JPH08175535A - タバコ等の硬質パケット - Google Patents

タバコ等の硬質パケット

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JPH08175535A
JPH08175535A JP7265827A JP26582795A JPH08175535A JP H08175535 A JPH08175535 A JP H08175535A JP 7265827 A JP7265827 A JP 7265827A JP 26582795 A JP26582795 A JP 26582795A JP H08175535 A JPH08175535 A JP H08175535A
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/07—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles
    • B65D85/08—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular
    • B65D85/10—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular for cigarettes
    • B65D85/1036—Containers formed by erecting a rigid or semi-rigid blank
    • B65D85/1045—Containers formed by erecting a rigid or semi-rigid blank having a cap-like lid hinged to an edge

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にタバコ等細長い物品を収納するための硬
質蝶番式蓋付きパケットに関する。 【解決手段】 パケットはフラットなブランク（１）を
折畳むことにより形成される。このブランクは相互に整
列しかつ各々が横ウィング（30−36）を有する複数のパ
ネル（10′，13′，11′，７′，９′，27）により形成
されている。第１および第２パネル（27，６）は、それ
ぞれカラー（15）の前壁およびパケットの容器（３）の
前壁を形成し、かつ第２パネルの内側へ折畳むことので
きる頂部（26）を介して相互に連結されている。第３お
よび第４パネル（７′，11′）はそれぞれ容器の後壁お
よび容器の蓋（５）の後壁を形成する。第３および第４
パネルの各ウィングは第１パネルのウィングと係合する
凹部（43）を形成し、かつ各凹部は第１パネルのウィン
グの通過を可能にする形態および寸法を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は特にタバコ等の細長
い物品を収納するための蝶番式蓋を有する硬質パケット
に関する。本明細書において、一例としてタバコを包装
するための、蝶番式蓋を有する硬質パケットとして説明
する。
【０００２】
【従来の技術】タバコ産業において、包装機は所定群の
タバコをそれぞれラッピングフォイルの内側へラッピン
グし、かつ所定群のタバコをそれぞれ硬質パケット内へ
所定状態で収納するために使用される。この硬質パケッ
トはカップ形の中空の下容器または本体、および該容器
を開閉するために開放位置と閉鎖位置との間で回転する
ように該容器の上縁部へ蝶番留めされたカップ形の上蓋
から成る。
【０００３】既知硬質パケットは、概ね、容器に対して
実質的に横切る方向へ蓋を連結する蝶番部により２分割
される連続後壁、容器の前壁および蓋の前壁をそれぞれ
構成する２分離部により形成される前壁、および２つの
側壁から成り、各側壁は後壁から横へ突出する後ウィン
グ、および前壁から横へ突出していて後ウィング上へ重
合される前ウィングにより形成される。前壁と同様に、
各側壁は容器の側壁および蓋の側壁をそれぞれ構成する
２分離部により形成される。
【０００４】上記タイプの既知硬質パケットは容器の内
側へ一部が挿入され、容器の前壁の内面および容器の側
壁と接触し、かつ容器の上縁部から上方へ突出して蓋と
一部で係合して閉鎖位置において蓋が不本意に開放する
のを防止するＵ形カラーを有する。既知包装機上で、各
硬質パケットはそれぞれのタバコ群を−この場合、タバ
コ群はすでにラッピングフォイル内へ封入されている−
積荷ステーションへ給送することにより形成される。積
荷ステーションにおいて、硬質パケットはそれぞれＵ形
カラーへ結合されて組立体を形成する。このＵ形カラー
はブランクと共にラッピングホイールのインプットステ
ーションへ給送され、各ブランクはこのラッピングホイ
ールに沿ってそれぞれのタバコ群を中心に折畳むことに
よって蝶番式蓋を有する硬質パケットに形成される。
【０００５】従って、既知包装機は、通常、ブランク用
とカラー用の２つの同期供給ラインを必要とする。上記
タイプの既知包装機の構造を簡素化するために、更に具
体的には、カラー供給ラインを排除するために、例え
ば、英国特許第２，１５１，２１２号は容器の前壁に対
応する端パネルの長手自由端部を長手頂部を介在させて
カラーへ連結している。このカラーは該頂部と一体化さ
れた中央パネル、および該中央パネルから横へ突出する
２つのウィングから成り、ブランクの該頂部が端パネル
の内面上へ折畳まれて、カラーを完備した容器の前壁を
形成する。
【０００６】上記英国特許は、事実上、分離カラー供給
ラインは排除するが、上記ブランクは殆どの既知包装機
が遭遇するカラーの折畳みが困難であるという深刻な欠
点を有する。既知包装機において、ラッピングホイール
へ向けて給送されるときに、各ブランクは、通常、連続
工程でそれぞれのタバコ群のまわりに折畳まれ、その最
終工程は、通常、前ウィングを後ウィング上へ折畳んで
パケットの側壁を完成させる工程を含む。
【０００７】英国特許第２，１５１，２１２号に記載の
カラー付ブランクの場合、上述の最終工程は蝶番式蓋付
硬質パケットを製造するために既知包装機に大幅な変更
を要求すると考えられる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題はカラー
を付けたブランクから製造できる蝶番式蓋付硬質パケッ
トを提供することにあり、かつ変更を加えることなく上
述タイプの既知包装機を使用して製造できるパケットを
提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明によるタバコ等の細長い物品用の蝶番式蓋を有
する硬質パケットは１端部が開放したカップ形容器、前
記開放端部の後縁部へ蝶番留めされて前記開放端部を閉
鎖するためのカップ形蓋、および前記開放端部から前記
容器の内側へ侵入しかつ前記容器の外側へ突出したカラ
ーから成り、前記パケットはフラットなブランクを折畳
んで形成されている。
【００１０】前記ブランクは対の長手縁部を有する複数
のパネル、および各前記パネルの各長手縁部の外側に長
手ウィングを有する。前記複数パネルの第１パネルおよ
び第２パネルは、それぞれ、対の第１ウィングおよび第
２ウィングを有すると共に、前記カラーの前壁および前
記容器の前壁を形成し、長手頂部が第１パネルと第２パ
ネルとを連結しかつ第２パネルの内側へ折畳まれてお
り、それにより第１パネルが第２パネルの内面と一部で
接触している。
【００１１】第３パネルおよび第４パネルは、それぞ
れ、対の第３ウィングおよび第４ウィングを有し、前記
容器の後壁および前記蓋の後壁を形成し、かつ前記蓋を
前記容器へ結合する蝶番部を介して相互に連結されてい
る。各対の第３ウィングと第４ウィングは対応する第１
ウィングと係合できる凹部を形成していて、前記凹部は
対応する第１ウィングを通過させることのできる形状お
よび寸法を有する。
【００１２】好適態様において、前記各凹部および各第
１ウィングの形状は実質的直角不平行四辺形である。前
記長手縁部を横切って測定した各第１ウィングの長さは
同方向で測定した他の前記ウィングの幅よりも短いのが
好ましい。各第１ウィングは前記長手縁部に平行の延長
線上の第１縁部、前記長手縁部に垂直に延長線上の第２
縁部、およびその間に延在する第３傾斜縁部を有し、第
２ウィングは第３傾斜縁部に対峙する傾斜端縁部を有す
るのが好ましい。
【００１３】前記ブランクにおいて、第１ウィングの第
３傾斜縁部とそれに対応する第２ウィングの前記傾斜端
縁部は対応する前記長手縁部の位置から拡開した凹部を
画定し、前記長手縁部に沿って測定した前記凹部の最小
幅は同一方向で測定した前記頂部の幅の２倍未満であ
り、かつ同一方向へ測定した最大幅は前記頂部の幅と少
なくとも同一であるのが好ましい。
【００１４】前記ブランクの前記各凹部の形状は実質的
に直角不平行四辺形であり、その長い方の側辺は対応す
る第３ウィングおよび第４ウィングの外縁部に一致して
前記長手縁部に平行し、その短い方の側辺は対応する前
記長手縁部に隣接し、前記外縁部に垂直の第１側辺は第
４ウィング上に位置し、かつ第２側辺は対応する第１ウ
ィングの第３傾斜縁部に平行に傾斜しかつ対応する第３
ウィング上に位置するのが好ましい。
【００１５】前記凹部に加えて、各第４ウィングは対応
する前記傾斜端縁部と平行し、かつ前記蝶番部の対応す
る端部と、対応する凹部の短い方の側辺の中間点との間
に位置する切込みにより対応する第３ウィングから分離
するものであってよい。前記ブランクの第１パネルの端
部は対の第１ウィングに沿った延長線上の直線端縁部に
より画定されてよい。
【００１６】前記複数パネルの第５パネルは前記蓋の前
壁を形成し、前記直線端縁部は第５パネルの高さよりも
狭い間隔で第２パネルから外側へ突出していてよい。前
記カラーは２つの長手頂部を有し、各前記長手頂部は前
記端縁部から対応する前記長手縁部を横切って延在し、
かつ前記端縁部と平行の自由縁部により形成され、前記
自由縁部は第５パネルの高さと実質的同一の間隔で第２
パネルから外側へ突出していてよい。
【００１７】各前記長手頂部は対応する第１ウィングを
実質的Ｌ形の形状にし、対応する前記凹部は対応する第
４ウィングの端部を除去することにより形成された横凹
部を有する形状であってよい。以下、添付図面を参照し
て本発明の非制限的特定態様について説明する。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１において、フォイルラッピン
グされたタバコ（図示せず）を収納する硬質パケット２
（図６）を形成するためのフラットで、実質的に矩形の
ブランクを示す。パケット２は上方に開放端部４を有す
るカップ形底部を有する容器３、および開放端部４の開
放位置と閉鎖位置との間で回転するように容器３へ蝶番
留めされたカップ形上蓋５を有する。
【００１９】図６を参照すると、容器３は相互に平行の
前壁６および後壁７、前壁６および後壁７に対して相互
に垂直の２つの側壁８、ならびに前壁６および後壁７に
対して垂直の底壁９を有する。蓋５は相互に対面しかつ
相互に平行の前壁１０および後壁１１、相互に対して平
行であって前壁１０および後壁１１に対して垂直の２つ
の側壁１２、ならびに前壁１０および後壁１１に対して
垂直の上壁１３を有する。更に具体的には、後壁１１の
自由底縁部は開放位置と閉鎖位置との間で回転する蓋５
の蝶番部１４を形成する予備形成された折畳み線に沿っ
て後壁７の自由上縁部に一体化される。
【００２０】図６に示されたように、パケット２は容器
３の開放端部４へ部分的に挿入されかつ容器３から突出
して蓋５と係合して蓋５の不意の開放を防止するＵ形カ
ラー１５を含む。図１に示されたように、ブランク１に
はパケット２の上述の壁パネルを形成する縦横折畳み線
が予め形成されている。
【００２１】説明を簡潔にするために、ブランク１のパ
ネルおよび壁はそれぞれ対応するパケット２のパネルお
よび壁と同一参照番号を用いて肩符号を付けて示す。図
１に示されたように、ブランク１は複数の横折畳み線１
６−２３、および２つの縦折畳み線２４を有し、複数の
パネルがパケット２の容器３および蓋５の壁に少なくと
も一部で対応し、対応する壁パネルについてはパケット
２に用いた参照番号に肩符号を付して示す。
【００２２】ブランクの縦折畳み線２４は容器３および
蓋５を構成するパケット２の各壁パネルと各タブもしく
はウィングとの間の長手縁部を形成する。この長手縁部
に沿って各タブもしくはウィングはパケット２の側壁を
構成する。縦折畳み線２４間で、横線１６−２３は端タ
ブ２５、線１６に沿って１８０度折畳んだときにタブ２
５から内側を強化する端パネル１０′、第１中間パネル
１３′、第１中間パネル１３よりも幅の狭い第２中間パ
ネル１１′、蝶番部１４を形成する線１９に沿って第２
中間パネル１１′に連結された第１中央パネル７′、お
よび第３中間パネル９′によりパネル７′から分離した
第２中央パネル６′を画定する。
【００２３】パネル９′に連結された端部と反対側の端
部で、パネル６′は線２２の中心部から長手へ突出しか
つ線２３に沿って線２４間に延在する端パネル２７へ連
結された頂部２６を有し、端パネル２７は線２３の反対
側で線２３と平行の直線端縁部２８により画定され、か
つ中央凹部２９を有する。図１，２，４および５を参照
すると、各縦線２４はそれぞれパネル１０′，１３′，
１１′，７′，９′，６′および２７の外側にタブ３
０，３１，３２，３３，３４，３５および３６を形成
し、かつパネル１３′の外側のタブ３１の各々は縦線２
４および横線１７に沿ってそれぞれ延在するカット線３
７および３８によりパネル１３′および対応するタブ３
０から分離されてよく、かつ横線１８に沿って対応する
タブ３２と一体的であってよい。同様に、各タブ３４は
線２０に沿って対応するタブ３３に一体化されていて、
かつそれぞれ対応する縦線２４および横線２１に沿って
延在する２つのカット線３９および４０によりパネル
９′および対応するタブ３５から分離される。
【００２４】縦線２４を横切って測定した各タブ３６の
長さは、対応するタブ３０−３５の同一方向へ測定した
長さよりも狭く、かつ各タブ３６は実質的に直角不平行
四辺形であり、より正確には丸形自由頂点を有する直角
三角形であり、その２つの直角交叉辺はそれぞれ縦線２
４と縁部２８に沿って延在し、かつその斜辺は対応する
タブ３５の傾斜端縁部４２に対面しかつ対応する傾斜縁
部４１を形成している。
【００２５】傾斜縁部４１と４２は、平行ではなく、対
応する縦線２４から拡開して凹部を形成し、対応する縦
線２４に沿って測定したその最小幅は横線２２と２３と
の間の間隔の２倍未満であり、タブ３６の端部で測定し
た最大幅は横線２２と２３との間の間隔の実質的２倍で
ある。各対のタブ３２および３３には、横線１９を横切
る凹部４３が形成されており、この凹部はタブ３６が端
縁部２８を中心に１８０度回転して図１の平面に対して
垂直方向へ通過する寸法および形状に構成されている。
更に詳細には、各凹部４３は実質的に直角三角形の形状
をしており、長い方の側辺は縦線２４に平行のタブ３０
−３５の外縁部４４と一致し、短い方の側辺は対応する
縦線２４に隣接し、縁部４４に垂直の第１側辺４５は対
応するタブ３２上に位置決めされ、かつ対応するタブ３
６の傾斜縁部４１と傾斜平行する第２側辺４６は対応す
るタブ３３上に位置決めされている。
【００２６】対応する凹部４３に加えて、各タブ３２
は、蝶番部１４の対応する端部と凹部４３の短い方の側
辺に沿った中間点との間に設けられかつ傾斜縁部４２と
平行のカット線４７により対応するタブ３３から分離さ
れる。上述のブランク１は図２から５により推測できる
ように既知方法により折畳むことができるので、説明を
必要としないであろう。但し、図２において、頂部２６
の寸法および傾斜縁部４１と４２の傾斜を変更して、該
頂部がパネル６′の内側へ折畳まれるときに、各タブ３
６の比較的に小さい実質的三角形部３６ａを対応するタ
ブ３５の端部の後ろに設置してタブ３５に接合してよ
い。
【００２７】ブランク１を折畳んでパケット２に形成す
る工程は図３および４に示された方法と異なってよい。
但し、ブランク１の折畳み工程の最終工程は図５に示さ
れたように、パケット２がそれぞれのタブ３２および３
３に対して立方体にタブ３０および３５を折畳むことに
より完了する。折畳み工程の完了後に、各カット線４７
をそれぞれの傾斜縁部４２上に重ね、かつ各タブ３６を
対応する凹部４３に位置決めし、対応する凹部４３を介
してタブ３６を一体的に接合する内側のラッピングフォ
イル（図示せず）の対応する横壁（図示せず）へ直接接
触させる。
【００２８】従って、ブランク１は、一方で従来ラッピ
ングホイールの使用を可能にし、他方でブランク給送ラ
インへの供給を可能にする。このようにして使用する包
装機を大幅に簡素化する。更に、パケット２においてカ
ラー１５の縁部２８を蓋５の壁１３から所定間隔を置い
て位置決めすることにより、パケット２はＵＳ特許第
４，８８７，４０８号に記載されかつ図示されたタイプ
の引裂き細片を有する密閉ラッピング（図示せず）に封
入されたタバコ群（図示せず）を包装するために使用で
き、このようにして、透明材料等によるオーバーラッピ
ングをすることなく完全に密封された、簡易開放パケッ
トを形成できる。
【００２９】ブランク１はイタリア特許出願第ＢＯ９４
Ａ ０００４１３号に記載されたように容器３またはカ
ラー１５に対して蓋５を引裂き開放可能に結合した態様
に変更できる。図７の態様において、閉鎖位置において
蓋５をより良く係止するために、図１のカラー１５は２
つの付加的頂部４８を有し、この各頂部は縁部２８から
それぞれ縦線２４を横切って縁部２８から突出しかつ縁
部２８と平行の自由縁部４９を形成する。自由縁部２９
はパケット２内側で蓋５の壁１３の内面と実質的に接触
する状態で設置されてよい。各頂部４８は各タブ３６に
実質的Ｌ字の形状を付与し、従って、対応する変形凹部
４３を含み、凹部４３は縁部４５と横線１８との間に延
在するタブ３２の端部を除去することにより形成される
横凹部５０を有する。
【００３０】蓋５とカラー１５との間の摩擦力を改良す
るために、図１および図７のカラー１５の両バージョン
は、それぞれ実質的に縦線２４に沿って延在し、かつ−
既知方法によりタブ３６をパネル２７に対して立方体に
折畳むときに−外方へ突出する２つのタブ３６を形成す
る２つの湾曲カット線５１を有するものであってよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるパケットを形成するブランクの第
１態様の展開図である。
【図２】図１のブランクの折畳み工程における第１工程
を示す斜視図である。
【図３】図２の細部を示す拡大平面図である。
【図４】図１のブランクの折畳み工程における第２工程
を示す斜視図である。
【図５】図１のブランクの折畳み工程における第３工程
を示す斜視図である。
【図６】本発明によるパケットの斜視図である。
【図７】図１のパケットの他の態様の展開図を示す。
【符号の説明】
１…ブランク ２…パケット ３…容器 ５…蓋 ６′…第２パネル ２４…縦折畳み線または長手縁部 ２７…第１パネル ７′…第３パネル １１′…第４パネル １５…カラー ３０，３１，３２，３３，３４，３５，３６…ウィング
またはタブ ４３…凹部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 タバコ等の細長い物品用の蝶番式蓋を有
    する硬質パケットであって、前記パケット（２）は１端
    部（４）が開放したカップ形容器（３）；前記開放端部
    （４）の後縁部へ蝶番留めされて前記開放端部（４）を
    閉鎖するためのカップ形蓋（５）；および前記容器
    （３）の内側へ侵入しかつ前記開放端部（４）から前記
    容器（３）の外側へ突出するカラー（１５）から成り、 前記パケット（２）はフラットなブランク（１）を折畳
    んで形成されていて、 前記ブランク（１）は、対の長手縁部（２４）を有する
    複数のパネル（１０′，１３′，１１′，７′，９′，
    ６′，２７）、および各前記パネル（１０′，１３′，
    １１′，７′，９′，６′，２７）の各長手縁部（２
    ４）の外側に長手ウィング（３０−３６）を有し、 前記複数パネルの第１パネル（２７）および第２パネル
    （６′）は、それぞれ、対の第１ウィング（３６）およ
    び対の第２ウィング（３５）を有しかつ前記カラー（１
    ５）の前壁および前記容器（３）の前壁（６）を形成
    し；長手頂部（２６）が第１パネル（２７）と第２パネ
    ル（６′）とを連結しかつ第２パネル（６′）の内側へ
    折畳まれていて、第１パネル（２７）が第２パネル
    （６′）の内面と一部で接触している、 第３パネル（（７′）および第４パネル（１１′）は、
    それぞれ、対の第３ウィング（３３）および第４ウィン
    グ（３２）を有し、それぞれ前記容器（３）の後壁
    （７）および蓋（５）の後壁（１１）を形成し、かつ前
    記蓋（５）と前記容器（３）とを結合する蝶番部（１
    ４）を介して相互に連結されている、 各対の第３ウィング（３３）と第４ウィング（３２）は
    対応する第１ウィング（３６）と係合できる凹部（４
    ３）を形成していて、前記凹部（４３）は対応する第１
    ウィング（３６）を通過させることのできる形状および
    寸法を有することを特徴とする蝶番式蓋を有する硬質パ
    ケット。
  2. 【請求項２】 前記各凹部（４３）および各第１ウィン
    グ（３６）の形状は実質的直角不平行四辺形であること
    を特徴とする、請求項１のパケット。
  3. 【請求項３】 前記長手縁部（２４）を横切って測定し
    た各第１ウィング（３６）の長さは同方向で測定した他
    の前記ウィング（３０−３５）の幅よりも短いことを特
    徴とする、請求項１または２のパケット。
  4. 【請求項４】 各第１ウィング（３６）は前記長手縁部
    （２４）に平行の延長線上の第１縁部、前記長手縁部
    （２４）に垂直の延長線上の第２縁部、およびその間に
    延在する第３傾斜縁部（４１）を有し、第２ウィング
    （３５）は第３傾斜縁部（４１）に対峙する傾斜端縁部
    （４２）を有することを特徴とする、請求項２または３
    のパケット。
  5. 【請求項５】 前記ブランク（１）において、第３傾斜
    縁部（４１）とそれに対応する前記傾斜端縁部（４２）
    は対応する前記長手縁部（２４）の位置から拡開した凹
    部を画定し、前記長手縁部（２４）に沿って測定した前
    記凹部の最小幅は同一方向で測定した前記頂部（２６）
    の幅の２倍未満であり、かつ同一方向へ測定した最大幅
    は前記頂部（２６）の幅と少なくとも同一であることを
    特徴とする、請求項４のパケット。
  6. 【請求項６】 前記ブランク（１）の前記各凹部（４
    ３）の形状は実質的に直角不平行四辺形であり、その長
    い方の側辺は対応する第３ウィング（３３）および第４
    ウィング（３２）の前記長手縁部（２４）に平行の外縁
    部（４４）に一致し、その短い方の側辺は対応する前記
    長手縁部（２４）に隣接し、前記外縁部（４４）に垂直
    の第１側辺（４５）は第４ウィング（３２）上に位置
    し、かつ第２側辺（４６）は対応する第１ウィング（３
    ６）の第３傾斜縁部（４１）に平行に傾斜して対応する
    第３ウィング（３３）上に位置することを特徴とする、
    請求項５のパケット。
  7. 【請求項７】 前記凹部（４３）に加えて、各第４ウィ
    ング（３２）は対応する前記傾斜端縁部（４２）と平行
    し、かつ前記蝶番部（１４）の対応する端部と、対応す
    る凹部（４３）の短い方の側辺の中間点との間に位置す
    る切込み（４７）により対応する第３ウィング（３３）
    から分離することを特徴とする、請求項６のパケット。
  8. 【請求項８】 前記ブランク（１）の第１パネル（２
    ７）の端部は対の第１ウィング（３６）に沿った延長線
    上の直線端縁部（２８）により画定されていることを特
    徴とする、請求項１から７のいずれか１のパケット。
  9. 【請求項９】 前記パネル（１０′，１３′，１１′，
    ７′，９′，６′，２７）の第５パネル（１０′）は前
    記蓋（５）の前壁（１０）を形成し、前記直線端縁部
    （２８）は第５パネル（１０′）の高さよりも狭い間隔
    で第２パネル（６′）から外側へ突出していることを特
    徴とする、請求項８のパケット。
  10. 【請求項１０】 前記カラー（１５）は２つの長手頂部
    （４８）を有し、各前記長手頂部は前記端縁部（２８）
    から対応する前記長手縁部（２４）を横切って延在し、
    かつ前記端縁部（２８）と平行の自由縁部（４９）によ
    り形成され、前記自由縁部（４９）は第５パネル（１
    ０′）の高さと実質的同一の間隔で第２パネル（６′）
    から外側へ突出していることを特徴とする、請求項９の
    パケット。
  11. 【請求項１１】 各前記長手頂部（４８）は対応する第
    １ウィング（３６）を実質的Ｌ形の形状にし、対応する
    前記凹部（４３）は対応する第４ウィング（３２）の端
    部を除去することにより形成された横凹部（５０）を有
    することを特徴とする、請求項１０のパケット。
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