JP2004532158A - 車両の一部を構成するシェル構造状中空構造体の遮音方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、連続気泡発泡体を少なくとも1つ中空部に充填することを含む、車体の一部を構成するシェル状中空構造体(C)の遮音方法に関する。本発明によれば、車体の少なくとも一部に中空部に発泡体の小片(71)を充填することによって遮音を行う。本発明はさらに、少なくとも一部に発泡体を充填した車両のシェル構造体(1)に関する。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、中空部を有する車体の遮音に関するものである。
より具体的には、自動車の車体の遮音方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近の車両の基本設計においては、遮音構造の実現が重要な課題である。したがって、車両の駆動力伝達機構、特にエンジンのノイズに対しては多くの低減方法が採用されている。また、前方のブロック、つまりエンジンルームから車両の室内に伝播される騒音に関しても、複数の低減方法が採用されている。これらの騒音に対する遮蔽が改善されたために、今まではこれらの騒音によって隠されていた二次的な騒音が表面化してくることが起きている。つまり、空気力学的騒音あるいはタイヤから発生して車内を伝播する騒音が、搭乗者にとっては耳障りになってきたのである。
【0003】
この問題を解決するために、車体に遮音性を有する種々の材料を挿入することが考えられた。これらの材料は一般に車両の製造過程で作業者によって車体の中空部内に挿入または注入されるものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この方法による遮音は、中空部の内部形状に対して使用される遮音材料の形状が適合していない場合や、中空部がアクセスしにくい車体に対しては適用することが困難であった。また、車体の中空部へのアクセスに使用する通路の断面が小さい場合には、このような方法で車体の遮音を行うことは困難であった。
【0005】
このような問題を解決して、通路の断面が小さい部分や中程度の部分に適用できる解決策もすでにいくつか提案されている。
【0006】
第1の解決策は、あらかじめ切断したか、あるいは成形した従来の遮音材を袋に入れて、発泡体の製造後または切断後であって車体の組み立てラインの最初に、内部の空気を抜いて袋に収容した遮音材を充填する方法である。しかし、空気を抜くために費用のかかる手段を使用しなければならず、また、車体に充填する前に袋が破れて発泡体がこぼれることをなくすためには非常に品質の高い袋が必要になることからこの方法は十分とはいえなかった。
【0007】
第2の解決策は、ノズルを使用して加圧した発泡剤を注入して拡散させる方法である。この方法の問題は、十分な遮音効果を得るために必要な発泡体は体積あたりの価格が非常に高く、しかも作業者に有害なガスを使用しなければならないことである。
【0008】
さらに別の解決方法は、車体が高温室を通過する際に膨らむ材料を金属またはプラスティックの基材と共に注入する方法である。しかし、基材の値段が高く、車体を高温室に入れなければならないので、この方法は費用がかさむ方法である。
【0009】
ヨーロッパ特許EP0353418号公報に記載されたさらに別の方法は、連続した微小な気泡を有する発泡ポリウレタンを、独立気泡を有する薄い層で囲んで気密性を維持した物体を、内部の空気を吸引した状態で中空部に挿入し、吸引装置を取り外して発泡体を元の形状に戻すというものである。使用される発泡体と吸引装置が高価であるためにこの方法もまた費用のかかる方法である。さらに、車体の中空部に挿入する際に、切り傷をつける可能性のある端部によって独立気泡の薄層を破らないように作業者には細心の注意が必要になる。しかも、発泡体が中空部の内部でどのような位置に収まるかは制御できず、そのために、場合によって遮音効果を得られないことも生じ得る。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の目的は、上述の課題を解決し、断面が小さいか中程度の部位を通らなければならない中空構造体の遮音方法であって、費用を低減でき、作業が容易で、かつ効果の高い方法を提案することである。
【0011】
上記の目的を達成するために、本発明は、車体の一部を構成する中空構造体の遮音のために、中空部に、連続気泡発泡体を少なくとも1つ充填する方法であって、車体の中空構造体の少なくとも一部に複数の発泡体の小片を充填することを特徴とする方法を提案する。
【0012】
前記発泡体の小片は、発泡体のブロックを裁断した複数の小片であるのが好ましい。
【0013】
複数の発泡体の小片を充填する前に、充填すべき中空部の容積とほぼ等しい容積の容器に小片をとるのが好ましい。
【0014】
さらに、前記容器は柔軟性のある袋であるのが好ましい。
【0015】
本発明は、さらに、前述のいずれかの方法によって、車体の中空部の少なくとも一部に充填が行われた車体に関するものである。
【0016】
車体のリアホイールハウジングの周囲に前記充填が行われるのが好ましい。
【0017】
本発明の前記以外の特徴と利点は、添付の図面を参照して行なう発明の詳細な説明によって明らかにする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下の記載において、異なる部材は従来方法に従って溶接又はボルトによって締結されているが、部材の固定方法についての詳細は省略することにする。
【0019】
「ワゴン」形式の車両の車体1の後部には、周知のように、進行方向のパネル2とそれに搭載された上部クウォータピラーの内部支持材3、下部クウォータピラーの内部支持材4、進行方向に延びるしきい部材5と、ホイールカバー6が含まれる。
【0020】
図示しないフェンダーの内部支持材も、ホイールカバー6の上方で進行方向パネル2に支持されている。
【0021】
クウォータピラー3の内部支持材の下部には図示しない後部安全ベルトの巻き取り装置が固定される固定部31が設けられ、ベルトの固定はクウォータピラーの下部支持材4の上部41で行われる。
【0022】
上記クウォータピラーの下部支持材4は、進行方向のパネル2と共にホイールカバー6と、後部フェンダーの内部支持材と、進行方向に延びるしきい部材5の接合部51との間に定義される、開口(O)を有する中空部(C)を構成している。
【0023】
後部座席のために、外部から遮音されている前部座席と同等な遮音効果と快適性を得るためには、進行中にホイール6から伝達される空気力学的な騒音が車両の室内に伝播されることを遮断する必要がある。
【0024】
そのために、取り除いて車体の内部にアクセス可能にされた進行方向のパネル2の21の部分に、材質はこの目的に使用するものとして周知である発泡体を、成型加工又は切断によって適切な大きさにしたものを挿入して固定した。
【0025】
次に、図2に示したように、開口(O)から発泡体の小片71を充填した、中空部(C)の容積とほぼ等しい容積を有する柔らかい袋7から、発泡体を中空部に充填した。
【0026】
ここで使用した小片は、凹部を有するポリウレタンのようなポリエステル類吸音材の発泡体の切断片である。小片の形状は任意であって、その大きさは8ないし8000mm3の間である。
【0027】
進行中に後部ホイール6から発生して車両の室内に伝播する騒音を遮蔽するために十分な遮音効果が得られたか否かを確認するために、中空部近傍において遮音効果を測定した。
【0028】
その結果、本発明による小片の充填によって、ホイールの近傍の全ての位置で周波数の高い成分と中程度の成分が完全に遮蔽されたことが確認された。このような方法によって、中空部(C)の複雑な形状に応じた成形品を挿入せずに、遮蔽材の位置の制御無しで遮蔽効果が得られた。
【0029】
上述の遮音方法はアクセスが困難な中空部の遮音に極めて優れた効果を有する。
【0030】
特に、車両の車体に関しては、エッジ状の断面で構成される開口部に手を入れる必要が無いので、作業者が怪我をすることも無い。
【0031】
さらに、本発明は実施が容易で車体の組立工程において特別な工夫を必要とすることも無い。
【0032】
最後に、発泡体の小片は裁断によって得られるのでその費用は極めて低廉である。
【0033】
本発明の技術思想の範囲内で多くの変形や改善を施すことが可能である。
【0034】
小片を収容する袋は、取り扱いと開封を容易にするように改善することができる。
【0035】
同様に、柔軟な袋に予め収容する代わりに本発明に使用する発泡体の小片を注入するために製作された中間的な容器を用いて充填してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に基づく車両の後部を示す図面である。
【図2】本発明に基づいて充填を行う車体後部を拡大して示す図面である。
【図3】本発明に基づく充填材を拡大して示す図面である。
【0001】
本発明は、中空部を有する車体の遮音に関するものである。
より具体的には、自動車の車体の遮音方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近の車両の基本設計においては、遮音構造の実現が重要な課題である。したがって、車両の駆動力伝達機構、特にエンジンのノイズに対しては多くの低減方法が採用されている。また、前方のブロック、つまりエンジンルームから車両の室内に伝播される騒音に関しても、複数の低減方法が採用されている。これらの騒音に対する遮蔽が改善されたために、今まではこれらの騒音によって隠されていた二次的な騒音が表面化してくることが起きている。つまり、空気力学的騒音あるいはタイヤから発生して車内を伝播する騒音が、搭乗者にとっては耳障りになってきたのである。
【0003】
この問題を解決するために、車体に遮音性を有する種々の材料を挿入することが考えられた。これらの材料は一般に車両の製造過程で作業者によって車体の中空部内に挿入または注入されるものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この方法による遮音は、中空部の内部形状に対して使用される遮音材料の形状が適合していない場合や、中空部がアクセスしにくい車体に対しては適用することが困難であった。また、車体の中空部へのアクセスに使用する通路の断面が小さい場合には、このような方法で車体の遮音を行うことは困難であった。
【0005】
このような問題を解決して、通路の断面が小さい部分や中程度の部分に適用できる解決策もすでにいくつか提案されている。
【0006】
第1の解決策は、あらかじめ切断したか、あるいは成形した従来の遮音材を袋に入れて、発泡体の製造後または切断後であって車体の組み立てラインの最初に、内部の空気を抜いて袋に収容した遮音材を充填する方法である。しかし、空気を抜くために費用のかかる手段を使用しなければならず、また、車体に充填する前に袋が破れて発泡体がこぼれることをなくすためには非常に品質の高い袋が必要になることからこの方法は十分とはいえなかった。
【0007】
第2の解決策は、ノズルを使用して加圧した発泡剤を注入して拡散させる方法である。この方法の問題は、十分な遮音効果を得るために必要な発泡体は体積あたりの価格が非常に高く、しかも作業者に有害なガスを使用しなければならないことである。
【0008】
さらに別の解決方法は、車体が高温室を通過する際に膨らむ材料を金属またはプラスティックの基材と共に注入する方法である。しかし、基材の値段が高く、車体を高温室に入れなければならないので、この方法は費用がかさむ方法である。
【0009】
ヨーロッパ特許EP0353418号公報に記載されたさらに別の方法は、連続した微小な気泡を有する発泡ポリウレタンを、独立気泡を有する薄い層で囲んで気密性を維持した物体を、内部の空気を吸引した状態で中空部に挿入し、吸引装置を取り外して発泡体を元の形状に戻すというものである。使用される発泡体と吸引装置が高価であるためにこの方法もまた費用のかかる方法である。さらに、車体の中空部に挿入する際に、切り傷をつける可能性のある端部によって独立気泡の薄層を破らないように作業者には細心の注意が必要になる。しかも、発泡体が中空部の内部でどのような位置に収まるかは制御できず、そのために、場合によって遮音効果を得られないことも生じ得る。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の目的は、上述の課題を解決し、断面が小さいか中程度の部位を通らなければならない中空構造体の遮音方法であって、費用を低減でき、作業が容易で、かつ効果の高い方法を提案することである。
【0011】
上記の目的を達成するために、本発明は、車体の一部を構成する中空構造体の遮音のために、中空部に、連続気泡発泡体を少なくとも1つ充填する方法であって、車体の中空構造体の少なくとも一部に複数の発泡体の小片を充填することを特徴とする方法を提案する。
【0012】
前記発泡体の小片は、発泡体のブロックを裁断した複数の小片であるのが好ましい。
【0013】
複数の発泡体の小片を充填する前に、充填すべき中空部の容積とほぼ等しい容積の容器に小片をとるのが好ましい。
【0014】
さらに、前記容器は柔軟性のある袋であるのが好ましい。
【0015】
本発明は、さらに、前述のいずれかの方法によって、車体の中空部の少なくとも一部に充填が行われた車体に関するものである。
【0016】
車体のリアホイールハウジングの周囲に前記充填が行われるのが好ましい。
【0017】
本発明の前記以外の特徴と利点は、添付の図面を参照して行なう発明の詳細な説明によって明らかにする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下の記載において、異なる部材は従来方法に従って溶接又はボルトによって締結されているが、部材の固定方法についての詳細は省略することにする。
【0019】
「ワゴン」形式の車両の車体1の後部には、周知のように、進行方向のパネル2とそれに搭載された上部クウォータピラーの内部支持材3、下部クウォータピラーの内部支持材4、進行方向に延びるしきい部材5と、ホイールカバー6が含まれる。
【0020】
図示しないフェンダーの内部支持材も、ホイールカバー6の上方で進行方向パネル2に支持されている。
【0021】
クウォータピラー3の内部支持材の下部には図示しない後部安全ベルトの巻き取り装置が固定される固定部31が設けられ、ベルトの固定はクウォータピラーの下部支持材4の上部41で行われる。
【0022】
上記クウォータピラーの下部支持材4は、進行方向のパネル2と共にホイールカバー6と、後部フェンダーの内部支持材と、進行方向に延びるしきい部材5の接合部51との間に定義される、開口(O)を有する中空部(C)を構成している。
【0023】
後部座席のために、外部から遮音されている前部座席と同等な遮音効果と快適性を得るためには、進行中にホイール6から伝達される空気力学的な騒音が車両の室内に伝播されることを遮断する必要がある。
【0024】
そのために、取り除いて車体の内部にアクセス可能にされた進行方向のパネル2の21の部分に、材質はこの目的に使用するものとして周知である発泡体を、成型加工又は切断によって適切な大きさにしたものを挿入して固定した。
【0025】
次に、図2に示したように、開口(O)から発泡体の小片71を充填した、中空部(C)の容積とほぼ等しい容積を有する柔らかい袋7から、発泡体を中空部に充填した。
【0026】
ここで使用した小片は、凹部を有するポリウレタンのようなポリエステル類吸音材の発泡体の切断片である。小片の形状は任意であって、その大きさは8ないし8000mm3の間である。
【0027】
進行中に後部ホイール6から発生して車両の室内に伝播する騒音を遮蔽するために十分な遮音効果が得られたか否かを確認するために、中空部近傍において遮音効果を測定した。
【0028】
その結果、本発明による小片の充填によって、ホイールの近傍の全ての位置で周波数の高い成分と中程度の成分が完全に遮蔽されたことが確認された。このような方法によって、中空部(C)の複雑な形状に応じた成形品を挿入せずに、遮蔽材の位置の制御無しで遮蔽効果が得られた。
【0029】
上述の遮音方法はアクセスが困難な中空部の遮音に極めて優れた効果を有する。
【0030】
特に、車両の車体に関しては、エッジ状の断面で構成される開口部に手を入れる必要が無いので、作業者が怪我をすることも無い。
【0031】
さらに、本発明は実施が容易で車体の組立工程において特別な工夫を必要とすることも無い。
【0032】
最後に、発泡体の小片は裁断によって得られるのでその費用は極めて低廉である。
【0033】
本発明の技術思想の範囲内で多くの変形や改善を施すことが可能である。
【0034】
小片を収容する袋は、取り扱いと開封を容易にするように改善することができる。
【0035】
同様に、柔軟な袋に予め収容する代わりに本発明に使用する発泡体の小片を注入するために製作された中間的な容器を用いて充填してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に基づく車両の後部を示す図面である。
【図2】本発明に基づいて充填を行う車体後部を拡大して示す図面である。
【図3】本発明に基づく充填材を拡大して示す図面である。
Claims (6)
- 車体の一部を構成する中空構造体(C)の遮音のために、中空部に、連続気泡発泡体を少なくとも1つ充填する方法であって、車体の中空構造体の少なくとも一部に複数の発泡体の小片(71)を充填することを特徴とする方法。
- 前記発泡体の小片は、発泡体のブロックを裁断した複数の小片であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 複数の発泡体の小片を充填する前に、充填すべき中空部の容積とほぼ等しい容積の容器(7)に小片をとることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の方法。
- 前記容器(7)は柔軟性のある袋であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記請求項1ないし4のいずれかに記載された方法によって、車体の中空部の少なくとも一部(4)に充填が行われた車体(1)。
- 前記充填が行われた部分は車体のリアホイールハウジングの周囲であることを特徴とする請求項5に記載の車体。
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EP1412226B1 (fr) | 2007-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040906 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040906 |