JP2004537823A - 着色dvd - Google Patents

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Abstract

【課題】着色光ディスク及びその製造方法の提供。
【解決手段】本発明の方法は、第一の樹脂層に第一の半反射性データ層(3)を配設し、第一の半反射性データ層(3)の第一の樹脂層とは反対側の面に第一の全反射性データ層(5)の上面を配設し、第一の全反射性データ層(5)と第一の半反射性データ層(3)の間に分離層を配設し、第一の全反射性データ層(5)の下面に第二の樹脂層を配設し、光ディスクの少なくとも一部に着色することを含んでおり、第一の樹脂層は所望の読取波長で約60%を超える光透過率を有し、第一の全反射性データ層(5)及び第一の半反射性データ層(3)の反射率は各々約18〜約30%であり、第一の全反射性データ層(5)と第一の半反射性データ層(3)との反射率の差は約5%未満である。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は情報記憶媒体に関し、特に着色情報記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
ディジタルバーサタイルディスク(DVD)は、徐々にではあるが着実にコンパクトディスク(CD)に取って代わりつつある。これらのフォーマットはCDよりも格段に大きな記憶容量を有しており、高ディジタル品質のビデオ/オーディオコンテンツの最大8時間の記録が可能である。市販DVDの数は、2001年には全世界で10億を超え、2004年までには約40億に達すると予想されている。
【0003】
全体としてCDと同じ寸法のディスクで高記憶密度を達成するため、ディスクの構造が異なる。最も基本的で明らかな相違点は、DVDが、一枚の厚さ1.2mmのプラスチック基板からなるのではなく、0.6mmの半層2枚を接着したものからなることである(“DVD Demystified:”,Jim Taylor編,McGraw Hill,1998)。さらに、読取レーザー波長についても、CDでの780nm(スペクトルの近赤外部)から、DVDでは可視スペクトルの635又は650nmに変更されている。DVD−RやDVD−RWのような書込可能なフォーマットはいうまでもなく、DVDのタイプ(DVD−5、DVD−9、DVD−10、DVD−14、DVD−18、DVD−R、DVD−RWなど)によって、構造は片面/1層(DVD−5)から両面2層(DVD−18)に至るまでかなり異なる。光媒体業界団体によって策定された厳しい規格(1.20mm DVD再生専用ディスクに関するEuropean Association for Standardizing Information and Communication Systems(「ECMA」)規格#267)と併せて、レーザー波長が可視スペクトルにあるため、DVDの製造は難題である。
【0004】
基板の光学的性質がDVDについての唯一の要件ではない。例えば、ピットの大きさがDVDでは格段に小さいが、これはDVDがCDよりも樹脂の品質(不純物)に敏感であることを意味している。厚さが薄い(1.2mmではなく0.6mm)ので、DVDは成形に関してもCDよりも難しい。実際、樹脂のレオロジー(流動特性)は重要であり、厳密に制御される。さらに、ディスク本体の厚さのばらつきも光ディスクにおける欠陥の原因となる。DVDは薄くて可視スペクトルで読取られるだけでなく、通常のCDよりも早い回転/走査速度で読取られるので、DVDはかかる欠陥の存在に対してはるかに敏感である。最新の多層DVDフォーマット(例えば、DVD−9、DVD−14及びDVD−18)では、2層のピット(例えば、地理ロケータをなすパターニング)に伴って全反射層と半反射層が存在するので、最も難しい。単層DVD(つまり、DVD−5及びDVD−10)には半反射層がなく、1層のピットのみを含んでいる。ディスク構造が異なるため、単層ディスクと多層ディスクでは反射率の要件が大きく異なる。
【0005】
これまで、市販されている再生専用又は記録用多層DVDはすべて無色の樹脂から作られている。各種DVD間でみられる唯一の美的相違点は、メタライゼーション(つまり、データ層)に起因する。例えば、金を用いると金色のディスクが得られ、銀合金又はアルミニウムを用いると明るいシルバー外観が得られる。
【非特許文献1】
“DVD Demystified:”,Jim Taylor編,McGraw Hill,1998
【非特許文献2】
European Association for Standardizing Information and Communication Systems(「ECMA」)規格#267
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の短所及び欠点は、本発明の光ディスク及びその製造方法によって解消され、軽減された。光ディスクは、第一の全反射性データ層、第一の全反射性データ層の上面に配設された第一の分離層、分離層の第一の全反射性データ層とは反対側の面に配設された第一の半反射性データ層、第一の半反射性データ層の分離層とは反対側の上面に配設された第一の樹脂層、及び第一の全反射性データ層の下面に配設された第二の樹脂層を含んでいるが、第一の外部樹脂層は所望の読取波長で60%を超える光透過率を有し、第一の全反射性データ層及び第一の半反射性データ層の反射率は各々約18〜約30%であり、第一の全反射性データ層と第一の半反射性データ層との反射率の差は約5%未満であり、光ディスクの少なくとも一部は着色されている。
【0007】
光ディスクの製造方法は、第一の樹脂層に第一の半反射性データ層を配設し、第一の半反射性データ層の第一の樹脂層とは反対側の面に第一の全反射性データ層の上面を配設し、第一の全反射性データ層の下面に第二の樹脂層を配設し、光ディスクの少なくとも一部に着色することを含んでいるが、第一の樹脂層は所望の読取波長で約60%を超える光透過率を有し、第一の全反射性データ層及び第一の半反射性データ層の反射率は各々約18〜約30%であり、第一の全反射性データ層と第一の半反射性データ層との反射率の差は約5%未満である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
上記その他の特徴は、以下の図面の簡単な説明、詳細な説明及び添付の図面から明らかとなろう。
【0009】
図1を参照すると、ディジタルバーサタイルディスク(DVD)は2枚のプラスチック基板(又は樹脂層)1を接着したものからなり、各基板の厚さは通例約1.0mm以下、好ましくは約0.7mm以下である。少なくとも一方の基板は1以上のデータ層(例えば、3、5)を有する。層0(又はL0)と一般に呼ばれる第一の層3がディスクのデータ読取面(面7)に最も近い。層1(又はL1)と一般に呼ばれる第二の層5は、読取面7から遠い。L0(3)とL1(5)の間には通例接着剤9と適宜保護膜又は分離層11が配設される。片面DVD(つまり、DVDの片側に設けられた単一読取面7から読取を行うもの)は、さらに、DVDの読取面7とは反対側の面にラベル13を含んでいることもある。
【0010】
読取面7から単一の層を読取る(例えば、DVD5、DVD10)場合、スタンプ面はスパッタリングその他の堆積方法によって薄い反射性データ層で被覆される。こうして、通例約60〜約100オングストローム(Å)の厚さの金属薄膜が形成される。(図3、5及び6参照。)。同じ読取面7から2つのデータ層を読取るDVD(例えば、DVD9、DVD14、DVD18)では、レーザーは第一の層3を読取るときは第一の層3で反射され、第二の層5を読取るときは第一の層3を通過しなければならない。(DVD9、DVD9、DVD14、DVD18をそれぞれ示す図4、7、8及び9参照。)。したがって、第一の層3は「半透明」(つまり、半反射性)であるが、第二の層5は「全反射性」である。光媒体業界団体によって定められた現行の基準では、電気パラメーターR14H(ECMA規格#267に記載)について測定した全反射性及び半反射性データ層の金属膜の組合せはレーザーの波長で約18〜約30%とすべきである。現在のDVDでは、一般に用いられるレーザー波長は約700nm以下であり、約400〜約675nmが好ましく、約600〜約675nmがさらに好ましい。これらの金属膜基準は無色の光学品質樹脂で用いられるDVDデータ層について定められたものであるが、着色樹脂を用いたDVD系にも等しく適用される。
【0011】
樹脂を着色する場合、基板を通過して反射される光の透過率が影響を受ける。半反射層及び全反射層(L0(3)及びL1(5))の金属膜の性状と厚さは、基板の光透過率に合わせて調整される。望ましい反射率を得るにはは、半反射性データ層3の金属膜の厚さをその反射率と調和させ、全反射性データ層5の厚さをその反射率が望ましい規格内に収まるように調節すればよい。
【0012】
各データ層のメタライゼーションは様々な反射性材料を用いて得ることができる。半反射性及び/又は全反射性データ層として用いるのに十分な反射率を有し、好ましくは基板にスパッタリングし得る材料(金属、合金など)が使用できる。反射性材料として考えられる例を幾つか挙げると、金、銀、白金、ケイ素、アルミニウムなど、さらにはこれらの材料の1種以上を含む合金及び組合せがある。例えば、第一/第二の反射性データ層金属膜は、金/アルミニウム、銀合金/アルミニウム、銀合金/銀合金などとし得る。
【0013】
各層3、5の全体の反射率に加え、後続層の十分な反射率を確保するため、後続反射性データ層(例えば、層3、5)間の反射率の差を調節すべきである。好ましくは、後続層(例えば、第一及び第二の層3、5)間の反射率の差は約5%以下であり、約4%以下が好ましく、約3.0%以下がさらに好ましい。さらに、隣接反射性データ層3、5間の反射率の差は約0.5%以上であるのが好ましく、約1%以上がさらに好ましい。なお、2層について記載してきたが、3層以上も使用でき、後続層間の反射率の差は上記の通りにすべきである。
【0014】
反射性データ層は、成形やエンボシングなどで基板表面に形成されたパターン(例えば、ピット、溝、アスペリティ、スタート/ストップオリエンターなど)の上に通例スパッタリング又は他の方法で設けられる。例えば、堆積には、第一のパターン化表面への半反射性データ層のスパッターリングがある。次いで、半反射性データ層に分離層又は保護膜を設けることができる。複数のデータ層を有するDVD(例えば、DVD14、DVD18など)を形成する場合、分離層の半反射性データ層とは反対側の面に(例えば、スタンピングなどによって)第二のパターン化表面を形成できる。次に、分離層に全反射性データ層をスパッタリング又は他の方法で堆積する。別法として、DVD14構造では、第二の基板(又は樹脂層)のパターン化表面に全反射性データ層を堆積できる。次に、半反射性データ層及び全反射性データ層の一方又は双方に分離層又は保護膜が設けられる。次いで、2枚の基板の間に結合剤又は接着剤を配して互いに接着することにより、図3〜9に示すようなディスクを形成できる。適宜、後続層間に分離層を配設して、複数の半反射性データ層を堆積することもできる。
【0015】
反射性データ層の反射率は、反射層の数に応じて約5〜約100%とし得る。単一の反射性データ層を使用する場合、反射率は好ましくは約30〜約100%であり、約35〜約95%がさらに好ましく、約45〜約85%がさらに一段と好ましい。2つの反射性データ層を使用する場合、データ層の反射率は好ましくは約5〜約45%であり、約10〜約40%がさらに好ましく、約15〜約35%がさらに一段と好ましく、約18〜約30%が特に好ましい。最後に、複数の反射性データ層(例えば、単一の読取面から読取可能な3以上の反射性データ層)を使用する場合、反射率は好ましくは約5〜約30%であり、約5〜約25%がさらに好ましい。特に好ましい範囲は現在EMCA規格#267に準拠しており、反射率は2層DVD(例えば、1以上の全反射層と1以上の半反射層)では約18〜約30%であり、1層DVD(例えば、1つの全反射層)では約45〜約85%である。
【0016】
基板は、光学品質プラスチック、例えばレーザーの波長域で光の透過率が約60%以上となるプラスチックであれば、どんなものからなるものでもよい。好ましくは、透過率は約65%以上であり、約75%以上がさらに好ましく、約85%以上が特に好ましい。プラスチック基板は、非晶質、結晶質若しくは半結晶質熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又はこれらのプラスチックの1種以上を含む組合せのような樹脂を含み得る。プラスチックとして考えられる例を幾つか挙げると、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン(例えば、特に限定されないが、ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、ポリプロピレンを始めとする線状及び環状ポリオレフィンなど)、ポリエステル(例えば、特に限定されないが、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキシルメチレンテレフタレートなど)、ポリアミド、ポリスルホン(例えば、特に限定されないが、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルスルホン、水素化ポリスルホンなど)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ABS樹脂、ポリスチレン(例えば、特に限定されないが、水素化ポリスチレン、シンジオタクチック及びアタクチックポリスチレン、ポリシクロヘキシルエチレン、スチレン−コ−アクリロニトリル、スチレン−コ−無水マレイン酸など)、ポリブタジエン、ポリアクリレート(例えば、特に限定されないが、ポリメチルメタクリレート、メチルメタクリレート−ポリイミドコポリマーなど)、ポリアクリロニトリル、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル(例えば、特に限定されないが、2,6−ジメチルフェノール由来のもの及び2,3,6−トリメチルフェノールとのコポリマーなど)、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、ポリ酢酸ビニル、液晶ポリマー、エチレン−テトラフルオロエチレンコポリマー、芳香族ポリエステル、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化ビニリデン、テトラフルオロエチレン−フルオロカーボンコポリマー(例えば、テフロン(登録商標)など)、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル、ポリイミド、ポリウレタン、ポリシロキサン、ポリシラン、ビスマレイミド、シアン酸エステル、ビニル樹脂及びベンゾシクロブテン樹脂があり、さらに上述のプラスチックの1種以上を含むブレンド、コポリマー、混合物、反応生成物及び複合体がある。好ましくは、基板はポリカーボネートを含むもので、ポリカーボネートを主成分(例えば、ポリカーボネート約80%以上)とする基板が特に好ましい。
【0017】
本明細書中で用いる「ポリカーボネート」、「ポリカーボネート組成物」及び「芳香族カーボネート鎖単位を含む組成物」という用語には、次の式(I)の構造単位を有する組成物が包含される。
【0018】
【化1】
Figure 2004537823
【0019】
式中、R1基の総数の約60%以上は芳香族有機基であり、残りは脂肪族、脂環式又は芳香族基である。好ましくは、R1は芳香族有機基であり、さらに好ましくは次の式(II)の基である。
【0020】
【化2】
Figure 2004537823
【0021】
式中、A1及びA2は各々二価単環式アリール基であり、Y1はA1とA2とを原子1個又は2個で隔てる橋かけ基である。例示的な実施形態では、A1とA2とは原子1個で隔てられている。この種の基の非限定的な具体例には、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O2)−、−C(O)−、メチレン、シクロヘキシルメチレン、2−[2.2.1]−ビシクロへプチリデン、エチリデン、イソプロピリデン、ネオペンチリデン、シクロヘキシリデン、シクロペンタデシリデン、シクロドデシリデン及びアダマンチリデンがある。橋かけ基Y1は、炭化水素基又は飽和炭化水素基、例えばメチレン、シクロヘキシリデン又はイソプロピリデンとすることができる。
【0022】
ポリカーボネートは、A1とA2とが1原子のみで隔てられているジヒドロキシ化合物の界面反応で製造することができる。本明細書中で用いる「ジヒドロキシ化合物」という用語には、例えば以下の一般式(III)のビスフェノール化合物が包含される。
【0023】
【化3】
Figure 2004537823
【0024】
式中、Ra及びRbは各々独立にハロゲン原子又は一価炭化水素基を表し、同一でも異なるものでもよく、p及びqは各々独立に0〜4の整数であり、Xaは以下の式(IV)の基のいずれかを表す。
【0025】
【化4】
Figure 2004537823
【0026】
式中、Rc及びRdは各々独立に水素原子又は一価線状若しくは環状炭化水素基を表し、Reは二価炭化水素基を表す。
【0027】
適当なジヒドロキシ化合物の代表的な非限定例を幾つか挙げると、二価フェノール類並びに米国特許第4217438号に化合物名又は式(一般式又は個々の式)で開示されているジヒドロキシ置換芳香族炭化水素がある。式(III)で表されるタイプのビスフェノール化合物の具体例の非包括的なリストには、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下、「ビスフェノールA」又は「BPA」という。)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−n−ブタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−1−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−t−ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリール)アルカン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、及び1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロアルカン並びにこれらの1種以上を含む組合せがある。
【0028】
ホモポリマーよりもカーボネートコポリマーを用いるのが望まれる場合、2種以上の異なる二価フェノールの重合で得られるポリカーボネート、或いは二価フェノールとグリコール又はヒドロキシ若しくは酸末端ポリエステル又は二塩基酸又はヒドロキシ酸又は脂肪族二酸との共重合体を使用することもできる。一般に、脂肪族二酸は炭素原子数2〜約40のものが有用である。好ましい脂肪族二酸はドデカン二酸である。ポリアリーレート及びポリエステル−カーボネート樹脂又はそのブレンドも使用できる。枝分れポリカーボネートも有用であり、線状ポリカーボネートと枝分れポリカーボネートのブレンドも有用である。枝分れポリカーボネートは重合時に枝分れ剤を添加することで製造できる。
【0029】
枝分れ剤は周知であって、3個以上の官能基を有する多官能性有機化合物があり、該官能基にはヒドロキシル、カルボキシル、無水カルボキシル、ハロホルミル又はこれらの基の1種以上を含む混合物がある。具体例には、トリメリト酸、無水トリメリト酸、トリメリト酸トリクロライド、トリス−p−ヒドロキシフェニルエタン、イサチン−ビスフェノール、トリス−フェノールTC(1,3,5−トリス((p−ヒドロキシフェニル)イソプロピル)ベンゼン)、トリス−フェノールPA(4(4(1,1−ビス(p−ヒドロキシフェニル)−エチル)α,α−ジメチルベンジル)フェノール)、4−クロロホルミル無水フタル酸、トリメシン酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸などがある。枝分れ剤は樹脂の総重量を基準にして約0.05〜2.0重量%のレベルで添加し得る。枝分れ剤及び枝分れポリカーボネートの製造方法は、米国特許第3635895号及び同第4001184号に記載されている。ポリカーボネート末端基はどのようなタイプのものでもよい。
【0030】
好ましいポリカーボネートは、A1及びA2が各々p−フェニレンで、Y1がイソプロピリデンであるビスフェノールAに基づくものである。好ましい、ポリカーボネートの重量平均分子量は約5000〜約100000であり、さらに好ましくは約10000〜約65000であり、最も好ましくは約15000〜約35000である。
【0031】
ポリカーボネート合成をモニター・評価する場合、ポリカーボネートに存在するフリース生成物の濃度を測定するのが特に重要である。周知の通り、フリース生成物の生成量が顕著になるとポリマーの枝分れを招いて、溶融挙動の制御ができなくなるおそれがある。本明細書中で用いる「フリース」及び「フリース生成物」という用語はポリカーボネート中の次の式(V)の繰返し単位を意味する。
【0032】
【化5】
Figure 2004537823
【0033】
式中、Xaは上記の式(III)に関して記載した通りの二価基である。
【0034】
ポリカーボネート組成物は、この種の樹脂組成物に通常配合される各種添加剤を含んでいてもよい。かかる添加剤には、例えば充填剤又は補強材、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、可塑剤、帯電防止剤、離型剤、追加の樹脂、発泡剤など、さらにはこれらの添加剤の1種以上を含む組合せがある。充填剤又は補強材の具体例には、ガラス繊維、石綿、炭素繊維、シリカ、タルク及び炭酸カルシウムがある。熱安定剤の具体例には、トリフェニルホスファイト、トリス(2,6−ジメチルフェニル)ホスファイト、トリス(混成モノ−及びジ−ノニルフェニル)ホスファイト、ジメチルベンゼンホスホネート及びトリメチルホスフェートがある。酸化防止剤の具体例には、オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート及びペンタエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]がある。光安定剤の具体例には、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール及び2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノンがある。可塑剤の具体例には、ジオクチル−4,5−エポキシ−ヘキサヒドロフタレート、トリス(オクトキシカルボニルエチル)イソシアヌレート、トリステアリン及びエポキシ化大豆油がある。帯電防止剤の具体例には、グリセロールモノステアレート、ステアリルスルホン酸ナトリウム及びドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムがある。離型剤の具体例には、ステアリン酸ステアリル、蜜蝋、モンタンワックス及びパラフィンワックスがある。他の樹脂の具体例には、ポリプロピレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート及びポリフェニレンオキシドがあるが、これらに限られない。上述の添加剤の任意の組合せも使用できる。かかる添加剤は、組成物を製造するための諸成分の混合時の適当な段階で混合すればよい。
【0035】
ポリマー及び着色剤に加えて、本組成物はこの種の樹脂組成物に通常配合される各種の添加剤を適宜含んでいてもよい。かかる添加剤には、UV吸収剤、光安定剤や熱安定剤(例えば、酸性亜リン酸系化合物)のような安定剤、ヒンダードフェノール、酸化亜鉛や硫化亜鉛粒子又はこれらの組合せ、滑剤(鉱油など)、可塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤(テトラアルキルアンモニウムベンゼンスルホン酸塩、テトラアルキルホスホニウムベンゼンスルホン酸塩など)、離型剤(ペンタエリトリトールテトラステアレート、グリセロールモノステアレートなど)など、さらにはこれらの添加剤の1種以上を含む組合せがある。例えば、基板はポリマーの総重量を基準にして約0.01〜約0.1重量%(wt%)の熱安定剤、約0.01〜約0.2wt%の帯電防止剤及び約0.1〜約1wt%の離型剤を含有し得る。
【0036】
酸化防止剤として考えられる例を幾つか挙げると、例えば、例えば有機ホスファイト類、具体的にはトリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイトなど;アルキル化モノフェノール類、ポリフェノール類及びポリフェノールとジエンとのアルキル化反応生成物、具体的にはテトラキス[メチレン(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)]メタン、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメートオクタデシル、2,4−ジ−tert−ブチルフェニルホスファイトなど;p−クレゾールとジシクロペンタジエンとのブチル化反応生成物;アルキル化ヒドロキノン;ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル;アルキリデン−ビスフェノール;ベンジル化合物;β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸と一価又は多価アルコールとのエステル;β−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−プロピオン酸と一価又は多価アルコールとのエステル;チオアルキル又はチオアリール化合物のエステル、例えばジステアリルチオプロピオネート、ジラウリルチオプロピオネート、ジトリデシルチオプロピオネートなど;β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸のアミド、さらにはこれらの酸化防止剤の1種以上を含む組合せがある。
【0037】
ポリマー、特にポリカーボネートの加工を容易にするため、押出機その他の混合装置で触媒を使用してもよい。触媒は通例得られる材料の粘度の調節に役立つ。触媒としては、水酸化テトラアルキルアンモニウム、水酸化テトラアルキルホスホニウムなどの水酸化物があるが、水酸化ジエチルジメチルアンモニウム及び水酸化テトラブチルホスホニウムが好ましい。触媒は単独で使用してもよいし、リン酸などの酸のような奪活剤と併用してもよい。さらに、残留揮発化合物を除去するため、コンパウンディング時にポリマーメルトに水を注入してベントから水蒸気として除去してもよい。
【0038】
ポリマーは、各種原料を適切に混合できる慣用の反応容器、例えば単軸又は二軸押出機、ニーダ、ブレンダなどを用いて製造される。次いで、成形、押出、圧延、スタンピングその他同様の技術によって、ポリマーから基板を成形する。
【0039】
接着剤又は結合剤(例えば、分離層又は接着層)を用いて隣接する基板を接着する。望ましい光学的性質を有する接着剤を使用できる。接着剤として考えられる例を幾つか挙げると、接着剤(例えば、ホットグルー)、アクリル樹脂(例えば、紫外線(UV)硬化性アクリル樹脂であり、透明な(即ち、以上の)UV硬化性アクリル樹脂が好ましい)など、さらにはこれらの接着剤の1種以上を含む組合せがある。
【0040】
接着剤と同様、分離層も透明な材料からなる。分離層として考えられる例を幾つか挙げると、UV硬化性透明樹脂がある。通例、分離層(接着層)の厚さは最大数百μm又はそれ以上であるが、約100μm以下の厚さが有用であり、現在のDVDフォーマットでは約40〜約70μmの厚さが一般に用いられる。
【0041】
基板(例えば、樹脂層)、分離層、トップコート又はこれらの層の1以上を含む任意の組合せに着色剤を配合することによってDVDを着色できる。ディスクの着色は幾つかの方法で行うことができ、例えば、基板及び/又は分離層に予め着色した樹脂を使用すること、成形機で無色樹脂とカラーコンセントレートを混合すること、液体又は粉末着色剤を使用することなどが挙げられる。着色剤の導入を押出プロセスでの供給、成形前における無色ペレットとカラーコンセントレートとの物理的混合、又は成形機での液体又は粉末着色剤のいずれで行おうとも、着色剤とその濃度はDVD規格に適合するように選択される。着色剤を用いる場合も、起動可能なDVDを得るため基板の透明度(例えば、読取波長で約60%以上の透明度)は維持される。
【0042】
基板の透明度は、基板中に存在する散乱粒子の量とその粒子径に直接関係する。散乱粒子が可視波長よりも格段に小さければ、散乱は顕著でない。着色剤が主な散乱粒子源であるので、着色剤を濾過するのが好ましく、例えば、押出プロセスでの添加時などにメルト濾過するのが特に好ましい。好ましくは、濾過した着色剤粒子(及びその凝集体)の粒子径は約200nm以下であり、約50nm以下であるのが好ましい。
【0043】
着色剤は、好ましくは、着色剤を導入する層の形成に用いられる材料に溶解するように選択される。DVD層として用いられる材料に可溶性の着色剤としては、染料(例えば、「油溶染料(solvent dye)」)、有機着色剤、顔料などで、染料と同様の挙動を示すもの、即ち、プラスチック中に分散し、約200nm以上の大きさの凝集体を形成しないものがあり、凝集体の大きさは約50nm以下であるのが好ましい。適当な着色剤を幾つか挙げると、アントラキノン類、ペリレン類、ペリノン類、インダントロン類、キナクリドン類、キサンテン類、オキサジン類、オキサゾリン類、チオキサンテン類、インジゴイド類、チオインジゴイド類、ナフタルイミド類、シアニン類、キサンテン類、メチン類、ラクトン類、クマリン類、ビスベンゾオキサゾリルチオフェン(BBOT)類、ナフタレンテトラカルボン酸誘導体、モノアゾ及びジアゾ顔料、トリアリールメタン、アミノケトン、ビス(スチリル)ビフェニル誘導体などの化学物質群に属するもの、さらにはこれらの着色剤の1種以上を含む組合せがあるが、これらに限定されない。
【0044】
プラスチック/着色剤の組合せ及び着色剤の使用量を決定する因子は、現在、上述のDVD規格(EMCA規格#267)に基づく。半反射性データ層及び全反射性データ層の反射率を着色多層DVDに関する規格内(約18〜約30%)にするため、光透過率と着色剤の濃度を調和させる。DVDの読取レーザー波長での基板(即ち、DVDの片面層)の光透過率は、好ましくは約60%以上である。着色剤の添加量だけでなく、着色剤の性状(例えば、分光透過率曲線の形)も、目標の色及び光透過率に依存する。
【0045】
図10は、何種類かの慣用プラスチック着色剤(Solvent Violet 13、Solvent Blue 97及びSolvent Green 28)の異なる光透過率を示す。所望の波長(例えば、650nm)での吸光度が低く、その波長で最大の透過率を示す着色剤が好ましい。所望の波長で高い吸光度を有する着色剤を選択すると、機能性多層DVDを得るための着色剤の添加量の上限が制限される。所望の波長での吸光度の低い着色剤は組成物への添加量を高くできるので、機能性ディスクで目標の色を得るのが容易になる。例えば、青色を得ようとする場合、650nmでの吸光度の低いSolvent Violet 13の方がSolvent Blue 97よりも好ましい。
【0046】
通例、着色剤添加量は、着色剤含有層(例えば、基板、分離層又はトップコート)の総重量を基準にして約0.000001重量%(wt%)以上であり、約0.00001wt%以上が好ましく、約0.0001wt%以上がさらに好ましく、約0.001wt%以上がさらに一段と好ましい。さらに、着色剤の使用量は好ましくは約0.5wt%以下であり、約0.05wt%以下が好ましく、約0.005wt%以下がさらに好ましい。
【0047】
反射層及び分離層に加え、保護層(例えば、ラッカーなど)、紫外線(UV)抑制層、防湿層、延性層などの層、及びこれらの層の1以上を含む組合せも使用できる。
【実施例】
【0048】
以下の非限定的な実施例で本発明をさらに例示する。
【0049】
以下の樹脂組成物(A〜H)を用いて多層DVD(DVD−9)を製造した。サンプルはすべて基板の総重量を基準にして、重量平均分子量(Mw)17700のポリカーボネート樹脂100部、ビス(2,4−ジクミルフェニル)ペンタエリトリトールジホスファイト0.02部、及びグリセロールモノステアレート0.03部を含む基板を含んでいた。基板の追加成分は表Iに示す。量はすべて基板の総重量を基準にした重量部である。
【0050】
【表1】
Figure 2004537823
【0051】
、組成物をブレンドし、単軸押出機を用いて溶融温度290℃で押出し、ペレット化した。120℃の炉内で4時間乾燥した後のペレット化材料からDVD−9基板を成形した。成形作業には、精巧技研製DVD金型を備えた住友重機械工業(株)SD30射出成形機を用いた。Unaxis Metallizersスパッタリング装置を用いて基板(DVD片面層)をメタライズした。接着作業はSteag Hamatech Unline 3000 DVD Bonderで行った。完成品の電気試験は、AudioDev DVDPro SA300 Pulsetech Driveで行った。追加の物性及び機械パラメータをDr.Schenk PROmetes MT136で試験した。
【0052】
MacBeth Coloreye 7000A分光光度計を用い、650nmでの基板(非メタライズDVD片面層)の光透過率を測定した。650nmの光透過率(パーセント透過率(%T)で表示)及び各層(L0及びL1)について電気パラメーターR14Hで測定した対応反射率を表IIに示す。
【0053】
【表2】
Figure 2004537823
【0054】
組成物(A)〜(D)に関しては、着色基板による650nmでの光吸収はなかったので、用いたメタライゼーション設定(例えば、層0及び層1で同じ厚さを生じる)は同一であった。半反射性データ層(L0)には金又は銀合金を使用し、全反射性データ層(L1)にはアルミニウムを使用した。無色(A)、紫色(B)、黄色(C)及び赤色(D)の各ディスクについてR14Hで測定した反射率はすべてのディスクで目標通りであり、無色DVDと同レベルの性能の着色多層DVD(ここではDVD9)が得られることを実証している。
【0055】
組成物(E)及び(F)に関しては、L0(銀)とL1(アルミニウム)の間で調和させたメタライゼーション設定を用いた。組成物(F)では650nmでの高い吸光度(%T=62)にもかかわらず、L0及びL1共にDVD読取専用規格(R14Hが18〜30%であり、L0のR14HとL1のR14Hの差が5%未満であること)を満足しているので、十分な機能を発揮するディスクが得られた。光透過率がさらに高い基板、つまり透過率83%の組成物(E)を用いると、反射率をL0で22%、L1で20%にさらに高めることができ、動作可能なディスクを確実に生産できる。
【0056】
組成物(G)及び(H)に関しては、メタライゼーションを調和させず、L0の反射率を最大にしてL0のR14Hが24%にできるだけ近い値を取るようにした。この方法では、組成物(G)は起動不能ディスクとなり、組成物(H)ではL1が規格外のディスクとなった。調和させたメタライゼーションを用いると、透過率がわずか62%の(つまり着色度の高い)基板が規格内の十分な機能を発揮するディスクを与えるのに対して、メタライゼーションを調和させないと光透過率が73%さらには78%のディスクであっても、機能しないDVD9を与えることは注目に値する。これらの実施例は、着色剤が650nmの光を吸収するときは、光透過率だけで、十分な機能を発揮する着色多層DVDが得られるわけではないことを明らかに示している。
【0057】
メタライゼーションの性状と層の厚さが反射率に多大な影響を与えることは当業者には周知である。従って、1層DVD系(DVD5、DVD10)では、メタライゼーションの厚さの増加及び/又は反射性の高い金属を使用することによって、基板の透過率の低さを補償することが可能である。これは、多層DVD系(DVD9、DVD14、DVD18)では半反射性データ層が存在しているため不可能である。半反射性データ層は、L0及びL1に存在する情報を読取ることができるように、光の反射と透過を共に行う。
【0058】
仮に現行のメタライゼーションパラメーターを着色基板のディスクに適用すると、ディスクは規格外となる(つまり、一層又は二層共に反射率が18%未満となる)ことが多い。ディスク製造業者は、CD又は1層DVDと同じ方法、つまりL0上のメタライゼーション厚を実質的に増大させて反射率約24%の目標値を達成することでこの問題に対処しようとしている。残念なことに、このアプローチでは、L1の反射率が非常に低くなって規格外の機能しないディスクを与えることが多い。このアプローチが本質的に不首尾に終わる理由は、L0の金属膜の厚さを増大させると、L0を通ってL1で反射される光が減るのでL1の反射率が低下することである。このことから、なぜL0及びL1の反射率が密接に関連し、多層DVDでは両方のメタライゼーションを独立に取り扱わずに調和させる必要があるのかが分かる。
【0059】
全反射性データ層と半反射性データ層との反射率の差が約5%未満になるようにそれらの反射率を関連づけ、層の透過率を約60%以上にすれば、動作可能な着色多層DVDを得ることができる。
【0060】
動作可能な着色多層光ディスクの生産は美的価値を与えるだけでなく、寿命も延ばす。換言すれば、カスタマイズ色の使用によってブランドの識別が可能となる。最後に、ある種の着色剤ではプラスチックの機械的性質を劣化させることが知られる紫外線を「遮蔽」する能力をもつので、光ディスクへの着色剤の添加によって耐候性を高めることもできる。
【0061】
以上、例示的な実施形態を参照して本発明を説明してきたが、当業者には、本発明の技術的範囲から逸脱せずに、様々な変更を加えたり、その構成要素を均等物で置換し得ることが明らかである。さらに、本発明の要旨から逸脱せずに、特定の状況や材料を本発明の教示に適合させるべく数多くの改変を加えることもできる。したがって、本発明は、本発明を実施する最良の形態として開示した特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に属するあらゆる実施形態を包含する。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】DVD9の構造の概略図。
【図2】基板の第二面に配設された単一の反射層を有するCD構造の概略図。
【図3】基板の内部に配設された単一の反射性データ層を有するDVD構造の概略図。
【図4】基板の内部に配設した2つの反射性データ層(半反射性データ層と全反射性データ層)を有するDVD構造の概略図。
【図5】単一の反射性データ層及び単一レーザーを有するDVD構造の概略図。
【図6】基板の中心の両側に配設され、各々基板の異なる側から読取可能な2つの反射性データ層を有するDVD構造の概略図。
【図7】基板の中心の両側に配設され、基板の同じ側から読取可能な2つの反射性データ層を有するDVD構造の概略図。
【図8】基板の中心の同じ側に配設され、基板の同じ側から読取可能な2つの反射性データ層を有するDVD構造の概略図。
【図9】基板の中心の両側に2層ずつ配設され、基板の両側から2層ずつ読取可能な4つの反射性データ層を有するDVD構造の概略図。
【図10】1.2mmポリカーボネート基板に0.014重量%の配合量で添加した数種類の着色剤の光透過率を示すグラフ。
【符号の説明】
【0063】
1 樹脂層
3 第一の半反射性データ層
5 第一の全反射性データ層
7 読取面
9 接着層
11 第一の分離層

Claims (23)

  1. 光ディスクの製造方法であって、
    第一の樹脂層(1)に第一の半反射性データ層(3)を配設し、
    第一の半反射性データ層(3)の第一の樹脂層(1)とは反対側の面に第一の全反射性データ層(5)の上面を配設し、
    第一の全反射性データ層(5)と第一の半反射性データ層(3)の間に分離層(11)を配設し、
    第一の全反射性データ層(5)の下面に第二の樹脂層を配設し、
    光ディスクの少なくとも一部に着色する
    ことを含んでなり、第一の樹脂層(1)が所望の読取波長で約60%を超える光透過率を有し、第一の全反射性データ層(5)及び第一の半反射性データ層(3)の反射率が各々約18〜約30%であり、第一の全反射性データ層(5)と第一の半反射性データ層(3)との反射率の差が約5%未満である、方法。
  2. さらに、第一の全反射性データ層(5)と第二の樹脂層の間に接着層を配設し、接着層(9)と第二の樹脂層の間に第二の全反射性データ層を配設することを含んでなり、第二の全反射性データ層の反射率が約45〜約85%である、請求項1記載の方法。
  3. さらに、第二の全反射性データ層と第二の樹脂層の間に第二の分離層を配設し、第二の分離層と第二の樹脂層の間に第二の半反射性データ層を配設することを含んでなり、第二の全反射性データ層と第二の半反射性データ層との反射率の差が約5%未満であり、第一の分離層、第一の樹脂層、第二の分離層及び第二の樹脂層からなる群から選択される1以上の層が着色されている、請求項1記載の方法。
  4. 反射率の差が約4%以下である、請求項1記載の方法。
  5. 反射率の差が約0.5〜約3%である、請求項4記載の方法。
  6. 反射率の差が約1〜約3%である、請求項5記載の方法。
  7. 着色が、分離層(11)、トップコート、第一の樹脂層(1)又はこれらの層の1以上を含む組合せに着色剤を添加することからなる、請求項1記載の方法。
  8. 前記着色剤が、アントラキノン類、ペリレン類、ペリノン類、インダントロン類、キナクリドン類、キサンテン類、オキサジン類、オキサゾリン類、チオキサンテン類、インジゴイド類、チオインジゴイド類、ナフタルイミド類、シアニン類、キサンテン類、メチン類、ラクトン類、クマリン類、ビスベンゾオキサゾリルチオフェン(BBOT)類、ナフタレンテトラカルボン酸誘導体、モノアゾ及びジアゾ顔料、トリアリールメタン、アミノケトン、ビス(スチリル)ビフェニル誘導体、及びこれらの着色剤の1種以上を含む組合せからなる群から選択される、請求項1記載の方法。
  9. 前記樹脂が、非晶質熱可塑性樹脂、結晶質熱可塑性樹脂、半結晶質熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂及びこれらの樹脂の1種以上を含む組合せからなる群から選択される、請求項1記載の方法。
  10. 前記樹脂が、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリスルホン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ABS樹脂、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリアクリレート、ポリアクリロニトリル、ポリアセタール、ポリフェニレンエーテル、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、ポリ酢酸ビニル、液晶ポリマー、エチレン−テトラフルオロエチレンコポリマー、芳香族ポリエステル、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化ビニリデン、テトラフルオロエチレン−フルオロカーボンコポリマー、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル、ポリイミド、ポリウレタン、ポリシロキサン、ポリシラン、ビスマレイミド、シアン酸エステル、ビニル樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂、並びにこれらの樹脂の1種以上を含むブレンド、コポリマー、反応生成物及び複合体からなる群から選択される、請求項9記載の方法。
  11. 前記樹脂がポリカーボネートからなる、請求項1記載の方法。
  12. 第一の全反射性データ層(5)、第一の全反射性データ層(5)の上面に配設された第一の分離層(11)、分離層(11)の第一の全反射性データ層(5)とは反対側の面に配設された第一の半反射性データ層(3)、第一の半反射性データ層(3)の分離層とは反対側の上面に配設された第一の樹脂層(1)、及び第一の全反射性データ層(5)の下面に配設された第二の樹脂層(1)を含んでなる光ディスクであって、
    第一の樹脂層(1)が所望の読取波長で60%を超える光透過率を有し、
    第一の全反射性データ層(5)及び第一の半反射性データ層(3)の反射率が各々約18〜約30%であり、
    第一の全反射性データ層(5)と第一の半反射性データ層(3)との反射率の差が約5%未満であり、
    当該光ディスクの少なくとも一部が着色されている、光ディスク。
  13. 第一の樹脂層(1)が着色されている、請求項12記載の光ディスク。
  14. 第一の分離層(11)が着色されている、請求項12記載の光ディスク。
  15. 第一の分離層(11)が複数の中間層を含む、請求項12記載の光ディスク。
  16. 第一の樹脂層(1)及び第二の樹脂層が約0.4〜約1.0mmの厚さを有する、請求項12記載の光ディスク。
  17. 厚さが約0.5〜約0.7mmである、請求項16記載の光ディスク。
  18. 反射率の差が約4%以下である、請求項12記載の光ディスク。
  19. 反射率の差が約0.5〜約3%である、請求項18記載の光ディスク。
  20. 反射率の差が約1〜約3%である、請求項19記載の光ディスク。
  21. さらに、第一の全反射性データ層(5)と第二の樹脂層の間に配設された接着層(9)、及び接着層と第二の樹脂層の間に配設された第二の全反射性データ層を含んでなり、第二の全反射性データ層の反射率が約45〜約85%である、請求項12記載の光ディスク。
  22. さらに、第二の全反射性データ層と第二の樹脂層の間に配設された第二の分離層、及び第二の分離層と第二の樹脂層の間に配設された第二の半反射性データ層を含んでなり、
    第二の全反射性データ層と第二の半反射性データ層との反射率の差が約5%未満であり、
    第一の分離層、第一の樹脂層、第二の分離層及び第二の樹脂層からなる群から選択される1以上の層が着色されている、請求項21記載の光ディスク。
  23. 前記着色剤が、アントラキノン類、ペリレン類、ペリノン類、インダントロン類、キナクリドン類、キサンテン類、オキサジン類、オキサゾリン類、チオキサンテン類、インジゴイド類、チオインジゴイド類、ナフタルイミド類、シアニン類、キサンテン類、メチン類、ラクトン類、クマリン類、ビスベンゾオキサゾリルチオフェン(BBOT)類、ナフタレンテトラカルボン酸誘導体、モノアゾ及びジアゾ顔料、トリアリールメタン、アミノケトン、ビス(スチリル)ビフェニル誘導体、及びこれらの着色剤の1種以上を含む組合せからなる群から選択される、請求項12記載の光ディスク。
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