JP2005000209A - パチンコ機の上皿オーバーフロー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が玉のオ−バーフロー状況を視認することができ、その溢出玉が下皿から落ちこぼれることがなく、且つ機構板を簡素化することができるパチンコ機の上皿オーバーフロー装置を提供する。
【解決手段】上皿1の外周壁11には玉の溢出口3を設け、下皿2内の遊技機6前面で底面21直上には溢出玉の受入れ口4を設けるとともに、前記溢出口3と受入れ口4とを遊技機6の枠厚内を通過する溢出玉通路5で連通して、溢出玉を略コの字状に流下させて下皿2内に溢出玉を押出す。前記受入れ口4を下皿2内で遊技機6前面よりやや前方に設けて、溢出玉通路5を遊技機6の前面を通過させてもよい。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機の上皿内に賞玉などが充満した際に、余剰玉を下皿にオーバーフローさせるためのパチンコ機の上皿オーバーフロー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の遊技機の前面には上下2段に上皿と下皿とが配設されており、その間には上皿内に玉が充満した際に、余剰玉を下皿にオーバーフローさせるための上皿オーバーフロー装置が設けられている。しかし、従来のオーバーフロー装置はセット板側に設けられており、上皿、遊技機内の玉通路、セット板内のオ−バーフロー装置に至る玉通路に玉が充満した場合に、玉が自然に溢れ出して落下する構造であった。また、溢出玉を下に導く溢出玉通路もセット板に設けられていたためにセット板が大型で複雑になり、機構板側の機構部品の装着スペースが狭くなってしまい、大型化、多様化する役物等の機構部品の取り付けスペースを十分確保することができない、機構部品の取付け、保守点検の作業が面倒になるという問題があった。又、オ−バーフローの状態を遊技者は視認できないものであったので、心理的に不安を感ずることがあった。
【0003】
オ−バーフローの状態を視認することができる上皿のオ−バーフロー装置として、特開2002−18069号公報には、上皿の上部表側から玉をオ−バーフローさせて下皿に直接導く玉抜き通路を設けたものが開示されている。しかし、このオ−バーフロー装置は構造が単純過ぎて面白みに欠けるうえに、溢出玉が下に向けて上方から落下するので、下皿底面や人の手に当ったりして跳ね返り下皿から落ちこぼれるという問題があった。
【0004】
【特許文献1】特開2002−18069号公報(図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、遊技者が玉のオ−バーフロー状況を視認することができ、その溢出玉が下皿から落ちこぼれることがなく、且つ機構板を簡素化することができるパチンコ機の上皿オーバーフロー装置を提供するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明のパチンコ機の上皿オーバーフロー装置は、遊技機の前面下部に上皿と下皿とを備えたパチンコ機の上皿オーバーフロー装置であって、上皿の外周壁には玉の溢出口を設け、下皿内の遊技機前面には溢出玉の受入れ口を設けるとともに、前記溢出口と受入れ口とを遊技機の枠厚内を通過する溢出玉通路で連通したことを特徴とするものである。
【0007】
また、遊技機の前面下部に上皿と下皿とを備えたパチンコ機の上皿オーバーフロー装置であって、上皿の外周壁には玉の溢出口を設け、下皿内の遊技機前側には溢出玉の受入れ口を設けるとともに、前記溢出口と受入れ口とを遊技機前面を通過する溢出玉通路で連通したことを特徴とするものである。
なお、溢出口の下縁を、溢出口に向かって上り傾斜に形成した上皿の底面とで連接するのが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しつつ本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1はパチンコ機の遊技機下部を示す正面図、図2は遊技機の上皿上部における水平断面図、図3は下皿上端部の水平断面図である。また、図4は本発明のオ−バーフロー装置の要部を示す図であって、図1におけるB−B線断面図である。図中1は上皿、2は下皿であって、これらは遊技機6前面にビスなどにより取り付けられている。また、3はオ−バーフロー玉の溢出口であって、上皿1の外周壁11に設けられている。4は下皿の溢出玉受入れ口であって、溢出口3と受入れ口4とは溢出玉通路5で連通されている。
【0009】
また、図5は図1中のA−A線断面図であって、玉払出し装置7による賞玉、貸し玉の払い出し機構を示す。すなわち、大当りなどが発生して玉が入賞した時には、遊技機6裏面上部に設けた玉タンク(図示していない)から玉払出し装置7に送り込まれた玉は、ローター71により一球ずつ送出されるが、玉数は計数センサー72により計数されて所定数の玉が玉払出し通路73から玉払出し口74を通って上皿1に送り込まれる。
【0010】
上皿1の底面12は玉払出し口74から操作ハンドル93側の玉供給口94にかけて低く傾斜している。したがって、上皿1に送り込まれた玉は下流に流下して、図6に示す玉送り装置8により1球ずつ送出されて、図7に示す玉発射装置9に供給される。玉発射装置9は発射レール91の所定位置に送り込まれた玉を弾球槌92により発射するので遊技を行うことができる。遊技が続行された結果、大当りのラウンドが繰り返されるなどして上皿1に大量の玉が貯留されて上皿1の収容能力を超えた場合には、余剰玉は溢出口3から溢れ出すこととなる。図4に示したように、溢出口3は上皿1の外周壁11手前側に設けられているが、溢出口3の下縁を、溢出口3に向かって上り傾斜に形成した底面12とで連接してある。したがって、上皿1に充満した玉は玉圧により傾斜した底面12を押し上げられて溢出口3から溢れ出すので、上皿1内の貯留玉を常に一定に保つことができる。
【0011】
溢出口3には溢出玉通路5が連接されており、この溢出玉通路5は下皿2内の遊技機6前面で底面21直上に設けた溢出玉の受入れ口4に連通している。図4において、溢出玉通路5は発射不良の戻り玉の流路51と合流されて遊技機6外枠の枠厚内を通過している。したがって、上皿1からの溢出玉は溢出口3から遊技機6後方に向けて流下し、枠厚内で下方に落下したのち溢出玉通路5下部で前方に流下するという略コの字形の流れとなって下皿2に流れ込む。下皿2内において玉は前に流れ込んだ玉を前方に押出しつつ流れ込むので、玉が下皿2から跳ね返ったり人手にぶつかったりして下皿2から飛び出すようなことはない。溢出玉通路5を発射不良の戻り玉の流路51と合流させたので、溢出玉通路5を簡素に設けることができる。また、溢出玉通路5を遊技機6機枠の枠厚内に収めたので、遊技機6後方のスペースを広く取ることができる。
【0012】
また、図8に示すように、溢出玉の受入れ口4を下皿2内の遊技機6前側、即ち下皿2内で遊技機6前面よりやや前方で底面21直上に設けるとともに、溢出口3と受入れ口4と連通する溢出玉通路5を遊技機6前面を通過させることによっても遊技機6後方のスペースを広く取ることができる。この場合溢出玉通路5と発射不良の戻り玉流路51とは受入れ口4付近にて合流している。
なお、図9は図1におけるC−C線断面図であって、入賞しないアウト玉の回収路10を示す。図10は同じく図1におけるD−D線断面図であって、上皿1に貯留された玉の玉抜き路20を示す。図11は図8におけるJ−J線断面図であって、前記アウト玉の回収路10と玉抜き路20を示す図である。
【0013】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のパチンコ機の上皿オーバーフロー装置は、上皿の外周壁に玉の溢出口を設けたので、遊技者が玉のオ−バーフロー状況を視認することができるので、安心して遊技に専念できる。下皿内の遊技機前面には溢出玉の受入れ口を設けて、前記溢出口と受入れ口とを連通する溢出玉通路を遊技機枠厚内を通過させたので、溢出玉は遊技機の後方から前方に向けて押出されるので、下皿底面などにより跳ね返されたりして下皿から落ちこぼれることがない。さらに、機構板を簡素化して遊技機裏側のスペースを広く確保することができるという大きな利点がある。
また、前記受入れ口を下皿内で遊技機前面よりやや前方に設けて、溢出玉通路を遊技機の前面に通過させても、同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上皿、下皿を切断して示す遊技機下部の正面図である。
【図2】図1のF−F線断面図である。
【図3】図1のG−G線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】図1のE−E線断面図である。
【図7】図4のI−I線断面図である。
【図8】第2の実施形態の上皿オーバーフロー装置を示す側面の断面図である。
【図9】図1のC−C線断面図である。
【図10】図1のD−D線断面図である。
【図11】図4のJ−J線断面図である。
【符号の説明】
1 上皿
2 下皿
3 玉の溢出口
4 溢出玉の受入れ口
5 溢出玉通路
6 遊技機
11 外周壁
21 下皿の底面

Claims (3)

  1. 遊技機の前面下部に上皿と下皿とを備えたパチンコ機の上皿オーバーフロー装置であって、上皿の外周壁には玉の溢出口を設け、下皿内の遊技機前面には溢出玉の受入れ口を設けるとともに、前記溢出口と受入れ口とを遊技機の枠厚内を通過する溢出玉通路で連通したことを特徴とするパチンコ機の上皿オーバーフロー装置。
  2. 遊技機の前面下部に上皿と下皿とを備えたパチンコ機の上皿オーバーフロー装置であって、上皿の外周壁には玉の溢出口を設け、下皿内の遊技機前側には溢出玉の受入れ口を設けるとともに、前記溢出口と受入れ口とを遊技機前面を通過する溢出玉通路で連通したことを特徴とするパチンコ機の上皿オーバーフロー装置。
  3. 溢出口の下縁を、溢出口に向かって上り傾斜に形成した上皿の底面とで連接した請求項1又は2に記載のパチンコ機の上皿オーバーフロー装置。
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