JP2001167255A - 非接触型指紋識別装置および方法 - Google Patents

非接触型指紋識別装置および方法

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JP2001167255A
JP2001167255A JP37657499A JP37657499A JP2001167255A JP 2001167255 A JP2001167255 A JP 2001167255A JP 37657499 A JP37657499 A JP 37657499A JP 37657499 A JP37657499 A JP 37657499A JP 2001167255 A JP2001167255 A JP 2001167255A
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optical sensor
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Masahiko Okuno
昌彦 奥野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のように指を板ガラス面やプリズム面や
ピクセル・アレイ上に置かせることなく、非接触で指紋
識別を行ない得るようにする。 【構成】 所要の指紋部分が実質的に何にも接触してい
ない状態の指を、制限部材によって読み取り許容範囲内
に在るように誘導し、この指に対して光源から光を当
て、この反射光を光学センサにより受け取るようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、従来のような判
別窓に指を接触させて指紋識別を行なうタイプのもので
はなく、非接触で指紋識別を行なうことが出来る非接触
型指紋識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より機械的に個人を認証する方式と
しては、バイオメトリクス方式と認証トークン方式とい
う2方式が存在している。この内、指紋認証方式は個人
の身体特性の内指紋に着目して個人認証を行なうもので
あり、ICカードのような認証トークンを持ち歩く必要
がないため紛失の問題がなく、またパスワード忘れなど
の問題のない、手軽で確実な方式として有望視されてい
る。何も必要としないから手軽なのであり、成り済まし
が出来ないから確実なのである。
【0003】これまで指紋識別装置の例としては、図1
5で示すような光学センサを用いるもの、図16で示す
ような静電容量方式による半導体センサを用いるものが
知られている。
【0004】光学識別機9は、ガラス90面上に置かれ
た指に対して可視光や赤外線を放射する光源91と、ガ
ラス90面で反射された光を受ける光学センサ92と、
この光学センサ92とガラス90面との間のフォーカル
・プレーンに置かれるレンズ93とを備える。光源91
としては発光ダイオードがよく用いられている。また光
学センサ92には電荷結合素子やイメージスキャナ等が
よく用いられている。ガラス90面上に現われる指紋は
レンズ93によってピントが合わされ、明暗の縞模様画
像として光学センサ92に拾われる。
【0005】また静電容量識別機94は、指を置くピク
セル・アレイ95と指の縞模様凹凸(指紋)96との間
のキャパシタンスの分布の様子から縞模様画像を得るも
のであり、最近ではポインティングデバイスとしてのマ
ウスの中央部分に半導体指紋センサを取り付けたものな
どが登場して来ている。
【0006】この指紋の映像信号はA/D変換部でデジ
タル信号の指紋データに変換され、マニューシャ方式や
パターンマッチング方式などのよく知られた指紋識別処
理に供される。また指紋識別装置の用途としては、上記
マウスによるコンピュータへのログオンやインターネッ
ト通販の信用認証等、玄関やガレージのドアロックやア
ンロック、自動車のキーシステム等の個人使用的な分野
での利用の他に、銀行の現金自動預け払い機、遊戯店に
於ける会員認証システム、小売店での個人認証などのよ
うに、不特定多数の人々による共同利用を上げることが
出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来方式に
よれば、指をガラス90面上やピクセル・アレイ95上
に置いて識別しなくてはならない。このためこれ等の表
面に指脂と共に塵などが付着して汚染され、認識率が低
下するという問題があるが、それ以上に心理的な問題が
提起されている。即ち指紋識別装置が共同利用に供され
るものでは、自分より前に使用した人の指脂が付着して
いることをひどく嫌うという問題である。前の人の後で
はすぐに使用したくないという気分が確かにあるが、し
かしながら共同利用端末では長い人の列が出来ることも
あり、このため指を置くガラス90面やピクセル・アレ
イ95面をわざわざハンカチなどで拭うということをし
なくてはならない。公衆トイレなどもそうであるが、人
の後を使うということに対して現代社会では潔癖になり
勝ちな人が多いのである。
【0008】そこでこの発明は、上述したような問題点
を解決し、非接触で指紋識別を行ない得るようにするこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題は光源
と、指で反射された光を受ける光学センサと、この光学
センサと指との間に置かれるレンズとを備え、読み取り
許容範囲内に指が在るように制限部材を設けた非接触型
指紋識別装置とすることにより達成される。
【0009】所要の指紋部分が実質的に何にも接触して
いない状態の指を、制限部材によって読み取り許容範囲
内に在るように誘導し、この指に対して光源から光を当
て、この反射光を光学センサにより受け取るようにする
のである。上述のように従来であればガラス面上に置い
た指に光源からの可視光や赤外線を放射するのである
が、この発明では読み取り許容範囲内に浮かせた状態の
指に光を当てるようにしている。従ってそもそもガラス
面に指脂や塵などが付着して汚染されるといった事態が
生じないため、ガラス面を拭う必要も生じない。またこ
れに伴なう心理的な問題が発生しない。
【0010】更にこの発明は前記制限部材を指を置くた
めの中抜きの枠体とした。このような枠体としては、ガ
ラス板の中程を略円形等にくり抜いたもの、針金を略円
形等に成形したものを上げることが出来る。
【0011】読み取り許容範囲内に設けた中抜きの枠体
に指を置くと、指はただ枠体の部分にのみ接触し、指が
枠体に接触する面積はごく小さいにも関わらず、指は枠
体に固定されることに成る。この時中抜き部分では指紋
識別のために必要な指紋部分が露出しているため、この
部位に光を当てることが出来る。なお光学センサ側から
見た枠体面の中抜きの縁部分に着色したり、枠体そのも
のを黒色等に着色するなどして、この部位と中抜き部分
(即ち指)との光学的な差異がはっきりするように構成
しても良い。
【0012】更にこの発明は前記制限部材を、読み取り
許容範囲内に設けた、指の指紋以外の部分を突き当てる
突き当て部とした。
【0013】読み取り許容範囲内に設けた突き当て部
に、指の指紋以外の部分を突き当てて光を当てるように
する。これにより指自体は浮いており、指紋識別のため
に必要な指紋部分は非接触であるにも関わらず指は突き
当て部に仮固定され、許容範囲内に浮かせた状態の指に
光が当たることに成る。
【0014】更にこの発明は前記制限部材を、読み取り
許容範囲内に設けた、指の指紋以外の部分を突き当てる
目印であるものとした。前記突き当て部と異なる点は、
突き当て部は専用の部材であるが、目印は指を浮かせる
ための大凡の目安と成っている点である。
【0015】読み取り許容範囲内に設けた目印に、指の
指紋以外の部分を突き当てて光を当てるようにする。こ
の目印に指が突き当たること自体、指が浮いた状態で仮
固定されていることに他ならない。
【0016】更にこの発明は前記制限部材を、読み取り
許容範囲を形成すべく設けた指の背後に位置させる背板
であるものとした。なおこの場合、背板を指の背に付く
位置に設けたものとすることが出来る。
【0017】読み取り許容範囲を形成すべく設けた背板
を背にして指を浮かせ、この指に光を当てるようにす
る。従って、背板が読み取り許容範囲の目安と成り、ま
た指が必ずこの読み取り許容範囲内に在ることに成る。
なお背板に指の背を付けて指に光を当てる場合では、指
紋識別のために必要な指紋部分は非接触であるにも関わ
らず、指の背が背板に接触していることによって指は仮
固定された状態と成る。なおまた背板は、蛍光燈から発
せられた光などの環境光に対する遮光板としても作用す
る。この目的では、指を覆う背板等の指に相対する面を
黒色に着色するなどしても良い。
【0018】更に前記背板を有するものでは、少なくと
も2本の指を背板を背にして光源の前を通過させるよう
にし、光源の前を通過する順番に反射光を光学センサに
より受け取る、非接触型指紋識別方法とすることが出来
る。
【0019】これは例えば人指し指と中指との2本の指
を揃えて、光源の前を通過させるようにするのである。
これによって光学センサが受け取る指紋画像が複数と成
り、且つ受け取る時間差が生ずることに成る。このこと
は光学センサが受け取る複数の指紋画像に順番が生ずる
ことに他ならず、識別すべき指が複数であり本人確認の
セキュリティ・チェックが複数倍に成ると共に、右から
左へ通過させるのか、その逆方向へ通過させるのかの違
いによる、2通りのパターンの何れが正しいものなのか
のチェックを掛けることが可能と成るのである。
【0020】更にこの発明は、前記レンズを自動焦点レ
ンズとすることが出来る。自動焦点レンズを光学センサ
と指との間に置き、この自動焦点レンズにより指までの
距離を計ってピントを合わせ、光学センサに像を結ばせ
るようにするのである。自動焦点レンズは現代のカメラ
ではごく一般的な技術である。
【0021】基本的にこの発明では、所要の指紋部分が
実質的に何にも接触していない状態の指を、制限部材に
よって読み取り許容範囲内に在るように誘導しているた
め、喩え指が遠近方向に振らつくようなことがあって
も、この自動焦点レンズの作用により指紋にピントを合
わせることが出来る。
【0022】更にこの発明は前記光源を、レーザ読み取
りを行なうためのレーザー発振器であるものとした。こ
のようなレーザー発振器は、バー・コードを読み取る現
代のPOS端末装置などではごく一般的な技術である。
【0023】レーザー発振器からレーザを発振させて指
に当て、この反射光を光学センサによって受け取るので
ある。レーザ光を利用したため明瞭な指紋画像を撮像す
ることが可能である。従って喩え指が僅かに振らつくよ
うなことがあっても識別可能な指紋画像を得ることが出
来る。
【0024】更にこの発明は前記光源を、光の強弱をパ
ターンとして発するものとし、この光が作る指面のパタ
ーンを光学センサが受けるものとすることが出来る。例
えばこのパターンとして平行な縞模様を上げることが出
来る。
【0025】光源から光の強弱をパターンとして発し、
この光が作る指面のパターンを光学センサが受け取る。
例えば光源から平行な縞模様のパターンを発したとする
と、その縞模様が指紋の凹凸部分に当たって凹凸(指紋
隆線)を浮かび上がらせる。この凹凸のパターンを光学
センサが受け取るのである。指紋識別処理に於いては個
人に関わる凹凸のパターンを予め記録しておき、この発
明で得られた凹凸パターンと合わせて精度の高い指紋識
別を行なうことが出来る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態の例を図
面に基づいて説明するが、この発明の思想を逸脱しない
限りに於いて任意に設計変更することが可能である。
【0027】図1及び図2は第1実施形態の非接触型指
紋識別装置1に関するものである。ケース10は上方が
開放されており、楕円形状の開口部12を有する枠体1
1が取り付けられている。ケース10には、前記開口部
12に向け光を発するLEDランプ13が設けられ、ケ
ース10の底部に面積CCD15が設けられており、こ
の間にレンズ14を介在させて成る。なお開口部12は
楕円形状に限定されず円形、方形などに設計変更可能で
ある。
【0028】この非接触型指紋識別装置1を使用するに
は開口部12に認証する指Fを置くようにする。すると
開口部12の縁部で指Fが支えられ固定され、開口部1
2では所要の指紋部分がケース10内部に向けて露出
し、レンズ14にとってはこの位置が大凡の焦点位置と
成るわけである。そこでLEDランプ13から発せられ
た赤色光は開口部12に露出している指Fの指紋で反射
され、レンズ14を通過して面積CCD15で受光され
る。この面積CCD15で受けた指紋画像は図示してい
ないA/D変換部でデジタル信号の指紋データに変換さ
れ、マニューシャ方式やパターンマッチング方式等のよ
く知られた指紋識別処理に供される。この実施形態で重
要なのは、従来のように指Fをガラス板面に接触させず
に、開口部12で浮かせている点にある。なお開口部1
2の裏側の縁部を黒色に着色して、指紋部分と枠体11
との境界が面積CCD15にとってより明瞭と成るよう
にしても良い。
【0029】この指紋識別装置の用途としては、マウス
によるコンピュータへのログオンやインターネット通販
の信用認証等、玄関やガレージのドアロックやアンロッ
ク、自動車のキーシステム等の個人使用的な分野での利
用等を上げることが出来る。また銀行の現金自動預け払
い機、遊戯店に於ける会員認証システム、小売店での個
人認証などのように、不特定多数の人々による共同利用
を上げ得る。なお別にスイッチを設けて置き、開口部1
2に認証する指Fを置いてからこのスイッチを押すこと
で、指紋認識が開始されるように構成しても良い。
【0030】次に図3及び図4は、第2実施形態の非接
触型指紋識別装置1に関するものである。上述した第1
実施形態に類似するが、ケース10の蓋部である円形の
枠体16を開口し、その中心部分に楕円形状のリング1
8を、枠体16から延びる梁17で支えるようにして配
置して成る。
【0031】そこでこのリング18に認証する指Fを置
くようにするとリング18の縁部で指Fが支えられて固
定され、リング18では所要の指紋部分がケース10内
部に向けて露出し、LEDランプ13からの光を直接受
けることに成る。上述したように、所要の指紋部分がケ
ース10内部に向けて露出した部分に焦点が当たってい
る。
【0032】次に図5及び図6は、第3実施形態の非接
触型指紋識別装置2に関するものである。ケース20の
背面板を上方に延設してターゲット板21を設け、この
ターゲット板21から前方へ支杆24を突出させ、この
支杆24に略U字形状の突き当て部25を取り付けて成
る。なお、この突き当て部25は柔軟な合成樹脂製のも
のであり、ケース20の蓋部である枠体22に開口され
た開口部23の上方に位置するように設けられている。
【0033】この非接触型指紋識別装置2を使用するに
は、略U字形状の突き当て部25に認証する指Fを突き
当てるようにする。指Fの両側部は突き当て部25の両
側の部分により左右に振れることを制限される。このよ
うにして指Fを簡略的に固定し、開口部23の上方に所
要の指紋部分が露出するようにする。すると、LEDラ
ンプ(図示せず)から発せられた光は開口部23を通過
して枠体22から上方へ漏れ、突き当て部25に突き当
てられた指Fの指紋で反射され、再び前記開口部23を
通過してケース20内へ戻り、図示していないレンズ1
4を通過し焦点を合わせられ、面積CCD15で受光さ
れる。なおこの実施形態で重要なのは、従来のように指
Fをガラス板面に接触させずに、開口部23上に浮かせ
ている点にある。
【0034】次に図7は第4実施形態の非接触型指紋識
別装置2に関するものである。上述の第3実施形態に類
似するが、ケース20の背面板を上方に延設したターゲ
ット板21の中央部に黒丸の目印26を印刷して成る。
【0035】そこでこの目印26部分に指を突き当てる
ようにすると指が仮固定され、ここでLEDランプ(図
示せず)から発せられ開口部23を通過した光を直接受
けることに成るのである。所要の指紋部分には焦点が合
わされている。
【0036】次に図8乃至図10は、第5実施形態の非
接触型指紋識別装置3に関するものである。ここでは指
の背側に位置する背板のことを天板と呼称することとす
る。上方が開放されたケース30上に、底板33と背面
板31と天板32とから成る断面コ字形状の枠体が設け
られている。この内底板33の中央部には左右に長目に
取った開口部34が開口されている。ケース30内は図
示していないが、前記開口部34に向けて光を発するL
EDランプが設けられ、ケース30の底部にはCCDカ
メラが設けられている。天板32は制限部材であり且つ
この天板32と底板33との間がCCDカメラにとって
の読み取り許容範囲であり、この範囲内に指がある場合
に焦点が合うことに成る。
【0037】そこで図10で示すように、例えば人差し
指と中指とを揃えて天板32と底板33との間を、指を
浮かせるようにして通過させるのである。この場合には
右手の人差し指の指紋と中指の指紋とが比較用の指紋デ
ータとして既に記録されているわけである。また天板3
2と底板33との間を右から左方へ通過させるように設
定してあるものとする。即ち、CCDカメラにとっては
人差し指の指紋が先に撮像され続いて中指の指紋が撮像
される。図9はこの際の指紋照合処理を流れ図で表わし
たものであるが、人差し指の指紋が読み取られバッファ
1に一時記憶される(ステップS1)。続けて中指の指
紋が読み取られバッファ2に一時記憶される(ステップ
S2)。そして各々順次記録されている指紋データと照
合される(ステップS3とステップS4)。この内の1
つでもマッチしない場合は認証されないことに成る(N
G)。またここで仮にマッチした場合でも、前記揃えた
指を、上記設定とは逆に天板32と底板33との間を左
から右方へ向けて通過させてしまった場合には、読み取
り順序が異なると言う判断から(ステップS5)、最終
的に本人であるとは認証されないことに成る。しかしな
がら、2つの指紋がマッチし且つ読み取り順序が合って
いれば、本人であるもの(OK)と判断するのである。
【0038】次に図11は第6実施形態の非接触型指紋
識別装置3に関する。構成的には、上述の第5実施形態
に大凡倣うものであるが、天板36の位置を、この天板
36に指の背を接触させた時に指の指紋に焦点が合うよ
うな位置に、設けている点に特徴を有する。なお符号3
5は背面板であり、この高さは天板36の位置に合うよ
うに取られている。
【0039】即ち、天板36と底板33との間に指を挿
入し、開口部34の真上で指の背を天板36にの下面部
に接触させるとこの指が仮固定され、この位置に焦点が
合うことに成る。ここにLEDランプ(図示せず)から
発せられて開口部34を通過した光が直接当たるわけで
ある。
【0040】次に図12は第7実施形態の非接触型指紋
識別装置3に関する。これは構成的には上述した第5実
施形態に大凡倣うものであるが、レンズ系が自動焦点レ
ンズ38である点に特徴を有する。なお符号37はLE
Dランプ、39は面積CCDである。
【0041】この構成に従えば、天板32の高さを大き
くして天板32と底板33との間の距離を空けることが
出来る。即ち、CCDカメラにとっての読み取り許容範
囲を拡大しても指の指紋に焦点をきっちりと合わせるこ
とが出来るのである。
【0042】次に図13は第8実施形態の非接触型指紋
識別装置4に関する。ケース40内にレーザダイオード
42、コリメータレンズ43、ディフューザ44を順次
配置して、ケース40の上方に開口された開口部41に
向けて散乱光を発光し得るように構成されている。また
開口部41に浮かせた指の指紋からの反射光を受けるた
めのコリメータレンズ45、面積CCD46を順次配置
している。なお、制限部材に関しては図示していない
が、上述した実施形態に倣えば良い。次に説明する第9
実施形態に付いても同様である。
【0043】そこで前記開口部41の辺りに指をかざす
と、レーザダイオード42から放射された球面波ビーム
はコリメータレンズ43によって平面波ビームに変換さ
れ、更にディフューザ44により散乱されて指を照射す
る。指の指紋部分で反射された球面波ビームはコリメー
タレンズ43により結像され、これを面積CCD46が
受けて電気信号に変換する。従って、例えばLEDラン
プなどでは指紋画像の周辺部がぼやけるようなことも起
こるが、この実施形態では生じにくく、全体的に鮮明な
指紋画像を得ることが出来る。
【0044】次に図14は第9実施形態の非接触型指紋
識別に関する。この実施形態の特徴は前記光源を光の強
弱パターンを発するものとし、例えばレーザダイオード
42から放射されたレーザ光をガルバノメータミラー等
で走査して、指Fの指紋部分に当てようと言うものであ
る。この光が作る指面のパターンを光学センサで受ける
ようにしたり、或いは指紋隆線すら反射されて来るスポ
ット光を順次読み込むようにするものである。
【0045】図14ではスリットの粗さをパターンZで
表わした。或いはレーザ光の走査の間隔を粗くするとパ
ターンZを得る。特にレーザ光をガルバノメータミラー
等で走査してスポット光を順次フォトダイオード等の受
光素子で読み込む場合では、指紋隆線の細線化をレーザ
走査時に同時に行なうことが出来ると言うメリットが生
ずる。
【0046】
【発明の効果】以上この発明は、指で反射された光を受
ける光学センサと、この光学センサと指との間に置かれ
るレンズとを備え、読み取り許容範囲内に指が在るよう
に制限部材を設けた非接触型指紋識別装置としたもので
あり、所要の指紋部分が実質的に何にも接触していない
状態の指を、制限部材により読み取り許容範囲内に在る
ように誘導し、この指に対し光源から光を当て、この反
射光を光学センサにより受け取るようにしている。
【0047】この結果、そもそも従来のようなガラス面
に指脂や塵などが付着して汚染されるといった事態を生
じないため、これに伴なう心理的な問題が発生しない。
またガラス面を拭うなどしてクリーニングする必要も生
じない。このようにこの発明は首尾良く所期の目的を達
成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を表わす模式図である。
【図2】同実施形態の枠体11とその開口部12を表わ
す平面図である。
【図3】第2の実施の形態を表わす模式図である。
【図4】同実施形態の枠体16とそのリング18を表わ
す平面図である。
【図5】第3の実施の形態を表わす模式図である。
【図6】同実施形態のU字形突き当て部25を表わす使
用状態説明図である。
【図7】第4の実施の形態を表わす模式図である。
【図8】第5の実施の形態を表わす斜視模式図である。
【図9】同実施形態の指紋認証手順を表わすフローチャ
ートである。
【図10】同実施形態の使用状態説明図である。
【図11】第6の実施の形態を表わす模式図である。
【図12】第7の実施の形態を表わす模式図である。
【図13】第8の実施の形態を表わす模式図である。
【図14】第9の実施の形態を表わすパターンZの説明
図である。
【図15】光学センサ92を用いた従来例の模式図であ
る。
【図16】静電容量方式による半導体センサ95を用い
た従来例の模式図である。
【符号の説明】
1 非接触型指紋識別装置 10 ケース 11 枠体 12 開口部 13 LEDランプ 14 レンズ 15 面積CCD 16 枠体 17 梁 18 リング 2 非接触型指紋識別装置 20 ケース 21 ターゲット板 22 枠体 23 開口部 24 支杆 25 突き当て部 26 目印 3 非接触型指紋識別装置 30 ケース 31 背面板 32 天板 33 底板 34 開口部 35 背面板 36 天板 37 LEDランプ 38 自動焦点レンズ 39 面積CCD 4 非接触型指紋識別装置 40 ケース 41 開口部 42 レーザダイオード 43 コリメータレンズ 44 ディフューザ 45 コリメータレンズ 46 面積CCD

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、指で反射された光を受ける光学
    センサと、この光学センサと指との間に置かれるレンズ
    とを備え、読み取り許容範囲内に指が在るように制限部
    材を設けたことを特徴とする、非接触型指紋識別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて制限部材は、指を置く
    ための中抜きの枠体である、非接触型指紋識別装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて制限部材は、読み取り
    許容範囲内に設けた指の指紋以外の部分を突き当てる突
    き当て部である、非接触型指紋識別装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて制限部材は、読み取り
    許容範囲内に設けた指の指紋以外の部分を突き当てる目
    印である、非接触型指紋識別装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に於いて制限部材は、読み取り
    許容範囲を形成すべく設けた指の背後に位置させる背板
    である、非接触型指紋識別装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に於いて背板を指の背に付く位
    置に設けた、非接触型指紋識別装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に於いてレンズが自動焦点レン
    ズである、非接触型指紋識別装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に於いて光源がレーザー発振器
    であり、レーザ読み取りを行なうものである、非接触型
    指紋識別装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に於いて光源が光の強弱をパタ
    ーンとして発するものであり、この光が作る指面のパタ
    ーンを光学センサが受けるものである、非接触型指紋識
    別装置。
  10. 【請求項10】 所要の指紋部分が実質的に何にも接触
    していない状態の指を、制限部材によって読み取り許容
    範囲内に在るように誘導し、この指に対して光源から光
    を当て、この反射光を光学センサにより受け取る、非接
    触型指紋識別方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に於いて、読み取り許容範
    囲内に設けた中抜きの枠体に指を置いて光を当てる、非
    接触型指紋識別方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に於いて、読み取り許容範
    囲内に設けた突き当て部に指の指紋以外の部分を突き当
    てて光を当てる、非接触型指紋識別方法。
  13. 【請求項13】 請求項10に於いて、読み取り許容範
    囲内に設けた目印に指の指紋以外の部分を突き当てて光
    を当てる、非接触型指紋識別方法。
  14. 【請求項14】 請求項10に於いて、読み取り許容範
    囲を形成すべく設けた背板を背にして指を浮かせ、この
    指に光を当てる、非接触型指紋識別方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に於いて、背板に指の背を
    付けて指に光を当てる、非接触型指紋識別方法。
  16. 【請求項16】 請求項14または請求項15に於い
    て、少なくとも2本の指を背板を背にして光源の前を通
    過させるようにし、光源の前を通過する順番に反射光を
    光学センサにより受け取る、非接触型指紋識別方法。
  17. 【請求項17】 請求項10に於いて、自動焦点レンズ
    を光学センサと指との間に置き、この自動焦点レンズに
    より指までの距離を計ってピントを合わせ、光学センサ
    に像を結ぶ非接触型指紋識別方法。
  18. 【請求項18】 請求項10に於いて、レーザー発振器
    からレーザを発振させて指に当て、この反射光を光学セ
    ンサによって受け取る、非接触型指紋識別方法。
  19. 【請求項19】 請求項10に於いて、光源から光の強
    弱をパターンとして発し、この光が作る指面のパターン
    を光学センサが受け取る、非接触型指紋識別方法。
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