JP2004532088A - 天然のままの皮膚を識別するための装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、天然のままの皮膚を識別するための装置、及びこの方法を実施するための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最初に示したシステムにおける認知・識別チェックに関連して、例えばオープンな複合施設やデータネットワークであり得るように、入口での認知による個人識別のために、強い条件で生物測定(biometrics)によるチェックが行われる。個人の生物測定に係る固有の特徴には、パスワードまたはカギを用いる場合とは対称的に、危険性がないからである。パスワードやカギは紛失したり他人に引き渡されたりする可能性がある。実務により実証されたところによると、手の平または指先の突起線スジパターンが、各個人で相異なる不変の判別用特徴として用いられる。ここで、突起線スジパターンが非接触で光学的に捉えられる。この測定の際、突起線スジパターンを、皮膚表面のトポロジーとして評価するか、または、突起線スジにより形成された浮き彫りのパターンとして別個に練り上げられたものを評価する。この場合、次のような問題がある。突起線スジパターンの知見では、一般に、生物測定データを識別するための測定装置が、偽のパターンにだまされてしまうことがある。偽のパターンは、3次元の本来のパターンに一致する突起線スジパターンのレプリカを備えるものであり、例えば、2次元のレプリカ、3次元のレプリカ、または、本来の指のカバーの形態であることが考えられる。
【特許文献1】
ヨーロッパ特許公開EP-0359554A
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の根底をなす課題は、入口での認知チェックのための欺瞞の試みに対する生物測定の信頼度、特には突起線スジパターンを用いる生物測定の信頼度を向上させることができる方法を提供することである。さらには、このような方法を実施することのできる装置を提供することである。
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】
【0004】
本発明によると、上記課題は、方法の部分に関して以下のようにして解決される。天然のままの皮膚を識別するための方法であって、皮膚表面に対し可視光線または隣接領域の光を入射個所に照射するとともに、入射個所にて皮膚表面を通って入射し皮膚中で散乱して出射した光の部分を散乱光として検出個所にて検出器を用いて検出し、検出器によって捉えられた信号をコンパレーターに供給して登録されたデータと比較する。
【0005】
上記方法は以下の利点を与える。天然のままの皮膚の光学的な固有特性を散乱光の測定によりチェックすることができる。これにより、導入部で述べたような欺瞞の可能性を排除することができる。このため、皮膚が入射個所で光線により照射され、該光線は、ある部分が、皮膚の表面で、分散しつつ反射する。光線の残りの部分は、皮膚組織中を通り、この体積中に、多重散乱により分配される。散乱光のほんの一部は、皮膚表面を通って外側へと戻り、したがって、皮膚が明るく見える。生来の皮膚は、複雑な組織構造から構成されており、多くの光学的に活性な物質を含むので、特には散乱(ミー及びレイリー散乱)及び散乱光により決まる吸収に関連した光学的な固有特性は、模倣することができないか、または、模倣するのに非常に高いコストがかかる。したがって、入射個所と検出個所とが別個の個所であるのが好ましい。
【0006】
本発明の方法の確実性は、入射個所への照射のために、特定のスペクトル領域の光を用いることにより向上する。これは、光学的な特性に関連して、吸収及び/または散乱が、皮膚中に存在する天然物質に固有の固有値を取りうるからである。したがって、特には入射個所での照明のために、あるスペクトル領域の光が用いられる。このスペクトル領域では、吸収及び散乱が、皮膚中に本来存在する天然物質に特徴的な値を取る。
【0007】
本発明の枠内において、測定結果の改良のために、さらに以下のことが想定されている。数個の制限されたスペクトル領域が、入射個所の照明のために用いられる。ここで、600nm付近及び800nm付近のスペクトル領域を入射個所の照明に用いるのが好ましい。これらの波長の間では、ヘモグロビンの吸収の大きなジャンプのみならず、皮膚色素物質メラニンの吸収の違いを捉えることができ、また、これら2つの波長では、血液における酸素飽和度の揺れ動きが測定に影響を与えないからである。入射個所にて皮膚の照明を行うための、さらなる好ましい特定のスペクトル領域が、約1250nmにある。この波長領域では、組織の含水率が、ほぼ測定結果を決定する。
【0008】
全くもって特に好ましい実施形態は、数個の空間的に異なる検出個所にて検出が行われることを特徴とする。特には、数個の検出個所が、入射個所からの相異なる距離を有しているのが好ましい。散乱光の強度が、入射個所からの変動する距離でもって、「散乱関数」と呼ばれる所定の関数により得られる。この「散乱関数」は、距離依存性の他にも、入射光の波長に対する依存性を有する。そのため、本方法においては、照射されたサンプルが、その散乱関数の点で天然のままの皮膚に一致するかどうかについて、厳密なチェックを行うという実施形態をとることができる。現在知る限りでは、散乱関数を人工的に精密に再生した上で、この散乱関数に近似するために用いられる材料について、線スジ突起パターン再生のために必須の表面外形をさらに有するようにするということは不可能である。
【0009】
光の強度が時間的に変動して変動光を利用するときには、周辺のじゃまな光に対して鈍感となる。周辺のじゃまな光は、例えばスクリーニングといった従来から一般的な簡単な計算によっては、しばしば、充分に取り除くことができない。
【0010】
検出個所からの散乱光を、導光部材を用いて検出器に導くという実施形態も、同様に可能である。
【0011】
さらに、本発明の枠内において、入射個所が人の指であるかまたは手の表面に割り当てられているときには、線スジ突起センサーを用いて非接触かつ光学的に、特徴的な線スジ突起パターンが、同時に捉えられる。大きな利点は、欺瞞の試みに対するさらなる防衛である。実際にそのような個所で、突起線スジパターンと、天然の皮膚の散乱比とを捉える2つの測定は、ほぼ同時に行われるのであり、このため、2つの測定の間に、測定サンプルをシフトさせたり取り替えることは不可能だからである。
【0012】
本発明によると、上記課題の装置に関する部分は、以下により解決される。皮膚表面を入射個所にて照らすための光源と、検出個所にて発せられた散乱光を検出するための検出器と、コンパレーターとして機能するデータ処理装置、特にはマイクロプロセッサーとを備える。また、光源は、皮膚に対して、ほぼまたは完全に円形リングに相当する照射パターンを生成する。このような構成であると、組織の不均一さに関連した平均値を生成するとともに、より多数の同様の固有散乱分布を重ね合わせることによって充分な強度の計測信号を生成することにより、計測の確実性を向上させるのに役立つ。
【0013】
円形リングに相当する照射パターンは、簡単で、したがって好ましい態様において、上記光源が、一つの照射リングに割り当てられることにより、生成する。ここで、検出個所が円形リングの中心に割り当てられているならば、円形リングに相当する照射パターンは、散乱光の強度を高くすることを考慮し、入射個所から所定の間隔、すなわち、好ましいものとして知られた半径Rを有する。照射パターンのこのような対称性が、半径Rに対応する距離での、強い信号を生成する上で、存分に利用されるからである。
【0014】
散乱光を捉えるためには、相異なる波長の光を発する数個の光源が照射リングに割り当てられているならば好ましい。さらには、ある波長の光源の数が、該波長における皮膚の散乱及び吸収能(散乱関数)と相関関係があるのが好ましい。このようであると、ある波長の光は、その散乱関数が、所定の間隔にて、ある一つの強い強度変動を引き起こし、照射リング全体に伝わった高い照射強度でもって、入射個所に照射される。そのため、強度の点で他の波長の測定信号に匹敵する、充分な測定信号が得られる。
【0015】
上記に代えて、次のような実施態様が可能である。リング状照射パターンの径は、光源から発せられる光の波長と、これに相関している、皮膚の散乱及び吸収能(散乱関数)とにより決められる。したがって、良好な測定が可能な、散乱光の強度を得るためには、入射光の強度のみならず、検出位置からの距離も変えられる。
【0016】
このことは、特に簡単で、したがって好ましい態様では、同心かつ交互に配置された少なくとも2つの照射リングを備え、相異なる波長の光が発せられることにより達成される。
【0017】
本発明の枠内において、発光ダイオードが光源として想定される。一つの多角形により近似された円形リングを描き、とびとびの光のスポットにより近似されたリング状の照射パターンを生成する。円形近似の限界は、照射リングを、光学材料からなる一つの全反射を行う管状体によって形成することにより、克服される。管状体には一方の側から光が入射し、該光が、両壁面の間で繰り返し全反射を行い、したがって、全周にわたって均一に分布する。そのため、均一に照射された円形リング、及び、対応する照射パターンが生成する。この際、管状体の出口面が光ることとなりうる。
【0018】
また、レーザーを光源として用いることができる。また、皮膚上に光源を映し出すレンズを用いることが想定される。デフォーカスに対する測定装置の感度を小さくするとともに、既知の焦点深度で欠陥のない測定結果を得るために、レンズの中央孔が検出器に割り当てられており、したがって、共軸の測定構成が選択されている。
【0019】
装置のコンパクトな構造を達成するためには、皮膚上に照射パターンを映し出すのに役立つレンズと、光源との間の照射経路中に、鏡が配置される。鏡は、照射経路を屈曲させて、レンズが、管状体に近接して、または管状体中に配置されるようにする。
【0020】
照射パターンの生成は、光源、集光レンズ、投射マスターパターン及び対物レンズからなる従来より一般的なプロジェクターを配置することによっても行うことができ、これにより、入射個所が照らされる。また、レーザーパターンプロジェクター、例えばレーザーダイオード・リングプロジェクターが好ましい。
【0021】
散乱光を検出器に導く導光部材が備えられるならば、同様に好ましい。特には、導光部材がフレキシブルに構成されることで、任意の位置であって照射経路より外側に配置された検出器へと導くのであれば、好ましい。
【0022】
確実性の要求が高い用途に用いる場合の難しい技術的解決を行うべく、比較的多くの別個の波長にて測定を行う必要があるならば、対応して多数の光源及び照射リングを実現するための技術面からのコストが大きくなる。この場合、本発明によれば、照射経路中にあって検出器の前には、簡単な構造であって、したがってコスト的に好ましい構造である回折格子分光計といったスペクトロメーターが配置される。これは、波長に依存する散乱光強度の評価を可能にする。検出器は、光ダイオード・アレイ(PDA)または電荷結合素子(CCD)から構成されると好ましい。また、光源の発光強度についてモニターするための光度センサー、例えばモニター用計測ダイオードを備えることが想定される。これにより、一定状態に制御することができる実施態様が実現される。
【0023】
本発明の枠内において、入射個所に人の指または手の平が割り当てられ、突起線スジセンサーでもって特徴的な線スジパターンを、同時に、光学的に非接触で捉えるならば好ましい。このようであると、欺瞞の試みをチェックする観点から、入口領域のチェックが一つの装置に統合されるからである。生体検知及び生物測定による識別という非接触で実施される2つの測定について、測定領域を狭小な空間内で組み合わせつつ、ほぼ同時に行うならば、特に好ましい。
【0024】
測定領域を空間的に一致させることは、光源により生成される光及び測定される散乱光を、突起線スジセンサーの対物側の照射経路に挿入するための光線分割器を備えるならば、達成することができる。
【0025】
検出器を突起線スジセンサーのカメラにより構成することが、同様に、可能であってかつ好ましい。ここで、カメラは、検出個所から発せられる散乱光を受けるために備えられるものである。突起線スジセンサーとしてのカメラを用いるにあたり、測定スポット像では、さらに、皮膚上の照射パターンが撮像され、該測定スポット像にて測定が行われる。この場合、体積散乱が入射個所表面での散乱と重ね合わされたものを基準の大きさとするのであり、光源の安定化または制御は、必ず必要というのではない。
【0026】
突起線スジセンサーのカメラを用いるにあたり、さらには、散乱光センサーの照射光線経路中、及び、カメラの前に、それぞれ、クロス配置の偏光フィルターが配置されるならば好ましい。このようであると、突起線スジパターンを捉えるにあたり、眩光効果を避けることができるからである。突起線スジセンサーとして、ドイツ特許公開DE 198 18 229 A1に記載されたセンサーを用いることができ、また、これを用いるのが好ましい。どっちみち、カメラの前に偏光フィルターが備えられ、測定スポット像の光学測定的な分析が行われるからである。
【0027】
レンズにリング状の絞りを割り当てるとともに、光学軸上に、種々の間隔で数個の光源を配置するならば、簡単かつ省スペースの照射装置を実現することができる。また、皮膚上の照射パターンについての公知のデフォーカスはじゃまにならないので、このような構造により、簡単な具合に、多数のリング像を生成することができる。ここでは、測定カメラまたは検出器に対して十分な大きさの像だけが観察される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
図1は、入射個所1に所定の強度及び波長の光線が照射される場合の散乱光7の発生について単純化したものである。光線2の一部が、皮膚5の表面4で拡散するようにして反射しており、これにより、光束6が生成している。光線2の他の部分は、該表面4を通り抜けて皮膚組織中に入り込み、そこで多重光に分配される。皮膚5中にて散乱された光のほんの一部が、皮膚表面4から外側に、可視散乱光7として戻る。この散乱光7の強度は、散乱関数Sにしたがって、入射個所から出射個所までの距離、及び、入射光の波長に、特徴的な様式で依存する。このような散乱関数Sをなす規則的な依存性は、皮膚5の光学的な材料特性に由来するが、図2では、3つの相異なる波長について模式的に示している。充分に大きなシグナル−ノイズ比を実現し、組織の不均一性に関する平均値を得るためには、光が円形リングに対応する一つの照射パターン8をなして、皮膚5に照射される。したがって、図4に示すように、入射個所1は、この円形リングの形をなし、そのため、検出個所9は、この円形リングの中心に配置される。円形リングの形のこの照射パターンにより、図3に示す散乱関数を、これらの間隔の半分のところの軸を中心に回転させて重ね合せた一つの総散乱関数が得られる。その結果、中心では、比較的大きな強度を利用可能となる。
【0029】
図5には、天然の皮膚5を把握する方法を実施することができる装置の構成を示す。図示の実施例では、全周にわたって均等であって2つの同心円上にそれぞれ配置された2つの光源10,11が、相異なる波長を有する。内側の円に光源10が配置されており、この光源10が、より散乱関数Sの強い光を生成する。例えば、比較的短波長の可視光、または、比較的長波長の赤外光を生成する。
【0030】
図には示さない実施例によると、上記に代えて、異なる波長の光源10,11が一つの円上に配置される。この場合、光源10,11の数量的な比を、散乱関数Sに適合させている。したがって、例えば、可視光用に、短波長の光源10,11が、長波長のものよりも、より多く用いられている。
【0031】
光源10,11から出射されて集束された、矢印12で示す光は、レンズ13に向かっている。このレンズ13は、光源10,11を、照射リング9の構成部分3として、皮膚5上に映し出す。検出個所9に出て来た散乱光7は、一つの小さな測定カメラ14でもって測定される。この測定カメラ14は、レンズ13の中央の孔の中にある。測定カメラ14は、対物レンズ25と、測定スポット像の位置にある検出器20とからなる。
【0032】
図6の実施例は、照射の条件・構成の点で、図5のものと異なる。図6の実施例では、光源10,11が、照射リング15,16としての、差し込んで合わされた2つの管部材における入射面に向けられている。光は、全反射に基づき照射リング15,16中を、他方の側の出射面へと導かれる。管部材は、例えば、アクリルガラスのような光学材料からなる。出射面は、軽度に粗面化されている。これにより、互いに近接して均等に出射する2つのリング状光源を形成している。これは、空気によって隔てられたリング状断面をなすよりも、測定精度の点で好ましい。図7に示す変形例では、検出器20が測定スポットの像のところになく、ケーシング17中の導光部材19の一端にある。このケーシング17は、管部材の内側にある。ケーシング17は、同様に、装置の完成のために、さらに必要な構造部分を含む。例えば、コンパレーター、電源その他を含む。
【0033】
ケーシングは、管部材の内側に配置せざるを得ない。図8は、フレキシブルな導光部材19を用いた場合について示す。フレキシブルな導光部材19により、外れた位置であって原理的には任意の位置にある検出器20へと通じている。また、図8は、装置構造をコンパクトにするために、光源10,11とレンズ13との間の光路中に鏡21を用いることを示す。光路中、検出器20の前にスペクトロメーターを配することは図示していない。これは、波長に依存する散乱強度の評価を実現するためのものであり、また、特定の光源10,11を選択するのでなく、広い範囲から相応に選択できるようにするためである。
【0034】
同様に不図示であるのは、光源10,11で生成した光を、突起線スジセンサー24の対物側の光路中に挿入するための光線分割器である。これは、同一個所での個人識別及び生での認識を実現可能にする。また、原理的には、相応の検出器20でもって、すなわち突起線スジセンサー24のカメラ22でもって実現可能にする。これにより、特には「指紋」を非接触で光学的に把握することができる。突起線スジパターンは、光源10,11により照らされ、カメラ22により捉えられる。ここで、照射光光路中、及び、検出光光路中のいずれにおいても、1つの偏光フィルター23が配置されている。偏光フィルター23の配向にしたがい、表皮パターン及び皮下パターンを捉えることができる。詳細については、ドイツ特許公開DE 198 18 229 A1に示されている。散乱光測定の際、変化させた偏光により散乱された光のみを測定する。ここで、偏光フィルター23の偏光方向の調整については、一様でない具合に選ばれる。次いで、撮影を行うカメラ22の信号は、生のままの皮膚5の散乱特性という観点から評価される。
【0035】
皮膚5上の照明パターン8についての知られたぼやけが、じゃまにならないという事実を知るならば、図9に示す比較的簡単で省スペースの照明装置を実現することができる。
【0036】
光源10は、中央部にリング状の絞り27を備えたレンズ13により、皮膚上にデフォーカスされて映し出される。ここで、絞り27は、測定カメラ14よりも大きい。レンズ13において瞳孔として作用する部分がリング状であるため、光源10のデフォーカスされた映像が、同様にリング状である。波長の異なる第2の光源11が、第1の光源10の光学軸上にあって、前方または後方に位置するので、第2の同心円状の照明リングが生成する。したがって、光学軸上に数個の光源10,11を配置することができ、これに対応する数のリング状映像が生成する。光源10,11の位置は、選ばれるリングの半径によって選択される。
【0037】
ぼやけ具合及びリング幅は、リング半径Rが増大するにつれて大きくなる。しかし、リング半径Rの増大は、さらに許容可能であって、配置設計のために幾何学的な点から考慮に入れられる。光源10,11の間隔に関して、プラス側及びマイナス側にデフォーカスして互いに組み合わせるならば、得られる利点により実際的である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】皮膚の照明工程についての模式図である。
【図2】散乱光の強度についての、入射個所から検出個所までの距離rの依存性を示すグラフである。3つの異なる波長について示す。
【図3】2Rの間隔で配置された2つの入射個所での散乱関数を重ね合わせた、図2に対応するグラフである。
【図4】入射個所を中心とする円形リングの模式図である。
【図5】本発明の装置の構成について示す模式図である。相異なる照射リングに、相異なる波長の光源が配置されている。
【図6】上記に代えて全反射管部材を用いる場合の実施例について示す、図5に対応する模式図である。
【図7】さらに他の実施例について示す、図5に対応する模式図である。コンパレーターを用いて検出及び評価を行うための一体構造及び導光部材を備える。
【図8】構造体を短くするために照射光経路中に鏡を用いた場合の、図5に対応する模式図である。
【図9】絞りを用いて複数のリングパターンを生成するための簡単な構造について示す。
【図10】指の線すじを把握する装置と協同で作動するための、光源及び検出器についての他の配置構成について示す。
Claims (40)
- 天然のままの皮膚(5)を認識するための方法であって、皮膚表面(4)に対し可視光または隣接領域の光を入射個所(1)に照射するとともに、入射個所(1)にて皮膚表面(4)を通って入射し皮膚(5)中で散乱して出射した光の部分を散乱光(7)として検出個所(9)にて検出器(20)を用いて検出し、検出器(20)によって捉えられた信号をコンパレーターに供給して登録されたデータと比較することを特徴とする認識方法。
- 検出個所(9)が入射個所(1)とは別個の個所に位置することを特徴とする請求項1に記載の認識方法。
- 入射個所(1)への照射のために、特定のスペクトル領域の光を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の認識方法。
- 入射個所(1)への照射のために、一つのスペクトル領域の光が用いられ、この際、吸収及び/または散乱が、皮膚中に存在する天然物質に固有の値を取ることを特徴とする請求項3に記載の認識方法。
- 入射個所(1)の照明に、数個の特定のスペクトル領域が用いられることを特徴とする請求項3または4に記載の認識方法。
- 約600nmのスペクトル領域の光、及び、約800nmのスペクトル領域の光が入射個所(1)の照明に用いられることを特徴とする請求項5に記載の認識方法。
- 約1250nmのスペクトル領域の光が入射個所(1)の照明に用いられることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の認識方法。
- 空間的に相異なる数個の検出個所(9)にて散乱光(7)を検出することを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の認識方法。
- 前記数個の検出個所(9)が、入射個所(1)に対して相異なる間隔で備えられていることを特徴とする請求項8に記載の認識方法。
- 光の強度が時間的に変化することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の認識方法。
- 散乱光(7)が導光部材(19)を通じて検出器(20)に供給されることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の認識方法。
- 入射個所(1)が人の指または手の平に割り当てられるとともに、突起線スジセンサーでもって特徴的な線スジパターンが捉えられることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の認識方法。
- 入射個所(1)での皮膚表面の照明のための光源(10,11)と、検出個所(9)にて出射される散乱光(7)を検出するための検出器(20)と、コンパレーターとして機能するデータ処理装置、特にはマイクロプロセッサーとを備えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の認識方法を実施するための装置。
- 光源(10,11)が、皮膚(5)上に、近似的なまたは完全な円形リングに相当する照射パターン(8)を生成することを特徴とする請求項13に記載の装置。
- 一つの光源(10,11)が、一つの照射リング(15,16)に割り当てられていることを特徴とする請求項14に記載の装置。
- 検出個所(9)が前記円形リングの中心に割り当てられていることを特徴とする請求項14または15に記載の装置。
- 数個の光源(10,11)が照射リング(15,16)に配置され、相異なる波長の光を出射することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の装置。
- ある波長の光源(10,11)の数が、該波長での皮膚(5)の散乱能及び吸収能に合わせられていることを特徴とする請求項17に記載の装置。
- 照射パターン(8)の径が、光源(10,11)から出射される波長、及びこれに関連した皮膚(5)の散乱能及び吸収能に合わせられていることを特徴とする請求項14〜18のいずれかに記載の装置。
- 少なくとも2つの互いに同心に配された照射リング(15,16)が備えられ、相異なる波長の光を出射することを特徴とする請求項19に記載の装置。
- 発光ダイオードが光源(10,11)として備えられることを特徴とする請求項13〜20のいずれかに記載の装置。
- レーザーが光源(10,11)として備えられることを特徴とする請求項13〜20のいずれかに記載の装置。
- 照射リング(15,16)が、光学材料からなる全反射する管部材によって形成されていることを特徴とする請求項15〜22のいずれかに記載の装置。
- 光源(10,11)を皮膚(5)上に映し出すレンズ(13)が備えられることを特徴とする請求項13〜23のいずれかに記載の装置。
- レンズ(13)の中央の孔に検出器(20)が割り当てられていることを特徴とする請求項24に記載の装置。
- 光源(10,11)と、皮膚(5)上に照射パターン(8)を映し出す役割をするレンズ(13)との間の光路に、鏡(21)が配置され、
レンズ(13)は、管部材に隣接して、または管部材の内部に配置されることを特徴とする請求項24または25に記載の装置。 - 照射パターン(8)が入射個所(1)にてプロジェクターによって作り出されることを特徴とする請求項16〜25のいずれかに記載の装置。
- 照射パターン(8)が、レーザー・パターン生成器によって、特には、レーザーダイオード・円形プロジェクターによって作り出されることを特徴とする請求項13〜25のいずれかに記載の装置。
- 散乱光(7)を検出器(20)に供給するための導光部材(19)が備えられることを特徴とする請求項13〜28のいずれかに記載の装置。
- 導光部材(19)がフレキシブルに形成され、任意の位置に配置された検出器(20)にまで導かれていることを特徴とする請求項29に記載の装置。
- 光路中、検出器(20)の前にスペクトロメーターが配置されたことを特徴とする請求項30に記載の装置。
- 検出器(20)が光ダイオード・アレイ(PDA)によって形成されたことを特徴とする請求項13〜31のいずれかに記載の装置。
- 検出器(20)が電荷結合素子(CCD)によって形成されたことを特徴とする請求項13〜31のいずれかに記載の装置。
- 光源(10,11)の輝度を監視するための監視センサーが備えられたことを特徴とする請求項13〜33のいずれかに記載の装置。
- 皮膚(5)の特徴的な線スジパターンを光学的に非接触で捉えるためのカメラ(22)を備えた突起線スジセンサー(24)が備えられることを特徴とする請求項13〜34のいずれかに記載の装置。
- 光源(10,11)により生成した光と、測定のための散乱光とを突起線スジセンサー(24)の対物側の光路に挿入するための光線分配機が備えられることを特徴とする請求項35に記載の装置。
- 検出器(20)が突起線スジセンサー(24)のカメラ(22)からなることを特徴とする請求項35または36に記載の装置。
- 照射パターン(8)と、検出個所(9)から出射される散乱光(7)とを捉えるためのカメラ(22)が備えられることを特徴とする請求項37に記載の装置。
- 照射光路中、及び検出光路中のいずれにも、偏光フィルター(23)が配置されたことを特徴とする請求項35〜38のいずれかに記載の装置。
- レンズ(13)には、中央が円形の絞り(27)が割り当てられ、数個の光源(10,11)が相異なる間隔で一つの光学軸上に配置されたことを特徴とする請求項24〜39のいずれかに記載の装置。
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