JP2004529469A - 接続可能な電流制限器を有する開閉装置の作動方法および付属装置 - Google Patents

接続可能な電流制限器を有する開閉装置の作動方法および付属装置 Download PDF

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Abstract

例えば、少なくとも1つの主電流路とアーク消弧装置を有する副電流路とを備えた遮断器を作動させるための方法は知られている。その方法においては、高い電流負荷の際に非電流制限作動から電流制限作動に切換える電流制限器を使用することができる。本発明によれば、電流制限作動から非電流制限作動への移行の際に電流制限器を復帰させるための措置が講じられる。遮断器の場合には特に、副電流路から主電流路へのアークの転流を阻止するための措置或いはアークの転流の際の電流制限器の復帰のための措置が講じられる。方法を実施するための所属の装置においては、遮断器(20)及び電流制限器(1)又はそのいずれか一方に、遮断器(20)の副電流路内に配置された電流制限器(1)の開閉失敗を阻止するための手段が設けられている。特に電流制限器はPTCリミッタ(1)とすることができる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、接続可能な電流制限器を有する開閉装置を作動させるための請求項1の上位概念に記載する方法に関するものである。本発明において開閉装置とは、特に遮断器又は接触器、場合によっては半導体スイッチ等をも意味するものである。更に本発明はこの方法を実施するための請求項8の上位概念に記載する装置に関するものである。
【0002】
開閉装置は、短絡の際の電気回路網および負荷を、十分に高い開閉電圧の急速なビルドアップにより保護し、それによって短絡電流は制限され、短時間後に遮断される。電流制限を高めるため、開閉装置と分離した電流制限器、いわゆるリミッタ、との直列回路により、利用される開閉電圧を高めることができる。従来の技術によれば、リミッタはそのため主電流回路に接続され、その結果リミッタは正規作動中も短絡中も絶えず負荷電流を流されている。
【0003】
制限器に対してはさまざまな技術的解決策が存在する。開閉アークを発生する通常の機械的な開閉器とならんで、PTCリミッタが電流制限のために使用され、このPTCリミッタにおいては開閉の際に電圧ビルドアップがリミッタ材料の電気抵抗の上昇によって、また高いアーク電圧を有する気体放電によって発生される。
【0004】
PTCリミッタは機械的な開閉器に対して開閉電圧のビルドアップが非常に速いという利点を有する。欠点は電気的な冷抵抗が比較的高いことであり、そのため、たとえば電動機始動電流によるPTC材料の許容し得ない加熱を避けるため、またリミッタの意図しない応動を防ぐため、定格作動中に定格電流が制限されなければならない。公知の市販製品(ABB PROLIM)では、特に開閉装置としての遮断器と主電流回路内のPTCリミッタとが電気的に直列に接続される。
【0005】
定格電流問題の他の可能な解決策はヨーロッパ特許第0 657 062 B1号明細書に記載されており、この解決策では、開閉の場合に先ず短時間電流を流される副電流路中にリミッタが接続されている。副電流路はアークガイドレールおよび消弧室から形成され、開閉接点からガイドレールへのアーク転流により投入される。
【0006】
しかしながら、遮断器とリミッタとの通常の直列回路にくらべて、副電流路中にリミッタを接続する際、場合によっては生ずる開閉アークの復帰転流の際に開閉失敗の危険がある。このような復帰転流の際に、開閉アークまたはアーク発端は副電流路から主電流路、たとえば開閉接点に移動し、それによってリミッタは確かに無電流になるが、一般にその瞬時抵抗値は維持される。従って開閉室へのアーク転流の新たな試みの際に、付加的にリミッタ開閉電圧が越えられなければならず、それによって転流過程が場合によっては困難となり転流過程が失敗する可能性がある。
【0007】
以上のことから出発して本発明の課題は、副電流路に電流制限器を有する開閉装置を作動させるための方法であって、復帰転流による開閉失敗が排除され得る方法を提供することである。さらに本発明の課題は付属の装置を提供することにある。
【0008】
この課題は本発明によれば請求項1の措置により解決され、特に消弧装置を有する遮断器に対しては請求項2の措置により解決される。付属の装置は請求項8にあげられている。従属請求項は本発明による方法および付属の装置の有利な実施形態を含んでいる。特に、装置に関する請求項には特にPTCリミッタとして構成された電流制限器や遮断器として構成された開閉装置の有利な構成があげられている。
【0009】
本発明により特に、特に遮断器および副電流路内のリミッタから成る組み合わせの機能的信頼性が実現される。しかし本発明は他の開閉装置および電流制限器にも応用可能である。
【0010】
本発明の他の詳細および利点は請求項と関連して実施例の以下の図面による説明から明らかになる。
【0011】
図において等しい部分または等しい作用をする部分は同符号を有する。主として、個々にまたは組み合わせて、遮断器の副電流路中のPTCリミッタの開閉失敗の問題を回避し得る2つの本発明による手段が説明される。
【0012】
図1は、たとえばヨーロッパ特許第0 657 062 B1号明細書に示されているような遮断器の副電流路にリミッタが配置されたものを概要図で示す。
【0013】
図1において、電流制限する遮断器20は少なくとも2つの接点22および23を含んでおり、そのうち少なくとも1つは可動に構成され、熱的および磁気的又はそのいずれか一方の構成のトリップ装置25、26により引外し可能なラッチング機構24を介して開いたり閉じたりすることができる。各接点22および23に、前室領域28を囲み図1中には示されていないアークを消すため多数の消弧板29を有する消弧室21に開口するアークランウェイレール27および27´が対応付けられている。アーク足点の点弧の後にアークはアークランウェイレール27および27´の上を消弧板29を有する消弧室21内に移動し、そこで電流制限および消弧のために充分に高いアーク電圧が立ち上げられる。
【0014】
非常に高い短絡電流、たとえばIK=50ないし100kA、の際にはアーク電圧上昇が、開閉器の通過電流を非臨界的な値に制限するためにはもはや充分でない。それは開閉装置の損傷に通じ得る。この望ましくない結果を回避するため、図1において遮断器20の前に副電流路中にリミッタ1が接続されている。
【0015】
リミッタ1は電流制限要素であり、ヨーロッパ特許第0 657 062 B1号に相応して主電流路に接続されておらず、アークランウェイレール27への導体により開閉装置20内の副電流路を形成する。転流電流Ikomに対する副電流路は、図1中で開閉すべき電流iに対する主電流路への並列な電流枝路として定義されている。それは、アークが足点の点弧によりこのランウェイレール上で開始するときに、電流が流される。
【0016】
図1によるリミッタ1はPTCリミッタとして有利に構成されている。この種のPTCリミッタ1が図2に概要を示されている。それは2つの平らな電極10から成っており、それらの間に適切な材料から成る抵抗体5が力Kを印加されて挟まれている。抵抗体5は表面2および3を有し、電極10は表面11を有する。電流制限のためのこのようなPTCリミッタの機能はヨーロッパ特許第0 657 062 B1号明細書に詳細に説明されている。
【0017】
図3から、面電極10が、滑らかな表面11の代わりに、たとえばリブ幅bおよびリブ高さhを有する長方形構造を備えた溝付け15を有することが分かる。リブ幅bは0.1mmと1mmとの間、またリブ高さhも同じく0.1mmと1mmとの間とすることができる。特にリブ幅bおよびリブ高さhは同じオーダー、好ましくは0.3mmと0.6mmとの間の大きさを有する。抵抗体5は両側の表面2および3に相補性の溝付け7を有する。溝付け7および15を介して面電極10は分離しないように互いに結合されている。
【0018】
図3と異なる構成では、溝付け7または15は面電極の表面に対して傾斜角度を有するようにすることもできる。溝付け構成はPTCリミッタ1の機能に影響を有する。
【0019】
図4には、ヨーロッパ特許第0 717 676 B1号明細書に詳細に説明されているように、電極10における溝付け15およびPTC抵抗体5の相補性の表面溝付け7を有するPTCリミッタ1の開閉オシログラムが示されている。PTCリミッタ1の短絡スイッチオフの際のリミッタ抵抗Rの時間的経過が曲線17からわかる。リミッタ抵抗は短絡電流の開始によりその初期値R0≒4mΩから始まって軽く上昇する。約300μsの後にリミッタ抵抗は約8mΩの第1の平坦値Pに到達する。短絡電流がさらに上昇して短絡開始から500μsの後に5kAの値に到達する間に、抵抗曲線はこの時点で急峻な上昇に移行し、約300μsにわたって100mΩよりもはるかに高い抵抗値にとどまる。短絡開始から約900μsの後にリミッタ抵抗は再び約15mΩの低抵抗値に復帰低下し、また続いてその出発値に低下する。
【0020】
図1による遮断器および電流制限器から成る装置の特性と図2ないし4による電流制限器としてのPTCリミッタ1の構成の特性とを結ぶことにより、副電流路から主電流路へのアーク復帰転流の際にリミッタ1を数100μsの時間範囲内に、電流軽減により高抵抗の即ち開かれた状態から、低抵抗の状態へ復帰させることが達成される。主電流路から副電流路への開閉アークの新たな転流の際の付加的な電圧需要は、量的に瞬時電流とリミッタの復帰抵抗との積により与えられる。
【0021】
図4の例では復帰抵抗は冷抵抗の約2ないし4倍である。約10mΩの復帰抵抗において例えば50Vの補助の転流電圧を越えないために、短絡の通過電流は5kAを上回ってはならない。このことは、PTCリミッタ1の復帰抵抗が通過電流の高さおよび最大の転流電圧に関係して設計されていなければならないことを意味する。
【0022】
図5には、副電流路にPTCリミッタ1を有する遮断器20が、図1と比較可能なように示されている。主な相違点は、開閉ブリッジ32とそれぞれガイドレール36、36´および消弧板29、29´を有する二重室21、28ないし21´、28´とを備える遮断器20の開閉部分30の対称的な構成と、この対称的な開閉室配置へのリミッタの接続とである。機能部分の符号は図1中のそれとほぼ一致している。
【0023】
図1におけると同様に、図5においても遮断器20の副電流路への電流制限器1の配置によりリミッタ1が開閉の場合にのみ電流負荷される。副電流路として開閉室電流路が用いられ、これは開閉ブリッジ32の開路後に開閉ブリッジ32から隣接するガイドレール29、29´へのアーク転流により投入される。
【0024】
図5において電流制限器は固有のケース50を有し、このケースは遮断器20のケース30上に載せられており、ラッチング機構24を機械的に操作するための延長部52を含んでいる。
【0025】
リミッタ1が接続されていないときには、遮断器20はその代わりに両ガイドレール36、36´を結合するためガイドレールブリッジ39を含む。開閉ブリッジ32は図5においては実線で閉位置を、破線で開位置を示されている。端子47、47´の1つから電流路は遮断器20の駆動部40に移行し、この駆動部は再び図1に相応してラッチング機構24、過電流トリップ装置25および短絡トリップ装置26を含んでいる。それにより短絡トリップ装置26の短絡の場合に遮断器20の開閉ブリッジ32が遅れなしに開くことができる。
【0026】
リミッタ1の接続は両ガイドレール36、36´の結合個所において行われ、このガイドレールは開閉ブリッジ32に対応付けられ、アークランレールとして用いられる。リミッタ1は、両開閉室においてアーク発端がブリッジ接点から隣のガイドレールへ転流されているときに始めて電流を流される。必要な同時のアーク転流により、付加の電圧需要はリミッタ1における電圧降下により両接点ギャップに分かれる。この分割効果は開閉ブリッジへのアーク復帰転流後にも主電流路から副電流路への新たな転流を容易にする。
【0027】
別の効果としてダブルブレークは、副電流路から主電流路への開閉アークの復帰移動が、この復帰移動が両開閉室において行われるときにのみ可能であるようにする。
【0028】
アーク復帰転流に対する特別な措置として、ガイドレール36、36´の形成により、それぞれの消弧板室21、21´および付属の前室範囲28または28´からほぼ遮蔽された範囲34、34´が得られ、この範囲が開閉装置20の開位置におけるブリッジ接点23、23´を収容する。
【0029】
図6には、開閉ブリッジ32の開位置に対応付けられているガイドレール36、36´内に切り通し38、38´が設けられており、このことは詳細に図7の平面図から明らかになる。ガイドレール内の切り通し38または38´により、開閉ブリッジ32が開位置で消弧板29、29´および前室範囲28、28´から遮蔽され、開閉ブリッジ32におけるアーク復帰点弧が回避される。それにより、リミッタ機能が前室範囲28、28´内のアーク復帰点弧の際に中断しないことが保証される。
【0030】
前述のように、図6は開閉位置における開閉ブリッジを示し、この開位置においてはブリッジ接点23、23´と固定接点22、22´との間の間隔が固定接点へのガイドレール36、36´の間隔よりも明らかに大きい。それにより、アーク転流を支える電圧差が発生され、それがアークの復帰転流を困難にする。
【0031】
ガイドレール36、36´の遮蔽幾何形状により、アークプラズマが消弧板室21、21´または前室範囲28、28´から直接に開閉ブリッジ32に流れ得ること、また開閉ブリッジ32からガイドレール36、36´または固定接点23、23´へのフラッシオーバーを引き起こすことが阻止される。
【0032】
図7から、開閉ブリッジ32が開運動の際にガイドレール36、36´の切り通し38、38´を通して導かれることが明らかになる。選ばれた幾何形状により、知られているように磁界がビルドアップされ、この磁界によりアークは切り抜き縁部に移動され、分割される。開閉ブリッジ32を動かすためのズリッジ保持体45は同時に、ダブルブレークする遮断器20の両開閉室の間を電気的に絶縁するために用いられる。
【0033】
特に図5ないし7により説明された例では、遮断器がリミッタの接続可能性を有する個別開閉装置として構想されている。リミッタの接続個所はそのためにガイドレールブリッジにより結ばれている。遮断器とリミッタとの組み合わせの場合に、必要があれば遮断器のスイッチオン-スイッチオフ操作をするための機械的延長部52が設けられる。
【0034】
遮断器にリミッタを取付ける代わりに、遮断器の大電流バージョンは開閉器ケースに組み込まれたリミッタで構成することができる。
【0035】
実施例により、特に遮断器が本発明による開閉装置と適切な電流制限器との組み合わせに対して適していることが示された。しかし相応して接触器や半導体スイッチも開閉装置として使用可能である。しかし特にアークレスの開閉の際にはアーク開閉要素も必要である。
【0036】
さらに本発明の実際的な具体化のために、開閉装置および電流制限器は有利にシステム技術的な手段と結ぶことができる。たとえば電流転流は可動のスライダーのような絶縁媒体、主電流回路/接点個所における遮蔽により改善することができる。シングルブレークおよびダブルブレーク又はそのいずれか一方の接点装置の応用が明らかにされた。その場合開閉接点は直線開運動または回転開運動でも実現することができる。図面により詳細に説明された電流制限器の補足または置換として、補助開閉室/接点個所を有するリミッタも固体リミッタも使用することができる。短絡早期認識のためには特別な高速トリップ装置、たとえばピエゾ素子、も副電流路への弱電力の切換のために使用することができる。最後に電子的なトリップも可能である。
【0037】
説明された装置においては、開閉状態や接点の寿命の監視及び接点の残存寿命の表示並びに短絡の合計によるリミッタ寿命の表示の通信も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】遮断器と遮断器の副電流路内の電流制限器とを組み合わせたものの構成図である。
【図2】PTCリミッタとして構成された電流制限器の断面図である。
【図3】図2によるPTCリミッタの電極および抵抗体のプロフィルを示す側面図である。
【図4】図2および3の装置における抵抗と時間との関係を示すグラフである。
【図5】開閉ブリッジおよびリミッタを付加した対称に構成された遮断器の構成図である。
【図6】ダブルブレーク型の遮断器の開閉室を有するものの図5の部分構成図である。
【図7】切り通しを有する開閉室の外側ガイドレールの平面図である。
【符号の説明】
【0039】
1 電流制限器
2、3 表面
5 抵抗体
7 溝付け
10 電極
11 電極表面
15 溝付け
20 遮断器
11 電極表面
17 消弧室
21、21´ 消弧室
22、22´ 固定接点
23、23´ ブリッジ接点
24 ラッチング機構
25 トリップ装置
26 トリップ装置
27、27´ アークランウェイレール
28、28´ 前室範囲
29、29´ 消弧板
30 開閉部分
32 開閉ブリッジ
36、36´ ガイドレール
38、38´ 切り通し
39 ガイドレールブリッジ
40 駆動部
45 抵抗保持体
47、47′ 端子
50 電流制限器ケース
52 延長部

Claims (25)

  1. 少なくとも1つの主電流路および対応する副電流路を有する開閉装置、たとえば遮断器、接触器、半導体開閉器等、を作動させるための方法であって、接続可能な電流制限器(リミッタ)により高い電流負荷の際に非電流制限作動から電流制限作動に切換えられ、開閉電圧が立ち上げられる方法において、電流制限作動から非電流制限作動への移行の際に電流制限器を復帰させるための手段を備えることを特徴とする開閉装置の作動方法。
  2. 開閉装置としてアークに対する消弧装置を有する遮断器が使用され、電流制限器がガイドレールとアークに対する消弧室とを有する遮断器の副電流路に配置されるものにおいて、副電流経路から主電流経路へのアークの復帰転流を阻止するための手段およびアークの復帰転流の際に電流制限器を復帰させるための手段、又はいずれか一方の手段を備えることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. アークが主電流路から副電流路への転流により同じように主電流路をスイッチオフし、副電流路をスイッチオンすることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 開閉室へのアークの転流の際に、電流制限器開閉電圧が越えられないことを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 遮断器として開閉極あたり2つの開閉室を有するダブルブレーク遮断器が選ばれることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 電流制限器としてPTC制限器が使用され、その非電流制限作動への復帰の際の復帰抵抗が通過電流および最大転流電圧に関係して選ばれることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 開閉装置の開閉状態及び開閉接点の特性又はそのいずれか一方を通信するための手段により、電流制限器を含む開閉装置が開閉設備に結ばれることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 請求項1または請求項2ないし7のいずれか1つに記載の方法を実施するための装置であって、開閉接点および開閉接点に対応するアークガイドレールおよび消弧室を含む開閉装置と、開閉装置の副電流路に電流制限器とを有する装置において、遮断器(20)の副電流路に配置されている電流制限器(1)の開閉失敗を阻止するための手段が開閉装置(20)及び電流制限器(1)又はそのいずれか一方に設けられていることを特徴とする装置。
  9. 電流制限器がPTC制限器(1)であり、このPTC制限器には導電性のポリマーから成る抵抗体(5)が2つの金属電極間に圧力をかけて配置されていることを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. PTC制限器(1)が溝付けされた電極(10、15)および抵抗体(5)内の相補性の表面溝付け(7)を有することを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 電極(10)の溝の深さが1/10mmと5/10mmとの間であることを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. 溝側面が電極表面(11)に対して傾けられていることを特徴とする請求項10または11記載の装置。
  13. 電極の向かい合う溝側面が電極表面に対して円錐状に傾けられていることを特徴とする請求項12記載の装置。
  14. 電流制限器(1)が遮断器(20)の両外側のガイドレール(36、36′)の接続個所に接続されていることを特徴とする請求項8記載の装置。
  15. 遮断器(20)の両開閉室においてアーク発端がブリッジ接点(23、23′)から隣のガイドレールへ転流されているときに、電流制限器(1)が電流を流されていることを特徴とする請求項14記載の装置。
  16. アーク復帰転流を阻止するための手段として、ガイドレール(36、36´)がブリッジ接点(23、23´)を消弧板室(21、21´)及び前室範囲(28、28´)に対して遮蔽することを特徴とする請求項14または15記載の装置。
  17. 遮断器(20)の開閉ブリッジ(32)が、開閉ブリッジ(32)の開位置でブリッジ接点(23、23´)と固定接点(22、22´)との間の間隔がガイドレール(36、36´)から固定接点(22、22´)までの間隔よりも大きいように構成されていることを特徴とする請求項16記載の装置。
  18. ガイドレール(36、36´)の遮蔽幾何形状により、消弧板室(21、21´)または前室範囲(28、28´)から開閉ブリッジ(32)へのアークプラズマの流れが阻止されることを特徴とする請求項16または17記載の装置。
  19. ブリッジ保持体(45)が、開閉ブリッジ(32)を動かし、遮断器(20)の両開閉室(21、21´)の間を電気的に絶縁するのに用いられることを特徴とする請求項14ないし18のいずれか1つに記載の装置。
  20. 開閉装置が電流制限器(1)に対する接続可能性を有する個別開閉装置(20)として構成されていることを特徴とする請求項14ないし18のいずれか1つに記載の装置。
  21. 開閉装置(20)における電流制限器(1)の接続個所がガイドレールブリッジ(39)により接続されていることを特徴とする請求項20記載の装置。
  22. 副電流回路における電流制限器(1)の接続の際にガイドレールブリッジ(39)が電流制限器(1)により置換されることを特徴とする請求項21記載の装置。
  23. 電流制限器(1)が固有のケース(50)内に配置されていることを特徴とする請求項22記載の装置。
  24. 電流制限器ケース(50)が開閉装置ケース(20)に取付け可能であることを特徴とする請求項23記載の装置。
  25. 電流制限器(1)のケース(50)内に開閉装置(20)のスイッチオン/オフ操作をするための機械的な延長部(52)が設けられていることを特徴とする請求項24記載の装置。
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