JP2005001876A - 媒体搬送装置及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体を撓ませずに搬送及び逆搬送させることができる簡易で小型な媒体搬送装置及びその媒体搬送装置を備えた記録装置を提供すること。
【解決手段】正回転及び逆回転して媒体を搬送及び逆搬送するローラ131は、摩擦制動する摩擦制動手段31、34、36と、正回転のみ摩擦駆動する摩擦駆動手段31、32、33、34、35とを備えている。これにより、正回転するが逆回転方向には制動力が加えられるローラの作用で媒体に対し搬送方向及び逆搬送方向に常に引張力を掛けておくことができるので、媒体を撓ませずに搬送及び逆搬送させることができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、媒体を搬送する媒体搬送装置及びその媒体搬送装置を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、従来の記録装置の1つである大型のプリンタは、記録媒体である例えば記録紙を供給する給紙部が、プリンタ本体の下部に配設されている。そして、給紙された記録紙に情報を記録する記録部及び記録された記録紙を排出する排紙部が、プリンタ本体の上部に配設されている。このような大型の例えばインクジェット式プリンタを使用する場合、ユーザは、記録紙を給紙部に収納して記録紙の先端部を引き出す。そして、記録紙の先端部を給紙ローラとその従動ローラとの間に挟持させてインクジェット式プリンタを起動する。
【0003】
すると、インクジェット式プリンタは、給紙ローラを回転させて記録紙を用紙搬送案内を介して記録部の紙送りローラとその従動ローラとの間のニップ部へ搬送する。続いて、紙送りローラを回転させて記録紙を記録部のプラテン上に送り出しながら、記録部の記録ヘッドのノズル開口からインク滴を吐出して情報を記録紙上に記録する。さらに、紙送りローラを回転させて記録紙を排紙部の排紙ローラとその従動ローラとの間のニップ部へ搬送する。そして、排紙ローラを回転させて記録紙を用紙受けに排出する。
【0004】
このようにインクジェット式プリンタの記録ヘッドは紙送りローラと排紙ローラの間に配設されているので、高精度な記録を行うためには両ローラ間での記録紙の撓みを無くして記録紙を平坦な状態で搬送する必要がある。このため、インクジェット式プリンタは排紙ローラの周速が紙送りローラの周速よりも速くなるように設定されており、記録紙には搬送方向に常に引張力が働くようにして記録紙の撓みの発生を防止している(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−127401号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、インクジェット式プリンタは、高精度な記録を行うために排紙ローラの周速が紙送りローラの周速よりも速くなるように設定されている。したがって、例えば記録紙を主走査方向のみならず副走査方向にもカッティングするために記録紙を逆搬送させようとした場合、排紙ローラによる記録紙の送り量が紙送りローラによる記録紙の送り量よりも大きくなるので、記録紙に撓みが生じることになる。そして、記録紙に撓みが生じると、記録紙と記録ヘッドとが擦れる場合があり、記録面を汚染するおそれがある。この記録紙の撓みを防止するには、紙送りローラの周速が排紙ローラの周速よりも速くなるように設定を切替えれば良いが、複雑で大型化した切替機構になる傾向にある。
【0007】
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、媒体を撓ませずに搬送及び逆搬送させることができる簡易で小型な媒体搬送装置及びその媒体搬送装置を備えた記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明の媒体搬送装置では、正回転及び逆回転して媒体を搬送及び逆搬送するローラを備えた媒体搬送装置であって、前記ローラは、摩擦制動する摩擦制動手段と、正回転のみ摩擦駆動する摩擦駆動手段とを備えたことを特徴としている。これにより、正回転するが逆回転方向には制動力が加えられるローラの作用で媒体に対し搬送方向及び逆搬送方向に常に引張力を掛けておくことができるので、媒体を撓ませずに搬送及び逆搬送させることができる。
【0009】
また、前記摩擦制動手段は、正回転では弱く摩擦制動し、逆回転では強く摩擦制動することを特徴としている。これにより、媒体に対し搬送方向及び逆搬送方向に確実に引張力を掛けておくことができるので、媒体を撓ませずに搬送及び逆搬送させることができる。
【0010】
また、前記摩擦駆動手段は、モータの回転を伝達する伝達車と、この伝達車に係止された駆動爪と、前記ローラに嵌入され、前記駆動爪と当接する摩擦車とを備え、前記伝達車が正回転するときは、前記駆動爪が前記摩擦車を摩擦駆動し、前記伝達車が逆回転するときは、前記駆動爪が前記摩擦車に対し滑ることを特徴としている。これにより、媒体を撓ませずに搬送及び逆搬送させることができる簡易で小型な手段を実現することができる。
【0011】
また、前記摩擦制動手段は、前記ローラと当接する制動部材を備え、前記伝達車が正回転するときは、前記制動部材が前記ローラに対し滑り、前記伝達車が逆回転するときは、前記制動部材が前記ローラを摩擦制動することを特徴としている。これにより、特に逆搬送時に媒体に対し逆搬送方向に確実に引張力を掛けておくことができるので、媒体を撓ませずに逆搬送させることができる。
【0012】
前記ローラよりも搬送上流側に配設され、モータから伝達される駆動力により正回転及び逆回転して媒体を搬送及び逆搬送するとともに、当該駆動力を前記ローラに伝達する第2のローラを備え、正回転時には前記ローラの周速が前記第2のローラの周速よりも速くなるように設定され、逆回転時には前記ローラは摩擦制動され前記第2のローラが逆回転するように設定されていることを特徴としている。これにより、媒体をローラと第2のローラ間で撓ませずに搬送及び逆搬送させることができる。
【0013】
上記目的達成のため、本発明の記録装置では、記録媒体を送出し記録して排出する記録装置であって、モータから伝達される駆動力により正回転及び逆回転して前記記録媒体を送出及び逆送する送出ローラと、前記送出ローラを介して伝達される駆動力により正回転及び逆回転して前記記録媒体を排出及び逆送する排出ローラとを備え、前記排出ローラは、摩擦制動する摩擦制動手段と、正回転のみ摩擦駆動する摩擦駆動手段とを備えたことを特徴としている。また、前記摩擦制動手段は、正回転では弱く摩擦制動し、逆回転では強く摩擦制動することを特徴としている。また、前記摩擦駆動手段は、モータの回転を伝達する伝達車と、この伝達車に係止された駆動爪と、前記排出ローラに嵌入され、前記駆動爪と当接する摩擦車とを備え、前記伝達車が正回転するときは、前記駆動爪が前記摩擦車を摩擦駆動し、前記伝達車が逆回転するときは、前記駆動爪が前記摩擦車に対し滑ることを特徴としている。また、前記摩擦制動手段は、前記排出ローラと当接する制動部材を備え、前記伝達車が正回転するときは、前記制動部材が前記排出ローラに対し滑り、前記伝達車が逆回転するときは、前記制動部材が前記排出ローラを摩擦制動することを特徴としている。また、正回転時には前記排出ローラの周速が前記送出ローラの周速よりも速くなるように設定され、逆回転時には前記排出ローラは摩擦制動され前記送出ローラが逆回転するように設定されていることを特徴としている。これにより、上記各媒体搬送装置の作用を奏する記録装置を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係る媒体搬送装置が適用された記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図であり、図2は、そのインクジェット式プリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図、図3は、その断面図である。図1〜図3に示すインクジェット式プリンタ100は、例えばJIS規格のA1判やJIS規格のB1判といった比較的大型のサイズの用紙幅を有するロール紙に記録できる大型のプリンタである。このインクジェット式プリンタ100は、本体部110内に記録部120と本実施形態に係る媒体搬送装置である排紙部130が配設され、本体部110を支える脚部140の間に給紙部150が配設された構成となっている。
【0015】
本体部110は、図1〜図3に示すように、記録部120と排紙部130を覆うプラスチックあるいは板金でなるハウジング111を備えている。そして、このハウジング111は、図1〜図3に示すように、上面及び前面が開放可能なように半透明もしくは透明のプラスチックあるいは板金でなる上蓋112及び前蓋113が配設されている。
【0016】
上蓋112は、図1〜図3に示すように、後部が回動可能に支持されており、ユーザが前部を持って押し上げ、あるいは押し下げることにより開閉するようになっている。ユーザは、上蓋112を開けることにより記録部120及び排紙部130の上方を大きく開放することができるので、記録ヘッド121やキャリッジ122等のメンテナンス作業及び記録中や排紙中における紙ジャム等の用紙搬送エラーの解除作業等を容易に行うことができる。
【0017】
前蓋113は、図1〜図3に示すように、下部が回動可能に支持されており、ユーザが上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。ユーザは、前蓋113を開けることにより記録部120及び排紙部130の下方を大きく開放することができるので、給紙中における紙ジャム等の用紙搬送エラーの解除作業等を容易に行うことができる。
【0018】
また、本体110の前面側から見て右側下部には、図1及び図2に示すように、各色のインクカートリッジ10を収納保持するホルダ本体161とその前面を覆うカバー162を有するインクカートリッジホルダ160が配設されている。このカバー162は、下部がホルダ本体161に対し回動可能に支持されており、ユーザが上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。ユーザは、カバー162を開けることによりホルダ本体161を大きく開放することができるので、インクカートリッジ10の交換作業等を容易に行うことができる。
【0019】
さらに、本体110の前面側から見て右側上部には、図1及び図2に示すように、ユーザが記録制御等を操作するための操作パネル170が配設されている。この操作パネル170は、液晶画面と各種ボタンが配設されており、ユーザが液晶画面を見て確認しながらボタン操作できるようになっている。ユーザは、視認による確実な操作を行うことができるので、動作エラーや動作ミス等を無くすことができる。
【0020】
記録部120は、図2及び図3に示すように、記録ヘッド121を搭載したキャリッジ122、記録ヘッド121と記録を実行するための図示しない制御部とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)123、記録ヘッド121とインクが入ったインクカートリッジ10とをつなぐインクチューブ124、ロール紙を搬送する紙送りローラ125とその従動ローラ126、ロール紙の浮き上がりを防止する図示しない紙吸引手段等を備えている。
【0021】
記録ヘッド121は、ブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、ダークイエロー、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド121は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。
【0022】
キャリッジ122は、図2に示すように、主走査方向に設けられているレール127にベアリングを介して載置され、キャリッジベルト128に連結されており、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動するようになっている。FFC123は、一端が制御部のコネクタに接続され、他端が記録ヘッド121のコネクタに接続されており、記録信号を制御部から記録ヘッド121に送るようになっている。
【0023】
インクチューブ124は、上記各色のインク用が配設されており、図示しないインク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインクカートリッジ10に繋がれ、各他端が対応する各色の記録ヘッド121に繋がれている。そして、インクチューブ124は、インク加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインクカートリッジ10から記録ヘッド121に送るようになっている。
【0024】
紙送りローラ125は、モータ129(図4参照)から伝達される駆動力により正逆回転駆動するようになっている。従動ローラ126は、バネ等の付勢部材により紙送りローラ125に押圧されており、紙送りローラ125の正逆回転駆動に追従して正逆回転するようになっている。そして、紙送りローラ125とその従動ローラ126は、給紙されるロール紙を挟持して送り出すようになっている。
【0025】
排紙部130は、図2及び図3に示すように、ロール紙を副走査方向に搬送して排紙する排紙ローラ131とその従動ローラ132、記録完了したロール紙をカッティングするカッタ133等を備えている。排紙ローラ131は、モータ129から紙送りローラ125を介して伝達される駆動力により正回転駆動するが逆回転駆動しないようになっている。従動ローラ132は、バネ等の付勢部材により排紙ローラ131に押圧されており、排紙ローラ131の正回転駆動に追従して正回転するようになっている。排紙ローラ131とその従動ローラ132は、搬送されるロール紙を挟持して送り出すようになっている。カッタ133は、図3に示すように、刃先が下方を向いた状態で、上下方向及び主走査方向に移動自在に配設されている。このような構成の本発明の特徴的な部分である排紙ローラ131の駆動機構の詳細について、さらに図4及び図5を参照して以下説明する。
【0026】
図4は、上記排紙ローラ131の駆動機構とその周辺部を示す斜視図、図5は、その平面図である。この排紙ローラ131の駆動機構30は、排紙ローラ131の軸に嵌入された摩擦車(摩擦駆動手段、摩擦制動手段)31、排紙ローラ131の軸に摩擦車31と隣接して挿入された排紙ローラギア(摩擦駆動手段(伝達車))32、排紙ローラギア32の側面に摩擦車31と当接するように配設された駆動爪(摩擦駆動手段)33を備えている。さらに、この駆動機構30は、ハウジング111内のフレーム等に摩擦車31と当接するように配設された制動レバー(摩擦制動手段)34を備えている。
【0027】
摩擦車31は、外形が円筒状に形成されており、外周面が高摩擦係数となるように粗面に形成され、もしくは高摩擦材が貼付されている。この摩擦車31は、排紙ローラ131の軸とともに回動自在となるように排紙ローラ131の軸に対して嵌め込まれている。駆動爪33は、外形が爪状に形成されており、先端が摩擦車31の外周面に斜めに当接可能な円弧面に形成され、後端が摩擦車31の外周面から離間した排紙ローラギア32の側面に回動自在に軸支されている。すなわち、この駆動爪33は、摩擦車31に対し排紙ローラ131が正回転する方向(図5に示す右回転方向)に向かって鋭角となるように配設されている。そして、排紙ローラギア32の側面に係止されている捩りコイルばね(摩擦駆動手段)35により、駆動爪33の先端の円弧面が摩擦車31の外周面に付勢されて押圧されている。このような構成の摩擦車31と駆動爪33は、正回転である図5に示す右回転のみ強い制動力を働かせる制動機構として機能するようになっている。
【0028】
制動レバー34は、外形が爪状に形成されており、先端が摩擦車31の外周面に斜めに当接可能な円弧面に形成されているとともに、高摩擦係数となるように粗面に形成され、もしくは高摩擦材が貼付され、後端が摩擦車31の外周面から離間したハウジング111内のフレーム等に回動自在に軸支されている。すなわち、この制動レバー34は、摩擦車31に対し排紙ローラ131が正回転する方向(図5に示す右回転方向)に向かって鋭角となるように配設されている。そして、排紙ローラギア32の側面に係止されている捩りコイルばね(摩擦制動手段)36により、制動レバー34の先端の円弧面が摩擦車31の外周面に付勢されて押圧されている。このような構成の摩擦車31と制動レバー34は、逆回転である図5に示す左回転のみ強い制動力を働かせる制動機構として機能するようになっている。
【0029】
排紙ローラギア32は、伝達ギア37を介して、紙送りローラ125の軸に嵌入された紙送りローラギア39と連接されている。この排紙ローラギア32は、排紙ローラ131の軸に対して回動自在、すなわち所定のクリアランスを持って挿入されている。
【0030】
以上のような構成において、排紙ローラギア32が正回転するときは、駆動爪33の先端の円弧面が摩擦車31の外周面を摩擦により押すので、摩擦車31に嵌入されている排紙ローラ131は正回転することになる。このときは、制動レバー34の先端の円弧面が摩擦車31の外周面にてスリップするので、制動レバー34は摩擦車31に嵌入されている排紙ローラ131の正回転には何ら関与しない。
【0031】
一方、排紙ローラギア32が逆回転するときは、制動レバー34の先端の円弧面が摩擦車31の外周面を摩擦により押すので、摩擦車31に嵌入されている排紙ローラ131には強い制動力が加わることになる。このときは、駆動爪33の先端の円弧面が摩擦車31の外周面にてスリップするので、駆動爪33は摩擦車31に嵌入されている排紙ローラ131の逆回転には何ら関与しない。
【0032】
このように、摩擦車31、排紙ローラギア32、駆動爪33及び捩りコイルばね35が摩擦駆動手段として機能し、摩擦車31、制動レバー34及び捩りコイルばね36が摩擦制動手段として機能するので、正回転時は排紙ローラ131の周速を紙送りローラ125の周速よりも速くし、逆回転時は紙送りローラ125のみを逆回転させて排紙ローラ131には駆動力を伝えず制動力を加えることができる簡易で小型な駆動機構とすることができる。
【0033】
これにより、例えばロール紙に記録するためにロール紙を搬送するとき、搬送方向に常に引張力が働くようにしてロール紙の撓みの発生を防止し、高精度な記録を行うことができる。また、例えばロール紙を主走査方向のみならず副走査方向にもカッティングするためにロール紙を逆搬送するときも、逆搬送方向に常に引張力が働くようにしてロール紙の撓みの発生を防止し、ロール紙と記録ヘッド121との擦れによる記録面の汚染を防止することができるとともに、高精度なカッティングを行うことができる。
【0034】
脚部140は、図1及び図2に示すように、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142を備えている。そして、支持柱142の上部に本体部110が載置されネジ止め固定されるようになっている。支持柱142に移動用のコロ141が配設されていることにより、重量のある本体部110を所望の位置へスムーズに移動させて設置することができるようになっている。
【0035】
給紙部150は、図1及び図3に示すように、本体部110の下方であって脚部140の間に配設されており、ロール紙の両端を支持する一対の支持部151、ロール紙を給送する送り出しローラ152とピンチローラ153を備えている。さらに、支持部151が固定されているとともに、送り出しローラ152とピンチローラ153の各両端が軸支されている一対のアーム部154を備えている。このような構成の給紙部150の詳細について、さらに図6を参照して以下説明する。
【0036】
図6は、上記給紙部150の詳細を示す斜視図である。一対の支持部151は、対向配置される一対のアーム部154の対向面にそれぞれ固定して取り付けられている。そして、一対の支持部151は、軸受が内蔵されており、図7に示すロール紙Rの内周部に貫装されてロール紙Rを支持するスピンドル155の両端を回動自在に軸支持するようになっている。
【0037】
すなわち、スピンドル155は、中央にロール紙Rが嵌め込まれてロール紙Rの両側に一対のフランジ状のロール紙押さえ156が嵌め込まれ、一対の支持部151の間に架け渡されるようになっている。ユーザは、スピンドル155が取り付けられたロール紙を持ち上げて、スピンドル155の両端を一対の支持部151に嵌め込むのみでロール紙の装着を完了させることができるので、ロール紙のセッティング作業工数を大幅に減少させることができる。
【0038】
送り出しローラ152とピンチローラ153は、各両端が対向配置される一対のアーム部154の対向面にそれぞれ回動自在に軸支持されている。すなわち、送り出しローラ152とピンチローラ153は、一対のアーム部154の間に架け渡されるようにして配設されている。そして、送り出しローラ152の両端は一対のアーム部154の対向面の一定箇所に軸支持されているが、ピンチローラ153は送り出しローラ152に対して当接・離間可能なように、ピンチローラ153の両端軸は一対のアーム部154の対向面に設けられた例えば溝内を移動可能に軸支持されている。そして、ピンチローラ153は、送り出しローラ152に対して当接した位置及び離間した位置にて、例えばアーム部154の対向面に設けられた係止部材と付勢部材等を用いたロック機構によりロックされるようになっている。
【0039】
ユーザは、支持部151に内蔵されている軸受により、ロール紙の先端部を容易に引き出すことができるとともに、ピンチローラ153の移動機構により、ロール紙の先端部を送り出しローラ152とピンチローラ153の間に容易に挿入・挟持させることができるので、ロール紙のセッティング作業工数を大幅に減少させることができる。
【0040】
一対のアーム部154は、脚部140の2本の支持柱142の対向面にそれぞれ図示矢印方向に回動自在に取り付けられている。そして、一対のアーム部154の回動は、図8に示すロール紙のセッティング位置と図6に示すロール紙の給紙位置にて、例えば支持柱142の対向面に設けられた係止部材と付勢部材等を用いたロック機構によりロックされて位置決めされるようになっている。
【0041】
すなわち、一対のアーム部154をロール紙のセッティング位置に回動させたときは、送り出しローラ152とピンチローラ153はインクジェット式プリンタ100の前面側に飛び出し、一対のアーム部154をロール紙の給紙位置に回動させたときは、送り出しローラ152とピンチローラ153はインクジェット式プリンタ100の背面側に回り込んで、ロール紙の搬送経路と接続されるようになっている。
【0042】
ユーザは、ロール紙の先端部を送り出しローラ152とピンチローラ153の間に挿入・挟持させる際、インクジェット式プリンタ100の背面側に潜り込まなくても、インクジェット式プリンタ100の前面側にて通常の立ち位置で作業を行うことができるので、ロール紙のセッティング作業工数を大幅に減少させることができる。
【0043】
なお、上述した実施形態では、一対の支持部151は、対向配置される一対のアーム部154の対向面にそれぞれ固定して取り付けられ、アーム部154とともに回動する構成としたが、脚部140の2本の支持柱142の対向面に取り付けられたアーム部154の回動軸と同芯の軸にそれぞれ固定して取り付けるように構成しても同様の効果を奏する。すなわち、アーム部154の回動とは無関係に常に一定位置に固定された支持部151としても良い。
【0044】
このような構成において、インクジェット式プリンタ100の使用手順を図7〜図13を参照して説明する。先ず、図7(A)に示すように、ユーザは、スピンドル155に嵌め込まれている一対のロール紙押さえ156の一方をスピンドル155の一端から引き抜く。そして、図7(B)に示すように、ユーザは、スピンドル155の一端をロール紙Rの軸穴Cの一端から挿入して貫通させる。
【0045】
さらに、ユーザは、図7(C)に示すように、ロール紙Rの軸穴Cの一端をスピンドル155の他端側に挿入固定されている他方のロール紙押さえ156に嵌め込んで当接させる。続いて、ユーザは、一方のロール紙押さえ156をスピンドル155の一端から挿入して、ロール紙Rの軸穴Cの他端に嵌め込む。これにより、ロール紙Rはスピンドル155と共に回転可能となる。
【0046】
次に、ユーザは、例えば送り出しローラ152を手前に引いてアーム部154を揺動させ、ロール紙の給紙位置に位置決めされている状態(図6参照)にあるアーム部154を図8(A)に示すロール紙のセッティング位置に位置決めしてロックする。そして、ユーザは、スピンドル155が挿入されたロール紙Rを支持部151の上方へ持ち上げ、図8(B)に示すように、スピンドル155の両端部を各支持部151の窪み151aにそれぞれ嵌め込む。このように、スピンドル155の両端を一対の支持部151に嵌め込むのみでロール紙の装着を完了させることができるので、ロール紙のセッティング作業工数を大幅に減少させることができる。
【0047】
次に、図9(A)に示すように、ユーザは、ピンチローラ153を持ち上げて送り出しローラ152に対して離間させてロックする。そして、ロール紙Rの先端部を前方に引き出してピンチローラ153と送り出しローラ152の間に通す。続いて、図9(B)に示すように、ユーザは、ピンチローラ153を押し下げて送り出しローラ152に対して当接させてロックし、ロール紙Rの先端部をピンチローラ153と送り出しローラ152の間に挟持させる。このように、インクジェット式プリンタ100の前面側にて通常の立ち位置でロール紙の先端部を引き出して送り出しローラ152とピンチローラ153に挟持させることができるので、ロール紙のセッティング作業工数を大幅に減少させることができる。
【0048】
次に、図10(A)に示すように、ユーザは、例えば送り出しローラ152を奥へ押してアーム部154を揺動させ、ロール紙のセッティング位置に位置決めされている状態にあるアーム部154をロール紙の給紙位置に位置決めする。これにより、ピンチローラ153と送り出しローラ152の間に挟持されているロール紙Rの先端部は、給紙案内157の入口に位置決めされる。
【0049】
ここで、ユーザが操作パネル170を操作してインクジェット式プリンタ100を起動させると、図10(B)に示すように、送り出しローラ152が回転を開始する。そして、ピンチローラ153と送り出しローラ152の間に挟持されているロール紙Rは、給紙案内157に案内されて上方の記録部120へ送り出される。そして、図11に示すように、ロール紙Rは、紙送りローラ125とその従動ローラ126に挟持されるとともに、排紙ローラ131とその従動ローラ132に挟持されて副走査方向に搬送されつつ主走査方向に移動する記録ヘッド121から吐出されるインク滴により所定の情報が記録される。このとき、排紙ローラ131に対し紙送りローラ125がブレーキを掛けるように作用するので、ロール紙Rには搬送方向に常に引張力が働き、ロール紙Rの撓みの発生を防止して高精度な記録を行うことができる。
【0050】
この記録完了後、図12に示すように、ロール紙Rは、紙送りローラ125と排紙ローラ131の逆回転により逆搬送され、カッタ133により主走査方向及び副走査方向にカッティングされる。このとき、紙送りローラ125に対し制動力が加わっている排紙ローラ131が負荷となるように作用するので、ロール紙Rには逆搬送方向に常に引張力が働き、ロール紙Rの撓みの発生を防止して高精度なカッティングを行うことができる。最後に、図13に示すように、カッティングされたロール紙CRは、排紙ローラ131とその従動ローラ132に挟持されて排紙される。
【0051】
以上のように、本実施形態のインクジェット式プリンタ100によれば、排紙ローラ131は、正回転のみ摩擦駆動する摩擦車31、排紙ローラギア32、駆動爪33及び捩りコイルばね35と、逆回転のみ摩擦制動する摩擦車31、制動レバー34及び捩りコイルばね36を備えているので、正回転するが逆回転では駆動力が伝わらず制動力が加えられる排紙ローラ131の作用でロール紙に対し搬送方向及び逆搬送方向に常に引張力を掛けておくことができ、ロール紙を撓ませずに搬送及び逆搬送させることができる簡易で小型な手段を実現することができる。
【0052】
また、正回転時には排紙ローラ131の周速が紙送りローラ125の周速よりも速くなるように設定されているので、排紙ローラ131の送りに対して紙送りローラ125がブレーキを掛けるように作用する。また、逆回転時には紙送りローラ125のみが逆回転し排紙ローラ131には制動力が加わるように設定されているので、紙送りローラ125の送りに対して排紙ローラ131が負荷となるように作用する。したがって、ロール紙は、排紙ローラ131と紙送りローラ125間で常に引っ張られることになるので、排紙ローラ131と紙送りローラ125間で撓ませずに搬送及び逆搬送させることができる。
【0053】
以上、本発明を種々の実施形態に関して述べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態についても適用されるのは勿論である。例えば、上述した実施形態では、記録装置としてインクジェット式プリンタを例に説明したが、これに限定されるものではなく、搬送装置を使用する記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。さらに、媒体を搬送する装置であれば記録装置に限定されるものではなく、記録装置以外の装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図である。
【図2】図1のプリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図である。
【図3】図1のプリンタの主要部の断面図である。
【図4】図1のプリンタの排紙ローラの駆動機構とその周辺部を示す斜視図である。
【図5】図4の排紙ローラの駆動機構とその周辺部の平面図である。
【図6】図1のプリンタの使用手順を示す第1の図である。
【図7】図1のプリンタの使用手順を示す第2の図である。
【図8】図1のプリンタの使用手順を示す第3の図である。
【図9】図1のプリンタの使用手順を示す第4の図である。
【図10】図1のプリンタの使用手順を示す第5の図である。
【図11】図1のプリンタの使用手順を示す第6の図である。
【図12】図1のプリンタの使用手順を示す第7の図である。
【図13】図1のプリンタの使用手順を示す第8の図である。
【符号の説明】
10 インクカートリッジ、30 駆動機構、31 摩擦車、32 排紙ローラギア、33 駆動爪、34 制動レバー、35、36 捩りコイルばね、100 インクジェット式プリンタ、110 本体部、111 ハウジング、112上蓋、113 前蓋、120 記録部、121 記録ヘッド、122 キャリッジ、123 FFC、124 インクチューブ、125 紙送りローラ、126 従動ローラ、127 レール、128 キャリッジベルト、129 モータ、130 排紙部、131 排紙ローラ、132 従動ローラ、140 脚部、141 コロ、142 支持柱、150 給紙部、151 支持部、152 送り出しローラ、153 ピンチローラ、154 アーム部、155 スピンドル、156 ロール紙押さえ、157 給紙案内、160 インクカートリッジホルダ、161 ホルダ本体、162 カバー、170 操作パネル

Claims (10)

  1. 正回転及び逆回転して媒体を搬送及び逆搬送するローラを備えた媒体搬送装置であって、
    前記ローラは、摩擦制動する摩擦制動手段と、正回転のみ摩擦駆動する摩擦駆動手段とを備えたことを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 前記摩擦制動手段は、正回転では弱く摩擦制動し、逆回転では強く摩擦制動することを特徴とする請求項1に記載の媒体搬送装置。
  3. 前記摩擦駆動手段は、モータの回転を伝達する伝達車と、この伝達車に係止された駆動爪と、前記ローラに嵌入され、前記駆動爪と当接する摩擦車とを備え、前記伝達車が正回転するときは、前記駆動爪が前記摩擦車を摩擦駆動し、前記伝達車が逆回転するときは、前記駆動爪が前記摩擦車に対し滑ることを特徴とする請求項1または2に記載の媒体搬送装置。
  4. 前記摩擦制動手段は、前記ローラと当接する制動部材を備え、前記伝達車が正回転するときは、前記制動部材が前記ローラに対し滑り、前記伝達車が逆回転するときは、前記制動部材が前記ローラを摩擦制動することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の媒体搬送装置。
  5. 前記ローラよりも搬送上流側に配設され、モータから伝達される駆動力により正回転及び逆回転して媒体を搬送及び逆搬送するとともに、当該駆動力を前記ローラに伝達する第2のローラを備え、
    正回転時には前記ローラの周速が前記第2のローラの周速よりも速くなるように設定され、逆回転時には前記ローラは摩擦制動され前記第2のローラが逆回転するように設定されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の媒体搬送装置。
  6. 記録媒体を送出し記録して排出する記録装置であって、
    モータから伝達される駆動力により正回転及び逆回転して前記記録媒体を送出及び逆送する送出ローラと、
    前記送出ローラを介して伝達される駆動力により正回転及び逆回転して前記記録媒体を排出及び逆送する排出ローラとを備え、
    前記排出ローラは、摩擦制動する摩擦制動手段と、正回転のみ摩擦駆動する摩擦駆動手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  7. 前記摩擦制動手段は、正回転では弱く摩擦制動し、逆回転では強く摩擦制動することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 前記摩擦駆動手段は、モータの回転を伝達する伝達車と、この伝達車に係止された駆動爪と、前記排出ローラに嵌入され、前記駆動爪と当接する摩擦車とを備え、前記伝達車が正回転するときは、前記駆動爪が前記摩擦車を摩擦駆動し、前記伝達車が逆回転するときは、前記駆動爪が前記摩擦車に対し滑ることを特徴とする請求項6または7に記載の記録装置。
  9. 前記摩擦制動手段は、前記排出ローラと当接する制動部材を備え、前記伝達車が正回転するときは、前記制動部材が前記排出ローラに対し滑り、前記伝達車が逆回転するときは、前記制動部材が前記排出ローラを摩擦制動することを特徴とする請求項6〜8の何れか一項に記載の記録装置。
  10. 正回転時には前記排出ローラの周速が前記送出ローラの周速よりも速くなるように設定され、逆回転時には前記排出ローラは摩擦制動され前記送出ローラが逆回転するように設定されていることを特徴とする請求項6〜9の何れか一項に記載の記録装置。
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