回転しようとする。このため回転アーム部112の回転軸であるリベット113も、時計方向に回転しようとして、この回転アーム部の先端に設けた係止爪112cをD方向に引っ張る。したがって上述した仮囲い板用取り付け金具1と同様に、固定アーム部114の係止爪114cと、回転アーム部112の係止爪112cとは、パイプ105を仮囲い板102に押圧すると同時に、互いに隣接する係止部121同士を配列方向に圧着することができる。
【0027】
【発明の効果】
第1に、押圧手段によってパイプを仮囲い板に押圧すると同時に、互いに隣接する係止部を挟持するように取付けた一対の係止爪によって、この隣接する係止部同士を配列方向に圧着することができる。このため互いに隣接する仮囲い板同士が、相互の連結部において、表裏方向だけでなく配列方向にも圧着されるので、この連結部に隙間やズレが生じるのを確実に防止することができると共に、組立剛性が向上し、工事現場等の仮囲いとしての強度と機能とを増強することができる。
【0028】
第2に、仮囲い板用取り付け金具をパイプに着脱するときに、回転軸部材の内側頭部をパイプとわずかに干渉させることによって、パイプから自然に脱落することを防止できる。したがって仮囲い板用取り付け金具を、予め必要な数だけパイプに嵌め込んでおき、順次仮囲い板用に取付けていくことも可能になる。また回転軸部材の内側頭部とパイプとを干渉させることによって、別途突起部等を本体部に設けて、この突起部等とパイプとを干渉させる必要が無くなる。
【0029】
第3に、回転自在の押え部材を介して、締め付けボルトをパイプに押圧することによって、締め付けボルトの先端がパイプの外面上を回転移動するこをを回避でき、仮囲い板用取り付け金具の取付け位置が不用意にずれることを防止できる。さらに、締め付けボルトが抜け落ちて、紛失すること等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】仮囲い板用取り付け金具の使用状態を示す斜視図である。
【図2】仮囲い板用取り付け金具の上面図である。
【図3】仮囲い板用取り付け金具の側面図である。
【図4】収納する場合の仮囲い板用取り付け金具の上面図である。
【図5】他の仮囲い板用取り付け金具の上面図である。
【図6】他の仮囲い板用取り付け金具の作用の説明図である。
【図7】従来例による取り付け金具の斜視図である。
【図8】従来例による取り付け金具の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,101 仮囲い板用取り付け金具
11,111 本体部
12,112 回転アーム部
12c,112c 係止爪
13,113 リベット(回転軸部材)
13a 内側頭部
114 固定アーム部
114c 係止爪
2,102 仮囲い板
21,121 係止部
21a,121a 係止溝
3,103 締め付けボルト(押圧手段)
4,104 円形座金(押え部材)
5,105 パイプ

Claims (5)

  1. 仮囲い板に連結用のパイプを取付ける金具であって、
    上記パイプに着脱可能な略U字断面形状の本体部と、この本体部の両端部にそれぞれ回転自在に取付けた一対の回転アーム部と、この本体部の略中央部に設けたこのパイプの押圧手段とを備え、
    上記一対の回転アーム部の内側には、それぞれ互いに対向する係止爪が上記仮囲い板に設けた係止部を挟持可能に設けてあり、
    上記一対の係止爪が上記係止部を挟持する個所の間隔は、上記一対の回転アーム部の回転中心の間隔より広く、
    上記押圧手段が上記パイプを押圧する部分は、上記一対の回転アーム部の回転中心の間隔内に位置している
    ことを特徴とする仮囲い板用取り付け金具。
  2. 仮囲い板に連結用のパイプを取付ける金具であって、
    上記パイプに着脱可能な略U字断面形状の本体部と、この本体部の両端部にそれぞれ設けた一対のアーム部と、この本体部の略中央部に設けたこのパイプの押圧手段とを備え、
    上記一対のアーム部は、上記本体部に回転自在に取付けた回転アーム部と、この本体部に一体的に設けた固定アーム部とからなり、
    上記一対のアーム部の内側には、それぞれ互いに対向する係止爪が上記仮囲い板に設けた係止部を挟持可能に設けてあり、
    上記押圧手段が上記パイプを押圧する部分は、互いに対向する上記係止爪が上記係止部を挟持する間隔内に位置しており、
    上記回転アーム部の回転中心は、この回転アーム部の係止爪が上記係止部を挟持する個所と、上記押圧手段が上記パイプを押圧する部分との間隔内に位置している
    ことを特徴とする仮囲い板用取り付け金具。
  3. 請求項1または2のいずれかにおいて、上記押圧手段は、上記本体部に螺合する締め付けボルトであることを特徴とする仮囲い板用取り付け金具。
  4. 請求項1〜3のいずれかの1において、上記回転アーム部と上記本体部とは、回転軸部材によって取付けられ、
    上記本体部の両端部に位置して相互に対向する上記回転軸部材の内側頭部の間隔は、上記パイプの外径よりわずかに狭いことを特徴とする仮囲い板用取り付け金具。
  5. 請求項3〜4のいずれかにおいて、上記締め付けボルトの先端には押え部材が回転自在に設けてあり、
    上記締め付けボルトは、上記押え部材を介して上記パイプを押圧する
    ことを特徴とする仮囲い板用取り付け金具。
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