JP2000343692A - インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ

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JP2000343692A
JP2000343692A JP15654899A JP15654899A JP2000343692A JP 2000343692 A JP2000343692 A JP 2000343692A JP 15654899 A JP15654899 A JP 15654899A JP 15654899 A JP15654899 A JP 15654899A JP 2000343692 A JP2000343692 A JP 2000343692A
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JP
Japan
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shape memory
ink
ink jet
wall
memory alloy
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JP15654899A
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Koji Yamamoto
廣治 山元
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク収容室の容積を変化させるためのアク
チュエータとして形状記憶材料を用いたインクジェット
ヘッド及びインクジェットプリンタを提供する。 【解決手段】 インク24の収容室14を形成している
壁の一部22を変形し、その変形に基づいてインクを加
圧して飛翔させるインクジェットヘッド10において、
壁の一部22を変形するアクチュエータ32として形状
記憶材料を用いる。また、壁の一部22は、電気的に且
つ熱的に絶縁性を有する弾性材料から形成される。さら
に、アクチュエータ32として、壁の一部22の同一平
面上に配置されるとともに、互いに異なる形状を記憶し
た第1及び第2の形状記憶材料32a、32bを用い、
これら第1及び第2の形状記憶材料32a、32bを別
々に駆動させることによって上記壁の一部22を変形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッド、及びこのインクジェットヘッドを備えたインクジ
ェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、形状記憶合金からなるアクチュエ
ータを利用したインクジェットヘッドとして、特開平6
−91866号公報に開示されているものがある。この
インクジェットヘッドにおいて、形状記憶合金は、図9
及び図10に示すように、インク収容室201を形成し
ている壁の一部を構成する板202に利用されている。
具体的に、この板202は、互いに変態温度の異なる第
1の形状記憶合金203と第2の形状記憶合金204と
を積層して形成される。第1の形状記憶合金203は、
マルテンサイト相(常温)で平面形をし、その変態温度
が約50℃を超えた母相では、図9の上方(インク収容
室201の外側に向かう方向)に撓むように形成されて
いる。第2の形状記憶合金204は、マルテンサイト相
で平面形をし、その変態温度約60℃を超えた母相で
は、図9の下方(インク収容室201の内側に向かう方
向)に撓むように形成されている。また、第2の形状記
憶合金204の母相での下方への撓み力が、第1の形状
記憶合金203の母相での上方への撓み力より大きくな
るように、例えば第2の形状記憶合金204の厚みを第
1の形状記憶合金203より大きく設定する。
【0003】このような構成を採用したインクジェット
ヘッドは、板202に通電して加熱し50℃を超える
と、まず、第1の形状記憶合金203がマルテンサイト
相から母相に変態し、平坦な状態から上方に湾曲した状
態に変形する。これに付随して第2の形状記憶合金20
4も上方に撓み、これにより、インク収容室201の容
積が増加する。さらに通電して板202の温度が60℃
を超えると、第1及び第2の形状記憶合金203、20
4ともに母相の状態になり、第2の形状記憶合金204
が下方に湾曲するのに伴って第1の形状記憶合金203
も下方に撓む。この結果、インク収容室201の容積が
減少して、インク収容室201に収容されているインク
がノズル207から吐出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際には、上
記インクジェットヘッドのように異なる変態温度を有す
る2つの形状記憶合金を積層させる場合、各形状記憶合
金の発熱が互いに大きな影響を及ぼすことが避けられ
ず、こうしたアクチュエータを制御することは難しい。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本願発明は、イ
ンクの収容室を形成している壁の一部を変形し、その変
形に基づいてインクを加圧して飛翔させるインクジェッ
トヘッドにおいて、上記壁の一部は、電気的に且つ熱的
に絶縁性を有する弾性材料から形成されている。また、
上記壁の一部を変形するアクチュエータとして、上記壁
の一部の同一平面上に配置されるとともに、互いに異な
る形状を記憶した第1及び第2の形状記憶材料を用い、
これら第1及び第2の形状記憶材料を別々に駆動させる
ことによって上記壁の一部を変形している。
【0006】さらに、本願発明は、第1及び第2の形状
記憶材料として、変態温度が同じ材料を用いている。
【0007】
【発明の効果】このような構成を採用したインクジェッ
トヘッド及びこのインクジェットヘッドを組み入れたイ
ンクジェットプリンタによれば、形状記憶材料の発熱が
互いに影響を及ぼすことなくインク収容室の容積の拡大
・縮小が可能である。そのため、応答性のよいインク飛
翔を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明に係るインクジェッ
トヘッドを示す。このインクジェットヘッド10は第1
の基板12を有する。第1の基板12は、その下面をエ
ッチングして多数の溝及び窪みが形成されている。これ
らの溝及び窪みには、図2に示すように、所定の方向
(図2の上下方向)に伸びる複数の平行に配置された細
長いインクチャンネル14、これらインクチャンネル1
4の長手方向一端部(図2の上端部)から所定の間隔を
あけて形成された共通インク室16、各インクチャンネ
ル14の長手方向一端部を共通インク室16に接続する
インクインレット18、及び各インクチャンネル14の
長手方向他端部(図2の下端部)を大気に接続するノズ
ル20が含まれる。
【0009】これら溝は、第1の基板12の下面に貼り
付けられた薄い第2の基板(隔壁22)で覆われ、これ
によりインクチャンネル14、共通インク室16、及び
インクインレット18にインク24が収容できるように
してある。隔壁22は、ポリイミド、ポリエステル、ポ
リアミドなどの電気的に絶縁性を有するとともに、熱伝
導率の小さいフレキシブルな材料からできている。な
お、隔壁22として薄膜状のシリコンを用いてもよい。
【0010】隔壁22の下には、第3の基板26が貼り
つけられている。この第3の基板26は、貼り付けた状
態でインクチャンネル14の対向する領域が、エッチン
グにより除去されて空室28が形成されている。
【0011】第3の基板26の下には第4の基板30が
貼り付けてあり、これにより空室28が閉鎖されてい
る。空室28の中には、インクチャンネル14に対向す
る隔壁22の下面部分に、TiNi合金などの形状記憶
合金からなる2つの薄い板(アクチュエータ32)が、
各インクチャンネル14に対向して設けてある。具体的
には、図2、3に示すように、アクチュエータ32は、
インクチャンネル14の長手方向に伸びた略長方形状の
第1の形状記憶合金32aと、第1の形状記憶合金の周
囲にこれと所定の間隔をあけて配置されて略U字形状の
第2の形状記憶合金32bとから構成される。
【0012】アクチュエータ32は、TiNi合金以外
にも、任意の形状記憶合金、例えばTiNiにPd又は
Cuを加えた合金、Cu−Zn−Al合金で作られても
よい。また、アクチュエータ32は金属で形成する必要
はなく、金属以外、例えば、形状記憶樹脂、形状記憶繊
維、またはそれらの複合材料であってもよい。なお、T
iNi合金はその組成により特性(特に変態温度)が異
なり、本実施形態では、TiとNiの組成比が50%−
50%、その変態温度が70℃のものを使用する。この
組成のTiNi合金の場合、最大歪は約5%、発生応力
は約600MPaである。
【0013】アクチュエータ32に用いられるTiNi
合金の薄膜(例えば厚さ7μm)は、高温雰囲気中で、
公知の薄膜形成技術(例えば、スパッタリング)により
TiNi合金をガラス上に堆積させた後[図4(A)]、
これをカッタでガラスから剥離するか、又はガラスを水
酸化カリウムなどを用いてエッチング除去することによ
り形成される[図4(B)]。その後、TiNi合金を、
セラミックなどからなる型に押し当てながら焼きなまし
(例えば500〜700℃)を行い、これにより、図4
(C)に示すように母相で断面が2種類の形状、すなわ
ち湾曲形状と平面形状になるように形状記憶させる。な
お、湾曲状に記憶させたTiNi(a)及び平面状に記
憶させたTiNi(b)は、それぞれ図3の第1の形状
記憶合金32a、第2の形状記憶合金32bに対応す
る。
【0014】次に、図5を用いて、隔壁(フレキシブル
基板)22へのTiNi合金の接合方法、及びTiNi
合金に通電を行うための電極の形成方法の一例を説明す
る。蒸着などによりガラス表面に形成させたCuの薄膜
(例えば厚さ25μm)上に、接着剤(例えばAZ系で
厚さが1〜10μm)を介してTiNi(a)及びTi
Ni(b)を所定の位置に配置し、これらのTiNi合
金を加圧・加熱治具で加圧・加熱(例えば圧力3〜20
kg/cm2、温度130℃で1時間)することでCu
上に固定させる[図(A)]。なお、TiNi(a)は、
母相で図(A)上側(図1では下側)に撓むようにCu
上に貼りつける。次にフォトレジストを用いて図3に示
すアクチュエータ32の形状に対応するマスクパターン
34を形成する[図(B)]。続いて、フッ酸と硝酸の混
合液でTiNi合金とCuをエッチングし[図(C)]、
さらにTiNi合金上のマスクパターン34を除去する
[図(D)]。この結果、図3の形状を有するアクチュエ
ータ32と、Cu電極36とが形成される。
【0015】さらに、蒸着などにより隔壁22表面に形
成させたCuの薄膜(例えば厚さ25μm)38と、上
記TiNi合金とを、接着剤で接合させ[図(E)]、最
後に、ガラスを水酸化カリウムなどを用いたエッチング
で除去する[図(F)]。このように、アクチュエータ3
2を挟んで両側に電極36、38を形成したが、電極3
6は、各インクチャンネル14のアクチュエータ32に
対応してそれぞれ設けられている。他方、電極38は、
全アクチュエータ32に共通した電極である。なお、電
極36、38には、図示しない導電リード部が接続さ
れ、画像信号に対応して、第1の形状記憶合金32aと
第2の形状記憶合金32bそれぞれにパルス電圧を印加
できるようにしてある。
【0016】再び図1を参照して、インクジェットヘッ
ド10の製造において、第1の基板12には、インクチ
ャンネル14等の溝及び窪みが形成される。溝等が形成
された第1の基板12の下に、下面にアクチュエータ3
2が形成された隔壁22が貼りつけられる。このとき、
アクチュエータ32を構成する形状記憶合金には、マル
テンサイト相が誘起されている。そして、隔壁22の下
に、空室28を形成した第3の基板26が貼り付けられ
る。最後に、第3の基板26の下に第4の基板30を貼
り付ける。
【0017】以上のようにして製造されたインクジェッ
トヘッド10には、図示しないインクタンクより共通イ
ンク室16、インクインレット18を介して、各インク
チャンネル14及びノズル20にインク24が充填され
る。この状態、つまり図6(A)に示す状態で、第1の
形状記憶合金32aのみにパルス電圧を印加すると、こ
の形状記憶合金32aが自己発熱し、変態温度(70
℃)を超えると母相に変態する。その結果、図6(B)
に示すように、第1の形状記憶合金32a、及びこれと
共に隔壁22が下に撓んだ状態になり、また、第2の形
状記憶合金32bは通電されないので、マルテンサイト
相の状態で隔壁22とともに撓み変形する。これによ
り、インクチャンネル14の容積が拡大し、共通インク
室16からインクインレット18を介してインク24が
補充される。次に、第2の形状記憶合金32bにパルス
電圧を印加すると、この形状記憶合金32bが自己発熱
し、変態温度を超えると母相に変態する。その結果、第
2の形状記憶合金32bが平坦な状態に復帰し、これと
伴って、隔壁22と第1の形状記憶合金32aが平坦状
態に回復する[図6(C)]。このとき、第1の形状記憶
合金32aは、その温度が変態温度以下に下がってマル
テンサイト相に変態しても自分自身では容易に変形しな
いが、第2の形状記憶合金32bから加わる力により、
強制的にかつ即座に平坦状態に復帰する。その結果、補
充された量に対応する量のインク24が、ドロップレッ
トとなってノズル20から吐出される。
【0018】図7はインクジェットヘッド10を組み入
れたプリンタ100の一部を示す。このプリンタ100
は、底板102と、この底板102から略垂直に伸びて
対向する一対の支持壁104と、これらの支持壁104
を連結する前壁106を有する。前壁106の外側に
は、プリンタ100により印字されるシート(紙)Sを
収容する給紙トレイ108が設けてあり、この給紙トレ
イ108に収容されているシートSが、前壁106に形
成されている給紙口(図示せず)を介して、プリンタ1
00の内部に供給されるようにしてある。
【0019】前壁106の内側では、一対の支持壁10
4に、前壁106と平行に上段ガイドレール112とそ
の下方に配置された下段ガイドレール114が支持され
ている。これらガイドレール112と114には、イン
クカートリッジ116が移動可能に支持されている。イ
ンクカートリッジ116をガイドレール112と114
に沿って往復移動させる走査機構118は、それぞれの
支持壁104の近傍で前壁106の内側に支持された一
対のプーリ120と、これらのプーリ120に巻回され
たベルト122と、いずれか一方のプーリ120を正逆
回転させるモータ(図示せず)とからなり、ベルト12
2の一部にインクカートリッジ116が連結されてい
る。
【0020】インクカートリッジ116は、本実施形態
では、その下面に上述したインクジェットヘッド10を
一個又は複数個備えている。インクカートリッジ116
の下方には、インクジェットヘッド10と間隔を置いて
シートガイド124が設けてある。このシートガイド1
24の前壁106側には、この前壁106の給紙口を通
じてプリンタ100の内部に送り込まれたシートSを矢
印126方向(搬送方向)に搬送する給紙ローラ128
が、給紙方向と直交する方向に配置されており、対向す
る支持壁104に回転自在に支持されている。また、給
紙方向に関してインクカートリッジ116の下流側に
は、シートガイド124に対してシートSを押し付ける
押圧ローラ130が給紙方向と直交する方向に配置され
ている。
【0021】給紙ローラ128は、その軸132に固定
したギヤ134と、このギヤ134の近傍で支持壁10
4に回転自在に支持されたギヤ136を介して、モータ
138に駆動連結されており、このモータ138の回転
に基づいて給紙ローラ128が回転してシートSを矢印
126方向に搬送するようにしてある。
【0022】このように構成されたプリンタ100によ
る印字時、給紙トレイ108から送り出されたシートS
は前壁106の給紙口を通じてプリンタ100の内部に
送り込まれる。次に、シートSは、モータ138の駆動
に基づいて回転する給紙ローラ128により、シートガ
イド124に沿って矢印126方向に搬送される。ま
た、シートガイド124上を移動するシートSは押圧ロ
ーラ130によりシートガイド124に押し付けられ、
これによりシートSとインクヘッドヘッド10との間隔
が一定に保たれる。
【0023】シートSの移動に同期して、インクカート
リッジ116は、ベルト122の回転によりガイドレー
ル112と114に沿って往復移動し、シートガイド1
24上を移動するシートSの部分に対して、インクジェ
ットヘッド10からインクを吐出して印字する。印字さ
れたシートSは図示しない排紙トレイ上に排出される。
【0024】以上の説明は本発明の一実施形態に関する
ものであって、本発明は種々改変可能である。例えば、
アクチュエータ32として用いられる第1及び第2の形
状記憶合金32a、32bは、図2、3に示す形状に限
らず、図8(A)のように第1及び第2の形状記憶合金
32a’、32b’を、インクチャンネル14の長手方
向に平行に且つ上記長手方向に垂直な方向に所定の間隔
をあけて配置してもよい。また、図8(A)とは異な
り、図8(B)に示すように、上記長手方向に伸びた第
1の形状記憶合金32a”の両側に第2の形状記憶合金
32b”を設けてもよい。さらに、図8(C)に示すよ
うに、第1の形状記憶合金32a'''を囲むように第2
の形状記憶合金32b'''を配置してもよい。なお、こ
れらの図に示す構成に応じて、各形状記憶合金に電圧を
印加するタイミングや印加時間が設定される。
【0025】加えて、上記実施形態では、最初にインク
チャンネル14の形状を変形させるものとして第1の形
状記憶合金32aを用い、第2の形状記憶合金32b
は、元の形状に復帰するためのバイアスとして用いられ
たが、逆に、第2の形状記憶合金32bを、母相で湾曲
した状態になるように形状記憶させ、第1の形状記憶合
金32aを、母相で平坦な状態になるように形状記憶さ
せてもよい。
【0026】なお、上記実施形態では、第1及び第2の
形状記憶合金32a、32bとして、同じ材料(すなわ
ち同じ変態温度)のものが用いられたが、異なる材料を
使用することももちろん可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るインクジェットヘッドの断面
図。
【図2】 図1に示すインクジェットヘッドの第1の基
板の底面図。
【図3】 本発明に係るインクジェットヘッドに用いら
れるアクチュエータの斜視図。
【図4】 本発明に係るアクチュエータの製造方法を示
す工程図。
【図5】 フレキシブル基板へのアクチュエータの接合
方法、及びアクチュエータに通電を行うための電極の形
成方法を示す工程図。
【図6】 図2に示すVI−VI線及びI−I線に沿っ
たインクジェットヘッドの断面図。
【図7】 本発明に係るインクジェットヘッドを組み入
れたインクジェットプリンタの部分斜視図。
【図8】 本発明に係るアクチュエータの変形例を示す
平面図。
【図9】 従来のインクジェットヘッドの断面図。
【図10】 従来のインクジェットヘッドの平面図。
【符号の説明】
10、110:インクジェットヘッド、12:第1の基
板、14:インクチャンネル、22:第2の基板(隔
壁)、26:第3の基板、30:第4の基板、32:ア
クチュエータ、32a:第1の形状記憶合金、32b:
第2の形状記憶合金。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクの収容室を形成している壁の一部
    を変形し、その変形に基づいてインクを加圧して飛翔さ
    せるインクジェットヘッドにおいて、 上記壁の一部は、電気的に且つ熱的に絶縁性を有する弾
    性材料から形成され、 上記壁の一部を変形するアクチュエータとして、上記壁
    の一部の同一平面上に配置されるとともに、互いに異な
    る形状を記憶した第1及び第2の形状記憶材料を用い、
    これら第1及び第2の形状記憶材料を別々に駆動させる
    ことによって上記壁の一部を変形することを特徴とする
    インクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 第1及び第2の形状記憶材料として、変
    態温度が同じ材料を用いたことを特徴とする請求項1の
    インクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のインクジェットヘッド
    を備えたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
JP15654899A 1999-06-03 1999-06-03 インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ Pending JP2000343692A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7128403B2 (en) 2003-06-10 2006-10-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Microactuator and fluid transfer apparatus using the same

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Effective date: 20040303