JP2001171768A - ヒンジリッドパック及びこのパックのためのブランク - Google Patents

ヒンジリッドパック及びこのパックのためのブランク

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JP2001171768A
JP2001171768A JP36287199A JP36287199A JP2001171768A JP 2001171768 A JP2001171768 A JP 2001171768A JP 36287199 A JP36287199 A JP 36287199A JP 36287199 A JP36287199 A JP 36287199A JP 2001171768 A JP2001171768 A JP 2001171768A
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Sadayoshi Matsuura
定芳 松浦
Hitoshi Tanpo
仁 丹保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、ユニークかつアピール性に優
れたヒンジリッドパックを提供する。 【解決手段】 ヒンジリッドパックはそのバック本体2
における開口部4の前縁4aが凹の台形形状をなす一
方、リッド12におけるリッド開口縁の前側部分12a
が逆に凸の台形形状をなし、その閉蓋時、開口部4の前
縁4a及びリッド開口縁の前側部分12aは互いに噛み
合うようにして合致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒンジリッドパッ
ク、特にフィルタシガレット等の喫煙物品の包装パック
として好適するヒンジリッドパック及びそのブランクに
関する。
【0002】
【従来の技術】フィルタシガレットの内包体のためのヒ
ンジリッドパックは、箱形状のパック本体と、パック本
体の開口部から突出して設けられたインナフレームと、
閉蓋時にはインナフレームの突出部を覆うようにして、
パック本体の開口部に密着する箱状のリッドとから構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のヒ
ンジリッドパックはその閉蓋時、前面側ではパック本体
の開口部とリッドの開口縁とがパック本体の底面及び上
面と平行な一直線にて単に合致するようなものであるか
ら、画一的なデザインであり、消費者の購買意欲を促進
させるアピール度に乏しい。
【0004】本発明は上述の事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは簡単の構成で、消費者に
対するアピール度を向上させることができるヒンジリッ
ドパック及びそのブランクを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するヒ
ンジリッドパック(請求項1)は、そのパック本体にお
けるパック開口部の前縁を凹又は凸の台形形状とする一
方、逆にリッド開口縁の前側部分をパック開口部の前縁
形状を補完する凸又は凹の台形形状とし、この構成によ
り、その閉蓋時、リッド開口縁の前側部分はパック開口
部の台形状前縁に一直線ではなく互いに噛み合うような
形態で合致する。
【0006】このようなパック開口部とリッドとの噛み
合い状態は通常のヒンジリッドバックに比べ、閉蓋時の
みならず、その開蓋時にあっても本発明のヒンジリッド
パックの外観をユニークなものとし、消費者へのアピー
ル性に優れたものとなる。リッドの左右の側壁は外側壁
と内側壁とからなり、その内側壁はリッド開口縁の対応
する部位から凹んだ状態で位置付けられている(請求項
2)。この構成により、ヒンジリッドパックの折り込み
成形時、インナフレームの前縁又は前述した内包体にリ
ッドの天井壁が干渉しても、前記内側壁がその外側壁か
らはみ出るようなことはなく、ヒンジリッドパックの美
観が維持される。
【0007】上述のヒンジリッドパックの場合、そのイ
ンナフレームの前縁はパック開口部の前縁又はリッド開
口縁の前側部分と同様な向きの台形形状であってもよい
(請求項3)。このような構成によれば、その開蓋時、
パック開口部の前縁とインナフレームの前縁との間には
パック開口部の前縁に沿う皿形状の帯部分が形成される
か、或いは扁平な六角形部分が形成され、更に、パック
開口部の前縁とインナフレームの前縁が面一となるよう
な互いに逆向きの台形形状をなしていれば、インナフレ
ーム6はパック開口部の前縁両側部分に三角形部分を露
出させたものとなり、よりユニークな開蓋形態が得られ
る。
【0008】また、本発明は、上述のヒンジリッドパッ
クを形成するためのブランクを提供し(請求項4)、こ
のブランクは、上述した請求項1又は2のパック本体及
びリッドを形成するためのメインブランクと、請求項1
又は3のインナフレームを形成するためのサブブランク
とを含む。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、フィルタシガレットのた
めのヒンジリッドパックを示し、このパックは箱状のパ
ック本体2を備えている。パック本体2はその上部に開
口部4を有し、この開口部4からはインナフレーム6が
突出されている。インナフレーム6は内容物であるフィ
ルタシガレットFSの束、すなわち、内包体を囲むよう
なコ字形をなし、パック本体2の前壁8に沿う前縁6a
と、この前縁6aの両側に連なる一対の側縁6bとを有
する。
【0010】また、開口部4の後縁にはセルフヒンジ1
0を介して箱状のリッド12が連結されており、このリ
ッド12はインナフレーム6の突出部分を覆うようにし
てパック本体2の開口部4を閉塞することができ、この
閉蓋時、リッド12のリッド開口縁はセルフヒンジ1
0、つまり、その後縁を除き開口部4の周縁に密着する
ようにして合致する。
【0011】図1から明らかなように開口部4の前縁4
a及びインナフレーム6の前縁6aはリッド12側に向
けて凹となる同一サイズの台形形状にそれぞれ形成さ
れ、これら前縁4a,6a間に皿形状の帯部分14が形
成される。これに対し、リッド12のリッド開口縁はそ
の前側部分12aが前縁4a,6aと同様なサイズの凸
の台形形状に凹状の三角形状に形成されている。
【0012】したがって、リッド12が閉じられたと
き、リッド12におけるリッド開口縁の前側部分12a
は開口部4の前縁4aに互いに噛み合うようにして合致
する。図2には、前述したパック本体2及びリッド12
を形成するためのメインブランクの一例が示されてい
る。このメインブランクはパック本体2の前壁8、底壁
及び後壁をそれぞれ形成するためのセクション16、1
8,20を有し、これらセクション16,18,20は
折り込み線を介して一列に連なっている。
【0013】セクション16の両側にはパック本体2の
左右の外側壁を形成するアウタサイドフラップ22が折
り込み線を介して接続され、セクション20の両側には
アウタサイドフラップ22に対応するインナサイドフラ
ップ24が折り込み線を介して接続されている。そし
て、各インナサイドフラップ24には、セクション18
の両側に位置するようにして内底壁を形成するためのイ
ンナボトムフラップ26が折り込み線を介してそれぞれ
接続されている。
【0014】更に、セクション20にはセクション18
とは反対側にリッド12を形成するためのリッド部分が
セルフヒンジ10となる2重の破線の折り込み線を介し
て接続されており、このリッド部分はセクション20側
からリッド12の後壁、外側頂壁及び前壁となるセクシ
ョン28,30,32を有し、これらセクション28,
30,32間もまた折り込み線を介して一列に接続され
ている。
【0015】セクション28の両側にはリッド12の左
右の内側壁を形成するためのインナサイドフラップ34
が折り込み線を介して接続され、セクション32の両側
にはリッド12の左右の外側壁を形成するためのアウタ
サイドフラップ36が折り込み線を介してそれぞれ接続
されている。更に、インナサイドフラップ34にはセク
ション30の両側に位置するようにしてリッド12の内
側頂壁となるインナトップフラップ38が折り込み線を
介してそれぞれ接続されている。
【0016】図2から明らかなようにパック本体2の前
壁8となるセクション16はセクション18とは反対側
の端縁、つまり、パック本体2での開口部4の前縁4a
となる端縁16aが台形形状に凹んでいる。一方、リッ
ド12の前壁となるセクション32にはセクション30
とは反対側には折り込み線40aを介して3つのインナ
フロントフラップ40がそれぞれ接続されており、折り
込み線40aは端縁16aと合致する凸の台形形状をな
し、各インナフロントフラップ40は折り込み線40a
の各折り込み線分に対応して設けられている。なお、折
り込み線40aは、前述したリッド開口縁の前側部分1
2aを形成する部位である。
【0017】更に、パック本体2の内側壁となるインナ
サイドフラップ24とリッド12の内側壁となるインナ
サイドフラップ34との間にはギャップ42がそれぞれ
確保されており、これらギャップ42はインナサイドフ
ラップ24の端縁を切り込みことで形成され、メインブ
ランク全体でみてその側縁側に向けて徐々に拡大する三
角形状をなしている。
【0018】なお、パック本体2における外内の側壁と
なるアウタ及びインナサイドフラップ22,24、そし
て、リッド12の外側壁となるアウタサイドフラップ2
6はメインブランクの長手軸線に対して傾斜した傾斜端
縁をそれぞれ有している。片側のサイドフラップグルー
プでみたとき、それらの傾斜端縁は同一の傾斜角にて傾
斜し、そして、両側のサイドフラップグループ間でみた
とき、対応する左右のサイドフラップの傾斜端縁はメイ
ンブランクの長手軸線に対して対称に傾斜している。
【0019】図3は前述したインナフレーム6を形成す
るためのサブブランクを示し、このサブブランクは略矩
形形状をなし、その中央にフィルタシガレットFSの内
包体と同一の幅を有するセクション44と、このセクシ
ョン44の両側に折り込み線を介して接続された一対の
サイドフラップ46とを含んでいる。そして、セクショ
ン44における一方の端縁44aはインナフレーム6の
前述した前縁6aを形成すべく凹の台形形状をなし、そ
して、この凹状の端縁44aに連なるサイドフラップ4
6の端縁44bが前述した側縁6bとなる。これに対
し、セクション44の他方の端縁44cは凸の台形形状
をなし、端縁44a,44cの台形形状は互いに合同で
ある。
【0020】上述したインナフレーム6のためのサブブ
ランクによれば、例えば図4に示されるようにサブブラ
ンクのためのウエブ材48の両側に先ず、破線で示すよ
うにセクション44,46を区画する折り込み線50を
それぞれ形成し、そして、この後、1点鎖線で示す切断
線52にてウエブ材48を切断分離することにより、ウ
エブ材48の材料を無駄にすることなくサブブランクを
得ることができる。
【0021】上述したメインブランクは通常のヒンジリ
ッドパックのメインブランクと同様な折り込み手順にて
折り込まれ、また、そのサブブランクもまた通常のヒン
ジリッドパックのサブブランクの場合と同様に、フィル
タシガレットFSの内包体の周囲に折り込まれてインナ
フラップ6となる。そして、インナフラップ6を備えた
内包体はメインブランクの折り込み過程にて、メインブ
ランクと組み合わされ、これにより、内包体を収容した
ヒンジリッドパック(図1参照)が製造される。
【0022】ここで、図5はメインブランクの折り込み
過程を示し、この折り込み過程では、メインブランクに
おける左右両側のインナサイドフラップ24,34がそ
れらの折り込み線から折り上げられた後、インナフレー
ム6を備えた内包体(1点鎖線参照)がメインブラケッ
トのセクション20上に載置され、そして、インナサイ
ドフラップ24のインナボトムフラップ26がその折り
込み線から内包体の底面上に折り込まれるとともに、イ
ンナサイドフラップ34のインナトップフラップ38が
その折り込み線から内包体の頂面上に折り込まれた状態
となっている。
【0023】この後、他のセクションやフラップの折り
込みが順次実行されることになるが、この際、セクショ
ン30の折り込み線は内包体の頂面位置に正確に位置付
けられていなければならない。しかしながら、セクショ
ン20上への内包体の位置決めや、内包体に対するイン
ナフレーム6の装着位置にずれが発生すると、セクショ
ン30の折り込み線が内包体やインナフレーム6内にず
れ込むようなこともある。このような場合には内包体の
頂面に対するセクション30の折り上げを正確に行え
ず、これに起因して、この後、アウタサイドフラップ3
6の傾斜縁とアウタサイドフラップ22の傾斜縁とが正
確に合致せず、これら傾斜縁との間に隙間が発生してし
まうことがある。しかしながら、このような隙間が発生
しても、インナサイドフラップ34とインナサイドフラ
ップ24との間には前述したギャップ42が確保されて
いるので、インナサイドフラップ34(リッド12の内
側壁)がアウタサイドフラップ36(リッド12の外側
壁)、つまり、リッド開口縁からはみ出るのを確実に防
止でき、ヒンジリッドパックの美観を確保することがで
きる。
【0024】本発明は上述した実施の形態に制約される
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば、図1
の示したタイプのヒンジリッドパックの場合、インナフ
レーム6は図6に示すように、その前縁6aがリッド開
口縁の前側部分12aと同様に凸の台形形状をなしてい
てもよく、この場合、パック本体2における開口部4の
前縁4aとインナフレーム6の前縁6aとの間、すなわ
ち、インナフレーム6の前壁は扁平な六角形となる。
【0025】この場合、図6のインナフレーム6のため
のサブブランクもまた図7に示されるように、その中央
のセクション44の両側に折り込み線を介してサイドフ
ラップ46を有し、そして、セクション44の一方の端
縁44aはサイドフラップ46の端縁44bを結ぶライ
ンから後退した凸の台形形状をなし、そして、その他方
の端縁44cは端縁44aの凸形状と補完の関係になる
凹の台形形状を得るべく、サイドフラップ46から突出
した状態にある。このようなサブブランクは図8に示さ
れるように、そのウエブ材48の両側に折り込み線50
を形成し、そして、1点鎖線で示す切断線54からウエ
ブ材48を切断分離して得られる。
【0026】また、図1に示すヒンジリッドパックは図
9に示されているように、その前縁6aに矩形の切欠5
6を有する通常のインナフレーム6を備えるものであっ
てもよい。上述した図1,図6及び図9のヒンジリッド
パックは何れもパック本体2におるけ開口部4の前縁4
aが凹の台形形状をなし、そして、リッド12の開口縁
の前側部分12aが凸の台形形状をなしているが、これ
に代えて、図10に示すように開口部4の前縁4aを凸
の台形形状とし、そして、リッド12側の前側部分12
aを凹の台形形状としてよい。
【0027】この場合、図10のヒンジリッドバックに
おけるメインブランクは例えば図11に示されるものと
なる。図11から明らかなようにパック本体2の前壁8
となるセクション16の端縁16aは凸の台形形状をな
し、そして、リッド12の外前壁となるセクション32
とその内前壁となるインナフロントフラップ40との間
の折り込み線40a(すなわち、リッド12における開
口縁の前側部分12a)は凹の台形形状をなし、その各
折り込み線分にインナフロントフラップ40がそれぞれ
連なっている。
【0028】図10のヒンジリッドパックにおけるイン
ナフレーム6はその前縁6aが開口部4の前縁4aと同
様な凸の台形形状をなし、そのインナフレーム6は図7
に示したサブブランクから得ることが得ることができ
る。また、図10のヒンジリッドパックはそのインナフ
レーム6が図12に示すものであってもよく、このイン
ナフレーム6は図3に示すサブブランクから得ることが
できる。この場合、インナフレーム6の前縁6a及び開
口部4の前縁4aはその中央の水平部分が面一となり、
インナフレーム6は前縁4aの両側に三角形部分を露出
させたものとなる。
【0029】更に、図10のタイプのヒンジリッドパッ
クの場合にあっても、図13に示すように通常の形態の
インナフレーム6を備えることができる。更にまた、前
述の実施例において、リッド12の内前壁は3つのイン
ナフロントフラップ40から形成されているが(図2及
び図11参照)、これに限らず、種々に変更可能であ
る。例えば、図14及び図15に示すようにインナフラ
ップ40は1個であってもよい。このようにすれば、イ
ンナフラップ40とセクション32との間を接続する折
り込み線40aは単なる直線で済むから、そのメインブ
ランクの折り込みが容易となり、そして、この場合、リ
ッド12における開口縁の前側部分12は折り込み線4
0aと、折り込み線40aの両側に連なるセクション3
2の端縁により形成される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のヒンジリッ
ドパック及びそのブランク(請求項1,4)によれば、
そのパック本体におけるパック開口部の前縁及びリッド
開口縁の前側部分を互いに噛み合うような凹凸の台形形
状に形成してあるので、簡単な構成にて、ユニークかつ
消費者へのアピール度に優れたものとなる。
【0031】また、リッドにあってはその左右の内側壁
をリッド開口縁を形成する外側壁の端縁から凹ませてあ
るので(請求項2,4)、折り込み製造時の誤差等に起
因し、内側壁が外側壁からはみ出て、その美観を損なう
ようなこともない。更に、インナフレームの前縁もまた
パック開口部の前縁と同様な向きの台形形状をなしてい
ると(請求項3,4)、デザイン上の統一がとれ、より
美観の優れたものとなり、或いは、その向きが互いに逆
向きの台形形状であれば、よりユニークな形態のヒンジ
リッドパックが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のヒンジリッドパックの斜視図であ
る。
【図2】図1のヒンジリッドバックのためのメインブラ
ンクを示した平面図である。
【図3】図1のヒンジリッドパックのためのサブブラン
クを示した平面図である。
【図4】ウエブ材からの図3のサブブランクの切り出し
を説明するための図である。
【図5】メインブランクの折り込み過程を示した図であ
る。
【図6】形態の異なるインナフレームを備えた図1のタ
イプのヒンジリッドパックの斜視図である。
【図7】図6のインナフレームのためのサブブランクを
示した平面図である。
【図8】ウエブ材からの図7のサブブランクの切り出し
を説明するための図である。
【図9】通常のインナフレームを備えた図1のタイプの
ヒンジリッドパックを示した平面図である。
【図10】図1のヒンジリッドバックとは形態の異なる
ヒンジリッドパックを示した斜視図である。
【図11】図10のヒンジリッドパックのためのメイン
ブランクを示した平面図である。
【図12】形態の異なるインナフレームを備えた図10
のタイプのヒンジリッドパックを示した斜視図である。
【図13】通常のインナフレームを備えた図10のタイ
プのヒンジリッドパックを示した平面図である。
【図14】図1、図6及び図9のリッドのためのインナ
フロントフラップが1個の場合のメインブランクの一部
を示した図である。
【図15】図10、図12及び図13のリッドのための
インナフラップが1個の場合のメインブランクの一部を
示した図である。
【符号の説明】
2 パック本体 4 開口部 4a 前縁 6 インナフレーム 6a 前縁 10 セルフヒンジ 12 リッド 12a 前側部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状をなしかつ一端にパック開口部を有
    するパック本体と、 前記パック本体内に設けられ、前記パック開口部から突
    出する前縁及びこの前縁に連なる両側縁を有したインナ
    フレームと、 前記パック開口部の後縁にセルフヒンジを介して接続さ
    れ、閉蓋時には前記インナフレームの突出部を覆い、か
    つ、そのリッド開口縁が前記後縁を除く前記パック開口
    部の周縁に密着する箱状のリッドとを備え、 前記パック開口部の前縁は凹及び凸の一方の台形形状を
    なす一方、前記リッド開口縁の前側部分は、前記閉蓋
    時、前記パック開口部の前記台形前縁に合致する凹及び
    凸の他方の台形形状をなすことを特徴とするヒンジリッ
    ドパック。
  2. 【請求項2】 前記リッドの左右の側壁は外側壁と内側
    壁とからなり、内側壁は前記リッド開口縁の対応する部
    位から凹んだ状態で位置付けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載のヒンジリッドパック。
  3. 【請求項3】 前記インナフレームの前縁は、前記パッ
    ク開口部の前記前縁及び前記リッド開口縁の前記前側部
    分と同様な向きの台形形状をなしていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のヒンジリッドパック。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の前記パック本体及
    び前記リッドを形成するためのメインブランクと、請求
    項1又は3に記載の前記インナフレームを形成するため
    のサブブランクとを含むヒンジリッドパックのためのブ
    ランク。
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