JP2005001626A - 履帯装置及び履帯用リンク構造体 - Google Patents

履帯装置及び履帯用リンク構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単に組立てることができ、しかもコスト低減が可能であると共に、耐久性に優れた履帯装置及び履帯用リンク構造体を提供する。
【解決手段】相対面する左右一対のリンク1a、1bがエンドレス状に連結された履帯2を備えた履帯装置である。左右一対のリンク1a、1bはその一端部が筒状の連結部3を介して連結される。左右一対のリンク1a、1bはその長手方向中間部が履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29に嵌合するかみ合い部4を介して連結される。連結部3に連結用ピン12が挿入されることによって左右一対のリンク1a、1bがエンドレス状に連結される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、履帯装置及び履帯用リンク構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
油圧ショベル等の装軌式作業車両は、図9に示すように、下部走行体51と、上部旋回体52と、この上部旋回体52に連設される作業機53とを備える。そして、上記下部走行体51は走行装置(足回装置)としての履帯装置54を備える。履帯装置54は、一般には、相対面する左右一対のリンクがエンドレス状に連結された履帯55を備えている(特許文献1参照)。そして履帯55は、アイドラ56及び履帯用スプロケット57の周囲に巻装されるものである。
【0003】
上記特許文献1等に記載された履帯は、図10に示すように、長手方向に隣合うリンク60、60の端部61、62を重ね合わせて、相対面する左右のリンク60、60の重なり合っている端部61、62を連結部材63を介して連結していた。この場合、リンク60は、中央の肉厚部64と、内側に位置する一方の端部61と、外側に位置する他方の端部62とからなり、端部61、62に夫々貫孔65、66が設けられている。さらに、中央の肉厚部64にも貫孔67、67が設けられ、この貫孔67に、シュープレート68の装着面側に開口する貫通孔69が連通されている。
【0004】
この場合、連結部材63は、連結用ピン70と、この連結用ピン70に外嵌されるブッシュ71とを備える。そして、左側と右側とにおいて、それぞれリンク60、60の端部61、62を重ね合せた状態で、この相対面するリンク60、60の重ね合わせ部間にブッシュ71を介装して、連結用ピン70を挿入することによって、リンク60・・はエンドレス状に連結される。この際、連結用ピン70の両端部が、リンク60、60の外側に配置される端部62、62の貫孔66、66に圧入されると共に、ブッシュ71の両端部が、リンク60、60の内側に配置される端部61、61の貫孔65、65に圧入される。また、シュープレート68をリンク60の装着面に重ね合わせて、このシュープレート68に設けられた貫孔、及びリンク60の肉厚部64の貫通孔69にボルト部材72を挿入して、肉厚部64の貫孔67の配設されるナット部材73に、このボルト部材72を螺合させる。これによって、シュープレート68は、エンドレス状に連結されるリンク60・・に取り付けることができる。なお、図10において、74はシール部材である。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−347972号公報(第4−9頁、図12、図17)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の履帯装置においては、部品点数が多く、その組立作業性が劣っていた。また、部品点数が多いため、コスト高となると共に、部品の在庫管理も面倒であった。しかも、図11に示すように、履帯用スプロケット57の凹凸歯76の凹歯77に連結部材63が嵌合するので、連結部材63がスプロケット負荷を受けることになり、この連結部材63を強度的に優れたものとする必要がある。さらに、履帯用スプロケット57の噛合時において、リンクモーションの中心がこの連結部材63の軸心となる。このため、連結部材63のブッシュ71が履帯用スプロケット57の凹凸歯76に摺接することになり、この摺接による摩耗によってブッシュ71が損傷する。このため、耐久性に劣っていた。
【0007】
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡単に組立てることができ、しかもコスト低減が可能であると共に、耐久性に優れた履帯装置及び履帯用リンク構造体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および効果】
そこで請求項1の履帯装置は、相対面する左右一対のリンク1a、1bがエンドレス状に連結された履帯2を備えた履帯装置であって、上記左右一対のリンク1a、1bは、その一端部が筒状の連結部3を介して連結されると共に、その長手方向中間部が履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29に嵌合するかみ合い部4を介して連結され、上記連結部3に連結用ピン12が挿入されることによって、上記左右一対のリンク1a、1bがエンドレス状に連結されることを特徴としている。
【0009】
請求項1の履帯装置では、相対面する左右一対のリンク1a、1bは、その一端部が筒状の連結部3を介して連結されると共に、その長手方向中間部が履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29に嵌合するかみ合い部4を介して連結されるので、この履帯装置を組立てる際には、相対面する左右一対のリンク1a、1bは連結されており、この一体となっている左右一対のリンク1a、1bを順次長手方向に連結すればよい。そのため、その組立作業の簡略化を図ることができる。また、リンク1a、1bは連結部3とかみ合い部4とで連結され、帯用履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29にかみ合い部4が嵌合するので、このかみ合い部4にてスプロケット負荷を受けることができる。そして、このかみ合い部4としては、上記連結部3のように連結用等のピンを挿入する必要がないので、筒状とすることなく中実状とすることができる。これによって、このかみ合い部4の強度を向上させることができ、安定してスプロケット負荷を受けることができる。また、かみ合い部4にてスプロケット負荷を受けることになるので、上記連結部3はスプロケット負荷を受けなくて済み、この履帯2が走行する際等に生じる引張力を受けることができると共に、履帯用スプロケット27に噛合する際の屈曲機能を有すればよいことになって、この連結部3の耐久性が向上する。しかも、履帯用スプロケット27の噛合時において、かみ合い部4はリンクモーション中心でないので、履帯用スプロケット27の凹凸歯28との相対すべりがなく、摩耗を生じさせない。これによって、かみ合い部4の耐久性の向上を達成することができる。
【0010】
請求項2の履帯装置は、相対面する左右一対のリンク1a、1bがエンドレス状に連結された履帯2を備えた履帯装置であって、上記左右一対のリンク1a、1bは、その一端部が筒状の連結部3を介して連結されると共に、その長手方向中間部が履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29に嵌合するかみ合い部4を介して連結され、上記連結部3に連結用ピン12が挿入されることによって、上記左右一対のリンク1a、1bがエンドレス状に連結されて、履帯用スプロケット27の凹凸歯28に対して連結部3が非接触となることを特徴としている。
【0011】
上記請求項2の履帯装置では、上記請求項1の作用効果に加え、履帯用スプロケット27の凹凸歯28に対して連結部3が非接触であるので、連結部3の履帯用スプロケット27に対する摺接による摩耗を回避でき、耐久性の一層の向上を図ることができる。
【0012】
請求項3の履帯装置は、相対面する左右一対のリンク1a、1bがエンドレス状に連結された履帯2を備えた履帯装置であって、上記左右一対のリンク1a、1bは、その一端部が筒状の連結部3を介して連結されると共に、その長手方向中間部が履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29に嵌合するかみ合い部4を介して連結され、上記連結部3に連結用ピン12が挿入されることによって、上記左右一対のリンク1a、1bがエンドレス状に連結されて、長手方向に隣合う上記連結部3、3の配置ピッチが、スプロケット噛合部位における上記かみ合い部4のかみ合いピッチよりも大きくなることを特徴としている。
【0013】
請求項3の履帯装置では、上記請求項1の作用効果に加え、長手方向に隣合う上記連結部3、3の配置ピッチが、スプロケット噛合部位における上記かみ合い部4、4のかみ合いピッチよりも大きくなるので、同一種類、同一大きさの建設機械に、この履帯装置と、図10に示す従来の履帯装置とを使用する場合、この履帯装置では、各リンク1a、1bの長手方向長さを従来のものよりも長くすることができる。これによって、使用するリンクの数を少なくすることができ、リンク連結作業数が減少して組立作業性が向上する。しかも、リンク数の減少にともなって、コストの大幅な低減を達成できる。
【0014】
請求項4の履帯装置は、かみ合い部4は、シュープレート21を受ける受面30を有することを特徴としている。
【0015】
上記請求項4の履帯装置では、かみ合い部4の受面30にて、シュープレート21を受けることができるので、シュープレート21からの荷重を分散させることができ、履帯2としての耐久性の向上を図ることができる。
【0016】
請求項5の履帯装置は、上記かみ合い部4を、シュープレート21の泥抜き用40a、40bに非対応となるように設けたことを特徴としている。
【0017】
上記請求項5の履帯装置では、かみ合い部4がシュープレート21の泥抜き用孔40a、40bに非対応となるので、このかみ合い部4がシュープレート21の泥抜き用孔から40a、40bの泥抜きを妨げない。これによって、泥抜き用孔40a、40bを介して土砂等がシュープレート21とリンク1a、1bとの間等から抜け、履帯2は滑らかに駆動する。
【0018】
請求項6の履帯装置は、相対面する上記左右一対のリンク1a、1bと、上記かみ合い部4とが一体成形にて構成されることを特徴としている。
【0019】
上記請求項6の履帯装置では、左右一対のリンク1a、1bと、かみ合い部4とが一体成形にて構成されるので、鋳造等にて一体成形することができ、コストの低減を図ることができる。しかも、一体成形によりねじり剛性が向上して、製品として高品質となる。また、組立前の独立した部品点数が少なく、在庫管理等を軽減することができる。
【0020】
請求項7の履帯装置は、相対面する上記左右一対のリンク1a、1bと、上記連結部3と、上記かみ合い部4とが一体成形にて構成されることを特徴としている。
【0021】
上記請求項7の履帯装置では、鋳造等にて一体成形することができ、コストの低減を図ることができる。しかも、一体成形によりねじり剛性が向上して、製品として高品質となる。特に、一対のリンク1a、1bと、このリンク1a、1bを連結する連結部3及びかみ合い部4とが一体成形されるので、リンク1a、1bと連結部3とかみ合い部4とからなるリンク構造体5は強度的に優れ、履帯装置として優れた耐久性を発揮する。また、組立前の独立した部品点数が少なく、在庫管理等を軽減することができる。
【0022】
請求項8の履帯装置は、リンク1a、1bと、シュープレート21とが組立分離可能とされることを特徴としている。
【0023】
上記請求項8の履帯装置では、リンク1a、1bと、シュープレート21とが組立分離可能であるので、履帯装置として組立て易く、また、シュープレート21が損傷等したりした場合、損傷等したシュープレート21の修理や交換等を簡単に行うことができる。
【0024】
請求項9の履帯用リンク構造体は、相対面する左右一対のリンク1a、1bと、左右一対のリンク1a、1bの一端部を連結する筒状の連結部3と、左右一対のリンク1a、1bの長手方向中間部を連結するかみ合い部4とを備え、このかみ合い部4が履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29に嵌合することを特徴としている。
【0025】
上記請求項9の履帯用リンク構造体では、相対面する左右一対のリンク1a、1bは、その一端部が筒状の連結部3を介して連結されると共に、その長手方向中間部が履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29に嵌合するかみ合い部4を介して連結されるので、この履帯用リンク構造体を使用して、履帯装置を組立てる際には、相対面する左右一対のリンク1a、1bは連結されており、この一体となっている左右一対のリンク1a、1bを順次長手方向に連結すればよい。このため、この履帯用リンク構造体の組立作業の簡略化を図ることができる。
また、リンク1a、1bは連結部3とかみ合い部4とで連結され、履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29にかみ合い部が嵌合するので、このかみ合い部4にてスプロケット負荷を受けることができる。そして、このかみ合い部4としては、上記連結部3のように連結用等のピンを挿入する必要がないので、筒状とすることなく中実状とすることができる。これによって、このかみ合い部4の強度を向上させることができ、安定してスプロケット負荷を受けることができる。また、かみ合い部4にてスプロケット負荷を受けることになるので、上記連結部3はスプロケット負荷を受けなくて済み、この履帯2が走行する際等に生じる引張力を受けることができると共に、履帯用スプロケット27に噛合する際の屈曲機能を有すればよいことになって、この連結部3の耐久性が向上する。
【0026】
請求項10の履帯用リンク構造体は、左右一対のリンク1a、1bと、連結部3と、かみ合い部4とが一体成形にて構成されることを特徴としている。
【0027】
請求項10の履帯用リンク構造体では、鋳造等にて一体成形することができ、コストの低減を図ることができる。しかも、一体成形によりねじり剛性が向上して、製品として高品質となる。特に、一対のリンク1a、1bと、このリンク1a、1bを連結する連結部3及びかみ合い部4とが一体成形されるので、この履帯用リンク構造体は強度的に優れ、この履帯用リンク構造体を履帯装置に使用すれば、優れた耐久性を発揮する。
【0028】
請求項11の履帯用リンク構造体は、上記連結部3が履帯用スプロケット27に接触しないように、スプロケット噛合部位において、この連結部3の軸心と、かみ合い部4のかみ合い軸心とを径方向にずらせたことを特徴としている。
【0029】
上記請求項11の履帯用リンク構造体では、履帯用スプロケット27に対して連結部3が非接触であるので、連結部3の履帯用スプロケット27に対する摺接による摩耗を回避でき、耐久性の一層の向上を図ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の履帯装置及び履帯用リンク構造体の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はこの発明の履帯装置の要部分解斜視図を示し、この履帯装置は、図9に示す油圧ショベル等の建設機械に下部走行体51に使用される。
【0031】
そして、履帯装置は、相対面する左右一対のリンク1a、1b(図1から図3等参照)がエンドレス状に連結された履帯2を備える。すなわち、履帯2は、相対面する左右一対のリンク1a、1bと、このリンク1a、1bの一端部を連結する筒状の連結部3と、このリンク1a、1bの長手方向中間部を連結する中実状のかみ合い部4からなる履帯用リンク構造体5を備え、この履帯用リンク構造体5がエンドレス状に連結部材6を介して連結される。この場合、このリンク1a、1bと、連結部3と、かみ合い部4とは鋳造一体成形にて構成される。
【0032】
図2と図3に示すように、履帯用リンク構造体5の各リンク1a、1bは、夫々、一端側の第1部7a、7bと、他端側の第2部8a、8bと、この第1部7a、7bと第2部8a、8bとを連結する第3部9a、9bとからなり、第2部8a、8b間寸法が、第1部7a、7b間寸法よりも大とされている。
【0033】
また、相対面する第1部7a、7bが上記連結部3にて連結され、第3部9a、9bが上記かみ合い部4にて連結される。この場合、第1部7a、7bには、孔部10a、10bが設けられ、この孔部10a、10bと連結部3の軸心が同一軸心上に配置される。また、孔部10a、10bは、本体部14a、14bと、この本体部14a、14bの反連結部側の開口部の大径部15a、15bとからなり、外鍔部16a、16bを有する筒体17a、17bが嵌合される。この場合、外鍔部16a、16bが大径部15a、15bに嵌合する。また、筒体17a、17bの内径寸法が、連結部3の軸心孔の内径寸法と略同一とされる。そして、この筒体17a、17bの孔部18a、18bと連結部3の軸心孔11が、上記連結部材6を構成する連結用ピン12(図1参照)が挿入される連結用孔13を形成する。
【0034】
各リンク1a、1bの第3部9a、9bには、孔部20a、20bが設けられ、この孔部20a、20bの内側の端面22a、22bに、シュープレート受面23a、23bに開口する貫通孔24a、24bが設けられている。そして、かみ合い部4は、半円柱状の第1部25と、この第1部25に連設された断面台形状の第2部26とを有し、後述する図5に示すように、第1部25が履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29に嵌合する。また、かみ合い部4の第2部26の端面は、各リンク1a、1bのシュープレート受面23a、23bと連続した平面の受面30とされる。
【0035】
各リンク1a、1bの第2部8a、8bには、上記連結用ピン12が圧入される貫通孔31a、31bが設けられている。また、第2部8a、8bの内端面には凹部33a、33bが形成され、この凹部33a、33bにシール部材としての皿バネ32a、32bが嵌合する。
【0036】
このように構成された複数個の履帯用リンク構造体5・・は、図4に示すように、一の履帯用リンク構造体5の第2部8a、8b間に他の履帯用リンク構造体5の第1部7a、7bが挿入(嵌合)され、この状態で、連結部材6を介して連結される。すなわち、連結部材6としての連結用ピン12は、その両端部がリンク1a、1bの第2部8a、8bの貫通孔31a、31bにそれぞれ圧入されると共に、その中間部がリンク1a、1bの連結用孔13に対して回転可能に挿通される。これによって、複数の履帯用リンク構造体5・・がエンドレス状に連結されて履帯2が構成される。そして、この履帯2には、図1に示すように、シュープレート21・・が取り付けられる。なお、連結用ピン12が挿通される連結部3に、図1の仮想線で示すようなスリーブSを圧入するようにしてもよい。このスリーブSとしては、例えば、HRC45以上に焼入れしたものを使用するのが好ましい。これによって、連結部3の内径硬度を確保でき、安定した連結が可能となる。
【0037】
ところで、シュープレート21は、図1と図7と図8に示すように、その表面34に一対の凹溝35a、35bを有する矩形平板状体からなり、その基端縁36に一対の切欠部37、37が形成されている。また、凹溝35a、35bの底面38a、38bには、その裏面39に開口する長孔からなる泥抜き孔40a、40bが設けられている。この場合、基端縁36側の泥抜き孔40bが先端縁41側の泥抜き孔40aよりもその長さ寸法が大とされている。そして、各泥抜き孔40a、40bの両端側に夫々貫通孔42a、42a、42b、42bが設けられている。このため、貫通孔42a、42aは凹溝35aの底面38aに開口し、貫通孔42b、42bは凹溝35bの底面38bに開口する。
【0038】
そして、シュープレート21の裏面39を履帯用リンク構造体5のリンク1a、1bのシュープレート受面23a、23bに重ね合わせ、この状態で、表面34側からボルト部材43・・を、各貫通孔42a、42a、42b、42bに挿通すると共に、リンク1a、1bの貫通孔24a、24a、24b、24bに挿通して、リンク1a、1bの孔部20a、20b内に配置されるナット部材44・・に螺合する。これによって、シュープレート21は履帯用リンク構造体5に取り付けることができる。
【0039】
このように、履帯用リンク構造体5にシュープレート21が取り付けられた状態では、かみ合い部4が各泥抜き孔40a、40b間に配置されることになって、泥抜き孔40a、40bに非対応状態となっている。このため、かみ合い部4にて泥抜き孔40a、40bを塞ぐことがなく、しかも、かみ合い部4の受面30がシュープレート21の裏面39を受けている。
【0040】
ところで、エンドレス状に形成される履帯2は、図5に示すように、履帯用スプロケット27と、アイドラ(図示省略)とに掛け回される。この場合、長手方向に隣合うリンク1a、1a(1b、1b)の連結部3、3の配置ピッチP1が、スプロケット噛合部位における上記かみ合い部4のかみ合いピッチP2よりも大きくなるように設定している。すなわち、かみ合いピッチP2は、履帯用スプロケット27の凹凸歯28にかみ合うピッチであり、図6に示すように、かみ合い部4のかみ合い軸心A、Aが、履帯用スプロケット27の凹凸歯28のかみ合い円C(ピッチ円)上に位置し、このかみ合い軸心Aと、履帯用スプロケット27の回転中心Oとを結ぶ線の延長上に、連結用ピン12、12の軸心B、Bを配置するようにしている。すなわち、スプロケット噛合部位において、連結部3の軸心Bをかみ合い部4のかみ合い軸心Aよりも外径側に配置することによって、軸心Bとかみ合い軸心Aとをずらせている。このため、連結部3の配置ピッチP1が、かみ合い部4のかみ合いピッチP2よりも大きくなる。
【0041】
また、スプロケット負荷をかみ合い部4にて受けることになり、この連結部3にてスプロケット負荷を受けなくて済む。しかも、リンク1a、1bと連結部3が一体成形であるので、連結部3は強度的にも優れ、この連結部3の肉厚寸法を小さくできて連結部3の外径寸法を小さくできる。そのため、かみ合い軸心Aと、履帯用スプロケット27の回転中心Oとを結ぶ線の延長上に、連結用ピン12、12の軸心Bを配置したことと、連結部3の外径寸法を小さくしたことによって、スプロケット噛合部位においては、連結部3が履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29に対して浮いた状態で嵌合することになって、履帯用スプロケット27に連結部3は接触しない。
【0042】
上記のように構成した履帯装置では、この履帯装置を組立てる際には、相対面する左右一対のリンク1a、1bは連結されており、この一体となっている左右一対のリンク1a、1bを順次長手方向に連結すればよいので、その組立作業の簡略化を図ることができる。また、リンク1a、1bは連結部3とかみ合い部4とで連結され、履帯用スプロケット27の凹凸歯28の凹歯29にかみ合い部4が嵌合するので、このかみ合い部4にてスプロケット負荷を受けることができる。そして、このかみ合い部4としては、上記連結部3にように連結用等のピンを挿入する必要がないので、筒状とすることなく中実状とすることができる。これによって、このかみ合い部4の強度を向上させることができ、安定してスプロケット負荷を受けることができる。また、かみ合い部4にてスプロケット負荷を受けることになるので、連結部3はスプロケット負荷を受けなくて済む。このため、連結部3は、履帯2が走行する際等に生じる引張力を受けることができると共に、履帯用スプロケット27に噛合する際の屈曲機能を有すればよいことになって、この連結部3の耐久性が向上する。
【0043】
さらに、履帯用スプロケット27の凹凸歯28に対して連結部3が非接触であるので、連結部3の履帯用スプロケット27に対する摺接による摩耗を回避でき、耐久性の一層の向上を図ることができる。また、長手方向に隣合う連結部3、3の配置ピッチP1が、スプロケット噛合部位におけるかみ合い部4のかみ合いピッチP2よりも大きくなるので、同一種類、同一大きさの建設機械に、この履帯装置と、従来の履帯装置(例えば図10に示す履帯装置)とを使用する場合、この履帯装置では、各リンク1a、1bの長手方向長さを従来のものよりも長くすることができる。これによって、使用するリンク1a、1bの数を少なくすることができ、リンク連結作業数が減少して組立作業性が向上する。しかも、リンク数の減少にともなって、コストの大幅な低減を達成できる。
【0044】
また、かみ合い部4の受面30にて、シュープレート21を受けることができるので、シュープレート21からの荷重を分散させることができ、履帯2としての耐久性の向上を図ることができる。さらに、かみ合い部4がシュープレート21の泥抜き用孔40a、40bに非対応となるので、このかみ合い部4がシュープレート21の泥抜き用孔40a、40bからの泥抜きを妨げない。これによって、泥抜き用孔40a、40bを介して土砂等がシュープレート21とリンク1a、1bとの間等から抜け、履帯2は滑らかに駆動する。
【0045】
左右一対のリンク1a、1bと、連結部3と、かみ合い部4が一体成形にて構成されるので、鋳造等にて一体成形することができ、コストの低減を図ることができる。しかも、一体成形によりねじり剛性が向上して、製品として高品質となる。また、組立前の独立した部品点数が少なく、在庫管理等を軽減することができる。さらに、左右一対のリンク1a、1bと、シュープレート21とが組立分離可能であるので、履帯装置として組立て易く、また、シュープレート21が損傷等したりした場合、損傷等したシュープレート21の修理や交換等を簡単に行うことができる。
【0046】
以上にこの発明の履帯装置の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、リンク構造体としては、上記実施形態では、リンク1a、1bとシュープレート21とが組立分解可能であるが、リンク1a、1bとシュープレート21とが分離できないように、一体化しているものであってもよい。また、シュープレート21の形状としても、上記実施形態の図例のものに限るものではなく、各種の建設機械等に使用される種々の形状のものを使用することができる。なお、この履帯装置が使用される作業車両としては、油圧ショベルやブルドーザ等の各種の建設機械、さらには稲刈り機等の各種の農業機械等に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の履帯装置の実施形態を示す要部分解斜視図である。
【図2】この発明の履帯用リンク構造体の断面図である。
【図3】上記履帯用リンク構造体の側面図である。
【図4】上記履帯用リンク構造体を連結した状態の断面図である。
【図5】上記履帯装置の履帯用スプロケット嵌合状態の断面図である。
【図6】上記履帯装置の連結部の配置ピッチとかみ合い部のかみ合いピッチとの関係を示す説明図である。
【図7】上記履帯装置のシュープレートの平面図である。
【図8】上記履帯装置のシュープレートの側面図である。
【図9】履帯装置が使用される建設機械の簡略側面図である。
【図10】従来の履帯装置の要部分解斜視図である。
【図11】従来の履帯装置の履帯用スプロケット嵌合状態の側面図である。
【符号の説明】
1a リンク
1b リンク
2 履帯
3 連結部
4 かみ合い部
12 連結用ピン
21 シュープレート
27 履帯用スプロケット
28 凹凸歯
29 凹歯
30 受面
40a 泥抜き孔
40b 泥抜き孔

Claims (11)

  1. 相対面する左右一対のリンク(1a)(1b)がエンドレス状に連結された履帯(2)を備えた履帯装置であって、上記左右一対のリンク(1a)(1b)は、その一端部が筒状の連結部(3)を介して連結されると共に、その長手方向中間部が履帯用スプロケット(27)の凹凸歯(28)の凹歯(29)に嵌合するかみ合い部(4)を介して連結され、上記連結部(3)に連結用ピン(12)が挿入されることによって、上記左右一対のリンク(1a)(1b)がエンドレス状に連結されることを特徴とする履帯装置。
  2. 相対面する左右一対のリンク(1a)(1b)がエンドレス状に連結された履帯(2)を備えた履帯装置であって、上記左右一対のリンク(1a)(1b)は、その一端部が筒状の連結部(3)を介して連結されると共に、その長手方向中間部が履帯用スプロケット(27)の凹凸歯(28)の凹歯(29)に嵌合するかみ合い部(4)を介して連結され、上記連結部(3)に連結用ピン(12)が挿入されることによって、上記左右一対のリンク(1a)(1b)がエンドレス状に連結されて、履帯用スプロケット(27)の凹凸歯(28)に対して連結部(3)が非接触となることを特徴とする履帯装置。
  3. 相対面する左右一対のリンク(1a)(1b)がエンドレス状に連結された履帯(2)を備えた履帯装置であって、上記左右一対のリンク(1a)(1b)は、その一端部が筒状の連結部(3)を介して連結されると共に、その長手方向中間部が履帯用スプロケット(27)の凹凸歯(28)の凹歯(29)に嵌合するかみ合い部(4)を介して連結され、上記連結部(3)に連結用ピン(12)が挿入されることによって、上記左右一対のリンク(1a)(1b)がエンドレス状に連結されて、長手方向に隣合う上記連結部(3)(3)の配置ピッチが、スプロケット噛合部位における上記かみ合い部(4)(4)のかみ合いピッチよりも大きくなることを特徴とする履帯装置。
  4. 上記かみ合い部(4)は、シュープレート(21)を受ける受面(30)を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの履帯装置。
  5. 上記かみ合い部(4)を、シュープレート(21)の泥抜き用孔(40a)(40b)に非対応となるように設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかの履帯装置。
  6. 相対面する上記左右一対のリンク(1a)(1b)と、上記かみ合い部(4)とが一体成形にて構成されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかの履帯装置。
  7. 相対面する上記左右一対のリンク(1a)(1b)と、上記連結部(3)と、上記かみ合い部(4)とが一体成形にて構成されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかの履帯装置。
  8. リンク(1a)(1b)と、シュープレート(21)とが組立分離可能とされることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかの履帯装置。
  9. 相対面する左右一対のリンク(1a)(1b)と、左右一対のリンク(1a)(1b)の一端部を連結する筒状の連結部(3)と、左右一対のリンク(1a)(1b)の長手方向中間部を連結するかみ合い部(4)とを備え、このかみ合い部(4)が履帯用スプロケット(27)の凹凸歯(28)の凹歯(29)に嵌合することを特徴とする履帯用リンク構造体。
  10. 左右一対のリンク(1a)(1b)と、連結部(3)と、かみ合い部(4)とが一体成形にて構成されることを特徴とする請求項9の履帯用リンク構造体。
  11. 上記連結部(3)が履帯用スプロケット(27)に接触しないように、スプロケット噛合部位において、この連結部(3)の軸心と、かみ合い部(4)のかみ合い軸心とを径方向にずらせたことを特徴とする請求項9又は請求項10の履帯用リンク構造体。
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