JP2005001104A - マイクロアクチュエータ及びこれを利用した流体移送装置 - Google Patents

マイクロアクチュエータ及びこれを利用した流体移送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 所望の構造を有するように形成して,所望の動作を制御することができる,マイクロアクチュエータ及びこれを利用した流体移送装置を提供する。
【解決手段】 空間部101が形成された基板100と,基板100の上面に空間部101を覆うように設けられ,形状記憶合金からなる第1薄膜110と,圧縮残留応力が作用する少なくとも第2薄膜120とからなる振動板とを備え,振動板は,初めに圧縮残留応力によって第1中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,空間部101または空間部101の反対側に変形され,温度上昇により形状記憶合金が相変態した場合,第1中立軸から移動した第2中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,空間部101または空間部101の反対側に変形され,流体を保存するチャンバの体積を変化させることにより,流体に圧力を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明はマイクロアクチュエータに関し,さらに詳細には形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータに関する。
一般的に,インクジェットプリントヘッドは,印刷用インクの微小な液滴を記録用紙の所望の位置に吐出させることにより,所定色相の画像に印刷する装置であり,必要な場合にだけ記録用紙にインクの微小な液滴を噴射するDOD(Drop On Demand)方式を主に利用している。
このようなDOD方式を利用するインクジェットプリントヘッドのインク吐出方式としては,熱源を利用してインクに気泡を発生させて,この力でインクを吐出させる加熱式噴射方式と,圧電体を利用して圧電体の変形により生じるインクの体積変化によりインクを吐出させる振動式噴射方式と,形状記憶合金を利用して記憶している元来の形状に復帰することにより生じるインクの体積変化によりインクを吐出させる形状記憶合金を利用した噴射方式とがある。
加熱式噴射方式は,ヘッドのチャンバ内に熱を供給できるヒータに,非常に短い時間,かなり大きい電気エネルギーを供給することによって,ヒータの固有抵抗のために発生する熱を利用する。ヒータから発生した熱は接触しているインクに伝えられ,水溶性インクは臨界点以上に温度が急激に上昇する。インクの温度が臨界点以上に上昇すると,気泡が形成され,形成された気泡は周辺のインクに圧力を加え,形成された気泡の体積によって,インクが押し出される。圧力と体積変化によって,運動エネルギーを受けたインクは,ノズルを介して外部に吐出される。この時,吐出されるインクは,インク固有の表面エネルギーを最小化するためにインク滴を形成して紙面に吐出される。
このような加熱式噴射方式は,熱エネルギーにより発生する気泡が崩壊して,崩壊時に発生する圧力によって連続的に衝撃を受けるため,耐久性に問題がある。また,インク滴の大きさを調節するのが難しいという問題点がある。
振動式噴射方式は,ヘッドのチャンバに圧力を加えられるように,ダイヤフラムに圧電物質を付着させて電圧を印加する。このように,圧電特性を利用してチャンバに圧力を提供してインクを吐出させる方式である。
このような振動式噴射方式を利用したインクジェットプリンタヘッドは,高価な圧電素子を使用するために費用がかかり,圧電素子を電極,絶縁層,保護層などとよく調和させなければならない。そのため,製造工程が難しく,また,収率が低いという問題点がある。
図1A及び図1Bは特許文献1に記載されているものであり,形状記憶合金を利用した,従来のインクジェットプリンタヘッド用マイクロアクチュエータの動作を図示した断面図である。
図1A及び図1Bに示したように,マイクロアクチュエータは基板10に貫通されて空間部11が形成されており,基板10の上面には空間部11を覆うようにシリコン薄膜12b及び形状記憶合金12aが積層されて形成されている振動板12が設けられている。振動板12にはその両側に電流を印加する電極21aが接触されるように設けられている。基板10上にはインク液滴20が吐出される通路であるノズル19が形成されているノズル板18が設けられており,基板10及びノズル板18の間にはインクを保存するチャンバ14が形成された流路板13が設けられており,流路板13にはチャンバ14にインクが流れられる通路を提供する流路16が形成されている。
前述のように構成されるインクジェットプリントヘッド用マイクロアクチュエータは,振動板12がシリコン薄膜12b自体の残留応力によって空間部11の方向に曲がるので,その上に積層されている形状記憶合金12aもシリコン薄膜12bと共に空間部11の方向に曲がる。電極21aを介して電流が形状記憶合金12aに印加されれば,それ自体の抵抗によって発熱されて温度が上昇することにより,形状記憶合金12aはマルテンサイト相からオステナイト相に相変態されて扁平な形状に復帰する。
この時,形状記憶合金の機械的弾性率は,温度上昇と共に上昇して延伸率が下がり,温度が下がれば下降して延伸率が上がる。以上のような動作が反復されて,チャンバ14の体積は,振動板12の変位量に該当して変化し,その運動エネルギーによってインク液滴20がノズル19を介して記録用紙に吐出される。
以上のように構成されるインクジェットプリントヘッド用マイクロアクチュエータは,振動板がシリコン薄膜及び形状記憶合金から形成された二重の膜で構成されており,シリコン薄膜内に存在する残留応力の分布を正確に把握し難く,かつ空間部11に接する振動板10の幅及び厚さによって冷却時に振動板10が空間部11またはチャンバ14のうちいずれの方向に曲がるかも把握しにくい。
上記の構造を持つインクジェットプリントヘッドのマイクロアクチュエータにおいては,振動板を空間部またはチャンバ側に曲がるように形成させるか,振動板の幅を小さく形成させる必要がある。シリコン薄膜内に存在する残留応力圧力の分布及び形状記憶合金の動作特性を把握し難い。したがって,所望の方向に振動板を変形させられず,マイクロアクチュエータの所望の機能を得られないので,マイクロアクチュエータの構造設計及び動作制御を精密に行い難い問題点がある。
米国特許第6,123,414号明細書
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,必要によって所望の構造を有するように形成して,所望の動作を制御することができる,新規かつ改善された,インクジェットプリントヘッド用マイクロアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,空間部が形成された基板と,基板の上面に空間部を覆うように設けられ,形状記憶合金からなる薄膜及び圧縮残留応力が作用する少なくとも1枚の異なる薄膜からなる振動板とを含み,振動板は初期には圧縮残留応力によって第1中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,空間部または空間部の反対側に変形され,温度が上昇して形状記憶合金が相変態される時には,第1中立軸から移動した第2中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,空間部または空間部の反対側に変形され,流体を保存するチャンバの体積を変化させることにより,流体に圧力を提供することを特徴とする,形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータが提供される。
振動板は,基板の上面に前記空間部の上部を覆うように設けられた,シリコン基板からなる第1薄膜と,第1薄膜の上面に設けられて,温度変化によって相変化する形状記憶合金層からなる第2薄膜とを含み,空間部に接する振動板の幅は100μm以下であり,第1薄膜の厚さと第2薄膜の厚さとの比を1:2.5以下になるようにし,振動板を空間部方向または空間部の反対側に選択的に曲げるようにしてもよい。
振動板の幅を約85μm未満とし,第1薄膜の厚さと前記第2薄膜の厚さとの比を1:2以下にして,前記振動板を前記空間部方向に曲げるようにしてもよい。また,第2薄膜の厚さは2.1μm以下としてもよい。
振動板の幅を約85μm未満とし,第1薄膜の厚さと第2薄膜の厚さとの比は1:2より大きく形成して,振動板が空間部の反対側に曲がるようにしてもよい。また,第2薄膜の厚さは,2.1μmより大きくしてもよい。
振動板の幅と前記空間部に接する前記振動板の長さとの比を1:3以上としてもよい。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,空間部が形成された基板と,基板の上側に設けられて流体が一時的に保存される所定空間のチャンバが形成されており,一側に流体を前記チャンバに供給する通路の供給口が形成されており,他側にチャンバから流体を排出する通路の排出口が形成されている流路板と,初期には圧縮残留応力によって第1中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,空間部または空間部の反対側に変形され,温度が上昇されて形状記憶合金が相変態される時には,第1中立軸から移動した第2中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,空間部または空間部の反対側に変形され,流体を保存するチャンバの体積を変化させることにより,流体に圧力を提供する振動板と,供給口は前記チャンバ側にだけ流体を流すように規定する第1バルブ装置とが設けられており,排出口には前記チャンバから排出口側にだけ流体を流すように規定する第2バルブ装置が設けられていることを特徴とする,流体移送装置が提供される。
以上説明したように本発明によれば,振動板を構成する第1薄膜及び第2薄膜の次元,物性及び残留応力の関係で振動板の初期変形を意図する方向に選択できるので所望の動作を行わせられる。また,振動板の応力に対する変形特性を把握でき,振動板を駆動するために印加する信号を調節して,入力駆動信号に対する複合薄膜の運動効率を上昇させることができ,運動効率の向上により複合薄膜と周辺部材に蓄積される熱を最小化して複合薄膜の作動周波数を高めることができる。また,従来の形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータに比べて,アクチュエータの幅を狭く形成できるため,アクチュエータの配列密集度を高めることができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図2は,本発明の実施形態による形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータを示した平面図であり,図3は図2に図示されたマイクロアクチュエータをII−II’に沿って振動板が空間部に変形される例を図示した断面図であり,図4は図2に図示されたマイクロアクチュエータをII−II’に沿って振動板が空間部の反対側に変形される例を図示した断面図である。
図2に示したように,本実施形態による形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータは,空間部101が形成されている基板100と,基板100の上面に設けられ,空間部101の上部を覆うようにシリコン基板(SiO)からなる第1薄膜110と,第1薄膜110の上面に設けられ,温度変化によって相変化する形状記憶合金層からなる第2薄膜120からなる振動板130とを含んで構成される。
図2で,基板100,第1薄膜110及び第2薄膜120の順序に面積が小さくなるように図示されているが,それは説明の便宜のためであり,実際には図3及び図4に図示されたように基板100の上面を第1薄膜110が覆っており,第1薄膜110の上面を第2薄膜120が覆っている。
図2で,振動板130は,1枚の第1薄膜110と形状記憶合金からなる第2薄膜120とからなるとなっているが,第1薄膜110は少なくとも1枚以上からなりうる。
図3に示したように,振動板130は空間部101方向に曲がるように設けられている。図4に示したように,振動板130は空間部101の反対側に曲がるように設けられている。このように,振動板130を空間部101または空間部101の反対側に曲げるのは,振動板130が加熱される前の空間部101の上部に接している振動板130の幅W及び長さlと第1薄膜110の厚さt及び第2薄膜120の厚さtとに対応して,第1薄膜110の内部に存在する残留応力との関係によって決まる。
振動板130の初期変形方向は純粋な理論的モデルによりある程度は予測が可能であるが,実際には薄膜の製作過程や内部的な欠陥などによる影響で正確に理論的モデルと一致しないので実験的に測定できる。
以下に示す表1は,第1薄膜110の厚さtを1μmに固定し,振動板130の幅Wに対応して第2薄膜120の厚さtによる振動板130の初期変形方向を測定した結果である。
Figure 2005001104
表1に示したように,振動板130の幅Wが85μm未満であり,第2薄膜120の厚さtが2.1μm以下である場合に,振動板130は図3に図示されたように空間部101方向に曲がるように変形されて全体的に凹状を示す。
そして,前記振動板130の幅Wが85μm未満であり,第2薄膜120の厚さtが2.1μmより大きい場合に,振動板130は,図4に図示されたように空間部101の反対側に曲がるように変形されて全体的に凸状を示す。
一方,振動板130の幅Wが85μm以上ならば,第1薄膜110の内部に存在する残留応力が振動板130の幅W方向に沿って不均一に分布するようになり,残留応力の不均一分布によるリンクルが発生するので,振動板130が空間部110または空間部110の反対側に凹状にまたは凸状に曲がるように変形され難くなって,所望の方向に曲がるように変形されなくなる。従って,第1薄膜110の内部に残留応力の不均一分布によるリンクルが発生しないように,振動板130の幅Wを選択しなければならない。
この時,空間部101の上面に接する振動板130の長さをlとする時,振動板130の幅Wと長さlとの比は1:3以上であることが望ましい。
上記の通りに構成される本実施形態による形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータの動作を図面を参照して説明する。
図5は,本実施形態によるマイクロアクチュエータの応力と変形との関係から説明するための模式図であり,図6は,図3に図示されたマイクロアクチュエータの時間による変形方向と変形量との関係を示したグラフである。また,図7〜図9は,図6に図示された各時間区間によるマイクロアクチュエータでの応力とベンディングモーメントによる変形との関係を示した図面であり,図10は,図4に図示されたマイクロアクチュエータの時間による変形方向と変形量との関係を示したグラフである。図11〜図13は図10に図示された各時間区間によるマイクロアクチュエータでの応力及びベンディングモーメントによる変形との関係を示した図面である。
図5に示したように,図3及び図4に図示された本実施形態によるマイクロアクチュエータでは,振動板に作用する力学関係は材料力学的に両端固定ビームで理想化し,これに作用する力学関係を図示することにより表示できる。
第1薄膜110及び第2薄膜120からなる振動板130は,両端が基板100に固定されている。第1薄膜110の下面を基準に上側をプラスY(+Y)方向に,下方をマイナスY(−Y)方向に定める。
図6〜図10を参照すれば,図6で振動板130は加熱されて温度が上昇するにつれて経時的にB区間では−Y方向に変形されたが,C区間では+Y方向に変形され,D区間で冷却されるにつれて再び元来の形に復帰するということが分かる。
図7は,図6に図示されたA区間での振動板130に作用する応力及びベンディングモーメントの力学関係を図示した図面である。これを参照すれば,振動板130が常温状態にある時,第1薄膜110及び第2薄膜120には,その内部に存在する残留応力が,第1薄膜110及び第2薄膜120の両端に作用され,第1薄膜110には圧縮応力σとして,第2薄膜120には圧縮応力σとして作用する。この時,両圧縮荷重σとσとは1つの集中荷重Pが作用すると表示できる。
この時,外部から作用する荷重に対して変形が起きない中立平面が存在する。中立平面の中立軸Yは,次のような数式1から求められる。
Figure 2005001104
ここで,E,Eは第1薄膜及び第2薄膜のヤング率,h,hは第1薄膜及び第2薄膜の高さを示す。従って,集中荷重Pは,中立軸Yから上側にyほど落ちて作用するので,中立軸Yに対してベンディングモーメントMが発生する。ベンディングモーメントMにより,振動板130は矢印E方向に変形される。
図8は,図6に図示されたB区間での振動板130に作用する応力とベンディングモーメントとの力学関係を図示した図面である。第1薄膜110及び第2薄膜120は,外部の熱源または外部から伝えられる電流による抵抗によって発熱されて温度が上昇し,それ自体の熱膨張係数ほど大きくなろうとするが,その両端が基盤100に固定されているので,第1薄膜110及び第2薄膜120にそれぞれ追加的な圧縮応力σβ,σβが作用する。両荷重σβ,σβは1つの追加的な集中荷重P’が第1薄膜110及び第2薄膜120に作用すると表示できる。この時,常温で作用する集中荷重Pと熱膨張係数による追加的な集中荷重P’とを合わせてPと表示できる。
この時,中立軸Yは変動されないので,集中荷重PによってベンディングモーメントMがさらに大きくなって,振動板130は矢印E方向に追加的な変形を起こす。
図9は,図6に図示されたC区間での前記振動板130に作用する応力とベンディングモーメントとの力学関係を図示した図面である。
第2薄膜120は,外部の熱源または外部から伝えられる電流から生じる抵抗によって発熱し,温度が上昇して,熱膨張による追加変形が制動される。そして,第2薄膜120は,相変態の進行程度が強くなり,相がマルテンサイトからオステナイトに変態する。
この時,第2薄膜120のヤング率は,相変態によってマルテンサイトの値からオステナイトの値に高まる。高まったヤング率によって中立軸が数式1によって第2中立軸Yn2に+Y方向にさらに移動する。
この時,圧縮応力σ,σによる集中荷重Pは,図7に図示された第1薄膜110と第2薄膜120の位置に作用するので,第2中立軸Yn2を中心にベンディングモーメントMが,図7に図示された方向と反対方向に振動板130に作用する。従って,振動板130は矢印F方向に変形される。
図6に図示されたD区間では,振動板130の温度上昇が停止するか徐々に冷却され始めれば,第2薄膜120がオステナイト相を保持している状態で,熱膨張による応力減少で,振動板130の変形が徐々に減少する。第2薄膜120がマルテンサイト相に復帰すれば,振動板130は図7に図示された元来の形にと戻る。
図10〜図13を参照すれば,図10で振動板130は加熱されて温度が上昇するにつれて経時的にB区間では+Y方向に変形されたが,C区間で相変態によって+Y方向にさらに変形され,D区間で冷却されるにつれて再び元来の形に復帰するということが分かる。
図11は,図10に図示されたA区間での振動板130に作用する応力とベンディングモーメントとの力学関係を図示した図面である。図11に示したように,振動板130が常温状態にある時,第1薄膜110及び第2薄膜120にはその内部に存在する残留応力は第1薄膜110及び第2薄膜120の両端に作用され,第1薄膜110には圧縮応力σとして,前記第2薄膜120には圧縮応力σとして作用する。この時,両圧縮荷重σとσとは1つの集中荷重Pが作用すると表示できる。
この時,外部から作用する荷重に対して変形が起きない中立平面が存在する中立軸Yは,数式1から求められる。
従って,集中荷重Pは中立軸Yから上側にyほど離れて作用するので,中立軸Yに対してベンディングモーメントMが発生する。ベンディングモーメントMにより,振動板130は矢印F方向に変形される。
図12は,図10に図示されたB区間での振動板130に作用する応力及びベンディングモーメントの力学関係を図示した図面である。第1薄膜110及び第2薄膜120は,外部の熱源または外部から伝えられる電流による抵抗によって発熱されて温度が上昇し,それ自体の熱膨張係数ほど大きくなろうとするが,その両端が基盤100に固定されているので,第1薄膜110及び第2薄膜120にそれぞれ追加的な圧縮応力,σβが作用する。両荷重σβ,σβは,1つの追加的な集中荷重P’が第1薄膜110及び第2薄膜120に作用すると表示できる。この時,常温で作用する集中荷重Pと熱膨張係数による追加的な集中荷重P’とを合わせてPと表示できる。
この時,中立軸Yは変動されないので,集中荷重PによってベンディングモーメントMがさらに大きくなるようになり,振動板130は矢印F方向に追加的な変形が起きる。
図13は,図10に図示されたC区間での振動板130に作用する応力とベンディングモーメントとの力学関係を図示した図面である。
第2薄膜120は,外部の熱源または外部から伝えられる電流から生じる抵抗によって発熱し,温度が上昇して,熱膨張による追加変形が制動される。そして,第2薄膜は,相変態の進行程度が強くなり,相がマルテンサイトからオステナイトに変態する。
この時,第2薄膜120のヤング率は,相変態によってマルテンサイトの値からオステナイトの値に高まる。高まったヤング率によって中立軸が数式1によって第2中立軸Yn2で+Y方向にさらに移動する。従って,振動板130は,矢印F方向により変形される。
図10に図示されたD区間では,振動板130の温度上昇が停止するか徐々に冷却され始めれば,第2薄膜120がオステナイト相を保持している状態で,熱膨張による応力減少で振動板130の変形が徐々に減少される。第2薄膜120がマルテンサイト相に復帰すれば振動板130は図10に図示された元来の形状に戻る。
図14は,本発明の実施形態によるマイクロアクチュエータが適用されたインクジェットプリントヘッドを示した断面図である。
図14に示したように,インクジェットプリントヘッドは,空間部101が形成されている基板100と,基板100上に設けられてインクが保存されるインクチャンバ141が設けられている。インクチャンバ141の上側にインクが吐出されるノズル142が形成されている。一側にはインクが供給される供給口143が設けられているノズル板140と,基板100とノズル板140間に位置して空間部101の上面に接するように設けられる第1薄膜110及び第1薄膜110上にインクチャンバ141に接するように設けられて形状記憶合金層からなる第2薄膜120からなる振動板130より構成される。
振動板130が矢印方向に動き,インクチャンバ141の体積を変化させ,それによる圧力変化を利用してインクがノズル142を介して外部に吐出する。
図15A及び図15Bは本発明の実施形態によるマイクロアクチュエータが適用された流体移送装置の動作を示す断面図である。
図15A及び図15Bに示したように,流体移送装置は空間部201が形成された基板200と,基板200の上側に設けられて流体が一時的に保存される所定空間のチャンバ241とが設けられている。一側に流体をチャンバ241に供給する通路の供給口242が形成されており,他側に前記チャンバ241から流体を排出する通路である排出口244が形成されている流路板240と,基板200と流路板240間に設けられ,チャンバ241の体積を変化させて流体を移送させるための圧力を発生させる振動板230とを含んで構成される。
振動板230は,空間部201の上部を覆うようにシリコンからなる第1薄膜210及びチャンバ241に接するように設けられ,温度変化によって相変化する形状記憶合金層からなる第2薄膜220を備える。
供給口242には,チャンバ241方向にだけ流体を流すように規制する第1バルブ装置243が設けられており,排出口244にはチャンバ241から排出口244方向にだけ流体を流すように規制する第2バルブ装置245が設けられている。
上記の通りに構成される流体移送装置の動作を,図15A及び図15Bを参照して説明する。
図15Aに示したように,振動板230が空間部201側に変形され,チャンバ241の体積が一時的に増加する。この時,第1バルブ装置243は,供給口242を開いて流体をチャンバ241に流入させ,第2バルブ装置245は排出口244を閉じて流体をチャンバ241に流出させない。
図15Bに示したように,振動板230がチャンバ241方向に変形されて扁平になり,チャンバ241の体積が減少する。この時,第1バルブ装置243は,供給口242を閉じて流体をチャンバ241に流入させず,第2バルブ装置245は,排出口244を開いて流体をチャンバ241から流出させる。
上記のような動作を反復して,流体は流体移送装置を介して移送される。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は所定チャンバの体積を変化させることにより,チャンバ内に収容されている流体を外部に排出させるインクジェットプリントヘッドまたは流体移送装置を利用するインクジェットプリンティングに適用可能である。
従来の形状記憶合金を利用したインクジェットプリンタヘッド用マイクロアクチュエータの動作を図示した断面図である。 従来の形状記憶合金を利用したインクジェットプリンタヘッド用マイクロアクチュエータの動作を図示した断面図である。 本発明の実施形態による形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータを示した平面図である。 図2に図示されたマイクロアクチュエータをII−II’に沿って振動板が空間部に変形される例を図示した断面図である。 図2に図示されたマイクロアクチュエータをII−II’に沿って振動板が空間部の反対側に変形される例を図示した断面図である。 本発明の実施形態によるマイクロアクチュエータを応力及び変形との関係を説明するための模式図である。 図3に図示されたマイクロアクチュエータの時間による変形方向と変形量との関係を示したグラフである。 図6に図示された各時間区間によるマイクロアクチュエータで応力及びベンディングモーメントによる変形との関係を示した図面である。 図6に図示された各時間区間によるマイクロアクチュエータで圧力及びベンディングモーメントによる変形との関係を示した図面である。 図6に図示された各時間区間によるマイクロアクチュエータで圧力及びベンディングモーメントによる変形との関係を示した図面である。 図4に図示されたマイクロアクチュエータの時間による変形方向と変形量との関係を示したグラフである。 図11に図示された各時間区間によるマイクロアクチュエータで圧力及びベンディングモーメントによる変形との関係を示した図面である。 図11に図示された各時間区間によるマイクロアクチュエータで応力及びベンディングモーメントによる変形との関係を示した図面である。 図11に図示された各時間区間によるマイクロアクチュエータで圧力及びベンディングモーメントによる変形との関係を示した図面である。 本発明の実施形態によるマイクロアクチュエータが適用されたインクジェットプリントヘッドを示した断面図である。 本発明の実施形態によるマイクロアクチュエータが適用された流体移送装置の動作を示す断面図である。 本発明の実施形態によるマイクロアクチュエータが適用された流体移送装置の動作を示す断面図である。
符号の説明
100 基板
101 空間部
110 第1薄膜
120 第2薄膜
130 振動板
W 振動板130の幅

Claims (14)

  1. 空間部が形成された基板と,
    前記基板の上面に前記空間部を覆うように設けられ,形状記憶合金からなる第1薄膜及び圧縮残留応力が作用する少なくとも1枚の第2薄膜からなる振動板とを備え,
    前記振動板は,
    初めに前記圧縮残留応力によって第1中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,前記空間部または前記空間部の反対側に変形され,
    温度上昇により前記形状記憶合金が相変態した場合,前記第1中立軸から移動した第2中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,前記空間部または前記空間部の反対側に変形され,
    流体を保存するチャンバの体積を変化させることにより,前記流体に圧力を加えることを特徴とする形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータ。
  2. 前記振動板は,
    前記基板の上面に前記空間部の上部を覆うように設けられた,シリコン基板からなる第1薄膜と,
    前記第1薄膜の上面に設けられて,温度変化によって相変化する形状記憶合金層からなる第2薄膜とを含み,
    前記空間部に接する前記振動板の幅は100μm以下であり,前記第1薄膜の厚さと前記第2薄膜の厚さとの比を1:2.5以下になるようにし,前記振動板を前記空間部方向または前記空間部の反対側に選択的に曲げることを特徴とする,請求項1に記載の形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータ。
  3. 前記振動板の幅は約85μm未満であり,前記第1薄膜の厚さと前記第2薄膜の厚さとの比を1:2以下にして,前記振動板を前記空間部方向に曲げることを特徴とする,請求項1または2のいずれかに記載の形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータ。
  4. 前記第2薄膜の厚さは2.1μm以下であることを特徴とする,請求項1〜3のいずれかに記載の形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータ。
  5. 前記振動板の幅は約85μm未満であり,前記第1薄膜の厚さと前記第2薄膜の厚さとの比は1:2より大きく形成して,前記振動板が前記空間部の反対側に曲がるようにすることを特徴とする,請求項1または2のいずれかに記載の形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータ。
  6. 前記第2薄膜の厚さは,2.1μmより大きいことを特徴とする,請求項1,2または5のいずれかに記載の形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータ。
  7. 前記振動板の幅と前記空間部に接する前記振動板の長さとの比が1:3以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の形状記憶合金を利用したマイクロアクチュエータ。
  8. 空間部が形成された基板と,
    前記基板の上側に設けられて流体が一時的に保存される所定空間のチャンバが形成されており,一側に流体を前記チャンバに供給する通路である供給口が形成されており,他側に前記チャンバから流体を排出する通路である排出口が形成されている流路板と,
    前記基板と前記流路板間に設けられて,前記チャンバの体積を変化させて流体を移送させるための圧力を発生させるためのものであり,前記基板の上面に前記空間部を覆うように設けられ,形状記憶合金からなる第1薄膜及び圧縮残留応力が作用する少なくとも1枚の第2薄膜とからなる振動板とを備え,
    前記振動板は,
    初めに前記圧縮残留応力によって,第1中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,前記空間部または前記空間部の反対側に変形され,
    温度が上昇して前記形状記憶合金が相変態される場合,前記第1中立軸から移動した第2中立軸に対して発生するベンディングモーメントにより,前記空間部または前記空間部の反対側に変形され,流体を保存するチャンバの体積を変化させることにより,前記流体に圧力を提供し,
    前記供給口は,前記チャンバ側にだけ流体を流すように規制する第1バルブ装置を設え,
    前記排出口は,前記チャンバから前記排出口方向にだけ流体を流すように規制する第2バルブ装置を備えることを特徴とする,流体移送装置。
  9. 前記振動板は,
    前記基板の上面に前記空間部の上部を覆うように設けられた,シリコンからなる第1薄膜と,
    前記チャンバに接するように設けられ,温度変化によって相変化する形状記憶合金層からなる第2薄膜とを備え,
    前記振動板の幅は100μm以下であり,前記第1薄膜の厚さと前記第2薄膜の厚さとの比を1:2.5以下になるようにして,前記空間部方向にまたは前記空間部の反対側に選択的に曲げられることを特徴とする,請求項8に記載の流体移送装置。
  10. 前記振動板の幅は85μm未満であり,前記第1薄膜の厚さと前記第2薄膜の厚さとの比を1:2以下にし,前記振動板を前記空間部側に曲げることを特徴とする,請求項8または9のいずれかに記載の流体移送装置。
  11. 前記第2薄膜の厚さは,2.1μm以下であることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の流体移送装置。
  12. 前記振動板の幅は,85μm未満であり,前記第1薄膜の厚さ前記第2薄膜の厚さとの比は1:2より大きく形成し,前記振動板が前記空間部の反対側に曲がるようにすることを特徴とする,請求項9に記載の流体移送装置。
  13. 前記第2薄膜の厚さは,2.1μmより大きいことを特徴とする,請求項8,9または12のいずれかに記載の流体移送装置。
  14. 前記振動板の幅と前記基板上に設けられる前記振動板の長さとの比が1:3以上であることを特徴とする,請求項8〜13のいずれかに記載の流体移送装置。
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