JP2004527233A - 煙草製品のための硬性梱包体 - Google Patents

Abstract

ヒンジ留付蓋（５）を有する少なくとも一つの硬性小包（２）を具備する煙草製品用硬性タイプ梱包体であって、底端面（４）及び蓋（５）がコンテナ（３）にヒンジ留めされていてしたがって前記小包（２）の開いている位置と前記小包が閉じている位置の間では回転することができ、前記コンテナ（３）内部に部分的に差し込まれている前記蓋（５）を具備する。前記小包（２）は少なくとも二つの主面（１４，１５）を有し、第１の面（１４）は平坦であって、第２の面はほぼ中央平面の部分（１６）及び前記平面の部分（１６）が平面の前記第１の面（１４）の縦端（１８）に係合している二つの曲面（１７）を具備し、前記小包（２）を横断面でみると、ほぼ半円形の形状又は丸められた等脚台形の形状である。

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は煙草製品の硬質梱包体に関する。
下記の説明において、梱包体という用語は、煙草の少なくとも二つの小包を具備し、煙草の複数の小包、及び複数の群の煙草又は煙草製品一般を含む単独の小包の両方を包含する梱包体を一般に意味する。
【０００２】
一般に、ヒンジ留付蓋を備え、一群の煙草を収納する従来の小包は、ほぼ長方形の部分の長方形並列筒型を成す。とくにこのような小包では、底端面及び頭部端面を具備し、両方とも平面で、互いに平行に配置された平面前面及び平面裏面、互いに並行に配置されて前面及び裏面に直角の二つの平面側面を有する。
当該小包は、扱いがどこか不具合で、衣服のポケットに入れて置くのも不具合で、典型的には鋭角の端をもち、約９０度の角を有し、ポケットの形が着崩し、着古されやすい。
【背景技術】
【０００３】
先行技術は、ヒンジ留付蓋小包で前面及び裏面に接する角が丸まっていたり斜角であったりして、上述の欠点を軽減する解決策にはなっているが完全に欠点を取り除いているわけではない。たとえば小包を、裏面を煙草を吸う人の身体に向けて衣服のポケットに差し込んでおくと、前面の角は、例えそれが鋭角であろうとも、丸まっていようと、斜角であろうとも前に突き出やすく、ポケットの形を着崩し、着古されることになる。これは小包の側面が小包の裏面に対して直角であることから生じる。
前面と側面の間の平面に形成される角度が広げられても、相対的な角の端はやはり突き出ることになるので、煙草の小包の有する平均寸法を考えると、二つの平面を連結する細い切り身にしかならない。さらにこの場合小包の容量はかなり小さくなる。
【０００４】
同様に、煙草小包の平均寸法を考えると、丸めた角の端を画する切り身は、一般に、相対的に小さな半径の曲線であることが典型である。これにより、複数の強く圧縮された折れ目線を含んで、角端が形成されるのに沿ったダイカットされる素材の部分を弱めることが必要になる。とくに小包の前角端にこれが適用されると、これらの線が視覚的に目障りになる。
【発明の開示】
【０００５】
本発明の目的は上述の欠点を除去した梱包体を提供することである。
上述の目的は本発明に従った煙草製品のための硬性タイプの梱包体で実現されるが、それは、ヒンジ留付蓋を有する少なくとも一つの硬性小包を具備する煙草製品用硬性タイプ梱包体であって、底端面及び蓋がコンテナにヒンジ留めされていてしたがって前記小包の開いている位置間では回転することができ、前記小包が閉じているときには前記コンテナ内部に部分的に差し込まれている前記蓋を具備する梱包体において、前記小包は少なくとも二つの主面を有し、第１の面は平坦であって、第２の面はほぼ中央平面の部分及び前記平面の部分が平面の前記第１の面の縦端に係合している二つの曲面を具備することを特徴とする煙草製品用硬性タイプ梱包体である。
【０００６】
本発明を添付図面を参照して、以下詳しく説明する。
図１から９において、１は適切な包装材料から成形され、典型的には（図示されていない）内部の包装に収納されている一群の煙草を入れるためのヒンジ留付蓋を有する硬性梱包体を指し、その内部に小包２を収納する。単独の小包２は、その底が小包２の底端面３と一致し、その頭部の蓋６が小包２の頭部端面６と一致するコンテナ３を具備する。蓋５は７と付番されている線に沿って一緒にコンテナ３にヒンジ留めされていて、（図示されていない）開位置と、蓋５がコンテナ３の頭部開口端８を隠し、コンテナ３の内部に部分的に位置しているフレーム９によりその同一位置に維持され、開口端８の一つの端１０から突き出ている閉位置の間で旋回可能である。この閉位置では、この端１０は蓋５の自由端１１にほぼ接して係合している。単独の小包２はプリズム又は角柱の形をしているが、小包２の軸と一致する軸１２に横方向に横たわるその二つのベースは底端面４及び頭部端面６により提供され、その側面１３はそれぞれ平面の第１の面及び平面の第２の面として特定できる二つの主面で構成され、それらは第1の面１４に平行な中央及び平面部１６、及び平面部１６が前述の軸１２に平行に延びる同一面１４の縦端１８に沿って第１の面１４に連結している二つの曲部１７を成している。
【０００７】
前述から区別され、及び平面の第１の面１４を横切って延びるようにみえるヒンジ線７の部分から区別され、コンテナ３はプリズムの第１面１４に一致する裏面１９、平面中央部１６及びプリズムの第２面１５を形成する曲部１７により許容される前面２０を有する。
【０００８】
図６、７及び８の例では、梱包体１は、各小包２の軸１２に平行に横たわる垂直ヒンジ３０として機能する一つの共通端１８に沿って互いに連結されている一組の小包を有し、及び図７に示すように二つの小包２を開くことを可能にし、又図６及び８に示すように、それぞれの主平面１４が互いに接触するように閉じることを可能にする。
垂直ヒンジ３０は、二つの小包２の分離を可能にする切り取り線として一体になり、とくに二つの蓋５を連結するヒンジ３０の部分を切り離すことにより、各蓋５がコンテナ３と繋がっている仕方でヒンジ７の周りに回転することを可能にする。
【０００９】
これに留意すると、図８の例でのヒンジ線７は、各個別の小包２の第２の主面１５の平面の中央部１６を横切って延び、とくにこの例では、図１から７に示されている小包のそれと反対の側に背面２３を有し、第１の面１４よりも第２の面１５に一致する。
図９の図示から明らかなように、梱包体１は、共通の軸３１に沿って、及び小包２の二つの底端面の次に接している小包２の一つの組の二つの頭部端面と共に配置されている、軸３１に沿って組として収められている複数の（図示例では四つ）小包２を具備する。この例では、梱包体１は、さらに小包２の組を収納して包む包装素材の単一のシート３２を具備する。
【００１０】
図１０から１４を参照すると、各小包２は、たとえば厚紙などの包装素材の平面のダイカットされる素材３３から成形され、その素材はほぼ長方形の輪郭であって、単独の小包の軸１２に平行な縦軸３４を有する。素材３３は、前述の軸３４上に整列した複数のパネルを有する：それは中央パネル３５、二つの中間パネル３６及び３７、及び二つの端パネルを有し、その一つは一個の中間パネル３６を介して中央パネル３５と連結する３８と番号が付されたもので、他の一つは他方の中間パネル３７を介して中央パネル３５と連結する３９と番号を付されたものである。
端パネル３８及び３９の方向に向けられた中間パネル３６及び３７の側面は、ほぼ円弧状の輪郭を有し、さらに正確には、第１の中間パネル３６は縦軸３４を横切る対応する第１の線形折れ目線４０を介して端パネル３８に繋がり、同様に、第２の中間パネル３７は前述の線４０に平行な対応する第１の線形折れ目線４１を介して端パネル３９に繋がる。
同様に、中間パネル３６及び３７は、縦軸３４を横切り、対応する第２の線形折れ目線４２及び４３を介して中央パネル３５に繋がり、第１の折れ目線４０及び４１に平行になる。第２の折れ目線４２及び４３及び各中間パネル３６及び３７の第１の折れ目線４０及び４１は、前述の円弧状輪郭を表す二つの部分で互いに接触している。
端パネル３８及び３９は、縦軸３４に平行に延び、互いに重なる縦折り目線４５の組を有する。当該折り目線４５は前記第１の線形折り目線４０及び４１の長さに等しい距離で分離され、各端パネル３８及び３９上の縦中央領域４６を画することになり、広さは、第１の折り目線４０及び４１の長さに等しく、中央領域４６に平行に延びる二つの縦側面部分４７は、小包２を立ち上げると、中間パネル３６及び３７の前述の部分４４に匹敵し、番号４８のフラップを保持することにより、これら同一のパネルと相対した位置に保たれる。
【００１１】
とくに二つの中央領域４６は組合わさって、小包２の第２の面１５平面部分１６及び平面の第１の面１４の縦端１８を連結する二つの曲部１７を形成し、さらに素材の中央パネル３５に一致する。
これに留意して、端パネル３８及び３９はほぼ円弧状の輪郭のそれぞれの自由端４９及び５０に一体となっていて、立ち上がった小包２では、これらの同一の端は蓋５の前述の自由端１１及びコンテナ３により許容される頭部開口端８と一致することが明らかである。
中央パネル３５はさらに、縦軸３４を横切って延び、ヒンジ線７と一致する折り目線５１を有し、縦軸３４と平行に延び、折り目線５１の端に収斂するそれぞれのノッチにより二つの部分に分割される縦方向事前折り目領域５３により、前記中央パネル３５に繋がる側面連結パネル３５により縦方向の側面になる。
【００１２】
図１０、１３及び１４の例では、保持されるフラップ４８は、側面パネル５２の反対側縦端により許容され、及び中間パネル３６及び３７に係合するように配置されたそれぞれの囲みフラップ５５を具備する。
図１１及び１２の例では、保持されるフラップは、中間パネル３６及び３７の円弧部分４４により許容され、及び各端パネルの対応する側面部分４７に係合するように配置された放射状フラップ５６を具備する。
さらに正確には、中間パネル３６及び３７は、半円と見なすことができるか、又は丸められた等脚台形で、大きな方の辺が平面の第１の面１４の部分平面と交差する部分により画される端面の場合は第２の折り目線４２及び４３に一致する辺であり、小さいほうの辺は、第２の面１５の平面部分１６の部分平面の交差部により画され、端面の場合は第１の折り目線４０及び４１と一致する辺である台形を有する立ち上げた小包２の頭部端面６及び底端面４を形成するためのものである。
【００１３】
ほぼ半円を描く小包２をみると、前述の曲部１７及び円弧状部分４４は円弧を描いている。
図１１及び１２の例では、図１１，１３及び１４とは異なり、端パネル３８及び３９の縦方向側面部４７及び中央パネル３５に連結した側面連結パネル５２は柔軟になっており、視覚的に、小包２を立ち上げて、中間パネル３６及び３７の円弧部分４４の輪郭に合わせたときには容易に曲がる。
【００１４】
図１２の例では、縦方向側面部分４７及び連結パネル５２はGと記されたエンボス加工により曲げやすくなっている。
図１１の例では、縦方向側面部分４７及び連結パネル５２はPと記された複数の折れ目線の圧縮により曲げやすくなっている。
側面部４７と中央部４６の間の分離は、はっきりとした境界線で区切られているわけではなく、側面部４７と中央部４６は切れ目がなく繋がっていて、平面の中央部16及び小包2の前面２４と一致する第2の主面１５の二つの曲がった側面部１７は、いずれの目立った鋭角端が成形されることなく収斂することに留意されたい。
小包２の素材３３について説明したのと同様に、図15、16及び17に示されているフレーム9を成形する素材５８は、端パネル38及び39の中央部４６になる縦方向中央領域５９、及び同じパネル38及び３９の縦方向側面部47になる二つの縦方向側面バンド６０を有する。とくに図１６の例を参照すると、縦方向側面バンド６０は、図１２の小包素材33の対応する部分４７であってフレーム９の場合はＧという記号が付されていたのと同様に、エンボス加工により曲げやすくなっている。図17の例では、縦方向側面バンド６０は、図１１で示された小包素材３３の部分４７のやり方と同様に、複数の折り目線６１の圧縮Ｐにより曲げやすくなっている。
【００１５】
同様に、フレーム９が成形される素材５８の場合は、側面バンド６０と中央部５９の間の分離は、はっきりとした境界線で区切られているわけではなく、小包２の内部面にきちんと胸部を抑えられるようにバンド及び中央部は切れ目がなく繋がっている。
最後に、図10、11及び１２に示された素材３３及び図1，2及び３に示された小包２の場合は、事前折り目の領域５３は、小包を立ち上げたときに鋭角端を形成する単独の折り目線６２を具備する。
図１３に示された素材３３及び図５の対応する小包２の場合は、各事前折り目領域５３は、事前に決定された距離で互いに分離される互いに平行な折り目線６３を具備し、小包を立ち上げたときには、斜角端２８の前述の平面２９を形成する。
図１４に示された素材３３及び図４の対応する小包２の場合は、各事前折り目領域５３は、複数の互いに平行な折り目線６４を具備し、小包を立ち上げたときには、丸められた角端２６を形成する。
【図面の簡単な説明】
【００１６】
【図１】単独の小包を具備する本発明にしたがった梱包体の四つの実施態様の中の一つの概略斜視図を表す。
【図２】単独の小包を具備する本発明にしたがった梱包体の四つの実施態様の中の一つの概略斜視図を表す。
【図３】単独の小包を具備する本発明にしたがった梱包体の四つの実施態様の中の一つの概略斜視図を表す。
【図４】単独の小包を具備する本発明にしたがった梱包体の四つの実施態様の中の一つの概略斜視図を表す。
【図５】単独の小包を具備する本発明にしたがった梱包体の四つの実施態様の中の一つの概略斜視図を表す。
【図６】二つの小包を具備する本発明にしたがった梱包体の二つの実施態様の中の一つの概略斜視図を表す。
【図７】二つの小包を具備する本発明にしたがった梱包体の二つの実施態様の中の一つの概略斜視図を表す。
【図８】二つの小包を具備する本発明にしたがった梱包体の二つの実施態様の中の一つの概略斜視図を表す。
【図９】複数の小包を具備する本発明にしたがった梱包体の図を表す。
【図１０】図１の小包を成形するために使われるダイカットされる素材の平面図を表す。
【図１１】図２の小包を成形するために使われるダイカットされる素材の平面図を表す。
【図１２】図３の小包を成形するために使われるダイカットされる素材の平面図を表す。
【図１３】図４の小包を成形するために使われるダイカットされる素材の平面図を表す。
【図１４】図５の小包を成形するために使われるダイカットされる素材の平面図を表す。
【図１５】図１のフレームを成形するために使われるダイカットされる素材の平面図を表す。
【図１６】図２のフレームを成形するために使われるダイカットされる素材の平面図を表す。
【図１７】図３のフレームを成形するために使われるダイカットされる素材の平面図を表す。

Claims (28)

1. ヒンジ留付蓋（５）を有する少なくとも一つの硬性小包（２）を具備する煙草製品用硬性タイプ梱包体であって、底端面（４）及び蓋（５）がコンテナ（３）にヒンジ留めされていてしたがって前記小包（２）の開いている位置と前記小包が閉じている位置間では回転することができ、前記コンテナ（３）内部に部分的に差し込まれている前記蓋（５）を具備する梱包体において、前記小包（２）は少なくとも二つの主面（１４，１５）を有し、第１の面（１４）は平坦であって、第２の面はほぼ中央平面の部分（１６）及び前記平面の部分（１６）が平面の前記第１の面（１４）の縦端（１８）に係合している二つの曲面（１７）を具備することを特徴とする煙草製品用硬性タイプ梱包体。
2. 前記平面（１６）及び前記平面の第１の面（１４）を連結する前記二つの曲面（１７）は円弧を描くことを特徴とする請求項１に記載された梱包体。
3. 前記小包（２）は断面ではほぼ半円状になることを特徴とする請求項２に記載された梱包体。
4. 前記小包（２）は断面では丸みを帯びた等脚台形を成し、より大きな方のベースは前記平面の第１の面（１４）と部分平面の交差部により画され、及びより小さな方のベースは前記第２の平面（１５）の平面の部（１６）と部分平面の交差部により画されることを特徴とする請求項１に記載された梱包体。
5. 前記平面な第１の面（１４）の縦端（１８）の少なくとも一つは鋭角端（２５）を成すことを特徴とする請求項１から４のいずれか一つに記載された梱包体。
6. 前記平面な第１の面（１４）の縦端（１８）の少なくとも一つは斜角端（２８）を成すことを特徴とする請求項１から４のいずれか一つに記載された梱包体。
7. 前記平面な第１の面（１４）の縦端（１８）の少なくとも一つは丸みを帯びた角端（２８）を成すことを特徴とする請求項１から４のいずれか一つに記載された梱包体。
8. 前記蓋（５）は前記第１の主面（１４）を横切って延びるヒンジ線（７）に沿って前記コンテナ（３）に一緒にヒンジ留めされていることを特徴とする請求項１から７のいずれか一つに記載された梱包体。
9. 前記蓋（５）は前記第２の主面（１５）の前記平面中央部（１６）を横切って延びるヒンジ線（７）に沿って前記コンテナ（３）に一緒にヒンジ留めされていることを特徴とする請求項１から７のいずれか一つに記載された梱包体。
10. 前記第１の主面（１４）の前記二つの縦端（１８）の一つに沿って互いに係合されている一対の小包（２）を具備する請求項１から９のいずれか一つに記載された梱包体。
11. 共通軸（３１）に沿って重ねられた複数の対の小包（２）を具備する梱包体であって、底端面（４）と頭部端面（６）が互いに接触して配置され、梱包体材料の単一素材（３２）に包含されていることを特徴とする請求項１から９のいずれか一つに記載された梱包体。
12. 前記単独の小包（２）は引き伸ばされた長方形の輪郭をもつダイカットされる素材（３３）から成形され、それぞれの梱包体（１）の縦軸（１２）に平行な縦軸（３４）を有し、前記軸（３４）に並行して、中央パネル(３５)、二つの中間パネル(３６，３７)及び二つの端パネル(３８，３９)を有するものであって、前記中間パネル(３６，３７)の各々は、円弧状輪郭を有し及び前記縦軸（３４）の横向きに配置された直線折り目線（４０，４１）によりそれぞれの前記端パネル(３８，３９)に係合されたそれぞれの端パネル(３８，３９)への側面を有することを特徴とする請求項１から１１のいずれか一つに記載された梱包体。
13. 各中間パネル(３６，３７)は、前記縦軸（３４）に横向きに配置され、及び円弧状輪郭を画する円周の円弧を成す二つの部分（４４）で対応する第１の折り目線（４０，４１）と連結するそれぞれの第２の直線折り目線（４２，４３）により前記中央パネル(３５）と係合することを特徴とする請求項１２に記載された梱包体。
14. 前記端パネル（３８，３９）は、縦軸（３４）に平行に延びる両側に一つづつの二つのそれぞれの縦折り目線（４５）を有し、前記小包（２）の第２の主面（２５）により表される前記平面の中央部（１６）と一致する内部を画するために組み合わされ、外部は前記平面部（１６）及び前記中央パネル（３５）により成形される前記平面の第１の主面（１４）を繋ぐ前記曲部（１７）と一致する二つの縦側面部（４７）と成ることを特徴とする請求項１２に記載された梱包体。
15. 前記端パネル（３８，３９）の自由横端（４９，５０）はほぼ円弧状の輪郭を有することを特徴とする請求項１４に記載された梱包体。
16. 前記中央パネル（３５）は、横に縦軸（３４）まで延び、及び前記ヒンジ線（７）を形成するための折り目線（５１）を有し、それぞれの縦事前折り目線（５３）に連結する二つの縦方向に配置された連結パネルにより側面をなし、前記ヒンジ折り目線（５１）の端で収斂するそれぞれの切り込み（５４）により二つに分割されることを特徴とする請求項１２から１６のいずれか一つに記載された梱包体。
17. 各側面連結パネル（５２）は、それぞれの中間パネル（３６，３７）を係合するために配置された反対端の保持フラップ（４８；５５）を有することを特徴とする請求項１６に記載された梱包体。
18. 前記中間パネル（３６，３７）により許容された前記円弧状部分（４４）は、前記それぞれの端パネル（３８，３９）の対応する側面部（４７）を係合するために配置されたすくなくとも一つの放射状フラップ（４８，５６）を有することを特徴とする請求項１から１７のいずれか一つに記載された梱包体。
19. 各端パネル（３８，３９）及び前記中央パネル（３５）に横で連結する前記連結パネル（５２）の側面部（４７）は、曲げやすく形成され、前記円弧状輪郭の曲面に適合することを特徴とする請求項１２から１８のいずれか一つに記載された梱包体。
20. 前記円弧状輪郭に適合することを可能にする曲げやすさは、エンボス加工（G）により成形されることを特徴とする請求項１９に記載された梱包体。
21. 前記円弧状輪郭に適合することを可能にする曲げやすさは、複数の縦折り目線（５７）の圧縮（P）により成形されることを特徴とする請求項１９に記載された梱包体。
22. 前記縦方向事前折り目個所（５３）は少なくとも一つの折り目線（６２）を具備することを特徴とする請求項１６に記載された梱包体。
23. 前記縦方向事前折り目個所（５３）は、第１の事前に決められた距離で分離された少なくとも二つの互いに平行な折り目線（６３）を具備することを特徴とする請求項１６に記載された梱包体。
24. 前記縦方向事前折り目個所（５３）は、第２の事前に決められた距離で分離された複数の互いに平行な折り目線（６４）を具備することを特徴とする請求項１６に記載された梱包体。
25. 前記フレーム(９)は端パネル(３８，３９)の中央部（４６）に提供されている中央個所（５９）を有するそれぞれの平面のダイカット素材（５８）、及び同一のパネル（３８，３９）の縦方向側面部（４７）に提供されている二つのそれぞれの横バンド（６０）から成形されることを特徴とする請求項１２から２４のいずれか一つに記載された梱包体。
26. 前記横バンド（６０）は曲げやすく形成され、前記小包素材（３３）の中間パネル（３６，３７）の円弧状部分に適合することを特徴とする請求項２５に記載された素材。
27. 前記前記円弧状輪郭にすることを可能にする曲げやすさは、エンボス加工により得られることを特徴とする請求項２５に記載された素材。
28. 前記円弧状輪郭にすることを可能にする曲げやすさは、複数の縦折り目線（５７）の圧縮により得られることを特徴とする請求項２５に記載された素材。